JPH0385546A - 静電潜像担持体 - Google Patents
静電潜像担持体Info
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- JPH0385546A JPH0385546A JP22338089A JP22338089A JPH0385546A JP H0385546 A JPH0385546 A JP H0385546A JP 22338089 A JP22338089 A JP 22338089A JP 22338089 A JP22338089 A JP 22338089A JP H0385546 A JPH0385546 A JP H0385546A
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Links
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Landscapes
- Photoreceptors In Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イ)産業上の利用分野
本発明は、非晶質シリコンC以下、a−3iという、)
を主成分とする静電潜像担持体に関する。
を主成分とする静電潜像担持体に関する。
(ロ)従来の技術
通常、この種の静電潜像担持体は、米国特許筒4.68
1.826号の明細書及び図面に開示された如く、AI
を主成分とする導電性の円筒形をtlす支持体表面にa
−Siを主成分とする光導電層を積層して形成される。
1.826号の明細書及び図面に開示された如く、AI
を主成分とする導電性の円筒形をtlす支持体表面にa
−Siを主成分とする光導電層を積層して形成される。
a−Siを主成分とする光導電層はSe、CdSを主
成分とする従来の光導電層と比較して。
成分とする従来の光導電層と比較して。
耐熱性、耐摩耗性に冨み、無公害である等の利点を有し
ている。
ている。
ところで、a−Si光導電層を静電潜像担持体に用いる
場合、現像プロセスに必要なだけの帯電量を得るために
十分な膜厚に成膜する必要がある6また。その際、支持
体から上記光導電層に流れ込む注入電荷を阻止する目的
で、電荷注入阻止層を。
場合、現像プロセスに必要なだけの帯電量を得るために
十分な膜厚に成膜する必要がある6また。その際、支持
体から上記光導電層に流れ込む注入電荷を阻止する目的
で、電荷注入阻止層を。
また、付与された表面電荷が担持体表面から光導電層へ
注入することを防止する目的で表面保護層が適宜設けら
れる。
注入することを防止する目的で表面保護層が適宜設けら
れる。
a−Si感光体は前述したように、静電潜像担持体とし
て多くの優れた特徴を有するが、製造コストが高いとい
う問題点がある。すなわち、a−5iの製造方法は、主
には半導体プロセスに利用される化学蒸着法を用いるが
、他の半導体材料に比べて必要な膜厚が非常に大きく、
製造コストが高くなる。
て多くの優れた特徴を有するが、製造コストが高いとい
う問題点がある。すなわち、a−5iの製造方法は、主
には半導体プロセスに利用される化学蒸着法を用いるが
、他の半導体材料に比べて必要な膜厚が非常に大きく、
製造コストが高くなる。
そこで、この邸−5i悪感光の膜厚を薄くすることがで
きれば、コスト削減が図れる。しかし、膜厚を薄くする
と、担持体として十分な帯電量が得られなくなり、光感
度が低下するという問題点が発生し、そのため薄膜化が
図れないのが現状である。
きれば、コスト削減が図れる。しかし、膜厚を薄くする
と、担持体として十分な帯電量が得られなくなり、光感
度が低下するという問題点が発生し、そのため薄膜化が
図れないのが現状である。
また、近年、複写機の高速、高画質化が進むに従いa−
Si感光体の高性能化が求められ、より高い帯電特性、
光感度が必要となってきた。特に、レーザービームブリ
ンク用の感光体は長波長光に対して高い感度が要求され
る。これに必要な帯電特性と光感度を合わせ持つために
は、従来の技術では膜厚を薄くすることはできなかった
。
Si感光体の高性能化が求められ、より高い帯電特性、
光感度が必要となってきた。特に、レーザービームブリ
ンク用の感光体は長波長光に対して高い感度が要求され
る。これに必要な帯電特性と光感度を合わせ持つために
は、従来の技術では膜厚を薄くすることはできなかった
。
(ハ)発明が解決しようとする課題
a−5i感光体の膜厚を薄くすると、前述したように必
要な帯電特性が得られず、光感度が低下するという問題
点が生じる6本発明は、a−5i悪感光の薄膜化という
コスト削減に有効な手段を生かしつつ、十分な光感度を
維持□し、また、残留電位も減少させた静電潜像担持体
を提供することをその課題とする。
要な帯電特性が得られず、光感度が低下するという問題
点が生じる6本発明は、a−5i悪感光の薄膜化という
コスト削減に有効な手段を生かしつつ、十分な光感度を
維持□し、また、残留電位も減少させた静電潜像担持体
を提供することをその課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段
本発明は、少なくと6導電性表面を有する支持体上に、
絶縁性非晶質炭素を主成分とする電荷注入阻止層、非晶
質シリコンを主成分とする光導電層、及び表面保護層を
順次積層し、前記光導電層に少なくと61種類以上の導
電型を決定する不純物元素を含有すると共に、前記不純
物元素の濃度が膜厚方向に分布を有することを特徴とす
る。
絶縁性非晶質炭素を主成分とする電荷注入阻止層、非晶
質シリコンを主成分とする光導電層、及び表面保護層を
順次積層し、前記光導電層に少なくと61種類以上の導
電型を決定する不純物元素を含有すると共に、前記不純
物元素の濃度が膜厚方向に分布を有することを特徴とす
る。
(ホ)作用
本発明は、光導電層中の不純物元素濃度に分布を持たせ
ているので、長波長光に対する光キヤリア発生効率及び
キャリア移動度が向上し、長波長感度が向上する。
ているので、長波長光に対する光キヤリア発生効率及び
キャリア移動度が向上し、長波長感度が向上する。
更に、電荷注入阻止層に絶縁性非晶質炭素膜を用いるこ
とにより、光導電層が薄膜化した場合においても十分な
帯電特性を有する。
とにより、光導電層が薄膜化した場合においても十分な
帯電特性を有する。
(へ)実施例
以下5本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は、本発明の静電潜像担持体の一例を示す断面図
である。同図において、(1)は導電性表面を有する支
持体、(2)は前記支持体(1)の表面に形成された非
晶質炭素(以下a−Cという、)を主成分とする電荷注
入阻止層、(3)は前記阻止層(2)表面に形成された
a−Siを主成分とする光導電層、(4)は前記光導電
層(3)表面に形成された表面保護層である。
である。同図において、(1)は導電性表面を有する支
持体、(2)は前記支持体(1)の表面に形成された非
晶質炭素(以下a−Cという、)を主成分とする電荷注
入阻止層、(3)は前記阻止層(2)表面に形成された
a−Siを主成分とする光導電層、(4)は前記光導電
層(3)表面に形成された表面保護層である。
ここで、支持体(1)は円筒状、シート状いずれでも良
く、材質的にはアルミニウム合金、ステンレス鋼などの
金属、あるいはガラス、樹脂上に導電処理を施したもの
でも良い。
く、材質的にはアルミニウム合金、ステンレス鋼などの
金属、あるいはガラス、樹脂上に導電処理を施したもの
でも良い。
a−Cからなる阻止層(2)は、膜厚10〜10,00
0人、好ましくは50〜1.000 Aに形成され、
ill中に1〜50atomic%の水素原子を含有す
る。また、a−Cの光学的禁制帯幅は、3.OeV以上
、導電率は、lo−+3ΩC111−以下であり十分な
電荷阻止能力を有する。
0人、好ましくは50〜1.000 Aに形成され、
ill中に1〜50atomic%の水素原子を含有す
る。また、a−Cの光学的禁制帯幅は、3.OeV以上
、導電率は、lo−+3ΩC111−以下であり十分な
電荷阻止能力を有する。
a−Siからなる光導電層(3)は、膜厚1〜204国
、好ましくは5〜15μ−に形成され、膜中に1〜50
atomic%の水素原子を含有する。そして、この光
導電層(3)の膜中には導電型を決定する第1II族ま
たは第V族の不純物元素を少なくとも1種類以上含有し
、この不純物元素の膜中濃度を長波長増感のため膜厚方
向に分布を設けている。この膜中の不純物濃度は、阻止
層(2)から表面保護層(4)に向かって小さくする。
、好ましくは5〜15μ−に形成され、膜中に1〜50
atomic%の水素原子を含有する。そして、この光
導電層(3)の膜中には導電型を決定する第1II族ま
たは第V族の不純物元素を少なくとも1種類以上含有し
、この不純物元素の膜中濃度を長波長増感のため膜厚方
向に分布を設けている。この膜中の不純物濃度は、阻止
層(2)から表面保護層(4)に向かって小さくする。
このため、例えば、光導電層(2)を多層に形成し、阻
止層(2)から表面層(4)に向かって、各層の不純物
濃度を小さく設定したり、また、光導電層(2)を単層
で構成する場合には、不純物濃度にグレイディトを持た
せる。
止層(2)から表面層(4)に向かって、各層の不純物
濃度を小さく設定したり、また、光導電層(2)を単層
で構成する場合には、不純物濃度にグレイディトを持た
せる。
表面保護層(4)としては、水素化アモルファス窒化シ
リコン、水素化アモルファス炭化シリコン、水素化アモ
ルファス酸化等が用いられ、膜厚は500〜20.00
0人形成される。
リコン、水素化アモルファス炭化シリコン、水素化アモ
ルファス酸化等が用いられ、膜厚は500〜20.00
0人形成される。
本発明の具体的実施例を表1に示す製造条件で第5図に
示す如き装置を用いて製造した。
示す如き装置を用いて製造した。
第2図は、本発明の実施例1の構造を示す断面図であり
、支持体(1)上に、阻止Jl(2)、第1の光導電層
(31) 第2の光導電層(32) 、表面保護FW
(4)が順次、積層形成されている。この実施例1にお
いては、光導電層(3)を2層で構成している。
、支持体(1)上に、阻止Jl(2)、第1の光導電層
(31) 第2の光導電層(32) 、表面保護FW
(4)が順次、積層形成されている。この実施例1にお
いては、光導電層(3)を2層で構成している。
第3図は本発明の実施例2の構造を示す断面図であり、
支持体(1)上に、阻止層(2)、第1の光導電層(3
1) 、第2の光導電層(32) 、第3の光導電層(
3:l) 、表面保護層(4)が順次、積層形成されて
いる。この実施例2におし)ては、光導電層(3)を3
層で構成している。
支持体(1)上に、阻止層(2)、第1の光導電層(3
1) 、第2の光導電層(32) 、第3の光導電層(
3:l) 、表面保護層(4)が順次、積層形成されて
いる。この実施例2におし)ては、光導電層(3)を3
層で構成している。
第4図は、本発明の実施例3の構造を示す断面図であり
、支持体(1)上に、阻止!(2)、光導電層(3)1
表面保護層(4)が順次、積層形成されている。この実
施例3の光導電層(3)【ま単層で構成している。
、支持体(1)上に、阻止!(2)、光導電層(3)1
表面保護層(4)が順次、積層形成されている。この実
施例3の光導電層(3)【ま単層で構成している。
(以下、余白)
第1表
次に各実施例の製造例を詳述する。
(実施例 l)
第6図は本発明に係る静!潜像担持体を作製するための
模式図である。
模式図である。
この図に示すように、原料ガスが導入される密封容器(
6)内に中空円筒上の放電電極(7)を配置したプラズ
マCVD装置を利用し、このCVD装置の放電電極(7
)内部に導電性の支持体(1)を同心的に設置する。こ
のように支持体(1)を密封容器(6)内に回転自在に
装填した後、前記密封容器(6)内をロータリーポンプ
(8)及びメカニカルブースターポンプ(9)を稼動さ
せてlXl0−’気圧程度まで減圧排気する。
6)内に中空円筒上の放電電極(7)を配置したプラズ
マCVD装置を利用し、このCVD装置の放電電極(7
)内部に導電性の支持体(1)を同心的に設置する。こ
のように支持体(1)を密封容器(6)内に回転自在に
装填した後、前記密封容器(6)内をロータリーポンプ
(8)及びメカニカルブースターポンプ(9)を稼動さ
せてlXl0−’気圧程度まで減圧排気する。
そして、上記支持体(1)をモーターを介して回転させ
つつ支持体(1)の内部に挿入されているヒーター(図
示せず)によって250〜400℃程度まで昇温加熱す
る。
つつ支持体(1)の内部に挿入されているヒーター(図
示せず)によって250〜400℃程度まで昇温加熱す
る。
ここで、密封容器内にC1,ガス、及びH2ガスを導入
してガス圧をI X 10−’気圧程度に保持する。
してガス圧をI X 10−’気圧程度に保持する。
H2ガスの希釈率(CH4/ ICH4+ H2) )
を0.1以上にマスフローコントローラー(10)によ
り設定制御する。この状態にて高周波電源(11)から
周波数13、56MHzの高周波電力を印加して一定時
間プラズマを生起させ、前記SiH4ガス等の原料ガス
を一定時間分解させ、導電性表面を有する支持体(1)
の表面に膜厚約300大の阻止層(2)を形成する。
前記阻止層形成後、密封容器(6)内の残留ガスを排気
すべく 10−’気圧程度まで減圧する。
を0.1以上にマスフローコントローラー(10)によ
り設定制御する。この状態にて高周波電源(11)から
周波数13、56MHzの高周波電力を印加して一定時
間プラズマを生起させ、前記SiH4ガス等の原料ガス
を一定時間分解させ、導電性表面を有する支持体(1)
の表面に膜厚約300大の阻止層(2)を形成する。
前記阻止層形成後、密封容器(6)内の残留ガスを排気
すべく 10−’気圧程度まで減圧する。
そしてSiH4ガス、H2ガス、H2ガスをベースとし
たBJaガスを導入する。今回の反応においては、ガス
圧はlXl0−2気圧程度に保持され、水素希釈率(L
/ +5IH4+ Hwl )はo、i以上、B、H,
ガス流量比(LHs/ fsiH4+ BiHsl )
は1.Oppfflになるようにマスフローコントロー
ラー(10)により設定制御される。この状態にて高周
波電源(11)から周波t’i 13.56&4Hzの
高周波電力を印加して、一定時間プラズマを生起させ、
前記SiH4ガス等の原料ガスを一定時間分解させ、前
記阻止層(2)上に膜厚的5.0μmの第1の光導電層
(31)を形成する。
たBJaガスを導入する。今回の反応においては、ガス
圧はlXl0−2気圧程度に保持され、水素希釈率(L
/ +5IH4+ Hwl )はo、i以上、B、H,
ガス流量比(LHs/ fsiH4+ BiHsl )
は1.Oppfflになるようにマスフローコントロー
ラー(10)により設定制御される。この状態にて高周
波電源(11)から周波t’i 13.56&4Hzの
高周波電力を印加して、一定時間プラズマを生起させ、
前記SiH4ガス等の原料ガスを一定時間分解させ、前
記阻止層(2)上に膜厚的5.0μmの第1の光導電層
(31)を形成する。
前記第1の光導電層形成後、密封容器(6)内の残量ガ
スを排気すべく 10−’気圧程度まで減圧する。そし
て5IH4ガス、H2ガス、HaガスをベースとしたB
、H,ガスを導入する。今回の反応においてはガス圧は
l X to−”気圧程度に保持され、水素希釈率(H
a/(SiHn +H*) )は0.1以上、B、H,
ガス流量比(BJal (SiH4+ BJal )は
0.2ppI!+になるようにマスフローコントローラ
ー(lO)により設定制御される。この状態にて高周波
電源(11)から周波数13.56M1lzの高周波電
力を印加して、一定時間プラズマを生起させ、前記Si
H+ガス等の原料ガスを一定時間分解させ、前記阻止層
(2)上に膜厚的5.0μmの第2の光導電層(32)
を形成する。
スを排気すべく 10−’気圧程度まで減圧する。そし
て5IH4ガス、H2ガス、HaガスをベースとしたB
、H,ガスを導入する。今回の反応においてはガス圧は
l X to−”気圧程度に保持され、水素希釈率(H
a/(SiHn +H*) )は0.1以上、B、H,
ガス流量比(BJal (SiH4+ BJal )は
0.2ppI!+になるようにマスフローコントローラ
ー(lO)により設定制御される。この状態にて高周波
電源(11)から周波数13.56M1lzの高周波電
力を印加して、一定時間プラズマを生起させ、前記Si
H+ガス等の原料ガスを一定時間分解させ、前記阻止層
(2)上に膜厚的5.0μmの第2の光導電層(32)
を形成する。
前記第2の光導電層形成後、密封容器(6)内の残留ガ
スを排気すべく101気圧程度まで減圧する。そして5
IH4ガス、C1,ガス、H1ガスを導入する。今回の
反応において、ガス圧はI X to−3気圧程度に保
持され、水素希釈率(H*/ (SiH4+ CH4)
)は0.1以上、C1,ガス流量比(CH4/ +5
IH4+CH41)は0.2〜0.9になるようにマス
フローコントローラー〔10)により設定制御される。
スを排気すべく101気圧程度まで減圧する。そして5
IH4ガス、C1,ガス、H1ガスを導入する。今回の
反応において、ガス圧はI X to−3気圧程度に保
持され、水素希釈率(H*/ (SiH4+ CH4)
)は0.1以上、C1,ガス流量比(CH4/ +5
IH4+CH41)は0.2〜0.9になるようにマス
フローコントローラー〔10)により設定制御される。
この状態にて高周波電源(11)から周波数1:3.5
6MHzの高周波電力を引加して一定時間プラズマを生
起させ、前記5IH4ガス等の原料ガスを一定時間分解
させ、前記光導電層上に膜厚約2000人の表面層(4
)を形成する。
6MHzの高周波電力を引加して一定時間プラズマを生
起させ、前記5IH4ガス等の原料ガスを一定時間分解
させ、前記光導電層上に膜厚約2000人の表面層(4
)を形成する。
(実施例2)
第6図に示す装置を用いて第1表に示す条件に従って作
成した。実施例2においては、膜厚3.3μmの第1〜
第3の光導電層(31)〜(33)を形成する。BaH
sのガス流量比を第1の光導電層(31)の場合1.0
pp+1.第2の光導電層(32)の場合0.6ppm
、第3の光導電層(33)の場合0.2ppmになるよ
うにマスフローコントローラー(10)により設定制御
し、他の条件は実施例1と同様にして形成した。
成した。実施例2においては、膜厚3.3μmの第1〜
第3の光導電層(31)〜(33)を形成する。BaH
sのガス流量比を第1の光導電層(31)の場合1.0
pp+1.第2の光導電層(32)の場合0.6ppm
、第3の光導電層(33)の場合0.2ppmになるよ
うにマスフローコントローラー(10)により設定制御
し、他の条件は実施例1と同様にして形成した。
(実施例3)
第6図に示す装置を用いて第1表に示す条件に従って作
成した。実施例3においては、光導電層(3)として、
膜厚10μmの単層のものを形成する。この光導電層(
3)を第5図に示すB、H,濃度プロファイルになるよ
うBオH,の流量比を1.0〜0゜2ppmにグレイデ
ィトし、マスフローコントローラー(10)を制御した
。その他の条件は実施例1と同様にして形成した。
成した。実施例3においては、光導電層(3)として、
膜厚10μmの単層のものを形成する。この光導電層(
3)を第5図に示すB、H,濃度プロファイルになるよ
うBオH,の流量比を1.0〜0゜2ppmにグレイデ
ィトし、マスフローコントローラー(10)を制御した
。その他の条件は実施例1と同様にして形成した。
次に、第2表の形成条件により作成した電荷注入阻止層
(2)として膜厚1.5μmのp型水素化アモルファス
シリコン、10μmの濃度分布のない光導電層(3)
、 2000A表面保護層(4)からなる従来例と上述
の実施例1〜3との夫々の帯電能力及び分光感度との特
性を比較した結果を第3表に示す。
(2)として膜厚1.5μmのp型水素化アモルファス
シリコン、10μmの濃度分布のない光導電層(3)
、 2000A表面保護層(4)からなる従来例と上述
の実施例1〜3との夫々の帯電能力及び分光感度との特
性を比較した結果を第3表に示す。
尚、分光感度はレーザビームブリンクに用いられる半導
体レーザの発振波長に近い800nmを選んだ。
体レーザの発振波長に近い800nmを選んだ。
C以下、余白)
第2表
第3表
第3表から明らかなように実施例1〜3が従来例より帯
電能力が高く、また光導電層中BzHafi度に分布を
もたせた実施例1〜3が従来例より分光感度が高く、そ
の中でも実施例3の光導電層B、H。
電能力が高く、また光導電層中BzHafi度に分布を
もたせた実施例1〜3が従来例より分光感度が高く、そ
の中でも実施例3の光導電層B、H。
濃度プロファイルであるとき、分光感度が最ら良好であ
ることが判った。
ることが判った。
尚、上述した実施例においては1作成方法としてプラズ
マCVD法にて行ったが、これ以外にイオンブレーティ
ング法、反応性スパッタリング法を用いてらよい。
マCVD法にて行ったが、これ以外にイオンブレーティ
ング法、反応性スパッタリング法を用いてらよい。
(ト)発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、長波長感度が良好
で且つ、薄膜化の可能な静電潜像担持体の低コスト化が
図れる。また、本発明では、非晶質炭素薄膜を阻止層と
して用いているので、正負両帯電も可能となり、残留電
位を減少させることも可能である。
で且つ、薄膜化の可能な静電潜像担持体の低コスト化が
図れる。また、本発明では、非晶質炭素薄膜を阻止層と
して用いているので、正負両帯電も可能となり、残留電
位を減少させることも可能である。
第1図は本発明の基本構成を示す断面図、第2図は本発
明の第1の実施例を示す断面図、第3図は本発明の第2
の実施例を示す断面図、第4図は本発明の第3の実施例
を示す断面図、第5図は光導電層のnunsa度プロフ
ァイルを示す図、第6図は本発明に係る静電潜像担持体
の作製装置を示す模式図である。 l・・・支持体、2・・・電荷注入阻止層、3・・・光
4電層、 31・・・第1の光導電層、32・・・第2
の光導電層、33・・・第3の光導電層、4・・・表面
保護層。 第 図 第 図 第 図 第 図
明の第1の実施例を示す断面図、第3図は本発明の第2
の実施例を示す断面図、第4図は本発明の第3の実施例
を示す断面図、第5図は光導電層のnunsa度プロフ
ァイルを示す図、第6図は本発明に係る静電潜像担持体
の作製装置を示す模式図である。 l・・・支持体、2・・・電荷注入阻止層、3・・・光
4電層、 31・・・第1の光導電層、32・・・第2
の光導電層、33・・・第3の光導電層、4・・・表面
保護層。 第 図 第 図 第 図 第 図
Claims (1)
- (1)少なくとも導電性表面を有する支持体上に、絶縁
性非晶質炭素を主成分とする電荷注入阻止層、非晶質シ
リコンを主成分とする光導電層、及び表面保護層を順次
積層した静電潜像担持体であって、前記光導電層は少な
くとも1種類以上の導電型を決定する不純物元素を含有
すると共に、前記不純物元素の濃度が膜厚方向に分布を
有することを特徴とする静電潜像担持体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22338089A JPH0385546A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 静電潜像担持体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22338089A JPH0385546A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 静電潜像担持体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0385546A true JPH0385546A (ja) | 1991-04-10 |
Family
ID=16797240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22338089A Pending JPH0385546A (ja) | 1989-08-30 | 1989-08-30 | 静電潜像担持体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0385546A (ja) |
-
1989
- 1989-08-30 JP JP22338089A patent/JPH0385546A/ja active Pending
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