JPH0384355A - 空調用グラスウールダクトボードの製造方法 - Google Patents

空調用グラスウールダクトボードの製造方法

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JPH0384355A
JPH0384355A JP1220035A JP22003589A JPH0384355A JP H0384355 A JPH0384355 A JP H0384355A JP 1220035 A JP1220035 A JP 1220035A JP 22003589 A JP22003589 A JP 22003589A JP H0384355 A JPH0384355 A JP H0384355A
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JP
Japan
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glass
glass fibers
board
glass wool
duct
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JP1220035A
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Hideo Nishikata
西片 英夫
Osamu Yokote
横手 修
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NIPPON MICRO JIIUULE KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 a、産業上の利用分野 本発明は、その表面にガラス不織布が積層された空調用
グラスウールダクトボード及びその製造方法に関する。
b、従来の技術 工場設備やビルなどの空調用ダクトとしては、従来、第
3図に示すように、鉄板製ダクト1の内周面に保温・保
冷効果を有するグラスウール2を貼り付けたものが用い
られていた。
ところが近年、作業能率がよく、より安価なものとして
、第4図に示すようなグラスウール製ダクトボード3が
用いられるようになってきた。このダクトボード3は、
一般に低風速(約8 m/s以下)の場所に用いられて
いる。
C0発明が解決しようとする課題 グラスウール製ダクトボードを用いる場合には、ダクト
内を流れる風などによってダクトボードを形成するガラ
ス繊維が飛散することを防止しなければならない。
ガラス繊維の飛散を防止する手段としては、従来、グラ
スウールボードの表面に、飛散防止剤として例えば黒色
樹脂を塗布する方法または、グラスウールボードの表面
層に含まれるバインダー量を多くして、ガラス繊維同士
の接合度を高め、プルスルーによりボード表面を平滑化
する方法などが採用されていた。
しかし、前者では、作製されたグラスウールボードに塗
布装置を用いて飛散防止剤を塗布し、必要に応して乾燥
装置を用いて乾燥しなければならない。
すなわち、飛散防止剤を塗布する工程が必要であるため
、コスト高となる。また、飛散防止剤としては、通常有
機系の材料を用いるが、これはグラスウールの不燃化効
果を低下させる要因になる。
一方、後者は、旧式の技術であり、生産能率及びコスト
面で不利である。また、表面層に多量に含有されたバイ
ンダーがグラスウールの不燃化効果を低下させることに
もなる。
そこで本発明は、グラスウールボードを形成するガラス
繊維が飛散することがなく、かつグラスウールの不燃化
効果を低下させることがない、空調用グラスウールダク
トボードを提供することを目的とするものであり、本発
明の製造方法は、上記の如き空調用グラスウールダクト
ボードを生産能率及びコスト面で有利なロータリプロセ
スにより、塗布装置などの付帯装置を必要とせず製造す
ることができる、生産性のよい製造方法を提供すること
を目的とする。
61課題を解決するための手段 本発明は、グラスウールボードの表面にガラス不織布を
積層したことを特徴とする空調用グラスウールダクトボ
ード、及び、ガラス繊維に熱硬化性樹脂系接着剤を混入
し、該ガラス繊維を層状に並べながらその表面にガラス
不織布を当接し、これらを所定の厚さに圧縮するととも
に加熱乾燥し、上記接着剤によってガラス繊維同士を接
着させてグラスウールボードを成形するとともに、該グ
ラスウールボードの表面にガラス不織布を接着積層する
ことを特徴とする空調用グラスウールダクトボードの製
造方法を提供するものである。
e、実施例 次に、本発明を、図面を参照しつつさらに詳しく説明す
る。
第1図は、ガラス繊維に接着剤を加え、これをガラス不
織布とともに乾燥機内で加熱乾燥することにより、ガラ
ス不織布の積層されたグラスウールボードからなるグラ
スウールダクトボードを製造する工程を示している。以
下、これを順を追って説明する。
まず、ガラスを繊維化装置10により繊維化し、このガ
ラス繊維11aに接着剤噴霧装置12の噴霧口13から
フェノール樹脂をガラス繊維11aに対して3〜10重
量%の割合で噴霧する。
そして、吸引手段を有する集綿機14により吸引するこ
とにより、そのベルト15上に、接着剤(フェノール樹
脂)が噴霧されたガラス繊維11bを集める。
集まったガラス繊維11bを、ベルトコンベア16によ
り、図中に矢印Aで示す方向に搬送するが、ガラス繊維
11bが乾燥機18に搬入される前に、ガラス繊維11
bとベルトコンヘア16との間にガラス不織布17を挿
入することにより、ガラス不織布17をガラス繊維11
bに当接させる。
ガラス不織布17を当接させたガラス繊維11bを熱風
循環機構(図示せず)を具備する乾燥機18内に搬送し
、これをコンベア19により上下方向から加圧しながら
搬送するとともに、熱風により200〜250’Cの温
度で加熱乾燥する。
なお、コンベア19には、熱風を通すために多数の穴(
図示せず)が開けられている。
このようにして、ガラス不織布17の積層されたグラス
ウールボード20からなるグラスウールダクトボード2
1を得る。
このグラスウールダクトボード21は、第2図に示すよ
うに、例えば空調用ダクトの施工現場おいて、内周面が
ガラス不織布17で覆われたダクト22として組立られ
る。
上記製造方法によると、ガラス繊維は熱硬化性樹脂系接
着剤を含有しているため、これを乾燥機18内で加熱乾
燥すると、熱硬化されてグラスウールボード20が成形
される。また、ガラス繊維に噴霧された熱硬化樹脂は、
乾燥機18内に一緒に搬入されたガラス繊維11bとガ
ラス不織布17とを接着する。
このようにして得られたグラスウールダクトボード21
をダクトとして用いた場合、その内周面がガラス不織布
17で覆われているため、ダクト内を強い風が通っても
、ガラス繊維が飛散することはない。
また、積層されている不織布が、ガラス不織布17であ
るため、グラスウールボード20の不燃性は、全く損な
われず、また、同種の素材であるため、グラスウールボ
ード20と不織布17の接着性は良好である。
上記の製造方法は、ガラス不織布をガラス繊維とともに
乾燥機内に搬送する以外は、従来のグラスウールダクト
ボードの製造工程だけで行える。したがって、飛散防止
手段を施すために、別途に塗布装置、乾燥装置などを設
ける必要がなく、生産能率及びコストの面でも極めて有
利である。
なお、ガラス不織布は通気性が優れているため、乾燥機
内におけるグラスウールの乾燥は、ガラス不織布によっ
て阻害されない。
以上、本発明の一実施例について述べたが、本発明は既
述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的
思想に基づいて、各種の変形及び変更が可能である。
たとえば、ガラス繊維に噴霧される接着剤はフェノール
樹脂に限定されるものではなく、加熱乾燥することによ
り硬化する熱硬化性樹脂であればどのような樹脂でも用
いることができる。例えば、尿素樹脂、メラミン樹脂な
どを用いることもできる。
上記実施例の製造方法は、ガラス繊維を集綿機により集
めたのち、ガラス不織布を当接して乾燥機内に搬送する
ものであるが、集綿機より前方のベルトコンベア上にガ
ラス不織布を載せ、その後、この上に集綿機によりガラ
ス繊維を集めて搬送してもよい。
また、上記実施例では、ガラス繊維とベルトコンベアの
間にガラス不織布を挿入したが、乾燥機内に搬入させる
前にガラス不織布をガラス繊維の上に載せておくだけで
もよい。
すなわち、ガラス不織布を当接させる面は限定されない
上記実施例においては、グラスウールボードとガラス不
織布とは、ガラス繊維に噴霧された接着剤の接着力のみ
で接着したが、更に強度の向上を望む場合は、ガラス繊
維にガラス不織布を当接する際にその両者間に接着剤を
加えてもよい。
また、熱硬化性樹脂系接着剤は、均一に噴霧する必要は
なく、例えばグラスウールボードのガラス不織布と接着
する表面側の接着剤量を多くすることにより、グラスウ
ールボードとガラス不織布との強い接着を経済的に得る
ことができる。
この点に関しては、例えば次ぎのような例を挙げること
ができる。
前後に2つの繊維化装置を配置して用いる場合には、前
方の繊維化装置からベルトコンベア上に供給されたガラ
ス繊維の上に、後方の繊維化装置からガラス繊維が供給
されることになる。このような場合において、前方の繊
維化装置から供給されるガラス繊維に対して、より多く
の接着剤を噴霧するようにすると、全体としての接着剤
量を増やすことなく、グラスウールボードのガラス不織
布との当接面側の接着剤量を増やして、グラスウールボ
ードとガラス不織布との接着性を高めることができる。
上記の例は、ガラス繊維とベルトコンベアの間にガラス
不織布を挿入する場合についての例であるが、ガラス繊
維の上に不織布を載せて積層させる場合は、後方の繊維
化装置から供給されるガラス繊維に対してより多くの接
着剤を噴霧すればよい。
経験的には、グラスウールボードのガラス不織布を当接
する表面側の接着剤の量が、もう一方の側の1.3〜1
.5倍程度になるようにすると、最も経済的である。
g、 発明の効果 本発明のガラス不織布の積層された空調用グラスウール
ダクトボードにおいては、ガラス繊維の飛散を防止する
効果が、従来のものより遥かに優れている。
また、積層されるガラス不織布はグラスウールボードの
不燃性を全く低下させない。
本発明の空調用グラスウールダクトボードの製造方法は
、ガラス繊維同士を接着するために用いる接着剤を利用
して、グラスウールボードの表面にガラス不織布を接着
積層するものであるため、接着積層のための新たな装置
、設備等が不要であり、生産能率及びコストの面でも極
めて有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にかかるグラスウールダク
トボードの製造工程を示す概念図、第2図は、本発明の
一実施例にかかるグラスウールダクトポー0 ドにより組立てたダクトの横断面図、第春図は、槌部 来の鉄板製ダクトの横断面図、第赤図は、従来のグラス
ウール製ダクトの横断面図である。 10・・・繊維化装置、    lla 、llb・・
・ガラス繊維、12・・・接着剤噴霧装置、  13・
・・噴霧口、14・・・集綿機14、    15・・
・ヘルド、1619・・・ヘルドコンベア、17・・・
ガラス不織布、18・・・乾燥機、      20・
・グラスウールボード、21・・・グラスウールダクト
ボード。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)グラスウールボードの表面にガラス不織布を積層
    したことを特徴とする空調用グラスウールダクトボード
  2. (2)ガラス繊維に熱硬化性樹脂系接着剤を混入し、該
    ガラス繊維を層状に並べながらその表面にガラス不織布
    を当接し、これらを所定の厚さに圧縮するとともに加熱
    乾燥し、上記接着剤によってガラス繊維同士を接着させ
    てグラスウールボードを成形するとともに、該グラスウ
    ールボードの表面にガラス不織布を接着積層することを
    特徴とする空調用グラスウールダクトボードの製造方法
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JP2006517006A (ja) * 2003-02-04 2006-07-13 サン−ゴバン・イソベール 両面を覆うウエブを備えた鉱物ウールパネル
US7427575B2 (en) 2004-06-02 2008-09-23 Owens Corning Intellectual Capital, Llc Faced fibrous insulation

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