JPH0378806B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0378806B2 JPH0378806B2 JP61106929A JP10692986A JPH0378806B2 JP H0378806 B2 JPH0378806 B2 JP H0378806B2 JP 61106929 A JP61106929 A JP 61106929A JP 10692986 A JP10692986 A JP 10692986A JP H0378806 B2 JPH0378806 B2 JP H0378806B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- circuit
- area
- switch
- receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この発明は、レピータ装置、特に1本のアンテ
ナで中継できない2つのエリアを中継するための
レピータ装置に関するものである。
ナで中継できない2つのエリアを中継するための
レピータ装置に関するものである。
「従来技術とその問題点」
レピータ装置は、通常高い山等の電波伝搬上の
障壁がある場合にその山の頂上に設置して両エリ
アの中継を行うものであつて、1本のアンテナで
送受両用を兼ねている。しかしながら、例えば一
方のエリアが地上であつて他方のエリアが地下で
あるような場合には、1本のアンテナで両エリア
を中継することは不可能である。
障壁がある場合にその山の頂上に設置して両エリ
アの中継を行うものであつて、1本のアンテナで
送受両用を兼ねている。しかしながら、例えば一
方のエリアが地上であつて他方のエリアが地下で
あるような場合には、1本のアンテナで両エリア
を中継することは不可能である。
一方、特開昭57−87633号公報には、2本のア
ンテナを備えた中継回路(レピータ装置)が開示
されている。しかしながら、ここに開示されてい
る中継回路は上記各アンテナに対応して送信機と
受信機を備える構成、すなわち、2組の送信機と
受信機を用いる構成となつており、コスト的、ス
ペース的なデメリツトが大きい。
ンテナを備えた中継回路(レピータ装置)が開示
されている。しかしながら、ここに開示されてい
る中継回路は上記各アンテナに対応して送信機と
受信機を備える構成、すなわち、2組の送信機と
受信機を用いる構成となつており、コスト的、ス
ペース的なデメリツトが大きい。
「発明の目的」
この発明は上記従来の事情に鑑みて提案された
ものであつて1本のアンテナで中継できない2つ
のエリアを中継できるレピータ装置を得ることを
目的とするものである。
ものであつて1本のアンテナで中継できない2つ
のエリアを中継できるレピータ装置を得ることを
目的とするものである。
「発明の構成」
上記目的を達成するためにこの発明は、以下の
ような手段を採用している。すなわち、相互に1
本のアンテナで中継できない2つのエリアにそれ
ぞれに配設されるべきアンテナと、一対の送信回
路及び受信回路と、一方のエリアにあるアンテナ
を受信用、他のエリアにあるアンテナを送信用と
する状態とその逆の状態に切換えるスイツチ手段
と、受信回路の出力レベルを検出するスレツシヨ
ルド検出回路と、このスレツシヨルド検出回路
が、所定のレベルを検出していないときには上記
スイツチ手段を所定周波数で上記2つの状態に交
互に切換え、所定レベルを検出しているときには
スイツチ手段の動作をその状態で停止するスイツ
チ切換タイミング回路とよりなるレピータ装置を
備えている。
ような手段を採用している。すなわち、相互に1
本のアンテナで中継できない2つのエリアにそれ
ぞれに配設されるべきアンテナと、一対の送信回
路及び受信回路と、一方のエリアにあるアンテナ
を受信用、他のエリアにあるアンテナを送信用と
する状態とその逆の状態に切換えるスイツチ手段
と、受信回路の出力レベルを検出するスレツシヨ
ルド検出回路と、このスレツシヨルド検出回路
が、所定のレベルを検出していないときには上記
スイツチ手段を所定周波数で上記2つの状態に交
互に切換え、所定レベルを検出しているときには
スイツチ手段の動作をその状態で停止するスイツ
チ切換タイミング回路とよりなるレピータ装置を
備えている。
「実施例」
第1図はこの発明の一実施例を示すものであ
る。エリアとエリアは例えば地上と地下のよ
うに相互に視界のきかないエリアである。その2
つのエリアのそれぞれにアンテナ1,2が配設さ
れ、それらのアンテナは2つのスイツチSW1,
SW2のそれぞれ選択端子に入力されている。スイ
ツチSW1の固定端子は送信回路3の出力端子に接
続され、またスイツチSW2の固定端子は受信回路
4の入力端子に接続されている。これによりスイ
ツチSW2から入力された受信信号は受信回路4で
検波された後、送信回路3で相手局の受信周波数
に合うように周波数変換されると同時に適度のレ
ベル調整がなされて上記スイツチSW1に出力され
る。
る。エリアとエリアは例えば地上と地下のよ
うに相互に視界のきかないエリアである。その2
つのエリアのそれぞれにアンテナ1,2が配設さ
れ、それらのアンテナは2つのスイツチSW1,
SW2のそれぞれ選択端子に入力されている。スイ
ツチSW1の固定端子は送信回路3の出力端子に接
続され、またスイツチSW2の固定端子は受信回路
4の入力端子に接続されている。これによりスイ
ツチSW2から入力された受信信号は受信回路4で
検波された後、送信回路3で相手局の受信周波数
に合うように周波数変換されると同時に適度のレ
ベル調整がなされて上記スイツチSW1に出力され
る。
受信回路4の出力はスレツシヨルド検出回路5
にも入力され、このスレツシヨルド検出回路5の
出力は更に上記2つのスイツチSW1,SW2を制御
するスイツチ切換タイミング回路6に入力されて
いる。これにより受信回路4から一定レベル以下
の出力しかないとき、即ち、雑音レベル程度であ
るときには、スレツシヨルド検出回路5はスイツ
チ切換タイミング回路6内の発振器(図示せず)
を作動させて所定周波数(例えば100Hz程度)の
スイツチ制御信号を、上記各スイツチSW1,SW2
に出力する。スイツチSW1,SW2の選択端子は、
このスイツチ制御信号により一方がアンテナ1に
接続されるときには他方がアンテナ2に接続さ
れ、また一方がアンテナ2に接続されるときには
他方がアンテナ1に接続されるように連動して、
上記周波数に対応する周期で切換えられるように
なつている。即ち、エリア,の何れにある局
からも電波が発射されないときには、一方のエリ
アにあるアンテナを受信用、他方のエリアにある
アンテナを送信用とする状態と、その逆の状態と
を交互に切換えられる状態が形成されるのであ
る。
にも入力され、このスレツシヨルド検出回路5の
出力は更に上記2つのスイツチSW1,SW2を制御
するスイツチ切換タイミング回路6に入力されて
いる。これにより受信回路4から一定レベル以下
の出力しかないとき、即ち、雑音レベル程度であ
るときには、スレツシヨルド検出回路5はスイツ
チ切換タイミング回路6内の発振器(図示せず)
を作動させて所定周波数(例えば100Hz程度)の
スイツチ制御信号を、上記各スイツチSW1,SW2
に出力する。スイツチSW1,SW2の選択端子は、
このスイツチ制御信号により一方がアンテナ1に
接続されるときには他方がアンテナ2に接続さ
れ、また一方がアンテナ2に接続されるときには
他方がアンテナ1に接続されるように連動して、
上記周波数に対応する周期で切換えられるように
なつている。即ち、エリア,の何れにある局
からも電波が発射されないときには、一方のエリ
アにあるアンテナを受信用、他方のエリアにある
アンテナを送信用とする状態と、その逆の状態と
を交互に切換えられる状態が形成されるのであ
る。
一方、受信回路4から一定レベル以上の出力が
あるとき、即ち、アンテナ1か2が何れかのエリ
アにある局から発射された電波を受信していると
きには、スレツシヨルド検出回路5の出力によつ
て、スイツチ切換タイミング回路6はその発振を
停止し、スイツチSW1,SW2はその接続状態を保
持する。即ち、いまエリアにある局から電波の
発射があつた場合を仮定すると、アンテナ1が受
信アンテナとなり、受信信号はスイツチSW2を介
して受信回路4に入力され、更に送信回路3とス
イツチSW1を介してエリアにある局の周波数に
適合した電波となり、アンテナ2から発射される
状態を維持するのであり、またエリアからの電
波の発射があるときには、上記の逆の状態を維持
するのである。
あるとき、即ち、アンテナ1か2が何れかのエリ
アにある局から発射された電波を受信していると
きには、スレツシヨルド検出回路5の出力によつ
て、スイツチ切換タイミング回路6はその発振を
停止し、スイツチSW1,SW2はその接続状態を保
持する。即ち、いまエリアにある局から電波の
発射があつた場合を仮定すると、アンテナ1が受
信アンテナとなり、受信信号はスイツチSW2を介
して受信回路4に入力され、更に送信回路3とス
イツチSW1を介してエリアにある局の周波数に
適合した電波となり、アンテナ2から発射される
状態を維持するのであり、またエリアからの電
波の発射があるときには、上記の逆の状態を維持
するのである。
これによりエリアからエリアへ、あるいは
エリアからエリアへの送受信が行なえる状態
が形成されるのである。
エリアからエリアへの送受信が行なえる状態
が形成されるのである。
「発明の効果」
以上説明したように、この発明は2つのエリア
に配置されたアンテナをエリアの状態に応じて選
択的に送信用、受信用に切換し、いずれか一方の
エリアにある局から電波の発射があつたときには
上記切換え動作を停止して、2つのエリア間の送
受信状態を保持するようにしているので、1本の
アンテナで中継できない2つのエリアを中継する
ことができる効果がある。
に配置されたアンテナをエリアの状態に応じて選
択的に送信用、受信用に切換し、いずれか一方の
エリアにある局から電波の発射があつたときには
上記切換え動作を停止して、2つのエリア間の送
受信状態を保持するようにしているので、1本の
アンテナで中継できない2つのエリアを中継する
ことができる効果がある。
更に、2本のアンテナに対して1組の送信機と
受信機しか用いてないので、コスト的、スペース
的なメリツトが非常に大きい効果がある。
受信機しか用いてないので、コスト的、スペース
的なメリツトが非常に大きい効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロツク図
である。 図中、1,2……アンテナ、3……受信回路、
4……送信回路、5……スレツシヨルド検出回
路、6……スイツチ切換タイミング回路、SW1,
SW2……スイツチ(スイツチ手段)、,……
エリア。
である。 図中、1,2……アンテナ、3……受信回路、
4……送信回路、5……スレツシヨルド検出回
路、6……スイツチ切換タイミング回路、SW1,
SW2……スイツチ(スイツチ手段)、,……
エリア。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 相互に1本のアンテナで中継できない2つの
エリアにそれぞれに配設されるべきアンテナと、 一対の送信回路及び受信回路と、 一方のエリアにあるアンテナを受信用、他のエ
リアにあるアンテナを送信用とする状態とその逆
の状態に切換えるスイツチ手段と、 受信回路の出力レベルを検出するスレツシヨル
ド検出回路と、 このスレツシヨルド検出回路が、所定のレベル
を検出していないときには上記スイツチ手段を所
定周波数で上記2つの状態に交互に切換え、所定
レベルを検出しているときにはスイツチ手段の動
作をその状態で停止するスイツチ切換タイミング
回路と よりなるレピータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10692986A JPS62263726A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | レピ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10692986A JPS62263726A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | レピ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62263726A JPS62263726A (ja) | 1987-11-16 |
JPH0378806B2 true JPH0378806B2 (ja) | 1991-12-16 |
Family
ID=14446094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10692986A Granted JPS62263726A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | レピ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62263726A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102457743B1 (ko) * | 2021-03-22 | 2022-10-21 | 박기종 | 다중 경로 중계기 및 이를 포함하는 신호 중계 시스템 |
KR102457742B1 (ko) * | 2021-03-22 | 2022-10-21 | 박기종 | 다중 경로를 이용한 신호 중계 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5787633A (en) * | 1980-11-21 | 1982-06-01 | Hitachi Denshi Ltd | Automatic relay system |
-
1986
- 1986-05-09 JP JP10692986A patent/JPS62263726A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5787633A (en) * | 1980-11-21 | 1982-06-01 | Hitachi Denshi Ltd | Automatic relay system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62263726A (ja) | 1987-11-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |