JPH037844Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH037844Y2 JPH037844Y2 JP1984190473U JP19047384U JPH037844Y2 JP H037844 Y2 JPH037844 Y2 JP H037844Y2 JP 1984190473 U JP1984190473 U JP 1984190473U JP 19047384 U JP19047384 U JP 19047384U JP H037844 Y2 JPH037844 Y2 JP H037844Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- child
- strands
- wire
- wires
- stranded wire
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- Expired
Links
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 19
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 11
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 10
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Insulated Conductors (AREA)
- Communication Cables (AREA)
- Processes Specially Adapted For Manufacturing Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、例えばオーデイオ機器の内部配線と
して使用される、絶縁電線を構成する導体、特に
可撓性に優れ、端末処理性に優れ、さらに撚線作
業を簡略化した複合撚線導体の改良に係わるもの
である。
して使用される、絶縁電線を構成する導体、特に
可撓性に優れ、端末処理性に優れ、さらに撚線作
業を簡略化した複合撚線導体の改良に係わるもの
である。
オーデイオ機器の内部配線として使用される絶
縁電線としては、電気特性は勿論のこと、可撓性
および端末処理性の優れていることが要求されて
いる。 絶縁電線の可撓性の要求には、導体とし
て撚線の使用が好ましく、撚線としては、集合撚
線、同心撚線および複合撚線が使用されている。
縁電線としては、電気特性は勿論のこと、可撓性
および端末処理性の優れていることが要求されて
いる。 絶縁電線の可撓性の要求には、導体とし
て撚線の使用が好ましく、撚線としては、集合撚
線、同心撚線および複合撚線が使用されている。
集合撚線は、導体素線を単に集合しただけの構
造であり、可撓性が優れている半面、素線がバラ
バラとなり、形状の保持が難しく、また、端末処
理の際もバラバラとなるため端末処理性が悪い。
造であり、可撓性が優れている半面、素線がバラ
バラとなり、形状の保持が難しく、また、端末処
理の際もバラバラとなるため端末処理性が悪い。
同心撚線は、素線を撚合わせるために送出し装
置を回転させなければならないため、撚合わせ装
置が大掛かりとなり、多数の素線を撚合わせる場
合不都合である。
置を回転させなければならないため、撚合わせ装
置が大掛かりとなり、多数の素線を撚合わせる場
合不都合である。
これに対して複合撚線は子撚線をさらに撚合わ
せれば良いため設備的には同心よりよりも優れて
おり、複合撚線の使用が検討されている。
せれば良いため設備的には同心よりよりも優れて
おり、複合撚線の使用が検討されている。
従来、複合同心撚線は、一旦、子撚線を作業
し、これを同心状に集合して撚線導体としてい
る。
し、これを同心状に集合して撚線導体としてい
る。
この場合、同心形状に整えるため、子撚と親撚
の撚方向は、通常逆方向となつている。
の撚方向は、通常逆方向となつている。
例えば、親撚がS撚の場合、子撚はZ撚となつ
ている。
ている。
ところで、前記した従来の複合撚線は、子撚作
業に多くの時間を費している。
業に多くの時間を費している。
ここで、子撚と親撚を1工程(1回)で作成す
ることができれば、子撚に費される時間が省略さ
れ有意である。
ることができれば、子撚に費される時間が省略さ
れ有意である。
しかし同方向、同心で子、親を撚る場合は、撚
ピツチが同一となつてしまうため、複合撚線には
ならず、集合撚線になつてしまう欠点があつた。
ピツチが同一となつてしまうため、複合撚線には
ならず、集合撚線になつてしまう欠点があつた。
本考案の目的は、前記した従来技術の欠点を解
消し、子撚と親撚の形状を保ちつつ、子、親とも
同方向で同時に撚線作業のできる、改良された複
合撚線を提供することにある。
消し、子撚と親撚の形状を保ちつつ、子、親とも
同方向で同時に撚線作業のできる、改良された複
合撚線を提供することにある。
すなわち、本考案の要旨とするところは、導体
素線を複数本撚合わせて子撚線とし、該子撚線を
複数本撚合わせて親撚線とした複合撚線におい
て、上記子撚線と親撚線を同一方向に撚合わせる
と共に、子撚線として、子撚線と同一素線を用い
て粗巻して構成されたことを特徴とする複合撚線
にある。
素線を複数本撚合わせて子撚線とし、該子撚線を
複数本撚合わせて親撚線とした複合撚線におい
て、上記子撚線と親撚線を同一方向に撚合わせる
と共に、子撚線として、子撚線と同一素線を用い
て粗巻して構成されたことを特徴とする複合撚線
にある。
本考案において、子、親を同方向でかつ同時に
撚ると、すなわち一度撚の場合、それぞれのピツ
チは、同一で撚られるが、子撚線を、子撚素線を
用いて粗巻し、然る後集合することにより、子撚
と親撚の形状が保たれ、複合撚線が形成されるも
のである。
撚ると、すなわち一度撚の場合、それぞれのピツ
チは、同一で撚られるが、子撚線を、子撚素線を
用いて粗巻し、然る後集合することにより、子撚
と親撚の形状が保たれ、複合撚線が形成されるも
のである。
次に本考案複合撚線の一実施例を、添附図面を
参照してさらに説明する。
参照してさらに説明する。
第2図は、本考案複合撚線を製造する装置の一
例を示すもので、1は素線送出し装置であり、素
線2を送出すものである。
例を示すもので、1は素線送出し装置であり、素
線2を送出すものである。
3はこの様にして送出された複数本の素線2を
集合するための子撚ダイスであり、子撚された素
線の外周にはさらに粗巻装置4により粗巻素線5
が施され子撚線6がまず成形される。
集合するための子撚ダイスであり、子撚された素
線の外周にはさらに粗巻装置4により粗巻素線5
が施され子撚線6がまず成形される。
次にこの様にして成形された子撚線6は、さら
に複数本が親撚集合板8および親撚ダイス9によ
り集合され、親撚線7を構成し、回転型巻取装置
10に巻き取られる。
に複数本が親撚集合板8および親撚ダイス9によ
り集合され、親撚線7を構成し、回転型巻取装置
10に巻き取られる。
第1図はこの様にして製造された複合撚線を示
すものである。
すものである。
本実施例において、粗巻素線は子撚に使用され
る素線と同一のものが使用され、この場合、粗巻
素線も導体素線として使用できる。
る素線と同一のものが使用され、この場合、粗巻
素線も導体素線として使用できる。
粗巻素線として、形状を保持する目的のみか
ら、導体素線と異なる種類の粗巻を使用すること
も考えられるが、この場合、前記した導体と兼用
する方が有利であり、本考案においては、粗巻素
線を子撚素線と同一のものとした。
ら、導体素線と異なる種類の粗巻を使用すること
も考えられるが、この場合、前記した導体と兼用
する方が有利であり、本考案においては、粗巻素
線を子撚素線と同一のものとした。
粗巻本数は1〜3本が適当であるが特に限定さ
れるものではない。
れるものではない。
粗巻の方向は撚方向と同一方向であればその巻
付ピツチを異ならせる必要がある。
付ピツチを異ならせる必要がある。
粗巻方向は撚方向と逆であつても良い。
以上の様にしてなる本考案は、複合撚線の子撚
工程が省略されるため、撚線作業が極めて合理化
された有為な複合撚線の提供を可能としたもので
あり、その実用的価値は非常に大なるものがあ
る。
工程が省略されるため、撚線作業が極めて合理化
された有為な複合撚線の提供を可能としたもので
あり、その実用的価値は非常に大なるものがあ
る。
第1図は、本考案複合撚線の一実施例を示す斜
視説明図、第2図は、本考案複合撚線を製造する
装置の一例を示す説明図である。 1……素線送出し装置、2……素線、3……子
撚ダイス、4……粗巻装置、5……粗巻素線、6
……子撚線、7……親撚線、8……親撚集合板、
9……親撚ダイス、10……回転型巻取装置。
視説明図、第2図は、本考案複合撚線を製造する
装置の一例を示す説明図である。 1……素線送出し装置、2……素線、3……子
撚ダイス、4……粗巻装置、5……粗巻素線、6
……子撚線、7……親撚線、8……親撚集合板、
9……親撚ダイス、10……回転型巻取装置。
Claims (1)
- 導体素線を複数本撚合わせて子撚線とし、該子
撚線を複数本撚合わせて親撚線とした複合撚線に
おいて、上記子撚線と親撚線を同一方向に撚合わ
せると共に、子撚線として、子撚線と同一素線を
用いて粗巻して構成されたことを特徴とする複合
撚線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984190473U JPH037844Y2 (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984190473U JPH037844Y2 (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61104922U JPS61104922U (ja) | 1986-07-03 |
JPH037844Y2 true JPH037844Y2 (ja) | 1991-02-27 |
Family
ID=30747927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984190473U Expired JPH037844Y2 (ja) | 1984-12-14 | 1984-12-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH037844Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013136788A (ja) * | 2006-08-31 | 2013-07-11 | Hitachi Cable Ltd | 可とう性非ハロゲン電線 |
JP5935343B2 (ja) | 2012-01-19 | 2016-06-15 | 住友電気工業株式会社 | ケーブル |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750323A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-24 | Toshiba Corp | Video signal recording and reproducing device |
-
1984
- 1984-12-14 JP JP1984190473U patent/JPH037844Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5750323A (en) * | 1980-09-08 | 1982-03-24 | Toshiba Corp | Video signal recording and reproducing device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61104922U (ja) | 1986-07-03 |
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