JPH0385413A - 平均化回折モアレ位置検出器 - Google Patents

平均化回折モアレ位置検出器

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JPH0385413A
JPH0385413A JP1224016A JP22401689A JPH0385413A JP H0385413 A JPH0385413 A JP H0385413A JP 1224016 A JP1224016 A JP 1224016A JP 22401689 A JP22401689 A JP 22401689A JP H0385413 A JPH0385413 A JP H0385413A
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    • G01D5/32Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable characterised by optical transfer means, i.e. using infrared, visible, or ultraviolet light with attenuation or whole or partial obturation of beams of light
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、工作機械等における位置計測に利用される光
学式リニZエンコーダ、特に回折格子によるモアレ縞を
利用した位置検出器に関する。
(従来の技術) 2枚1組の回折格子を重ね合わせて得られるモアレ縞は
横方向の相対変化に敏感であり、微妙なステップでの変
位の計数測定ができるため、測長法として広く利用され
て来た。
2つの回折格子(以下、それぞれを第1格子。
第2格子と呼ぶ)は機械の相対的に変位する2つの部分
C取付けられて用いられるので、常に適当な間隙を保つ
必要がある。一方、測長の分解能を上げるために上記各
回折格子の格子ピッチを小さくしていくと、光の回折効
果の影響が大きくなる。従って、第2格子上の第1格子
の影は回折効果で薄くなり、直接のそアレ縞を高い可視
度で得ることはできなくなる。そこで、フーリエイメー
ジ(Fourier Image)を利用した回折モア
レカ用イられるようになった。すなわち、第1格子を位
相の揃った平行光束で照射した場合、光の回折効果によ
りその後方に、格子のピッチPの2乗の2倍を波長λで
除した距離の整数倍の位置に格子と同じピッチを持った
光の明暗分布(手堅数倍の位置には明暗の反転した光分
布ができる)ができ、この再生された光の明暗分布をフ
ーリエイメージと言う。そして、このフーリエイメージ
が形成される位置に第2tg子を置けば、第2格子から
の回折光は2つの格子の横方向の相対変位に対して、周
期Pの明瞭なコントラストを持つようになり、これが回
折モアレと呼ばれるものである。この原理を利用して、
半導体製造などの微細加工におけるマスク合わせのよう
な比較的測長距離の短い用途への利用が研究されている
(たとえばJ、 VAC。
SC1,TEC)INOL、 15(1978)の 9
84ページ、同TECHNOL 81 (1983)の
1276ページ)。
一方、測長距離を長くし、かつ格子ピッチPを小さくし
て測長精度を高くしようとすると、フーリエイメージの
できる距!12P’ /λは格子ピッチPの2乗に比例
して急激に短くなるため、長い距離にわたって2枚の回
折格子をフーリエイメージのできる間隙に精度良く保持
することが困難となる。そして、格子の間隙がフーリエ
イメージのできる位置からずれると、回折光の強度が大
きく変化して位置決めが不可能となる。たとえば格子ピ
ッチPを1μ口とし、0.633μ碓の波長λを用いた
とすると、格子の間111Gは、回折格子の間隙Gと光
の波長λとの積を回折格子のピッチPの2乗で除して得
られるフレネル数(λ・G)/P2−2を与える 1.
6μmに対して、十分に小さい変動の中に収められなけ
ればならない。そのため、回折モアレは一般の工作機械
等における高精度な測長法として利用できなかった。
このような事情に対し、第1格子及び第2格子の間隙変
化に影響されず、かつ横方向変位にV&感な回折モアレ
信号を得て、高精度な位置検出を行なうことができる位
置検出器が本出願人によって開示されている(特開昭6
1−17016号公報参照〉。
この位置検出器は、第1格子及び第2格子の有効対向面
積の各部分において、各格子間の間隙光路長を変化させ
て回折モアレ信号の平均値に相当する信号を得て、この
平均値に現われる回折格子のピッチPの2分の1を周期
とする信号変化を用いて位置検出を行なうものである。
第7図〜第9図は、それぞれ上述した平均化回折モアレ
位置検出器の一例を示す斜視図であり、O次回行光を使
用した場合について以下説明する。
第7図において、先ず第1格子1をレーザ光LBにより
照射すると共に、第1格子1の後方に置かれた第2格子
2上に階段状の段差を持つ透明な板3を取付けている。
段差を持つ透明な板3は、光学的に間隙Gの範囲がG。
からG。+2P27λになるように、高屈折率材料に階
段を付けたものであり、この段差を持つ透明な板3によ
りレーザ光LBの各部分に光路差を与えるようになって
いる。
第7図における段差を持つ透明な板3は、光学的な距離
2P2/λの範囲を5分割しているので、5段の階段状
の構造になっている。第2′#r子2の後方に一次元状
に配列されたレンズ群4は、第2格子2において5分割
された光学的距離の異なる領域を通ってきた光束をそれ
ぞれ集光させる。レンズ群4で集光された光をそれぞれ
フォトダイオード群5により別々に検出する。その後、
演算増幅器等で構成された加算器7によりフォトダイオ
ード群5の信号を加算して変位信号を得る。
第8図において、第1格子1と第2格子2とを平行に置
き、第2格子2社ランダム光路差板9を取付ける。この
ランダム光路差板9は、レーザ光LBの各部分の光路差
が2P2/λの範囲でランダムになるように凹凸を付け
られた透明板で成る。レンズ群4によりレーザ光LBの
各部分は別々に拡散板lOに集光され、レンズ群4の焦
点は重ならずに拡散板10上に一列に並ぶように構成す
る。レーザ光LBが集光された各部分の光束は、拡散板
lOによりインコヒーレントな光となる。拡散板lGに
より拡散された光は凸レンズ11を通り、フォトダイオ
ード等の光センサ12により検出される。拡散板10を
用いているため、異なる間隙光路長を通ってきた光束は
相互に干渉せずに平均化される。
第9図において、第1格子1をレーザー光LBに対して
垂直に置き、第2格子2を第1格子1に対して傾斜させ
て配置する。そして、各回折格子1及び2の間隙が、各
回折格子1及び2の有効対向面積において、2p2/λ
の範囲を含むように調節する。各回折格子!及び2を透
過した光のうちO次回折先L0のみが後方に配置された
光電変換素子13の受光面に入射して検出される。
上述した各平均化回折モアレ位置検出器では、ある位置
において得られる光量、即ち光電変換素子等で変換され
る電気信号を検知して対応する位置データを出力したり
、互いに位相の異なる複数の光量の関係から対応する位
置データを出力することによってPi密に位置を検出し
ている。
しかしながら、例えば光源から発する光量が劣化したり
、何らかの原因で変化したりすると、同一位置において
も光量が一定でなくなり、検出する位置に誤差が生じて
しまう。
第10図及び第11図は上述した欠点を解消する平均化
回折モアレ位置検出器の光学系の一例を示す斜視図及び
処理回路の一例を示すブロック図であり、第1格子1を
レーザ光LBに対して垂直に置き、第2格子2を第1格
子1に対して傾斜させて配置する。そして、第1格子1
と第2格子2の格子部2A、2Bとの間隙が第1格子1
と第2格子2の格子部2A、2Bとの有効対向面積にお
いて2P27λの範囲を含むように調節する。第1格子
1及び第2格子2の格子部2^、2Bを透過した光のう
ちO次回行先はシリンドリカルレンズ23で集光され、
後方に配置された測定用光電変換素子14A、14Bの
受光面に入射して検出される。ここで、第2I8子2の
格子部2八、2Bの各格子線の位相は変位方向にずれて
おり、各格子部2A、2Bを透過した光が入射する測定
用光電変換素子14^、14Bには第1格子1の変位に
伴って異なる位相の電気信号が発生する。
方、第1格子1の近傍には第1格子1の長手方向に細長
く光を透過する光量モニタ用透過部17が設けられてお
り、レーザ光LBの一部はこの光量モニタ用透過部17
を透過して光量モニタ用光電変換素子16に入射し、光
量に応じた電気信号に変換される。測定用充電変換素子
14A、14Bからの電気信号VA、VBが較正器18
^、18Bにそれぞれ送出され、光量モニタ用光電変換
素子16からの電気信号SLによって較正され、信号/
位置変換器19に送出されて位置データに変換される。
このような構成の平均化回折モアレ位置検出器(よれば
、光源の発光量が変化したり、第1格子の透過率が変化
しても、検出する位置に誤差が生じることばない。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の平均化回折モアレ位置検出器では、光量
モニタ用透過部17と第1格子1との位置が離れている
ため、例えば第1格子i上で部分的に透過率が変換して
いる場合や第2格子2の透過率が変換している場合には
適切な較正が不可能となる。また、光量モニタ用透過部
17を必要とするので、全体の大きさが大きくなってし
まうという欠点があった。
本発明は上述のような事情から成されたものであり、本
発明の目的は、正確な光量モニタが常に行なえ、かつ小
型な平均化回折モアレ位置検出器を提供することにある
(課題を解決するための手段) 本発明は第1の回折格子と、この第1の回折格子に対し
てその横方向に変位する第2の回折格子と、前記2つの
回折格子の間に設けられた前記2つの回折格子の有効対
向面積の各部分について、前記2つの回折格子の間の間
隙光路長をフレネル数2又ぼ2の整数倍に相当する光路
長の範囲にわたって変化させる手段と、前記2つの回折
格子の有効面積の部分にわたっての回折モアレ信号の平
均値に相当する信号を得る手段とを具え、前記平均値に
現われる前記回折格子のピッチの2分の1を周期とする
信号変化を用いて、前記回折格子の横方向の相対変位を
高い精度で検出し得る平均化回折モアレ位置検出器に関
するものであり、本発明の上記目的は、前記第1の回折
格子及び前記第2の回折格子にて回折された各次数の回
折光のうち偶数次数の回折光を検出することによって得
られる前記回折格子の横方向の相対変位信号を、前記各
次数の回折光のうち奇数次数の回折光を検出することに
よって得られる較正信号によって較正する手段を具備す
ることによって遠戚される。
(作用) 本発明の平均化回折モアレ位置検出器は、測定用の回折
光が透過したと同一の箇所を透過した回折光を光量モニ
タ用として用いているので、光源の光量変化や回折格子
の透過率変換を適切に較正することができる。
(実施例) 先ず、本発明の原理について説明する。
2つの回折格子に位相の揃った平行光束を入射させたと
き、各次数の回折光強度は2つの回折格子の横方向の相
対変位と2つの回折格子の間隙によって変化する。回折
格子の格子定数をP、2つの回折格子の相対変位をx、
2つの回折格子の間隙をg、平行光束の波長をλとすれ
ば1次回折光の回折光強度Iは次式(1)で表わされる
第6図は2つの回折格子の間隙gをパラメータとして2
つの回折格子の相対変位Xと1次回折光の回折光強度■
との関係を示す特性図である。上式(1)からも明らか
なように1次回折光の回折光強度Iは2つの回折格子の
相対変位Xによって正弦波状に変化し、その位相は2つ
の回折格子の間Kgに比例して移相し、2つの回折格子
の間隙gを周期として元の位相に戻る。従って、この信
号を2つの回折格子の間Kg・λ/2P2の範囲にわた
って積分するならば、2つの回折格子の相対変位Xや2
つの回折格子の間隙gに依存しない信号を得ることがで
きる。即ち、ある間隙範囲(G+2P2/λ〜G)の1
次回折光の回折光強度Iの積分(次式(2))は2つの
回折格子の相対変位Xや2つの回折格子の間隙gに依存
しない。
このことは、この信号の増減が光源自体の光量変化や光
源から2つの回折格子を通って光電変換素子に至る光路
上の透過率の変化を表わすものといえる。この原理を利
用することにより正確な光量のモニタが可能となる。
第1図は本発明の平均化回折モアレ位置検出器の光学系
の一例を第1O図に対応させて示す斜視図であり、同一
構成箇所は同符号を付して説明を省略する。第1格子1
及び第2格子2を透過した光のうちO次回行光及び±1
次回折光がシリンドリカルレンズ23でそれぞれ集光さ
れ、後方に配置された対応する測定用光電変換素子14
及び光量モニタ用光電変換素子15の受光面に入射して
検出される。ここで、0次回折光に対応する測定用光電
変換素子14で発生する電気信号は、各回折格子1及び
2の間隙には依存せず、各回折格子1及び2の相対変位
によって変化し、同時に光源の光量変化や各回折格子1
及び2の透過率の変化によっても変化する。一方、±1
次回折光に対応する光量モニタ用光電変換素子15で発
生する電気信号は、各回折格子1及び2の間隙や相対変
位には依存せず、光源の光量変化や各回折格子1及び2
の透過率によって変化する。従って、測定用充電変換素
子14で発生する電気信号のうち光源の光量変化や各回
折格子1及び2の透過率の変化による成分を光量モニタ
用光電変換素子15で発生す゛る電気信号の変化により
排除して、各回折格子l及び2の相対変位による成分の
みを取出すことにより、正確な変位検出を行なうことが
できる。
第2図及び第3図は本発明の平均化回折モアレ位置検出
器の別の一例を光学系及び処理回路を第1O図及び第1
1図に対応させて示す斜視図及びブロック図であり、同
一構成箇所は同符号を付して説明を省略する。第1格子
1及び第2格子2の格子部2A、2Bを透過した光のう
ち0次回行光及び±1次回折光がシリンドリカルレンズ
23でそれぞれ集光され、後方に配置された対応する測
定用光電変換素子14^、14B及び光量モニタ用光電
変換素子15A、15Bの受光面に入射して検出される
。ここで、O次回行光に対応する測定用光電変換素子1
4^、14Bで発生する各電気信号は、各回折格子1及
び2の相対変位に伴って所定の位相差をもって変化し、
同時に光源の光量変化や各回折格子1及び2の透過率の
変化によっても変化する。一方、±1次回折光に対応す
る光量モニタ用光電変換素子15八、15Bで発生する
電気信号は、各回折格子1及び2の間隙や相対変位には
依存せず、光源の光量変化や各回折格子1及び2の透過
率によって変化する。光量モニタ用光電変換素子15A
に入射する光は測定用光電変換素子14Aに入射する光
と同、即ち第1格子1.第2i子2の格子部2^及びシ
リンドリカルレンズ23を透過して来た光であるため、
測定用光電変換素子14Aで発生する電気信号中の変位
信号以外の成分を極めて正確に検出することができる。
これは光量モニタ用光電変換素子15Bについても同様
である。従って、測定用光電変換素子14^、14Bか
らの電気信号VA、VBが較正器I8^、18Bにそれ
ぞれ送出され、光量モニタ用光電変換素子15^、15
Bからの電気信号S八、SBによってそれぞれ外乱成分
(光源光量の変化や各回折格子1,2の透過率の変化に
よる成分)が取除かれ較正されるので、正確な位置デー
タを得ることができる。
第4図は第2図に示す平均化回折モアレ位置検出器の調
整状態が良好な場合の、各回折格子1,2の相対変位X
と測定用光電変換素子14A、14Bに入射する回折光
の強度■い、Iva及び光量モニタ用充電変換素子15
A、15Bに入射する回折光の強度is^。
rsaとの関係を示す特性図である。測定用光電変換素
子14A、14Bに入射する回折光の強度IVAIIV
IIは次式(3)で表わされ、光量モニタ用充電変換素
子15A、15Bに入射する回折光の強度ISA+IS
Bは次式(4)で表わされる。
ところが、測定用光電変換素子14A、14Bに入射す
る回折光の強度IVA、IVl!1間に光源光量や各回
折格子1.2の透過率のアンバランスが発生し、回折光
強度IVBのレベルが回折光強度■いに比べて1/aに
なると各回折光強度IVA r IV&は次式(5)と
なり、光量モニタ用光電変換素子15A、15Bに入射
する回折光の強度ISA+ISBは次式(6)となる。
そして、このときの特性図は第5図のようになる。
このような場合、第3図示の較正器18A、18Bには
例えば除算機能が含まれており、それぞれがVA/SA
、VB/SRを算出するので、較正後の各電気信号V八
/SB 、VB/SRは次式(7)で表わされ、上記ア
ンバランスの影響が排除される。
なお、上述した各実施例においては、変位の測定用とし
てO次回行光を、光量モニタ用として±!次次回先光利
用したが、変位の測定用として偶数次回折光を、光量モ
ニタ用として奇数次回折光を利用することが可能である
(発明の効果) 以上のように本発明の平均化回折モアレ位置検出器によ
れば、正確な光量モニタを常に行なうことができるので
、位置検出精度を高めることができると共に、大きさが
小型であるので、装着可能範囲が広がる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の平均化回折モアレ位置検出器の光学系
の一例を示す斜視図、第2図及び第3図は本発明の平均
化回折モアレ位置検出器の別の一例の光学系を示す斜視
図及び処理回路を示すブロック図、第4図及び第5図は
本発明の平均化回折モアレ位置検出器における相対変位
と回折光強度との関係を示す特性図、第6図は本発明の
詳細な説明するための相対変位と回折光強度との関係を
示す特性図、第7図〜第10図はそれぞれ従来の平均化
回折モアレ位置検出器の光学系の一例を示す斜視図、第
11図は第1O図に示す平均化回折モアレ位置検出器の
光学系に用いられる処理回路の一例を示すブロック図で
ある。 l・・・第1の回折格子、2・・・第2の回折格子、2
^、2B・・・格子部、3・・・段差を持つ透明板、4
・・・レンズ群、5・・・フォトダイード群、7・・・
加算器、9・・・ランダム光路差板、lO・・・拡散板
、11・・・凸レンズ、12・・・光センサ、13・・
・光電変換素子、14.14A、14B・・・測定用光
電変換素子、15.15A、15B、1B、・・・光量
モニタ用充電変換素子、18^、18B・・・較正器、
19・・・信号/位置変換器、23・・・シリンドリカ
ルレンズ。 第 図 5 第2図 第3図 第9図 229 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1の回折格子と、この第1の回折格子に対してそ
    の横方向に変位する第2の回折格子と、前記2つの回折
    格子の間に設けられた前記2つの回折格子の有効対向面
    積の各部分について、前記2つの回折格子の間の間隙光
    路長をフレネル数2又は2の整数倍に相当する光路長の
    範囲にわたって変化させる手段と、前記2つの回折格子
    の有効面積の部分にわたっての回折モアレ信号の平均値
    に相当する信号を得る手段とを具え、前記平均値に現わ
    れる前記回折格子のピッチの2分の1を周期とする信号
    変化を用いて、前記回折格子の横方向の相対変位を高い
    精度で検出し得る平均化回折モアレ位置検出器において
    、前記第1の回折格子及び前記第2の回折格子にて回折
    された各次数の回折光のうち偶数次数の回折光を検出す
    ることによって得られる前記回折格子の横方向の相対変
    位信号を、前記各次数の回折光のうち奇数次数の回折光
    を検出することによって得られる較正信号によって較正
    する手段を備えていることを特徴とする平均化回折モア
    レ位置検出器。 2、前記較正手段には、前記相対変位信号を前記較正信
    号で除算する機能が含まれている請求項1に記載の平均
    化回折モアレ位置検出器。
JP1224016A 1989-08-30 1989-08-30 平均化回折モアレ位置検出器 Expired - Lifetime JPH0625675B2 (ja)

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