JPH0378108A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH0378108A JPH0378108A JP21351389A JP21351389A JPH0378108A JP H0378108 A JPH0378108 A JP H0378108A JP 21351389 A JP21351389 A JP 21351389A JP 21351389 A JP21351389 A JP 21351389A JP H0378108 A JPH0378108 A JP H0378108A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- magnetic
- curvature
- radius
- head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野1
この発明は、ディジタルオーディオテープレコーダやビ
デオテープレコーダなどに適用されるもので、磁気テー
プに情報を斜めに分割して記録し再生する回転ヘッド式
の磁気記録再生装置に関するものである。
デオテープレコーダなどに適用されるもので、磁気テー
プに情報を斜めに分割して記録し再生する回転ヘッド式
の磁気記録再生装置に関するものである。
[従来の技術]
第3図は例えばディジタルオーディオチーブレコーダな
どの磁気記録再生装置の一般的な構成を示す平面図であ
る。同図において、(10)はカセット、(11)は供
給側リール、(12)は巻取側リール、(13)は磁気
テープであり、実線がテープの巻き始めの状態、点線が
巻き終わりの状態を示す。
どの磁気記録再生装置の一般的な構成を示す平面図であ
る。同図において、(10)はカセット、(11)は供
給側リール、(12)は巻取側リール、(13)は磁気
テープであり、実線がテープの巻き始めの状態、点線が
巻き終わりの状態を示す。
(21)は上記磁気テープ(I3)の走行ガイド、(2
2)は上記磁気テープ(13)の張力を制御するように
揺動可能に設けられた張力制御ガイド、(23)はガイ
ドローラ、(24)はスラントガイド、(25)は一定
速度で回転するキャプスタン、(26)は上記磁気テー
プ(13)を上記キャプスタン(25)に押しつけて摩
擦走行させるピンチローラ、(30)は回転ヘッドドラ
ムである。
2)は上記磁気テープ(13)の張力を制御するように
揺動可能に設けられた張力制御ガイド、(23)はガイ
ドローラ、(24)はスラントガイド、(25)は一定
速度で回転するキャプスタン、(26)は上記磁気テー
プ(13)を上記キャプスタン(25)に押しつけて摩
擦走行させるピンチローラ、(30)は回転ヘッドドラ
ムである。
第4図は上記回転ヘッドドラム(30)の構成を示す斜
視図である。同図において、(31)は回転ドラム、(
32)は固定ドラム、(33)は磁気ヘッド、(34)
は上記回転ドラム(31)に設けられた窓、(35)は
上記固定ドラム(32)に設けられたリード溝である。
視図である。同図において、(31)は回転ドラム、(
32)は固定ドラム、(33)は磁気ヘッド、(34)
は上記回転ドラム(31)に設けられた窓、(35)は
上記固定ドラム(32)に設けられたリード溝である。
また、矢印(100)は磁気ヘッド(33)の走査方向
、矢印(IQI)は磁気ヘッド(33)の幅方向である
。
、矢印(IQI)は磁気ヘッド(33)の幅方向である
。
第5図は上記磁気ヘッド(33)の構成を示す図であり
、同図(a)は磁気ヘッド(33)をその幅方向(10
1)からみた平面図、同図(b)は磁気ヘッド(33)
をその走査方向(10G)からみた側面図である。同図
において、 (3B)は磁気ヘッド本体(33A)に巻
かれたコイル、 (37)はギャップ、(R1)は上記
ギャップ(37)を含む磁気ヘッド(33)の走査方向
(100)の先端形状を示す磁気ヘッド走査方向の曲率
半径、(R1)は上記ギャップ(37)を含む磁気ヘッ
ド(33)の幅方向(101)の先端形状を表わす磁気
ヘッド幅方向の曲率半径である。
、同図(a)は磁気ヘッド(33)をその幅方向(10
1)からみた平面図、同図(b)は磁気ヘッド(33)
をその走査方向(10G)からみた側面図である。同図
において、 (3B)は磁気ヘッド本体(33A)に巻
かれたコイル、 (37)はギャップ、(R1)は上記
ギャップ(37)を含む磁気ヘッド(33)の走査方向
(100)の先端形状を示す磁気ヘッド走査方向の曲率
半径、(R1)は上記ギャップ(37)を含む磁気ヘッ
ド(33)の幅方向(101)の先端形状を表わす磁気
ヘッド幅方向の曲率半径である。
第6図は上記磁気ヘッド(33)の走査方向(100)
もしくは磁気ヘッド(33)の幅方向(101)での上
記磁気ヘッド(33)と磁気テープ(13)の接触状態
を表わす模式図であり、同図(a)は上記ギャップ(3
7)を含む磁気ヘッド(33)の先端近傍に磁気テープ
(13)が強く接触している状態を示し、同図(b)は
磁気ヘッド(33)の全体に磁気テープ(I3)が均一
に接触している状態を示し、同図(c)は磁気ヘッド(
33)の周辺に磁気テープ(13)が強く接触している
状態を示す。
もしくは磁気ヘッド(33)の幅方向(101)での上
記磁気ヘッド(33)と磁気テープ(13)の接触状態
を表わす模式図であり、同図(a)は上記ギャップ(3
7)を含む磁気ヘッド(33)の先端近傍に磁気テープ
(13)が強く接触している状態を示し、同図(b)は
磁気ヘッド(33)の全体に磁気テープ(I3)が均一
に接触している状態を示し、同図(c)は磁気ヘッド(
33)の周辺に磁気テープ(13)が強く接触している
状態を示す。
第7図は上記第3図で示した構成の磁気記録再生装置に
よる再生出力波形の模式図であり、同図(a)は磁気ヘ
ッド(33)と磁気テープ(13)との接触状態が良好
な場合の再生出力波形、同図(b)は磁気ヘッド(33
)と磁気テープ(13)との接触状態が良好でない場合
の再生出力波形の一例を示す。
よる再生出力波形の模式図であり、同図(a)は磁気ヘ
ッド(33)と磁気テープ(13)との接触状態が良好
な場合の再生出力波形、同図(b)は磁気ヘッド(33
)と磁気テープ(13)との接触状態が良好でない場合
の再生出力波形の一例を示す。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
カセット(10)内にある磁気テープ(13)がローデ
ィング機構(図示せず)により、カセツ) (10)か
ら引き出されて、第3図に示すようなテープ走行系が構
成される。この状態で、リールモータ(図示せず)が駆
動されることにより、磁気テープ(I3)が供給側リー
ル(11)から各種ガイド(21) 。
ィング機構(図示せず)により、カセツ) (10)か
ら引き出されて、第3図に示すようなテープ走行系が構
成される。この状態で、リールモータ(図示せず)が駆
動されることにより、磁気テープ(I3)が供給側リー
ル(11)から各種ガイド(21) 。
(22) 、 (23) 、 (24)、回転ヘッドド
ラム(30)を経て、一定速度で回転するキャプスタン
(25)にピンチローラ(28)で押しつけられること
により摩擦走行され、巻取側リール(12)に巻き取ら
れる。
ラム(30)を経て、一定速度で回転するキャプスタン
(25)にピンチローラ(28)で押しつけられること
により摩擦走行され、巻取側リール(12)に巻き取ら
れる。
こ。とき、回転ヘッドドラム(3o)上において、磁気
テープ(13)は固定ドラム(32)の表面に設けられ
たリード溝(35)に沿って走行され、同時に磁気ヘッ
ド(33)は回転ドラム(3りの回転にともない回転さ
れ、走行する磁気テープ(13)に当接しながら、ヘリ
カル走査して磁気テープ(13)に情報信号を記録した
り、磁気テープ(13)から記録された情報信号を再生
する。
テープ(13)は固定ドラム(32)の表面に設けられ
たリード溝(35)に沿って走行され、同時に磁気ヘッ
ド(33)は回転ドラム(3りの回転にともない回転さ
れ、走行する磁気テープ(13)に当接しながら、ヘリ
カル走査して磁気テープ(13)に情報信号を記録した
り、磁気テープ(13)から記録された情報信号を再生
する。
ギャップ(37)を含む磁気ヘッド(33)の先端形状
により磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)との接
触状態は第6図(a)〜(C)に示すように変化する。
により磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)との接
触状態は第6図(a)〜(C)に示すように変化する。
磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)が第6図(a
)に示すように、ギャップ(37)を含む磁気ヘッド(
33)の先端近傍で強く接触している場合、回転ヘッド
ドラム(30)への磁気テープ(13)の巻付は位置に
より磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)との接触
状態が変化しやすく、再生出力波形も第7図(a)に示
すように、良好な再生出力波形が得られたり、第7図(
b)に示すように、良好でない再生出力波形が得られた
りする。
)に示すように、ギャップ(37)を含む磁気ヘッド(
33)の先端近傍で強く接触している場合、回転ヘッド
ドラム(30)への磁気テープ(13)の巻付は位置に
より磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)との接触
状態が変化しやすく、再生出力波形も第7図(a)に示
すように、良好な再生出力波形が得られたり、第7図(
b)に示すように、良好でない再生出力波形が得られた
りする。
また、磁気ヘッド(33)の先端近傍のみが強く摺動さ
れるので、磁気ヘッド(33)の摩耗が磁気ヘッド先端
近傍のみで進行し、結果としてギャップ(37)を含む
磁気ヘッド(33)の先端形状の変化が大きくなる。こ
のようにギャップ(37)を含む磁気ヘッド(33)の
先端形状が変化すると、磁気テープ(13)と磁気ヘッ
ド(33)との接触状態が変化するので、再生出力レベ
ルおよび再生出力波形が変化しやすい、また、磁気ヘッ
ド(33)の回転ドラム(31)に対する取付は姿勢が
慈く、ギャップ(37)と磁気ヘッド(33)の頂点が
一致していない場合、再生出力波形は第7図(b)のよ
うになりやすい。
れるので、磁気ヘッド(33)の摩耗が磁気ヘッド先端
近傍のみで進行し、結果としてギャップ(37)を含む
磁気ヘッド(33)の先端形状の変化が大きくなる。こ
のようにギャップ(37)を含む磁気ヘッド(33)の
先端形状が変化すると、磁気テープ(13)と磁気ヘッ
ド(33)との接触状態が変化するので、再生出力レベ
ルおよび再生出力波形が変化しやすい、また、磁気ヘッ
ド(33)の回転ドラム(31)に対する取付は姿勢が
慈く、ギャップ(37)と磁気ヘッド(33)の頂点が
一致していない場合、再生出力波形は第7図(b)のよ
うになりやすい。
一方、磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)との接
触状態が第6図(b)に示すように、磁気ヘッド(33
)の全体で均一に接触している場合、磁気記録再生装置
の使用初期状態から、第7図(a)に示すように、良好
な再生出力波形が得られる。また、磁気ヘッド(33)
と磁気テープ(13)との摺動は磁気ヘッド(33)の
ほぼ全体でおこるので、磁気ヘッド(33)の摩耗は磁
気ヘッド(33)のほぼ全体で均一にすすみ、その結果
として、摩耗による磁気ヘッド(33)の先端形状の変
化は小さい。
触状態が第6図(b)に示すように、磁気ヘッド(33
)の全体で均一に接触している場合、磁気記録再生装置
の使用初期状態から、第7図(a)に示すように、良好
な再生出力波形が得られる。また、磁気ヘッド(33)
と磁気テープ(13)との摺動は磁気ヘッド(33)の
ほぼ全体でおこるので、磁気ヘッド(33)の摩耗は磁
気ヘッド(33)のほぼ全体で均一にすすみ、その結果
として、摩耗による磁気ヘッド(33)の先端形状の変
化は小さい。
すなわち、使用初期状態から磁気記録再生装置の使用保
証期間の絆了まで、磁気テープ(13)と磁気ヘッド(
33)との接触状態は良好で、第7図(a)に示すよう
な再生出力波形が得られる。
証期間の絆了まで、磁気テープ(13)と磁気ヘッド(
33)との接触状態は良好で、第7図(a)に示すよう
な再生出力波形が得られる。
さらに、磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)との
接触状態が第6図(c)に示すように、磁気テープ(1
3)と磁気ヘッド(33)の周辺で強く接触している場
合、ギャップ(37)を含む磁気ヘッド(33)の先端
近傍での接触が弱く、スペーシングロスが発生しやすく
なり、第7図(b)に示すように、良好な再生出力波形
が得られない。
接触状態が第6図(c)に示すように、磁気テープ(1
3)と磁気ヘッド(33)の周辺で強く接触している場
合、ギャップ(37)を含む磁気ヘッド(33)の先端
近傍での接触が弱く、スペーシングロスが発生しやすく
なり、第7図(b)に示すように、良好な再生出力波形
が得られない。
[発明が解決しようとする課題]
従来の磁気記録再生装置は以上のように構成されている
ので、使用初期状態において、再生出力波形が良好かど
うかの予測ができず、また使用初期状態で良好な再生出
力波形が得られていても、磁気ヘッドの摩耗により出力
不良となる場合かあつた。
ので、使用初期状態において、再生出力波形が良好かど
うかの予測ができず、また使用初期状態で良好な再生出
力波形が得られていても、磁気ヘッドの摩耗により出力
不良となる場合かあつた。
また、使用初期状j急で良好な再生出力波形を得るため
に、エージングをおこなって、強制的に磁気ヘッドを摩
耗させ磁気テープと磁気ヘッドの先端部分とがほぼ均一
に接触する磁気ヘッドの先端形状にする必要があるけれ
ども、このようにエージングをおこなうことにより磁気
ヘッドの使用可能時間が短縮されるなどの問題があった
。
に、エージングをおこなって、強制的に磁気ヘッドを摩
耗させ磁気テープと磁気ヘッドの先端部分とがほぼ均一
に接触する磁気ヘッドの先端形状にする必要があるけれ
ども、このようにエージングをおこなうことにより磁気
ヘッドの使用可能時間が短縮されるなどの問題があった
。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、磁気ヘッドの先端形状の変化が小さく、かつ
磁気ヘッドの使用可能時間が長いうえに、使用初期状態
から磁気ヘッドが摩耗した後まで安定して良好な再生出
力波形を得ることができる磁気記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
たもので、磁気ヘッドの先端形状の変化が小さく、かつ
磁気ヘッドの使用可能時間が長いうえに、使用初期状態
から磁気ヘッドが摩耗した後まで安定して良好な再生出
力波形を得ることができる磁気記録再生装置を提供する
ことを目的とする。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る磁気記録再生装置は、lIi気ヘッドの
ギャップを含む磁気ヘッド先端近傍の形状を表わす磁気
ヘッド走査方向の曲率半径の値と磁気ヘッドの幅方向の
曲率半径の値とを1両曲率半径の積が、ある−・定の範
囲の値から選択された値となるように設定されているこ
とを特徴とする。
ギャップを含む磁気ヘッド先端近傍の形状を表わす磁気
ヘッド走査方向の曲率半径の値と磁気ヘッドの幅方向の
曲率半径の値とを1両曲率半径の積が、ある−・定の範
囲の値から選択された値となるように設定されているこ
とを特徴とする。
[作用]
この発明によれば、&n気ヘッドのギャップを含む磁気
ヘッド先端部の形状が磁気テープと磁気ヘッドのすべて
の接触部分において均一な接触状態となるので、磁気テ
ープと磁気ヘッドの摺動による摩耗にともなう磁気ヘッ
ド先端部の形状変化を少なくすることが1能となる。こ
れにより、使用初期状態から使用初期状態rまでの長い
期間にわたり、安定して良好な再生出力波形を得ること
ができる。
ヘッド先端部の形状が磁気テープと磁気ヘッドのすべて
の接触部分において均一な接触状態となるので、磁気テ
ープと磁気ヘッドの摺動による摩耗にともなう磁気ヘッ
ド先端部の形状変化を少なくすることが1能となる。こ
れにより、使用初期状態から使用初期状態rまでの長い
期間にわたり、安定して良好な再生出力波形を得ること
ができる。
[発明の実施例]
以ド、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明する
。
。
なお、磁気記録再生装置の一般的な構成は第3図に示す
通りであり、また1回転ヘッドドラム(30)の構成お
よび磁気ヘッド(33)の構成は第4図および第5図に
示す通りであるため、これら各図は省略する。
通りであり、また1回転ヘッドドラム(30)の構成お
よび磁気ヘッド(33)の構成は第4図および第5図に
示す通りであるため、これら各図は省略する。
第1図は磁気記録再生装置に搭載される磁気ヘッド(3
3)のギャップ(37)を含むヘッド先端近傍の形状を
表わす特性図である。同図において、(Rx)はギャッ
プ(37)を含む磁気ヘッド(33)の走査方向(10
0)の先端形状を表わす磁気ヘッド走査方向の曲率半径
、(Ry)はギャップ(37)を含む磁気ヘッド(33
)の幅方向(101)の先端形状を表わす磁気ヘッド幅
方向の曲率半径である。
3)のギャップ(37)を含むヘッド先端近傍の形状を
表わす特性図である。同図において、(Rx)はギャッ
プ(37)を含む磁気ヘッド(33)の走査方向(10
0)の先端形状を表わす磁気ヘッド走査方向の曲率半径
、(Ry)はギャップ(37)を含む磁気ヘッド(33
)の幅方向(101)の先端形状を表わす磁気ヘッド幅
方向の曲率半径である。
(200)は磁気ヘッド走査方向の曲率半径(Rx)と
磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の相関を表わす双
曲線、Oは上記の双曲線(200)から離れた磁気ヘッ
ド走査方向の曲率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲
率半径(Ry)の値を示す点、・は上記の双曲線(20
0)近傍の磁気ヘッド走査方向の曲率半径(RX)と磁
気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の値を示す点である
。
磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の相関を表わす双
曲線、Oは上記の双曲線(200)から離れた磁気ヘッ
ド走査方向の曲率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲
率半径(Ry)の値を示す点、・は上記の双曲線(20
0)近傍の磁気ヘッド走査方向の曲率半径(RX)と磁
気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の値を示す点である
。
第2図は磁気ヘッド走査方向の曲率半径(Rx)と磁気
ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の相関を示す特性図で
、磁気ヘッド走査方向の曲率半径(Rx)と磁気ヘッド
幅方向の曲率半径(Ry)のそれぞれの値の積が4およ
び9となる双曲線を破線で示してあり、Aは上記Rx
−Ry=4およびRx−Ry=9を示す2つの双曲線に
囲まれる領域である。
ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の相関を示す特性図で
、磁気ヘッド走査方向の曲率半径(Rx)と磁気ヘッド
幅方向の曲率半径(Ry)のそれぞれの値の積が4およ
び9となる双曲線を破線で示してあり、Aは上記Rx
−Ry=4およびRx−Ry=9を示す2つの双曲線に
囲まれる領域である。
第1図に示す双曲線(200)は、張力制御ガイド(2
2)によって一定に保たれた磁気テープ(13)の張力
、回転ドラム(31)に設けられた磁気ヘッド(33)
の取付は用窓(34)の大きさ、この窓(34)に取付
けられた磁気ヘッド(33)の先端が回転ドラム(31
)の外周から突出している量、磁気ヘッド(33)の幅
方向(lot)の厚みが一定の場合において解析をおこ
なった結果として得られたもので、第1図の・印で示し
たような双曲線(200)の近傍の値をとる磁気ヘッド
走査方向の曲率半径(Rx)と61気ヘッド幅方向の曲
率半径(Ry)を選択すれば、磁気テープ(13)と磁
気ヘッド(33)の接触状態は、第6図(b) に示
すように、磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)の
接触部分でほぼ均一な接触となる。
2)によって一定に保たれた磁気テープ(13)の張力
、回転ドラム(31)に設けられた磁気ヘッド(33)
の取付は用窓(34)の大きさ、この窓(34)に取付
けられた磁気ヘッド(33)の先端が回転ドラム(31
)の外周から突出している量、磁気ヘッド(33)の幅
方向(lot)の厚みが一定の場合において解析をおこ
なった結果として得られたもので、第1図の・印で示し
たような双曲線(200)の近傍の値をとる磁気ヘッド
走査方向の曲率半径(Rx)と61気ヘッド幅方向の曲
率半径(Ry)を選択すれば、磁気テープ(13)と磁
気ヘッド(33)の接触状態は、第6図(b) に示
すように、磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)の
接触部分でほぼ均一な接触となる。
また、第1図のOで示したような双曲線(20(1)か
ら大きく離れた磁気ヘッド走査方向の曲率半径(Rx)
と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の値を選択した
場合、磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)の接触
状態は、第6図(a)に示すように、磁気テープ(13
)とlIn気ヘッド(33)の先端近傍に強く接触する
状態や第6図(C)に示すように、磁気テープ(13)
が磁気ヘッド(33)の周辺に強く接触する状態となる
。このような接触状態の場合、磁気ヘッド(33)は磁
気テープ(13)との摺動による摩耗により、磁気ヘッ
ド(33)の先端形状が大きく変化し、結果的に磁気ヘ
ッド走査方向の曲率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の
曲率半径(Ry)の値は、双曲線(200)近傍の値と
なる。
ら大きく離れた磁気ヘッド走査方向の曲率半径(Rx)
と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の値を選択した
場合、磁気テープ(13)と磁気ヘッド(33)の接触
状態は、第6図(a)に示すように、磁気テープ(13
)とlIn気ヘッド(33)の先端近傍に強く接触する
状態や第6図(C)に示すように、磁気テープ(13)
が磁気ヘッド(33)の周辺に強く接触する状態となる
。このような接触状態の場合、磁気ヘッド(33)は磁
気テープ(13)との摺動による摩耗により、磁気ヘッ
ド(33)の先端形状が大きく変化し、結果的に磁気ヘ
ッド走査方向の曲率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の
曲率半径(Ry)の値は、双曲線(200)近傍の値と
なる。
なお、上記実施例では、磁気ヘッド走査方向の曲率半径
(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)を除く
諸量の値を、ある一定値として双曲線(200)を得た
けれども、例えば、磁気テープ(13)の張力などが異
なる値の場合においても、同様に磁気ヘッド走査方向の
曲率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry
)による双曲!5(200)を得て、この双曲線(20
0)の近傍の値をとるように、磁気ヘッド走査方向の曲
率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)
の値を設定すれば、同様の効果を奏する。
(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)を除く
諸量の値を、ある一定値として双曲線(200)を得た
けれども、例えば、磁気テープ(13)の張力などが異
なる値の場合においても、同様に磁気ヘッド走査方向の
曲率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry
)による双曲!5(200)を得て、この双曲線(20
0)の近傍の値をとるように、磁気ヘッド走査方向の曲
率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)
の値を設定すれば、同様の効果を奏する。
つまり、上述のように、磁気ヘッド走査方向の曲率半径
(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)を除く
諸量の値を変化させて得られる磁気ヘッド走査方向の曲
率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)
の相関による双曲線の集合領域は第2図のAとなる。
(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)を除く
諸量の値を変化させて得られる磁気ヘッド走査方向の曲
率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)
の相関による双曲線の集合領域は第2図のAとなる。
すなわち、第2図に示す領域A内の磁気ヘッド走査方向
の曲率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(R
y)の値を選択すれば、磁気記録再生装置の使用初期状
態から使用保証期間終了まで磁気ヘッド(33)と磁気
テープ(13)との接触状態を第6図(b) に示すよ
うに維持することが可能である。
の曲率半径(Rx)と磁気ヘッド幅方向の曲率半径(R
y)の値を選択すれば、磁気記録再生装置の使用初期状
態から使用保証期間終了まで磁気ヘッド(33)と磁気
テープ(13)との接触状態を第6図(b) に示すよ
うに維持することが可能である。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、ギャップを含む磁気
ヘッドの先端部形状を、磁気テープが磁気ヘッドの接触
部分でほぼ均一に接触するように構成したので、磁気テ
ープと磁気ヘッドとの摺動による摩耗にともなう磁気ヘ
ッドの先端部形状の変化を少なくすることができ、使用
初期状態から使用保証期間終了までの長い期間にわたり
、良好な再生出力波形を得ることができる。また、エー
ジングなどの工程を省略することができ、磁気ヘッドの
寿命を長くすることができる。
ヘッドの先端部形状を、磁気テープが磁気ヘッドの接触
部分でほぼ均一に接触するように構成したので、磁気テ
ープと磁気ヘッドとの摺動による摩耗にともなう磁気ヘ
ッドの先端部形状の変化を少なくすることができ、使用
初期状態から使用保証期間終了までの長い期間にわたり
、良好な再生出力波形を得ることができる。また、エー
ジングなどの工程を省略することができ、磁気ヘッドの
寿命を長くすることができる。
第1図はこの発明の一実施例による磁気記録再生装置に
搭載される磁気ヘッドのギャップを含む先端近傍の形状
を表わす磁気ヘッド走査方向の曲率半径と磁気ヘッド幅
方向の曲率半径の値の相関を示す特性図、第2図は磁気
ヘッド走査方向の曲率半径と磁気ヘッド幅方向の曲率半
径の値の組合せの範囲を示す特性図、第3図は磁気記録
再生装置の一般的な構成を示す平面図、第4図は回転ヘ
ッドドラムの構成を示す斜視図、第5図は磁気ヘッドの
構成を示す図、第6図は磁気テープと磁気ヘッドの接触
状態を示す模式図、第7図は磁気記録再主装置により得
られる再生出力波形を示す模式図である。 (13)・・・磁気テープ、(30)・・・回転ヘッド
ドラム、(31)・・・回転ドラム、(32)・・・固
定ドラム1. (33)・・・磁気ヘッド、(34)・
・・窓、(35)・・・リード溝、(37)・・・ギャ
ップ、(Rx)・・・磁気ヘッド走査方向の曲率半径、
(Ry)・・・磁気ヘッド幅方向の曲率半径、(200
)・・・磁気ヘッド走査方向の曲率半径(Rx)と磁気
ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の組合せを表わす双曲
線。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を。 示す。
搭載される磁気ヘッドのギャップを含む先端近傍の形状
を表わす磁気ヘッド走査方向の曲率半径と磁気ヘッド幅
方向の曲率半径の値の相関を示す特性図、第2図は磁気
ヘッド走査方向の曲率半径と磁気ヘッド幅方向の曲率半
径の値の組合せの範囲を示す特性図、第3図は磁気記録
再生装置の一般的な構成を示す平面図、第4図は回転ヘ
ッドドラムの構成を示す斜視図、第5図は磁気ヘッドの
構成を示す図、第6図は磁気テープと磁気ヘッドの接触
状態を示す模式図、第7図は磁気記録再主装置により得
られる再生出力波形を示す模式図である。 (13)・・・磁気テープ、(30)・・・回転ヘッド
ドラム、(31)・・・回転ドラム、(32)・・・固
定ドラム1. (33)・・・磁気ヘッド、(34)・
・・窓、(35)・・・リード溝、(37)・・・ギャ
ップ、(Rx)・・・磁気ヘッド走査方向の曲率半径、
(Ry)・・・磁気ヘッド幅方向の曲率半径、(200
)・・・磁気ヘッド走査方向の曲率半径(Rx)と磁気
ヘッド幅方向の曲率半径(Ry)の組合せを表わす双曲
線。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を。 示す。
Claims (1)
- (1)磁気テープの走行を案内するリード溝を外周面に
有する固定ドラムと、この固定ドラムに回転可能に支持
された回転ドラムと、この回転ドラムの外周面に開口し
て形成された窓から外部に突出して上記磁気テープに情
報を記録し再生するように上記回転ドラムに支持された
磁気ヘッドとを備えた回転ヘッドドラムを有する磁気記
録再生装置において、上記磁気ヘッドのギャップを含む
磁気ヘッド先端近傍の形状を表わす磁気ヘッドの走査方
向の曲率半径と磁気ヘッドの幅方向の曲率半径の値につ
いて、両曲率半径の積が、ある一定の範囲の値から選択
された値となるように設定されていることを特徴とする
磁気記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21351389A JP2677680B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21351389A JP2677680B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 磁気記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0378108A true JPH0378108A (ja) | 1991-04-03 |
JP2677680B2 JP2677680B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=16640436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21351389A Expired - Fee Related JP2677680B2 (ja) | 1989-08-18 | 1989-08-18 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2677680B2 (ja) |
-
1989
- 1989-08-18 JP JP21351389A patent/JP2677680B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2677680B2 (ja) | 1997-11-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5826751U (ja) | テ−プレコ−ダのつなぎ撮り機構 | |
JPH04370560A (ja) | テープローディング装置 | |
JPS6056946U (ja) | テ−プ自動装填記録及び/又は再生装置 | |
US3863853A (en) | Endless magnetic tape cartridge | |
US4564157A (en) | Magnetic recording tape cassette | |
JP2904666B2 (ja) | 磁気記録/再生装置 | |
JPH0378108A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPS6123567B2 (ja) | ||
JP2619113B2 (ja) | 走行媒体の走行安定装置 | |
JPH02260270A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0521751Y2 (ja) | ||
JPH0627006Y2 (ja) | 記録再生装置 | |
JPH079224Y2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0351788Y2 (ja) | ||
JPH082802Y2 (ja) | Vtrのテ−プガイド装置 | |
JP2805782B2 (ja) | テープガイド装置 | |
JP2522066B2 (ja) | 磁気テ―プ装置 | |
JPH0130234B2 (ja) | ||
JPS60166834U (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH07201109A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0166610U (ja) | ||
JPS627612B2 (ja) | ||
JPS61284855A (ja) | ビデオテ−プレコ−ダ | |
JPS61121542U (ja) | ||
JPH0869604A (ja) | 磁気記録再生装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070725 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080725 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |