JPH0383122A - マルチウインドウ表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 マルチウィンドウ表示装置の改良に関し、マルチウィン
ドウの移動や優先順位の変更を高速に行え、表示位置や
大きさに制限のないウィンドウ表示を可能にすることを
目的とし、ウィンドウ番号カウンタで指定されたウィン
ドウ属性メモリの格納場所から読み出された座標情報と
表示Ｙ座標カウンタの値とによりウィンドウの画面への
表示を判定した後、表示ブロックの中間ラッチへ次回の
表示に使用される座標情報をストアし、表示前にそれら
の値を３つのカウンタに転送し、表示されるデータを表
示データ・ラッチにストアし、シフトレジスタに転送し
、シフトレジスタのシリアル出力を表示優先順位制御部
で選択し、表示出力とするものである。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、マルチウィンドウ表示装置の改良に関するも
のである。

〔従来の技術〕

第６図はマルチウィンドウ表示装置の従来例の構成を示
すブロック図である。同図において、２１はウィンドウ
属性メモリ、２２はウィンドウ番号カウンタ、２３は表
示Ｙ座標カウンタ、２４はウィンドウ制御部、２５は表
示判定部、２６はアドレス計算部、２７は表示ブロック
選択部、２８はウィンドウ・データ・メモリ、２９は表
示開始カウンタ、３０は表示ブロック制御部、３１はシ
フトレジスタ、３２は表示優先順位制御部をそれぞれ示
している。

ウィンドウ属性メモリ２１には、複数のウィンドウの属
性が格納されている。ウィンドウの属性情報とは、ウィ
ンドウの左上隅点の表示画面上のＸ、Ｙ座標、ウィンド
ウ・データを格納するウィンドウ・データ・メモリ上の
開始アドレス（基準アドレス）および表示するか否かを
示す表示フラグから構成されている。

ウィンドウ番号カウンタ２２は、ウィンドウ属性メモリ
２１から何れのウィンドウの属性情報を読み出すかを指
示するものである。例えば、ウィンドウ番号カウンタ２
２が第１番のウィンドウを指示すれば、第１番のウィン
ドウの属性情報がウィンドウ属性メモリ２１から読み出
される。

表示Ｙ座標カウンタ２３は、表示しようとする表示画面
上のラインを指定するものである。

ウィンドウ制御部２４はマルチウィンドウ制御全体を司
るものであり、ウィンドウ番号カウンタ２２へのクロッ
ク供給や表示Ｙ座標カウンタ２３へのクロック供給もウ
ィンドウ制御部２４が行う。

表示判定部２５は、ウィンドウ属性メモリ２１から出力
される第ｉ番目のウィンドウのＹ座標値。

第ｉ番目のウィンドウの表示フラグおよび表示Ｙ座標カ
ウンタ２３の出力する表示Ｙ座標値を取り込み、表示Ｙ
座標カウンタ２３の出力で指定されるラインが第ｉ番目
のウィンドウの中を通り且つその表示フラグがオン（表
示すべきウィンドウであることを示す）である場合に限
って、オンの表示判定信号を出力する。

アドレス計算部２６は、ウィンドウ属性メモリ２１から
読み出される第ｉ番目のウィンドウのＹ゛座標第ｉ番目
のウィンドウの基準アドレスおよび表示Ｙ座標カウンタ
２３の出力する表示Ｙ座標を取り込み、表示Ｙ座標カウ
ンタ２３の出力で指定されるラインを表示する際に最初
に読み出される第ｉ番目のウィンドウの番地のアドレス
を計算する。

表示ブロック選択部２７は、表示ブロック選択カウンタ
（図示せず）および複数の表示ブロック選択出力線を有
しており、表示判定部２５からオンの表示判定信号を受
は取ると、表示ブロック選択カウンタの内容を＋１し、
表示ブロック選択カウンタで指定される表示ブロック選
択出力線上の信号をオンする。図示の例ではＮ個の表示
ブロックが存在するが、各表示ブロックには固有の表示
ブロック選択出力線が割り当てられている。

ウィンドウ・データ・メモリ２８にはウィンドウのデー
タが格納されており、アドレス計算部２６の出力がアド
レスとして入力され、このアドレスで指定された番地の
データが読み出される。読み出されたデータは、オンの
表示ブロック選択出力線に対応する表示ブロックのシフ
トレジスタ３１に書き込まれる。

各表示ブロックは、表示開始カウンタ２９２表示ブロッ
ク制御部３０およびシフトレジスタ３１を有している。

第に番目の表示ブロック選択出力線上の信号がオンのと
きには、第に番目の表示ブロックの中に存在する表示開
始カウンタ２９に、ウィンドウ属性メモリ２１から出力
されるＸ座標が書き込まれる。表示開始カウンタ２９の
内容は、ラインの表示が開始されると、１ドット表示す
る毎に−１される。

表示ブロック内の表示ブロック制御部３０は、表示開始
カウンタ２９の内容が０になると、シフトレジスタ３１
に対して続出開始指示を与える。

続出開始指示が与えられると、シフトレジスタ３１から
データが読み出され、読み出されたデータは表示優先順
位制御部３２に入力される。

表示優先順位制御部３２は、複数の表示ブロックからデ
ータが入力された場合、若番の表示ブロックからのデー
タを優先して出力する。表示優先順位制御部３２から出
力されたデータは、デイスプレィ装置（図示せず）に送
られる。

表示Ｙ座標カウンタ２３が第１番目のラインを指定する
場合、第１番目のラインに関係のあるウィンドウのＸ座
標およびデータが表示ブロック群に書き込まれ、書込み
が終了した後、表示ブロック群からデータが読み出され
る。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来例では、８×８ドットのブロック１つの移動の制御
にはウィンドウ属性メモリ２１の１組のＸ座標値とＹ座
標値を変更することで行うが、８×８ドットのブロック
を組合せて大きなウィンドウをｌ１ｌＩ戒した場合、そ
の移動時には組み合わせたブロックの数だけのＸ座標値
とＹ座標値を制御しなくてはならない。

本発明は、この点に鑑みて創作されたものであって、マ
ルチウィンドウの移動や優先順位の変更を高速に行え、
表示位置や大きさに制限のないウィンドウ表示を可能に
するマ、ルチウィンドゥ表示装置を提供することを目的
としている。

〔課題を解決するための手段〕

そしてそのため、本発明のマルチウィンドウ表示装置は
、 ウィンドウ・データを格納するウィンドウ・データ・メ
モリ９と、 ウィンドウ・データ・メモリ９のアクセスを制御するデ
ータ・メモリ・アクセス制御部８と、ウィンドウ番号カ
ウンタ２と、 ウィンドウの表示画面上のＸ座標、Ｘ長さ、Ｙ座標、Ｙ
長さ、ウィンドウ・データ・メモリ９におけるウィンド
ウ・データの格納位置を示す基準アドレス及び表示フラ
グより成るウィンドウ属性情報の複数個を格納すると共
に、ウィンドウ番号カウンタ２で指定された格納場所の
ウィンドウ属性情報を出力するウィンドウ属性メモリ１
と、表示画面上の表示ラインのＹ座標を出力する表示Ｙ
座標カウンタ３と、 中間ラッチ１０．表示開始カウンタ１１．表示長さカウ
ンタ１２１表示アドレス・カウンタ１３゜表示ブロック
制御部１４．　　シフトレジスタ１５および表示データ
・ラッチ１６を有する表示ブロックの複数個と、 ウィンドウ属性メモリ１から出力されたＹ座標５基準ア
ドレス及び表示Ｙ座標カウンタ３の出力する表示Ｙ座標
に基づいて、表示先頭アドレスを計算するアドレス計算
部６と、 ウィンドウ属性メモリ１から出力されるＹ座標。

Ｙ長さ１表示フラグおよび表示Ｙ座標カウンタ３から出
力される表示Ｙ座標に基づいて、当該ウィンドウの表示
を行うか否かを判定し、表示を行うと判定されたときに
はオンの表示判定信号を出力する表示判定部５と、 表示判定部５からオンの表示判定信号が出力された時に
、複数の表示ブロックの中の１個を選択し、選択された
表示ブロックの中間ラッチ１０の中に、ウィンドウ属性
メモリ１から出力されたＸ座標、Ｘ長さおよびアドレス
計算部６から出力された表示先頭アドレスをストアさせ
る表示ブロンク選択部７と、 表示ブロックのシフトレジスタ１５からシリアル出力さ
れたデータが人力されると共に、複数のデータが入力さ
れた場合には優先順位に従って１個のデータを選択し、
選択したデータを表示出力とする表示優先順位制御部１
７と を具備している。

各表示ブロックは、表示ブロック制御部１４の制御によ
り、 ブランキング期間中に中間ラッチ０■のＸ座標。

Ｘ長さ１表示先頭アドレスをそれぞれ表示開始カウンタ
１１１表示長さカウンタ１２１表示アドレス・カウンタ
１３に転送し、表示アドレス・カウンタ１３の値を使用
してウィンドウ・データ・メモリ９からデータを読み出
し、読み出したデータを表示データ・ラッチ１６に書込
み、 ラインの表示が開始された後、１ビット表示する毎に表
示開始カウンタ１１の値を−１し、表示開始カウンタ１
１の値がＯになった時またはシフトレジスタ１５のデー
タが全て出力された時に、表示データ・ラッチ１６のデ
ータをシフトレジスタ１５にセットしてシフトレジスタ
１５からデータを１ビットずつシリアル出力させ、 表示データ・ラッチ１６のデータをシフトレジスタ１５
にセットしたことを契機として、表示アドレス・カウン
タ１３の値を単位量だけ更新し、更新された表示アドレ
ス・カウンタ１３の値を使用してデータをウィンドウ・
データ・メモリ９から読み出し、読み出したデータを表
示データ・ラッチ１６に書込み、 シフトレジスタ１５からのデータ出力が開始された後、
１ビット表示される毎に表示長さカウンタ１２の値を−
１し、表示長さカウンタ１２の値がＯになった時にシフ
トレジスタ１５の出力を禁止するよう構成されている。

〔実施例〕

第１図は本発明の１実施例のブロック図である。

同図において、ｌはウィンドウ属性メモリ、２はウィン
ドウ番号カウンタ、３は表示Ｙ座標カウンタ、４はウィ
ンドウ制御部、５は表示判定部、６はアドレス計算部、
７は表示ブロック選択部、８はデータ・メモリ・アクセ
ス制御部、９はウィンドウ・データ・メモリ、１０は中
間ラッチ、１１は表示開始カウンタ、１２は表示長さカ
ウンタ、１３は表示アドレス・カウンタ、１４は表示ブ
ロツク制御部、１５はシフトレジスタ、１６は表示デー
タ・ラッチ、１７は表示優先順位制御部をそれぞれ示し
ている。

ウィンドウ属性メモリ１は、ウィンドウの属性を格納す
るものである。第２図はウィンドウ属性メモリの内容例
を示す図である。図示の例では、ウィンドウＡ、Ｂ、Ｃ
，Ｄ、・・・１Ｍについての属性がウィンドウ属性メモ
リ１に格納されている。

ウィンドウの属性は、Ｘ座標、Ｘ長さ、Ｙ座標。

Ｙ長さ、基準アドレス、表示フラグから構成されている
。ＸＩ！標、Ｙ座標、Ｘ長さおよびＹ長さは、表示画面
上のウィンドウの領域を示すものである。

基準アドレスは、ウィンドウのデータが格納されている
ウィンドウ・データ・メモリ上のアドレスを示すもので
ある。表示フラグは、表示するか否かを示す。第３図は
、第２図のウィンドウ属性メモリの内容に対応する画面
表示位置を示す。

ウィンドウ番号カウンタ２は、ウィンドウ属性メモリ１
から読み出すべきウィンドウの番号を指定するものであ
る。例えば、ウィンドウ番号カウンタ２の値がＯの場合
には、ウィンドウＡの属性がウィンドウ属性メモリ１か
ら読み出される。ウィンドウ番号カウンタ２の内容は、
クロックが供給される毎に＋１される。

表示Ｙ座標カウンタ３は、表示すべきラインの番号を指
定するものである。表示Ｙ座標カウンタ３の内容は、ク
ロックが供給される毎に＋１される。

ウィンドウ制御部４は、マルチウィンドウ制御全体を司
るものであり、ウィンドウ番号カウンタ２へのクロック
供給や表示Ｙ座標カウンタ３へのクロック供給もウィン
ドウ制御部４が行う。

表示判定部５は、ウィンドウ属性メモリ１から出力され
るＹ座標と、ウィンドウ属性メモリ１から出力されるＹ
長さと、ウィンドウ属性メモリ１から出力される表示フ
ラグと、表示Ｙ座標カウンタ３から出力される表示Ｙ座
標とを取り込み、表示フラグ−オン 表示Ｙ座標≧Ｙ座標 表示Ｙ座標〈Ｙ座標＋Ｙ長さ の３つの条件が成立している時に、オンの表示判定信号
を出力する。

アドレス計算部６は、ウィンドウ属性メモリ１から出力
されるＹ座標と、ウィンドウ属性メモリｌから出力され
る基準アドレスと、表示Ｙ座標カウンタ３から出力され
る表示Ｙ座標とを取り込み、表示先頭アドレス（Ｓ、、
Ｓ、）を出力する。ＳＸ＋　　ＳＶは、 Ｓウー基準アドレスのＸ成分 Ｓｙ＝基準アドレスのＹ成分十 （表示Ｙ座標の値−Ｙ座標の値） である。

表示ブロック選択部７は、表示ブロック選択カウンタ（
図示せず）および複数の表示ブロック選択出力線を有し
ており、表示判定部５からオンの表示判定信号を受は取
ると、表示ブロック選択カウンタの内容を＋１し、表示
ブロック選択カウンタで指定される表示ブロック選択出
力線上の信号をオンする。図示の例ではＮ個の表示ブロ
ックが存在するが、各表示ブロックには固有の表示ブロ
ック選択出力線が割り当てられている。

データ・メモリ・アクセス制御部８は、ウィンドウ・デ
ータ・メモリ９をアクセスする際の制御を行うものであ
り、アクセス要求が競合した場合の優先順位制御なども
行う。

ウィンドウ・データ・メモリ９は、ウィンドウのデータ
を格納する。第４図は、第２図のウィンドウ属性メモリ
の内容例に対応するウィンドウ・データ・メモリの内容
を示す。

図示の例では、Ｎ個の表示ブロックが存在する。

各表示ブロックは、中間ラッチ１（１１表示開始カウン
タ１１３表示長さカウンタ１２９表示アドレス・カウン
タ１３．表示ブロック制御部１４．シフト−ジス５１５
１表示データ・ラッチ１６を有している。

第に番目の表示ブロック選択出力線上の信号がオンのと
きには、第に番目の表示ブロックの中間ラッチ１０に、
ウィンドウ属性メモリｌから出力されるＸ座標、ウィン
ドウ属性メモリ１から出力されるＸ長さ、アドレス計算
部６から出力される表示先頭アドレスが書き込まれる。

ブランキング期間中に、中間ラッチｌＯのＸ座標値が表
示開始カウンタ１１に、中間ラッチ１０のＸ長さが表示
長さカウンタ１２に、中間ラッチ１０の表示先頭アドレ
スが表示アドレス・カウンタ１３に格納される。そして
、表示アドレス・カウンタ１３の内容がデータ・メモリ
・アクセス制御部８に送られ、ウィンドウ・データ・メ
モリ９からデータが読み出され、読み出されたデータが
表示データ・ラッチ１６に書き込まれる。表示開始カウ
ンタ１１の内容は、ラインの表示が開始されると、１ド
ット表示される毎に−１される。

表示プロ・ンク制御部１４は、表示開始カウンタ１１の
内容が０になると、表示データ・ラッチ１６の内容をシ
フトレジスタ１５に移し、表示アドレス・カウンタ１３
の内容を単位量だけ増加させ、表示長さカウンタ１２を
イネーブル状態にし、シフトレジスタ１５に対して続出
開始指示を与える。

表示アドレス・カウンタ１３の内容が更新されると、こ
の更新されたアドレスに基づくウィンドウ・データ・メ
モリ９のアクセスが行われ、ウィンドウ・データ・メモ
リ９から読み出されたデータが表示データ・ラッチ１６
に書き込まれる。そして、シフトレジスタ１５のデータ
が全て読み出されると、表示データ・ラッチ１６の内容
はシフトレジスタ１５に移され、表示アドレス・カウン
タ１３の内容は単位量だけ増加させられ、再びウィンド
ウ・データ・メモリ９へのアクセスが行われる。

続出開始指示が与えられると、シフトレジスタ１５から
データが読み出され、読み出されたデータは表示優先順
位制御部１７に送られる。

表示長さカウンタ１２は、イネーブル状態になると、１
ドット表示される毎に−１される。表示長さカウンタ１
２の内容がＯになると、表示ブロック制御部１４は、シ
フトレジスタ１５からのデータの出力を停止する。

表示優先順位制御部１７は、複数の表示ブロックからデ
ータが入力された場合、若番の表示ブロックからのデー
タを優先して出力する。表示優先順位制御部２から出力
されたデータは、デイスプレィ装置（図示せず）に送ら
れる。

第６図の表示タイ電ング例を参照して本発明の詳細な説
明する。画面に表示されるライン３５の１つ前のライン
３４の表示中に、ウィンドウ属性メモリ１にウィンドウ
番号カウンタ２の初期値Ｏを与え、ウィンドウＡのデー
タを読み出す。表示判定部５は、表示フラグがオンとな
っているので、表示Ｙ座標カウンタ３の値３５とＹ座標
の値１０とＹ長さの値３０とが 表示Ｙカウンタ値≧Ｙ座標値 表示カウンタ値くＹ座標値子Ｙ長さ値 と云う両方の条件を満足しているか否かを調べる。

ウィンドウＡの場合、 ３５≧１０且つ３５＜１０＋３０ が成り立つので、表示判定部５はオンの表示判定信号を
出力する。表示ブロック選択部７は、オンの表示判定信
号を受は取ると、初期値の表示ブロック１を選択する０
表示ブロック１が選択されると、表示ブロックＩの中間
ラッチＩＯに、ウィンドウＡ（７）Ｘ座標ノ（Ｌｉ！２
０と、Ｘ長さの値４０と。

アドレス計算部６が出力する表示先頭アドレスとが書き
込まれる。ウィンドウＡの場合、Ｙ座標値が１０．基準
アドレスが（０，０）であるので、表示先頭アドレスの
Ｙ成分は、 ０＋（３５−１０）　＝２５ となり、ライン３５を表示する際のウィンドウへの表示
先頭アドレスは（０，２５）となる。

次に、ウィンドウ番号カウンタ２の値が１となり、ウィ
ンドウ属性メモリ１からウィンドウＢの値が読み出され
るが、ウィンドウＢの表示フラグはオフのため何も行わ
れず、読み出されたデータは無効となる。同様の処理を
ウィンドウ番号カウンタの値がＭになるまで繰り返す。

図示の例では、ウィンドウ番号カウンタ２の値が４から
Ｍまでは全て表示フラグがオフのため、表示ブロック１
の中間ラッチ１１にはウィンドウＡのデータ、表示ブロ
ック２の中間ラッチ１１にはウィンドウＣのデータ、表
示ブロック３の中間ラッチ１１にはウィンドウＤのデー
タと云うように、表示されるウィンドウのデータが表示
ブロックに順に書き込まれる。

残りの表示ブロックの中間ラッチ１１は全て初期値のま
まとなり、このとき表示長さカウンタ１２の値が０とな
るため表示されない。

ライン３４の表示終了後からライン３５の表示開始まで
の間のブランキング期間に、表示ブロックｌでは中間ラ
ッチ１０のＸ座標の値２０が表示開始カウンタ１１へ、
Ｘ長さの値４０が表示長さカウンタ１２へ、ウィンドウ
・データ・メモリのアドレス値（０，２５）が表示アド
レス・カウンタ１３へ転送され、表示アドレス・カウン
タ値（０，２５）によって指定されるウィンドウ・デー
タ・メモリ９の番地より例えばＸ方向８ドット分のデー
タが表示データ・ラッチ１６に読み込まれる。このとき
、表示ブロックはＮ個あり、ウィンドウ・データ・メモ
リ９へのアクセスは一斉に行われるが、データ・メモリ
・アクセス制御部８が表示ブロック番号の小さいもの、
つまり画面での表示優先順位の高いもののアクセスを優
先させる。これにより、ウィンドウの表示枚数が多くな
る等してウィンドウ・データ・メモリ９へのアクセスが
追いつかなくなった場合、優先順位の低いウィンドウか
ら順に表示されなくなることがあるが、優先順位の高い
ウィンドウは必ず表示される。

ライン３５の表示が開始されるときに、表示ブロックＩ
の表示開始カウンタ１１はロード後の値２０から順に１
ドット毎に−ｌされ、値がＯになった時に表示データ・
ラッチ１６のデータはシフトレジスタ１５に入り、表示
ブロック１の出力としてシフトレジスタ１５より１ドッ
トずつ出力される。同時に、１アドレスを８ドントとし
た場合、表示アドレス・カウンタ１３は＋１されて次の
８ドットのデータをウィンドウ・データ・メモリ９に要
求する。また、表示出力が開始されると同時に、表示長
さカウンタ１２もｌドット毎に−１され、値がＯとなる
と、シフトレジスタ１５の出力を禁止し、表示ブロック
１の動作はそのラインの表示終了まで停止する。同様な
動作が他の表示ブロックでも行われる。この結果、画面
上には水平方向に同時表示できるウィンドウの枚数は最
大で、表示ブロック数Ｎに等しくなる。また、同時に画
面上に表示できるウィンドウの枚数は最大で、ウィンド
ウ属性メモリの数Ｍになる。

そして、各表示ブロックの出力は表示優先順位制御部１
７に入力され、表示優先順位制御部１７において、表示
ブロック番号の小さいものから出力されたデータをブロ
ック番号の大きなものから出力されたデータより優先し
て出力することで、ウィンドウの重なりを表現する。

〔発明の効果］ 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、一つ
のマルチウィンドウが１つの座標、大きさ情報で制御で
き、その値の変更のみで、移動や大きさの変更がドット
単位にリアルタイムで可能となり、優先順位の変更はウ
ィンドウ属性メモリのデータの入れ換えで可能となるた
め、マルチウィンドウの制御が高速且つ容易に゛可能と
なる。しかも、ビデオ・メモリは表示する全てのウィン
ドウが入る１枚のみでよい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例のブロンク図、第２図は本発
明のウィンドウ属性メモリの内容例を示す図、第３図は
第２図のウィンドウ属性メモリに対応する画面表示位置
を示す図、第４図は第２図のウィンドウ属性メモリの対
応するウィンドウ・データ・メモリの内容を示す図、第
５図は本発明における表示タイ旦ング例を示す図、第６
図は従来例の構成を示す図である。 １・・・ウィンドウ属性メモリ、２・・・ウィンドウ番
号カウンタ、３・・・表示Ｙ座標カウンタ、４・・・ウ
ィンドウ制御部、５・・・表示判定部、６・・・アドレ
ス計算部、７・・・表示ブロック選択部、８・・・デー
タ・メモリ・アクセス制御部、９・・・ウィンドウ・デ
ータ・メモリ、１０・・・中間ラッチ、１１・・・表示
開始カウンタ、１２・・・表示長さカウンタ、１３・・
・表示アドレス・カウンタ、１４・・・表示ブロック制
御部、１５・・・シフトレジスタ、１６・・・表示デー
タ・ラッチ、 １ ７・・・表示優先順位制御部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ウィンドウ・データを格納するウィンドウ・データ・メ
   モリ（９）と、 ウィンドウ・データ・メモリ（９）のアクセスを制御す
   るデータ・メモリ・アクセス制御部（８）と、ウィンド
   ウ番号カウンタ（２）と、 ウィンドウの表示画面上のＸ座標、Ｘ長さ、Ｙ座標、Ｙ
   長さ、ウィンドウ・データ・メモリ（９）におけるウィ
   ンドウ・データの格納位置を示す基準アドレス及び表示
   フラグより成るウィンドウ属性情報の複数個を格納する
   と共に、ウィンドウ番号カウンタ（２）で指定された格
   納場所のウィンドウ属性情報を出力するウィンドウ属性
   メモリ（１）と、表示画面上の表示ラインのＹ座標を出
   力する表示Ｙ座標カウンタ（３）と、 中間ラッチ（１０）、表示開始カウンタ（１１）、表示
   長さカウンタ（１２）、表示アドレス・カウンタ（１３
   ）、表示ブロック制御部（１４）、シフトレジスタ（１
   ４）および表示データ・ラッチ（１６）を有する表示ブ
   ロックの複数個と、ウィンドウ属性メモリ（１）から出
   力されたＹ座標、基準アドレス及び表示Ｙ座標カウンタ
   （３）の出力する表示Ｙ座標に基づいて、表示先頭アド
   レスを計算するアドレス計算部（６）と、 ウィンドウ属性メモリ（１）から出力されるＹ座標、Ｙ
   長さ、表示フラグおよび表示Ｙ座標カウンタ（３）から
   出力される表示Ｙ座標に基づいて、当該ウィンドウの表
   示を行うか否かを判定し、表示を行うと判定されたとき
   にはオンの表示判定信号を出力する表示判定部（５）と
   、 表示判定部（５）からオンの表示判定信号が出力された
   時に、複数の表示ブロックの中の１個を選択し、選択さ
   れた表示ブロックの中間ラッチ（１５）の中に、ウィン
   ドウ属性メモリ（１）から出力されたＸ座標、Ｘ長さお
   よびアドレス計算部（６）から出力された表示先頭アド
   レスをストアさせる表示ブロック選択部（７）と、 表示ブロックのシフトレジスタ（１５）からシリアル出
   力されたデータが入力されると共に、複数のデータが入
   力された場合には優先順位に従って１個のデータを選択
   し、選択したデータを表示出力とする表示優先順位制御
   部（１７）と を具備し、 各表示ブロックは、表示ブロック制御部（１４）の制御
   により、 プランキング期間中に中間ラッチ（１０）のＸ座標、Ｘ
   長さ、表示先頭アドレスをそれぞれ表示開始カウンタ（
   １１）、表示長さカウンタ（１２）、表示アドレス・カ
   ウンタ（１３）に転送し、表示アドレス・カウンタ（１
   ３）の値を使用してウィンドウ・データ・メモリ（９）
   からデータを読み出し、読み出したデータを表示データ
   ・ラッチ（１６）に書込み、 ラインの表示が開始された後、１ドット表示する毎に表
   示開始カウンタ（１１）の値を−１し、表示開始カウン
   タ（１１）の値が０になった時またはシフトレジスタ（
   １５）のデータが全て出力された時に、表示データ・ラ
   ッチ（１６）のデータをシフトレジスタ（１５）にセッ
   トしてシフトレジスタ（１５）からデータを１ビットず
   つシリアル出力させ、 表示データ・ラッチ（１６）のデータをシフトレジスタ
   （１５）にセットしたことを契機として、表示アドレス
   ・カウンタ（１３）の値を単位量だけ更新し、更新され
   た表示アドレス・カウンタ（１３）の値を使用してデー
   タをウィンドウ・データ・メモリ（９）から読み出し、
   読み出したデータを表示データ・ラッチ（１６）に書込
   み、 シフトレジスタ（１６）からのデータ出力が開始された
   後、１ドット表示される毎に表示長さカウンタ（１２）
   の値を−１し、表示長さカウンタ（１２）の値が０にな
   った時にシフトレジスタ（１５）の出力を禁止するよう
   構成されている ことを特徴とするマルチウィンドウ表示装置。