JPH0381026B2 - - Google Patents

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JPH0381026B2
JPH0381026B2 JP57048653A JP4865382A JPH0381026B2 JP H0381026 B2 JPH0381026 B2 JP H0381026B2 JP 57048653 A JP57048653 A JP 57048653A JP 4865382 A JP4865382 A JP 4865382A JP H0381026 B2 JPH0381026 B2 JP H0381026B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pin
hole
link
contact
chain
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP57048653A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58166153A (ja
Inventor
Masahiro Nagae
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daido Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daido Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daido Kogyo Co Ltd filed Critical Daido Kogyo Co Ltd
Priority to JP4865382A priority Critical patent/JPS58166153A/ja
Publication of JPS58166153A publication Critical patent/JPS58166153A/ja
Publication of JPH0381026B2 publication Critical patent/JPH0381026B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16GBELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
    • F16G13/04Toothed chains

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はサイレントチエーンに関するものであ
る。
サイレントチエーンは、本来騒音が低く、チエ
ーンの歯がスプロケツトの歯と確実に噛み合つて
動力を伝達するので、ローラチエーンに比べより
高い速度と荷重で使用出来、4サイクルエンジン
内のタイミングチエーンとしても多く用いられて
いる。
例えばエンジン内のクランクシヤフトとカムシ
ヤフトを連結しているサイレントチエーンは、上
記クランクシヤフトからカムシヤフトへの動力の
伝達のみならず、これら両シヤフト間の位相を正
確に持続させなければならないという別の使命が
あり、この位相に関してはサイレントチエーンの
伸びが大きく関与する。
サイレントチエーンに伸びが生じ、上記の両シ
ヤフト間の位相がズレた場合、エンジンは不調と
なり、点火ミスを生じ、燃料の消費量が増し、特
に高圧縮率で使用されるようなデイーゼルエンジ
ンの場合には、ピストン頭部がカムシヤフトによ
つて作動する弁に衝突するというトラブルが問題
となる。そこでエンジン内に使用するタイミング
チエーンには許容伸びというものがあり、これは
品質上の大きな要素の一つでもある。ここでは、
タイミングチエーンとしても多用されているサイ
レントチエーンの伸びを問題とする訳であるが、
一方が他方の上を転がり揺動し得るピンとロツカ
ーとの結合から成るサイレントチエーンにおい
て、旧来のものは、チエーン駆動中にピンが接し
ているリンクに対してロツカーを回転させたり、
又は少なくとも回転させようとする偶力が誘起さ
れ、ロツカーが摩耗したり、ロツカーの接触面と
リンクのピン孔面との間に過度の磨耗が生じ、結
果的にチエーンの伸びを生じる。
この問題に対して、ロツカーをリンクの孔内に
積極的に位置決めするための種々の提案もされて
おり、その代表例は特公昭41−2805号公報で紹介
され、実施されているサイレントチエーンがある
(第1図)。しかし、上記サイレントチエーンにお
いても、孔14とロツカー12間に隙間もあり、
実際にはロツカー12と内リンク13の孔14間
のズレ、更には接触面部の摩耗を根絶することは
出来ない。
ところで、本発明は、サイレントチエーンにお
けるロツカー12を内リンク13と一体化するこ
とで、該ロツカー12と孔14間の摩耗、並びに
位置ズレから生じる上記サイレントチエーンの伸
びを防止することを目的とするものであるが、従
来の特開昭57−37135号に係る動力伝達用チエー
ンは、ロツカーを用いることなく、一本のピンで
連結し、ピン孔との間に転がり接触をなさしめた
サイレントチエーンである。しかし、該ピンは三
角形断面をした形状を成しているため、外プレー
トと中間リンクとのピン孔の相対位置が正確に一
致しなければ、外プレートに両端を固定されたピ
ンが中間リンクのピン孔で支えられなくなり、片
当りを生じ、ひいては摩耗及びチエーンの破断を
招いてしまう。
本発明は一本のピンを介して転がり接触をなさ
しめたサイレントチエーンではあるが、中間リン
クとピンとの間に片当りを生じることなく、耐久
性の高いサイレントチエーンを提供する。
以下、本発明に係る実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
本発明に係るサイレントチエーンは、第2図
a,bに示すごとく、重ね合わせた内リンク13
と外リンク15、及び重ね合わせた中間リンク1
6、更にピン11とから構成されており、ピン1
1は外リンク15に圧入後カシメられ、更に内リ
ンク13、中間リンク16及び外リンクの孔14
内に挿入されて連鎖状態を成している。
本発明の要旨とするチエーンの伸び防止は、第
3図に示すところの内リンク13と、ピン11間
の摩耗に起因するものであり、従来のようなロツ
カー12(第1図参照)を廃止し、孔14の形状
を三日月形とすることで、従来のロツカー12を
用いたサイレントチエーンに取つて代わるもので
ある。すなわち、内リンク13の孔接触面17は
曲率半径Rの円弧で形成され、2つの孔14,1
4は所定のピツチPを隔てて、上記孔接触面17
上の一点がピツチP上に一致するようにあけられ
る。
一方、ピン11の横断面は略楕円形状となし、
ビン接触面18は同一曲率半径Rの円弧で形成
し、上記孔14内に挿入されたピン11のピン接
触面18は、孔接触面17と互いに接合し、かつ
ピツチPを隔てて2本のピン11が位置する。し
たがつて、外リンク15が屈曲することにより、
該外リンク15に圧入・カシメられたピン11が
回転すれば、ロツカー12上を転がり運動したと
同様、孔接触面17上を転がることになる。又上
記孔14の孔接触面17と対向する側はピン11
が回転し得る円弧面をもつて形成されている。
ところで、第3図における孔14とピン11の
断面形状は、共に同一曲率半径Rの接触面で形成
された場合を示すが、孔接触面17上をピン11
が転がり運動する限り、両接触面17,18の曲
率半径が同一でなくてもよく、例えば孔14の曲
率半径Rを無限大とした半円とすることも出来
る。一方、中間リンク16は、外リンク15と同
一ピツチ間に配列されたものであり、サイレント
チエーンに作用する張力の負担はするが、中間リ
ンク16の孔14内では、ピン11は不動であ
り、摩耗を生ぜず、チエーンの伸びには無関係で
ある。しかし上記のごとくチエーン張力の一部は
該中間リンク16で負担する関係上、該ピン接触
面18と反対側の側面は全面が均等に接し得るよ
うに、該側面となじむことの出来る円弧面でもつ
て形成されている。この場合、第2図aに示して
いるように中間リンク13のピン孔断面は、ピン
11と接する面(受圧面)の相対向側には大きな
逃しが形成される。
第4図aは外リンク15の孔を示し、該孔はピ
ン11の断面と同じ形状を成し、又同図bは中間
リンク16の孔である。この中間リンク16の孔
は外リンク15の孔と同じ形状でもよいが、同図
に示すようにピン11の受圧面の相対向側には大
きな逃しを持つている。
以上述べたように、内リンク13の孔11を、
従来のサイレントチエーンにおけるロツカー12
を組み込んだ状態と同一形状化することで、チエ
ーン駆動に際して該ロツカー12の動きで、ロツ
カー12とピン11間の接触点の移動によるピツ
チPの変化、及びロツカー12と孔14間の摩耗
によるチエーン伸びを完全に抑えることが出来、
上記孔形状とした場合の孔接触面17とピン接触
面18間の摩耗、すなわち本発明に係るサイレン
トチエーンの伸びは、上記両接触面17,18間
の転がり接触から生じる摩耗にのみ起因するもの
であり、従来のサイレントチエーンに比べ非常に
少ない。更に楕円形又は略半円形断面のピンを用
い、中間リンク16のピン孔のうち、ピン接触面
18と反対側(張力が作用する側)を全面にてな
じむことが出来得るよう形成されているため、両
ピン孔間のピツチ間距離のみ正確であれば、ピン
とピン孔とは片当りすることなく接触し、両接触
面間の摩耗を防止するとともに、過度の応力集中
を解消し、該ピンに捩れを生ぜず、ひいては耐久
性の高いサイレントチエーンとなる。
このことは、上述したように、タイミングチエ
ーンとしてエンジン性能に大きく貢献するもので
ある。更にロツカー12を有さないことは、材料
費はもとより、ロツカー12の製造及び組立等に
おいても、製造原価を大幅に低減することが可能
である等、本発明はタイミングチエーン用として
は言うまでもなく、サイレントチエーンの必須条
件を満足する優れたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の1例としてサイレントチエーン
のリンク孔とピン及びロツカーの構成状態を示
し、第2図a,bは本発明に係るサイレントチエ
ーンの組立図で、aは平面図、bは正面図であ
り、第3図は本発明に係るサイレントチエーンの
内リンクにピンが挿入された状態を表わしてい
る。更に、第4図a,bは外リンクと中間リンク
の孔を表わす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内リンク13、外リンク15及び中間リンク
    16を配列し、上記外リンク15に圧入してカシ
    メられた一本のピンを介して屈曲自在に連結し、
    該ピンと上記内リンク13とが互いに転がり接触
    をもつて屈曲を行なうサイレントチエーンにおい
    て、上記ピン断面を両側面が所定の曲率を持つた
    円弧で形成した略楕円形とし、該ピンの片側面を
    上記内リンク13の孔接触面17と転がり接する
    ピン接触面18とし、又中間リンク16のピン孔
    を上記ピンの反対側全側面が均等に接し得る円弧
    面をもつて形成したことを特徴とするサイレント
    チエーン。
JP4865382A 1982-03-25 1982-03-25 サイレントチエ−ン Granted JPS58166153A (ja)

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JP4865382A JPS58166153A (ja) 1982-03-25 1982-03-25 サイレントチエ−ン

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JP4865382A JPS58166153A (ja) 1982-03-25 1982-03-25 サイレントチエ−ン

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JPS58166153A JPS58166153A (ja) 1983-10-01
JPH0381026B2 true JPH0381026B2 (ja) 1991-12-26

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JP4865382A Granted JPS58166153A (ja) 1982-03-25 1982-03-25 サイレントチエ−ン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6103699B2 (ja) * 2013-05-07 2017-03-29 株式会社椿本チエイン チェーン

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5038673U (ja) * 1973-07-31 1975-04-21
JPS5526346A (en) * 1978-08-14 1980-02-25 Uemura Koichi Method and device for moving underground cylinder forward
JPS5737135A (en) * 1980-08-19 1982-03-01 Aisin Seiki Co Ltd Power transmission chain

Patent Citations (3)

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