JPH0380791A - 移動通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　　　要〕 移動局から基地局を介して加入者を呼び出し該加入者が
オフフックしてから無線通話回線が確立するまでオフエ
ア呼処理を行う移動通信方式に関トーキーサービスの内
容が加入者の回線接続待ち時間に対応して可変にできる
ようにすることを目的とし、 基地局では、無線通話回線が確立するまでの時間を予測
して該時間に対応して予めトーキー・トランク部に用意
した複数のトーキ−のいずれかを選択して該加入者に送
出するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、移動通信方式に関し、特に移動局から基地局
を介して加入者を呼び出し該加入者がオフフックしてか
ら無線通話回線が確立するまでオフエア呼処理を行う移
動通信方式に関するものである。

近年、移動通信の普及増加に伴い、限られた無線通信回
線を通話のために有効に利用することが必要となってい
る。

このため、複数の移動局側からマルチチャネルアクセス
の呼出を行い、これによって呼び出された被呼者が応答
するまでの応答待ちの間、無線通話回線が無駄に使用状
態となってしまうのを防ぐために、オフエア呼処理が行
われている。

しかしながら、このオフエア呼処理の間は被呼者に対し
て無音になるので、無線通話回線が確立するまでの間、
その旨を伝えるためのトーキ−サービスが求められてい
る。

〔従来の技術〕

第３図は、従来の移動通信方式を示すブロック図であり
、１０は無線基地局、１１は無線電話機を搭載した移動
局、１２は加入者交換機９を介して基地局１０に接続さ
れた加入者電話機（以下、単に加入者と呼ぶ）を示して
いる。

基地局１０においては、移動局１】との無線通信を行う
無線装置１と、コントロールチャネル及び複数の無線通
話チャネルを統括するチャネル部２と、チャネル部２に
相互接続された主制御部３と、固定時間長のトーキ−、
メロディ−、トーン等（以下、単にトーキ〜と総称する
）を記憶し再生するトーキ−記憶再生部６と、霊話回線
の交換を行う回線交換機８とで構成されている。

このような移動通信方式においては、まず、移動局１１
から加入者１２の呼出は、無線送信フレーム中のコント
ロールチャネル（以下、Ｃチャネルと略称する）を通し
て行われる。

このＣチャネルを無線装置ｌｌを介して受けたチャネル
部２では、その旨主制ｊｎ部３に知らせ、主制御部３で
はトーキ−記憶再生部６及び回線交換８１８を介して加
入者１２を呼び出す。

呼び出された加入者１２が受話器を取り一ヒげてオフフ
ック状態になると、加入者交換ａ９→回線交換機８→ト
ーキ−記憶再生部６を経て主制御部３に知らされてオフ
エア呼状態となり、無線回線は未だ接続状態にな、てい
ないが、主制御部３は絶えずチャネル部２を監視して、
通話チャネル（以下、Ｓチャネルと略称する）の状態を
把握しているので、Ｓチャネルに空きが生しれば、直ち
に回線接続を行うが、空きがない場合には待ち時間が発
生するので、トーキ−記憶再生部６を制御し回線交換［
８及び加入者交換機９を介して加入者１２に対して固定
時間長のトーキ−を送出する。

その後、主制御部３では、Ｓチャネル中に空きチャネル
が発生したときには、そのＳチャネルをチャネル部２に
指定し、これによりチャネル部２は回線交換機８を回線
Ｉから回線■に切り替え、移動局１１は指定Ｓチャネル
を通して、加入者１２と通話することができるようにな
る。

〔発明が解決しようとする課題］ 従来の移動通信方式では、基地局は通常、２〜３ｉの範
囲をカバーするように、細かく配置されているため、一
つの基地局が受は持つ範囲内に存在する車の数も少なく
、そのため通信チャネルが全部が通信に使用されること
が比較的少ない。

一方、特にＣＲＰ　（コンビニエンス・ラジオ・フォノ
）と呼ばれる簡易自動車電話による移動通信方式では、
２０〜３０ｋ１１のより広範囲の地域をカバーするため
、この地域内に存在する自動車の数も多くなり、定めら
れたＳチャネルの数では、通話数がチャネル数をオーバ
ーすることが多いため、「通話制限時間」が設定されて
いる。

それでも通話待ちが生しる場合があるので、このときに
は、例えば「お待ち下さい。お待ち下さい。お待ち下さ
い。・・・・・・Ｊのような繰り返しトーキ−が最大４
０秒間流されるようになっている。

しかしながら、このような単純なトーキ−だけでは加入
者に切られてしまう虞れが有るので、これに対処するた
め、１回のトーキ−サービス時間を長くして明確なトー
キ−にしようとすると、これより短い時間で無線回線が
確立した場合には、トーキ−サービスが中断されてしま
い、被呼者側で判別できないというような状態が生ずる
問題点がある。

従って、本発明は、移動局から基地局を介して加入者を
呼び出し該加入者がオフフックしてから無線通話回線が
確立するまでオフエア呼処理を行う移動通信方式におい
て、トーキ−サービスの内容が加入者の回線接続待ち時
間に対応して可変にできるようにすることを目的とする
。

（課題を解決するための手段及び作用〕上記の目的を達
成するために、本発明に係る移動通信方式では、基地局
１０において、無線通話回線が確立するまでの時間を予
測し、その時間に対応して予めトーキー・トランク部１
３に用意した複数のトーキ−のいずれかを選択して加入
者１２に送出するようにしたものである。

促って、オフエア呼状態において、通話数が多く回線が
？昆んでいるときには長目のトーキ−を、通話数が少な
く回線が空いているときには短目のトーキ−を加入者１
２に与えることになり、待ち時間に対して適切なトーキ
−の内容が加入者に対して与えられる。

〔実　施　例〕

第２図は、第１図に示した本発明に係る移動通信方式の
一実施例を示したもので、この実施例では、トーキ−記
憶再生部６に、主制御部３に接続された制御部６１と、
各種の時間長のトーキ−を記憶したメモリＡ、Ｂ・・・
ｎを有するトーキー・トランク部６２と、制御部６１に
よって制御されてトーキー・トランク部６２のトーキ−
を回線交換機８へ送るＰＡＢＸインタフェース部６３を
含んでいる点が第３図の従来例と異なっている。

尚、トーキー・トランク部６２のメモリＡ、Ｂ。

Ｃ・・・ｎは、例えば短いものとして、ｒお待ち下さい
。」のように、長いものとしてはｒ只今回線使用中です
から少々お待ちください」というようなものがｎ個保持
されている。

動作においては、移動局１１が加入者１２を呼び出す場
合、まず基地局１０の無線装置１を無線回線■のＣチャ
ネルにより行い、これをチャネル部２から受けた主制御
部３では、制御部６１及びインタフェース部６３を介し
て、回線交１Ａ）ａ８及び加入者交換機９により加入者
１２を呼び出す。

このとき、主制御部３では、絶えずＳチャネルの使用状
態を監視していてチャネル部２が使用可能なＳチャネル
の存在を指示しているときには、チャネル部２に当該Ｓ
チャネルを指定することにより、チャネル部２は回線■
から回線■への切り替えを行う。

一方、チャネル部２が使用可能なＳチャネルの存在を指
示していないときには、主制御部３は、■現在使用中の
Ｓチャネル数と、■ＩＳチャネル当たりの平均回線占有
時間（これは予め実験等により求めておく）と、■最大
通話時間とを考慮してＳチャネルが空くまでの時間を予
測演算する。

そして、この予測時間を制御部６１に与えることにより
、制御部６１はその予測時間に対応した時間長のトーキ
ー・トランク部６２のメモリからのトーキ−をそれぞれ
受けるスイッチＡ、Ｂ’・・・ｎ゛により選択して送出
する。

これにより、加入者１２はＳチャネルが空くまでのオフ
ニア呼期間においてトーキ−を聞くことになる。

そして、加入者１２がそのトーキ−を聞き終る頃にチャ
ネル部２において空き回線が生じ、制御部３は直ちに回
線■から回線■のＳチャネルに接続して通話が開始され
る。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明に係る移動通信方式によれ
ば、基地局において無線通話回線が確立するまでの時間
を予測して該時間に対応して予め用意した複数のトーキ
−のいずれかを選択して該加入者に与えるように構成し
たので、通話チャネル待ち（オフエヤ呼処理）時間に応
したトーキ−がサービスでき、加入者は待ち時間からス
ムーズに通話に入ることができるので、加入者に対する
サービスの向上に寄与することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係る移動通信方式の原理的説明図、 第２図は、本発明に係る移動通信方式の一実施例を示す
ブロック図、 第３図は、従来方式の実施例を示すブロック図、である
。 第１図において、 １０・・・基地局、 １１・・・移動局、 １２・・・加入者、 １３・・・トーキー・トランク部。 図φ、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 移動局（１１）から基地局（１０）を介して加入者（１
   ２）を呼び出し該加入者（１２）がオフフックしてから
   無線通話回線が確立するまでオフエア呼処理を行う移動
   通信方式において、 該基地局（１０）では、無線通話回線が確立するまでの
   時間を予測して該時間に対応して予めトーキー・トラン
   ク部（１３）に用意した複数のトーキーのいずれかを選
   択して該加入者（１２）に送出することを特徴とした移
   動通信方式。