JPH0384855A - 扁平型電池の製造方法 - Google Patents

扁平型電池の製造方法

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JPH0384855A
JPH0384855A JP21859489A JP21859489A JPH0384855A JP H0384855 A JPH0384855 A JP H0384855A JP 21859489 A JP21859489 A JP 21859489A JP 21859489 A JP21859489 A JP 21859489A JP H0384855 A JPH0384855 A JP H0384855A
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JP
Japan
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positive electrode
terminal plate
crack
battery
molded body
Prior art date
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Pending
Application number
JP21859489A
Other languages
English (en)
Inventor
Soichi Hanabusa
聡一 花房
Hirohito Teraoka
浩仁 寺岡
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FDK Twicell Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Battery Co Ltd
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    • Y02E60/12

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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は正極成形体の電解液吸液性を改良する扁平型電
池の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、電子卓上計算機、電子機器の小形化薄形化に伴な
い、それらの電源として扁平型電池への要請が高まって
いる。その中でもカード型電卓ICカードなどに代表さ
れる厚みが0.5mm以下の超薄形で、しかも信頼性の
高い扁平型電池が強く望まれている。
従来扁平型電池に用いられていた正極成形体は、次のよ
うな方法で製造されていた。すなわち、ステンレス鋼等
の金属板に枠体を配し、その開口部内に正極作用物質を
含む正極合剤ペーストを充填する。次にスキージを前記
枠体表面に添って移動させ、前記金属板上に該ペースト
を所定形状に塗布する。続いて前記枠体を取外し、該正
極合剤ペーストの表面温度を50−100”Cの範囲で
乾燥させた後、加圧成形して正極成形体とし、正極端子
板上に配することにより製造していた。
(発明が解決しようとする課題) 従来の製造方法において、正極成形体は加圧成形後の機
械的強度を保つため乾燥温度を50〜100℃にして乾
燥時における正極合剤ペーストの収縮速度を抑え、均一
に収縮させて合剤乾燥体にヒビ割れを発生させないよう
にしていた。
しかしながら、従来製造方法は正極成形体を電池の正極
端子板上に配した後、電解液を注液すると該正極成形体
の電解液の吸液性が悪く、電池組立て時に電解液の飛散
による封口不良、並びに電解液量のバラツキによる電池
特性のバラツキが発生し問題となった。この理由は該正
極成形体の表面が均一な平面であることから、成形体内
部への電解液の吸液が十分に進行せず、電池組立時運正
極成形体表面に電解液が多く残存しているためである。
本発明は乾燥時の正極合剤ペーストの表面温度を100
〜200℃にすることで、合剤乾燥体にヒビ割れを発生
させ、電解液の吸液性に優れかつ工業的に適応する強度
を保持した正極成形体を製造しようとするものである。
〔発明の構成〕 (課題を解決するための手段) 本発明は正極成形体を配した正極端子板と負極リチウム
を配した負極端子板とをセパレータを介して対向配置し
、該正極端子板と負極端子板との周辺部を絶縁封口体で
密封口する扁平形電池の製造方法において、ステンレス
鋼板、樹脂シートなどの基体シート上に定形塗布した正
極合剤ペーストを表面温度100〜200℃の範囲で乾
燥し、表面の中央部にヒビ割れを発生させ、次に加圧成
形を行うことにより、中央部にヒビ割れによる切れ込み
を有する正極成形体を製造することを特徴とする扁平形
電池の製造方法である。
上記正極合剤ペーストの乾燥は表面温度が100〜20
0℃の範囲で行うことが好ましい。この理由は正極合剤
ペーストの表面温度を100℃未満にすると、乾燥時に
おける該ペーストの収縮速度が抑えられかつ均一に進行
することから、合剤乾燥体にヒビ割れが発生せず、この
ため電解液の吸液性が悪くなり電池組立て時の電解液飛
散、並びに電池内の電解液量のバラツキ:ごよる電池特
性のバラツキを発生し問題となる。
一方正極合剤ペーストの表面温度を200℃を越えて乾
燥を行うと、正極合剤ペーストの収縮が不均一になり過
ぎるため、合剤乾燥体のヒビ割れが全体に発生するよう
になり、加圧成形後の機械的強度が低下する等の問題が
あった。
(作 用) 本発明によれば基体シート上に定形塗布した正極合剤ペ
ーストを、表面温度100〜200℃の範囲で乾燥する
ことにより、合剤乾燥体表面の中央部にヒビ割れを発生
させ、加圧成形後中央部にヒビ割れによる切れ込みを有
する正極成形体を製造することにより、成形体内部への
電解液吸液性が向上し、電池組立時の電解液飛散による
封口不良並びに電池特性のバラツキを解消できるもので
ある。
(実施例) 以下本発明の詳細な説明する。
実施例1 まず、二酸化マンガン90%と黒鉛10重量%の混合物
に、ポリアクリル酸1重量%、ポリテトラフルオロエチ
レン2重量%と水との分散液を混合攪拌した粘稠性の正
極検合剤ペーストを製造する。
次いでステンレス鋼板上に20X2h+mの開口部を有
する枠体を載せ、該枠体の開口部に正極合剤ペーストを
充填した。つづいて、スキージ−を前記枠体の表面に沿
って移動させ、正極合剤ペーストをステンレススチール
板上に塗布した。
次いで前記枠体を取りはずした後、ステンレス鋼板上の
正極合剤ペーストを、表面温度130℃の条件下で乾燥
させ、ステンレス鋼板を剥離した後加圧成形を行い、外
形寸法20X20mm、厚さ0.3市の正極成形体(1
)を製造した。
さらに該正極成形体(1)を250℃で3時間乾燥し、
第1図のように、外形寸法35X35mm、厚さ0.0
3 amのステレス鋼からなる正極端子板(5〉に配し
た。次に上記正極と、負極端子板(8)に負極リチウム
(3)を圧着した負極とをセバレータク2〉を介して対
向して積層し、絶縁封口体(4)で正極端子板(5)と
負極端子板(6〉との周辺を密封口して厚さ0.5mm
の扁平形電池を製造した。
実施例2.3 前記正極合剤ペーストを表面温度100℃、200℃と
の条件下で乾燥させた以外、実施例1と同様な方法によ
り同じ大きさの扁平型電池を製造した。
比較例 前記正極合剤ペーストを表面温度220℃の条件下で乾
燥させた以外、実施例1と同様な方法により扁平型電池
を製造した。
従来例 前記正極合剤ペーストを表面温度が80℃の条件下で乾
燥させた以外、実施例1と同様な方法により扁平型電池
を製造した。
しかして本実施例1,2.3.比較例及び従来例につい
て、加圧成形時の正極成形体の割れ数、電池組立後の漏
液数、放電容量のバラツキを各50個について測定し、
その結果を第1表に示した。
(以下余白) 第1表より、乾燥時の表面温度を220℃とすると、ヒ
ビ割れが正極成形体の全面にわたり多数発生し加圧成形
しても強度が得られず、成形時の割れが多く発生する。
80℃とするとヒビ割れが発生せず、このため電解液の
吸液性が劣り、吸い残された残存電解液が対日時に漏液
し、液量のバラツキにより放電容量のバラツキ巾が大き
くなる。
以上から本発明による100〜200℃で乾燥した正極
成形体は、機械的強度も十分であり、かつ封口不良によ
る漏液並びに放電容量のバラツキに対して優れているこ
とが明白である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明は正極合剤ペーストを表面
温度100〜200℃の範囲にて乾燥することにより、
電解液吸液性に優れ、また機械的強度も十分な正極成形
体を単純な方法で製造でき、さらに該正極成形体を用い
て扁平型電池を製造することにより、電池封口不良の低
減及び放電容量の均一化を達成できる等顕著な効果を示
す。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によりなる扁平型電池の実施例の断面図
である。 1・・・正極成形体 5・・・正極端子板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 二酸化マンガンを活物質とする正極成形体を配した正極
    端子板と、負極リチウムを配した負極端子板とを、セパ
    レータを介して対向配置し、該正極端子板と負極端子板
    との周辺部を絶縁封口体で密封口する扁平型電池の製造
    方法において、該正極成形体が、基体シート上に定形塗
    布した正極合剤ペーストを表面温度100〜200℃の
    範囲で乾燥し、表面の中央部にヒビ割れを発生させる第
    1工程と、これを加圧成形して中央部に切れ込みを形成
    する第2工程とを有することを特徴とする扁平型電池の
    製造方法。
JP21859489A 1989-08-28 1989-08-28 扁平型電池の製造方法 Pending JPH0384855A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012248477A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Denso Corp 電池、電池の製造方法および電池の製造装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012248477A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Denso Corp 電池、電池の製造方法および電池の製造装置
US9293760B2 (en) 2011-05-30 2016-03-22 Denso Corporation Battery, manufacturing method of the same, and manufacturing apparatus of the same

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