JPH03780A - 固型修正剤組成物 - Google Patents

固型修正剤組成物

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JPH03780A
JPH03780A JP13704289A JP13704289A JPH03780A JP H03780 A JPH03780 A JP H03780A JP 13704289 A JP13704289 A JP 13704289A JP 13704289 A JP13704289 A JP 13704289A JP H03780 A JPH03780 A JP H03780A
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Sakura Color Products Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、水性インキ及び油性インキ等の筆跡及び印字
、その他の印刷物の隠蔽修正を行うための固型修正剤組
成物に関する。
従来の技術 従来、水性インキ及び油性インキの筆跡、その他の印刷
物の隠蔽修正剤としては、ワックスと白色顔料と高吸水
性高分子物質及び/又は水の増粘ゲル化高分子物質から
なる固型修正具(特開昭63−348000号公報参照
)などが知られている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、従来の固型修正具は、塗布後ただちに、修正で
きるという迅速性には優れているが、平滑性及び塗布面
への接着性が不十分な為に、塗布時に、塗膜カスが残る
ほか、重ね塗りが不可能であり、隠蔽力が十分でないな
どの問題点があった。
問題点を解決するための手段 本発明者は、このような問題点を解決すべく鋭意研究を
行った結果、ガラス転移点が一10℃以下のアクリル樹
脂、ポリアクリル酸系増粘剤、脂肪酸石ケン、N−メチ
ル−2−ピロリドン、酸化チタン及び水よりなる固型修
正剤組成物が、固型修正具に要求される性質を具備して
いること、即ち使用時に塗膜カスが残らず、しかも薄(
均一に塗工ができ、重ね塗りが可能で隠蔽力に優れてい
ることを見出し、本発明を完成したものである。
即ち、本発明は、ガラス転移点が一10℃以下のアクリ
ル樹脂4〜35重量%、ポリアクリル酸系増粘剤0.2
〜5.0重量%、脂肪酸石ケン5〜40重量%、N−メ
チル−2−ピロリドン1〜20重量%、酸化チク220
〜フ0重貴%及び水5〜30重量%を含むことを特徴と
する固型修正剤組成物に係るものである。
本発明におけるバインダーたるアクリル樹脂とは、アク
リル酸ブチル、アクリル酸エチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシルなどのアクリル酸アルキルエステルの単独も
しくは共重合体で、ガラス転移点−10°C以下の樹脂
をいう。アクリル樹脂は、製造時にエマルジョンの形態
で粘度50〜15000cpsの範囲のものを使用する
ことが好ましい。具体的には、商品名AE−332、A
E−”812、AE−330、AE−923(日本合成
ゴム■製)として市販されているものなどが挙げられる
また、ポリアクリル酸系増粘剤は、固型修正剤組成物の
粘度を調節し、塗布時の下地への浸透防止及び初期接着
度を改善するのに用いられ、公知のアクリル系水溶性樹
脂で粘度100〜1500Qcps(5%水溶液、25
℃)程度のものが用いられる。具体例としては、商品名
シュンロンPW−110、レオシック250H,レオシ
ック306L(日本純薬味製)として市販されているも
のなどが挙げられる。
本発明における脂肪酸石ケンは、固型修正剤組成物の固
型化の基材として用いられるもので、ゲル化時にエマル
ジョン粒子を凝集させない働きをする。具体的には、ラ
ウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、パルミ
チン酸ナトリウム、ステアリン酸ナトリウムなどが挙げ
られ、特にミリスチン酸ナトリウム、パルミチン酸すl
・リウムが好ましい。これらの脂肪酸石ケンは、単独で
使用しても良く、或いは2種以上を併用しても良い。
また、N−メチル−2−ピロリドンは、粘度低下剤とし
て使用される。
更に、酸化チタンは、ルチル型、アナターゼ型などのい
ずれであっても良い。
本発明の固型修正剤組成物における、上記アクリル樹脂
、ポリアクリル酸系増粘剤、脂肪酸石ケン、N−メチル
−2−ピロリドン、酸化チタン及び水(エマルジョン由
来の水のみでは不足する場合)の配合割合は、それぞれ
4〜35重量%、0.2〜5.0重量%、5〜40重量
%、1〜20重量%、20〜70重量%及び5〜30重
量%の範囲で用いられ、好ましくは、10〜20重量%
、0.2〜1.0重量%、10〜25重量%、1〜5重
伝%、40〜60重量%及び10〜20重量%である。
この様な範囲外となる場合には、良好な固型修正剤組成
物は得難い。
本発明の固型修正剤組成物には、必要に応じ、種々の公
知の添加剤を配合することができる。例えば、湿潤剤と
してのアルコールもしくはグリコールが挙げられる。具
体例としては、エタノール、2−プロパツール、ポリエ
チレングリコール、プロピレジグリコールなどが挙げら
れ、その使用範囲はアルコールでは0.3〜10.0重
量%、グリコールでは1.0〜10.6重量%が望まし
い。
本発明の固型修正剤組成物を製造する方法としては特に
制限されず、例えばアクリル酸エマルジョン、ポリアク
リル酸系増粘剤、N−メチル−2−ピロリドン、脂肪酸
石ケン及び水を混合攪拌したのち酸化チタンを加え、加
熱攪拌して得た混合物を型(固型糊と同様の容器)に流
し込み冷却する方法などを採用すれば良い。
通常、加熱温度45〜100°C1撹拌速度300〜5
00 r’、p、m、で、0.5〜1.0時間通常型ミ
キサーを使用して撹拌混合すればよい。
発明の効果 本発明の固型修正剤組成物は製造段階において、ガラス
転移点が低いアクリル樹脂をエマルジョン状態でポリア
クリル酸系増粘剤と共に用いるために、ゲル化時のエマ
ルジョンの破壊が起こらず、固化後もエマルジョンが安
定である。よって、塗布面への接着性に優れ、従来の方
法により製造したものと異なり、塗膜カスが生じず、し
かも薄く均一に塗工ができ、重ね塗りが可能である。ま
た、N−メチル−2−ピロリドンの添加により、溶融時
の混合物粘度を著しく低下させることができるので、酸
化チタンの含有量を多くすることができ、隠蔽力を高め
ることができる。
さらに、本発明の組成物は、速乾性に優れ、水性であり
ながら、水性インキがブリードせず、塗布後は、水性イ
ンキ、油性インキを問わず、上から筆記することができ
る。
実施例 以下、実施例及び比較例により本発明を説明する。
実施例1〜6 酸化チタンを除く他の材料を表1に示す配合割合で混合
し、70〜859C,300〜500 r、p。
m、の下0.5時間加熱撹拌した。その後、同条件のも
と酸化チタンを徐々に添加し、0.5時間加熱撹拌を続
ける。そして型に流しこみ充填を行い、0.5時間水冷
し、固型修正剤組成物を得た。得られた組成物をそれぞ
れ以下の性能試験に供した。
結果を表3−1に示す。
比較例1〜6 表2に示す配合割合の組成物を実施例と同様にして得た
。得られた組成物をそれぞれ以下の性能試験に供した。
結果を表3−2に示す。
〈性能試験方法〉 上記実施例及び比較例で得られた組成物を以下の試験を
行うことにより、性能を調べた。
1 隠蔽性 JIS  56055−1988に準じて、実施例1〜
6、比較例1〜6で得た組成物の隠蔽率を求めた。
評価方法 ◎・・・隠蔽率 95%以上 O・・・隠蔽率 85%以上95%未満×・・・隠蔽率
 85%未満 2 塗工性 上質紙アート紙に、実施例1〜6、比較例1〜6で得ら
れた組成物をそれぞれ塗工し、塗工時の滑らかさ、塗工
ムラ及びカスの発生を目視により評価した。
3 固形化 実施例1〜6、比較例1〜6で型に流し込み充填すると
きのしやすさ及び固型化の良否を評価した。
評価方法 ◎・・・極めて良好 O・・・良 好 ×・・・不 良 尚、表1及び2中に記載された記号の意味は以下の通り
である。I−a−I−fの商品名は、アクリル酸エステ
ル樹脂の源としてのエマルジョンを示す。
I−aニアクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−33
2” (日本合成ゴム■製、ガラス転移点(Tg)ニー
10℃) 1−bニアクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−81
2″ (日本合成ゴム■製、Tgコニ−4℃) !−cニアクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−33
0” (日本合成ゴム■製、Tgニー50°C) I−dニアクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−92
3” (日本合成ゴム■製、Tg−62℃) I−eニアクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−12
3” (日本合成ゴム■製、Tg:58°C) I−f ニアクリル酸エステル樹脂−商品名“AE−3
15″ (日本合成ゴム観、製、Tg:10℃) II−a:ポリアクリル酸−商品名“シュンロンPW−
110“ (日本純薬味製) n−b :ポリアクリル酸ナトリウムー商品名“レオシ
ック250H″ (日本純薬味製)U−c:ポリアクリ
ル酸アンモニウム−商品名“レオシック306L” (
日本純薬■製)n−d :メチルセルロースー商品名“
マーボロースへ” (松本油脂棟製) II−e:ベントナイト系−商品名“ベントンLT″(
ウィルバー・エルス■製) m−a:ミリスチン酸ナトリウム UI−b:ラウリン酸ナトリウム m−c:パルミチン酸ナトリウム m−dニステアリン酸ナトリウム ■  :N−メチル−2−ピロリドン V−a:酸化チタン(ルチル型)−商品名“タイアホワ
イトTCR−10″ (東北化学■製) V−b:酸化チタン(アナターゼ型)−商品名“タイア
ホワイトTCA−TR“ (東北化学株製) V−c:酸化チタン(アナターゼ型)−商品名“バイエ
ルチタンA” (バイエル製)Vl−a:エタノール Vl−b:2−プロパツール ■ :水 表 (単位:重量%) (単位二重量%)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ガラス転移点が−10℃以下のアクリル樹脂4〜
    35重量%、ポリアクリル酸系増粘剤 0.2〜5.0重量%、脂肪酸石ケン5〜40重量%、
    N−メチル−2−ピロリドン1〜20重量%、酸化チタ
    ン20〜70重量%、及び水5〜30重量%を含むこと
    を特徴とする固型修正剤組成物。
JP13704289A 1989-05-29 1989-05-29 固型修正剤組成物 Expired - Fee Related JP2779838B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5884830A (en) * 1996-08-21 1999-03-23 Kabushiki Kaisha Shinkawa Capillary for a wire bonding apparatus
US5906308A (en) * 1996-08-21 1999-05-25 Kabushiki Kaisha Shinkawa Capillary for use in a wire bonding apparatus
US6041995A (en) * 1997-03-06 2000-03-28 Kabushiki Kaisha Shinkawa Wire bonding method
US7764803B2 (en) 2004-07-16 2010-07-27 Lg Electronics Inc. Speaker apparatus using display window

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