JPH0383505A - カヌマソイル植生工法 - Google Patents

カヌマソイル植生工法

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JPH0383505A
JPH0383505A JP1221271A JP22127189A JPH0383505A JP H0383505 A JPH0383505 A JP H0383505A JP 1221271 A JP1221271 A JP 1221271A JP 22127189 A JP22127189 A JP 22127189A JP H0383505 A JPH0383505 A JP H0383505A
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JP
Japan
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soil
seed
kanuma soil
kanuma
water
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JP1221271A
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English (en)
Inventor
Masazumi Machida
町田 正純
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Individual
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Sowing (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この考案は、これまで、種子をまいても、なかなか発芽
せず、種子から植物を生育させるのが、大変むずかしい
、とされてきた植物の種子を、発芽させ、生育させる方
法の一つとして考案されたものですが、こ\では、日本
芝のうち、野芝の種子を使用して、その方法を述べるこ
とにします。
野芝の種子は、これまで発芽が大変悪く、とても、種子
から芝生を作ることは、困難だとされてきたのです。
しかしこの野芝の種子も、発芽促進処理技術の進歩と、
カヌマソイル工法という、施工方法によリ リ、よ毎短日時に発芽させ、しかも出来るだけ、発芽の
時期を、同一時期にすることが可能となり、簡単で、施
工性のよい経済的な方法が生まれたのです。
これまで、野芝の種子は、西洋芝の種子とは異なって、
硬実性のため、発芽しにくく、とても種子から芝生を作
ることは出来ないとされ、切芝を張る方法、でターフの
遺戒がなされてきたのです。
しかし昭和53年頃より、韓国における野芝の種子の発
芽促進処理技術が進歩し、よく発芽する種子が輸入され
るようになってきたのです。
けれども、野芝の種子は、西洋芝の種子のように、簡単
には発芽してくれず、やはり、独特な発芽の条件をそろ
えた施工方法の開発が必要とされてきたのです。
これまでの研究から、野芝の種子を発芽させるには、2
0℃〜35℃という温度と、十分な太陽光線と、種子が
発芽するまでの3〜15日間は、途中で種子を乾燥させ
てしまわないように、連続して水分を保持させる事が、
最も大切な、三つの条件であることがわかったのです。
けれども、これらの条件を満足させるよい施工方法が、
見つからず、これまでは、梅雨の季節にタイミングを合
わせて施工するか、播種した後に、スプリンクラ−のよ
うな散水設備を設置するか、フィルムで地表面を被覆し
てしまう方法しか、なかったのが、現状です。
これらの方法も、梅雨時を待って施工しても、年によっ
ては、から梅雨であったり、途中から雨が降らなくて種
子が、乾燥してしまったりで、失敗に終る事が多かった
のです。
また散水設備をするには、小面積の施工の場合はよいの
ですが、グランドや、ゴルフ場のような大面積の施工を
する場合には、水の問題、費用の問題があり、比較的、
経済的で、確かな方法として、フィルムで、地面を被覆
する方法が、現在片われておるのですが、この方法も、
フィルムを被覆するという作業の能率性に問題があるの
です。
これらの問題点を解決してくれる工法が、本考案の「カ
ヌマソイル植生工法」という、客土種子吹付機械を使用
して行う植生工法である。
この工法は、鹿沼土の本来持っている保水性と通気性が
、野芝の種子を発芽させるのに、最適な素材であること
をつきとめ、更に大規模な施工を行う場合の、作業を行
う上からの施工性、客土種子吹付機械を使用するための
必要性から、鹿沼土を粉状にしたもの、そして4ミリメ
ートル以下の細粒ものとを一定配合したものを主基剤と
して、野芝の発芽に最も必要な、水分を出来るだけ長く
保たせる方法として、特殊加工された保水剤の、オアシ
スライトを少量加えることにより、オアシスライトの持
つ、保水性と、植物が水分を吸収した後、できる通気性
が、土の固結化の防止と、種子の発芽をより促進するこ
とに着眼し、この二つの材料の良い点を、土の表面にし
っかり安定させるのに、安定剤、〈ルナゾール〉を使用
し、これに化成肥料、発芽促進処理した、野芝の種子、
を加え、これらを客土種子吹付機械のタンクに入れ、水
を加え、よく混合してスラリー状になったものを、あら
かじめ、用意された、整地ずみの地表面に、厚さ5〜1
3ミリメートル程になるように、できるだけ均一に吹付
けをする方法である。
この工法による施工の特徴は、鹿沼土の本来持っている
特質を変えることなく、粉状にすることにより、施工性
をよくし、細粒のものを加えて、通気性をより確保し、
特質である水もちのよさにオアシスライトの高い保水性
を更にプラスさせ、より早く種子の発芽を促すことであ
り、また粉状の鹿沼土は、地表面とのなじみや、安定性
をも増すことから、大変よい結果をもたらすのである。
またオアシスライトは、太陽光線により、保水力が早く
弱まる材質のため、かえって、植物の生長にはよい結果
をもたらしてくれるのである。
野芝の場合の施工の適期は、気温が20〜35℃、とい
う、高温期での施工になるため、晴天が続く場合には、
乾燥が早いため、鹿沼土の表面の乾燥状態を、よく観察
しながら、白く乾燥しておる場合には、なるべく夕方に
、散水することが必要である。
このカヌマソイルによる、野芝の種子の、植生方法は、
これまで、人の手作業により行われてきた。切芝を張る
という、昔からの施工方法を、大きく変える、新しい工
法の誕生と言えるものと確信しております。
以下に本発明の実施試験例について説明する。
実施試験(1) 表−1、Aの配合による、この工法の、スラリー状の混
合物の一部に、野芝の種子、300粒を加えよく混合し
ておく。
これを、事前に用意した底部に赤土を入れた植木鉢の表
面に、厚さ7〜8ミリメートルになるよう均一に敷きな
らす。
対照のもう一つの植木鉢には、同様の赤土を入れ表−1
のBの割合で配合したものに、野芝の種子300粒を加
え、よく混合したものを、鉢の表面に均一に敷きならす
。こうして行った発芽生育試験の結果は、 表−2、 のとおりである。
カヌマソイル植生工法は、 種子の発芽生育を促進 し、 土と比較した場合、 その差は2倍以上という 優れたものを持っていることが判明したのである。
実施試験(2) 表−1、のA、B、の配合により実施試験(1)と同じ
方法により、雨の少ない晴天の日が続く時を選んで実施
したのが、表−3、である。この表からも、乾燥状況下
での、A配合による、カヌマソイル植生工法の発芽生育
の優れた点が、明らかである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 粉状にした鹿沼土と、径、4ミリメートル以下の細粒鹿
    沼土とを、一定の割合に混合したものを基材とし、これ
    に保水剤、安定剤、肥料、改良剤、植物の種子、等を客
    土種子吹付機械のタンクに入れ、水を加えて、よく混合
    した後、あらかじめ準備、整地された植生の予定地に、
    客土種子吹付機械により、一定の厚さに、吹付散布を行
    い、植生を行う工法。
JP1221271A 1989-08-28 1989-08-28 カヌマソイル植生工法 Pending JPH0383505A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013000065A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Tosho:Kk 土壌表面乾燥防止材
CN104160860A (zh) * 2014-08-07 2014-11-26 深圳市和景园林绿化有限公司 一种使用绿化砖笼绿化边坡的方法
CN104782383A (zh) * 2015-05-15 2015-07-22 黄石市园林花木有限责任公司 一种高、陡边坡生态复绿喷播基材及其制备方法和应用

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