JPH0384336A - 空気調和機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ〉産業上の利用分野 この発明は、エアーフィルターを備えた空気調和機に関
するものである。

（ロ）従来の技術 エアーフィルターを備えた空気調和機の従来技術として
は、実公昭４７−１８３７９号公報に記載されているよ
うに、内部に送風機や熱交換器を有する空気調和機本体
と、この本体の空気吸込口に着脱自在に取付けられたエ
アーフィルターと、複数の風向板を備え前記エアーフィ
ルターを覆うように前記空気吸込口に取付けられた吸込
グリルとから構成される空気調和機があり、室内空気の
調温ができるだけでなく、空気中の埃も除去できるもの
がある。

（ハ）発明が解決しようとする課題 前述した空気調和機においては、エアーフィルターに着
脱用の摘みが設けられていたので、使用者はこの摘みを
つまんでエアーフィルターを着脱できるため、エアーフ
ィルターの着脱が容易にできる。しかし、前記摘みがつ
まみ易い大きさ、つまり、大きく形成されると、この摘
みの収納される空間として、吸込グリルの風向板と空気
吸込口との間の寸法を大きく必要とするため、空気調和
機が大きくなるという欠点があった。また、摘みを小さ
く形成すると、空気調和機が小型化されるものの、使用
者は摘みをつまみにくく、エアーフィルターを着脱しに
くくなっていた。

この発明は、エアーフィルターの摘みかつまみ易く大き
く形成されていても、大きさの増大を招きにくい空気調
和機を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 この発明は、前述した従来技術の課題を解決するために
、吸込グリルと空気調和機本体との間の空気吸込口に着
脱自在に設けられたエアーフィルターを有する空気調和
機において、前記エアフィルターに、吸込グリルの風向
板と風向板との隙間に位置し、かつまた、この隙間に接
しないような大きさの摘みを設けたものである。

（ホ）作用 この発明による空気調和機においては、もし仮に、エア
ーフィルターの摘みかつままれ易いように風向板同士の
隙間の方向に大きく形成されても、吸込グリルが空気調
和機本体に取付けられたときに、前記摘みは、風向板と
風向板との隙間にはまりあうこととなり、空気調和機に
摘みを収容する空間を設ける必要がないため、空気調和
機が大型化しにくい。

（へ〉実施例 この発明の一実施例を図面と共に説明する。第１図は本
発明による空気調和機の断面図、第２図は本発明による
空気調和機の外観斜視図、第３図は本発明による空気調
和機の上部の吸込口付近の説明図、第４図は本発明によ
る空気調和機の第１図に示すＡ円拡大説明図である。こ
れらの図において、（１）はそれぞれ上部、下部の熱交
換器（２）（３〉および送風機（４）が収納された空気
調和機本体、（５）は外装体、（６）は複数の風向板（
７）およびこの風向板（７）の間に形成された吸込口〔
隙間〕（８）を備えた吸込グリル、（９）はこの吸込グ
リルの裏側に設けられ、補強用でもあり、かつまたエア
ーフィルターのガイドとなるリブ、（１０）はこの吸込
グリル（６〉の裏側の空気調和機本体（１）に着脱自在
に取付けられたエアーフィルター、（１１）はこのエア
ーフィルターと熱交換器（２）との間に設けられた空気
清浄器、（１２〉は熱交換器（３）の下方に配置された
ドレンパンである。（１３）は吹出口で、その奥側に、
縦羽根（１４〉が、その手前側には水平羽根（１５）が
各々配置されている。この２枚の水平羽根（１５〉は各
々駆動用モーター〔図示せず〕によって動かされ、運転
時には、２枚の水平羽根（１５）が平行状態になるまで
動いて〔図示せず〕吹出口（１３〉からの吹出空気をス
ムーズに室内に吹出すようになっている。（１６）はエ
アーフィルター（１０〉の枠、（１７）はこの枠に設け
られた摘みで、この摘みは、前記吸込グリル（６）が空
気調和機本体（１）に取付けられた状態で吸込口（８）
に位置するように設けられている。（１８）（１９）（
２０）（２１）は空気調和機本体（１）に設けられたエ
アーフィルター（１０〉の取付片である。（２２）は外
装体（５）の上部前方に形成された吸込口、（２３）は
この吸込口に横方向に設けられた風向板、（２４）はこ
の下部の面が前記風向板（２３）より下方に位置するよ
うに設けられたリブで、とのリブはエアーフィルター（
１０）の先端（１０Ａ）を所定位置に導くためのガイド
となっており、エアーフィルター（１０〉の先端（ＩＯ
Ａ）がリブによって所定の位置に導かれるようになって
いる。（２５）はエアーフィルター（１０）の枠（１６
）に少し突出するように形成された膨出部で、この膨出
部はりブ（９〉に接して、エアーフィルター（１０〉に
おけるビビリ音の発生を防止する働きがある。また、前
記吸込グリル（６）は図示しないヒンジにより空気調和
機本体（１）に取付けられており、グリル（６〉の下部
が本体（１）の前吏側に開くようになっている。

このように構成されたこの発明の空気調和機において６
士、吸込グリル（６）が空気調和機本体（１）に取付け
られた状態でエアーフィルター＜１０）の摘み（１７）
が風向板（７）と風向板（７〉との隙間〔吸込口（８〉
〕に位置する、つまり、はまりあうこととなり〔第４図
参照〕、吸込グリル（６）と空気調和機本体（１）の間
に前記摘み（１７）の収納空間を特別に設ける必要がな
いため、この発明では空気調和機の大型化を招きにくい
ものである。

また、この空気調和機では、吸込グリル（６）の下端が
空気調和機本体（１）の前方に開かれると、エアーフィ
ルター（１０）が露出する。使用者はエアーフィルター
（１０）の摘み（１７）を上に引き上げると下部の取付
片（２１）からエアーフィルター（１０〉の下端が外れ
るため、使用者はエアーフィルター（１一 Ｏ）を空気調和機本体（１）から取外すことができる。

更にまた、エアーフィルター（１０）を空気調和機本体
（１）に取付けるときには、使用者はエアーフィルター
（１０）の摘み（１７）をつまんでエアーフィルター（
１０）を所定の位置に取付けようとすると、エアーフィ
ルター（ｌＯ〉の上部の先端（ＩＯＡ）が、まず最初に
吸込グリル（６）のリブ（９）に当って外装体（５）の
リブ（２４）の方向に導かれ、次にエアーフィルター（
ｌＯ）の先端（ＩＯＡ）が外装体（５）のリブ（２４〉
の下部の面によって所定の位置に導かれる。そして、使
用者は前記摘み（１７〉を取付片（２１）より、上に持
上げてエアーフィルター（１０〉の下部を取付片（２１
）に取付ける。

このように、この発明による空気調和機では、第５図に
示すようにエアーフィルター＜１０〉の先端（ＩＯＡ）
が風向板（２３〉に当って、エアーフィルター（１０）
を所定の位置に取付けにくいというようなことがあった
従来の空気調和機に比べて、このような取付けにくさが
極力避けられ、スムーズにエアーフィルター（１０）を
空気調和機本体（１）の所定の位置に取付けられるもの
である。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、摘みかつままれ易
いように形成されても、風向板と風向板との隙間にこの
摘みが位置する〔はまりあう〕ように構成されているの
で、吸込グリルと空気調和機本体の間に前記摘みの収納
空間を特別に設ける必要がないため、大型化を招きにく
く、スリムでコンパクトな空気調和機を提供することが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による空気調和機の断面図、第２図は本
発明による空気調和機の外観斜視図、第３図は本発明に
よる空気調和機の本体上部の吸込口付近の説明図、第４
図は本発明による空気調和機の第１図に示すＡ円拡大説
明図、第５図は従来の空気調和機における本体上部の吸
込口付近の拡大説明図である。 （１）・・・空気調和機本体、　（６）・・・吸込グリ
ル、（７）・・・風向板、 （８）・・・吸込口〔隙間〕、 （１０）・・・ エアーフィルター （１３〉・・・吹出口、 （１７〉・・・摘 み。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）吸込空気の開口部に設けたエアーフィルターと、
   調温された空気が吹出される吹出口とを備えた空気調和
   機本体に、複数の風向板のある吸込グリルを取付けた空
   気調和機において、前記エアーフィルターにはフィルタ
   ーの取付時に前記風向板と風向板との隙間にはまりあう
   摘みを有することを特徴とする空気調和機。