JPH0382920A

JPH0382920A - ロードセル秤

Info

Publication number: JPH0382920A
Application number: JP21999589A
Authority: JP
Inventors: Yoshiki Iida; 飯田　喜紀
Original assignee: Tokyo Electric Co Ltd
Current assignee: Toshiba TEC Corp
Priority date: 1989-08-25
Filing date: 1989-08-25
Publication date: 1991-04-08

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、機械的歪を電気的信号に変換するロドセルを
備えたロードセル秤に関するものである。

従来の技術一般に、この種のロードセル秤は、ベースに固定された
ロードセルに受皿を連結し、そのロードセルを荷重に応
じて変形させることにより電気的信号として重量値を求
めるようにしている。そして、その形成としては、一つ
のロードセルによるものと、複数個のロードセルを用い
てその累積値を求めるものとの二種類のロードセル秤が
実用化されている。

まず、第３図に一つのロードセルによるロードセル秤の
例を示す。すなわち、水平調節機能を持たせるための脚
ｌが四隅に配設された剛性の高いベース２が設けられて
いる。このベース２には、ロードセル３の一端を複数本
のネジ４で固定するロードセル取付部５が上方へ突出さ
せて形成されており、前記ロードセル３の自由端側の下
部にはそのロードセル３に当接するストッパ６が間隔Ａ
をもって対向するように突出形成されている。また、前
記ベース２には、二本しか図示しないが、実際には四本
のストッパ７が上方へ向けて突出形成されている。

ついで、前記ロードセル３の自由端の上部には、複数本
のネジ８によりＸ字状の皿受フレーム９の中心部が連結
されている。この皿受フレーム９は四本のアーム１０を
備え、これらのアーム１０には、前記ストッパ７の頂点
に苅向するストッパボルト１１が位置調節自在でナツト
ｔ２により固定されるように設けられている。これらの
ストッパボルト１１と前記ストッパ７との間隙は寸法Ａ
に設定されている。そして、前記皿受フレーム９のアー
ム↓０の先端には、ゴム等による弾性体１３が嵌め込ま
れ、これらの弾性体１３の上面及び外側面に当接させて
下向きに屈曲した縁部１４を有する受皿１５が載置され
ている。また、前記皿受フレーム９の中央部と前記受皿
１５との間にも弾性体１３が配設されている。

つぎに、第４図及び第５図に基づいて複数個のロードセ
ルが用いられたロードセル秤について説明する。第３図
について説明した部分と同一部分は同一符号を用い説明
も省略する。まず、ベース２の四隅には、上下位置調節
自在の脚１がねじ結合されており、そのベース２の四隅
部分には、ロードセル取付部５が形成されている。これ
らのロードセル取付部５には、比較的太い一本のロード
セル固定ボルト１６によりロードセル３がそれぞれ取付
けられている。そして、前記ベース２の上面は、四個の
逃げ孔１７を有する天板１８により覆われている。

このようにして取付けられた四個のロードセル３の自由
端には、ゴム等により形成された弾性体■９が取付けら
れ、これらの弾性体１９に突起２０を嵌め込ませて受皿
２１が取付けられている。

発明が解決しようとする課題前述のいずれの形成のロードセル秤においても、ロード
セル３に過荷重がかからないようにストッパ６．７が設
けられているものである。すなわち、ストッパ６とロー
ドセル３との間隔はＡであるため、ロードセル３は寸法
へ以上の変形がないことを意図している。また、ストッ
パ７とストッパポルＩ・１１との間隔もＡであることに
より、受皿１５の傾きもその寸法内に押えられる。

しかしながら、受皿↓５，２１は、弾性体１３゜１９を
介在させているとは云うものの、必ずロードセル３に荷
重が印加された上でストッパ６により変形を防止される
形成である。そのため、衝撃荷重が印加された場合等に
、ロードセル３に悪影響を及ぼすことがあり、測定誤差
が発生する可能性がある。

また、ストッパ６とロードセル３との間隔Ａを正確に維
持させることは困難であり、この間隔Ａを一定に維持す
るためには各部品の寸法精度を厳しく管理しなければな
らない。

課題を解決するための手段ベースに固定されたロードセルに弾性体を介在させて受
皿を連結し、前記ロードセルに垂直な貫通孔を形成し、
前記受皿に所定の間隙を持たせて前記貫通孔を貫通して
前記ベースに形成されたストッパ受けに所定間隔をおい
て対面する軸状のストッパを設けた。

作用受皿に過荷重が印加された場合に、その受皿に形成され
たストッパがベースのストッパ受けに直接当接するため
、ロードセルに過大な荷重が印加されることがなく、こ
れにより、ロードセルの変形等の問題がなく、しかも、
ストッパとストッパ受けとの間隔の寸法精度も厳しく管
理する必要がなく、製造を容易にすることができるもの
である。

実施例＝６− 本発明の第一の実施例を第１図に基づいて説明する。第
３図について説明した部分と同一部分は同一符号を用い
、説明も省略する。まず、ロードセル３には、その目出
端側のストッパ受け２２に対応する位置に皿受フレーム
９を含めて垂直な貫通孔２３が形成されている。そして
、受ＪＴＩＬ　Ｊ、　５には、前記貫通孔２３に一定の
間隙をもって嵌合する軸状のストッパ２４が一体的に形
成されている。

このストッパ２４の先端と前記ストッパ受け２２の上面
との間隔は、寸法Ａに設定されている。

つぎに、皿受フレーム９のアーム１０には、ベース２の
ストッパ７に対向させて逃げ孔２５が形成され、これら
の逃げ孔２５を貫通して前記ストッパ７に寸法Ａをもっ
て対向するストッパ２６が前記受皿１５に一体的に形成
されている。

このような構成において、ロードセル３に固定された皿
受フレーム９はそのロードセル３と一体的なものである
が、受皿↓５に過大な荷重が印加された時に、その受皿
１５はストッパ２４がストッパ受け２２に当接すること
により直接動きを止められ、皿受フレーム９との間には
弾性体１３が介在していることによりロードセル３に過
荷重が印加することを防止する。また、偏荷重が印加さ
れた場合にも、ストッパ２６がベース２例のストッパ７
に当接することにより、ロードセル３に過荷重が印加さ
れることがない。

このような動作は、衝撃荷重が印加された場合にも同様
であり、受皿１５がロードセル３を介在させずに停止さ
れるため、ロードセル３の保護を確実に図ることが可能
である。

また、受皿１５に水平方向に荷重が印加された場合には
、受皿１５の縁部１４が弾性体１３に当接して緩衝され
るため、ロードセル３に衝撃的な水平方向の荷重が印加
されることを防止する。

つぎに、本発明の第二の実施例を第２図に基づいて説明
する。第４図及び第５図について説明した部分と同一部
分は同一符号を用い説明も省略する。本実施例は、ベー
ス２に形成されたストッパ受け２７に対向するロードセ
ル３部分に垂直な貫通孔２８を形成し、この貫通孔２８
に所定の間隙を持たせるとともに前記ストッパ受け２７
との間に間隔Ａを持たせて貫通する軸状のストッパ２９
を受皿２〕に一体的に形成したものである。そして、ロ
ードセル３と受皿２１との間に介在される弾性体１９の
一部を緩衝部３０として貫通孔２８とストッパ２９との
間に嵌め込ませている。

このような構成において、受皿２１に過荷重や衝撃荷重
が印加されたときに、受皿２１のストッパ２９がベース
２のストッパ受け２７に直接当接することによりロード
セル３に負荷をかけない点については、前記実施例と同
様である。

本実施例においては、受皿２］に水平方向の荷重が印加
された場合に、貫通孔２８に嵌り込む緩衝部３０がロー
ドセル３に伝達される荷重を緩和してそのロードセル３
に衝撃荷重が印加されることを防止する。

発明の効果本発明は上述のように、ベースに固定されたロードセル
に弾性体を介在させて受皿を連結し、前記ロードセルに
垂直な貫通孔を形威し、前記受皿に所定の間隙を持たせ
て前記貫通孔を貫通して前記ベースに形成されたストッ
パ受けに所定間隔をおいて対面する軸状のストッパを設
けたので、受皿に過荷重が印加された場合に、その受皿
に形成されたストッパがベースのストッパ受けに直接当
接するため、ロードセルに過大な荷重が印加されること
がなく、これにより、ロードセルの変形等の問題がなく
、しかも、ストッパとストッパ受けとの間隔の寸法精度
も厳しく管理する必要がなく、製造を容易にすることが
でき、また、請求項２に記載の発明のように、貫通孔と
ストッパとの間隙内に弾性体による緩衝部を設けたこと
により、受１．０− 皿に水平方向の荷重が印加されても、ロードセルに対す
る荷重を緩和することができ、これにより、ロードセル
に衝繋荷重が印加されることを確実に防止することがで
きるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第一の実施例を示す縦断側面図、第２
図は本発明の第二の実施例を示す縦断側面図、第３図は
従来の一例を示す縦断側面図、第４図は従来の他の例を
示す縦断側面図、第５図はその分解斜視図である。２・・・ベース、３・・・ロードセル、１３．１９・・
弾性体、２２・・・ストッパ受け、２４・・・ストッパ
、２７・・・ストッパ受け、２８・・・貫通孔、２９　
・ストッパ、３０・・・緩衝部出　願　人　　　東京電気株式会社１１６６− 特開平３８２９２０　（５）

Claims

【特許請求の範囲】１、ベースに固定されたロードセルに弾性体を介在させ
て受皿を連結し、前記ロードセルに垂直な貫通孔を形成
し、前記受皿に所定の間隙を持たせて前記貫通孔を貫通
して前記ベースに形成されたストッパ受けに所定間隔を
おいて対面する軸状のストッパを設けたことを特徴とす
るロードセル秤。２、貫通孔とストッパとの間隙内に弾性体による緩衝部
を設けたことを特徴とする請求項１記載のロードセル秤
。