JPH03779A - 紫外線吸収塗料 - Google Patents
紫外線吸収塗料Info
- Publication number
- JPH03779A JPH03779A JP13538989A JP13538989A JPH03779A JP H03779 A JPH03779 A JP H03779A JP 13538989 A JP13538989 A JP 13538989A JP 13538989 A JP13538989 A JP 13538989A JP H03779 A JPH03779 A JP H03779A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ultraviolet
- refractive index
- zinc oxide
- binder
- coating material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 title abstract description 7
- 238000000576 coating method Methods 0.000 title abstract description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 title abstract description 4
- XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N Zinc monoxide Chemical compound [Zn]=O XLOMVQKBTHCTTD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 34
- 239000011787 zinc oxide Substances 0.000 claims abstract description 16
- 239000002245 particle Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims abstract description 10
- 239000006097 ultraviolet radiation absorber Substances 0.000 claims abstract 2
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims description 15
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 abstract description 5
- 229920003229 poly(methyl methacrylate) Polymers 0.000 abstract 1
- 239000004926 polymethyl methacrylate Substances 0.000 abstract 1
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 6
- GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N Titan oxide Chemical compound O=[Ti]=O GWEVSGVZZGPLCZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N Toluene Natural products CC1=CC=CC=C1 YXFVVABEGXRONW-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 4
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 4
- VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N Methyl methacrylate Chemical group COC(=O)C(C)=C VVQNEPGJFQJSBK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000011358 absorbing material Substances 0.000 description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 235000013305 food Nutrition 0.000 description 3
- 230000031700 light absorption Effects 0.000 description 3
- OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N titanium oxide Inorganic materials [Ti]=O OGIDPMRJRNCKJF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000004793 Polystyrene Substances 0.000 description 2
- 239000006096 absorbing agent Substances 0.000 description 2
- YRKCREAYFQTBPV-UHFFFAOYSA-N acetylacetone Chemical compound CC(=O)CC(C)=O YRKCREAYFQTBPV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000002845 discoloration Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 2
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 description 2
- 239000002244 precipitate Substances 0.000 description 2
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000012463 white pigment Substances 0.000 description 2
- 239000004342 Benzoyl peroxide Substances 0.000 description 1
- OMPJBNCRMGITSC-UHFFFAOYSA-N Benzoylperoxide Chemical compound C=1C=CC=CC=1C(=O)OOC(=O)C1=CC=CC=C1 OMPJBNCRMGITSC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 206010015946 Eye irritation Diseases 0.000 description 1
- ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N Phenol Chemical compound OC1=CC=CC=C1 ISWSIDIOOBJBQZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 1
- HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N Zinc Chemical compound [Zn] HCHKCACWOHOZIP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- RWCCWEUUXYIKHB-UHFFFAOYSA-N benzophenone Chemical compound C=1C=CC=CC=1C(=O)C1=CC=CC=C1 RWCCWEUUXYIKHB-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000012965 benzophenone Substances 0.000 description 1
- 235000019400 benzoyl peroxide Nutrition 0.000 description 1
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 1
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 231100000013 eye irritation Toxicity 0.000 description 1
- 230000002349 favourable effect Effects 0.000 description 1
- NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N fluoromethane Chemical compound FC NBVXSUQYWXRMNV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000012010 growth Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000008635 plant growth Effects 0.000 description 1
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 description 1
- 239000003505 polymerization initiator Substances 0.000 description 1
- 230000035755 proliferation Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 150000003839 salts Chemical class 0.000 description 1
- 238000005488 sandblasting Methods 0.000 description 1
- 229920006395 saturated elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000002689 soil Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 125000003944 tolyl group Chemical group 0.000 description 1
- 239000011882 ultra-fine particle Substances 0.000 description 1
- 239000011701 zinc Substances 0.000 description 1
- 229910052725 zinc Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分腎)
本発明は酸化亜鉛を用いた紫外線吸収塗料に関する。
−aに、照明ランプからの照射光及び太陽光には紫外線
が含まれており、この紫外線によって食品、その他の物
が変質したり変色する等の悪影響を受ける。そのため、
この紫外線をできるだけカットする必要があり、従来に
あっては例えば、照明ランプのシェードカバーに紫外線
吸収材を混ぜた塗料を塗ったり、紫外線吸収用のフィル
タを通して照射するようにしていた。
が含まれており、この紫外線によって食品、その他の物
が変質したり変色する等の悪影響を受ける。そのため、
この紫外線をできるだけカットする必要があり、従来に
あっては例えば、照明ランプのシェードカバーに紫外線
吸収材を混ぜた塗料を塗ったり、紫外線吸収用のフィル
タを通して照射するようにしていた。
従来、透明な紫外線吸収材としては、例えば、有機系の
ものとして、ベンゾフェノン系やベンゾフェノール系の
ものが知られており、また無機系のものとして酸化チタ
ンや酸化亜鉛等が知られている。
ものとして、ベンゾフェノン系やベンゾフェノール系の
ものが知られており、また無機系のものとして酸化チタ
ンや酸化亜鉛等が知られている。
しかしながら、有機系の紫外線吸収材は、紫外線を吸収
しながらそれ自体が劣化して黄色や褐色になり、遂には
飽和して紫外線を吸収しなくなる他、有機物であるため
に衛生面での問題がある。
しながらそれ自体が劣化して黄色や褐色になり、遂には
飽和して紫外線を吸収しなくなる他、有機物であるため
に衛生面での問題がある。
一方、酸化チタンは無機物であるため劣化は起こらない
が、アナターゼでは紫外線の吸収端か360nmにあり
、紫外線の上限値である400nmまでには開きがあっ
て紫外線吸収能力が不十分である。またルチルは370
nmの所に吸収端があるものの紫外線のカットがシャー
プてないため、吸収の裾が可視光の方に入って黄色味を
帯びてしまう。更に、酸化チタンは優秀な白色顔料であ
るため光の吸収もかなりあり、屈折率も2.5と高いの
で、それによる乱反射が強く透光性は低い。
が、アナターゼでは紫外線の吸収端か360nmにあり
、紫外線の上限値である400nmまでには開きがあっ
て紫外線吸収能力が不十分である。またルチルは370
nmの所に吸収端があるものの紫外線のカットがシャー
プてないため、吸収の裾が可視光の方に入って黄色味を
帯びてしまう。更に、酸化チタンは優秀な白色顔料であ
るため光の吸収もかなりあり、屈折率も2.5と高いの
で、それによる乱反射が強く透光性は低い。
これに対して、酸化亜鉛は380nm以下の紫外線をカ
ットすることができ、無機系の紫外線吸収剤としては最
も400nmに近い紫外線をカットすることのできる材
料であることが知られているが、従来は白色顔料として
使われていたように十分な透明ではなく、かなり可視光
を吸収するものであった。
ットすることができ、無機系の紫外線吸収剤としては最
も400nmに近い紫外線をカットすることのできる材
料であることが知られているが、従来は白色顔料として
使われていたように十分な透明ではなく、かなり可視光
を吸収するものであった。
尚、照明ランプの場合、紫外線吸収と同時に、目に対す
る刺激を少なくするために、ヘイズを高くしてぼんやり
とした柔らかい光を得ることが要求されるが、従来はラ
ンプ自体やシェードカバーの表面を薬品で腐食したり、
又はサンドブラスト等で荒して粗面にする方法が一般的
であるため、コスト的にも高くまた形状が複雑な表面に
は適用できないものであった。また、この粗面の場合に
は、油分等が付くと乱反射が減って透明性が増す他、ホ
コリが付いて汚れ易い問題があった。
る刺激を少なくするために、ヘイズを高くしてぼんやり
とした柔らかい光を得ることが要求されるが、従来はラ
ンプ自体やシェードカバーの表面を薬品で腐食したり、
又はサンドブラスト等で荒して粗面にする方法が一般的
であるため、コスト的にも高くまた形状が複雑な表面に
は適用できないものであった。また、この粗面の場合に
は、油分等が付くと乱反射が減って透明性が増す他、ホ
コリが付いて汚れ易い問題があった。
そこで本発明の技術的課題は、紫外線のカットが十分に
行なわれると同時に、簡易な手段で高ヘイズが確保でき
る紫外線吸収塗料を提供することにある。
行なわれると同時に、簡易な手段で高ヘイズが確保でき
る紫外線吸収塗料を提供することにある。
(課題を解決するだめの手段)
本発明は、上記技術的課題解決のために、粒径0.1g
m以下の酸化亜鉛粒子を紫外線吸収材として用い、これ
を屈折率が1.5以下のバインダに混合した紫外線吸収
塗料を手段としている。
m以下の酸化亜鉛粒子を紫外線吸収材として用い、これ
を屈折率が1.5以下のバインダに混合した紫外線吸収
塗料を手段としている。
酸化亜鉛自体は本来無色透明であるが、粒径が大きくな
ると各粒子間での乱反射や光の吸収によって透光性が著
しく低下する。そこで本発明では酸化亜鉛の粒径を0.
1gm以下と微小に形成し、かつ単分散することにより
、−粒子の中に複数の結晶が存在し難くなり、その結果
、各結晶子間の境界に乱反射や光の吸収が起こらなくな
る。
ると各粒子間での乱反射や光の吸収によって透光性が著
しく低下する。そこで本発明では酸化亜鉛の粒径を0.
1gm以下と微小に形成し、かつ単分散することにより
、−粒子の中に複数の結晶が存在し難くなり、その結果
、各結晶子間の境界に乱反射や光の吸収が起こらなくな
る。
また、酸化亜鉛の粒径が可視光の波長と同等以下になる
ので光の共鳴吸収も見られず、その分透明性が良くなる
。
ので光の共鳴吸収も見られず、その分透明性が良くなる
。
上記バインダの屈折率は1.5以下である。これはバイ
ンダの屈折率が酸化亜鉛のそれよりも大きいと、酸化亜
鉛の表面での反射が強くなって紫外線吸収が少なくなっ
てしまい、また両者の屈折率が近い場合には境界の反射
が少なくなるためヘイズが小さくなってしまうが、バイ
ンダの屈折率を小さくしていくと酸化亜鉛とバインダと
の境界において乱反射が起こるようになり、屈折率1.
5以下でヘイズが生ずるからである。
ンダの屈折率が酸化亜鉛のそれよりも大きいと、酸化亜
鉛の表面での反射が強くなって紫外線吸収が少なくなっ
てしまい、また両者の屈折率が近い場合には境界の反射
が少なくなるためヘイズが小さくなってしまうが、バイ
ンダの屈折率を小さくしていくと酸化亜鉛とバインダと
の境界において乱反射が起こるようになり、屈折率1.
5以下でヘイズが生ずるからである。
尚、バインダの種類には限定されず、種々のものを使用
することができる。
することができる。
従って、上記酸化亜鉛の粉粒を屈折率が1.5以下のバ
インダに混合分散させると、紫外線の吸収率が良い上に
ヘイズの高い塗料を得ることができ、例えば照明ランプ
のシェードカバーに塗布したり、農業用ハウスのビニー
ルカバー等に塗布して使用することができる。照明ラン
プのシェードカバーに利用した場合には、紫外線が吸収
されるために照明ランプに照射された食品その他の物の
変色、劣化を効果的に防止できると共に、同時に高ヘイ
ズとなるので目に対する刺激も少なくなる。一方、農業
用ハウスに用いられる透明のビニールシートは、一般的
には紫外線をカットするための処理が施されてはいない
。従って、このビニールシートに上記紫外線吸収塗料を
塗布することによって、農業用ハウス内への紫外線をカ
ットして害虫の発生を防止すると共に、土壌中の硝酸化
成苗の増殖を促し、植物の生育に好ましい結果を生むも
のである。更に、上記塗料の塗布によってヘイズも高く
なるので、太陽光が多方向から食物に当り、生育が一段
と良好となる。
インダに混合分散させると、紫外線の吸収率が良い上に
ヘイズの高い塗料を得ることができ、例えば照明ランプ
のシェードカバーに塗布したり、農業用ハウスのビニー
ルカバー等に塗布して使用することができる。照明ラン
プのシェードカバーに利用した場合には、紫外線が吸収
されるために照明ランプに照射された食品その他の物の
変色、劣化を効果的に防止できると共に、同時に高ヘイ
ズとなるので目に対する刺激も少なくなる。一方、農業
用ハウスに用いられる透明のビニールシートは、一般的
には紫外線をカットするための処理が施されてはいない
。従って、このビニールシートに上記紫外線吸収塗料を
塗布することによって、農業用ハウス内への紫外線をカ
ットして害虫の発生を防止すると共に、土壌中の硝酸化
成苗の増殖を促し、植物の生育に好ましい結果を生むも
のである。更に、上記塗料の塗布によってヘイズも高く
なるので、太陽光が多方向から食物に当り、生育が一段
と良好となる。
(実施例−1)
超微粒子ZnO(住友セメント社製)を種々の屈折率の
液に5重量%加えて均一に分散させ、スペーサを用いて
2枚のカバーガラスの間に設けた7ILmの隙間に、上
記分散液を挟み込んだ後ヘイズを測定した。
液に5重量%加えて均一に分散させ、スペーサを用いて
2枚のカバーガラスの間に設けた7ILmの隙間に、上
記分散液を挟み込んだ後ヘイズを測定した。
測定の結果は表1に示す通りであった。それによれば、
屈折率1.50以下でヘイズが高められ、特に1.41
以下では急激に高くなっている。
屈折率1.50以下でヘイズが高められ、特に1.41
以下では急激に高くなっている。
表1
(実施例−2)
亜鉛のアセチルアセトン錯塩10重量部をアセトン90
重量部に溶解し、これに水9重量部を加え、加水分解し
て酸化亜鉛の沈殿物をつくった。
重量部に溶解し、これに水9重量部を加え、加水分解し
て酸化亜鉛の沈殿物をつくった。
次いでこの沈殿物をろ過し、得られたケーキ中の水分を
トルエンで置換して固形分47%のケーキを得た。更に
、この含水ケーキ10重量部を、塗布タイプのフッソ樹
脂塗料(セントラル硝子製A−100TMB)35重量
部に加え、均一に混合攪拌して塗料を得た。そして、こ
のようにして得られた塗料をガラス板に塗布し、150
°Cで30分間加熱して4gm厚の白色塗膜を得た。
トルエンで置換して固形分47%のケーキを得た。更に
、この含水ケーキ10重量部を、塗布タイプのフッソ樹
脂塗料(セントラル硝子製A−100TMB)35重量
部に加え、均一に混合攪拌して塗料を得た。そして、こ
のようにして得られた塗料をガラス板に塗布し、150
°Cで30分間加熱して4gm厚の白色塗膜を得た。
上述した白色塗膜の全光線透過率は93%、ヘイズは3
8%であり、250〜400nmの紫外線を98.3%
カットすることがわかった。
8%であり、250〜400nmの紫外線を98.3%
カットすることがわかった。
(実施例−3)
メチルメタクレートモノマ(M M A >屈折率1.
49をトルエンで溶解し、これに住友セメント製の超微
粒子ZnOをMMAに対し20重量%添加して均一に分
散混合してから、MMAに対し5重量%のベンゾイルパ
ーオキサイド(重合開始剤)を混ぜて塗料を作った。次
いで、これを207pm厚のポリエチレンテレフタレー
ト(PET)のフィルムにバーコータにより塗り、11
0°Cで20分間乾燥し10ルm厚の塗膜を得た。
49をトルエンで溶解し、これに住友セメント製の超微
粒子ZnOをMMAに対し20重量%添加して均一に分
散混合してから、MMAに対し5重量%のベンゾイルパ
ーオキサイド(重合開始剤)を混ぜて塗料を作った。次
いで、これを207pm厚のポリエチレンテレフタレー
ト(PET)のフィルムにバーコータにより塗り、11
0°Cで20分間乾燥し10ルm厚の塗膜を得た。
ヘイズメータによって測定した結果、膜の全光線透過率
が97%、ヘイズが10.7%であった。
が97%、ヘイズが10.7%であった。
屈折率1.59のポリスチレン(ps)をアセトンで溶
解し、PSに対して住友セメント社製の超微粒子Zn0
20重量部を加えて均一に分散してからアセトンを蒸発
させ、インフレーション法により200℃にて20gm
厚のフィルムを作った。
解し、PSに対して住友セメント社製の超微粒子Zn0
20重量部を加えて均一に分散してからアセトンを蒸発
させ、インフレーション法により200℃にて20gm
厚のフィルムを作った。
ヘイズメータによつてフィルムを測定した結果、全光線
透過率93%、ヘイズ3.1%であった。
透過率93%、ヘイズ3.1%であった。
(効果)
以上説明したように、本発明に係る紫外線吸収塗料によ
れば、紫外線を幅広くカットできると同時に、高いヘイ
ズ値を有することができるので、照明ランプのシェード
カバーや農業用ハウスのビニールシート、その他紫外線
を有効にカットする場合の塗料として広範囲に利用する
ことができるといった効果がある。
れば、紫外線を幅広くカットできると同時に、高いヘイ
ズ値を有することができるので、照明ランプのシェード
カバーや農業用ハウスのビニールシート、その他紫外線
を有効にカットする場合の塗料として広範囲に利用する
ことができるといった効果がある。
Claims (1)
- 粒径0.1μm以下の酸化亜鉛粒子を紫外線吸収材とし
て用い、これを屈折率が1.5以下のバインダに混合し
たことを特徴とする紫外線吸収塗料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13538989A JPH03779A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 紫外線吸収塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13538989A JPH03779A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 紫外線吸収塗料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03779A true JPH03779A (ja) | 1991-01-07 |
Family
ID=15150565
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13538989A Pending JPH03779A (ja) | 1989-05-29 | 1989-05-29 | 紫外線吸収塗料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03779A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09249822A (ja) * | 1996-01-12 | 1997-09-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 無機コーティング剤及び塗装品 |
EP1392782A4 (en) * | 2001-04-19 | 2005-12-28 | Commw Scient Ind Res Org | UV-RAYS ABSORBENT LACQUER |
CN103773200A (zh) * | 2014-01-20 | 2014-05-07 | 南通钰成光电科技有限公司 | 一种玻璃灯罩用耐摩擦涂料及其制备方法 |
-
1989
- 1989-05-29 JP JP13538989A patent/JPH03779A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09249822A (ja) * | 1996-01-12 | 1997-09-22 | Matsushita Electric Works Ltd | 無機コーティング剤及び塗装品 |
EP1392782A4 (en) * | 2001-04-19 | 2005-12-28 | Commw Scient Ind Res Org | UV-RAYS ABSORBENT LACQUER |
CN103773200A (zh) * | 2014-01-20 | 2014-05-07 | 南通钰成光电科技有限公司 | 一种玻璃灯罩用耐摩擦涂料及其制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103992422B (zh) | 防蓝光纳米复合单体材料及由其制备的防蓝光光学树脂 | |
US5504134A (en) | Attenuation of polymer substrate degradation due to ultraviolet radiation | |
DE69420873T2 (de) | Härtbare Zusammensetzung, Polymer, organisches Glass und ophthalmische Linse | |
US3485650A (en) | Useful infrared absorbing substances for plastics or glass | |
CN104086928B (zh) | 一种智能调光玻璃用的组合物 | |
US5352725A (en) | Attenuation of polymer substrate degradation due to ultraviolet radiation | |
JPH08337768A (ja) | 紫外線防御剤およびその利用 | |
JPH02136230A (ja) | 赤外線吸収性合成樹脂成型品 | |
JPS63175071A (ja) | フオトクロミツク性能を有する樹脂組成物 | |
JPH03779A (ja) | 紫外線吸収塗料 | |
JPH04110380A (ja) | 紫外線吸収剤 | |
JP2001019908A (ja) | 透明な表面のコーティング用組成物 | |
JPH0337273A (ja) | 紫外線吸収塗料 | |
JPS63281837A (ja) | 赤外線吸収性積層物 | |
KR101067718B1 (ko) | 에너지 절감을 위한 유리도포식 단열재 조성물 및 이의 제조방법 | |
JP3129959B2 (ja) | 紫外線遮蔽性塗料及び紫外線遮蔽膜付き加工品 | |
JP2002286930A5 (ja) | ||
JP3147483B2 (ja) | 赤外線遮蔽積層体 | |
DE3731733A1 (de) | Waessrige beschichtungsmasse und deren verwendung zur beschichtung von gegen uv-strahlung zu schuetzenden gegenstaenden | |
JPH02206674A (ja) | 透光性が高くヘイズの高い酸化亜鉛塗料 | |
JPH05171130A (ja) | 紫外線遮断性透明樹脂成形体 | |
CN111793330B (zh) | 一种遮光性改性塑料及其制备方法和应用 | |
EP0805363B1 (en) | Photochromatic polymeric material for lenses and screens with filtering properties for near IR radiation | |
JP2885509B2 (ja) | 紫外線吸収性組成物 | |
JPH028260A (ja) | 着色uv吸収顔料 |