JPH0382136A - 半導体鏡面ウエハの検査方法および検査装置 - Google Patents

半導体鏡面ウエハの検査方法および検査装置

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JPH0382136A
JPH0382136A JP1219479A JP21947989A JPH0382136A JP H0382136 A JPH0382136 A JP H0382136A JP 1219479 A JP1219479 A JP 1219479A JP 21947989 A JP21947989 A JP 21947989A JP H0382136 A JPH0382136 A JP H0382136A
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JP
Japan
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light
semiconductor wafer
scattered light
wafer
semiconductor
Prior art date
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Pending
Application number
JP1219479A
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English (en)
Inventor
Masahiro Nakayama
雅博 中山
Tatsusuke Nakai
龍資 中井
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、半導体鏡面ウェハの検査方法および検査装
置に関し、特に、半導体ウェハ等の鏡面をレーザ光によ
り検査する半導体鏡面ウェハの検査方法および検査装置
に関する。
[従来の技術] 従来、半導体ウェハ等の鏡面の凹凸を評価する方法とし
て一般的に知られているものに、光散乱法がある。
第2図は、従来の光散乱法により半導体鏡面ウェハの凹
凸を検査するレーザ検査装置の動作を説明するための概
略図である。第2図を参照して、レーザ検査装置は、レ
ーザ光を発生するためのレーザ光源1と、レーザ光源1
からの入射光5に対して半導体ウェハが散乱する散乱光
7を検出するためのフォトマル3とを含む。
次に、動作について説明する。レーザ光源1により発生
されたレーザ光が入射光5として半導体ウェハ2に照射
される。半導体ウエノ\2に入射した入射光5は、反射
光6と散乱光7と放出光8として半導体ウェハから発生
される。ここで、放出光8とは、入射光5の入射に伴っ
て半導体ウエノ\のバンド間に光励起が起こり、それに
よって、正孔と電子との再結合が引き起こされて放出さ
れる光をいう。なお、この放出光8は、Siウエノ\な
どのようにバンド間励起がないものは発生せず、GaA
sウェハ等のようにバンド間励起があるもののみ発生す
る。半導体ウェハから発生されるこれらの光のうち、散
乱光7のみをフォトマル3により検出する。半導体ウエ
ノ\の鏡面の凹凸の程度は、入射光5に対する散乱光7
の強度を相対的に計ることで評価できる。この値は一般
にウニl\の微小散乱による曇り(HAZE)と呼ばれ
ている。
第3図は、従来のレーザ検査装置により検出される光信
号を示したグラフである。第3図を参照して、A部に示
す信号は、散乱光7による信号であり、B部に示す信号
は放出光8による信号である。つまり、従来のレーザ検
査装置では、フォトマル3が散乱光7のみならず放出光
8を検出していた。これは、フォトマル3が散乱光7を
全波長にわたって検出するので、散乱光7よりも波長の
長い放出光8をも検出するためである。
[発明が解決しようとする課題〕 前述のように、従来の光散乱光を用いたレーザ検査装置
では、散乱光7の強度を測定することにより半導体ウェ
ハの凹凸を評価することができる。
しかし、この従来のレーザ検査装置では、前述のように
、半導体ウェハ2からの散乱光7をフォトマル3により
検出する際、散乱光が全波長にわたって検出されるので
、放出光8が散乱光7の検出に悪影響を及ぼす。すなわ
ち、フォトマル3が、散乱光7のみならず放出光8をも
検出してしまうため、正確な散乱光の強度を検出するこ
とができず半導体鏡面ウェハの微細な凹凸を正確に検出
することができないという問題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するため・になさ
れたもので、放出光の影響を受けずに半導体鏡面ウェハ
の微細な凹凸を正確に評価することができる半導体鏡面
ウエノ\の検査方法および検査装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段] 第1請求項に係る発明は、散乱光を検出する際に、光の
照射によって正孔と電子とが再結合して発生される放出
光と散乱光との波長の相違に基づいて放出光による悪影
響を取り除くことを特徴とする。
第2請求項に係る発明は、半導体ウニ/Xの表面に光を
照射する光照射手段と、散乱光を検出する散乱光検出手
段と、散乱光検出手段により散乱光を検出する際に、光
の照射によって引き起こされる正孔と電子との再結合に
より半導体ウエノ\から発生される放出光と散乱光との
波長の相違に基づいて放出光による悪影響を取り除くた
めの悪影響除去手段とを含むことを特徴とする。
[作用] 第1請求項における発明では、散乱光を検出する際に、
光の照射によって正孔と電子とが再結合して発生される
放出光と散乱光との波長の相違に基づいて放出光による
悪影響が取り除かれる。
第2請求項における発明では、散乱光検出手段により散
乱光が検出される際に、光の照射によって引き起こされ
る正孔と電子との再結合により半導体ウェハから発生さ
れる放出光と散乱光との波長の相違に基づいて放出光に
よる悪影響が悪影響除去手段により取り除かれる。
[発明の実施例] 第1図は、本発明の一実施例を示した半導体鏡面ウェハ
の凹凸を光散乱法により検査するレーザ検査装置の動作
を説明するための概略図である。
第1図を参照して、レーザ検査装置は、レーザ光を発生
するためのレーザ光源1と、レーザ光源1からの入射光
5に対して半導体ウェハが散乱する散乱光7を検出する
ためのフォトマル3と、フォトマル3が散乱光7を検出
する際に、散乱光7に比べて比較的波長の長い放出光8
を検出しないようにするための波長分離フィルタ4とを
含む。
次に、動作について説明する。レーザ光源1により発生
されたレーザ光が入射光5として半導体ウェハ2に照射
される。半導体ウェハ2に入射した入射光5は、反射光
6と散乱光7と放出光8として半導体ウェハ2から発生
される。反射光6と散乱光7と放出光8のうち散乱光7
と放出光8とがフォトマル3により検出され得るが、こ
のうち、散乱光7に比べて波長の大きい放出光8は、波
長分離フィルタ4により除去されるので、結局、散乱光
7のみがフォトマル3により検出される。つまり、第3
図に示したBの信号部分すなわち放出光8による信号が
分離フィルタ4により分離されるので、フォトマル3が
散乱光7のみを検出することができ、半導体ウェハの鏡
面の微細な凹凸を正確に評価することができる。
以下に示す第1表は、4種類の異なる不純物をドープし
たGaAs2インチウェハの鏡面のHAZEをそれぞれ
従来方法と本発明による方法で測定したときの測定結果
を示した表である。なお、測定装置は、He−Neトレ
ーザ光源を使った表面検査装置(TENCOR社製)を
用い、感度条件を最高(max  s i ze  0
.256μm2)にして行なった。但し、フォトマルに
は、浜松フォトニクス(株)社製R2066(分光感度
タイプ501K)を使用した。
第1表 第1表を参照して、従来方法ではドープした不純物より
HAZE値が異なる。これは、ドープされた不純物の種
類および量によって光放出に差があり、従来方法ではそ
の放出光をそのまま検出するためlJj定値にばらつき
が生じるのである。一方、本発明の方法では、波長分離
フィルタにより放出光が除かれるので、測定値にばらつ
きがない。すなわち、本発明の方法では、波長分離フィ
ルタを設けることにより、フォトマルが散乱光のみを検
出して放出光を検出しないので、ドープされた不純物の
種類や量にかかわらず正確に半導体ウェハの鏡面状態を
評価できる。
このように、化合物半導体の中でも導電性のもの(Si
、Znドープ)では、レーザ光の照射によって発生する
放出光の影響が極めて大きい。本発明は、このような場
合に特に有効であり、半導体ウェハの鏡面の微小な凹凸
を正確に評価することができる。
[発明の効果コ 第1請求項に係る発明によれば、散乱光を検出する際に
、放出光と散乱光との波長の相違に基づいて放出光によ
る悪影響が取り除かれるので、放出光の影響を受けずに
半導体鏡面ウェハの微細な凹凸を正確に評価することが
できる半導体ウェハの検査方法を提供するに至った。
第2請求項に係る発明によれば、散乱光検出手段が散乱
光を検出する際に、放出光と散乱光との波長の相違に基
づいて放出光による悪影響が悪影響除去手段により取り
除かれるので、放出光の影響を受けずに半導体鏡面ウェ
ハの微細な凹凸を正確に評価することが可能な半導体ウ
ェハの検査装置を提供するに至った。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した半導体鏡面ウェハの
凹凸を光散乱法により検査するレーザ検査装置の動作を
説明するための概略図、第2図は従来の半導体鏡面ウェ
ハの凹凸を光散乱法により検査するレーザ検査装置の動
作を説明するための概略図、第3図は従来のレーザ検査
装置により検出される光信号を示したグラフである。 図において、1はレーザ光源、2は半導体ウェハ、3は
フォトマル、4は波長分離フィルタである。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。 第1 図 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体ウェハに光を照射してその散乱光を検出す
    ることにより前記半導体ウェハの鏡面の凹凸を検査する
    半導体鏡面ウェハの検査方法であって、 前記散乱光を検出する際に、前記光の照射によって正孔
    と電子とが再結合して発生される放出光と前記散乱光と
    の波長の相違に基づいて放出光による悪影響を取り除く
    ことを特徴とする、半導体鏡面ウェハの検査方法。
  2. (2)半導体ウェハに光を照射してその散乱光を検出す
    ることにより前記半導体ウェハの鏡面の凹凸を検査する
    半導体鏡面ウェハの検査装置であって、 前記半導体ウェハの表面に光を照射する光照射手段と、 前記散乱光を検出する散乱光検出手段と、 前記散乱光検出手段により前記散乱光を検出する際に、
    光の照射によって引き起こされる正孔と電子との再結合
    により前記半導体ウェハから発生される放出光と前記散
    乱光との波長の相違に基づいて放出光による悪影響を取
    り除くための悪影響除去手段とを含むことを特徴とする
    、半導体鏡面ウェハの検査装置。
JP1219479A 1989-08-25 1989-08-25 半導体鏡面ウエハの検査方法および検査装置 Pending JPH0382136A (ja)

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