JPH0380866A - 蒸気噴出口構造 - Google Patents

蒸気噴出口構造

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Publication number
JPH0380866A
JPH0380866A JP21812489A JP21812489A JPH0380866A JP H0380866 A JPH0380866 A JP H0380866A JP 21812489 A JP21812489 A JP 21812489A JP 21812489 A JP21812489 A JP 21812489A JP H0380866 A JPH0380866 A JP H0380866A
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JP
Japan
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steam
box body
floor surface
throttle valve
wall
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Pending
Application number
JP21812489A
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English (en)
Inventor
Shinichi Ueda
信一 上田
Satoshi Sakurai
桜井 郷至
Motohisa Kobori
小堀 元久
Takayoshi Shimizu
孝悦 清水
Takashi Inoue
隆史 井上
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Noritz Corp
Original Assignee
Noritz Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、蒸気室への蒸気導入形態を改良した蒸気噴出
口構造に関する。
〈従来の技術〉 −船釣に、蒸気室の温度分布を均一にする目的から、蒸
気室の内側壁において床面近傍位置に蒸気導入管の開口
端を突出しないように設け、この開口端にL字形に屈曲
したエルボと称する金具を装着し、エルボから床面に向
けて、直接、蒸気を噴出させている。しかし、導入する
蒸気によって前記エルボが加熱されるので、この高温と
なるエルボを蒸気室内において剥き出しのままにしてお
くと、入浴者がエルボに接触して火傷するおそれがあり
、危険である。
それに対して、例えば実開昭62−72634号公報に
示されるように、蒸気導入管の開口端に、導入蒸気を床
面に向けて噴出させるとともに低熱伝導率の材料からな
る保護カバーを取り付け、入浴者における火傷の危険を
回避するものが考えられている。
なお、前述のエルボと保護カバーとは機能が回しであっ
て、材質が異なるものである。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、上記従来例では、次のような不都合がある。
即ち、保護カバーの蒸気噴出口は、床面の垂直方向に位
置しており、約100℃もの高温の蒸気を床面へ向けて
、直接、噴出させるようになっているため、蒸気が集中
して吹き掛けられる床面が部分的に加熱されて高温にな
りこの近傍に入浴者が近寄れなくなるなど蒸気室の入浴
空間を減少させる他、蒸気に含む水分の床面からの跳ね
返りが入浴者に掛かるおそれがあって火傷をおわせるこ
とにもなりかねない。
このように、従来のものでは、安全面について改良の余
地がある。
また、蒸気導入量が多くとも少なくともそれに関係なく
保護カバーやエルボの蒸気噴出口の開度(開口面積)は
一定になっているから、加熱初期など蒸気導入量が多い
ときは蒸気噴出速度が速くなり、保温中など蒸気導入量
が少ないときは蒸気噴出速度が遅くなる。このように英
気噴出速度がばらばらであると、蒸気室での蒸気拡散が
不均一となるため、蒸気室における温度分布も不均一と
なり、快適なスチームサウナ浴が行えなくなる。
本発明はこのような事情に鑑みて創案されたもので、蒸
気室床面の部分的な異常加熱を防ぐとともに、蒸気に含
む水分の床面からの跳ね返りを防ぎ、入浴者の安全を確
保することを第1の目的とし、蒸気室への蒸気噴出速度
を一定にして蒸気室の塩度分布を均一にすることを第2
の目的としている。
〈課題を解決するための手段〉 第1の目的を達成するために、本発明の蒸気噴出口構造
は、蒸気室の内側壁において床面近傍位置に設けられた
蒸気導入管の開口端を包囲するよう前記内側壁に箱体を
取り付け、この箱体には、前記蒸気導入管から導入され
る蒸気を前記内側壁に沿わせつつ斜め下方へ向けて噴出
させる少なくとも左右二つの窓を設けている。
また、第2の目的を達成するために、上記構成に加えて
、蒸気導入量に基づいて前記窓の開度を開閉調節する弁
装置を設ける構造とする。
く作用〉 上記構成によると、蒸気導入管から導入される蒸気は、
箱体の内面に吹き掛けられてから、箱体に備える二つの
窓を通して蒸気室の内側壁に沿って斜め下方へ向けて分
散噴出されることになる。
ゆえに、箱体内に導入される蒸気は、箱体内面への衝突
によって気体成分と水分とが分離されることになり、気
体成分のみが箱体の窓から蒸気室へと放出されるので、
従来のような水分の床面からの跳ね返りがなくて済む。
また、導入される蒸気を分散して蒸気室内に噴出させる
とともに、床面に対して斜めに蒸気を噴出させるので、
蒸気導入管の開口端の位置を従来と同位置としても蒸気
の噴出位置から床面に対する距離が長くなり、床面の加
熱度合が従来に比べて大幅に軽減され、床面が部分的に
高温にならずに済む。
また、弁装置を用いた構成においては、上記作用に加え
て、蒸気導入量が少ないときに窓の開度を小さくし、蒸
気導入量が多いときに開度を大きくすることができるの
で、蒸気の噴出速度が蒸気導入量に関係なく一定になり
、蒸気室での均一な蒸気拡散が可能となる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
第1図及び第2図に本発明の第1実施例を示している0
図に示すように、蒸気室1の内側壁2の床面3近傍位置
には、図示しない蒸気発生装置からの真気導入管4の開
口端に連通連結されたL字形のエルボ5がその開口部を
床面3に向けて開放するよう設けられている。このエル
ボ5を包囲するように、内側壁2には角形の箱体6が取
り付けられている。この箱体6の左右側壁には角孔状の
窓7が開設されており、この窓7の内方には窓7から斜
め下方へ蒸気を噴出させるための蒸気通路8が設けられ
ている。さらに、箱体6の底壁にはドレン孔9が設けら
れ、箱体6の左右外側壁には窓7から噴出される蒸気を
前方へ向かわせるための蒸気反射板10が設けられてい
る。
この構造での作用を説明する。
箱体6内に導入される蒸気は、箱体6の底壁に向けて吹
き掛けられることにより気体成分と水分とに分離される
。この分離された気体成分のみが底壁から内壁に沿って
上昇された後、二つの蒸気通路8.窓7を通じて蒸気室
lの内側壁2に沿わせつつ斜め下方へ向けて分散噴出さ
せられる。窓7から噴出された蒸気は、さらに、蒸気反
射板10により反射されて蒸気室1の内側壁2よりも前
方に向かわせられ、蒸気室1の床面中央側へ導かれる。
なお、前記分離された水分は、ドレン孔9より箱体6の
外部に排出される。
第3図に本発明の第2実施例を示している。この実施例
において上記第1実施例と異なる構成は箱体6の外形で
ある。つまり、箱体6の下部が、半円弧状になっていて
、この半円弧部分に窓7が形成されている。
また、上記各実施例において、窓7にその開口面積を可
変調節する弁装置を設けた構造とすることも可能である
。上記第1実施例の構造においては第4図に示すような
弁装置が、また、上記第2実施例の構造においては第5
図に示すような弁装置がそれぞれ考えられる。
第4図の弁装置20は、箱体6の下方においてエルボ5
の開口部の前方に上下方向に昇降可能に設けられた圧力
受は板21と、この圧力受は板21の両側に連成されか
つ窓7に連なる蒸気通路8を開閉する絞り弁22と、圧
力受は板21を上方へ押圧するよう弾発付勢するスプリ
ング23と、圧力受は板21の昇降動作を案内する案内
棒24とを具備した構成である。なお、請求項第3項に
記載の圧力受は部材が圧力受は板21に、弾発部材がス
プリング23にそれぞれ相当し、絞り弁22が請求項中
の連係部材を兼ねた構成になっている。
この弁装置20において、蒸気を導入していない場合は
、圧力受は板21への圧力負荷がないので、この圧力受
は板21はスプリング23の弾発付勢力によって上昇限
界位置に浮上保持されるとともに、この圧力受は板21
と一体の絞り弁22で蒸気通路8を若干量開放する状態
に閉塞させられる。一方、蒸気を導入した場合は、エル
ボ5から導入される蒸気が圧力受は板21に直接吹き掛
けられるので、この蒸気により圧力受は板21がスプリ
ング23の弾力に抗して下降させられるとともに、絞り
弁22は蒸気通路8を開放する。但し、蒸気導入量に応
じて絞り弁22による蒸気通路8の開放量を無段階に可
変調節しうるようになっている。
一方、第5図の弁装置30は、箱体6の上方に天板側へ
撓みうるよう取り付けられたダイアフラム31と、窓7
を開閉する部分円弧状に湾曲形成された二つの絞り弁3
2と、一端が絞り弁32に固定されかつ他端が箱体1に
固定の支軸12に軸支された二つのアーム33と、アー
ム33の中途部とダイアフラム31の撓み面に固定され
た二つの突片34とにそれぞれリンク結合された二つの
連係バー35と、ダイアフラム31を非撓み状態に復帰
させるスプリング36とを具備した構成である。但し、
この実施例では、エルボ8の開口部を上方に向くように
変更している。この弁装置30においても、上記弁装置
20とほぼ同様の動作をなす、即ち、蒸気導入量に応じ
てダイアフラム31が撓まされ、この撓みに伴い連係バ
ー35を介して絞り弁32が支軸12を中心に所定角度
回転して窓7の開度を可変調節することになる。
このようないずれの弁装置20.30においても、加熱
初期など蒸気導入量が多いときは窓7の開度を大きくし
、保温中など蒸気導入量が少ないときは窓7の開度を小
さくすることによって、蒸気導入量に関係なく窓7から
の蒸気噴出速度をほぼ一定にすることができるので、蒸
気室1での革気拡散をほぼ均一にできるようになる。
ところで、上述した弁装置20.30は、いずれも機械
的な構造の例であるが、それのみに限定されない0例え
ば、入浴者によって適宜設定される蒸気室1の希望設定
温度と蒸気室1の実際の測定温度との偏差によって、窓
7の開度を可変調節するようにもできる。具体的に、例
えば第5図に示す弁装置30において、絞り弁32及び
アーム33のみを用い、絞り弁32の謡動中心即ら支軸
12の代わりにモータ13の出力軸を装着し、このモー
タ13を図示しない蒸気発生装置に備えるコントローラ
14を利用して駆動制御させることにより実施できる。
このコントローラ14については、蒸気室1の内側壁2
などに装備される操作部(リモートコントロール器)1
5の温度設定スイッチ16から与えられる設定温度情報
と、前記操作部15に備える温度センサ17から与えら
れる測定温度情報との偏差を求め、この偏差値に応じて
前記モータ13を駆動するモータドライバ18に駆動信
号を与えるように構成すればよい。なお、請求項第4項
に記載の駆動手段がモータ13及びモータドライバ18
に相当し、制御手段がコントローラ14に相当する。
そして、偏差が大きいときは、蒸気導入量を多くするの
で、窓7の開度を大きくするよう絞り弁32を動作させ
る一方、偏差が小さいときは、蒸気導入量を少なくする
ので、窓7の開度を小さくするよう絞り弁32を動作さ
せればよい。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、蒸気の気体成分
のみを蒸気室に分散噴出させるようにしたので、従来の
ように蒸気に含む水分が床面から跳ね返って入浴者に掛
かかったり、あるいは床面が部分的に加熱されたりする
といった不都合を併せて解消することができ、入浴者の
安全を確保できるようになる。
しかも、弁装置を用いることによって、蒸気導入量が多
くとも少なくとも、それに関係なく蒸気室への蒸気噴出
速度を一定にできるので、蒸気室での蒸気拡散がほぼ均
一となり、結果として蒸気室の温度分布をほぼ均一にで
きて、快適なスチームサウナ浴を実現できるようになる
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1実施例に係り、第1図
は蒸気噴出口構造を示す斜視図、第2図は蒸気室を模式
的に示す斜視図である。 第3図ないし第6図は本発明の第2〜第5の実施例に係
り、第3図は第2実施例の蒸気噴出口構造を示す斜視図
、第4図は第3実施例の蒸気噴出口構造を示す縦断正面
図、第5図は第4実施例の蒸気噴出口構造の縦断正面図
、第6図は第5実施例の構成ブロック図である。 ■・・・蒸気室、      2・・・内側壁、3・・
・床面、 4・・・蒸気導入管、 5・・・エルボ、 6・・・箱体、 7・・・窓、 20.30・・・弁装置。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)蒸気室の内側壁において床面近傍位置に設けられ
    た蒸気導入管の開口端を包囲するよう前記内側壁に箱体
    が取り付けられ、この箱体には、前記蒸気導入管から導
    入される蒸気を前記内側壁に沿わせつつ斜め下方へ向け
    て噴出させる少なくとも左右二つの窓が設けられている
    ことを特徴とする蒸気噴出口構造。
  2. (2)蒸気室の内側壁において床面近傍位置に設けられ
    た蒸気導入管の開口端を包囲するよう前記内側壁に箱体
    が取り付けられ、この箱体には、前記蒸気導入管から導
    入される蒸気を前記内側壁に沿わせつつ斜め下方へ向け
    て噴出させる少なくとも左右二つの窓が設けられている
    とともに、導入蒸気量に基づいて前記窓の開度を可変調
    節して蒸気の噴出速度を制御する弁装置が設けられてい
    ることを特徴とする蒸気噴出口構造。
  3. (3)前記弁装置は、前記窓に開閉可能に設けられる絞
    り弁と、前記蒸気導入管の開口端前方に導入蒸気圧に応
    じて後退動作可能に設けられた圧力受け部材と、圧力受
    け部材の後退動作と前記絞り弁の絞り動作とを連係させ
    る連係部材と、前記圧力受け部材を復帰位置へ弾発付勢
    する弾発部材とを具備したものである、請求項第2項に
    記載の蒸気噴出口構造。
  4. (4)前記弁装置は、前記窓に開閉可能に設けられる絞
    り弁と、絞り弁を駆動する駆動手段と、操作部で設定さ
    れる希望設定温度と蒸気室内の測定温度との偏差に応じ
    て絞り弁による窓の開度を可変調節させるよう前記駆動
    手段を制御する制御手段とを具備したものである、請求
    項第2項に記載の蒸気噴出口構造。
JP21812489A 1989-08-23 1989-08-23 蒸気噴出口構造 Pending JPH0380866A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021524333A (ja) * 2018-07-12 2021-09-13 ディーティーエーメディカル ガス状媒体の流れを制御するためのシステムを用いた治療方法及び機器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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