JPS6117394Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6117394Y2 JPS6117394Y2 JP6248078U JP6248078U JPS6117394Y2 JP S6117394 Y2 JPS6117394 Y2 JP S6117394Y2 JP 6248078 U JP6248078 U JP 6248078U JP 6248078 U JP6248078 U JP 6248078U JP S6117394 Y2 JPS6117394 Y2 JP S6117394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- load
- stopper
- saucer
- cover
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 5
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measurement Of Force In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、ロードセル秤に関するものであ
る。
る。
この種のものは複数のストレンゲージを有する
ビームに被測定物の荷重を伝達してビームを撓ま
せ、ストレンゲージからの電気出力により荷重を
測定するものである。そして、測定誤差を小さく
するために受皿からの偏荷重をロバーバル機構に
より鉛直方向の荷重に補正してビームに伝えた
り、ビームを過荷重から保護するためにビームの
過剰な動きをビームの近くに設けたストツパによ
り阻止したりしている。この場合、ストツパは局
部的に過荷重を支えているのでストツパ自身が歪
み、あるいはビームのストツパで支えられていな
い部分やロバーバル機構が歪み、実質的にビーム
を過荷重から確実に保護することはできない。
ビームに被測定物の荷重を伝達してビームを撓ま
せ、ストレンゲージからの電気出力により荷重を
測定するものである。そして、測定誤差を小さく
するために受皿からの偏荷重をロバーバル機構に
より鉛直方向の荷重に補正してビームに伝えた
り、ビームを過荷重から保護するためにビームの
過剰な動きをビームの近くに設けたストツパによ
り阻止したりしている。この場合、ストツパは局
部的に過荷重を支えているのでストツパ自身が歪
み、あるいはビームのストツパで支えられていな
い部分やロバーバル機構が歪み、実質的にビーム
を過荷重から確実に保護することはできない。
この考案は上述のような欠点を防止しうるロー
ドセル秤をうることを目的とするものである。
ドセル秤をうることを目的とするものである。
この考案は、受皿を保持しつつベースに保持さ
れたロードセルの受圧部に荷重を伝達する受皿フ
レームの下側に前記ロードセルを囲撓するカバー
を設け、このカバーの隅部を支える複数の支柱を
前記ベースに立設し、前記受皿フレームとの間に
所定の間隔をもつて対向しつつ前記カバーの上面
を前記支柱のそれぞれの上端に固定するねじによ
り前記受皿フレームの過剰な沈下動作を制限する
ストツパを形成したものである。すなわち、受皿
に被測定物を載せて受皿フレームを下方へ偏位さ
せ、荷重をロードセルに伝えて測定するが、一定
以上の荷重を受皿に載せた場合にはストツパによ
り受皿フレームの隅部を支え、その荷重は複数の
支柱に分散されて丈夫なベースに伝達され、した
がつて、過荷重からロードセルを確実に保護しう
るようにし、そのストツパもカバーを固定するね
じを利用することにより構造を簡略化することが
でき、しかも、極度な偏荷重による受皿の極度な
傾きをも防止しうるように構成したものである。
れたロードセルの受圧部に荷重を伝達する受皿フ
レームの下側に前記ロードセルを囲撓するカバー
を設け、このカバーの隅部を支える複数の支柱を
前記ベースに立設し、前記受皿フレームとの間に
所定の間隔をもつて対向しつつ前記カバーの上面
を前記支柱のそれぞれの上端に固定するねじによ
り前記受皿フレームの過剰な沈下動作を制限する
ストツパを形成したものである。すなわち、受皿
に被測定物を載せて受皿フレームを下方へ偏位さ
せ、荷重をロードセルに伝えて測定するが、一定
以上の荷重を受皿に載せた場合にはストツパによ
り受皿フレームの隅部を支え、その荷重は複数の
支柱に分散されて丈夫なベースに伝達され、した
がつて、過荷重からロードセルを確実に保護しう
るようにし、そのストツパもカバーを固定するね
じを利用することにより構造を簡略化することが
でき、しかも、極度な偏荷重による受皿の極度な
傾きをも防止しうるように構成したものである。
この考案の一実施例を図面に基づいて説明す
る。１は台部２，３，４を有しつつ鋳造された頑
強なベースで、四隅の台部４にはのベース１の水
平度を調節する調節脚５が設けられているととも
に上端にねじ孔６が形成された支柱７が立設され
ている。また、このベース１の手前側には水平器
８が設けられている。そして、前記台部２にはビ
ーム９とロバーバル機構１０とを一体的に形成し
たロードセル１１が固定されている。前記ロバー
バル機構１０は、前記台部２にビス止めされた基
部支柱１２と、宙吊支柱１３と、両端に肉薄の柔
軟部１４を有しつつ上下で対向する連結片１５，
１６と、基部支柱１２及び宙吊支柱１３から内方
へ延出するきわめて剛性の高い形状に定められた
アーム１７，１８とを枠状に一体形成したもので
ある。また、前記ビーム９も前記基部支柱１２に
一体的に連結されている。このビーム９はそれぞ
れ図示しないが両側に開口する楕円孔を二つラツ
プさせつつ形成して上面と下面とに二つずつ肉薄
の歪部を形成し、それらの歪部にストレインゲー
ジを貼着したものである。それらのストレインゲ
ージはベローズ２１により有害な外気から保護さ
れている。そして、このビーム９の受圧部１９と
前記アーム１８との間には荷重伝達棒２０がピボ
ツト連結されている。また、前記アーム１７には
他方のアーム１８の上面とl1なる間隔をあけて対
向するストツパ２２が設けられている。このl1な
る値は、前記台部３に螺合させたねじ２３により
前記宙吊支柱１３を押上げてアーム１８をストツ
パ２２に当接さたときに、前記荷重伝達棒２０に
脱落しない範囲で軸方向への遊びをもたせる値に
設定されている。すなわち、ねじ２３は運搬時に
おけるビーム９の保護をし、ストツパ２２は荷重
伝達棒２０の脱落を防止する。
る。１は台部２，３，４を有しつつ鋳造された頑
強なベースで、四隅の台部４にはのベース１の水
平度を調節する調節脚５が設けられているととも
に上端にねじ孔６が形成された支柱７が立設され
ている。また、このベース１の手前側には水平器
８が設けられている。そして、前記台部２にはビ
ーム９とロバーバル機構１０とを一体的に形成し
たロードセル１１が固定されている。前記ロバー
バル機構１０は、前記台部２にビス止めされた基
部支柱１２と、宙吊支柱１３と、両端に肉薄の柔
軟部１４を有しつつ上下で対向する連結片１５，
１６と、基部支柱１２及び宙吊支柱１３から内方
へ延出するきわめて剛性の高い形状に定められた
アーム１７，１８とを枠状に一体形成したもので
ある。また、前記ビーム９も前記基部支柱１２に
一体的に連結されている。このビーム９はそれぞ
れ図示しないが両側に開口する楕円孔を二つラツ
プさせつつ形成して上面と下面とに二つずつ肉薄
の歪部を形成し、それらの歪部にストレインゲー
ジを貼着したものである。それらのストレインゲ
ージはベローズ２１により有害な外気から保護さ
れている。そして、このビーム９の受圧部１９と
前記アーム１８との間には荷重伝達棒２０がピボ
ツト連結されている。また、前記アーム１７には
他方のアーム１８の上面とl1なる間隔をあけて対
向するストツパ２２が設けられている。このl1な
る値は、前記台部３に螺合させたねじ２３により
前記宙吊支柱１３を押上げてアーム１８をストツ
パ２２に当接さたときに、前記荷重伝達棒２０に
脱落しない範囲で軸方向への遊びをもたせる値に
設定されている。すなわち、ねじ２３は運搬時に
おけるビーム９の保護をし、ストツパ２２は荷重
伝達棒２０の脱落を防止する。
ついで、前記ロードセル１１を囲撓するととも
に単価を設定する操作部２４や表示器２５や演算
部等電子秤として必要な電子部品が取付けられた
カバー２６が設けられている。このカバー２６は
その上面四隅に形成した取付孔２７に通したねじ
２８を前記各支柱７のねじ孔６に螺合することに
より固定されている。そして、Ｘ字状の受皿フレ
ーム２９の中央部が前記カバー２６に形成した角
孔３０に挿入されて前記宙吊支柱１３の頂部つま
り受圧部１３ａにねじ止めされている。この受皿
フレーム２９の中央と四隅とには受皿３１を支え
るクツシヨン３２が固着されている。しかして、
前記受皿フレーム２９には前記支柱７の上端と一
致するねじ孔３３が形成され、これらのねじ孔３
３には下側からねじ３４が螺合され、これらのね
じ３４にはロツクナツト３５が螺合されている。
そして前記支柱７に螺合されたねじ２８は前記受
皿フレーム２９の過剰な沈下動作を阻止するスト
ツパ３６とされている。さらに、前記宙吊支柱１
３の下面に対向するねじによるストツパ３７が前
記台部３に螺合されている。
に単価を設定する操作部２４や表示器２５や演算
部等電子秤として必要な電子部品が取付けられた
カバー２６が設けられている。このカバー２６は
その上面四隅に形成した取付孔２７に通したねじ
２８を前記各支柱７のねじ孔６に螺合することに
より固定されている。そして、Ｘ字状の受皿フレ
ーム２９の中央部が前記カバー２６に形成した角
孔３０に挿入されて前記宙吊支柱１３の頂部つま
り受圧部１３ａにねじ止めされている。この受皿
フレーム２９の中央と四隅とには受皿３１を支え
るクツシヨン３２が固着されている。しかして、
前記受皿フレーム２９には前記支柱７の上端と一
致するねじ孔３３が形成され、これらのねじ孔３
３には下側からねじ３４が螺合され、これらのね
じ３４にはロツクナツト３５が螺合されている。
そして前記支柱７に螺合されたねじ２８は前記受
皿フレーム２９の過剰な沈下動作を阻止するスト
ツパ３６とされている。さらに、前記宙吊支柱１
３の下面に対向するねじによるストツパ３７が前
記台部３に螺合されている。
このような構成において、受皿３１に被測定物
を載せると受皿３１と受皿フレーム２９とは沈み
荷重を宙吊支柱１３に伝える。宙吊支柱１３は柔
軟部１４を屈撓させてアーム１８とともに鉛直に
沈み荷重伝達棒２０を介してビーム９に荷重を伝
える。その荷重に対応してストレインゲージが電
気信号を発して被測定物の重量が測定される。そ
して、受皿フレーム２９の下面つまりねじ３４の
頭部とストツパ３６との間隔をl2に設定すること
により受皿３１に一定値以上の荷重を加えると受
皿フレーム２９がストツパ３６が当接する。すな
わち、過荷重は支柱７を介して頑強なベース１に
支えられるため、ロードセル１１を過荷重から確
実に保護することができる。l2の値はロツクナツ
ト３５を緩めてねじ３４を廻すことにより任意に
調節される。ねじ２８の首下にロツクナツトとし
ての機能とカバー２６の上面を押えるナツトを設
ければねじ２８を廻すことによりl2の値を調節す
ることができる。これによりねじ３４を省略して
もl2を調節することができる。さらに、宙吊支柱
１３の下端にも過荷重をベース１に伝達するスト
ツパ３７を設けたので、そのストツパ３７と宙吊
支柱１３との間隔l3を設定することによりロバー
バル機構１０の過剰な動きを阻止する。したがつ
て、過荷重からの保護をストツパ３６，３７によ
り二重に行うことができる。さらに、ストツパ３
６は受皿フレーム２９の四隅にあるので受皿３１
に極端な偏荷重を与えた場合でも少なくともスト
ツパ３６のひとつはl2がゼロとなり、受皿３１の
極端な傾きを防止する。そしてまた、受皿３１と
受皿フレーム２９との間にクツシヨン３２が存在
するので受皿３１へ被測定物を勢いよく置いても
シヨツクを吸収することができる。
を載せると受皿３１と受皿フレーム２９とは沈み
荷重を宙吊支柱１３に伝える。宙吊支柱１３は柔
軟部１４を屈撓させてアーム１８とともに鉛直に
沈み荷重伝達棒２０を介してビーム９に荷重を伝
える。その荷重に対応してストレインゲージが電
気信号を発して被測定物の重量が測定される。そ
して、受皿フレーム２９の下面つまりねじ３４の
頭部とストツパ３６との間隔をl2に設定すること
により受皿３１に一定値以上の荷重を加えると受
皿フレーム２９がストツパ３６が当接する。すな
わち、過荷重は支柱７を介して頑強なベース１に
支えられるため、ロードセル１１を過荷重から確
実に保護することができる。l2の値はロツクナツ
ト３５を緩めてねじ３４を廻すことにより任意に
調節される。ねじ２８の首下にロツクナツトとし
ての機能とカバー２６の上面を押えるナツトを設
ければねじ２８を廻すことによりl2の値を調節す
ることができる。これによりねじ３４を省略して
もl2を調節することができる。さらに、宙吊支柱
１３の下端にも過荷重をベース１に伝達するスト
ツパ３７を設けたので、そのストツパ３７と宙吊
支柱１３との間隔l3を設定することによりロバー
バル機構１０の過剰な動きを阻止する。したがつ
て、過荷重からの保護をストツパ３６，３７によ
り二重に行うことができる。さらに、ストツパ３
６は受皿フレーム２９の四隅にあるので受皿３１
に極端な偏荷重を与えた場合でも少なくともスト
ツパ３６のひとつはl2がゼロとなり、受皿３１の
極端な傾きを防止する。そしてまた、受皿３１と
受皿フレーム２９との間にクツシヨン３２が存在
するので受皿３１へ被測定物を勢いよく置いても
シヨツクを吸収することができる。
この考案は上述のように、ベースにカバーを保
持する複数の支柱を立設し、これらの支柱にカバ
ーを固定するねじを受皿フレームの過剰な沈下動
作を制限するストツパとしたことにより、過荷重
を複数の支柱に分散させて頑強なベースで支えて
それ以上の受皿の動きを阻止し、これにより、ビ
ームは勿論のこと偏荷重を補正するロバーバル機
構等中間の荷重伝達棒を含めて過荷重から完全に
保護することができ、また、カバーを固定するね
じによりストツパを形成したことによりストツパ
の構造をきわめて簡単にすることができ、しか
も、極端な偏荷重による受皿の傾きをも防止する
ことができる等の効果を有するものである。
持する複数の支柱を立設し、これらの支柱にカバ
ーを固定するねじを受皿フレームの過剰な沈下動
作を制限するストツパとしたことにより、過荷重
を複数の支柱に分散させて頑強なベースで支えて
それ以上の受皿の動きを阻止し、これにより、ビ
ームは勿論のこと偏荷重を補正するロバーバル機
構等中間の荷重伝達棒を含めて過荷重から完全に
保護することができ、また、カバーを固定するね
じによりストツパを形成したことによりストツパ
の構造をきわめて簡単にすることができ、しか
も、極端な偏荷重による受皿の傾きをも防止する
ことができる等の効果を有するものである。
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１
図は分解斜視図、第２図はロードセルを拡大して
示した側面図、第３図は支柱と受皿フレームとの
間に設けたストツパを拡大して示した側面図であ
る。 １……ベース、７……支柱、１１……ロードセ
ル、１３ａ……受圧部、１９……受圧部、２６…
…カバー、２８……ねじ、２９……受皿フレー
ム、３１……受皿、３６……ストツパ。
図は分解斜視図、第２図はロードセルを拡大して
示した側面図、第３図は支柱と受皿フレームとの
間に設けたストツパを拡大して示した側面図であ
る。 １……ベース、７……支柱、１１……ロードセ
ル、１３ａ……受圧部、１９……受圧部、２６…
…カバー、２８……ねじ、２９……受皿フレー
ム、３１……受皿、３６……ストツパ。
Claims (1)
- 受皿を保持しつつベースに保持されたロードセ
ルの受圧部に荷重を伝達する受皿フレームの下側
に前記ロードセルを囲撓するカバーを設け、この
カバーの隅部を支える複数の支柱を前記ベースに
立設し、前記受皿フレームとの間に所定の間隔を
もつて対向しつつ前記カバーの上面を前記支柱の
それぞれの上端に固定するねじにより前記受皿フ
レームの過剰な沈下動作を制限するストツパを形
成したことを特徴とするロードセル秤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6248078U JPS6117394Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6248078U JPS6117394Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54163969U JPS54163969U (ja) | 1979-11-16 |
| JPS6117394Y2 true JPS6117394Y2 (ja) | 1986-05-28 |
Family
ID=28964774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6248078U Expired JPS6117394Y2 (ja) | 1978-05-10 | 1978-05-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6117394Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-05-10 JP JP6248078U patent/JPS6117394Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54163969U (ja) | 1979-11-16 |
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