JPH03825A - 吸湿性糸 - Google Patents
吸湿性糸Info
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- JPH03825A JPH03825A JP13237189A JP13237189A JPH03825A JP H03825 A JPH03825 A JP H03825A JP 13237189 A JP13237189 A JP 13237189A JP 13237189 A JP13237189 A JP 13237189A JP H03825 A JPH03825 A JP H03825A
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Landscapes
- Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、吸湿性糸、詳しくは再生セルロース系繊維の
数倍の吸湿吸水性を有するカルボキシメチル化ビスコー
スレーヨン繊維を含む吸湿性糸に関し、この吸湿性糸は
、特にkIAm物として外気温が30゛Cを超すような
高温環境下での吸湿性衣料、及び外気温が低く室温との
温度差が20°C以上ある地域での結露防止効果のある
インテリア用素材を得るのに好適なものである。
数倍の吸湿吸水性を有するカルボキシメチル化ビスコー
スレーヨン繊維を含む吸湿性糸に関し、この吸湿性糸は
、特にkIAm物として外気温が30゛Cを超すような
高温環境下での吸湿性衣料、及び外気温が低く室温との
温度差が20°C以上ある地域での結露防止効果のある
インテリア用素材を得るのに好適なものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来よ
り、綿、コツトンリンター及び木材バルブ等のセルロー
スをカルボキシメチル化したカルボキシメチル化セルロ
ース(以後CMCともいう)は、水溶液に対して優れた
吸収性、保持性を有すること、またこれらのCMCを加
熱処理あるいはエビクロルヒトリドン処理することによ
り水不溶性とすることができることは一般に知られてい
る。
り、綿、コツトンリンター及び木材バルブ等のセルロー
スをカルボキシメチル化したカルボキシメチル化セルロ
ース(以後CMCともいう)は、水溶液に対して優れた
吸収性、保持性を有すること、またこれらのCMCを加
熱処理あるいはエビクロルヒトリドン処理することによ
り水不溶性とすることができることは一般に知られてい
る。
しかし、通常、セルロースをカルボキシメチル化した場
合、吸湿性は飽和蒸気圧(相対湿度92%以上)近くで
高く、一般の生活環境である相対湿度が65%〜92%
前後における吸湿性はそれほど向上しておらず、用途と
しては主に水溶液等に対する吸収能力のみを利用した紙
おむつ、ナプキン及びタンポン等が多かった。
合、吸湿性は飽和蒸気圧(相対湿度92%以上)近くで
高く、一般の生活環境である相対湿度が65%〜92%
前後における吸湿性はそれほど向上しておらず、用途と
しては主に水溶液等に対する吸収能力のみを利用した紙
おむつ、ナプキン及びタンポン等が多かった。
従って、本発明の目的は、一般の生活環境である相対湿
度が65%〜92%前後における吸湿容量が大幅に改善
され、−船釣に吸湿能の高いといわれている羊毛の、例
えば2倍以上の吸湿吸水性を有し、編織物として高い吸
湿性を要求される衣料、及び高い結露防止効果を有する
インテリア用素材を得るのに好適なカルボキシメチル化
セルロースを含有する吸湿性糸を提供することにある。
度が65%〜92%前後における吸湿容量が大幅に改善
され、−船釣に吸湿能の高いといわれている羊毛の、例
えば2倍以上の吸湿吸水性を有し、編織物として高い吸
湿性を要求される衣料、及び高い結露防止効果を有する
インテリア用素材を得るのに好適なカルボキシメチル化
セルロースを含有する吸湿性糸を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は、種々検討した結果、カルボキシメチル化
レーヨンを含有する吸湿性糸について、カルボキシメチ
ル基への置換度、30〜108人の細孔の総体積、含有
量及び糸の太さをそれぞれ特定することにより、上記目
的が達成されることを知見した。
レーヨンを含有する吸湿性糸について、カルボキシメチ
ル基への置換度、30〜108人の細孔の総体積、含有
量及び糸の太さをそれぞれ特定することにより、上記目
的が達成されることを知見した。
本発明は上記知見によりなされたもので、カルボキシメ
チル基へのi換度が0.13〜0.30で且つ30Å〜
IO8人の細孔の総体積が0.01d/g以上であるカ
ルボキシメチル化レーヨンを70重量%以上含有する3
0番手より太い糸からなることを特徴とする@、湿性糸
を提供するものである。
チル基へのi換度が0.13〜0.30で且つ30Å〜
IO8人の細孔の総体積が0.01d/g以上であるカ
ルボキシメチル化レーヨンを70重量%以上含有する3
0番手より太い糸からなることを特徴とする@、湿性糸
を提供するものである。
以下、本発明の吸湿性糸について詳述する。
本発明におけるカルボキシメチル化レーヨンは、カルボ
キシメチル基への置換度が0.13〜0.30であり、
好ましくは0.15〜0.25である。ここでいうym
度は、セルロースのグルコース残基当りのカルボキシメ
チル基の置換数であり、最大値は3である。
キシメチル基への置換度が0.13〜0.30であり、
好ましくは0.15〜0.25である。ここでいうym
度は、セルロースのグルコース残基当りのカルボキシメ
チル基の置換数であり、最大値は3である。
上記置換度が0.13未満の場合は、細孔の総体積が余
り増加せず、吸湿容量が十分に向上しない。
り増加せず、吸湿容量が十分に向上しない。
また、0.30を超える場合は強伸度の低下が著しくな
り、紡績、編織などの後工程が困難になり、製品として
も形状安定性が悪くなるため好ましくない。
り、紡績、編織などの後工程が困難になり、製品として
も形状安定性が悪くなるため好ましくない。
本発明におけるカルボキシメチル化レーヨンは、以下に
詳述する技術的背景及び理由により、30Å〜108人
の細孔の総体積が0.07 m17 g以上であること
が必要であり、0.085mff1/g以上であること
が特に好ましい。
詳述する技術的背景及び理由により、30Å〜108人
の細孔の総体積が0.07 m17 g以上であること
が必要であり、0.085mff1/g以上であること
が特に好ましい。
即ち、日常生活環境における湿度は、衣服の内層、外層
を含め、相対湿度が主に65〜92%の範囲内(運動時
は除く)にある、しかしながら、衣料等の素材について
の従来の吸湿性付与あるいは吸湿性向上の研究は飽和蒸
気圧近((主として相対湿度98%)における吸湿率を
上げることが中心で、従来の衣料等の素ヰ4においては
、相対湿度92%以下における吸湿量はほとんど向上し
ていなかった。
を含め、相対湿度が主に65〜92%の範囲内(運動時
は除く)にある、しかしながら、衣料等の素材について
の従来の吸湿性付与あるいは吸湿性向上の研究は飽和蒸
気圧近((主として相対湿度98%)における吸湿率を
上げることが中心で、従来の衣料等の素ヰ4においては
、相対湿度92%以下における吸湿量はほとんど向上し
ていなかった。
そこで、各素材の細孔分布に着目し、水銀工大ポロシメ
ーター(島津製作所 オートポア9220型)を用い、
細孔の大きさを測定した。尚、この測定は、物質を濡ら
さない水銀の特性により、圧力と水銀が侵入し得る最小
の細孔径は反比例の関係にあり、また水銀圧入量は細孔
容積に等しいので細孔分布が測定できるという原理に基
づくものである。
ーター(島津製作所 オートポア9220型)を用い、
細孔の大きさを測定した。尚、この測定は、物質を濡ら
さない水銀の特性により、圧力と水銀が侵入し得る最小
の細孔径は反比例の関係にあり、また水銀圧入量は細孔
容積に等しいので細孔分布が測定できるという原理に基
づくものである。
上記細孔分布の測定結果によると、ビスコースレーヨン
は30〜108人の細孔の総体積は0.041d/gで
あり、綿は0.030d/gであった。
は30〜108人の細孔の総体積は0.041d/gで
あり、綿は0.030d/gであった。
また、吸湿性能が綿より優れている羊毛は0.062
ra / gであり、前述の吸湿量向上の各繊維(相対
湿度98%下での吸湿能の高いもの)の細孔分布は30
〜108人の細孔の総体積が0.055d/gであり、
108〜125人の細孔は0.012d/gであった。
ra / gであり、前述の吸湿量向上の各繊維(相対
湿度98%下での吸湿能の高いもの)の細孔分布は30
〜108人の細孔の総体積が0.055d/gであり、
108〜125人の細孔は0.012d/gであった。
上記結果より相対湿度が80〜90%前後の吸ンW量は
直径が30〜108人の細孔に依存すると考え、そこで
30Å以上108Å以下の毛管を多く生成させ、その細
孔を半永久的に維持させるために改質を施した。ちなみ
に毛管直径と相対湿度の関係を示す下記ケルビンの式か
ら相対湿度65〜92%の環境下における細孔への水分
子の凝縮を計算した結果からも、細孔の直径が30Å〜
108人のものが好ましいという結果も得られている(
濡れ角cosθ=0.85とすると108人である)。
直径が30〜108人の細孔に依存すると考え、そこで
30Å以上108Å以下の毛管を多く生成させ、その細
孔を半永久的に維持させるために改質を施した。ちなみ
に毛管直径と相対湿度の関係を示す下記ケルビンの式か
ら相対湿度65〜92%の環境下における細孔への水分
子の凝縮を計算した結果からも、細孔の直径が30Å〜
108人のものが好ましいという結果も得られている(
濡れ角cosθ=0.85とすると108人である)。
P/Po=exp(二’1l−V、−case )T
r P;曲液面での蒸気圧 Po;平液面での蒸気圧 γ;界面張力 ■、;液のモル容積 θ;濡れ角度 「;曲率半径 R;気体定数 T;絶対温度 次に、ビスコースレーヨンに対する上記改質方法につい
て説明する。
r P;曲液面での蒸気圧 Po;平液面での蒸気圧 γ;界面張力 ■、;液のモル容積 θ;濡れ角度 「;曲率半径 R;気体定数 T;絶対温度 次に、ビスコースレーヨンに対する上記改質方法につい
て説明する。
上記ビスコースレーヨンの改質は、マーセル化の後にモ
ノクロル酢酸ナトリウムによるカルボキシメチル化反応
を行うことによってなされ、その結果、カルボキシメチ
ル化ビスコースレーヨン(CM化レーヨン)内部に30
Å〜108人の細孔を生成することができる。しかし、
−M的な水酸化ナトリウム水溶液を使ったマーセル化で
は、108Å以下の細孔はできるものの充分ではなく、
108Å〜125人のものが多い。また、水洗すること
によりその細孔はふさがってしまう。
ノクロル酢酸ナトリウムによるカルボキシメチル化反応
を行うことによってなされ、その結果、カルボキシメチ
ル化ビスコースレーヨン(CM化レーヨン)内部に30
Å〜108人の細孔を生成することができる。しかし、
−M的な水酸化ナトリウム水溶液を使ったマーセル化で
は、108Å以下の細孔はできるものの充分ではなく、
108Å〜125人のものが多い。また、水洗すること
によりその細孔はふさがってしまう。
そこで、本発明者等は鋭意研究の末に、マーセル化溶媒
として一部をアセトンに置き換えたものを用いることに
より、30Å〜108人の大きさの細孔を多く生成でき
ることを見い出した。また、上記細孔は水洗いによりふ
さがってしまうが、その細孔の中に親水性のカルボキシ
メチル基を導入することにより、細孔を維持できること
を見出した。本発明者等は、こうしてビスコースレーヨ
ンの優れた改質法を開発し、その結果、改質されたビス
コースレーヨンを、下記のようにして用いることにより
、日常生活の環境下に吸湿容量、吸湿速度、吸水速度を
大幅に増大させ得た本発明の吸湿性糸を得ることが出来
た。
として一部をアセトンに置き換えたものを用いることに
より、30Å〜108人の大きさの細孔を多く生成でき
ることを見い出した。また、上記細孔は水洗いによりふ
さがってしまうが、その細孔の中に親水性のカルボキシ
メチル基を導入することにより、細孔を維持できること
を見出した。本発明者等は、こうしてビスコースレーヨ
ンの優れた改質法を開発し、その結果、改質されたビス
コースレーヨンを、下記のようにして用いることにより
、日常生活の環境下に吸湿容量、吸湿速度、吸水速度を
大幅に増大させ得た本発明の吸湿性糸を得ることが出来
た。
本発明の吸湿性糸は、上述したカルボキシメチル化レー
ヨンが70重量%以上、好ましくは801ffi%以上
含有するものである。上記カルボキシメチル化レーヨン
が70重量%未満の場合は、吸湿容量を増大さるため編
織&Il繊の単位面積当りのffi量を増大させねばな
らない。その結果必要以上の厚み増、コスト増となるた
め好ましくない。
ヨンが70重量%以上、好ましくは801ffi%以上
含有するものである。上記カルボキシメチル化レーヨン
が70重量%未満の場合は、吸湿容量を増大さるため編
織&Il繊の単位面積当りのffi量を増大させねばな
らない。その結果必要以上の厚み増、コスト増となるた
め好ましくない。
上記吸湿性糸を形成するために併用できる繊維としては
特に制限はないが、例えば、ポリエステル、アクリル、
綿繊維等を混紡ないし交点熾してもよい、こうすること
により、改質反応により強伸度の低下が起きる上記吸湿
性糸に対し、例えば羊毛の吸湿容量の2倍程度又はそれ
以上を維持しながら補強することができる。
特に制限はないが、例えば、ポリエステル、アクリル、
綿繊維等を混紡ないし交点熾してもよい、こうすること
により、改質反応により強伸度の低下が起きる上記吸湿
性糸に対し、例えば羊毛の吸湿容量の2倍程度又はそれ
以上を維持しながら補強することができる。
また、本発明の吸湿性糸は、30番手より太い糸からな
るものである。30番手より細い場合は強度が小さいた
め、実用上の問題がある。
るものである。30番手より細い場合は強度が小さいた
め、実用上の問題がある。
また、本発明の吸湿性糸を調製する場合、前記改質を紡
績して糸にした後に行ってもよく、また、紡績前の繊維
の状態で行ってもよく、更には編織工程の後、布の状態
で改質することも可能である。
績して糸にした後に行ってもよく、また、紡績前の繊維
の状態で行ってもよく、更には編織工程の後、布の状態
で改質することも可能である。
以下、本発明を下記表1に示す実施例及び比較例によっ
て具体的に説明する0表1中、混紡糸の細孔体積はレー
ヨン部分の値、吸湿容量は温度20°C相対湿度92%
における平衡吸湿率から、同温度相対湿度65%におけ
る平衡吸湿率を引いた値である。
て具体的に説明する0表1中、混紡糸の細孔体積はレー
ヨン部分の値、吸湿容量は温度20°C相対湿度92%
における平衡吸湿率から、同温度相対湿度65%におけ
る平衡吸湿率を引いた値である。
これらの例においては、再生セルロース繊維(レーヨン
)としてビスコースレーヨンを用い、通常の紡績方法に
従って30番手のビスコースレーヨン短繊維糸を調製し
、該混紡糸の改質を次の処方に従って行った(%は全で
重量%)。
)としてビスコースレーヨンを用い、通常の紡績方法に
従って30番手のビスコースレーヨン短繊維糸を調製し
、該混紡糸の改質を次の処方に従って行った(%は全で
重量%)。
先ず、水80%・アセトン20%からなる溶媒に、水酸
化ナトリウムを加えて調製した、紡績糸ff1lに対し
て9倍量の5%水酸化ナトリウム溶液に、該紡績糸を2
5℃において30分間浸漬する。
化ナトリウムを加えて調製した、紡績糸ff1lに対し
て9倍量の5%水酸化ナトリウム溶液に、該紡績糸を2
5℃において30分間浸漬する。
次いで、上記溶液の75%を脱液し、上記紡績糸重量の
7.5倍量のアセトン80%・水20%からなる溶液で
10分間洗浄する。再び、上記溶液の75%を脱液し、
次いで紡績糸重量の7.5倍里のアセトン80%・水2
0%の液にモノクロル酢酸ナトリウムをUに対して0.
24倍モルを溶解させた溶液中で、57°C下6時間反
応させた。
7.5倍量のアセトン80%・水20%からなる溶液で
10分間洗浄する。再び、上記溶液の75%を脱液し、
次いで紡績糸重量の7.5倍里のアセトン80%・水2
0%の液にモノクロル酢酸ナトリウムをUに対して0.
24倍モルを溶解させた溶液中で、57°C下6時間反
応させた。
反応終了後、酢酸で過剰のアルカリを倉入りに中和し、
水で数回洗浄した後、真空乾燥機を用いて乾燥処理を行
った。
水で数回洗浄した後、真空乾燥機を用いて乾燥処理を行
った。
また、レーヨン部のカルボキシメチル基への置換度の調
節は、レーヨン部の比率と目標とするカルボキシメチル
基へのM換度から、モノクロル酢酸ナトリウムの添加量
を、0.24倍モル/〔混紡糸セルロースのグルコース
残基モル数]より増減させて行った。この時、天然セル
ロースとレーヨンの反応率比は、l:3を目安として考
えると良かった。
節は、レーヨン部の比率と目標とするカルボキシメチル
基へのM換度から、モノクロル酢酸ナトリウムの添加量
を、0.24倍モル/〔混紡糸セルロースのグルコース
残基モル数]より増減させて行った。この時、天然セル
ロースとレーヨンの反応率比は、l:3を目安として考
えると良かった。
Cμm4白ン
上記表1より、本発明の吸湿性糸は大きな吸湿容量を有
し、しかも糸強度が大きいことがわかる。
し、しかも糸強度が大きいことがわかる。
〔発明の効果)
本発明の吸湿性糸は、日常環境下(相対湿度65%〜9
2%)での吸湿量が非常に高いため、人体表面、衣服内
空間等での湿度上昇に伴い吸湿機能を発揮し、そこにお
ける湿度上昇を緩和さ・ける。
2%)での吸湿量が非常に高いため、人体表面、衣服内
空間等での湿度上昇に伴い吸湿機能を発揮し、そこにお
ける湿度上昇を緩和さ・ける。
また、住環境における湿度上昇による水分の1@結を防
ぐことができると共に、水溶液等に対する吸収性にも優
れるものである。また、上記吸湿性糸を、他繊維と混紡
あるいは交編織した場合には、吸湿容量の大きいCM化
レーヨンは繊維長方向の収縮度が大きいため、糸構造あ
るいは重構造の中心部に多くなる傾向があるため、表面
にはあまり水分を保持せず、また他の物と接触する部分
の水分含量は少なく、それ故にべたつきが著しく改善さ
れるという効果もある。
ぐことができると共に、水溶液等に対する吸収性にも優
れるものである。また、上記吸湿性糸を、他繊維と混紡
あるいは交編織した場合には、吸湿容量の大きいCM化
レーヨンは繊維長方向の収縮度が大きいため、糸構造あ
るいは重構造の中心部に多くなる傾向があるため、表面
にはあまり水分を保持せず、また他の物と接触する部分
の水分含量は少なく、それ故にべたつきが著しく改善さ
れるという効果もある。
Claims (1)
- (1)カルボキシメチル基への置換度が0.13〜0.
30で且つ30Å〜108Åの細孔の総体積が0.07
ml/g以上であるカルボキシメチル化レーヨンを70
重量%以上含有する30番手より太い糸からなることを
特徴とする吸湿性糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13237189A JPH03825A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 吸湿性糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13237189A JPH03825A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 吸湿性糸 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03825A true JPH03825A (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=15079809
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13237189A Pending JPH03825A (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 吸湿性糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03825A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05272056A (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-19 | Nisshinbo Ind Inc | 内部親水化処理されたセルロース系繊維 |
JPH06150202A (ja) * | 1992-11-10 | 1994-05-31 | Teac Corp | 音声信号記録装置及び再生装置 |
US5731083A (en) * | 1991-12-09 | 1998-03-24 | Courtaulds Plc | Cellulosic fibres |
US6075177A (en) * | 1993-01-22 | 2000-06-13 | Acordis Fibres (Holdings) Limited | Wound dressing |
JP2015505911A (ja) * | 2011-12-01 | 2015-02-26 | コンバテック・テクノロジーズ・インコーポレイテッドConvatec Technologies Inc | ゲル形成フィラメントまたは繊維を含むヤーン |
US10463143B2 (en) | 2016-10-26 | 2019-11-05 | Dyson Technology Limited | Cleaning appliance |
-
1989
- 1989-05-25 JP JP13237189A patent/JPH03825A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5731083A (en) * | 1991-12-09 | 1998-03-24 | Courtaulds Plc | Cellulosic fibres |
JPH05272056A (ja) * | 1992-03-25 | 1993-10-19 | Nisshinbo Ind Inc | 内部親水化処理されたセルロース系繊維 |
JPH06150202A (ja) * | 1992-11-10 | 1994-05-31 | Teac Corp | 音声信号記録装置及び再生装置 |
US6075177A (en) * | 1993-01-22 | 2000-06-13 | Acordis Fibres (Holdings) Limited | Wound dressing |
JP2015505911A (ja) * | 2011-12-01 | 2015-02-26 | コンバテック・テクノロジーズ・インコーポレイテッドConvatec Technologies Inc | ゲル形成フィラメントまたは繊維を含むヤーン |
US10463143B2 (en) | 2016-10-26 | 2019-11-05 | Dyson Technology Limited | Cleaning appliance |
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