JPH0381449A - 制振フロアー構造 - Google Patents
制振フロアー構造Info
- Publication number
- JPH0381449A JPH0381449A JP21561089A JP21561089A JPH0381449A JP H0381449 A JPH0381449 A JP H0381449A JP 21561089 A JP21561089 A JP 21561089A JP 21561089 A JP21561089 A JP 21561089A JP H0381449 A JPH0381449 A JP H0381449A
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- JP
- Japan
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- floor
- slab
- support leg
- base plate
- vibration
- Prior art date
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- Granted
Links
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[11業上の利用分野]
本発明は、フリーアクセスフロアー等の二重床における
制振フロア−構造に関するものである。 [従来の技術] 近年、オフィスのインテリジェント化に伴い、OAフロ
ア−或はフリーアクセスフロア−等の二重床の採用が増
加している。 しかしながら、この種の二重床は建物の構造特性(振動
特性)によっては、地震時に大きな振動力が加わってO
A機器等を損傷する恐れがある。
制振フロア−構造に関するものである。 [従来の技術] 近年、オフィスのインテリジェント化に伴い、OAフロ
ア−或はフリーアクセスフロア−等の二重床の採用が増
加している。 しかしながら、この種の二重床は建物の構造特性(振動
特性)によっては、地震時に大きな振動力が加わってO
A機器等を損傷する恐れがある。
この技術的課題を解決するための手段として、本発明は
、フリーアクセスフロア−等の二重床において、上下の
床間に設けられた支持脚のベースプレートと下床のスラ
ブとの間に粘弾性材を介在させたことを要旨とするもの
である。 [作 用] 地震発生時には、粘弾性材が剪断変形して地震エネルギ
ーを吸収し減衰効果も高まるので、設置されたOA種機
器に対する地震入力を低減することが出来、また歩行時
等による上下振動に対しても粘弾性材が圧縮歪みにより
エネルギーを吸収し、減衰効果も高められるので、フロ
ア−の振動による人体感覚を低減することが出来る。 〔実施例コ 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。 第1図は本発明の第1実施例を示すもので、−般のビル
の地震対策用のものであり、図において1はスラブ2と
仕上げ床3との間は突っ張るようにして設けられた支持
脚であり、そのベースプレート1aと前記スラブ2上に
固定された鋼販4との間には平板状の粘弾性材5が介在
されている。この粘弾性材5は、例えばゴムアスファル
ト等から形成され、前記鋼販4及びベースプレート1a
にそれぞれ接着されている。6はフィラープレートであ
り、その下面側は前記鋼販4に溶接固定され、上面側は
テフロンシート(図示せず)が貼着されて前記ベースプ
レー)1aに当接1.ティる。このフィラープレート6
は、第2図に示すように平面がほぼX型を呈するベース
プレー)1aと、はぼ正方形を呈する鋼販4とが重合す
る四隅部に、それぞれ挟着するようにして設けられてい
る。7はアンカーボルトであり、前記鋼販4及びフィラ
ープレート6とを前記スラブ8に固定している。 このように構成された制振フロア−において、地震発生
時には第3図に示すように前記粘弾性材6が横方向に剪
断変形し、前記支持脚1のベースプレート1aは前記フ
ィラープレート6のテフロン加工された上面を若干摺動
する。従って、この場合地震エネルギーは吸収きれ、前
記仕上げ床3上に設置されたOA種機器図示せず)に対
する地震入力を未然に防止することが出来る。一方、通
常の歩行時等には、衝撃力が加わると第4図に示すよう
に前記支持脚1のベースプレート1aが挟むと共に、前
記粘弾性材6に圧縮歪みが生じて衝撃エネルギーを吸収
し、これにより前記スラブ2への振動伝播を防止し、か
つ仕上げ床3の振動を防止することが出来る。 第5図は本発明の第2実施例を示すもので、超高層ビル
の歩行対策用のものであり、11はスラブ12と仕上げ
床13との間に突っ張るようにして設けられた支持脚で
あり、そのほぼ正方形を呈するベースプレー)11aと
前記スラブ12との間には皿バネ14が取り付けられ、
この皿バネの間にゴムアスファルト等からなるリング状
の粘弾性材!5が挟着されている。また、前記支持脚1
1のベースプレー)!faは、アンカーボルト!8によ
って四隅部が前記スラブ12に取り付けられている。 上記のように構成された制振フロア−において、歩行等
によって衝撃力が加わると、第7図に示すように前記二
枚の皿バネ14が押されて高さが低くなる乙共に、その
間に挟まれている前記粘弾性材15に剪断歪みが生じ、
この変形により衝撃エネルギーが吸収され、構造体に振
動を加えない。 従って、仕上げ床に設置されたOA種機器が振動から保
護され、かつ振動による居住性を損なうこともない。こ
の場合、粘弾性材15を薄くすると、剪断変形角が増大
してより大きな減衰効果が得られる。 【発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、フリーアクセス
フロア−等の二重床にわいて、上下の床間に突っ張るよ
うに設けられた支持脚と下床のスラブとの間に粘弾性材
を設けたので、地震時の上下左右の振動及び歩行時等の
衝撃による上下振動を、粘弾性材の剪断変形により吸収
することが出来、これにより上床(仕上げ床)に設置さ
れたOA種機器を振動から保護し、かつ振動による不快
感を防止して居住性を高めることが出来る等の優れた効
果を奏する。また、構成が極めて簡単であるから安価で
あり、その実施も容易である等の利点がある。
、フリーアクセスフロア−等の二重床において、上下の
床間に設けられた支持脚のベースプレートと下床のスラ
ブとの間に粘弾性材を介在させたことを要旨とするもの
である。 [作 用] 地震発生時には、粘弾性材が剪断変形して地震エネルギ
ーを吸収し減衰効果も高まるので、設置されたOA種機
器に対する地震入力を低減することが出来、また歩行時
等による上下振動に対しても粘弾性材が圧縮歪みにより
エネルギーを吸収し、減衰効果も高められるので、フロ
ア−の振動による人体感覚を低減することが出来る。 〔実施例コ 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。 第1図は本発明の第1実施例を示すもので、−般のビル
の地震対策用のものであり、図において1はスラブ2と
仕上げ床3との間は突っ張るようにして設けられた支持
脚であり、そのベースプレート1aと前記スラブ2上に
固定された鋼販4との間には平板状の粘弾性材5が介在
されている。この粘弾性材5は、例えばゴムアスファル
ト等から形成され、前記鋼販4及びベースプレート1a
にそれぞれ接着されている。6はフィラープレートであ
り、その下面側は前記鋼販4に溶接固定され、上面側は
テフロンシート(図示せず)が貼着されて前記ベースプ
レー)1aに当接1.ティる。このフィラープレート6
は、第2図に示すように平面がほぼX型を呈するベース
プレー)1aと、はぼ正方形を呈する鋼販4とが重合す
る四隅部に、それぞれ挟着するようにして設けられてい
る。7はアンカーボルトであり、前記鋼販4及びフィラ
ープレート6とを前記スラブ8に固定している。 このように構成された制振フロア−において、地震発生
時には第3図に示すように前記粘弾性材6が横方向に剪
断変形し、前記支持脚1のベースプレート1aは前記フ
ィラープレート6のテフロン加工された上面を若干摺動
する。従って、この場合地震エネルギーは吸収きれ、前
記仕上げ床3上に設置されたOA種機器図示せず)に対
する地震入力を未然に防止することが出来る。一方、通
常の歩行時等には、衝撃力が加わると第4図に示すよう
に前記支持脚1のベースプレート1aが挟むと共に、前
記粘弾性材6に圧縮歪みが生じて衝撃エネルギーを吸収
し、これにより前記スラブ2への振動伝播を防止し、か
つ仕上げ床3の振動を防止することが出来る。 第5図は本発明の第2実施例を示すもので、超高層ビル
の歩行対策用のものであり、11はスラブ12と仕上げ
床13との間に突っ張るようにして設けられた支持脚で
あり、そのほぼ正方形を呈するベースプレー)11aと
前記スラブ12との間には皿バネ14が取り付けられ、
この皿バネの間にゴムアスファルト等からなるリング状
の粘弾性材!5が挟着されている。また、前記支持脚1
1のベースプレー)!faは、アンカーボルト!8によ
って四隅部が前記スラブ12に取り付けられている。 上記のように構成された制振フロア−において、歩行等
によって衝撃力が加わると、第7図に示すように前記二
枚の皿バネ14が押されて高さが低くなる乙共に、その
間に挟まれている前記粘弾性材15に剪断歪みが生じ、
この変形により衝撃エネルギーが吸収され、構造体に振
動を加えない。 従って、仕上げ床に設置されたOA種機器が振動から保
護され、かつ振動による居住性を損なうこともない。こ
の場合、粘弾性材15を薄くすると、剪断変形角が増大
してより大きな減衰効果が得られる。 【発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、フリーアクセス
フロア−等の二重床にわいて、上下の床間に突っ張るよ
うに設けられた支持脚と下床のスラブとの間に粘弾性材
を設けたので、地震時の上下左右の振動及び歩行時等の
衝撃による上下振動を、粘弾性材の剪断変形により吸収
することが出来、これにより上床(仕上げ床)に設置さ
れたOA種機器を振動から保護し、かつ振動による不快
感を防止して居住性を高めることが出来る等の優れた効
果を奏する。また、構成が極めて簡単であるから安価で
あり、その実施も容易である等の利点がある。
第1図は本発明の第1実施例を示す要部の概略断面図、
第2図は半断面で示す平面図、第3図は地震時における
作用を示す説明図、第4図は歩行時における作用を示す
説明図、第5図は本発明の第2実施例を示す要部の概略
断面図、第8図は半断面で示す平面図、第7図は歩行時
における作用を示す説明図である。 Lll・・・支持脚 1astta・・・ベースプレート 2.12・・・スラブ 3.13−・・仕上げ
床4・・・鋼販 14・・・皿バネ5.
15・・・粘弾性材 6・・・フィラープレート16・・・アンカーボルト7
・・・アンカーボルト 1゜ 116B!1 17IQ
第2図は半断面で示す平面図、第3図は地震時における
作用を示す説明図、第4図は歩行時における作用を示す
説明図、第5図は本発明の第2実施例を示す要部の概略
断面図、第8図は半断面で示す平面図、第7図は歩行時
における作用を示す説明図である。 Lll・・・支持脚 1astta・・・ベースプレート 2.12・・・スラブ 3.13−・・仕上げ
床4・・・鋼販 14・・・皿バネ5.
15・・・粘弾性材 6・・・フィラープレート16・・・アンカーボルト7
・・・アンカーボルト 1゜ 116B!1 17IQ
Claims (1)
- フリーアクセスフロアー等の二重床において、上下の床
間に設けられた支持脚のベースプレートと下床のスラブ
との間に粘弾性材を介在させたことを特徴とする制振フ
ロアー構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215610A JP2617134B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 制振フロアー構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215610A JP2617134B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 制振フロアー構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0381449A true JPH0381449A (ja) | 1991-04-05 |
JP2617134B2 JP2617134B2 (ja) | 1997-06-04 |
Family
ID=16675274
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1215610A Expired - Fee Related JP2617134B2 (ja) | 1989-08-22 | 1989-08-22 | 制振フロアー構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2617134B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051240U (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-10 | 日本板硝子株式会社 | 浮床用支持装置 |
JPS61130554A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-18 | 大成建設株式会社 | 防振免震束構造 |
-
1989
- 1989-08-22 JP JP1215610A patent/JP2617134B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6051240U (ja) * | 1983-09-16 | 1985-04-10 | 日本板硝子株式会社 | 浮床用支持装置 |
JPS61130554A (ja) * | 1984-11-28 | 1986-06-18 | 大成建設株式会社 | 防振免震束構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2617134B2 (ja) | 1997-06-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |