JPH037907Y2 - - Google Patents

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JPH037907Y2
JPH037907Y2 JP1986122702U JP12270286U JPH037907Y2 JP H037907 Y2 JPH037907 Y2 JP H037907Y2 JP 1986122702 U JP1986122702 U JP 1986122702U JP 12270286 U JP12270286 U JP 12270286U JP H037907 Y2 JPH037907 Y2 JP H037907Y2
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JP
Japan
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coaxial cable
holder
press
bushing
fitting
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JP1986122702U
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JPS6328281U (ja
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は同軸ケーブルを機器に接続する際、同
軸ケーブルの端部に取付けられるコネクターの部
品であるブツシングを同軸ケーブルへ圧入する作
業が容易にできる同軸ケーブル用ブツシング圧入
器具に関するものである。
〔従来技術とその課題点〕
同軸ケーブルを機器に接続する際、同軸ケーブ
ルの端部には連結のためのコネクターのブツシン
グが圧入して取付けられる。この作業を行なう補
助具として、実開昭50−99481号公報に「直入型
フレアリング工具」及び実願昭57−182888号公報
に「ケーブルコネクタ圧入工具」が提案されてい
る。
実開昭50−99481号公報には、ほぼC状の支枠
の一端側にはフエルール押圧体を回転することな
く押圧移動させるネジ式の押出操作機構を設け、
他端側にはフエルール押圧体の移動軸線に合致さ
せて同軸ケーブルの端部を着脱可能に固持できる
ケーブル把持部を設けた直入型フレアリング工具
が開示されている。
また、実願昭57−182888号公報には、トグル機
構を用いた把手操作によつて前進後退する押上棒
と、押上棒と対向するケーブルホルダーを備え、
ケーブルホルダーには複数の異径のケーブルクラ
ンプを有し、ケーブルクランプは押上棒の移動軸
線上に移動調整可能であるケーブルコネクタ圧入
工具が開示されている。
これらのものには、確実な圧入ができる利点は
あつたが、次のような課題があつた。
(a) 直入型フレアリング工具においては、フエル
ール押圧体を回転することなく押圧移動させる
押出操作機構の構造がやや複雑で、装置がコス
ト高となる。また、押出操作機構はネジ式であ
るので圧入作業に時間がかかり、迅速な作業が
できない。更には、ケーブル把持部には弾性素
材は用いられていないので、同軸ケーブルに傷
を付けてしまう。
(b) ケーブルコネクタ圧入工具においては、トグ
ル機構を用いた把手機構部の構造がやや複雑
で、装置がコスト高になる。また、装置全体が
大型になるので携帯に不便であり、特に高所の
作業においては扱いづらい。更には、ケーブル
クランプには弾性素材は用いられていないの
で、同軸ケーブルに傷が付きやすにのは上記と
同様である。
〔本考案の目的〕
本考案の目的は、装置全体の構造を簡単且つコ
ンパクトにして、装置を安価に製造できるように
すると共に、携帯に便利なようにし、高所での作
業もしやすいようにすることである。また、同軸
ケーブルを固定するときに同軸ケーブルに傷が付
くことのないようにすることである。
〔本考案の構成〕
上記課題点を解決するために講じた本考案の手
段は次の通りである。即ち本考案は、 所要の長さの管体を縦割り分割した形状の二個
のホルダー部材をヒンジを介し開閉自在に連結し
てホルダー体が形成されており、該ホルダー体の
一端部には同軸ケーブルを挾持固定する挾持部が
設けられ、該挾持部には弾性素材がいられてお
り、他端部には挾持される同軸ケーブルとほぼ同
軸方向に出入摺動可能で、ブツシングを同軸ケー
ブルに圧入する打撃体が取付けられており、前記
ホルダー体には前記打撃体の先端の圧入部を外部
から目視可能な窓部が設けられている同軸ケーブ
ル用ブツシング圧入器具である。
同軸ケーブルの固定は、挾持部により行なわれ
る。挾持部には、ゴム等の弾性素材が用いられて
おり、同軸ケーブルを挾持したときに傷付けるこ
とのないようにしている。
打撃体のブツシングとの当接側には圧入作業時
に中心導体が邪魔にならないように空間部が設け
られる。なお、打撃体は携帯に便利なように軽量
にして外部端をハンマー等で叩くようにしてもよ
いが、打撃体をやや重く形成し、手で往復摺動さ
せてブツシングを打撃して圧入するようにしても
よい。
窓部は、ブツシングの圧入状態がホルダー体を
開くことなく確認できるようにするもので、大き
さは強度に問題がなければ特に限定するものでな
い。
〔実施例〕
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細
に説明する。
第1図は一実施例のホルダー体を開いた状態を
示す斜視図、第2図はホルダー体を閉めた状態を
示す斜視図である。
符号Aはブツシング圧入器具で、ホルダー体1
と打撃体2を備えている。
ホルダー体1は管体を縦割りにした形状で、ホ
ルダー部材であるホルダー台11とホルダー蓋1
2を備えている。
ホルダー台11の一端には円柱形の軸受16が
設けられており、軸受16には打撃体2が装着さ
れている。打撃体2は管体である摺動軸21と外
部ストツパ22及び打撃部23からなり、打撃体
2は外部ストツパ22と打撃部23の間隔の範囲
内で摺動自在である。
ホルダー台11の他端にはホルダー台11の内
面に嵌合して、管体を縦割りにした形状でゴム製
の、挾持部である挾持体14が取付けられてい
る。
そしてホルダー台11にはホルダー蓋12がヒ
ンジ19により開閉可能に取付けられている。ホ
ルダー蓋12の、ホルダー台11の挾持体14と
対応する位置には挾持体14と同じく管体を縦割
りにした形状のゴム製の挾持体15が取付けられ
ている。なお、挾持体14,15は摩擦係数の大
きいゴム素材を使用しており、同軸ケーブルの挾
持固定をより確実にしている。
挾持体14,15にはそれぞれ二個の取着孔1
00が設けられており、アダプタホルダー14
a,15aが着脱自在である。
第3図はアダプタホルダーの取付け方法を示す
説明図である。アダプタホルダー14a,15a
はそれぞれ管体を縦割りにした形状の基体14
1,151とその内壁に取着される同様の形状の
ゴム製の挾持体142,152とからなる。そし
て基体141,151の底部には取着突起14
0,150が形成されており、取着突起140,
150を挾持体14,15の取着孔100に挿入
することにより装着できるようにしている。この
構造によつて、種々の内径のアダプタホルダーを
用意すれば様々な直径の同軸ケーブルに対応でき
るものである。
またホルダー蓋12には切欠された窓部13が
設けられており、作業中にブツシングの圧入状態
がホルダー体を開くことなく確認できるようにし
ている。なお、符号17はフランジ部である。
(作 用) 第4図は使用状態を示す断面図である。図を参
照して本実施例の作用を説明する。 まず、ホ
ルダー蓋12を開けて、先端部の中心導体50
や発泡スチロール51及びアルミパイプ52等
の取り除き処理を行つた同軸ケーブルCを挾持
体14に嵌め込む。同軸ケーブルCの直径が挾
持体14に合わない場合は、適合するアダプタ
ホルダー14a,15aを使用して嵌め込むよ
うにする。
同軸ケーブルCの発泡スチロール51にブツ
シング54を挿入し、打撃体2を押込んで先端
の打撃部23をブツシング54に当接させる。
ホルダー蓋12を閉め、片手でホルダー体1
を握り、打撃体2の摺動軸21の外部端をハン
マー等で叩く、この際、同軸ケーブルCは、挾
持面に弾性素材で摩擦係数も大きいゴムを使用
している挾持体14,15によつて挾持され
る。よつて同軸ケーブルCの固定は確実で、同
軸ケーブルCが後退することはなく、ブツシン
グ54は発泡スチロール51とアルミパイプ5
2との間に確実に圧入される。なお、挾持体1
4,15による固定によつて同軸ケーブルCに
傷が付くことはない。
また窓部13からブツシング54の圧入状態が
ホルダー体1を開くことなく見ることができるの
で、作業が容易且つ確実である。
本考案は図示の実施例に限定されるものではな
く、実用新案登録請求の範囲の記載内において
種々の変形が可能である。
〔考案の効果〕
本考案は、管体を縦割り分割した形状の二個の
ホルダー部材をヒンジを介し開閉自在に連結して
ホルダー体が形成されており、ホルダー体の一端
部には同軸ケーブルを挾持固定する挾持部が設け
られ、挾持部には弾性素材が用いられており、他
端部には挾持される同軸ケーブルとほぼ同軸方向
に出入摺動可能で、ブツシングを同軸ケーブルに
圧入する打撃体が取付けられており、ホルダー体
には前記打撃体の先端の圧入部を外部から目視可
能な窓部が設けられているので、次の効果を有す
る。
(a) 装置全体の構造が簡単であるので、装置を安
価に製造できる。また、装置がコンパクトで嵩
張らないので携帯に便利で、高所での作業もし
やすく、迅速にできる。
(b) 同軸ケーブルへのブツシングの圧入作業が窓
部から圧入状態を確認しながらできるので、作
業が容易確実にできる。
(c) 同軸ケーブルを挾持固定する挾持部に弾性素
材を使用しているので、固定する際に同軸ケー
ブルを傷付けることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例のホルダー体を開いた状態を
示す斜視図、第2図はホルダー体を閉めた状態を
示す斜視図、第3図はアダプタホルダーの取付け
方法を示す説明図、第4図は使用状態を示す断面
図である。 A……ブツシング圧入器具、1……ホルダー
体、11……ホルダー台、12……ホルダー蓋、
13……窓部、14,15……挾持体、19……
ヒンジ、2……打撃体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要の長さの管体を縦割り分割した形状の二個
    のホルダー部材をヒンジを介し開閉自在に連結し
    てホルダー体が形成されており、該ホルダー体の
    一端部には同軸ケーブルを挾持固定する挾持部が
    設けられ、該挾持部には弾性素材が用いられてお
    り、他端部には挾持される同軸ケーブルとほぼ同
    軸方向に出入摺動可能で、ブツシングを同軸ケー
    ブルに圧入する打撃体が取付けられており、前記
    ホルダー体には前記打撃体の先端の圧入部を外部
    から目視可能な窓部が設けられていることを特徴
    とする同軸ケーブル用ブツシング圧入器具。
JP1986122702U 1986-08-08 1986-08-08 Expired JPH037907Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986122702U JPH037907Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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JP1986122702U JPH037907Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Publication Number Publication Date
JPS6328281U JPS6328281U (ja) 1988-02-24
JPH037907Y2 true JPH037907Y2 (ja) 1991-02-27

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ID=31013142

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JP1986122702U Expired JPH037907Y2 (ja) 1986-08-08 1986-08-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118665A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 株式会社典雅 射精促進装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5099481U (ja) * 1974-01-16 1975-08-18
JPS6134702Y2 (ja) * 1981-05-15 1986-10-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011118665A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 株式会社典雅 射精促進装置

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JPS6328281U (ja) 1988-02-24

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