JPH0384708A - 垂直磁気記録方法 - Google Patents

垂直磁気記録方法

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JPH0384708A
JPH0384708A JP22263789A JP22263789A JPH0384708A JP H0384708 A JPH0384708 A JP H0384708A JP 22263789 A JP22263789 A JP 22263789A JP 22263789 A JP22263789 A JP 22263789A JP H0384708 A JPH0384708 A JP H0384708A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリングヘッドを用いる垂直磁気記録方式に関す
るもので、特にPCM  VTRに好適なものである。
〔従来の技術〕
近年、高密度記録を実現し得る磁気記録方式として、磁
気記録媒体の磁性層に媒体面に対して垂直方向の磁化を
行なう垂直磁気記録方式が提案されている。この垂直磁
気記録方式には種々の方式が提案されているが、そのひ
とつとして1つまたは複数のギャップを有する環状のリ
ングヘッドを用いて垂直磁化を行なう垂直磁気記録方式
がある。
従来のリングヘッドを用いた垂直磁気記録方式では方形
波を記録してこれを再生した場合、再生波形が第15図
(b)に示すような原点に対し非対称なグイパルス(d
lpulse )となる欠点があり、このような問題を
解決するものとして、本出願の発明者はNRZ I記録
を行う際、データ“1”が発生するごとに正および負の
極性の微小パルスを交互に発生させ、記録電流として記
録することを提案している。
すなわち、第16図(a)に示される従来用いられてい
たNRZI記録電流波形に代えて、これに対応する第1
6図(b)に示される記録電流波形(以下、便宜上この
記録電流波形をNRZ I −F P (foot p
rlnts )記録波形といい、またNRZ 1−FP
記録波形を用いた垂直磁気記録方式をNRZ I−FP
記録方式という)を用いる。
第16図(b) l:示すレルようl:NRZI−FP
記録波形は、NRZ I記録波形が立ち上がるとき正で
、また立ち下がりで負の微小幅のパルス電流が流される
構成の波形となっている。これらの微小幅パルスのレベ
ルをそれぞれ+1と−1とすれば、隣り合うパルス間は
中立レベル(0)の電流値となっている。すなわち、N
RZ I−FP記録波形は、いかなる2値フオーマツト
の記録しようとする信号に対しても、一つの極性のパル
スの次には必らずそれとは逆の極性のパルスが生じ、極
性が交互に変化するパルス列となっていること、および
これらパルス間には必らず中立レベル(Oレベル)が持
続する期間が存在していることが特徴である。
このFP記録波形により垂直媒体6(未記録の媒体とす
る)に対し垂直磁化がされる様子を、第17図ないし第
20図に経時的に示す。尚、第17図(a〉、第18図
(a)、第19図(a)、第20図(a)で示されるの
は記録電流波形であり、また第17図(b〉、第18図
(b)、第19図(b)、第20図(b)で示されるの
は垂直媒体6の磁化パターンである。
第17図(a)に示されるようにリングヘッド7(リー
ディング7a1トレーリング7b、ギャップ7cを有す
る)のギャップ7cの中心が図中りで示す位置にきた時
、NRZI−FP記録波形が立ち上がり、正の電流がリ
ングヘッド7に流されたとする。これによりリングヘッ
ド7は励磁され、位置りを中心として両側に逆極性の磁
化が形成される。なお、ギャップ7cの中心が位置りに
至るまでリングヘッド7には電流が流れていないため、
リングヘッド7の磁化範囲より左方、すなわち位置Eよ
り左方の垂直媒体6には磁化はされていない。垂直媒体
6上で磁化されていない部分には“O”を示す。
NRZI−FP記録波形は微小幅のパルス電流が流され
る波形であるため、微小時間(この時間をT とする)
に亘り電流が流された後、第18図(a)に示すように
リングヘッド7への通電は停止される。FP記録波形で
は電流がOvレベルに戻るだけで直ちに逆極性領域まで
反転しないため、よって磁化の反転も起こらず、従って
垂直媒体6にはリングヘッド7のギャップ7cの中心線
上を磁化反転位置(図中、Fで示す)として、その両側
に略対称な磁化が形成される。これは前述した基本原理
の説明からも明らかである。
一方、NRZI−FP記録方式の場合、ビット中央部に
おいては電流がゼロとなっているため、第19図(b)
および第20図(b)に示されるように垂直媒体6に磁
化は形成されない。磁化が形成されるのはFP記録波形
において微小幅のパルス電流が流れた時であり、この時
磁化反転位置F。
Hを中心にその両側の狭い領域に逆極性の磁化が形成さ
れる。
このNRZ 1−FP記録方式によれば、逆極性の磁化
がリーディング7a及びトレーリング7bにより同時に
形成され、かつその強さは同一のリングヘッド7から発
生した磁界による磁化であるため互いに略等しい強さを
有している。即ち、この各磁化は相互に対称性を有した
磁化となる。また、磁化が形成されるのはNRZ I−
FP記録波形の微小幅のパルス電流が流れた時のみであ
るため、リングヘッド7が垂直媒体6に対し相対的に変
位してもトレーリング5bがリーディング5aが形成し
た磁化を消すようなことはなく、上記の逆極性は保持さ
れる。更に1ビツトを構成する磁化領域(第20図(b
)に梨地で示す)を考えた場合、隣り合う磁化領域の間
のビット中央領域(第20図(b)にGで示す領域)は
磁化がされてい°ないため、各磁化領域が減磁界を受け
るようなことはない。よって磁化反転位置F、Hを中心
としてその両側には略対称な磁化が形成され、この垂直
磁気記録を再生した場合には、対称性を有する再生波形
を得ることができる。これにより、再生波形を再生回路
側で波形等化(ヒルベルト変換?、 )を行う必要がな
くなり、再生回路の構成を簡単にすることができる。
また、このようなNRZI−FP記録波形は例えば第2
1図に示される回路にNRZI記M電流波形を通し、入
力信号とからこれを遅延回路11で遅延したものを減算
器12で減算する囲路により容易に作ることができる。
以上のように、NRZI−FP記録電流波形の特徴は記
録しようとする2値の信号の極性変化に対応して互いに
逆極性パルスが交互に繰返し発生し、その正負のパルス
の中間には、必ず零にュートラル)期間を有することで
ある。従って、NRZ I−FP記録電流波形では、正
又は負パルスが夫々連続して発生したり、正パルスの直
後に負パルスが直結した様な波形は生じない。
そして、記録電流の波形を記録しようとする元の信号波
形の極性反転に対応して逆極性をとる微小パルスとそれ
らを連結する中立レベルを有するものとしたことにより
磁化状態を磁化反転位置に対して対称にでき、グイパル
ス比を媒体やリングヘッドの条件に拘らず略1とするこ
とができる。
また、波形等化処理を行う回路は不要となって囲路構成
の単純化を図ることができると共に、全体の回路の調整
も不要となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、NRZI方式は位相余裕は大きいが、長
くデータ“0”が続くと再生波形上には何も表われず、
再生時の自己同期用のタイミングを抽出することが不可
能となり、ひいては読出しエラーを生じるという欠点が
ある。
このような自己同期用のタイミングをとれるようにした
方式としてはMFM方式が知られている。
これは第22図(a)に書込み電流、第22図(b)に
磁化の状態、第22図(c)に再生波形の読出電圧をそ
れぞれ示すように、“O″から“1“に移るときに記録
電流を反転させるとともに、“0°が2つ続いたときに
“0”と0”の境目で反転させるようにしたものであり
、自己同期用のタイミングは容易にとることができる。
しかしながら、この方式の場合には、復調のときに“0
”と“1°を区別する必要上、位相余裕が半分になって
しまうという欠点がある。
また、PCM信号では直流分の多い伝送信号の場合には
、短時間でみると直流分が絶えず変動し、直流分を除く
ことにより符号パルスの基底値が揃わなくなってパルス
の識別再生に誤動作を生ずる。
したがって直流成分を含まないような(DCフリー)信
号がPCM記録のためには望ましいが、NRZI−FP
記録方式の場合には信号反転がなくOの状態が続くこと
があるため直流分が多く、このため、消費電力も多くな
ってしまうという問題がある。
また、一般に、同じデータが長く続くことによる問題を
避けるため、同じデータが続く長さであるランレングス
を制限することが望まれるが、これまでは有効な対策が
採られていない。
また、NRZI記録方式の場合、同一の情報書込密度で
あっても、そのビットパターンの状態によっては、局部
的にパルスのまばらな個所や密集した箇所ができること
になる。それによって読出電圧の波高値が低下したり、
情報の現れる位相が変わったりするビット・シフトがあ
るが、これを有効に防止することが望まれている。
本発明はこのような問題を解決するためになされたもの
で、再生時の自己同期用の信号を容易に取り出すことが
でき、かつ直流成分を含まず、ランレングスを有効に制
限することができる垂直磁気記録方式を提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、記録すべき2値信号のうちデータ“1
″が発生するごとに中立レベル期間をおいて極性が反転
する微小データパルスを記録電流としてリングヘッドに
供給し、垂直磁気異方性媒体に情報を記録するNRZI
−FP記録方式にもとづく垂直磁気記録方式において、
データ“0”が連続する場合に、クロック信号タイミン
グに同期した追加パルス電流を、先行するデータパルス
の数が奇数である場合には0……v1先行するデータパ
ルスの数が偶数である場合にはN……V(ただしVは追
加パルス、Nはこの追加パルスと対になるノーマルパル
ス、…はOが一定数連続することを表わす)を含むパタ
ーンで、かつ追加パルスVの極性は先行するデータパル
スDあるいはノーマルパルスNと同極性で、ノーマルパ
ルスNの極性は先行するデータパルスDあるいは追加パ
ルスVと逆極性となるようにしてリングヘッドに供給し
て記録し、再生時の自己同期情報を視るようにしたこと
を特徴とする。
ノーマルパルスと次の追加パルス間、およびデータパル
スと追加パルス間の最短パルス間隔Tは、リングヘッド
の記録ギャップ長をg1垂垂直磁気記方式体のリングヘ
ッドに対する相対速度をVとして Ta3g/V  の
関係となるように選択されたものであると良い。
〔作 用〕
記録すべき2値信号のうちデータ“1”の後にデータ“
01が連続する場合、適当なりロックタイミング位置に
0……VあるいはN……Vのパターンで追加記録を行う
ようにしているので、データ″0゛が長く続くような場
合であっても自己同期情報を得ることができる。このた
め、データ読取りエラーの発生を押さえることができる
。また、 このようなパターンは直流成分を含まず、A動作が少な
く、消費電力を減少させることができる。
このような追加記録は媒体中の磁化部分がほぼギャップ
長と等しいことを考えると、ノーマルパルスと次の追加
パルス間、およびデータパルスと追加パルス間の最短パ
ルス間隔Tをギャップ長の3倍程度に選択すればよい。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明にかかる垂直磁気記録方式
について詳細に説明する。
第1図は本発明の垂直磁気記録方式による記録電流波形
を示す波形図である。図中黒く塗りつぶしたパルスは自
己同期用の追加パルスVを、通常表現のパルスはデータ
“1”のデータパルスDまたは追加パルスと対になるべ
きノーマルパルスを表わしている。
第1図によれば、データパルスが奇数個存在した後、O
が4つ続いたときは、4つ目をVパルスが挿入され、0
00Vのパターンとなっている。
このVパルスはDパルスの極性と同じとなっている。一
方、データパルスが偶数個存在した後に0が4つ以上続
いたときはN0OVのパターンでパルスが挿入される。
このNパルスは先行するDパルスまたはVパルスと逆極
性となっている。このようなアルゴリズムで追加パルス
、バイポーラパルスが挿入される結果、2つのVパルス
間に存在するNパルスおよびDパルスの合計は必ず奇数
となる。
この実施例では最長ランレングスT  はピッaX ト間隔をT として4Tbとなっている。
このような記録電流波形は後述するようにリングヘッド
に与えられ、垂直媒体に書き込まれる。
第2図は本発明の垂直磁気記録方式における記録電流波
形の他の実施例を示す波形図である。この実施例では、
第1図の実施例における000vパタ一ンノ代わりに0
OOOV、N0OVパターンの代わりにN0OOVのパ
ターンを挿入するようにしている。この実施例の場合に
は最長ランレングスT  は5 T bとなっている。
aX 第3図は第1図に示したパターンがどのように作られる
かをNRZI方式、NRZ I−FP方式、本発明によ
るNRZ I−FP方式のそれぞれを比較のために示し
たものである。
これかられかるように、本発明の方式ではランレングス
が一定以下に押さえられ、また、パルスの密集箇所およ
びまばらな箇所が均一化され、直流成分が含まれていな
い。
また、第4図は本発明の記録方式において000vのパ
ターンで追加パルスを挿入した場合の記録電流波形、磁
化パターン、再生波形、傾斜方向検出波形を示し、第5
図は追加パルスを有さない従来のNRZI−FP方式に
よる同様の内容を比較のために示したものである。
これらかられかるように、これまでのNRZI−FP方
式では再生波形は第5図に示すように必ず交互極性のダ
イパルスとなるが、本発明の方式では追加パルスを挿入
したことにより同極のダイパルスが現われ、この結果、
再生特には同一傾斜方向を有する再生波形が賎察された
ときに所定のアルゴリズムにしたがって、データパルス
とそれ以外のパルスとを弁別することができ、データパ
ルス以外のものをタイミングをとるために用いることが
できる。
この場合、本発明の方式では+データ、0、データを自
由に選択でき、MFM方式のように十データと−データ
のみで波形が構成されるものではないので、位相余裕を
十分取ることができる。
次に、このような追加パルスをどのような間隔で発生さ
せるべきかについて考察する。
垂直異方性媒体にリングヘッドで直流励磁を行った場合
には、第6図に示すように大きさが等しく互いに逆極性
の2つの磁化が記録される。その1つの磁化領域の長さ
LMはギャップ長gにほぼ等しい。
NRZ I−FP記録方式では、記録電流パルスの極性
は交互に逆極性となるため、第7図に示すように1ビツ
ト目のリーディング側の磁化1Lは2ビツト目の磁化を
記録するときにトレーリング側の同極性の磁化2Tで重
ね書きされる。したがって逆極性の記録電流パルスがギ
ャップ長だけ離れて連続することは一向に差支えない。
これに対し、本発明のように同極性の記録電流パルスが
現われる場合には、第8図に示すように追加パルスVと
データパルスDが近接して両者の間隔がギャップ長の2
倍よりも近付くと、データパルスによるリーディング側
DLの磁界と追加パルスVによるトレーリング側VTの
磁界とにより磁化の境界部に磁化反転が形成される。こ
の磁化反転により本来データが存7〔シないところに疑
似データが記録されてしまうため、このような事態を避
ける必要がある。
したがって、最短パルス間隔Tは、前記リングヘッドの
記録ギャップ長をg1前記垂直磁気累方性媒体の前記リ
ングヘッドに対する相対速度をVとして T>2g/v でなければならないが、余裕をみると Tミ3g/v である必要がある。
なお、速度Vは次元を合わせるためのものである。
第9図は本発明で使用される垂直磁気記録のための回路
を示すブロック図である。
人力2値データはエンコーダに人力され、ここで所定の
アルゴリズムにしたがって正のパルスと負のパルスが作
成され、これらは加算器12で合成されて記録電流発生
回路13に与えられる。ここで発生させた記録電流はリ
ングヘッドに供給されて垂直磁気記録が行われる。
第10図は本発明で使用される、垂直磁気記録が行われ
た記録媒体から情報を再生するための回路の概略構成を
示すブロック図である。
リングヘッド21で取り出された対称なダイパルス31
を含む再生波形31はゼロクロス検出器22でゼロクロ
スパルス32が取り出される一方で、積分回路23によ
りモノパルス33が得られる。このモノパルス33はそ
れぞれコンパレータでなる正パルスゲート発生器24お
よび負パルスゲート発生器26により正のパルス34と
負のバルス35が取り出される。そして、正のパルス3
4をウィンドウとしてゲート25にゼロクロス波形32
を通すと、データパルス36が取り出され、同様にして
、負のパルス35をウィンドウとしてゲート27にゼロ
クロス波形32を通すと、追加パルス37が取り出され
る。これらデータパルス36および追加パルス37はデ
コーダ28から21データ出力として取り出される。
第11図は、第9図に示されたエンコーダの詳細な構成
を示す回路図であり、第1図において説明したアルゴリ
ズムを実現するものである。
この回路はJKフリップフロップFFl−FF3により
0の連続状態を確認して、Vパルスを発生させ、また、
データとの関係を見てJKフリップフロップFF4、F
F5およびエクスクル−シブオアEXORIによりNパ
ルスを発生すべきかどうかの条件を作り出してアンドゲ
ートAND2によりNパルスを発生させている。そして
、エクスクル−シブオアEXOR2およびEXOR3と
フリップフロップFF6により極性を決めて正パルスと
負パルスとを分けて発生させている。
第12図は、第10図に示されたデコーダの詳細な構成
を示す回路図である。
第1図に示したアルゴリズムで記録された波形からデー
タパルス01ノーマルパルスN、追加パルスVを区別す
るには、同極のパルスが現れたときにその間に3つ0が
あれば前がDパルスで後がパルス、2つOがあれば前が
Nパルスで後が■パルスであるとして両方とも焦損する
ことによりデータパルスを認識することができる。
第12図はこのようなアルゴリズムを実現するもので、
エクスクルーシプオアゲー)EXORll、フリップフ
ロップFFII、アンドゲートAND12、AND13
、オアゲート0R12などによりVパルスを検出し、ア
ンドゲートAND14によりVパルスを除去するととも
に、直列接続された3つのフリップフロップFF12−
FF14により3つ前のNパルスをアンドゲートAND
15により除去して2進データとして取り出すようにし
ている。
第13図は、各種の変調方式につき一覧表にしたもので
、本発明の方式が自己同期かり能でかつDC成分を含ま
ないものであることが分かる。
以上説明した実施例では、000vとN0OVの組み合
わせ、oooovとN0OOVの組み会わせについて説
明しているが、本発明はこれに限られるものではなく、
中間のOの数は任意である。
また、最後のビットに0をさらに付加した。oovoと
N0OVOの絹み合わせ、さらにこれに最初のビットに
Oをさらに付加した。ooovoと0NOOvOなどの
パターンを採用することができ、このようなパターンの
場合には最悪パターンを避けることができるためビット
幅が変動するいわゆるビットシフトを減少させることが
できる。
また、上述した実施例では矩形状の微小パルスを用いて
いるが、本発明はこれに限られるものではなく、第14
図に示すような鋸歯状のパルス波形としても良い。この
ようにパルス波形を矩形から変化させることにより、所
定のパルス幅T 内においてリングヘッドへの印加電流
の制御を行なうことができる。よって、このパルス波形
を適宜制御することにより、さらに磁化反転位置の両側
に形成される磁化の対称性を向上させることが可能とな
る。
また、以上の実施例では2値のコードフォーマットを有
するディジタル信号を用いているが、これに限られるこ
とな(、FM信号を振幅制限して矩形波状としたアナロ
グ信号の垂直記録にも適用することができる。
さらに、本発明はNRZI−FP方式に適用されている
が、他の自己同期のできない変調方式に応用することも
できる。
〔発明の効果〕
本発明にかかる垂直磁気記録方法によれば、NRZ I
−FP記録方式において、自己1.iJ期用の電流波形
を同時に記録するようにしているので、データ“O”が
連続するような場合でも自己開明を得ることができ、読
出しの信頼性を向上させることができる。
しかも、本発明の記録波形は直流成分を含まず、ランレ
ングスを有効に制限することができるので消費電力を減
少させることができる。
さらに、密集パターンを避けることができるので、ビッ
トシフトも減少して読出しの信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかる記録電流波形を示す
波形図、第2図は本発明の他の実施例にかかる記録電流
波形を示す波形図、第3図はNRZI方式、NRZ I
−FP方式、本発明ニヨるNRZ 1−FP方式のそれ
ぞれにおける記録電流波形を示す波形図、第4図は本発
明の方式による記録電流波形、磁化パターン、再生波形
、傾斜方向検出波形を示す説明図、第5図はNRZI−
FP記録方式における第4図と同様のものを比較のため
示す説明図、第6図は磁化パターンとギャップ長との関
係を示す説明図、第7図は極性の異なる2つの電流波形
が隣接ビットに現われる場合を示す説明図、第8図は極
性が同じ2つの電流波形が隣接ビットに現われる場合を
示す説明図、第9図は本発明で仕様される記録系を示す
構成ブロック図、第10図は再生系を示す構成ブロック
図、第11図は第9図で使用されるエンコーダの回路図
、第12図は第10図で使用されるデコーダの回路図、
!13図は各種変調方式を比較する図表、第14図は書
込み電流波形として使用される鋸歯状波を示す波形図、
第15図は垂直磁気記録における非対称なグイパルスの
説明図、第16図はNRZ I方式とNRZ I−FP
方式の比較説明図、第17図ないし第20図は従来提案
されているNRZ I−FP方式により磁化が形成され
る様子を経時的に示す説明図、第21図はNRZ l 
−FP倍信号発生させるための回路を示す回路図、第2
2図はMFM方式を示す説明図である。 6…垂直磁気記録媒体、7.14.21…リングヘッド
、11…エンコーダ、12…加算器、 13…記録電流発生回路、22…ゼロクロス検出器、器
、 23…積分器、 24…正パルスゲート、 5 …ゲート、 26…負パルスゲート、 27…ゲート、 28…デコーダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、記録すべき2値信号のうちデータ“1”が発生する
    ごとに中立レベル期間をおいて極性が反転する微小デー
    タパルスを記録電流としてリングヘッドに供給し、垂直
    磁気異方性媒体に情報を記録するNRZI−FP記録方
    式にもとづく垂直磁気記録方式において、 データ“0”が連続する場合に、クロック信号タイミン
    グに同期した追加パルス電流を先行するデータパルスの
    数が奇数である場合には0……V、先行するデータパル
    スの数が偶数である場合にはN……V(ただしVは追加
    パルス、Nはこの追加パルスと対になるノーマルパルス
    、…は0が一定数連続することを表わす)を含むパター
    ンで、かつ追加パルスVの極性は先行するデータパルス
    DあるいはノーマルパルスNと同極性で、ノーマルパル
    スNの極性は先行するデータパルスDあるいは追加パル
    スVと逆極性となるようにして前記リングヘッドに供給
    して記録し、再生時の自己同期情報を得るようにした垂
    直磁気記録方式。 2、前記ノーマルパルスと次の追加パルス間、および前
    記データパルスと追加パルス間の最短パルス間隔Tは、
    前記リングヘッドの記録ギャップ長をg、前記垂直磁気
    異方性媒体の前記リングヘッドに対する相対速度をvと
    して T≧3g/v の関係となるように選択されたものであることを特徴と
    する請求項1記載の垂直磁気記録方式。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008136083A1 (ja) * 2007-04-23 2008-11-13 Fujitsu Limited 磁気記録装置、記録ヘッド、および磁気記録方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008136083A1 (ja) * 2007-04-23 2008-11-13 Fujitsu Limited 磁気記録装置、記録ヘッド、および磁気記録方法

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