JPH0220042Y2 - - Google Patents

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JPH0220042Y2
JPH0220042Y2 JP3745085U JP3745085U JPH0220042Y2 JP H0220042 Y2 JPH0220042 Y2 JP H0220042Y2 JP 3745085 U JP3745085 U JP 3745085U JP 3745085 U JP3745085 U JP 3745085U JP H0220042 Y2 JPH0220042 Y2 JP H0220042Y2
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JP
Japan
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air
flow control
opening
control plate
outlet
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JP3745085U
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JPS61164940U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は給排気型、即ちエアカーテン付のドラ
フトチヤンバーに関するものである。
〔従来の技術〕
給,排気型のドラフトチヤンバーにあつては、
前面扉の開き度合によつて給,排気量(m3/sec)
を制御できる構造が採られている。
例えば、前面扉が閉ぢられ加減のときは、給,
排気量を絞り込むのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、給,排気量を絞り込むと、吹き出し速
度が低下するため、吹出される空気が開口部まで
届きにくくなる。
吹出される空気が開口部に届きにくくなると、
排気側の吸引力によつて、その開口部から空調さ
れた屋内の空気が吸引排気されることとなり、空
調された屋内空気を浪費するという問題を生じ
る。
〔問題点を解決するための手段〕 本考案は上記のような給排気型のドラフトチヤ
ンバーの現状に鑑み、前面扉の開口度合によつて
給,排気風量が絞り込まれても、吹出される空気
を開口部まで確実に到達させることができ、従つ
て、吹出風量が絞り込まれた場合に於ても、開口
部での吸引速度を法定される所定値、或は、所望
速度に維持できる給排気型のドラフトチヤンバー
を提出することを目的として考案されたもので、
その構成は、給排気型ドラフトチヤンバーに於
て、その給気吹出口の垂直部分の内部に、前面扉
の開き度合によつて該吹出口の流路断面積をノズ
ル状に徐々に絞り込んで調節することができる制
流板を取付けると共に、該制流板の下辺に、その
自重により垂下する制流片を枢着したことを特徴
とするものである。
〔作用〕
制流板は吹出開口近くに配設されてその吹出口
部の流路断面を、吹出口に向つて徐々に狭くなる
ように略ノズル状にするので、風量が絞り込まれ
ても開口面での風速を低下させない作用がある。
また、この制流板に垂下された制流片は、常に
吹出口の流路にほぼ平行な姿勢におかれるので、
上記制流板の作用を助長し、吹出される空気をよ
く開口部まで到達させる作用がある。
〔実施例〕
図は本考案によるドラフトチヤンバーの一例の
側断面図である。
図に於て、1はドラフトチヤンバー本体の外生
筐、2は処理室、21は該室2の前面開口部、3
は処理室2に於て外筐との間に形成した排気通
路、31,32は該通路3に形成した排気取入
口、4は処理室2の底面に形成し、上記排気通路
3に連通させた排気通路、41はこの排気通路4
における空気取入口で、処理室2の手前側に形成
したエプロンに設けてある。
5は外筐1の前面上部に設けたエアカーテン
で、51は空気通路、52はその吹出口である。
6は処理室2の前面開口部21に上、下スライド
式に開閉するように取付けた前面扉、7は処理室
の上部に設けた照明装置である。
尚、図示しないが、処理室2には、ガスコンセ
ントや水道蛇口、排水ポツト等が設けられてい
る。
本考案は、上記のドラフトチヤンバーに於て、
エアカーテン5の空気通路51に於て、その吹出
口52の近くに、制流板8を設けたものである。
即ち、制流板8は、空気通路51の正面幅に見
合う幅員を有する翼状体で形成し、その上端を通
路51の壁面に枢着81し、この枢着軸を中心に
揺動することにより、当該通路51の断面積を連
続可変に変更できるようになつている。
また、上記制流板8の下端には、当該制流板8
と同等の形状を有する制流片9の上端をゆるく枢
着91して、その自重により常に垂直な姿勢を保
つようにしてある。
更に、上記制流板8は、前面扉6の開閉度合
に、電気的又は機械的若しくは他の適宜手段を介
して連動し、その姿勢が決められるようにしてあ
る。
即ち、前面扉6が閉ぢられ加減にされるとき
は、上記制御流板8は、空気通路51の断面積を
小さくする側(図の例では反時計方向)に回転
し、上記扉6が開き側に動かされるときは、上記
とは逆の方向に回転をするのである。
しかして、上記制流板8の姿勢のいかんを問わ
ず、制流片9は当該制流板8の下端に垂直に吊下
された姿勢のままである。
〔効果〕 給,排気型のドラフトチヤンバーに於ては、前
面扉6が閉ぢられ加減となり、その開口部21の
面積が小さくなると、それに合せて、給,排気量
が絞り込まれる。
従来は給排気量が絞り込まれても、空気吹出口
52の断面積が固定されていたので、風速が低下
し吹出された空気は排気口側に流れにくくなり、
大半が屋内に散逸し、従つて、屋内の空調された
空気が排気側に吸引され易くなるという問題があ
つた。
しかし、本考案では供給される空気量が減少す
るのに合せて、吹出口の断面積を制流板8により
小さくするようにしたので、風速の低下を防止す
ることができ、従つて、開口部21前面での風量
の大小に拘らず風速を所望値或は一定値に維持制
御することができるのである。
開口部21前面での風速を所定に維持実現でき
る結果、排気される空気の殆んどはエアカーテン
から吹出された空気と処理室内のガス等であるか
ら、空調された室内空気を消費しないで済むとい
う効果が得られる。
また、本考案の制流板8は、前面扉6が閉ぢら
れ加減のとき、その制流片9と一体で、エアカー
テンの空気通路51をノズル状の断面形状にする
ので、供給される風量が減少しても、効率よくそ
の風速を所定値に実現できる。
更には、上記空気吹出口52の真下にはエプロ
ン部に形成した空気取入口41が形成されている
ときは、上記吹出された空気が真下に吸引され、
開口部21前面での所定風速の実現を助長する。
本考案は以上の通りであつて、給排気型ドラフ
トチヤンバーとして極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
図は本考案ドラフトチヤンバーの一例の概略を
示す側断面図である。 1……外筐、2……処理室、21……開口部、
3,4……排気通路、5……エアカーテン、51
……空気通路、52……空気吹出口、6……前面
扉、8……制流板、9……制流片、81,91…
…枢着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給排気型ドラフトチヤンバーに於て、その給気
    吹出口の垂直部分の内部に、前面扉の開き度合に
    よつて該吹出口の流路断面積をノズル状に徐々に
    絞り込んで調節することができる制流板を取付け
    ると共に、該制流板の下辺に、その自重により垂
    下する制流片を枢着したことを特徴とする給排気
    型ドラフトチヤンバー。
JP3745085U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH0220042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3745085U JPH0220042Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Applications Claiming Priority (1)

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JP3745085U JPH0220042Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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Publication Number Publication Date
JPS61164940U JPS61164940U (ja) 1986-10-13
JPH0220042Y2 true JPH0220042Y2 (ja) 1990-06-01

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ID=30543540

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JP3745085U Expired JPH0220042Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH01107851A (ja) * 1987-10-20 1989-04-25 Oriental Giken Kogyo Kk ドラフトチャンバーにおける送風排気方法及びその装置
JP2535236Y2 (ja) * 1989-10-24 1997-05-07 株式会社高見沢サイバネティックス 恒温槽
ES2522919B1 (es) * 2013-01-10 2015-08-10 Burdinola, S. Coop. Sistema de protección instalado en mobiliario de laboratorio

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JPS61164940U (ja) 1986-10-13

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