JPH037951A - 静電荷像現像用負帯電性トナー - Google Patents

静電荷像現像用負帯電性トナー

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JPH037951A
JPH037951A JP2048572A JP4857290A JPH037951A JP H037951 A JPH037951 A JP H037951A JP 2048572 A JP2048572 A JP 2048572A JP 4857290 A JP4857290 A JP 4857290A JP H037951 A JPH037951 A JP H037951A
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JP
Japan
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toner
resin
charge
copolymer
monomer
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Application number
JP2048572A
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English (en)
Inventor
Toshiki Minamitani
俊樹 南谷
Kimitoshi Yamaguchi
公利 山口
Kazuo Tsubushi
一男 津布子
Toshihiko Takahashi
俊彦 高橋
Hiromitsu Kawase
広光 川瀬
Makoto Ogawara
大河原 信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH037951A publication Critical patent/JPH037951A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真法、静電印刷法などに用いられる静
電荷像現像用トナーに関し、特に負帯電性現像用トナー
に関する。
〔従来技術〕
従来から、特開昭61−147261号に開示されるよ
うに静電荷像をトナーを用いて現像する方法は大別して
、トナーとキャリアとが混合されてなるいわゆる2成分
系現像剤を用いる方法と、キャリアと混合されずにトナ
ー単独で用いられる1成分系現像剤を用いる方法とがあ
る。
前者の方法は、トナーとキャリアとを撹拌摩擦すること
により、各々を互いに異なる極性に帯電せしめ、この帯
電したトナーにより反対極性を有する静電荷像が可視化
されるものであり、トナーとキャリアの種類により、鉄
粉キャリアを用いるマグネットブラシ法、ビーズキャリ
アを用いるカスケード法、ファーブラシ法等がある。
後者の1成分系現像法には、トナー粒子を噴霧状態にし
て用いるパウダークラウド法、トナー粒子を直接的に静
電潜像面に接触させて現像する接触現像法(タッチダウ
ン現像ともいう)、磁性の導電性トナーを静電潜像面に
接触させる誘導現像法などがある。
これらの各種の現像方法に適用されるトナーとしては、
天然樹脂あるいは合成樹脂からなる結着樹脂に、カーボ
ンブラック等の着色剤を分散させた微粉末が用いられて
いる。例えば、ポリスチレン等の結着樹脂中に、着色剤
を分散させたものを1〜30μm程度に微粉砕した粒子
がトナーとして用いられている。また、これらの成分に
さらにマグネタイト等の磁性材料を含有せしめたものは
磁性トナーとして用いられる。
前述のごとく、種々の現像方法に用いられるトナーは、
現像される静電荷像の極性に応じて、正または負の電荷
が保有せしめられるが、トナーに電荷を保有せしめるた
めには、トナーの成分である樹脂の摩擦帯電性を利用す
ることもできるが、この方法ではトナーの帯電性が小さ
いので、現像によって得られる画像はカブリ易く、不鮮
明なものとなる。そこで、所望の摩擦帯電性をトナーに
付与するために、帯電性を付与する染料、顔料、あるい
は荷電制御剤なるものを添加することが行なわれている
従来、負極性荷電制御剤としては、モノアゾ染料の金属
錯塩、ニトロフミン酸及びその塩、サリチル酸、ナフト
エ酸、ジカルボン酸のCo。
Cr、Fe等の金属錯体、スルホン化した銅フタロシア
ニン顔料、ニトロ基、ハロゲンを導入したスチレンオリ
ゴマー、塩素化パラフィン、メラミン樹脂等があるが、
これらの染料は構造が複雑で性質が一定せず、安定性に
乏しい。また、熱混練時に分解、機械的衝撃、摩擦、温
湿度条件の変化などにより分解または変質し易く、荷電
制御性が低下する現象を起こし易い。または環境により
、帯電性が変化するものが多い。更に、従来の該荷電制
御性を含有するトナーを長時間使用した際には帯電不良
に起因して感光体へフィルミングを起こしたりする。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は従来技術における以上のような欠点を除
去し、トナー粒子間、またはトナーとキャリア間、1成
分現像の場合のトナーと、現像スリーブあるいはブレー
ドのごとき帯電付与部材との摩擦帯電が安定で、かつ摩
擦帯電量分布がシャープで均一であり、使用する現像シ
ステムに適した帯電量にコントロールできる静電荷像現
像用負帯電性トナーを提供することであり、さらに他の
目的は、鮮やかな静電荷像現像用負帯電性カラートナー
を提供することであり、更に他の目的は地汚れやトナー
飛散がなく、連続使用時においても初期画像と同等の忠
実度の高い画像の得られる静電荷像現像用負帯電性トナ
ーを提供することである。
〔発明の構成・動作〕
本発明の静電荷像現像用負帯電性トナーは着色剤と樹脂
成分として一般式 (但し、R1は−H又φま−CH3、R2+ R3は−
CN、−COOH又は−NO2、R4は−F、−cn又
は−Brであり、nは1〜lOである。) で示される単量体又は前記単量体とビニル系単量体との
共重合体とを主成分とするものである。
以下に上記−最大で示される単量体の具体例の構造式を
挙げる。
(1) (2) F (3) (4) CΩ F (5) F (7) CQ F (8) F (9) rF (lO) r  F 上記一般式で示される単量体と共重合し得るビニル系単
量体の具体例としてはスチレン、α−メチルスチレン、
メチルスチレン、アクリル酸のアルキルエステル、メタ
クリル酸のアルキルエステル、アクリロニトリル、酢酸
ビニル、ビニルピリジンなどが挙げられる。
前記一般式で示される単量体とビニル系単量体との重合
割合は重量比で(100: 0)〜(5: 95)であ
る。
また上記重合体又は共重合体の重量平均分子量は好まし
くはs、 ooo〜100.000、更に好ましくは8
.000〜30.000である。
次に本発明で使用する上記重合体及び共重合体の代表合
成例を記す。なお、この合成例に記載の平均分子量(M
y)はゲル・バーメーション・クロマトグラフィー法に
よって測定した値である。
合成例1 容量2Qの4つロフラスコに温度計、攪拌機。
冷却管を取り付け、オイルバスで温度制御する重合装置
にトルエン500gをとり、85℃に加温した。前記構
造式(1)で示されるモノマーsoo gとアゾビスイ
ソブチロニトリル(AIBN) 8 gを混合溶解させ
たモノマーを滴下ロートにより1.5時間にわたり滴下
した。モノマーを滴下終了後85℃で6時間攪拌し重合
を終了した0次に、重合物をエタノール/へキサン(1
/2)溶液で精製後乾燥し、重合物を調製した。重合率
92%、重量平均分子量Myは14000であった。
合成例2 容量2Qの4つロフラスコに温度計、攪拌機、冷却管を
取り付け、オイルバスで温度制御する重合装置にトルエ
ン500gをとり、85℃に加温した。前記構造式(1
)で示されるモノマー150gと2−エチルへキシルア
クリレート(ZEHA)350gとアゾビスイソブチロ
ニトリル(AIBN) 10 gを混合溶解させたモノ
マーを滴下ロートにより1.5時間にわたり滴下した。
モノマーを滴下終了後85℃で6時間攪拌し重合を終了
した。次に、重合物をエタノール/ヘキサン(1/2)
溶液で精製後乾燥し、重合物を調製した。重合率90%
、重量平均分子量Mwは12000であった。
合成例3 容量2Qの4つロフラスコに温度計、攪拌機、冷却管を
取り付け、オイルバスで温度制御する重合装置にトルエ
ンsoo gをとり、85℃に加温した。前記構造式(
1)で示されるモノマー100 gとスチレン400g
とアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)10gを混
合溶解させたモノマーを滴下ロートにより1.5時間に
わたり滴下した。モノマー滴下終了後85℃で6時間攪
拌し重合を終了した0次に、゛重合物をエタノール/ヘ
キサン(1/2)溶液で精製後乾燥し、重合物を調製し
た。
重合率94%、重量平均分子量Myはtsoooであっ
た。
合成例4 容量2Qの4つロフラスコに温度計、攪拌機、冷却管を
取り付け、オイルバスで温度制御する重合装置にトルエ
ン500gをとり、85℃に加温した。前記構造式(2
)で示されるモノマー500gとアゾビスイソブチロニ
トリル(AIBN) 8 gを混合溶解させたモノマー
を滴下ロートにより1.5時間にわたり滴下した。モノ
マー滴下終了後85℃で6時間撹拌し重合を終了した。
次に、重合物をエタノール/ヘキサン(+/2)溶液で
精製後乾燥し、重合物を調製した。重合率92%、重量
平均分子量Myは16500であった。
合成例5 容量2Qの4つロフラスコに温度計、攪拌機、冷却管を
取り付け、オイルバスで温度制御する重合装置にトルエ
ン500gをとり、85℃に加温した。前記構造式(2
)で示されるモノマー150gと2−エチルへキシルア
クリレート(2EHA)350gとアゾビスイソブチロ
ニトリル(AIBN)10gを混合溶解させたモノマー
を滴下ロートにより1.5時間にわたり滴下した。モノ
マー滴下終了後85℃で6時間攪拌し重合を終了した。
次に、重合物をエタノール/ヘキサン(1/2)溶液で
精製後乾燥し、重合物を調製した0重合率88%、重量
平均分子量Mwは13500であった。
合成例6 合成例1と同様に前記構造式(7)で示されるモノマー
250g及びエチルアクリレート250gを用いて重合
を行なった。次に合成例1と同様に精製後、重合物を得
た。重合率85%9重量平均分子量7500であった。
合成例7 合成例1と同様に前記構造式(3)で示されるモノマー
100 g及びスチレン400gを用いて重合を行なっ
た。次に合成例1と同様に精製後、重合物を得た。重合
率80%1重量平均分子量9200であった。
合成例8 合成例1と同様に前記構造式(6)で示されるモノマー
400g及びブチルアクリレート100gを用いて重合
を行なった。次に合成例1と同様に精製後、重合物を得
た。重合率60%1重量平均分子量6400であった。
本発明の負帯電性トナーにおいて、樹脂成分は荷電制御
剤としても機能する前記−最大で示される単量体の重合
体またはこの単量体とビニル系単量体との共重合体を含
有することを特徴とするもので、樹脂成分として上記の
ものを単独で使用しても良いが、他のトナー用樹脂とし
て従来公知の相溶性を有する樹脂と併用して用いること
が良い。併用する樹脂としては、例えばポリスチレン、
ポリp−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなどのス
チレン及びその置換体の単重合体;スチレン−p−クロ
ロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、
スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニル
ナフタレン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重
合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン
−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オ
クチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合
体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン
−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロル
メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニト
リル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合
体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレ
ン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジェ
ン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン
−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マ
レイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重
合体、などのスチレン系共重合体;ポリメチルメタクリ
レート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリウ
レタン、ポリアミド、エポキシ樹脂、ポリビニルブチラ
ール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジン、テル
ペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族炭化水素
樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、パラフィ
ンワックスなどが挙げられ、これらは単独あるいは混合
して使用できる。
また特に圧力定着用に好適な結着樹脂として例を挙げる
と下記のものが単独あるいは混合して使用できる。
ポリオレフィン(低分子量ポリエチレン、低分子量ポリ
プロピレン、酸化ポリエチレン、ポリ4弗化エチレンな
ど)、エポキシ樹脂、ボリエステル樹脂、スチレン−ブ
タジェン共重合体(モノマー比5〜30 : 95〜7
0)、オレフィン共重合体(エチレン−アクリル酸共重
合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレ
ン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸エ
ステル共重合体、−エチレン−塩化ビニル共重合体、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂)、ポ
リビニルピロリドン、メチルビニルエーテル−無水マレ
イン酸共重合体、マレイン酸変性フェノール樹脂、フェ
ノール変性テルペン樹脂。
本発明の前記一般式で示される単量体を含む重合体又は
共重合体は、トナーに含まれる全樹脂に対し0.5〜2
0重量%含有させることが好ましい。
本発明のトナーに使用される着色剤としてはカーボンブ
ラック、ランプブラック、鉄黒1群責、ニグロシン染料
、アニリンブルー、フタロシアニンブルー、フタロシア
ニングリーン、ハンザイエローG、ローダミン6G、 
 レーキ、カルコオイルブルー、クロムイエロー、キナ
クリドン、ベンジジンイエロー、ローズベンガル、トリ
アリルメタン系染料、モノアゾ系、ジスアゾ系、染顔料
など公知のいかなる染顔料も単独あるいは混合して使用
し得る。
本発明のトナーは前記一般式で示される単量体を含む重
合体又は共重合体を含む樹脂成分と着色剤とから基本的
に構成されるが、公知の特性改質剤を添加してもよい1
本発明のトナー粒子を製造する方法の一例を以下に紹介
する。
上記成分を、樹脂を融解する温度で混練し、冷却後、粉
砕し、分級することによりトナー粒子が得られる。トナ
ー粒子の大きさとしては平均粒径5〜25μ−程度が適
当である。
更に本発明のトナー粒子中に添加剤として磁性材料を含
有させ、−成分磁性トナーとして使用し得る0本発明の
磁性トナー中に含まれる磁性材料としてはマグネタイト
、ヘマタイト、フェライト等の酸化鉄、鉄、コバルト、
ニッケルのような金属あるいはこれらの金属のアルミニ
ウム、コバルト、銅、鉛、マグネシウム、スズ、亜鉛、
アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、カル
シウム、マンガン、セレン、チタン、タングステン、バ
ナジウムのような金属の合金およびその混合物などが挙
げられる。
これらの強磁性体は平均粒径が0.1〜2μm程度のも
のが望ましく、トナー中に含有させる量としては樹脂成
分100重量部に対し約20〜200重量部、特に好ま
しくは樹脂成分100重量部に対し約40〜150重量
部である。
更に本発明のトナーは二成分系現像剤として用いる場合
にはキャリア粒子と混合して用いられる。
キャリア粒子としては公知のものがすべて使用可能であ
り、例えば鉄粉、フェライト粉、ニッケル粉のごとき磁
性を有する粉体、ガラスピーズ等及びこれらの表面を樹
脂などで処理したものなどが挙げられる。
また本発明のトナー粒子は、必要に応じて添加物粒子と
混合して用いてもよい、添加物としては例えば弗素樹脂
微粉末、ステアリン酸亜鉛のごとき滑剤あるいは酸化セ
リウム、炭化ケイ素等の研磨剤、あるいは例えばコロイ
ダルシリカ、酸化アルミニウムなどの流動性付与剤、ケ
ーキング防止剤、あるいは例えばカーボンブラック、酸
化スズ等の導電性付与剤、あるいは低分子量ポリオレフ
ィンなどの定着助剤等がある。
以下、本発明を下記の実施例によってさ゛らに具体的に
説明するが、本発明はこれに限定されるものではない、
なお部はすべて重量部である。
実施例1 スチレン−n−ブチルメタクリレート   100部ポ
リプロピレン            5部C,I、ピ
グメントブルーtS          S部合成例1
で得られた樹脂        2部上記組成の混合物
をヘンシェルミキサー中で十分撹拌混合した後、ロール
ミルで130〜140℃の温度で約30分間加熱溶融し
、室温まで冷却後、得られた混線物を粉砕分級し、5〜
20μIの粒径の責色トナーを得た。
このトナー2.5部に対し、シリコーン樹脂を被覆した
100〜250メツシユのフェライトキャリア97.5
部とをボールミルで混合し、現像剤を得た。
次に上記現像剤をリコー社製FT4060にセットし、
現像を行ったところ、良好な画像が得られ、この画像は
20万枚画像出し後も変わらなかった。
またトナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ、
初期の帯電量は−18,6μC/gであり、20万枚ラ
ンニング後におけるトナーの帯電量は−18,1μC/
gと初期値とほとんど差がなかった。
又35℃90%RHという高温環境下、及びlO℃15
%RHという低湿環境下でも、常湿と同等の画像が得ら
れた。
更に感光体へのトナーフィルミングもなかった。
比較例1 例示化合物(1)の代りにサリチル酸亜鉛塩(オリエン
ト化学工業製E−84)を用いる以外は実施例1と同様
にして現像剤を得、画像テストを行った。初期画像は、
カブリのない鮮明な画像かえられたが、10万枚頃から
、カブリのある不鮮明な画像になり感光体表面にはトナ
ーのフィルミングが見られた。また35℃90%RHの
高湿環境下で画像テストを行ったところ、画像濃度が0
.95と低く、カブリのある不鮮明な画像が得られた。
また実施例1と同様に帯電量を測定したところ、初期の
帯電量は−12,5μC/gであったが、lO万枚後に
は、−5,5μC/gと低下していた。
実施例2 スチレン−n−エチルへキシルアクリ レート共重合体           100部ポリプ
ロピレン            5部C,1,ピグメ
ントレッド57        5部C,1,ピグメン
トレッド48        3部合成例2で得られた
樹脂        5部上記組成の混合物を実施例1
と同様にヘンシェルミキサー中で十分撹拌混合した後、
ロールミルで130〜140℃の温度で約30分間加熱
溶融し、室温まで冷却後、得られた混練物を粉砕分級し
、5〜20μmの粒径の赤色トナーを得た。このトナー
100部に対し炭化ケイ素(粒径2μm)3部、疎水性
コロイダルシリカ0.1部をスピードニダで十分撹拌混
合してトナーとした。
このトナーを第1図に示すような現像装置に装入し、連
続複写を行い、画像テストを行ったところ、良好な画像
が得られた。その画像は5万枚画像出し後も変わらなか
った。
この現像方法について説明すると、図面に示すようにト
ナータンク7に内蔵されているトナー6は撹拌羽根5に
よりスポンジローラ4に強制的に寄せられ、トナーはス
ポンジローラ4に供給される。そしてスポンジローラ4
に取り込まれたトナーはスポンジローラが矢印方向に回
転することにより、トナー搬送部材2に運ばれ。
摩擦され、静電的あるいは物理的に吸着し、トナー搬送
部材2が矢印方向に強く回転し、弾性ブレード3により
均一なトナー薄層が形成されるとともに摩擦帯電する。
その後、トナー搬送部材2と接触もしくは近接している
静電潜像担持体1の表面に運ばれ、潜像が現像される。
静電潜像は有機感光体に800vのマイナスDC帯電を
した後、露光し、潜像を形成し、反転現像されるのであ
る。
またトナー搬送部材上の比電荷量: Q/Mを測定する
ために、出口側にフィルター層を具備したファラデーケ
ージを介してトナー搬送部材上のトナーを吸引し、ファ
ラデーケージ内にトラップされたトナーの比電荷を測定
する吸引法化電荷量測定装置により、Q/Mを測定した
ところ、−11,7μC/gと十分な帯電がなされてい
るのが確かめられた。
また5万枚ランニングにおける帯電量は−10,5μC
/gと初期値とほとんど差がなかった。
また高湿、低湿下でも、常湿と同等の画像品質が得られ
た。更に感光体へのトナーフィルミングもなかった。
実施例3 エポキシ樹脂            100部ポリエ
チレン             5部C,I、ピグメ
ントブルー15       5部C,1,ピグメント
イエロー17      5部合成例6で得られた樹脂
        3部上記組成の混合物を実施例1と同
様に、ヘンシェルミキサー中で十分撹拌混合した後、ロ
ールミルで130〜140℃の温度で約30分間加熱溶
融し、室温まで冷却後、得られた混練物を粉砕分級し、
5〜20μmの粒径の緑色トナーを得た。
このトナー3.5部に対し、100〜200メツシユの
鉄粉キャリア96.5部とをボールミルで混合し、現像
剤を得た。
次にこの現像剤を実施例1で用いた複写機FT4060
にセットし、画像テストを行ったところ、実施例1と同
様、鮮やかな緑色を呈する良好な画像が得られ、この画
像は20万枚画像出し後も変らなかっ、た。
またトナーの帯電量をブローオフ法で測定したところ、
初期の帯電量は−18.8μC/gであり、20万枚ラ
ンニング後におけるトナーの帯電量は−17,5μC/
gと初期値とほとんど差がなかった。
また35℃90%RHという高温環境下、及びlO℃1
5%RHという低湿環境下でも常湿と同等の画像が得ら
れた。
更に感光体へのトナーフィルミングもなかった。
比較例2 合成例2で得られた樹脂の代りに、含金属モノアゾ染料
1.5部(オリエント化学工業製S−34)を用いる以
外は実施例2と同様にしてトナーを調製し、画像テスト
を行った。初期は、カプリのない鮮明な画像が得られた
が、1万枚目頃から、カプリのある不鮮明な画像になっ
た。また35℃90%RHの高温環境下で画像テストを
行ったところ、画像濃度が0.86と低く、カプリも生
じた。
また実施例2と同様に帯電量を測定したところ、初期の
帯電量は−9,1μC/gであったが、5万枚後には−
2,5μC/gと低下していた。
実施例4 不飽和ポリエステル         100部ポリプ
ロピレン            5部カーボンブラッ
ク           100部合成4で得られた樹
脂        5部上記組成の原料混合物を実施例
2と同様に溶融混線、冷却、粉砕1分級して、5〜25
μmの粒径の黒色トナーを得た。
このトナー100部に対し、炭化ケイ素(粒径2μm)
2.5部、疎水性コロイダルシリカ0.1部を実施例2
と同様に、スピードニーダで十分撹拌混合してトナーと
した。
このトナーを実施例2と同じ現像装置で同様に現像し、
画像テストを行ったところ、鮮明かつ良好な画像が得ら
れ、この画像は5万枚画像出し後も変らなかった。
実施例2と同様に吸引法化電荷量測定装置により、Q/
Mを測定したところ、初期は−1O15μC/gと十分
な帯電を示し、また5万枚ランニングにおける帯電量は
−9,8μC/gと初期値とほとんど差がなかった。
また高湿、低湿下でも常温と同等の画像品質が得られた
。更に感光体へのトナーフィルミングもなかった。
実施例5〜8 次表に示す現像剤組成物で実施例1と同様の方法により
トナーを得た。これらのトナーの画像性及び帯電性につ
いても併せて表中に示した。
(以下余白) 4゜ 〔発明の作用効果〕 以上述べたように、本発明の特定の樹脂を荷電制御剤兼
結着剤として使用することによって、連続複写後も初期
画像と同等の品質を示す画像が得られ、負極性の安定し
た摩擦帯電性を示すトナーが得られる。またバインダー
樹脂への分散性が良好で、環境安定性の優れたトナーが
得られ、鮮明なカラー画像が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例で使用する現像装置の説明図で
ある。 1・・・静電潜像担持体    2・・・トナー搬送部
材3・・・弾性ブレード 4・・・トナー供給部材(スポンジローラ)5・・・攪
拌羽根       6・・・トナー7・・・トナータ
ンク

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、着色剤と樹脂成分として一般式、 ▲数式、化学式、表等があります▼ (但し、R^1は−H又は−CH_3、R_2、R_3
    は−CN、−COOH又は−NO_2、R^4は−F、
    −Cl又は−Brであり、nは1〜10である。) で示される単量体の重合体又は前記単量体とビニル系単
    量体との共重合体とを主成分とする静電荷像現像用負帯
    電性トナー。
JP2048572A 1989-03-27 1990-02-28 静電荷像現像用負帯電性トナー Pending JPH037951A (ja)

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JP1-74558 1989-03-27
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