JPH0380806A - うちわ及びうちわの製造方法 - Google Patents

うちわ及びうちわの製造方法

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JPH0380806A
JPH0380806A JP21811389A JP21811389A JPH0380806A JP H0380806 A JPH0380806 A JP H0380806A JP 21811389 A JP21811389 A JP 21811389A JP 21811389 A JP21811389 A JP 21811389A JP H0380806 A JPH0380806 A JP H0380806A
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Kozo Ozaki
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [利用分野及び発明の概要] 本発明は、うちわ及びその製造方法に関するものであり
、うちわの被覆紙をうちわ骨の表裏に溶着する形式のう
ちわにおいて、前記被覆紙の一方とうちわ骨との間に熱
溶融性の不織布等の網目状フィルム又はシートを介在さ
せてこれにより前記表裏の被覆紙を溶着するようにした
ものである。
[従来技術及び課題] うちわ骨の表裏に貼着される被覆紙をうちわ骨じ熱溶着
するようにしたうちわとして、すでに実公昭5!]−8
584号に提案した。
このものは、うちわ骨(1)の支杆(10) (10)
に熱可塑性の合成樹脂層(20)を具備する被覆紙(2
a) (2b)を加熱条件下でプレスすることによって
溶着している。この溶着によって被覆紙(2a)(2b
)相互が支杆(10) (10)の間で前記合成樹脂層
(20)によって溶着され、うちわ骨(1)の表裏に一
体化される。そして、このものでは、それまでの、糊貼
り方式のものに比べて、製造工程が簡略化されるととも
に、製品としてのうちわの耐久性も向上する。
ところが、この従来のものでは、被覆紙(2a)又は被
覆紙(2b)の内面に形成される合成樹脂層(20)が
これら被覆紙の全面に互って一様な厚さで形成されてい
るものであるから、それまでのうちわに比べて若干重く
なり、使用時において、それまでの糊貼り式のうちわに
比べて硬くて重い感じがするという問題がある。又、製
造時においては、被覆紙(2a)又は被覆紙(2b)の
いずれか一方を、予め所定の熱可塑性樹脂層が積層され
た所謂ラミネート紙を用意しなければならないと言う不
便がある。又、被覆紙(2a)又は被覆紙(2b)の内
面に形成された合成樹脂層(20)は、これら被覆紙の
内面全域に一様に形成されているものであるから、相手
の被覆紙との溶着効率が悪いという問題がある。これは
、合成樹脂N(20)を溶着するに際してこれの全域を
所定の温度及び圧力以上に加熱加圧しなければならず、
この熱溶着に要する熱容量が大きいからである。
*請求 1の  について 本発明は、このような、rうちわ骨(1)の支杆(10
)の配設域の表裏に被覆紙(2a) (2b)を加熱・
加圧によって熱溶着したうちわjにおいて、両被覆紙の
溶着のための加熱溶融層を少くできるような工夫をする
ことにより、うちわの重量を軽減して使用感を向上させ
ると共に被覆紙(2a) (2b)相互の溶着部の溶着
強度を向上させることをその課題とする。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本発明の技術的手段は
r被覆紙(2a) (2b)のいずれか一方の被覆紙の
内面に熱可塑性樹脂製の網目状フィルム(3)を介在さ
せて、この網目状フィルム(3)によって少なくとも被
覆紙(2a) (2b)相互の対接面を溶着させた」こ
とである。
[作用] 本発明の上記技術的手段は次のように作用する。
うちわ完成状態では、被覆紙(2a) (2b)の間に
はうちわ骨(1)と網目状フィルム(3)とが介在し、
うちわ骨(1)の支杆(10) (1o)の間の両被覆
紙の対向面相互は、前記網目状フ3ルム(3)によって
溶着された状態にある。一方、前記網目状フィルム(3
)は、熱可塑性樹脂からなり、この樹脂部分が網目状に
配列されたものであるから、被覆紙(2a)と被覆紙(
2b)との対接部分はこの綱目に沿って溶着されている
。従って、被覆紙(2a)と被覆紙(2b)とを相互に
溶着する部分は、支杆(10) (10)間において対
向する被覆紙(2a) (2b)相互の一部となる。つ
まり、被覆紙(2a) (2b)相互を溶着する部分の
熱可塑性樹脂の量が大幅に少くなる。
又、一定の圧力で加圧して被覆紙(2a)と被覆紙(2
b)とを溶着するとき、溶着するための熱可塑性樹脂部
分が接合面全域において部分的に介在するから、被覆紙
の外面から作用する溶着用の熱が有効に溶着部に伝達さ
れる。又、加圧力も前記溶着部に集中的に作用する。
[効果] 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
被覆紙(2a) (2b)相互を溶着する部分の熱可塑
性樹脂の量が大幅に少くなるから、うちわの重量がその
分従来のものよりも軽減されて使用感が向上する。
又、熱溶着の際に、被覆紙の外面から作用する溶着用の
熱が有効に溶着部に伝達され、加圧力も前記溶着部に集
中的に作用するから、被覆紙(2a)とM1紙(2b)
との溶着部の溶着強度が向上する。
*3青  2の 日につし)て この発明は、上記請求項2の発明のうちわを製造する方
法の発明であり、rうちわ情・(1)の支杆(lO)の
配設域の表裏に被覆紙(2a) (2b)を加熱・加圧
によって熱溶着するようにしたうちわの製造方法Jにお
いて、通常の被覆紙をそのまま利用できるようにすると
共に、熱溶着部の強度の向上及び製造効率の向上を企画
するものである。
[技術的手段] 上記課題を解決するために講じた本考案の技術的手段は
、「被覆紙(2a) (2b)のいずれか一方の被覆紙
の内面に熱可塑性樹脂製の網目状フィルム(3)を介在
させて、この網目状フィルム(3)と前記被覆紙の一方
との間にうちわ骨(1)の支杆(10) (10)の配
設域を挿入し、この後、加熱条件下で被覆紙(2a) 
(2b)の外面から弾性材料によって加圧し、その後被
覆紙及び支杆(10)(lO)の配設域の外周を所定の
形状に仕上げ抜きするようにした」ことである。
[作用] 上記技術的手段は次のように作用する。
予めうちわ骨(1)の支杆(1(1) (10)の配設
域よりも大きな形状に設定された被覆紙(2a) (2
b)及び網目状フィルム(3)を重ね合せて、支杆(1
0)(10)の配設域に貼着することとなるが、この溶
着の際には、既述の請求項1の発明の作用において説明
したように、網目状フィルム(3)が網目状であること
から、弾性材料による加圧力が網目状フィルム(3)の
網目部分に集中的に作用する。つまり、溶着に要する熱
的作用及び機械的作用が有効に溶着部分に作用すること
となる。従って、網目状フィルム(3)が速やかに溶融
して被覆紙(2a) (2b)に溶着し且加圧される。
又、この溶着部は、被覆紙(2a) (2b)の対接部
においてまばらに分散するものであるから、この溶着部
分が常温に低下するときの溶着部の収縮力は大きくなら
ない。
C効果コ 本発明は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
被覆紙(2a) (2b)としては通常の被覆紙がその
まま使用できるから、資材調達の合理化ができる。
被覆紙(2b)と被覆紙(2a)との溶着部となる合成
樹脂層は、従来のものに比べて速やかに確実に溶融する
から、溶着に要する時間が短縮できるとともに溶着不良
が生じにくい。
溶着部分が常温に低下するときの収縮力が小さいから、
既述従来のものに比べて、被覆紙(2a) (2b)の
表面のシワが生じにくい。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図から第7図に基いて説明
する。
第1図〜第6図に示す実施例では、一定サイズの矩形状
に裁断された被覆紙(2a)と被覆紙(2b)及び綱目
状フィルム(3)を、予め溶着によって3層構造の袋体
を構成し、これをうちわ骨(1)に溶着するようにして
いる。
このため、各被覆紙及び網目状フィルム(3)は、第1
図に示すように、うちわ骨(1)の支杆(to) (1
0)の配設域の大きさよりも僅かに大きな略矩形状に構
成し、これらのシートの一辺に円弧状の切欠部を形成し
てこれら3つを同じ形状にしである。
前記切欠部は、第2図に示すうちわ骨(1)の柄(11
)に続いて形成される親骨(12)の先端相互を連結す
る連結辺(13)の形状に一致させである。そして、上
記三層構造の袋体は各被覆紙及び網目状フィルム(3)
を第1図のように重ね合せて、これらの両側辺の端縁か
ら一定範囲を熱溶着して扁平な三層構造体としたもので
ある。
従って、網目状フィルム(3)と被覆紙(2a)又は被
覆紙(2b)の間にうちわ骨(1)の支杆(lo) (
10)の配設域が挿入可能である。そして、中間に位置
する網目状フィルム(3)の周縁は、この熱溶着の際の
溶着材料と1ノて機能する。尚、この実施例で用いる網
目状フィルム(3)としては、共重合ポリエステルを主
成分とした不織布のフィルム(例えば、森六株式会社製
の商品名二ノイネッツH等)で、膜厚10〜80ミクロ
ン程度のものを使用している。
次に、うちわ骨(1)は、第2図のようにうちわ骨(1
)の柄(11)先端に円弧状の親骨(12)を連設し、
その先端部相互を連結辺(13)によって連結するとと
もに、前記柄(11)の先端部から伸びる支杆(10)
 (10)がこの連結辺(13)を越えて先端の被覆紙
貼着域に伸びている。この支杆(10)(10)の先端
部は周縁枠(14)によって連結され、この実施例では
、前記周縁枠(14)は略矩形状に構成されている。
そして、前記周縁枠(14)の両側辺の間隔は、被覆紙
(2a) (2b)及び網目状フィルム(3)の三層構
造の袋体の両側辺の溶着辺部(21)(2+、)の間隔
に一致させである。
この袋体をうちわ骨(1)の支杆(10) (10)の
配設域に被覆させて被覆紙(2a) (2b)をうちわ
骨(1)に貼着するが、このとき、第3図及び第4図の
ように、被覆紙(2a) (2b)間にうちわ骨(1)
の支杆(10) (10)の先端部を挿入すると、周縁
枠(14)の両側辺の間隔が溶着辺部(21) (21
)相される。そして、第5図のように、これらの組み合
わせ体を加熱状態に有る熱板(4)  (4)の対向面
C配設したシリコンゴム板(41) (411等の耐熱
弾性板相互間に介在させて挟圧すると、加熱条件下で被
覆紙(2a) (2b)相互が加圧され、網目状フィル
ム(3)が溶融してこれら被覆紙が溶着される。
尚、このとき、うちわ骨(1)の材質によっては、これ
の支杆(10) (10)と網目状フィルム(3)を介
装する側の被覆紙とも、相互に溶着されることとなる。
上記のようにして被覆紙(2a) (2b)の溶着が完
了したものを所定の形状に仕上げ抜きすると、第6図の
ようなうちわとなる。
特に、この実施例で用いる網目状フィルム(3)として
は、フィルム状の不織布を用いているから、和紙などの
うちわ紙を溶着した場合において、この不織布の網目が
被覆紙の表面に浮き出る心配がないという利点がある。
尚、上記実施例のものでは、被覆紙(2a) (2b)
及び網目状フィルム(3)は、うちわ骨(1)と仮結合
させる前に、溶着辺部(21)部分で溶着して一体化し
たが、これを第7図のように、予め所定の形状に裁断さ
れた被覆紙(2a) (2b)及び網目状フィルム(3
)をうちわ骨(1)の支杆(10) (10)の配設域
に重ねあわせて、その一部をスポット的に溶着して前記
三者の結合体とうちわ骨(1)とを仮固定しても良い。
又、以上のいずれの方法を採用する場合において、溶着
に換えてホッチキスなどの綴金具で三者をうちわ骨(1
)  と仮結合させてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いる被覆紙(2a)(2b
)及び網目状フィルム(3)の斜視図、第2図は仕上げ
抜き前のうちわ骨(1)の平面図、第3図は被覆紙とう
ちわ骨(1) とを仮結合した状態の断面図、第4図は
その平面図、第5図は貼着工程の説明図、第6図は、仕
上げ抜き形状のうちわの斜視図、第7図は被覆紙とうち
わ骨(1) との仮結合状態の他の例を示す。第8図は
従来例の要部説明図であり、図中。 (1)  ・・・・うちわ骨 (10)・・・・支杆 (2a) (2b)・・被覆紙 (3)・・・・網目状フィルム

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔1〕、うちわ骨(1)の支杆(10)の配設域の表裏
    に被覆紙(2a)(2b)を加熱・加圧によつて熱溶着
    したうちわにおいて、被覆紙(2a)(2b)のいずれ
    か一方の被覆紙の内面に熱可塑性樹脂製の網目状フィル
    ム(3)を介在させて、この網目状フィルム(3)によ
    って少なくとも被覆紙(2a)(2b)相互の対接面を
    溶着させたうちわ。 〔2〕、うちわ骨(1)の支杆(10)の配設域の表裏
    に被覆紙(2a)(2b)を加熱・加圧によって熱溶着
    するようにしたうちわの製造方法において、被覆紙(2
    a)(2b)のいずれか一方の被覆紙の内面に熱可塑性
    樹脂製の網目状フィルム網目状フィルム(3)を介在さ
    せて、この網目状フィルム(3)と前記被覆紙の一方と
    の間にうちわ骨(1)の支杆(10)(10)の配設域
    を挿入し、この後、加熱条件下で被覆紙(2a)(2b
    )の外面から弾性材料によって加圧し、その後被覆紙及
    び支杆(10)(10)の配設域の外周を所定の形状に
    仕上げ抜きするようにしたうちわの製造方法。
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