JPH0385075A - ビデオプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ業上の利用分野） 本発明は、ビデオ信号を入力し、そのビデオ信号に応じ
た印刷を行うビデオプリンタに関するものである。

〔従来の技術〕

この種のビデオプリンタの機能の中で、マルチ画面機能
は画像メモリ＆：Ｍ少した複数枚のビデオ画像を記録す
る機能であって、組写真的な効果や、画像の縮少の効果
を持つ一般的なものである。特に、スチルビデオカメラ
（ＳＶカメラ）で撮影した画像は、ビデオフロッピー１
枚につき、フレーム画で２５枚、フィールド画で５０枚
収容できるが、ビデオプリンタ（２５画面プリント機能
がついていると、フレーム画ならプリント１枚、フィー
ルド画ならプリント２枚で、ビデオフロッピー全ての内
容をプリントアウトできる。このようなスチルビデオカ
メラのインデックスプリントとしての効果もマルチ画面
機能の重要な点である。

ここで、従来技術として、第３図に示す２５画面（５×
５画面）のマルチ画面機能について考える。

第３図（＾）に示す通常の１画面プリントの大きさを銀
塩プリントにおけるサービスサイズ程度とすると、第３
図（ｃ）　ｅ示すような２５画面プリントではそのうち
の１画面は非常に小さいものとなる。

一方、プリンタのＰｅｌ数（ｄａｔ／ｍｍ）は固定であ
り通常の１画面プリントに合わせ６　Ｐｅｌ程度となっ
ている。また、画像メモリも１画面プリントに合わせ６
４０　Ｘ４８０程度の画素数しか有していない。

その結果、２５画面プリント（５×５画面）では、原画
像を５画素おきに間引いてサンプリングしてメモリに記
録し、プリントを行うのが一般的な方法となっている。

第３図（Ｂ）に示す４画面（２×２画面）プリントでは
、２画素おきに間引いてサンプリングしてメモリに記録
してプリントを行う。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来技術において述べたように、マルチ画面機能におけ
るプリントは、原画像を所定画像づつ間引いてサンプリ
ングしたものをプリントするのであるから、画質の劣下
は顕著である。このように原画像を間引いていくと、特
に、モザイク的な画質となり、画像中の人の顔などは判
別できない。

なかでも、マルチ画面時、特に２５画面等の多くの枚数
のマルチ画面時は、前述したモザイク的な画質の劣下が
著しい。これは、Ｙ色差信号のうち、Ｙ信号のサンプリ
ングに問題がある。それは、２５画面（５×５画面）に
する際は、本質的には、画像の水平方向および垂直方向
の双方共に周波数帯域が１１５に落ちていなければなら
ないのに、そのような処理をせずに、単純に５画素おき
に、すなわち１１５のサンプリング周波数でサンプリン
グしているからである。よって２５画面時は、水平、垂
直方向ともにＬＰＦを通し通常の１１５程度に周波数帯
域を制限してからサンプリングを行うようにする。４画
面（２×２画面）時は１７２程度に制限する。そして通
常の１画面プリント時はそういった処理は行わない。

そこで、本発明の目的は、画像メモリに縮少した複数枚
のビデオ画像を記録するマルチ画面機能を実現するにあ
たって、上述した従来技術のようにマルチ画像の個数に
応じて画素を単に間引くことをしないで、以て、従来の
ようなモザイク的な画像の劣化を招来することなく、マ
ルチ画像記録を行うビデオプリンタを提供することにあ
る。

（課題を解決するための手段） このような目的を達成するために、本発明は、画像メモ
リに縮少した複数枚のビデオ画像を記録するマルチ画面
機能を持ち、縮少した複数枚のビデオ画像のマルチ画面
記録を行うビデオプリンタにおいて、ビデオ画像につい
てのビデオ信号を、水平および垂直の両方向についてロ
ーパスフィルタに通し、そのローパスフィルタ出力をサ
ンプリングし、得られたサンプリング出力を画像メモリ
に記録する。

（作　用） 本発明では、マルチ画面記録時には画像情報を画像メモ
リに取り込むのに先立って、水平および垂直の両方向に
ついてローパスフィルタに通すことにより、２５画面プ
リントなどの多画面の記録においても、画質の劣下を感
じさせることなしに自然な感じのプリントが得られる。

（実施例〕 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例として、昇華型熱転写方式の
カラービデオプリンタの構成例を示すブロック図である
。

マルチ画面は、本実施例では、２５画面（５×５画面）
のみとする。

ここで、入力されるビデオ信号がコンポジットビデオ信
号である場合、このビデオ信号はＶＣ分離回路１によっ
てＹＣ分離されてＹセレクタ２およびＣセレクタ３に入
力される。

Ｓ端子の場合は、入力ＹおよびＣ信号がそのままセレク
タ２および３に人力される。

これらセレクタ２および３は入力がコンポジットビデオ
信号であるかまたはｓｉ子であるかの入力選択により切
り換えられ、ビデオデコーダ４＆：入力される。

ビデオデコーダ４の出力のうち、Ｙはマルチ画面用ロー
パスフィルタ５に供給され、ここで低域通過フィルタ処
理を施される。

一方、ビデオデコーダ４からのＲ−ＹおよびＢ−Ｙ信号
は、マルチ画面用ローパスフィルタらをバイパスしてセ
レクタ６に供給される。

セレクタ６では、回路４または５のいずれのＹ信号を出
力するかを、プリントを１画面プリントを行うか、また
はマルチ画面プリントを行うかの指定に応じて選択する
。

セレクタ６で選択されたＹと、ビデオデコーダ４からの
出力Ｒ−ＹおよびトＹは＾／Ｄコンバータ７に供給され
、ここで５画素ごとにサンプリングされてデジタル信号
に変換される。この＾１０コンバータ７で＾／Ｄ変換さ
れて得られたデジタル信号は、画像メモリ制御部８を介
し、画像メモリ９に蓄えられる。

以上の処理を１画面プリント時は２ｖの期間で行い、偶
数フィールドおよび奇数フィールドの情報が画像メモリ
９に入る。

マルチ画面時は、以上の処理を１ｖの期間にわたって行
い、偶数フィールドの画像情報が間引かれ、換言すると
、画像情報が奇数フィールドのみに縮少されて画像メモ
リ９に入る。

マルチ画面時に奇数フィールドの画像情報のみを用いる
のは、処理回路の簡素化を図ると共に、結果的に１ノ５
社縮少するわけであるから、奇数フィールドおよび偶数
フィールドの双方から縮少しためと差がわからないから
である。

この実施例では、マルチ画面は２５画面であるから、以
上の処理をユーザの指示により２５回繰り返す。

画像メモリ９に蓄えられた画像データはＤ／Ａ　０ンパ
ータ１０ｅよってＤ／Ａ変換され、さらにビデオエンコ
ーダ１１を通り、Ｙ／Ｇ合成回路１２を経てモニタ出力
される。Ｓ＠子にはビデオエンコーダ１１からのエンコ
ードＹおよびＣ出力が供給される。

Ｄ／＾コンバータｌＯによってＤ／＾変換された信号Ｙ
、　Ｒ−Ｙ、Ｂ−ＹはＹ色差→ＲＧＢ部１３を通り、Ｒ
２Ｏ，Ｂの信号に変換される。

プリンタはイエロー、マゼンタ、シアンの順でプリント
を行うので、これらＲ，Ｇ、Ｂ信号のうち、まずイエロ
ーの補色であるＢがセレクタ１４ｅよって選択され、Ａ
／Ｄコンバータ１５でＡ／Ｉ）変換される。

＾／Ｄ変換されたＢ信号は、データ変換制御部１６を介
し、データ変換ＲＯＭ１７の内容に応じて、補色のイエ
ローに変換され、さらに、ヘッド２１に送るパルス幅デ
ータに変換される。

このパルス幅データは次のラインメモリ制御部１８を介
して、ラインメモリ１９に蓄えられる。このラインメモ
リ１９にデータがプリント１ライン分たまフたところで
、ヘッドドライバ２０を介して、ヘッド２１を加熱し、
印字する。

以上の処理をプリントライン数だけ繰り返してイエロー
の印字が終了する。

以上の処理をマゼンタ（補色はＧ）、シアン（補色はＲ
）についても同様に繰り返してプリントが終了する。

次に、マルチ画面用ローパスフィルタ５について説明す
る。

第２図にかかるマルチ画面用ローパスフィルタの詳細例
を示す。人力された奇数フィールドのＹ信号を順次に配
置した２つのＩＨ遅延ｙａ５１および５２に供給して、
そのＩＨ前および２Ｈ前の情報をＩＨ遅延線５１および
５２にとっ゛ておき、それら信号を加算器５３および５
４で加算し、さらに１／３掛算器に供給して３で割り、
平均値をとる。その平均出力をローパスフィルタ５Ｂを
通して取り出す。

以上により、画像信号の垂直方向に対してローパスフィ
ルタを簡易的にかけたことになり、さらに水平方向につ
いては通常のローパスフィルタ５６を通すことにより、
水平および垂直の両方向ともにローパスフィルタ処理が
なされる。水平方向のローパスフィルタ５６については
、画像の周波数帯域が１７５になるように設定されてい
る。

以上の処理により、マルチ画面用ローパスフィルタ５に
よってボケさせた画像は、以降の画像メモリ制御部８で
５画素おきに画像メモリ９に取り込まれる。

以上では、主にスチルビデオカメラで撮影した記録装置
におけるインデックスプリントを主眼に述べてきたが、
本発明はこの例にのみ限られるものではない。

本発明の他の実施例として、ＶＴＲ等のように静止画像
の画質の劣下が激しい記録装置に対する例を以下に述べ
る。

ＶＴＲ等に録画した画像については、静止画像としてプ
リンタのメモリに記録してもＳ／Ｎが悪い。

輝度信号Ｙにのったノイズや色のジッタ等で、そのまま
プリントアウトをすると、とても満足のいく画質は得ら
れない。

そこで、マルチ画面プリントを行う際に、Ｙ信号および
色差信号の双方をローパスフィルタに通して原画像をボ
ケさせてから、マルチ画面フリーズを行うようにする。

それにより、Ｙ信号のノイズや色のジッタが軽減され、
従来の画質よりはずっとすっきりとした画像が得られる
。

このようにＹ信号および色差信号の双方ともにローパス
フィルタに通す本発明実施例におけるフィルタ部の構成
例を第４図に示す。

第４図は、マルチ画面を４画面とした場合の実施例を示
す、４画面（２ｘ２画面）においては、元の画素として
は、縦、横ともに１画素おきにサンプリングする。その
サンプリングの前段にローパスフィルタを配設して、Ｙ
信号および色差信号をボケさせる。すなわち、奇数およ
び偶数フィールドのＹ信号および色差信号をローパスフ
ィルタ３１．３２，３３．および３４にそれぞれ通して
から、サンプリングのために＾／Ｄコンバータ３５，３
６．３７および３８に供給する。これらローパスフィル
タにより隣接する奇数フィールドと偶数フィールドの画
素信号のうち、横方向に通常の１／２の周波数成分を通
過させ、＾／Ｄコンバータ３５〜３８でのサンプリング
を経て、平均化回路３９および４０で奇偶両フィールド
の信号を加算してから２で割る。

隣接する奇数フィールドと偶数フィールドと言っても、
時間的にはまず奇数フィールドの信号が来て、その後、
偶数フィールドの間を埋める格好で偶数フィールドの信
号が来る。そこで、まず、横方向にローパスフィルタ３
１．３３を通過した奇数フィールド信号を＾／Ｄコンバ
ータ３５，３７において、横方向については通常のｌ／
２の周波数で、縦方向についてはそのままサンプリング
する。そして、Ｙ信号メモリ４１および色差信号メモリ
４２に間をあけないで記録していくと、１／２（面積は
１／４）に縮少された奇数フィールドのみの信号から作
られた画像が記録される。

次に、偶数フィールドの信号が来ると、やはり、ローパ
スフィルタ３２．３４を通過し、さらに＾／Ｄコンバー
タ３６，３８で＾／Ｄ変換され画素Ａと、既にメモリ４
１．４２に記録された奇数フィールドの画素のうちの画
素Ａと縦方向に隣接する画素Ｂを、メモリ制御部４３お
よび４４の制御の下でメモリ４１．４２から読み出して
、平均回路３９および４０に供給し、ここで両信号を加
算して２で割ることにより平均値をとる。この結果Ｃを
画素Ｂが記録されていたメモリ４１．４２のアドレスに
書き込む。すなわち、画素Ｂの値をＣに書き換える。

以上の操作を偶数フィールドの始めから終わりまで繰り
返す。これにより横方向および縦方向ともにローパスフ
ィルタを通して縮少された画像が形成され、ＶＴＲ等の
Ｙ信号にノイズが畳乗した画像についてもノイズがかな
り軽減される。

一方、色差信号についてのローパスフィルタ３３．３４
もＹ信号の場合と同様である。これにより色差のジッタ
も軽減され、かなりすっきりした画像が得られる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明では、マルチ画面記録時に
は画像情報を画像メモリに取り込むのに先立って、水平
および垂直の両方向についてローパスフィルタに通すこ
とにより、２５画面プリントなどの多画面の記録におい
ても、画質の劣下を感じさせることなしに自然な感じの
プリントが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、 第２図はそのマルチ画面用ローパスフィルタの一例を示
すブロック図、 第３図（＾）〜（Ｃ）はマルチ画面の説明図、第４図は
本発明の他の実施例を示すブロック図である。 １・・・Ｙ／Ｃ分離回路、 ２．３・・・セレクタ、 ４・・・ビデオデコーダ、 ５・・・マルチ画面用ローパスフィルタ、６・・・セレ
クタ、 ７・・・＾／Ｄコンバータ、 ８・・・画像メモリ制御部、 ９・・・画像メモリ、 ｌＯ・・・０／＾コンバータ、 １１・・・ビデオエンコーダ、 １２−Ｙ／Ｃ合成回路、 １３・・・Ｙ色差−４ＲＧＢ部、 １４・・・セレクタ、 １５・・・＾／Ｄコンバータ、 １６・・・データ変換制御部、 １７−・・データ変換ＲＯＭ　。 １８・−ラインメそり制御部、 １９・・・ラインメモリ、 ２０　・・・ヘッドドライバ、 ２１・・・ヘッド、 ３１．３２，３３．３４−・・ローパスフィルタ、３５
．３６，３７．３８・・・＾１０コンバータ、３９．４
０・・・平均化回路、 ４１．４２−・・メモリ、 ４３．４４−・・メモリ制御部、 ５１．５２−Ｉ　Ｈ遅延線、 ５３．５４−・・加算器、 ５５−１７３掛算器、 ５６・・・ローパスフィルタ。 マル−ｊ＃ｆ）ＩＩ　ＬＰＦの一伊ｊのブロックロ第２
図 （Ａ） （Ｂ） （Ｃ） マルチ画面の銚稍切 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像メモリに縮少した複数枚のビデオ画像を記録するマ
   ルチ画面機能を持ち、縮少した複数枚のビデオ画像のマ
   ルチ画面記録を行うビデオプリンタにおいて、前記ビデ
   オ画像についてのビデオ信号を、水平および垂直の両方
   向についてローパスフィルタに通し、そのローパスフィ
   ルタ出力をサンプリングし、得られたサンプリング出力
   を前記画像メモリに記録するようにしたことを特徴とす
   るビデオプリンタ。