JPH0382764A - 連続スパッタリング装置の被覆体搬送装置 - Google Patents

連続スパッタリング装置の被覆体搬送装置

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Publication number
JPH0382764A
JPH0382764A JP21804689A JP21804689A JPH0382764A JP H0382764 A JPH0382764 A JP H0382764A JP 21804689 A JP21804689 A JP 21804689A JP 21804689 A JP21804689 A JP 21804689A JP H0382764 A JPH0382764 A JP H0382764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding means
substrate
coated
heat insulating
insulating member
Prior art date
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Pending
Application number
JP21804689A
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English (en)
Inventor
Fumio Fukazawa
深沢 文雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要) スパッタリング装置内で被覆体を連続して搬送する搬送
装置に関し、 被覆体を均一に加熱すると同時に搬送機構の加熱を防止
し、被覆体に形成する膜の特性と密着性を均一にするこ
とを目的とし、 成膜が行われる被覆体を保持手段に支持し、該保持手段
を搬送機構でスパッタ装置内を搬送し、該被覆体にスパ
ッタリングを行う装置において、前記保持手段と搬送機
構との間に、断熱性部材を設けるように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、スパッタリング装置内で被覆体を連続して搬
送する搬送装置に関する。
〔従来の技術〕
(1)連続スパッタリング装置の概要 第4図は、連続スパッタリング装置の概要を説明する図
で、該装置の平面図である。
連続スパッタリング装置は、成膜が行われる基板(被覆
体)lを、ロード室4、加熱室5、スパッタ室6、アン
ロード室7、の順で搬送することにより、該基板lに成
膜するものである。
その際、基板1を加熱室5のヒータ2c、2dによって
予め加熱し、その後、カソード3a、3a間を通遇する
ことよってスパッタリングを行う。尚、ロード室4およ
びスパッタ室6にもヒータ2a + 2bおよび2e、
2fがあり、基板1の滑らかな加熱を行い、該基板1の
ヒートショックが小さくなるようにしている。
また、ロード室4およびアンロード室7は、スパッタ室
6および加熱室5を真空に保つための予備真空室である
基板1の加熱は、該基板1とスパッタリングにより形成
する膜との密着性を高めるために行うもので、その他に
、磁性膜を形成する場合は該磁性膜の磁気特性を改善す
る作用もある。
(2)基板(被覆体)搬送装置 スパッタリング装置内で基板1を搬送するには、該基板
1を搬送装置に保持して搬送する必要がある。
第5図は、基板搬送装置を説明する図で、(a)は該装
置を進行方向の側面から見た図、(b)は進行方向から
見た図、である。
すなわち、トレイ8をトレイ保持金具9で台車10に固
定し、該台車10には車輪11を設けたものである。
そして、基板lを基板トレイ8に支持し、台車10に設
けた図に示されないラックギアを、スパッタリング装置
内のビニオンギアで駆動し搬送する仕組みである。
また、例えば基板トレイ8はアルミニウム製であり、保
持金具9および台車10はステンレス製である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、従来の搬送装置では、基Fi1の加熱に際して
搬送機構すなわち台車10や車輪11も温度上昇すると
いう問題がある。
第6図は、基板の加熱状態を説明する図で、搬送装置の
進行方向から見た図である。
すなわち、基板トレイ8の両側面にヒータ’1a 12
h+2c+2d、2e、2fを設けてあり、該ヒータ間
を通過することにより基板トレイ8に支持した基板1を
加熱する仕組みである。
したがって、基板トレイ8からトレイ保持金具9、台車
10、車輪11へ熱が伝導し、該トレイ保持金具9、台
車10、車輪11も温度上昇するのである。
そして、その結果次のような問題を引き起こす。
■基板側の問題 基板トレイ8から台車10側への熱伝導により、該基板
トレイ8の温度分布が不均一となり、基板1にも温度差
を生じる。
その結果、基板に形成する膜の密着性や磁気特性の均一
性が損なわれる。
また、前記熱伝導による加熱損失分を補うために、加熱
時間を長くしたり加熱温度を高めに設定する必要がある
■台車側の問題 台車10と車輪11との間のベアリングが加熱され、該
ベアリングの故障原因となる。また、ベアリングからガ
スを発生させ、該ガスはスパッタリング条件を阻害する
0例えば、磁性膜を形成する場合に、該磁性膜の磁気特
性に影響を与えることになる。
ここでは、台車10と車輪11を用いた搬送機構を示し
たが、該台車10や車輪11を使用しない搬送機構であ
っても、搬送駆動する機構部に同様の影響を与えること
になる。
本発明の技術的課題は、連続スパッタリングを行うため
の搬送装置における以上のような問題を解消し、被覆体
を均一に加熱すると同時に搬送機構の加熱を防止し、被
覆体に形成する膜の特性と密着性を均一にすることにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明の基本原理を説明する図で、搬送装置
の斜視図である。
本発明は、底膜する被覆体を支持する保持手段から搬送
機構へ、熱伝導が生じ難くしたところに特徴がある。
すなわち、底膜が行われる被覆体1aを保持手段8aに
支持し、該保持手段8aを搬送機構13でスバッ夕装置
内を搬送し、該被覆体1aにスパッタリングを行う装置
において、被覆体1aを搬送する装置の前記保持手段8
aと搬送機構13との間に、断熱性部材12を設けたも
のである。
(作用〕 保持手段8aと搬送機構13との間に断熱性部材12を
設けたことにより、該保持手段8aから搬送機構13−
・の熱伝導が小さくなり、該熱伝導によって該保持手段
8aに生じていた温度差も小さくなり0、該保持手段8
aの温度分布が均一化する。他方、搬送機構13の温度
上昇は小さくなる。
また、搬送機構13の温度上昇を抑えることが可能であ
るため、被覆体1aを一層高温に加熱することが可能で
ある。
〔実施例〕
(1)実施例−1 第2図は、実施例−1を説明する図で、基板搬送装置を
進行方向の側面から見た図、(b)は進行方向から見た
図、である。
すなわち、基板トレイ8を台車10に固定する際に、該
基板トレイ8と台車10の間に断熱性部材14cを介在
させ、そしてさらに該基板トレイ8とトレイ保持金具9
との間に、断熱性部材14a、 14bを介在させたも
のである。
ちなみに、断熱性部材14a、 14b、 14cには
、ガラス製やセラミック製のスペーサが良い。
ガラスやセラミック等は高温時におけるガス発生が少な
く、熱伝導率も低いので良好な結果が得られる。
(2)実施例−2 第3図は、実施例−2を説明する図で、基板トレイの固
定部を拡大して示した図である。
すなわち、断熱性部材14d、 14e、 14fの表
面に凹凸を設け、基板トレイ8と該断熱性部材14d、
 14e14fとの接触面積を低減したもので、該基板
トレイ8からの熱伝導をさらに小さくすることができる
(3)加熱温度 磁気ディスク装置の記録媒体として使用する磁気ディス
ク媒体を製造する場合に、アルミニウム基板にスパッタ
リングで磁性膜を形成する。
そして、前記磁性膜形成の際にアルミニウム基板を約2
40〜280°C程度に加熱しているが、実施例−1に
おいて、断熱性部材14a、 14b、 14cにガラ
ススペーサを使用した場合、従来より2o″C低いヒー
タの加熱温度設定で従来通りの加熱を行うことが可能と
なった。
また、搬送装置を繰り返し使用した場合における台車温
度の上昇も少なく、極めて良好な結果を得ることができ
た。
〔発明の効果〕
以上のように本発明の連続スパッタリング装置の被覆体
搬送装置によれば、成膜が行われる被覆体を支持する保
持手段から搬送機構への熱伝導を生じ難くしたことによ
って、被覆体を均一に加熱すると同時に搬送機構の温度
上昇を防止することが可能となり、また、ヒータの加熱
温度設定を下げることができる。
その結果、被覆体に形成する膜の特性および密着性を、
極めて均一に形成することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の基本原理を説明する図で、搬送装置
の斜視図、 第2図は、実施例−1を説明する図で、基板搬送装置を
進行方向の側面から見た図、(b)は進行方向から見た
図、 第3図は、実施例−2を説明する図で、基板トレイの固
定部を拡大して示した図、 第4図は、連続スパッタリング装置の概要を説明する図
で、スパッタリング装置の平面図、第5図は、基板搬送
装置を説明する図で、(a)は該装置を進行方向の側面
から見た図、(b)は進行方向から見た図、 第6図は、基板の加熱状態を説明する図で、搬送装置の
進行方向から見た図、である。 図において、1は基板、1aは被覆体、2a、 2b、
 2c。 2d、 2e、 2f はヒータ、3a、3bはカソー
ド、4はロード室、5は加熱室、6はスパッタ室、7は
アンロード室、8は基板トレイ、8aは保持手段、9は
トレイ保持金具、10は台車、11は車輪、12は断熱
性部材、13ば搬送機構、14a、 14b、 14c
、 14cL 14e、 14fは断熱性部材、をそれ
ぞれ示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  成膜が行われる被覆体(1a)を保持手段(8a)に
    支持し、該保持手段(8a)を搬送機構(13)でスパ
    ッタ装置内を搬送し、該被覆体(1a)にスパッタリン
    グを行う装置において、 前記保持手段(8a)と搬送機構(13)との間に、断
    熱性部材(12)を設けたこと、 を特徴とする連続スパッタリング装置の被覆体搬送装置
JP21804689A 1989-08-24 1989-08-24 連続スパッタリング装置の被覆体搬送装置 Pending JPH0382764A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21804689A JPH0382764A (ja) 1989-08-24 1989-08-24 連続スパッタリング装置の被覆体搬送装置

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JP21804689A JPH0382764A (ja) 1989-08-24 1989-08-24 連続スパッタリング装置の被覆体搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0382764A true JPH0382764A (ja) 1991-04-08

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ID=16713804

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21804689A Pending JPH0382764A (ja) 1989-08-24 1989-08-24 連続スパッタリング装置の被覆体搬送装置

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JP (1) JPH0382764A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5753091A (en) * 1993-05-05 1998-05-19 Hoechst Aktiengesellschaft Carrier palette for substrates of optical storage media

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5753091A (en) * 1993-05-05 1998-05-19 Hoechst Aktiengesellschaft Carrier palette for substrates of optical storage media

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