JPH0379235A - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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JPH0379235A
JPH0379235A JP21402889A JP21402889A JPH0379235A JP H0379235 A JPH0379235 A JP H0379235A JP 21402889 A JP21402889 A JP 21402889A JP 21402889 A JP21402889 A JP 21402889A JP H0379235 A JPH0379235 A JP H0379235A
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Kazuo Shoda
和男 正田
Daizo Ando
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Sodick Co Ltd
Toyota Motor Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、加工用電極又は被加工物を振動させることに
より加工速度の向上を図るようにした放電加工装置に関
するものである。
(従来の技術) 加工速度の改善を図るため、超音波振動素子を加工ヘッ
ド内に取付け、放電加工中、加工用電極に超音波振動を
与えることにより放電加工間隙に生じる加工チップの排
除を良好に行ない、加工速度を向上させるようにした放
電加工装置が公知である(例えば、特開昭56−690
33号公報)、。
(発明が解決しようとする課題) しかし、超音波振動素子は、例えば20 kHz程度の
固有の周波数で振動するものであるから、超音波振動素
子を用いた従来の装置では、加工用電極の径又は長さ等
を調節し、その周波数に見合った寸法にする必要が生じ
るので、その調整工程のために手間がかかり、加工コス
トを上昇させるという問題点を有している。
さらに、チップの排除の点からは振動の振巾は大きいの
が好ましいが、振動振巾が大きくなり加工間隙の巾に対
する割合が大きくなると、加工間隙において生じる放電
状態が不安定になるなどの別の問題を生じることになる
本発明の目的は、したがって、加工用電極の寸法、形状
の如何に拘らず、加工用電極と被加工物との間に相対振
動運動を与えることができる上に、その振動運動の振巾
を大きくしても加工間隙に生じる放電に悪影響を与える
ことのない、改善された放電加工装置を提供することに
ある。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明の特徴は、加工用電極
と被加工物との間に形成される放電加工間隙に加工用パ
ルス電圧を供給するための電圧供給手段と、上記放電加
工間隙の巾が所要の値に維持されるよう上記放電加工間
隙に生じる電気信号に応答して上記加工用電極を上記被
加工物に対して相対的に運動させるようにしたサーボ制
御手段とを有する放電加工装置において、上記加工用パ
ルス電圧に関連した信号に応答し少なくとも上記放電加
工間隙に電圧が印加されている期間においては実質的に
所定の一定レベル状態となっているパルス信号を出力す
る出力手段と、該パルス信号に応答し上記加工用電極と
上記被加工物との間に所定の相対運動を与えるための電
気制御式のアクチエータ手段とを備えた点にある。
(作 用) 電気制御式のアクチエータ手段はパルス信号に応答して
作動し、加工用電極と被加工物との間に該パルス信号の
レベルに従う相対運動が与えられる。この結果、放電加
工間隙の巾が時間の経過に従って変化し、チップの排除
が促進される。ここで、パルス信号は、少なくとも放電
加工間隙に電圧が印加されている期間においては必らず
実質的に所定の一定レベル状態となるので、放電加工間
隙に加工のためのパルス電圧が印加されている状態にあ
っては、アクチエータ手段により与えられる相対運動に
より与えられる放電加工装置巾の変位量が常に所定値と
される。したがって、アクチエータ手段により加工用電
極と被加工物との間に相対運動が与えられても、これに
より放電加工間隙に生じる放電動作に不都合が生じるこ
とはない。
(実施例) 以下、図示の一実施例により本発明の詳細な説明する。
第1図には、本発明による放電加工装置の一実施例が示
されている。この一実施例として示されている放電加工
装置1は、型彫り用のZ軸制御の放電加工装置であり、
加工機本体2と、該加工機本体2に加工用パルス電圧を
供給する加工用電源部3と、加工機本体2の電極送りサ
ーボ制御を行なうための制御ユニット4とを備えている
。なお、多くの場合、制御ユニット4と加工用電源部3
とは単一の筐体に組み込まれ、加工用電源装置と称され
る。
加工機本体2は、加工台21と、加工台21に設けられ
たコラム22によって支持されているヘッド部23とを
具えている。加工台21上には、ベツド24上に載置さ
れた被加工物25がセットされている加工タンク26が
設けられている。加工タンク26内には適宜の放電加工
液27が満たされており、ヘッド部23側に装着される
加工用電極28により、被加工物25が放電加工液27
中において放電加工される構成である。ヘッド部23は
、ヘッド部23のケーシング29内に固設された案内部
材30によってその軸方向に沿う移動のみが可能なよう
に案内されているクイル31を有している。クイル31
の一端部31aには、直流モータ又はステンピングモー
タの如き回転モータ32によって回転駆動せしめられる
ボールねじ33が螺入しており、回転モータ32が制御
ユニット4からのサーボ制御信号Sに応答して正逆に回
転することにより、クイル31がその軸方向に進退する
構成となっている。
クイル31の他端31bには、電気制御式のアクチエー
タである圧電アクチエータ34を介して一対の電極取付
具35.36が設けられている。電極取付具35は圧電
アクチエータ34に公知のフランジ止めの方法で堅固に
取付けられ、一方、電極取付具36は加工用電極28に
固着されているステム37をしっかりと固定しており、
これにより加工用電極28は電極取付具36に固着され
ている。一対の電極取付具35.36は、電極取付具3
6の突部36aが、これに相応した形状の電極取付具3
5のへこみ部35aにはめ合わされるようにして位置決
めされ、これらの内部に設けられた図示しない磁石の吸
引力で両者は所定の位置決め状態でしっかりと連結され
ると共に、所望により両者の連結を解くことができるよ
うになっている。
電極取付具の上述の構成自体は公知であるから、その詳
細な説明は省略する。なお、圧電アクチエータ34とク
イル31との間の連結もまた公知のフランジ止めにより
行なわれている。本実施例では、圧電アクチエータ34
とクイル31との間及び圧電アクチエータ34と電極取
付具35との間の連結は、上述の如く、フランジ止めに
より行なっているが、この連結の態様はこれに限定され
るものではない。
圧電アクチエータ34は、特に、放電加工動作期間中、
チップ排除のための加工用電極28と被加工物25との
間の所要の相対運動を極めて良好な周波数応答性をもっ
て与えるために設けられたものであり、その構成が第2
図に詳細に示されている。圧電アクチエータ34は、比
較的肉薄のフランジ部41.42と、これらのフランジ
部4I、42を平行状態に支持、固定する支持部43.
44とから成る枠体45を有し、枠体45によって形成
される空間46内に圧電素子47を配設して成っている
圧電素子47は、例えば、角柱状の形状を有し、一対の
電極48.49が対向する側壁に夫々図示の如く設けら
れている。圧電素子47は電極48.49間に電圧を印
加することによりその印加電圧のレベルに応じて所定の
方向に伸長する素子である。図示の圧電素子47は電圧
の印加によりその軸方向に伸長するものであり、この伸
長により枠体45のフランジ部41.42をその厚み方
向に押圧するため、圧電素子47は、電圧無印加の状態
でその軸方向の端面47a、47bが夫々フランジ部4
1.42の内面に当接するように寸法法めされて空間4
6内に配設されている。図示の実施例では、端面47a
、47bは適宜の接着剤で対応するフランジ部に接着さ
れており、振動その他により圧電素子47が枠体45か
ら外れないように構成されている。
このような構成によると、圧電素子47の電極4B、4
9間に印加される電圧のレベルが高くなるにつれて圧電
素子47がその軸方向に伸長し、肉薄のフランジ部41
.42を外方に押し広げ、第2図中−点鎖線で示される
ようにフランジ部41.42を変形させる。従って、そ
の印加電圧のレベルを調節することにより、回転モータ
32の回転による加工用電極28の送り動作とは別に、
加工用電極28を被加工物25に向けて送り、又は被加
工物25から離反させることができる。なお、第2図で
は説明を解りやすくするために枠体45の変形を誇張し
て示したが、実際には、その伸長量は極く小さいもので
ある。
したがって、圧電素子47に所望の周波数の電圧信号を
印加することにより、加工用電極28をその加工方向に
沿って振動せることができ、これにより加工用電極28
と被加工物25との間に相対振動運動を与えることがで
きる。圧電アクチエータ34による上記振動運動が加工
用電極28と被加工物25との間に形成される放電加工
間隙G(第1図参照)に印加される加工用パルス電圧信
号PA(第1図参照)に関連して行なわれるようにする
ため、駆動ユニット5が設けられている。
駆動ユニット5は、加工用パルス電圧信号PAを発生さ
せるために使用される制御パルス信号PBを加工用電源
部3から受は取っており、この制御パルス信号PBに基
づいて圧電アクチエータ34を駆動するための駆動パル
ス信号PDを出力する。この駆動パルス信号PDは、少
なくとも放電加工間隙Gに加工のための電圧が印加され
ている期間においては実質的に所定の一定レベル状態と
なっているパルス信号であり、その電極4849間に印
加される。
次に、第3図を参照しながら、第1図及び第2図に基づ
いて説明した放電加工装置1の電気的制御系統の構成に
ついて説明する。
加工用電源部3は、直流電源31、制御用パルス発生器
32、該制御用パルス発生器32から出力される制御パ
ルス信号PBに応答してスイッチング動作を行なうスイ
ッチングトランジスタ33、スイッチングトランジスタ
33がオン状態となった場合にそこに流れる電流を制限
するための可変抵抗器34が図示の如く接続されて成る
公知の構成の加工用パルス電圧発生回路として構成され
ている。スイッチングトランジスタ33のエミッタに接
続される出力線3aは電極取付具36を介して加工用電
極28と電気的に接続されており、直流電[31の負極
に接続される出力線3bはアースされることにより被加
工物25と電気的に接続されている。スイッチングトラ
ンジスタ33が制御パルス信号PBに応答してオン、オ
フすることにより得られる加工用パルス電圧信号PAは
、加工用電極28と被加工物25との間に形成される放
電加工間隙Gに印加され、ここで放電加工が行なわれる
放電加工間隙Gに生じた出力電圧Eは制御ユニット4内
の間隙状態検出回路51に入力され、ここで、放電加工
間隙Gの間隙中Wが所要の値より広いか狭いかの判別が
行なわれ、その時の間隙中Wの大きさに応じたレベルの
検出電圧りが出方される。検出電圧りは、出方電、圧E
のレベルが所望の間隙中に相応したレベルとなっている
場合には零であり、間隙中Wが所望の間隙中より広くな
って出力電圧Eのレベルが上昇すると、検出電圧りのレ
ベルはそれに従って正の方向に増大する。−方、間隙中
Wが所望の間隙中より狭くなって出力電圧Eのレベルが
低下すると、検出電圧りのレベルはそれに従ってより負
のレベルとなる。出力電圧Eと検出電圧りとの間の関係
が第4図に示されている。なお、検出電圧りのレベルが
零となる出力電圧Eのレベルは、間隙状態検出回路51
に接続されている可変抵抗器52の抵抗値を調節するこ
とにより任意に設定することができ、これによりこの制
御系により調節される間隙中の設定を行なうことができ
る。上述した間隙状態検出回路51の構成は公知である
ので、ここではその詳細な説明は省略する。
検出信号りは、可動接点53aが一定レベルの直流電源
+■に接続されている切換スイッチ53の切換制御信号
として切換スイッチ53に印加されている。切換スイッ
チ53の固定接点53b、53cは、回転モータ32の
駆動制御を行なうためのモータ駆動回路54の制御端子
U、Dに夫々接続されている。モータ駆動回路54は、
その制御端子Uに高レベルの電圧が印加された時に回転
モータ32を正方向に回転させ、これにより加工用電極
28をサーボ軸に沿って被加工物25に向けて前進せし
め、一方、その制御端子りに高レベルの電圧が印加され
た時に回転モータ32を逆方向に回転させ、これにより
加工用電極28をサーボ軸に沿って被加工物25から離
れるように後退せしめるためのサーボ制御信号Sを出力
する構成である。
切換スイッチ53は、検出電圧りのレベルが零又は正の
場合に、その可動接点53aが実線で示される状態に切
り換えられ、検出信号りのレベルが負の場合に、その可
動接点53aが点線で示される状態に切り換えられる構
成である。この結果、放電加工間隙Gの間隙中が所定の
値か又はそれより広い場合には、切換スイッチ53は実
線で示されるように切り換えられ、モータ駆動回路54
の制御端子Uに直流電源+Vの高レベルの電圧が印加さ
れ、回転モータ32が正方向に回転せしめられ、加工用
電極28がサーボ軸に沿って前進する。−方、放電加工
間隙Gの間隙中が所定の値よりも狭くなった場合には、
切換スイッチ53は点線で示されるように切り換えられ
、モータ駆動回路54の制御端子りに直流電源十■の高
レベルの電圧が印加され、回転モータ32が逆方向に回
転せしめられ、加工用電極28がサーボ軸に沿って後退
する。上述の回転制御が行なわれる結果、間隙中が常に
適正な値に保たれるように電極送りのサーボ制御が行な
われることになる。なお、上述の実施例において、検出
電圧りのレベルが零の場合にも加工用電極28を前進さ
せる構成としたが、放電加工間隙の状態は常に速い速度
で変化しているので、検出電圧りのレベルが零となった
場合に回転モータ32の送りを停止させる構成としな(
でも全く問題は生じない。しかしながら、勿論、検出電
圧りのレベルが零となった場合に、切換スイッチ53の
可動接点53aが固定接点53b、53cのいずれにも
接触しない状態とし、これにより回転モータ32の回転
を停止させる構成としてもよい。
さらに、検出電圧りをモータ駆動回路54に印加し、回
転モータ32の正逆の回転の速度が、検出電圧りのレベ
ルの絶対値に従って変化するようにモータ駆動回路54
を構成してもよい。
駆動ユニット5は、制御パルス信号PBを電圧増幅する
ための電圧増幅器として構成されており、制御パルス信
号PBは駆動ユニット5において電圧増幅され、制御パ
ルス信号PBは180°位相の異なる駆動パルス信号P
Dが出力される(第5図(a)及び第5図(b)参照)
。このようにして得られた駆動パルス信号PDは、電極
4B−49間に印加され、圧電アクチエータ34の圧電
素子47が駆動パルス信号PDのレベル変化に応じて伸
長し、加工用電極28を被加工物25に対して進退させ
、これにより両者間に所要の相対運動を与えることがで
きる。
第6図には、圧電素子47に印加される電圧Uのレベル
と圧電素子47の伸長量Δ!との間の関係を示す特性図
が示されている。ここで、縦軸には初期化された状態の
圧電素子47の長さに対す。
る伸長量Δlが目盛られている。第6図中の特性線(イ
)は、初期化された圧電素子47に電圧Uを印加しその
レベルを零から徐々に上げていった場合の伸長量Δlの
変化の様子を示すものであり、印加電圧Uのレベルの上
昇に従ってその伸長■Δlが増大してい(ことが判る。
印加電圧Eのレベルが例えば最大定格値Emにまで達し
、Δl=Δ12となった後、そのレベルを徐々に下げて
いくと、そのヒステリシス特性のために伸長量Δβは特
性線(ロ)に沿って減少して行く。このため、印加電圧
Eのレベルが零になったとき、その伸長量Δlは零に戻
らず、所定の値ΔIIとなる。その後、印加電圧Uのレ
ベルを零からEmO間で変化させた場合は、その時々の
伸長量Δlは特性線(ロ)に従って決定されることにな
る。すなわち、圧電素子47に1回だけEmのレベルの
電圧を印加しておけば、その後印加電圧UのレベルをE
mより大きくしない限り、特性線(ロ)に従ってその時
の印加電圧Uのレベルと伸長量との間の関係が一義的に
定まることになる。
第5図fl))に示される駆動パルス信号PDのレベル
は、その低レベル状態において零であり、その高レベル
状態において所定の一定値Va  (<Em)となって
いる。したがって、第6図から判るように、駆動パルス
信号PDで低レベル状態にあるときは、加工用電極2B
は圧電アクチエータ34によって長さΔl、たけ被加工
物25に向けて進められる。一方、駆動パルス信号PD
が高レベル状態にあるときは、加工用電極28は長さΔ
l、たけ被加工物に向けて進められることになる。この
結果、加工用電極28は、駆動パルス信号PDに応答し
てΔ13−Δβ8の振幅で振動することとなり、これに
より加工間隙のチップを有効に排除することができる。
この場合において、制御パルス信号PBのレベルが高レ
ベル状態となっており、これによりスイッチングトンラ
ジスタ33が導通状態となり、放電加工間隙Gに加工の
ための電圧が印加されている状態においては、駆動パル
ス信号PDのレベルは必ず低レベル状態となっている。
このため、加工用電極28は振動運動を行なうが、放電
加工間隙Gにおいて放電加工のための放電が行なわれう
る状態にあっては、圧電アクチエータ34により与えら
れる変位量はΔll一定となっており、したがって、放
電加工間隙Gに所要の電圧が印加されている状態にあっ
ては、加工用電極28は全く運動していないこととなり
、チップ排除のための上記振動運動により加工間隙にお
いて生じる放電動作に悪影響が生じることはない。
上記実施例では、駆動パルス信号PDの一例を第5図(
b)に示したが、駆動パルス信号PDの態様はこの一例
に限定されるものではない。
第7図には、本発明の構想を実現するために有用な駆動
パルス信号PDの他の例が、制御パルス信号PB(第7
図(a))と比較して示されている。
第7図中)に示される駆動パルス信号PD’は、制御パ
ルス信号PBが低レベル状態となった後、少し時間をお
いてからそのレベルを高レベル状態に戻すようにしたも
のである。第7図(C1に示される駆動パルス信号PD
“は、制御パルス信号PBと同相となっており、放電加
工間隙に加工用の電圧が印加されている間はΔl=Δl
、となる。これらは、いずれも、少なくとも放電加工間
隙に加工用の電圧が印加されている間においては圧電ア
クチエータ34による加工用電極28と被加工物25と
の間に相対運動が生じないように配慮されている点で同
じである。
(発明の効果) 本発明によれば、上述の如く、加工用電極と被加工物と
の間に生じる放電動作に悪影響を与えることなしに、両
者間に相対運動を与え、放電加工間隙からチップを良好
には排除することができるので、放電加工効率を著しく
高めることができ、加工に要する時間の大巾な短縮を期
待することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は第1
図に示す圧電アクチエータを拡大して示す拡大詳細図、
第、3図は第1図に示した放電加工装置の電気系統の回
路図、第4図は第3図に示す間隙状態検出回路の入出力
電圧の関係を示す特性図、第5図(a)及び第5図(b
)は第3図の各部の信号波形図、第6図は第2図に示し
た圧電素子の特性図、第7図(a)乃至第7図(e)は
駆動パルス信号の他の態様を説明するための波形図であ
る。 ■・・・放電加工装置、2・・・加工機本体、4・・・
制御ユニット、5・・・駆動ユニット、25・・・被加
工物、28・・・加工用電極、32・・・回転モータ、
34・・・圧電アクチエータ、47・・・圧電素子、5
1・・・間隙状態検出回路、D・・・検出電圧、S・・
・サーボ制御信号、G・・・放電加工間隙、E・・・出
力電圧、PA・・・加工用パルス電圧信号、PB・・・
制<75パルス信号、PC・・・駆動パルス信号。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、加工用電極と被加工物との間に形成される放電加工
    間隙に加工用パルス電圧を供給するための電圧供給手段
    と、前記放電加工間隙の巾が所要の値に維持されるよう
    前記放電加工間隙に生じる電気信号に応答して前記加工
    用電極を前記被加工物に対して相対的に運動させるよう
    にしたサーボ制御手段とを有する放電加工装置において
    、前記加工用パルス電圧に関連した信号に応答し少なく
    とも前記放電加工間隙に電圧が印加されている期間にお
    いては実質的に所定の一定レベル状態となっているパル
    ス信号を出力する出力手段と、該パルス信号に応答し前
    記加工用電極と前記被加工物との間に所定の相対運動を
    与えるための電気制御式のアクチエータ手段とを備えた
    ことを特徴とする放電加工装置。
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