JPH0379456B2 - - Google Patents
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- JPH0379456B2 JPH0379456B2 JP58208421A JP20842183A JPH0379456B2 JP H0379456 B2 JPH0379456 B2 JP H0379456B2 JP 58208421 A JP58208421 A JP 58208421A JP 20842183 A JP20842183 A JP 20842183A JP H0379456 B2 JPH0379456 B2 JP H0379456B2
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- Japan
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- weft thread
- thread gripper
- chamber
- central part
- diaphragm
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- 239000007924 injection Substances 0.000 claims 2
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D49/00—Details or constructional features not specially adapted for looms of a particular type
- D03D49/24—Mechanisms for inserting shuttle in shed
- D03D49/50—Miscellaneous devices or arrangements concerning insertion of weft and not otherwise provided for
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D03—WEAVING
- D03D—WOVEN FABRICS; METHODS OF WEAVING; LOOMS
- D03D47/00—Looms in which bulk supply of weft does not pass through shed, e.g. shuttleless looms, gripper shuttle looms, dummy shuttle looms
- D03D47/34—Handling the weft between bulk storage and weft-inserting means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Looms (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、空気圧式よこ入れを行うひなし織機
用よこ糸グリツパに関する。
用よこ糸グリツパに関する。
このよこ糸グリツパは、織機の一方の側に位置
させた放射ノズルの入口に配置してある。そして
このよこ糸グリツパは、加圧空気すなわち圧縮空
気により一方向に駆動され、もどしばねにより他
方向に駆動される棒状片の一端部に固定した可動
なあご状部材に対向して配置した固定のあご状部
材を備えている。このようなよこ糸グリツパは、
よこ糸の弾性によりよこ糸端部が、噴出ノズルか
ら偶発的に引き出されるのを防ぐように、織機の
おさ上において、噴出ノズルにできるだけ近く位
置させてある。
させた放射ノズルの入口に配置してある。そして
このよこ糸グリツパは、加圧空気すなわち圧縮空
気により一方向に駆動され、もどしばねにより他
方向に駆動される棒状片の一端部に固定した可動
なあご状部材に対向して配置した固定のあご状部
材を備えている。このようなよこ糸グリツパは、
よこ糸の弾性によりよこ糸端部が、噴出ノズルか
ら偶発的に引き出されるのを防ぐように、織機の
おさ上において、噴出ノズルにできるだけ近く位
置させてある。
現用のこの種のよこ糸グリツパは、可動なあご
状部材を駆動する装置に関しては、内部にもどし
ばねを持つ単動空気圧ジヤツキとして考えられ
る。この空気圧ジヤツキは、電磁弁により圧縮空
気を制御して供給される。これ等の公知のよこ糸
グリツパの閉鎖は、空気圧ジヤツキへの圧縮空気
の送入により行うが、その開放は、この空気圧ジ
ヤツキからの圧縮空気の排出により、もどしばね
の作用のもとに行なわれる。この結果として、よ
こ糸グリツパの閉鎖位置における糸に対するつか
み力は、圧縮空気の圧力に依存し、又開放すると
きの応答時間は、内部のもどしばねの特性に従つ
て一般に長く又可変である。
状部材を駆動する装置に関しては、内部にもどし
ばねを持つ単動空気圧ジヤツキとして考えられ
る。この空気圧ジヤツキは、電磁弁により圧縮空
気を制御して供給される。これ等の公知のよこ糸
グリツパの閉鎖は、空気圧ジヤツキへの圧縮空気
の送入により行うが、その開放は、この空気圧ジ
ヤツキからの圧縮空気の排出により、もどしばね
の作用のもとに行なわれる。この結果として、よ
こ糸グリツパの閉鎖位置における糸に対するつか
み力は、圧縮空気の圧力に依存し、又開放すると
きの応答時間は、内部のもどしばねの特性に従つ
て一般に長く又可変である。
本発明はこれ等の障害を除くものであり、その
主な目的は、よこ糸の釈放を、よこ入れの全部の
処理の順序に同期させると共に、圧縮空気の節約
のためにできるだけ短くしようとするノズル群の
供給持続時間に、よこ糸の釈放を同期させるよう
に、よこ糸グリツパを極めて精密な瞬間に開放し
ようとするにある。
主な目的は、よこ糸の釈放を、よこ入れの全部の
処理の順序に同期させると共に、圧縮空気の節約
のためにできるだけ短くしようとするノズル群の
供給持続時間に、よこ糸の釈放を同期させるよう
に、よこ糸グリツパを極めて精密な瞬間に開放し
ようとするにある。
このために本発明の本質的な目的は、可動なあ
ご状部材を支える棒状片が中央部品に形成した通
路を自由に通過し、この中央部品の円すい台形の
壁と共に互いに異なる断面積を持つ2つの室を形
成する2枚の変形可能な隔膜を、棒状片に取付け
た、前記したような空気圧式よこ糸グリツパを提
供しようとするにある。前記室のうちの一方の室
は、圧縮空気用の外部からの入口を備え、又他方
の室は前記一方の室に連通している。
ご状部材を支える棒状片が中央部品に形成した通
路を自由に通過し、この中央部品の円すい台形の
壁と共に互いに異なる断面積を持つ2つの室を形
成する2枚の変形可能な隔膜を、棒状片に取付け
た、前記したような空気圧式よこ糸グリツパを提
供しようとするにある。前記室のうちの一方の室
は、圧縮空気用の外部からの入口を備え、又他方
の室は前記一方の室に連通している。
2枚の変形可能な隔膜に取り付けた可動な棒状
片が通過する中央部品の通路は、前記棒状片の横
断面積より大きい横断面積を持ち、横断面積の互
いに異なる2つの室間を連通させる。
片が通過する中央部品の通路は、前記棒状片の横
断面積より大きい横断面積を持ち、横断面積の互
いに異なる2つの室間を連通させる。
開放運動は、圧縮空気の送入により、又2つの
室の横断面積の差、たとえば互いに異なる直径に
よる横断面積の差を利用することにより、積極的
に制御され、極めて短い応答時間が得られる。も
どしばねは、前記した既知の構造とは異なつて、
よこ糸グリツパの閉鎖方向に作用する(前記各室
からの圧縮空気の排出時に)。圧縮空気の送入を、
通常閉じた電磁弁により、従つて比較的標準形の
部品により行うことができる。2枚の隔膜は、可
動なあご状部材を支え、このあご状部材を並進時
に確実に案内すると共に、遊びをなくすことので
きる弾性装置を形成することにより、可動なあご
状部材を固定のあご状部材に確実に押しつけるこ
とができる。この固定のあご状部材はその支持体
に固定されている。
室の横断面積の差、たとえば互いに異なる直径に
よる横断面積の差を利用することにより、積極的
に制御され、極めて短い応答時間が得られる。も
どしばねは、前記した既知の構造とは異なつて、
よこ糸グリツパの閉鎖方向に作用する(前記各室
からの圧縮空気の排出時に)。圧縮空気の送入を、
通常閉じた電磁弁により、従つて比較的標準形の
部品により行うことができる。2枚の隔膜は、可
動なあご状部材を支え、このあご状部材を並進時
に確実に案内すると共に、遊びをなくすことので
きる弾性装置を形成することにより、可動なあご
状部材を固定のあご状部材に確実に押しつけるこ
とができる。この固定のあご状部材はその支持体
に固定されている。
もどしばねは、小さい方の横断面積を持つ室内
において、可動な棒状片のまわりに取付けられ、
輪郭を定めた座板を介し変形可能な凸出形の一方
の隔膜に係合させられるのが有利である。凸出形
になるように前もつて形成した隔膜の中央部分
を、対応する輪郭を持つ座板と、可動なあご状部
材との間に、ばねの作用のもとにつかむことがで
きる。このばねの圧力によつて前記室を確実に密
封することができる。他方の変形可能な隔膜の中
央部分は、たとえば可動な棒状片に一体で、係合
部を形成する部分の環状みぞ内に挿入され、よこ
糸グリツパの開放位置においてよこ糸グリツパの
カバーの一部により停止させられる。
において、可動な棒状片のまわりに取付けられ、
輪郭を定めた座板を介し変形可能な凸出形の一方
の隔膜に係合させられるのが有利である。凸出形
になるように前もつて形成した隔膜の中央部分
を、対応する輪郭を持つ座板と、可動なあご状部
材との間に、ばねの作用のもとにつかむことがで
きる。このばねの圧力によつて前記室を確実に密
封することができる。他方の変形可能な隔膜の中
央部分は、たとえば可動な棒状片に一体で、係合
部を形成する部分の環状みぞ内に挿入され、よこ
糸グリツパの開放位置においてよこ糸グリツパの
カバーの一部により停止させられる。
第1の変形可能な隔膜は、その周辺部を中央部
品と空洞との壁との間に締付けてある。又第2の
変形可能な隔膜は、その周辺部を中央部品とカバ
ーとの間に締付けてある。可動な棒状片に固定し
た係合体を形成する部分に対する止め部材として
作用するカバーを固定することにより、中央部品
を介して2枚の変形可能な隔膜を位置決めし、密
封を確実にする。この中央部品は、互いに異なる
空気圧縮機能を果せるように、前面には第1の変
形可能な隔膜と共に小さい方の横断面積を持つ室
を形成する第1のくぼみと、後面には第2の変形
可能な隔膜と共に大きい方の横断面積を持つ室を
形成する第2のくぼみと、圧縮空気に対する外部
からの入口に連結されると共に中央部品を貫いて
形成した少くとも1つの通路により大きい方の横
断面積を持つ室に連結された環状の室を形成する
周辺みぞとを持つことができる。前記1つの通路
又は複数の通路は、本発明よこ糸グリツパ開放運
動を加速するために、大きい方の横断面積を持つ
室を形成する隔膜に向い1つ又は複数の空気噴流
を差向けるように向きを定めるのが有利である。
品と空洞との壁との間に締付けてある。又第2の
変形可能な隔膜は、その周辺部を中央部品とカバ
ーとの間に締付けてある。可動な棒状片に固定し
た係合体を形成する部分に対する止め部材として
作用するカバーを固定することにより、中央部品
を介して2枚の変形可能な隔膜を位置決めし、密
封を確実にする。この中央部品は、互いに異なる
空気圧縮機能を果せるように、前面には第1の変
形可能な隔膜と共に小さい方の横断面積を持つ室
を形成する第1のくぼみと、後面には第2の変形
可能な隔膜と共に大きい方の横断面積を持つ室を
形成する第2のくぼみと、圧縮空気に対する外部
からの入口に連結されると共に中央部品を貫いて
形成した少くとも1つの通路により大きい方の横
断面積を持つ室に連結された環状の室を形成する
周辺みぞとを持つことができる。前記1つの通路
又は複数の通路は、本発明よこ糸グリツパ開放運
動を加速するために、大きい方の横断面積を持つ
室を形成する隔膜に向い1つ又は複数の空気噴流
を差向けるように向きを定めるのが有利である。
なお本発明によれば織機のおさに容易に取付け
られる装置が得られるように、大体において円筒
形のケーシングを噴出ノズル支持体に組付けるよ
うにした固定脚と、本発明よこ糸グリツパの固定
のあご状部材を支える湾曲腕と共に単一の部品と
して作る。
られる装置が得られるように、大体において円筒
形のケーシングを噴出ノズル支持体に組付けるよ
うにした固定脚と、本発明よこ糸グリツパの固定
のあご状部材を支える湾曲腕と共に単一の部品と
して作る。
以下本発明よこ糸グリツパの実施例を添付図面
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
第1図及び第2図は噴出ノズル1及び空気圧式
よこ糸グリツパ2を備えた空気圧よこ入れ式織機
の一方の側に位置させた機能装置を示す。
よこ糸グリツパ2を備えた空気圧よこ入れ式織機
の一方の側に位置させた機能装置を示す。
たわみ管3を介し圧縮空気を供給する噴出ノズ
ル1は、軸5のまわりでおさ7に固定の支持体6
に往復動自在に取付けた支持体4により保持して
ある。ノズル1の入口に配置され軸5のまわりに
同じ揺動運動を生ずるよこ糸グリツパ2は、支持
体4に組付けた固定脚9と共に単一体に形成した
大体において円筒形のケーシング8を備えてい
る。
ル1は、軸5のまわりでおさ7に固定の支持体6
に往復動自在に取付けた支持体4により保持して
ある。ノズル1の入口に配置され軸5のまわりに
同じ揺動運動を生ずるよこ糸グリツパ2は、支持
体4に組付けた固定脚9と共に単一体に形成した
大体において円筒形のケーシング8を備えてい
る。
第3図及び第4図にさらに詳しく示すようにケ
ーシング8は、その前面から突出する湾曲腕10
を備えている。腕10の端部には、ケーシング8
の軸線13に心合わせした固定のあご状部材であ
る第1のあご状部材12をねじ片11により固定
してある。
ーシング8は、その前面から突出する湾曲腕10
を備えている。腕10の端部には、ケーシング8
の軸線13に心合わせした固定のあご状部材であ
る第1のあご状部材12をねじ片11により固定
してある。
ケーシング8は円筒形の空洞14を形成してあ
る。空洞14内には対応する寸法を持つ中央部品
15を挿入し、中央部品15には、中央部品15
がケーシング8内に位置するときに環状の室16
を形成する周辺みぞを設けてある。中央部品15
は軸線13に沿い中央の通路17を形成してあ
る。通路17には、固定のあご状部材12に対向
して配置され可動なあご状部材である第2のあご
状部材19を形成するように一端部を広げて形成
した可動な棒状片18を通してある。
る。空洞14内には対応する寸法を持つ中央部品
15を挿入し、中央部品15には、中央部品15
がケーシング8内に位置するときに環状の室16
を形成する周辺みぞを設けてある。中央部品15
は軸線13に沿い中央の通路17を形成してあ
る。通路17には、固定のあご状部材12に対向
して配置され可動なあご状部材である第2のあご
状部材19を形成するように一端部を広げて形成
した可動な棒状片18を通してある。
凸形の第1の環状の変形可能な隔膜20はその
周辺部を中央部品15と空洞14の壁との間に締
付けてある。隔膜20の中央部分は、可動なあご
状部材19と棒状片18のまわりに取付けた所定
の輪郭を持つ座板21との間に締付けてある。座
板21は又、棒状片18のまわりに取付けたコイ
ルばね22により付勢してある。座板21及びコ
イルばね22は、直径dを持ち凸状の隔膜20と
中央部品15の前面のくぼみを形成する円すい台
形の壁24とにより形成した室23内に位置させ
てある。
周辺部を中央部品15と空洞14の壁との間に締
付けてある。隔膜20の中央部分は、可動なあご
状部材19と棒状片18のまわりに取付けた所定
の輪郭を持つ座板21との間に締付けてある。座
板21は又、棒状片18のまわりに取付けたコイ
ルばね22により付勢してある。座板21及びコ
イルばね22は、直径dを持ち凸状の隔膜20と
中央部品15の前面のくぼみを形成する円すい台
形の壁24とにより形成した室23内に位置させ
てある。
第2の変形可能な環状の隔膜25は、その周辺
部を中央部品15とねじ片27によりケーシング
8に保持したカバー26との間に締付けてある。
隔膜25の中央部分は、係合部を形成する環状部
品28の周辺みぞに挿入してある。環状部品28
は、可動なあご状部材19から遠い方の可動な棒
状片18の端部にねじ片29により組付けてあ
る。隔膜25は中央部品15の後面のくぼみを形
成する円すい台形の壁30と共に室31を形成す
る。室31の直径Dは、室23の直径dより大き
い。
部を中央部品15とねじ片27によりケーシング
8に保持したカバー26との間に締付けてある。
隔膜25の中央部分は、係合部を形成する環状部
品28の周辺みぞに挿入してある。環状部品28
は、可動なあご状部材19から遠い方の可動な棒
状片18の端部にねじ片29により組付けてあ
る。隔膜25は中央部品15の後面のくぼみを形
成する円すい台形の壁30と共に室31を形成す
る。室31の直径Dは、室23の直径dより大き
い。
2つの室23,31は通路17を介し相互に連
通する。通路17の直径は棒状片18の直径より
大きい。なお大きい方の直径Dを持つて室31
は、中央部品15を貫いて形成した1つ又は複数
の通路32により環状の室16に連通する。たわ
み管33により外部から送入する圧縮空気は、ケ
ーシング8に形成され、たわみ管33を連結した
穴34を介して環状の室16に入る。
通する。通路17の直径は棒状片18の直径より
大きい。なお大きい方の直径Dを持つて室31
は、中央部品15を貫いて形成した1つ又は複数
の通路32により環状の室16に連通する。たわ
み管33により外部から送入する圧縮空気は、ケ
ーシング8に形成され、たわみ管33を連結した
穴34を介して環状の室16に入る。
よこ糸グリツパ2の作用を第3図に示した閉鎖
位置から始めて以下に述べる。この位置では、可
動なあご状部材19は固定のあご状部材12に係
合する。
位置から始めて以下に述べる。この位置では、可
動なあご状部材19は固定のあご状部材12に係
合する。
可動な棒状片18は、右方に向い移動し、従つ
て室23の容積は最大であり、コイルばね22は
伸長している。又室31の容積は最小であり、環
状部品28は、カバー26から間隔を置いたまま
になつている。
て室23の容積は最大であり、コイルばね22は
伸長している。又室31の容積は最小であり、環
状部品28は、カバー26から間隔を置いたまま
になつている。
たわみ管33に位置させた電磁弁(図示してな
い)に送る電気信号は、この電磁弁を開き、環状
の室16に加圧空気を送入することができる。こ
の加圧空気は、通路32を経て室31に入り、室
31から通路17を介して又室23にも達する。
2つの室23,31の各直径d,Dの違い、従つ
て横断面積の違いを考慮すると、第2の隔膜25
に左方に向つて加わる軸線方向の力は、第1の隔
膜20に右方に向つて加わりばね22の抵抗力に
より補強される軸線方向より強い。この結果とし
て棒状片18従つて可動なあご状部材19が左方
に移動し、可動なあご状部材19は、2枚の隔膜
20,25の変形と同時に固定のあご状部材12
から離れるようになる。空気噴流を隔膜25に向
つて差向ける通路32の向きにより、開き運動を
加速することができる。この運動は、環状部品2
8がカバー26の内面に当たり止まるまで続く。
この場合ねじ片29の頭部は第4図に示すように
カバー26の穴35に入る。
い)に送る電気信号は、この電磁弁を開き、環状
の室16に加圧空気を送入することができる。こ
の加圧空気は、通路32を経て室31に入り、室
31から通路17を介して又室23にも達する。
2つの室23,31の各直径d,Dの違い、従つ
て横断面積の違いを考慮すると、第2の隔膜25
に左方に向つて加わる軸線方向の力は、第1の隔
膜20に右方に向つて加わりばね22の抵抗力に
より補強される軸線方向より強い。この結果とし
て棒状片18従つて可動なあご状部材19が左方
に移動し、可動なあご状部材19は、2枚の隔膜
20,25の変形と同時に固定のあご状部材12
から離れるようになる。空気噴流を隔膜25に向
つて差向ける通路32の向きにより、開き運動を
加速することができる。この運動は、環状部品2
8がカバー26の内面に当たり止まるまで続く。
この場合ねじ片29の頭部は第4図に示すように
カバー26の穴35に入る。
この状態になると、よこ糸グリツパ2の開放位
置は、前記した電気信号を電磁弁に送る間は保た
れる。この信号を遮断すると、大きい方の直径D
を持つ室31は通路32、環状の室16、穴3
4、たわみ管33及び電磁弁を経て空気を放出す
る。座板21を介して可動なあご状部材19に作
用するコイルばね22の作用のもとに可動なあご
状部材19は、固定のあご状部材12に向う方向
に移動し最終的に固定のあご状部材12に係合す
る。
置は、前記した電気信号を電磁弁に送る間は保た
れる。この信号を遮断すると、大きい方の直径D
を持つ室31は通路32、環状の室16、穴3
4、たわみ管33及び電磁弁を経て空気を放出す
る。座板21を介して可動なあご状部材19に作
用するコイルばね22の作用のもとに可動なあご
状部材19は、固定のあご状部材12に向う方向
に移動し最終的に固定のあご状部材12に係合す
る。
通路17を自由に貫通し2枚の隔膜20,25
により弾性的に支えた棒状片18の浮動状態の組
付けにより、閉鎖位置で可動なあご状部材19を
固定のあご状部材12に精密に当てがい遊びを自
動的に除くことができる。
により弾性的に支えた棒状片18の浮動状態の組
付けにより、閉鎖位置で可動なあご状部材19を
固定のあご状部材12に精密に当てがい遊びを自
動的に除くことができる。
以上本発明をその実施例について詳細に説明し
たが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行うことができるのはもちろんであ
る。
たが本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の
変化変型を行うことができるのはもちろんであ
る。
第1図は本発明よこ糸グリツパの1実施例とこ
れに協働する噴射ノズルとにより構成した組合わ
せの側面図、第2図は第1図の平面図である。第
3図は第1図のよこ糸グリツパを閉位置で示す拡
大軸断面図、第4図は第3図のよこ糸グリツパを
開位置で示す軸断面図である。 1……噴射ノズル、2……よこ糸グリツパ、8
……ケーシング、12……固定のあご状部材、1
5……中央部品、16……環状の室、17……通
路、18……棒状片、19……可動なあご状部
材、20……隔膜、22……もどしばね(コイル
ばね)、23……室、24……円すい台形の壁、
25……隔膜、26……カバー、30……円すい
台形の壁、31……室、32……通路、34……
穴。
れに協働する噴射ノズルとにより構成した組合わ
せの側面図、第2図は第1図の平面図である。第
3図は第1図のよこ糸グリツパを閉位置で示す拡
大軸断面図、第4図は第3図のよこ糸グリツパを
開位置で示す軸断面図である。 1……噴射ノズル、2……よこ糸グリツパ、8
……ケーシング、12……固定のあご状部材、1
5……中央部品、16……環状の室、17……通
路、18……棒状片、19……可動なあご状部
材、20……隔膜、22……もどしばね(コイル
ばね)、23……室、24……円すい台形の壁、
25……隔膜、26……カバー、30……円すい
台形の壁、31……室、32……通路、34……
穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 加圧空気により一方向に駆動され、もどしば
ね22により他方向に駆動される棒状片18の一
端部に固定した可動なあご状部材19に対向して
配置した固定のあご状部材12を備え、噴射ノズ
ル1の入口にケーシングを介して配置した、空気
圧よこ入れ式ひなし織機用よこ糸グリツパにおい
て、前記棒状片18を、前記ケーシング内に挿入
した中央部品に形成した通路17を自由に通過さ
せ、前記中央部品の前面及び後面に形成した壁2
4,30と共に互いに異なる横断面積を持つ2つ
の室23,31を形成する2つの変形可能な隔膜
20,25を、前記棒状片に、その前記一端部及
び他端部に隣接して取付け、前記両室のうちの一
方の室31に、外部からの圧縮空気用の入口1
6,32,34を設け、他方の室23が前記一方
の室31に前記通路17を経て連通するようにし
たことを特徴とする、よこ糸グリツパ。 2 前記2つの変形可能な隔膜20,25を取付
けた可動な前記棒状片18の通過する前記通路1
7の横断面積を、前記棒状片18の横断面積より
大きくして、互いに異なる横断面積を持つ前記2
室23,31間が連通するようにしたことを特徴
とする、特許請求の範囲第1項記載のよこ糸グリ
ツパ。 3 前記よこ糸グリツパの閉鎖方向に作用するも
どしばね22を、小さい方の横断面積を持つ前記
室内で前記可動な棒状片18のまわりに取付ける
と共に、所定の輪郭を持つ座板21を介して変形
可能な隔膜のうちの凸状の隔膜20に押しつける
ようにしたことを特徴とする、特許請求の範囲第
1項又は第2項記載のよこ糸グリツパ。 4 前記凸状の変形可能な隔膜20の中央部分
を、前記座板21と、前記可動なあご状部材19
との間に締付けたことを特徴とする、特許請求の
範囲第3項記載のよこ糸グリツパ。 5 他方の変形可能な隔膜25の中央部分を、可
動な棒状片18に固定され係合部を形成する部分
28の環状みぞ内に挿入し、前記部分28を、前
記よこグリツパの開放位置において、よこ糸グリ
ツパのカバー26に押しつけて止めるようにした
ことを特徴とする、特許請求の範囲第3項又は第
4項記載のよこ糸グリツパ。 6 円筒形の空洞14を持ち、前記カバー26に
より閉じた大体において円筒形の前記ケーシング
8と、前記中央部品15を前記空洞内に挿入し、
第1の前記変形可能な隔膜20を、その周辺部に
より前記中央部品15と前記空洞の壁との間に締
付け、第2の前記変形可能な隔膜25を、その周
辺部により前記中央部品15と前記カバー26と
の間に締付けたことを特徴とする、特許請求の範
囲第1項ないし第5項のいずれかに記載のよこ糸
グリツパ。 7 前記中央部品15に、()その前面に設け
られ、前記第1の変形可能な隔膜20と共に小さ
い方の横断面積を持つ室23を形成する第1のく
ぼみと、()前記中央部品の後面に設けられ、
前記第2の変形可能な隔膜25と共に大きい方の
横断面積を持つ室31を形成する第2のくぼみ
と、()圧縮空気の外部からの入口に連結され
ると共に、大きい方の横断面積を持つ前記室31
に前記中央部品15を貫いて形成した少くとも1
つの通路32により連結された環状の室16を形
成する周辺みぞとを設けたことを特徴とする、特
許請求の範囲第6項記載のよこ糸グリツパ。 8 前記通路32を、大きい方の横断面積を持つ
前記室31を形成する隔膜25に向い空気噴流を
差向けるように向きを定めたことを特徴とする、
特許請求の範囲第7項記載のよこ糸グリツパ。 9 前記大体において円筒形のケーシング8を、
噴射ノズル1の支持体4に組付けるようにした固
定脚9と、前記よこ糸グリツパの前記固定のあご
状部材12を支える湾曲腕10と一緒に単一の部
分品に形成したことを特徴とする、特許請求の範
囲第6項ないし第8項のいずれかに記載のよこ糸
グリツパ。
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