JPH0384665A - 自動取引装置のジヤーナル取得方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動取引装置のジャーナル取得方法に関し、
特に休日や無人運用時における紙ジャーナル切れに対処
し、効率的に運用することが可能な自動取引装置のジャ
ーナル取得方法に関する。

〔従来の技術〕

銀行等の金融機関では、業務の合理化および顧客サービ
ス向上のため、現金自動取引装置による自動取引が普及
し、また、休日の増加や無人化運用店舖の拡大も進んで
いる。

これに伴い、装置自体の信頼性を向上する方法や、障害
時における係員、保守員、委託警備員の出動を極力少く
して効率的に運用する方法が種々提案されてるいる。

例えば、特開昭６０−６３６７５号公報に記載されて方
法では、取引情報をジャーナル用紙に記録するとともに
、並行して、レーザカードやＩＤカード等の別媒体に記
録し、信頼性の向上をはかっている。すなわち、係員は
レーザカードをメンテナンスパネルに挿入する。出金取
引の場合、利用者はＩＤカードを現金自動取引装置に挿
入し、出金処理時に取引内容がそのレーザカードに記録
される。これにより、係員はレーザカード上の取引記録
を読取記録器で読み取り、内部モニタに表示させる。

この方法では、装置運用中に用紙切れになると、要補充
を検知して装置を休止させ、係員が媒体を補充する。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術では、自動取引装置の運用中に紙ジャーナ
ル媒体が残量少になり、そのまま運用を継続すると、媒
体切れで装置は休止し、連絡を受けた係員が媒体を補充
していた。従って、休日や無人運用時に紙ジャーナル媒
体が無くなると、取引を継続できなくなるという問題が
あった。

本発明の目的は、このような問題点を改善し、紙ジャー
ナルの要補充を事前に検知し、要補充の場合には、電子
ジャーナル等へ切り替えて、取引情報または装置の動作
、操作履歴を記録することにより、係員処理を無くして
、障害時の情報検索を迅速に行い、また、上位装置から
もその動作／操作履歴を容易に検索することが可能な自
動取引装置のジャーナル継続取得方式を提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するため、本発明の自動取引装置のジャ
ーナル取得方法は、取引内容履歴を紙ジャーナルとして
取得する手段（紙ジャーナル部）と、紙ジャーナルの用
紙切れを検知する手段（検知部）と、取引内容履歴を電
子ジャーナルとして記録する手段（電子ジャーナル部）
と、通帳取引履歴を通帳ジャーナルとして記録する手段
（通帳ジャーナル部）と、上位装置と送受信を行う手段
（送受信制御部）を備え、外部記憶装置を有する上位装
置に接続された自動取引装置のジャーナル取得方法にお
いて、取引内容履歴を紙ジャーナルとして取得すること
が不能な場合、自動的に紙ジャーナルのデータ・フォー
マットを変換して、紙ジャーナル媒体以外の媒体に取引
内容履歴を記録し、取引を継続することに特徴がある。

〔作用１ 本発明においては、通常の取引時には、紙ジャーナルに
印字しており、紙ジャーナルの用紙切れまたはジャム等
の障害時のみ、電子ジャーナルへ出力するので、不意の
紙ジャーナル動作不能に対し、係員や保守員の手を煩わ
せることなく、また、休日稼動、無人稼動時にも、装置
を休止させることなく、継続して運用することが可能で
ある。

また、通帳ジャーナルへの振替印字および上位装置への
取引ジャーナル振替データ送信を行うことにより、同様
に紙ジャーナル動作不能時に装置を休止させることなく
、継続運用することができる。

従って、顧客サービスを向上させるとともに、装置の稼
動率を向上させ、しかも、休日、無人化運用時の係員や
保守員の出動を極力少くすることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第２ＵｇＪは、本発明の一実施例における自動現金取引
システムの構成図、第３図は本発明の一実施例における
現金自動取引装置の概観を示す斜視図、第４図は本発明
の一実施例における現金自動取引装置の機能構成図であ
る。

第２図において、１は現金自動取引装置（ＡＴＭ）、８
は上位装置１６３との間の通信回線を制御する送受信制
御部、＋６３は上位装置（ＴＣＥ）、＋６４は外部記憶
装置、１６５は照会端末である。

また、第３図において、２は磁気カード出入口兼用明細
票取出口、３は通帳出入口、４はタッチパネル入力兼ガ
イダンス表示部、５は紙幣入出金口、６は接近センサで
ある。さらに、第４図において、７は装置全体のユニッ
トを制御する制御部、９はＦＤ（フレキシブル・ディス
ク）入出力部、１０は紙ジャーナル部１３の代替の電子
ジャーナル部、１１は装置全体に電源を供給する電源部
、１２は制御部７に内蔵された記憶部、１３は紙ジャー
ナル部、１４は紙ジャーナルの有無を検知する検知部、
１５は伝票の発行およびカードのリード／ライトを行う
カード・伝票処理部、１６は紙幣入出金を行う紙幣部、
１７は紙幣の有無をチエツクするセンサ部、Ｉ８は通帳
印字処理部、１９は通帳ジャーナル部、２０は顧客操作
部／表示部、２１は係員操作部である。

本実施例では、紙ジャーナル切れとなった場合。

現金自動取引装置ｌ内の？ＩＬ′ｆ−ジャーナル部ｌＯ
１通帳ジャーナル部１９、あるいは上位装置側の外部記
憶装置１６４の何れかにより、ジャーナル取得を代行す
る。

まず、紙ジャーナル切れ時、現金自動取引装置ｌ内の電
子ジャーナル側に切り替える場合について述べる。

第１図は、本発明の一実施例における紙ジャーナル切れ
時の電子ジャーナル切替え処理を示すフローチャートで
ある。

本実施例では、′いらっしゃい″という音声ガイダンス
と共に表示された取引種別からパお引き出し”を選択／
押下しく１０００）、カードを挿入して（１００１）、
４桁の暗証番号を入力する（１００２）。こうして本人
確認がなされると、さらに、支払金額を入力する（１０
０３．１００４）。

この後、紙ジャーナルの残量状態をチエツクする（１０
０５）。

その結果１紙ジャーナル補充が不要であれば、０間合せ
メツセージ送信、■レシートＯｆ印字、■紙ジャーナル
へのエンボスインプリント、■紙ジャーナル前印字、■
メツセージ受信、■レシート後印字、■紙ジャーナル後
印字、■デイスプレィメツセージ処理、■カードメツセ
ージ処理の一連の処理を行い（１００６）、カード、明
細票、紙幣等を排出して（１００７）、取引を終了した
後、客交代復旧を行う（１００９）。

また、ステップ１００５において、紙ジャーナルの補充
が必要であれば、電子ジャーナルバックアップ処理側に
取引シーケンスが切替えられ、ステップ１００８に進む
。

このステップでは、０間合せメツセージの送信、■レシ
ート前印字、■エンボスの光学読み取り、■紙ジャーナ
ル印字データの電子ジャーナル・フォーマットへの変換
および電子ジャーナル出力、■メツセージ受信、■レシ
ート後印字、■紙ジャーナル印字データの電子ジャーナ
ル・フォーマットへの変換および電子ジャーナル出力、
■デイスプレィメツセージ処理、■カードメツセージ処
理の一連の処理を行った後、紙ジャーナル運用時と同様
にステップ１００７へ進む。

なお、磁気カードのエンボスを光学的に読み取り、ドツ
トイメージデータとしてビットパターンに合威し、電子
ジャーナルに取得する方法は公知であるため、説明を省
略する。

第５図は、本発明の一実施例における電子ジャーナル切
替時、紙ジャーナル印字データを電子ジャーナルイメー
ジデータに変換する際のフォーマットの説明図である。

第５図において、１５１は紙ジャーナル印字データ、１
５２は電子ジャーナルイメージに変換した後の紙ジャー
ナルデータである。

本実施例の紙ジャーナルデータ１５２は、第１図のステ
ップ１００８における■および■の処理で、紙ジャーナ
ル印字データ１５１に、レコード種別１桁と１行データ
のレングス２桁を付加したものである。これはＭＡＸ６
１バイト以下のレコードとして電子ジャーナルに取得さ
れ、１行分データレコードの連続として、取引毎にレコ
ードが生成される。

また、電子ジャーナルデータは、取引運用終了後、紙ジ
ャーナル補充により紙ジャーナルイメージに復元、編集
され、係員操作部２１からの係員指定で、１取引毎また
は電子ジャーナルに取得した取引全てを紙ジャーナルに
復元、印字させる。

本実施例によれば、例えばｌ取引データをエンボスの光
学情報を含めて約２にバイトとした場合、電子ジャーナ
ル格納エリアとして、磁気ディスクを２０Ｍバイト割り
当てると、２０ＸＩＯ＠÷く２ＸＩＯ’）＝１００００
件／台の取引ジャーナルが格納できる。さらに、紙ジャ
ーナルの取引分が約７５０件／台とすると１紙ジャーナ
ルと電子ジャーナルを合計して、１０７５０取引分を連
続稼動することができる。

また、電子ジャーナルデータは、当該装置の係員操作部
等からの指定で、必要な取引ジャーナルのみを、時刻等
をキーにして検索し、紙ジャーナルに再生印字すること
によって、紙ジャーナルを広げて目視検索する手間が省
ける。

次に、紙ジャーナル切れ時、通帳ジャーナルに切り替え
る場合について述べる。

第６図は、本発明の一実施例における紙ジャーナル切れ
時の通帳ジャーナル切替処理を示すフローチャートであ
る。

本実施例では、第１図のステップ１０００〜１００４と
同様に、取引種別の選択から金額確認までを行う（６０
００〜６００４）。

さらに、紙ジャーナル補充が必要か否かをチエツクする
（６００５）。

その結果、紙ジャーナル補充が必要であれば、通帳ジャ
ーナルバックアップ処理側に取引シーケンスが切替えら
れ、ステップ６００８に進む。このステップでは、■お
よび■に示すように、紙ジャーナル印字データを通帳ジ
ャーナル印字データにフォーマット変換する。なお、■
および■以外の処理は第１図のステップ１００８と同様
である。

また、エンボスの光学Ｓｌ！み取りデータは記憶部１２
に記憶され、ドツトイメージデータをビットデータに合
成して、通帳ジャーナル上に再びドツトイメージで復元
印字される。

こうして通帳ジャーナルに取得した取引ジャーナルデー
タは、通帳取引時の通帳ジャーナルデータの途中レコー
ドとして印字されるため、検索時の見づらさはあるが、
通帳ジャーナルデータは、通常６０〜６２字／行である
のに対し、紙ジャーナルバックアップ用の取引ジャーナ
ルデータは、２０字／行で印字することにより、通帳ジ
ャーナルデータとの識別を容易にすることができる。

本実施例によれば、通帳ジャーナル用ロール紙で約１０
００取引分のジャーナル印字が可能であり、紙ジャーナ
ル取引公約７５０件／台と合計して、約１７５０取引分
の連続稼動が可能である。

また、通帳取引との取引履歴が時間経過で一元化できる
ため、通帳障害等によるジャーナル検索が容易である。

次に、紙ジャーナル切れ時、上位装置側の電子ジャーナ
ルに切り替える場合について述べる。

本実施例では１紙ジャーナル切れ時の取引ジャーナルデ
ータを、第２図に示した現金自動取引装置１内部の送受
信制御部８より上位袋ｒＦ１１６３へ送信し、上位装置
１６３上の外部記憶装置１６４に電子ジャーナルとして
取得する。さらに、取弓終了後または現金自動取引装置
ｌの運用終了後、任意の時点で照会端末１６５に印字出
力する。以下、その詳細を述べる。

第７図は、本発明の一実施例における紙ジャーナル切れ
時の上位伝送取引ジャーナル切替処理を示すフローチャ
ートである。

本実施例では、第１図のステップ１０００〜１００４と
同様に、取引種別の選択から金額確認までを行う（７０
００〜７００４）。

さらに、紙ジャーナル補充が必要か否かをチエツクする
（７００５）。

その結果、紙ジャーナルの補充が必要であれば、上位伝
送取引ジャーナルバックアップ処理側に取引シーケンス
が切替えられ、ステップ７００８に進む。

このステップでは、■間合せメツセージ送信、■レシー
ト前印字、■エンボスの光学読み取りおよびドツトイメ
ージをビットデータに編集後、送信データバッファに格
納、■前印字データを上位伝送メツセージ・フォーマッ
トに変換し、送信データバッファに格納、■取引回答メ
ツセージ受信、■レシート後印字、■後印字データを上
位伝送メツセージ・フォーマットに変換し、送信データ
バッファの前印字データの続きに格納、■デイスプレィ
メツセージ処理、■カードメツセージ処理の一連の処理
を行う。

さらに、カード、明細票、紙幣の受取り終了後（７００
７）、上位伝送バックアップ処理を行うべきかを判定す
る（７００９）。

その結果、上位伝送の取引ジャーナルデータが有れば、
取引ジャーナルメツセージの上位送信処理を行い（７０
１０）、この後、客交代復旧を行う（７０１１）。

本実施例によれば、例えば上位装置で磁気デイスフで約
２０Ｍバイトを割り当てた場合、第１図に示した場合と
同様に、１０７５０取引分の連続稼動が可能である。

また、上位装置との伝送速度は、ｌ　Ｍ　ｂ　ｐ　ｓ等
のハイレベルリンク手順を採用することにより、２にバ
イ１フ回送信しても、伝送時間は約２０〜３０ｍｓであ
るため、伝送トラヒックに支障はない。

また、上位装置の外部記憶装置に取引ジャーナルを逐次
格納することにより、現金自動取引装置が客取引中でも
、上位装置の照会端末を操作することで、ＣＲＴあるい
はプリンタ用紙上から取弓ジャーナルを任意な時間に検
索することができ、ジャーナルの索引性を向上させる。

また、上位装置では、接続デバイスも高速出力タイプ等
Ｑ富であるため、ジャーナル検索時間およびプリントア
ウト時間を短縮することが可能である。

なお、紙ジャーナルが動作不能の場合、現金自動取引装
置内の電子ジャーナル、通帳ジャーナル、」二位装置側
の電子ジャーナルへの切替優先順位を予め設定して、制
御部がその優先順位に従い、何れを用いるかを選択／切
替することによって、より効率的にバックアップするこ
とができる。

〔発明の効果］ 本発明によれば、現金自動取引装置の紙ジャーナル切れ
時、装置を停止させることなく、電子ジャーナル、通帳
ジャーナル、あるいは上位装置を利用して取引ジャーナ
ルを継続取得することができるため、顧客サービスを向
上させるとともに、取引件数を増加させて、稼動率を向
上させることができる。また、休日、無人化運用時の係
員や保守員の出動を極力少くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における紙ジャーナル切れ時
の電子ジャーナル切替え処理を示すフローチャート、第
２図は本発明の一実施例における自動現金取引システム
の構成図、第３図は本発明の一実施例における現金自動
取引装置の概観を示す斜視図、第４図は本発明の一実施
例における現金自動取引装置の機能構成図、第５図は本
発明の一実施例における電子ジャーナル切替時、紙ジャ
ーナル印字データを電子ジャーナルイメージデータに変
換する際のフォーマットの説明図、第６図は本発明の一
実施例における紙ジャーナル切れ時の通帳ジャーナル切
替処理を示すフローチャート、第７図は本発明の一実施
例におけろ紙ジャーナル切れ時の上位伝送取引ジャーナ
ル切替処理を示すフローチャートである。 ｌ：現金自動取引装置、２：磁気カード出入口兼用明細
票取出口、３：通帳出入口、４．タッチパネル入力兼ガ
イダンス表示部、５：紙幣入出金ロ、６：接近センサ、
７：制御部、８：送受信制御部、９：ＦＤ入入出郡部１
０：電子ジャーナル。 １１：電源部、１２：記憶部、１３：紙ジャーナル部、
１４：検知部、１５：カード・伝票処理部。 １６：紙幣部、１７：センサ部、１８：通帳印字処理部
、１９：通帳ジャーナル部、２０：顧客操作部／表示部
、２１：係員操作部、１５１・紙ジャーナル印字データ
、１５２：電子ジャーナルイメージに変換した後の紙ジ
ャーナルデータ。 ６： ＋６４ ：外部記憶装置。 １　６　５　： 照会端末。 第 ３ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、取引内容履歴を紙ジャーナルとして取得する手段と
   、紙ジャーナルの用紙切れを検知する手段と、取引内容
   履歴を電子ジャーナルとして記録する手段と、通帳取引
   履歴を通帳ジャーナルとして記録する手段と、上位装置
   との間で送受信を行う手段を備え、外部記憶装置を有す
   る上位装置に接続された自動取引装置のジャーナル取得
   方法において、取引内容履歴を紙ジャーナルとして取得
   することが不能な場合、自動的に紙ジャーナルのデータ
   ・フォーマットを変換して、紙ジャーナル媒体以外の媒
   体に取引内容履歴を記録し、取引を継続することを特徴
   とする自動取引装置のジャーナル取得方法。