JPH0381135A - 弾性ローラの製造方法 - Google Patents
弾性ローラの製造方法Info
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- JPH0381135A JPH0381135A JP21794989A JP21794989A JPH0381135A JP H0381135 A JPH0381135 A JP H0381135A JP 21794989 A JP21794989 A JP 21794989A JP 21794989 A JP21794989 A JP 21794989A JP H0381135 A JPH0381135 A JP H0381135A
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- silicone rubber
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Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野〉
本発明は、電子写真複写機の熱定着部に使用する加圧ロ
ーラに好適する弾性ローラの製造方法に関する。
ーラに好適する弾性ローラの製造方法に関する。
（従来の技術）
従来より、電子写真複写機の熱定着部に１吏用する加圧
ローラとし、てシリコーンゴムやフッ素ゴム等のゴム材
料を金属芯軸上にプライマーを介して被覆したものが一
般に用いられている。さらに近年では、耐熱性およびト
ナーとの離型性を高めるためにゴム層の表面にポリテト
ラフルオロエチレン樹脂（以下、Ｐ１″ＦＥという〉、
フッ素ゴム等のフッ素系高分子物質のラテックスなどを
塗布し焼き付けてフッ素層を設けたものがある。
ローラとし、てシリコーンゴムやフッ素ゴム等のゴム材
料を金属芯軸上にプライマーを介して被覆したものが一
般に用いられている。さらに近年では、耐熱性およびト
ナーとの離型性を高めるためにゴム層の表面にポリテト
ラフルオロエチレン樹脂（以下、Ｐ１″ＦＥという〉、
フッ素ゴム等のフッ素系高分子物質のラテックスなどを
塗布し焼き付けてフッ素層を設けたものがある。
しかしながら、シリコーンゴムやフッ素樹脂は双方とも
離型性の良い材料であり、相互接着は極めて悪い、そこ
で、シリコーンゴム層上にフッ素層を設ける場合は界面
にプライマーなどの接着剤を薄く塗布して接着力を向上
させてはいるものの、！Ｉ続して使用したり加圧ローラ
表面に剪断応力を加えた場合にはフッ素層が容易に剥離
して膜浮きや剥がれが生じてしまい、ローラ寿命の原因
となっているとい）問題があった。
離型性の良い材料であり、相互接着は極めて悪い、そこ
で、シリコーンゴム層上にフッ素層を設ける場合は界面
にプライマーなどの接着剤を薄く塗布して接着力を向上
させてはいるものの、！Ｉ続して使用したり加圧ローラ
表面に剪断応力を加えた場合にはフッ素層が容易に剥離
して膜浮きや剥がれが生じてしまい、ローラ寿命の原因
となっているとい）問題があった。
（発明が解決しよう・とする課題）
以上の点に鑑みて、本発明はシリコーンゴム層とフッ素
系高分子物質のラテックスによるフッ素層との接着力を
大幅に南−ヒさせ、フッ素層の膜浮きや剥がれを防止し
、ローラ寿命を向上した弾性ローラの製造方法を提供す
ることを目的とする。
系高分子物質のラテックスによるフッ素層との接着力を
大幅に南−ヒさせ、フッ素層の膜浮きや剥がれを防止し
、ローラ寿命を向上した弾性ローラの製造方法を提供す
ることを目的とする。
（課題を解決するための手段）
本発明は即ち、ローラ芯軸上にシリコーンゴムを被覆し
、このシリコーンゴム澗表面を表面粗さがＲｚ１０μｍ
以上となるように研削処理した後、前記シリコーンゴム
層上にフッ素ゴムを含むフッ素系高分子物質のラテック
スを塗布し焼成してなることを特徴とする弾性ローラの
製造方法に関する。
、このシリコーンゴム澗表面を表面粗さがＲｚ１０μｍ
以上となるように研削処理した後、前記シリコーンゴム
層上にフッ素ゴムを含むフッ素系高分子物質のラテック
スを塗布し焼成してなることを特徴とする弾性ローラの
製造方法に関する。
本発明者らは、弾性ウーラにおけるシリコーンゴム層と
フッ素ゴムを含むフッ素系高分子物質のラテックスから
なる層との接着力について研究した結果、そい製造過程
において、形成されたシリコーンゴム層表面を表面粗さ
がＲｚ１０μｍ以上となるように研削処理すればその接
着力が大幅に向上することを見出だした。
フッ素ゴムを含むフッ素系高分子物質のラテックスから
なる層との接着力について研究した結果、そい製造過程
において、形成されたシリコーンゴム層表面を表面粗さ
がＲｚ１０μｍ以上となるように研削処理すればその接
着力が大幅に向上することを見出だした。
本発明に使用するシリコーンゴムとしては、綜合反応型
常温硬化シリコーンゴム＜ＲＴＶ）、付加反応型シリコ
ーンゴム（ＬＴＶ）、熱加硫型シリコーンゴム（ＨＴＶ
＞等、弾性ローラとして使用される通常のものを特に制
限なく使用することができる。
常温硬化シリコーンゴム＜ＲＴＶ）、付加反応型シリコ
ーンゴム（ＬＴＶ）、熱加硫型シリコーンゴム（ＨＴＶ
＞等、弾性ローラとして使用される通常のものを特に制
限なく使用することができる。
また、二のンリニ７−ンゴム層七に塗布するフッ素ゴム
を含むフッ素系高分子物質のラテックスとしては１例え
ばダイエＩしＧＬＳ−２１３（ダイキン工業社製 商品
名〕等の、フッ素ゴムとフッ素樹脂の混合ラテックス等
がある。
を含むフッ素系高分子物質のラテックスとしては１例え
ばダイエＩしＧＬＳ−２１３（ダイキン工業社製 商品
名〕等の、フッ素ゴムとフッ素樹脂の混合ラテックス等
がある。
本発明の弾性ローラの製造方法は即ち、アルミニウム、
鉄、銅等のローラ芯軸を脱脂、ブラスト等の前処理を施
した後、１ライマーを介してシリコーンゴムを金型注入
、加硫接着等の常法により被覆し、シリコーンゴム層を
形成する０次いでこのシリコーンゴム層表面を円筒研削
盤を使用する等の常法により、表面粗さがＲｚ１０，＜
ｔｍ以上、より好ましくはＲｚ ２０ ｌｔ ｒ＋＋以
−Ｅとなるように表面を研削して所定の外径に仕上げる
。次いで、プライマーを介してフ・ソ素ゴムを含むフッ
素系高分子物質のラテックスをスプレー噴石、デイツプ
コート、ドクターナイフ等の常法により塗布し、乾燥あ
るいは焼成することにより弾性ローラが製造される。
鉄、銅等のローラ芯軸を脱脂、ブラスト等の前処理を施
した後、１ライマーを介してシリコーンゴムを金型注入
、加硫接着等の常法により被覆し、シリコーンゴム層を
形成する０次いでこのシリコーンゴム層表面を円筒研削
盤を使用する等の常法により、表面粗さがＲｚ１０，＜
ｔｍ以上、より好ましくはＲｚ ２０ ｌｔ ｒ＋＋以
−Ｅとなるように表面を研削して所定の外径に仕上げる
。次いで、プライマーを介してフ・ソ素ゴムを含むフッ
素系高分子物質のラテックスをスプレー噴石、デイツプ
コート、ドクターナイフ等の常法により塗布し、乾燥あ
るいは焼成することにより弾性ローラが製造される。
（実施例〉
本発明の実施例について説明する。
外径１２−１長さ３２０ｍのアルミ製芯軸をブラスト処
理して脱脂洗浄した後、１ライマーを塗布して、Ｊ Ｉ
Ｓ−Ａ硬度２０度の低硬度ＬＴＶ系シリコーンゴムを
金型内に注入し加硫接着させた。
理して脱脂洗浄した後、１ライマーを塗布して、Ｊ Ｉ
Ｓ−Ａ硬度２０度の低硬度ＬＴＶ系シリコーンゴムを
金型内に注入し加硫接着させた。
このシリコ−アゴ１．．層表面を研削して外径２４■、
表面粗さをＲｚ３５μｍとした６次いでこのシリコーン
ゴム層の表面に、プライマー（ダイキン工業社製 商品
名ＧＬＰ−１０３３Ｒ）を塗布してから、ダイエルＧＬ
Ｓ−２１３を塗布して常法により加熱焼成し、平均膜厚
が２５μｍのフッ素層を形成して５弾性ローラを製造し
た。
表面粗さをＲｚ３５μｍとした６次いでこのシリコーン
ゴム層の表面に、プライマー（ダイキン工業社製 商品
名ＧＬＰ−１０３３Ｒ）を塗布してから、ダイエルＧＬ
Ｓ−２１３を塗布して常法により加熱焼成し、平均膜厚
が２５μｍのフッ素層を形成して５弾性ローラを製造し
た。
このようにして得られた弾性ローラの表面に。
剪断応力をかけたが膜浮きや剥がれは生じなかった。ま
た、このローラを複写機に加圧ローラとして組み込んで
試験したところ、通紙耐久性は２０万枚以上であった。
た、このローラを複写機に加圧ローラとして組み込んで
試験したところ、通紙耐久性は２０万枚以上であった。
また、比較のためにシリコーンゴム層の表面粗さをＲｚ
１μｍとし、その他は上記実施例と同様の弾性ローラを
製造し、その表面に剪断応力をかけたところ皺が発生し
た。また実施例と同様の複写機に組み込んで試験したと
ころ、通紙耐久性は４万枚であった。
１μｍとし、その他は上記実施例と同様の弾性ローラを
製造し、その表面に剪断応力をかけたところ皺が発生し
た。また実施例と同様の複写機に組み込んで試験したと
ころ、通紙耐久性は４万枚であった。
〈発明の効果）
以」二、本発明の製造方法によれば、シリコーンゴム層
とフッ素系高分子物質のラテックスによる層との接着力
が大幅に向上し、フッ素層の膜浮きや剥がれを防止する
ことができるので、ローラ寿命の向上した弾性ローラを
提供することができる。
とフッ素系高分子物質のラテックスによる層との接着力
が大幅に向上し、フッ素層の膜浮きや剥がれを防止する
ことができるので、ローラ寿命の向上した弾性ローラを
提供することができる。
Claims (1)
- （１）ローラ芯軸上にシリコーンゴムを被覆し、このシ
リコーンゴム層表面を表面粗さがＲｚ１０μｍ以上とな
るように研削処理した後、前記シリコーンゴム層上にフ
ッ素ゴムを含むフッ素系高分子物質のラテックスを塗布
し焼成してなることを特徴とする弾性ローラの製造方法
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21794989A JPH0381135A (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 弾性ローラの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21794989A JPH0381135A (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 弾性ローラの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0381135A true JPH0381135A (ja) | 1991-04-05 |
Family
ID=16712235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21794989A Pending JPH0381135A (ja) | 1989-08-24 | 1989-08-24 | 弾性ローラの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0381135A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04133018U (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-10 | 日立電線株式会社 | ゴムローラ |
| JPH0510324A (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-19 | Mitsubishi Kasei Eng Co | 回転円筒型処理装置 |
| US5597652A (en) * | 1990-01-12 | 1997-01-28 | Bridgestone Corporation | Conductive roll |
| US5950061A (en) * | 1996-11-29 | 1999-09-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Fixing member having an inner elastic layer with a surface roughness |
| JP2011240652A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Viscas Corp | ゴム製品及びゴム製品の製造方法 |
-
1989
- 1989-08-24 JP JP21794989A patent/JPH0381135A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5597652A (en) * | 1990-01-12 | 1997-01-28 | Bridgestone Corporation | Conductive roll |
| JPH04133018U (ja) * | 1991-05-31 | 1992-12-10 | 日立電線株式会社 | ゴムローラ |
| JPH0510324A (ja) * | 1991-07-04 | 1993-01-19 | Mitsubishi Kasei Eng Co | 回転円筒型処理装置 |
| US5950061A (en) * | 1996-11-29 | 1999-09-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Fixing member having an inner elastic layer with a surface roughness |
| JP2011240652A (ja) * | 2010-05-20 | 2011-12-01 | Viscas Corp | ゴム製品及びゴム製品の製造方法 |
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