JPH0377391B2 - - Google Patents
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- JPH0377391B2 JPH0377391B2 JP61296244A JP29624486A JPH0377391B2 JP H0377391 B2 JPH0377391 B2 JP H0377391B2 JP 61296244 A JP61296244 A JP 61296244A JP 29624486 A JP29624486 A JP 29624486A JP H0377391 B2 JPH0377391 B2 JP H0377391B2
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- JP
- Japan
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- swash plate
- shoe
- cylinder
- pump
- motor
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- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 17
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 9
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- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/122—Details or component parts, e.g. valves, sealings or lubrication means
- F04B1/124—Pistons
- F04B1/126—Piston shoe retaining means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H39/00—Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution
- F16H39/04—Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit
- F16H39/06—Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type
- F16H39/08—Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders
- F16H39/10—Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders with cylinders arranged around, and parallel or approximately parallel to the main axis of the gearing
- F16H39/14—Rotary fluid gearing using pumps and motors of the volumetric type, i.e. passing a predetermined volume of fluid per revolution with liquid motor and pump combined in one unit pump and motor being of the same type each with one main shaft and provided with pistons reciprocating in cylinders with cylinders arranged around, and parallel or approximately parallel to the main axis of the gearing with cylinders carried in rotary cylinder blocks or cylinder-bearing members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Hydraulic Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、斜板式の油圧ポンプ、油圧モータ、
或いは油圧ポンプ及び油圧モータを兼備する油圧
式変速機等であつて良い斜板式油圧装置に関す
る。
或いは油圧ポンプ及び油圧モータを兼備する油圧
式変速機等であつて良い斜板式油圧装置に関す
る。
<従来の技術>
このような油圧装置として、ケースに回転自在
に支持されるとともに環状に配設された複数の軸
線方向シリンダを有するシリンダブロツクと、前
記各シリンダに受容されたプランジヤと、前記プ
ランジヤの遊端にシユーを介して摺接するように
前記ケースにより支持された斜板とを有し、前記
斜板の傾斜角に応じて前記プランジヤの前記シリ
ンダに対する出没ストロークを定めるようにした
斜板式油圧装置が従来より知られている。
に支持されるとともに環状に配設された複数の軸
線方向シリンダを有するシリンダブロツクと、前
記各シリンダに受容されたプランジヤと、前記プ
ランジヤの遊端にシユーを介して摺接するように
前記ケースにより支持された斜板とを有し、前記
斜板の傾斜角に応じて前記プランジヤの前記シリ
ンダに対する出没ストロークを定めるようにした
斜板式油圧装置が従来より知られている。
このような斜板式油圧装置に於いては、プラン
ジヤの遊端がシユーを介して斜板に摺接するた
め、シユーと斜板の表面との間の摩擦を軽減する
ための潤滑が問題となる。そこで、プランジヤ内
に通孔を設け、作動油の一部をシユーとプランジ
ヤとの間の当接面を介してシユーの摺接面に導く
ようにして摺接面に油膜を形成する技術が例えば
同一出願人による特開昭55−27566号公報に開示
されている。このようにして、或いは他の手段に
よりシユーと斜板との間に油膜を形成すると良い
が、このような油膜を破壊しないためには、シユ
ーの摺接面が適切な形状を有する必要がある。即
ち、シユーの摺接面の外周には面取りが施されて
いるのが好ましく、また所要の面圧を確保しつつ
公的な油楔を形成するためには、シユーの摺接面
が僅かに凸面を成しているのが好ましいが、この
ような面を形成するためには精密な機械加工が必
要となり、斜板式油圧装置の製造コストを高騰さ
せる要因となる。
ジヤの遊端がシユーを介して斜板に摺接するた
め、シユーと斜板の表面との間の摩擦を軽減する
ための潤滑が問題となる。そこで、プランジヤ内
に通孔を設け、作動油の一部をシユーとプランジ
ヤとの間の当接面を介してシユーの摺接面に導く
ようにして摺接面に油膜を形成する技術が例えば
同一出願人による特開昭55−27566号公報に開示
されている。このようにして、或いは他の手段に
よりシユーと斜板との間に油膜を形成すると良い
が、このような油膜を破壊しないためには、シユ
ーの摺接面が適切な形状を有する必要がある。即
ち、シユーの摺接面の外周には面取りが施されて
いるのが好ましく、また所要の面圧を確保しつつ
公的な油楔を形成するためには、シユーの摺接面
が僅かに凸面を成しているのが好ましいが、この
ような面を形成するためには精密な機械加工が必
要となり、斜板式油圧装置の製造コストを高騰さ
せる要因となる。
<発明が解決しようとする問題点>
このような従来技術に鑑み、本発明の主な目的
は、斜板式油圧装置に於いて、格別精密加工を行
うことなく、シユーと斜板との間に好適な油楔を
形成し得るようなシユー構造を提供することにあ
る。
は、斜板式油圧装置に於いて、格別精密加工を行
うことなく、シユーと斜板との間に好適な油楔を
形成し得るようなシユー構造を提供することにあ
る。
<問題点を解決するための手段>
このような目的は、本発明によれば、前記シユ
ーの前記斜板に対する摺接面が、該シユーの対応
面に積層された該シユーの部材とは異なる熱膨脹
係数を有する部材により形成され、当該油圧装置
の作動時の温度下にあつては前記摺接面が凸面を
成すようにしたことを特徴とする斜板式油圧装置
のためのシユー構造を提供することにより達成さ
れる。特に、前記斜板と摺接する側の外周部と前
記リテーナとの間にスペーサ手段を設けるものと
すると良い。
ーの前記斜板に対する摺接面が、該シユーの対応
面に積層された該シユーの部材とは異なる熱膨脹
係数を有する部材により形成され、当該油圧装置
の作動時の温度下にあつては前記摺接面が凸面を
成すようにしたことを特徴とする斜板式油圧装置
のためのシユー構造を提供することにより達成さ
れる。特に、前記斜板と摺接する側の外周部と前
記リテーナとの間にスペーサ手段を設けるものと
すると良い。
<作用>
このようにすれば、シユーの材料及び摺接面を
形成する積層部材の材料を適宜選択することによ
り、斜板式油圧装置の作動中の温度下にあつて
は、バイメタルの原理によりシユーの摺接面が所
要の凸面を成すようにすることが出来る。しかも
スペーサ手段によつてシユーの外周部とリテーナ
との間が非接触に保たれる。
形成する積層部材の材料を適宜選択することによ
り、斜板式油圧装置の作動中の温度下にあつて
は、バイメタルの原理によりシユーの摺接面が所
要の凸面を成すようにすることが出来る。しかも
スペーサ手段によつてシユーの外周部とリテーナ
との間が非接触に保たれる。
<実施例>
以下に添付の図面を参照して本発明の好適実施
例について詳細に説明する。
例について詳細に説明する。
第1図は本発明が適用された車輌用油圧式無段
変速機を示しており長手方向について分割形成さ
れたケース半体1a,1bを結合してなるミツシ
ヨンケース1の内部には、変速装置を構成する油
圧ポンプPと油圧モータMとが内蔵されている。
変速機を示しており長手方向について分割形成さ
れたケース半体1a,1bを結合してなるミツシ
ヨンケース1の内部には、変速装置を構成する油
圧ポンプPと油圧モータMとが内蔵されている。
油圧ポンプPは、入力軸2の内端部に形成され
たスプライン部3に結合したポンプシリンダ4
と、ポンプシリンダ4に入力軸2と同心的な円周
上に入力軸2に平行して設けられた多数のシリン
ダ孔5と、各シリンダ孔5にそれぞれ摺合した多
数のポンププランジヤ6とを有しており、入力軸
2の多端に結合されたフライホイール7を介して
伝達される図示されないエンジンの動力により回
転駆動される。
たスプライン部3に結合したポンプシリンダ4
と、ポンプシリンダ4に入力軸2と同心的な円周
上に入力軸2に平行して設けられた多数のシリン
ダ孔5と、各シリンダ孔5にそれぞれ摺合した多
数のポンププランジヤ6とを有しており、入力軸
2の多端に結合されたフライホイール7を介して
伝達される図示されないエンジンの動力により回
転駆動される。
油圧モータMは、ポンプシリンダ4を外囲して
設けられたモータシリンダ8と、モータシリンダ
8に入力軸2と同心的な円周上に入力軸2に平行
して設けられた多数のシリンダ孔9と、各シリン
ダ孔9にそれぞれ摺合した多数のモータプランジ
ヤ10とを有しており、ポンプシリンダ4と同心
上にて相対回転自在なようにされている。
設けられたモータシリンダ8と、モータシリンダ
8に入力軸2と同心的な円周上に入力軸2に平行
して設けられた多数のシリンダ孔9と、各シリン
ダ孔9にそれぞれ摺合した多数のモータプランジ
ヤ10とを有しており、ポンプシリンダ4と同心
上にて相対回転自在なようにされている。
モータシリンダ8の軸線方向両端には、一対の
支軸11a,11bが突設されており、一方の支
軸11aは、玉軸受12を介して右ケース半体1
bの端壁に、他方の支軸11bはニードル軸受1
3を介して左ケース半体1aの端壁にそれぞれ支
持されている。そして右ケース半体1bの軸線方
向端面には、押え板14がボルト15を用いて固
着されており、玉軸受12及び支軸11aが、右
ケース半体1bに対して軸線方向移動を阻止され
た上で一体的に組付けられている。また他方の支
軸11bには、平歯車16が一体的に形成されて
おり、該平歯車16に螺合する図示されない差動
歯車装置などを介して、油圧モータMの出力を外
部へと伝達し得るようにされている。
支軸11a,11bが突設されており、一方の支
軸11aは、玉軸受12を介して右ケース半体1
bの端壁に、他方の支軸11bはニードル軸受1
3を介して左ケース半体1aの端壁にそれぞれ支
持されている。そして右ケース半体1bの軸線方
向端面には、押え板14がボルト15を用いて固
着されており、玉軸受12及び支軸11aが、右
ケース半体1bに対して軸線方向移動を阻止され
た上で一体的に組付けられている。また他方の支
軸11bには、平歯車16が一体的に形成されて
おり、該平歯車16に螺合する図示されない差動
歯車装置などを介して、油圧モータMの出力を外
部へと伝達し得るようにされている。
モータシリンダ8の内側には、各ポンププラン
ジヤ6に対して所定の角度をもつて傾斜したポン
プ斜板17が固定されている。そしてこの傾斜面
には、円環状をなすポンプシユー18が回転摺動
自在なように支承されている。
ジヤ6に対して所定の角度をもつて傾斜したポン
プ斜板17が固定されている。そしてこの傾斜面
には、円環状をなすポンプシユー18が回転摺動
自在なように支承されている。
各ポンププランジヤ6には、ポンプ斜板17に
向かつて開口する有底孔19が形成されており、
この孔19内に挿入された連接桿20が、その内
端のボールジヨイント21aを介してポンププラ
ンジヤ6に対して或る程度首振りし得るように連
結されている。また連接桿20は、有底孔19よ
りポンププランジヤ6の外部に突出しており、そ
の突出端に形成されたボールジヨイント21bを
介して前記したポンプシユー18とも首振り自在
なように連結されている。
向かつて開口する有底孔19が形成されており、
この孔19内に挿入された連接桿20が、その内
端のボールジヨイント21aを介してポンププラ
ンジヤ6に対して或る程度首振りし得るように連
結されている。また連接桿20は、有底孔19よ
りポンププランジヤ6の外部に突出しており、そ
の突出端に形成されたボールジヨイント21bを
介して前記したポンプシユー18とも首振り自在
なように連結されている。
円環状をなすポンプシユー18は、その外周面
をニードル軸受22を介してモータシリンダ8の
内側に支持されている。6そしてポンプシユー1
8のポンププランジヤ側の内周部に形成された段
部23に当接する押えシリンダ24が、ばね保持
体25を介して入力軸2を外囲して縮設されたば
ね2の弾発力を浮け、ポンプシユー18をポプ斜
板17に押圧するようにされている。ばね保持体
25は、入力軸2に形成されたスプライン部27
に摺動自在に嵌合しており、押えシリンダ24と
は球面をもつて接触している。従つて、ばね保持
体25は、どのような取付位置に於ても押えリン
グ24にまんべんなく接触して、ばね26の弾発
力を伝えることができる。
をニードル軸受22を介してモータシリンダ8の
内側に支持されている。6そしてポンプシユー1
8のポンププランジヤ側の内周部に形成された段
部23に当接する押えシリンダ24が、ばね保持
体25を介して入力軸2を外囲して縮設されたば
ね2の弾発力を浮け、ポンプシユー18をポプ斜
板17に押圧するようにされている。ばね保持体
25は、入力軸2に形成されたスプライン部27
に摺動自在に嵌合しており、押えシリンダ24と
は球面をもつて接触している。従つて、ばね保持
体25は、どのような取付位置に於ても押えリン
グ24にまんべんなく接触して、ばね26の弾発
力を伝えることができる。
このようにしてポンプシユー18は、ポンプ斜
板17上に於て常に定位置で回転摺動することが
できる。
板17上に於て常に定位置で回転摺動することが
できる。
ポンプシユー18の外周部に於けるポンプシリ
ンダ4を臨む端面には、クラウンギヤ28が形成
されている。そしてポンプシリンダ4の外周部に
は、このクラウンギヤ28と等しい歯数をもつて
噛合する傘歯車29が固設されている。これらク
ラウンギヤ28と傘歯車29との噛合により、入
力軸2よりポンプシリンダ4を駆動すれば、ポン
プシリンダ4がポンプシユー18を同期的に回転
駆動することとなる。そしてこれの回転に伴い、
ポンプ斜板17の傾斜面の上り側を走るポンププ
ランジヤ6は、ポンプ斜板17からポンプシユー
18及び連接桿20を介して吐出行程を与えら
れ、また傾斜面の下り側を走るポンププランジヤ
6は吸入行程を与えられる。
ンダ4を臨む端面には、クラウンギヤ28が形成
されている。そしてポンプシリンダ4の外周部に
は、このクラウンギヤ28と等しい歯数をもつて
噛合する傘歯車29が固設されている。これらク
ラウンギヤ28と傘歯車29との噛合により、入
力軸2よりポンプシリンダ4を駆動すれば、ポン
プシリンダ4がポンプシユー18を同期的に回転
駆動することとなる。そしてこれの回転に伴い、
ポンプ斜板17の傾斜面の上り側を走るポンププ
ランジヤ6は、ポンプ斜板17からポンプシユー
18及び連接桿20を介して吐出行程を与えら
れ、また傾斜面の下り側を走るポンププランジヤ
6は吸入行程を与えられる。
尚、傘歯車29の外周面とモータシリンダ8の
内周面との間には、ニードル軸受30が介装され
ており、ポンプシリンダ4とモータシリンダ8と
の同心的な相対回転の精度がより一層高められて
いる。
内周面との間には、ニードル軸受30が介装され
ており、ポンプシリンダ4とモータシリンダ8と
の同心的な相対回転の精度がより一層高められて
いる。
ポンプシユー18は、ポンプ斜板17との当接
面の各連接桿20に対応した位置に油圧ポケツト
31を凹設されている。そしてこの油圧ポケツト
31をポンプシリンダ4内の油室に連通させるた
めに、ポンププランジヤ6、連接桿20及びポン
プシユー18には、一連の油孔32,33,34
が穿設されている。従つて、ポンプシリンダ4の
作動中には、その内部の圧油が油圧ポケツト31
に供給され、その油圧がポンププランジヤ6から
ポンプシユー18に加わる推力を支承するように
ポンプシユー18に圧力を及ぼす。これにより、
ポンプシユー18のポンプ斜板17に対する接触
圧力を低減させ、同時にポンプシユー18とポン
プ斜板17との摺動面を潤滑することができる。
面の各連接桿20に対応した位置に油圧ポケツト
31を凹設されている。そしてこの油圧ポケツト
31をポンプシリンダ4内の油室に連通させるた
めに、ポンププランジヤ6、連接桿20及びポン
プシユー18には、一連の油孔32,33,34
が穿設されている。従つて、ポンプシリンダ4の
作動中には、その内部の圧油が油圧ポケツト31
に供給され、その油圧がポンププランジヤ6から
ポンプシユー18に加わる推力を支承するように
ポンプシユー18に圧力を及ぼす。これにより、
ポンプシユー18のポンプ斜板17に対する接触
圧力を低減させ、同時にポンプシユー18とポン
プ斜板17との摺動面を潤滑することができる。
ミツシヨンケース1の内部には、各モータプラ
ンジヤ10の先端に対向するようにモータ斜板3
5が、その両外側から突出する一対のトラニオン
軸36を介して傾動自在に枢支されており、この
モータ斜板35の傾斜面に滑接するモータシユー
37が、各モータプランジヤ10の外端に形成さ
れたボールジヨイント38の首振自在に結合して
いる。斜板35の滑接面側の外周には、リテーナ
65が装着され、例えばエンジンブレーキ時に、
モータプランジヤ10の押し付け力が失われた場
合でも、シユー37が滑接面から脱落することの
ないようにされている。
ンジヤ10の先端に対向するようにモータ斜板3
5が、その両外側から突出する一対のトラニオン
軸36を介して傾動自在に枢支されており、この
モータ斜板35の傾斜面に滑接するモータシユー
37が、各モータプランジヤ10の外端に形成さ
れたボールジヨイント38の首振自在に結合して
いる。斜板35の滑接面側の外周には、リテーナ
65が装着され、例えばエンジンブレーキ時に、
モータプランジヤ10の押し付け力が失われた場
合でも、シユー37が滑接面から脱落することの
ないようにされている。
各モータプランジヤ10は、前記したポンププ
ランジヤ6と同様に往復運動を行い、膨脹及び収
縮行程を繰返しつつモータシリンダ8を回転させ
ることとなる。この際、モータプランジヤ10の
ストロークは、後記するようにして、モータ斜板
35の傾斜角度を各モータプランジヤ10に対し
て垂直となる直立位置から、図示の最大傾斜位置
へと変化させることにより、Oから最大まで無段
階に調節することができる。
ランジヤ6と同様に往復運動を行い、膨脹及び収
縮行程を繰返しつつモータシリンダ8を回転させ
ることとなる。この際、モータプランジヤ10の
ストロークは、後記するようにして、モータ斜板
35の傾斜角度を各モータプランジヤ10に対し
て垂直となる直立位置から、図示の最大傾斜位置
へと変化させることにより、Oから最大まで無段
階に調節することができる。
モータシリンダ8は、その軸線方向に分割され
た第1〜第4の部分8a〜8dより構成されてい
る。第1の部分8aには、前記した支軸11b及
びポンプ斜板17が設けられ、また第2の部分8
bには、前記したシリンダ孔9の内の主にモータ
プランジヤ10の摺動を案内する部分が設けら
れ、また第3及び第4の部分8c,8dには、前
記したシリンダ孔9の内の案内部分より若干拡径
された一連の油室39が設けられ、そして第3の
部分8cは、各シリンダ孔5,9に連通する油路
が設けられた分配盤40を構成し、第4の部分8
dには前記した一方の支軸11aが形成されてい
る。これら第1〜第4の部分8a〜8dは、互い
の接合部を例えばノツクピンなどを用いて相互に
位置決めがなされた上で、複数のボルト41a,
41bにより一体的に結合されている。
た第1〜第4の部分8a〜8dより構成されてい
る。第1の部分8aには、前記した支軸11b及
びポンプ斜板17が設けられ、また第2の部分8
bには、前記したシリンダ孔9の内の主にモータ
プランジヤ10の摺動を案内する部分が設けら
れ、また第3及び第4の部分8c,8dには、前
記したシリンダ孔9の内の案内部分より若干拡径
された一連の油室39が設けられ、そして第3の
部分8cは、各シリンダ孔5,9に連通する油路
が設けられた分配盤40を構成し、第4の部分8
dには前記した一方の支軸11aが形成されてい
る。これら第1〜第4の部分8a〜8dは、互い
の接合部を例えばノツクピンなどを用いて相互に
位置決めがなされた上で、複数のボルト41a,
41bにより一体的に結合されている。
前記した入力軸2は、その外端部をニードル軸
受42を介してモータシリンダ8の他方の支軸1
1bの中心部に、またその内端部をニードル軸受
43を介して分配盤40の中心部にそれぞれ支持
されている。
受42を介してモータシリンダ8の他方の支軸1
1bの中心部に、またその内端部をニードル軸受
43を介して分配盤40の中心部にそれぞれ支持
されている。
前記したように、ポンプシリンダ4とばね保持
体25との間には、ばね26が縮設されており、
このばね26の弾発力により、ポンプシリンダ4
を分配盤40に圧接し、これらの回転摺動部から
の油の漏洩を防止すると共に、その弾発反力によ
り前記したようにばね保持体25、押えリング2
4、ポンプシユー18及びポンプ斜板17をモー
タシリンダ8の内部に支持している。
体25との間には、ばね26が縮設されており、
このばね26の弾発力により、ポンプシリンダ4
を分配盤40に圧接し、これらの回転摺動部から
の油の漏洩を防止すると共に、その弾発反力によ
り前記したようにばね保持体25、押えリング2
4、ポンプシユー18及びポンプ斜板17をモー
タシリンダ8の内部に支持している。
モータシリンダ8の一方の支軸11aは、中空
に形成されており、その中心部に、固定軸44が
挿入さている。この固定軸44の内端には、分配
環45がOリングを介して液密に嵌着されてお
り、外分配環45の環状をなす軸線方向端面が、
入力軸2の回転中心に対して偏心して分配盤40
の端面に摺接し得るようにされている。この分配
環45により、モータシリンダ8の第4の部分8
dに形成された中空部46が、内側油室46aと
外側油室46bとに区画される。
に形成されており、その中心部に、固定軸44が
挿入さている。この固定軸44の内端には、分配
環45がOリングを介して液密に嵌着されてお
り、外分配環45の環状をなす軸線方向端面が、
入力軸2の回転中心に対して偏心して分配盤40
の端面に摺接し得るようにされている。この分配
環45により、モータシリンダ8の第4の部分8
dに形成された中空部46が、内側油室46aと
外側油室46bとに区画される。
分配盤40には、吐出行程にあるポンププラン
ジヤ6のシリンダ孔5と内側油室46a間を連通
する吐出ポート47と、吸入行程にあるポンププ
ランジヤ6のシリンダ孔5と外側油室46b間を
連通する吸入ポート48とが開設されている。ま
た分配盤40には、シリンダ孔9に対応して多数
の連結ポート49が穿設されており、これらによ
りモータシリンダ8の各シリンダ孔9が、第4の
部分8d内の中空部46に連通する。
ジヤ6のシリンダ孔5と内側油室46a間を連通
する吐出ポート47と、吸入行程にあるポンププ
ランジヤ6のシリンダ孔5と外側油室46b間を
連通する吸入ポート48とが開設されている。ま
た分配盤40には、シリンダ孔9に対応して多数
の連結ポート49が穿設されており、これらによ
りモータシリンダ8の各シリンダ孔9が、第4の
部分8d内の中空部46に連通する。
中空部46に対する連結ポート49の開口は、
油圧モータMの回転軸を中心とするある円周上を
等分割して配設されている。そして前記したよう
に、分配環45が偏心して分配盤40に摺接して
いることから、モータシリンダ8の回転に応じて
内側油室46aと外側油室46bとを連通する連
結ポート49が順次切替わることとなる。
油圧モータMの回転軸を中心とするある円周上を
等分割して配設されている。そして前記したよう
に、分配環45が偏心して分配盤40に摺接して
いることから、モータシリンダ8の回転に応じて
内側油室46aと外側油室46bとを連通する連
結ポート49が順次切替わることとなる。
このようにして、油圧ポンプPと油圧モータM
間には、分配盤40、及び分配環45を介して油
圧閉回路が形成されている。従つて、入力軸2よ
りポンプシリンダ4を駆動すると、ポンププラン
ジヤ6の吐出行程により生成された高圧の作動油
が、吐出ポート47から内側油室46a及びこれ
と連通状態にある連結ポート49を経て膨脹行程
にあるモータプランジヤ10のシリンダ孔9に流
入して、そのモータプランジヤ10に推力を与え
る。
間には、分配盤40、及び分配環45を介して油
圧閉回路が形成されている。従つて、入力軸2よ
りポンプシリンダ4を駆動すると、ポンププラン
ジヤ6の吐出行程により生成された高圧の作動油
が、吐出ポート47から内側油室46a及びこれ
と連通状態にある連結ポート49を経て膨脹行程
にあるモータプランジヤ10のシリンダ孔9に流
入して、そのモータプランジヤ10に推力を与え
る。
一方、収縮行程にあるモータプランジヤ10に
より排出される作動油は、外側油室46bに連通
する連結ポート49、及び吸入ポート48を介し
て吸入行程にあるポンププランジヤ6のシリンダ
孔5に流入する。このような作動油の循環によ
り、吐出行程のポンププランジヤ6がポンプ斜板
17を介してモータシリンダ8に与える反動トル
クと、膨脹行程のモータプランジヤ10がモータ
斜板35から受ける反動トルクとの和によつて、
モータシリンダ8が駆動される。
より排出される作動油は、外側油室46bに連通
する連結ポート49、及び吸入ポート48を介し
て吸入行程にあるポンププランジヤ6のシリンダ
孔5に流入する。このような作動油の循環によ
り、吐出行程のポンププランジヤ6がポンプ斜板
17を介してモータシリンダ8に与える反動トル
クと、膨脹行程のモータプランジヤ10がモータ
斜板35から受ける反動トルクとの和によつて、
モータシリンダ8が駆動される。
この場合、ポンプシリンダ4に対するモータシ
リンダ8の変速比は次式によつて与えられる。
リンダ8の変速比は次式によつて与えられる。
変速比=ポンプシリンダ4の回転数/モータシリンダ8
の回転数 =1+油圧モータMの容量/油圧ポンプPの容量 上式から、油圧モータMの容量をOからある値
に変えれば、変速比を1からある必要な値にまで
変えることができることが解る。
の回転数 =1+油圧モータMの容量/油圧ポンプPの容量 上式から、油圧モータMの容量をOからある値
に変えれば、変速比を1からある必要な値にまで
変えることができることが解る。
ところで、油圧モータMの容量は、モータプラ
ンジヤ10のストロークにより決定されることか
ら、モータ斜板35を前記したように直立位置か
らある傾斜角まで傾動させることにより、変速比
を1からある値まで無段階に調節することができ
る。
ンジヤ10のストロークにより決定されることか
ら、モータ斜板35を前記したように直立位置か
らある傾斜角まで傾動させることにより、変速比
を1からある値まで無段階に調節することができ
る。
ミツシヨンケース1内の上部には、モータ斜板
35を傾動操作するための油圧式チエンジサーボ
モータS1が設けられている。そして、ミツシヨ
ンケース1内の突出したチエンジサーボモータS
1のピストンロツド50の突出端には、モータ斜
板35が連結部材51を介してピン結合されてお
り、押え板14を貫通して突出したチエンジサー
ボモータS1のパイロツト弁52の外端部には、
カム機構C1が連結され、別途制御装置(図示せ
ず)によりモータ斜板35の遠隔操作が行なわれ
る。
35を傾動操作するための油圧式チエンジサーボ
モータS1が設けられている。そして、ミツシヨ
ンケース1内の突出したチエンジサーボモータS
1のピストンロツド50の突出端には、モータ斜
板35が連結部材51を介してピン結合されてお
り、押え板14を貫通して突出したチエンジサー
ボモータS1のパイロツト弁52の外端部には、
カム機構C1が連結され、別途制御装置(図示せ
ず)によりモータ斜板35の遠隔操作が行なわれ
る。
このチエンジサーボモータS1は、パイロツト
弁52の動きを油圧増幅して内部に組込まれたピ
ストンを往復駆動する公知型式のものであり、外
部の制御装置から与えられたパイロツト弁52の
動きに追従するようにピストンロツド50を駆動
し、これによりモータ斜板35を第1図に実線に
て示す最大傾斜位置、即ち変速比最大から、想像
線にて示す最小傾斜位置、即ち変素比最小まで無
段階にシフトすることができる。
弁52の動きを油圧増幅して内部に組込まれたピ
ストンを往復駆動する公知型式のものであり、外
部の制御装置から与えられたパイロツト弁52の
動きに追従するようにピストンロツド50を駆動
し、これによりモータ斜板35を第1図に実線に
て示す最大傾斜位置、即ち変速比最大から、想像
線にて示す最小傾斜位置、即ち変素比最小まで無
段階にシフトすることができる。
モータ斜板35と左ケース半体1aの端壁との
間には、ストツパ53が介装されており、これに
よりモータ斜板35の機械的な最小傾斜位置が規
定されている。
間には、ストツパ53が介装されており、これに
よりモータ斜板35の機械的な最小傾斜位置が規
定されている。
このストツパ53はボルト53aによりケース
1aの端板部分に螺着されている。従つて、必要
に応じてこのストツパ53を適切な厚さを有する
ものと交換することにより、斜板35の中立位置
を容易にしかも自由に調節することができる。ま
た、斜板35の背面は格別何の目的にも用いられ
ておらず、その受圧面積を十分大きくすることが
できるため、ストツパ53或いは斜板35側の当
接部に摩耗が生じにくい。
1aの端板部分に螺着されている。従つて、必要
に応じてこのストツパ53を適切な厚さを有する
ものと交換することにより、斜板35の中立位置
を容易にしかも自由に調節することができる。ま
た、斜板35の背面は格別何の目的にも用いられ
ておらず、その受圧面積を十分大きくすることが
できるため、ストツパ53或いは斜板35側の当
接部に摩耗が生じにくい。
分配環45を支持する固定軸44は中空に形成
されており、その周壁には内側油室46a、外側
油室46b間を連通し得る短絡ポート54a,5
4bが穿設されている。そしてこのポート54
a,54bを開閉すべく、円筒状をなすクラツチ
弁55が、ニードル軸受56を介して固定軸44
との相対回動が自在なように固定軸44の中空部
に嵌入されている。このクラツチ弁55は、別途
クラツチ制御装置(図示せず)に連結され、短絡
ポート54a,54bを全開にしたときにクラツ
チ断状態を、そして半開にしたときに半クラツチ
状態を、更に全閉状態にしたときにクラツチ接状
態を、それぞれ得られるようにされている。即
ち、図示されたクラツチ断状態にあつては、吐出
ポート47から内側油室46aに吐出された作動
油が、短絡ポート54a,54bを介して外側油
室46bから吸入ポート48に直接流入して油圧
モータMを不作動にし、またクラツチ接状態にあ
つては、上記した作動油の短絡流動が阻止されて
油圧ポンプPから油圧モータMへの循環作用が行
われ、通常の動力伝達がなされる。
されており、その周壁には内側油室46a、外側
油室46b間を連通し得る短絡ポート54a,5
4bが穿設されている。そしてこのポート54
a,54bを開閉すべく、円筒状をなすクラツチ
弁55が、ニードル軸受56を介して固定軸44
との相対回動が自在なように固定軸44の中空部
に嵌入されている。このクラツチ弁55は、別途
クラツチ制御装置(図示せず)に連結され、短絡
ポート54a,54bを全開にしたときにクラツ
チ断状態を、そして半開にしたときに半クラツチ
状態を、更に全閉状態にしたときにクラツチ接状
態を、それぞれ得られるようにされている。即
ち、図示されたクラツチ断状態にあつては、吐出
ポート47から内側油室46aに吐出された作動
油が、短絡ポート54a,54bを介して外側油
室46bから吸入ポート48に直接流入して油圧
モータMを不作動にし、またクラツチ接状態にあ
つては、上記した作動油の短絡流動が阻止されて
油圧ポンプPから油圧モータMへの循環作用が行
われ、通常の動力伝達がなされる。
中空をなすクラツチ弁55の中心部には、油圧
回路断続用サーボモータS2が設けられている。
油圧回路断続用サーボモータS2は、チエンジサ
ーボモータS1にカム機構C1を介して連結され
ており、押え板14から突出したパイロツト弁5
7に往復動を与えることにより、先端部に設けら
れたシユー58により、分配盤40に穿設された
吐出ポート47の開口端を液密に閉塞し、吐出ポ
ート47から内側油室46aへの作動油の流通を
遮断し得るようにされている。そしてこの遮断状
態にあつては、ポンププランジヤ6が油圧的にロ
ツクされ、油圧ポンプPと油圧モータMとが直結
状態となり、ポンプシリンダ4からポンププラン
ジヤ6及びポンプ斜板17を介して、モータシリ
ンダ8が機械的に駆動されることとなる。この油
圧ポンプPと油圧モータMとの直結状態は、モー
タ斜板35を直立状態にした変速比最小、即ちト
ツプ位置にて行われるもので、入力軸から出力軸
への動力伝達効率を向上すると同時に、モータプ
ラジヤ10がモータ斜板35に及ぼす推力を低減
させ、軸受等の各部材に加わる負担を軽減するこ
とができる。
回路断続用サーボモータS2が設けられている。
油圧回路断続用サーボモータS2は、チエンジサ
ーボモータS1にカム機構C1を介して連結され
ており、押え板14から突出したパイロツト弁5
7に往復動を与えることにより、先端部に設けら
れたシユー58により、分配盤40に穿設された
吐出ポート47の開口端を液密に閉塞し、吐出ポ
ート47から内側油室46aへの作動油の流通を
遮断し得るようにされている。そしてこの遮断状
態にあつては、ポンププランジヤ6が油圧的にロ
ツクされ、油圧ポンプPと油圧モータMとが直結
状態となり、ポンプシリンダ4からポンププラン
ジヤ6及びポンプ斜板17を介して、モータシリ
ンダ8が機械的に駆動されることとなる。この油
圧ポンプPと油圧モータMとの直結状態は、モー
タ斜板35を直立状態にした変速比最小、即ちト
ツプ位置にて行われるもので、入力軸から出力軸
への動力伝達効率を向上すると同時に、モータプ
ラジヤ10がモータ斜板35に及ぼす推力を低減
させ、軸受等の各部材に加わる負担を軽減するこ
とができる。
尚、変速装置の右側面は、カム機構C1などを
収容すべく、エンドカバー59により覆われてい
る。
収容すべく、エンドカバー59により覆われてい
る。
第2図及び第3図は、第1図に示されたモータ
シユー37の非作動時と作動時とそれぞれ詳細に
示す。シユー37は、モータプランジヤ10の遊
端に形成されたボールジヨイント38を支承する
球面状支承面60を有するとともに、比較的薄肉
の外周部37aを有する。また、ボールジヨイン
ト38の内部には通孔38aが穿設され、ボール
ジヨイント38が支承面60に支承された状態に
あつては、モータプランジヤ10の内部の作動油
の一部が、通孔38a及びシユー37の中央に設
けられた通孔61を経て、シユー37の摺接面の
中央に凹設された油圧ポケツト62に向けて供給
されるようにしてある。従つて、このシユー37
によれば、通孔38a,61を介して油圧ポケツ
ト62に向けて作動油が供給され、モータ斜板3
5との摺接面に油膜を形成し得るようにしてあ
る。
シユー37の非作動時と作動時とそれぞれ詳細に
示す。シユー37は、モータプランジヤ10の遊
端に形成されたボールジヨイント38を支承する
球面状支承面60を有するとともに、比較的薄肉
の外周部37aを有する。また、ボールジヨイン
ト38の内部には通孔38aが穿設され、ボール
ジヨイント38が支承面60に支承された状態に
あつては、モータプランジヤ10の内部の作動油
の一部が、通孔38a及びシユー37の中央に設
けられた通孔61を経て、シユー37の摺接面の
中央に凹設された油圧ポケツト62に向けて供給
されるようにしてある。従つて、このシユー37
によれば、通孔38a,61を介して油圧ポケツ
ト62に向けて作動油が供給され、モータ斜板3
5との摺接面に油膜を形成し得るようにしてあ
る。
また、油圧ポケツト62の外周に位置するシユ
ー37の摺接面には、シユー37の母材よりも熱
膨脹係数の大きい板材63が例えば圧接により積
層されている。従つて、油圧装置の作動に伴いシ
ユー37の温度が上昇すると、第3図に示されて
いるように、シユー37よりも板状63が大きく
膨脹することから、またシユー37の外周37a
が比較的薄肉化されているため、板材63の外周
側部分がシユー37の対応部とともにモータ斜板
35との摺接面から遠ざかる向きに変形を行な
い、板材63の摺接面63aがやや凸面をなすよ
うになる。
ー37の摺接面には、シユー37の母材よりも熱
膨脹係数の大きい板材63が例えば圧接により積
層されている。従つて、油圧装置の作動に伴いシ
ユー37の温度が上昇すると、第3図に示されて
いるように、シユー37よりも板状63が大きく
膨脹することから、またシユー37の外周37a
が比較的薄肉化されているため、板材63の外周
側部分がシユー37の対応部とともにモータ斜板
35との摺接面から遠ざかる向きに変形を行な
い、板材63の摺接面63aがやや凸面をなすよ
うになる。
ここでリテーナ65と外周37aとの間に適宜
な〓間が開くように、スペーサ手段としての段部
37eが形成されている。これにより、シユー3
7が第3図に示すように変形した時に外周部37
aがリテーナ65に接触する虞れのないようにな
つている。
な〓間が開くように、スペーサ手段としての段部
37eが形成されている。これにより、シユー3
7が第3図に示すように変形した時に外周部37
aがリテーナ65に接触する虞れのないようにな
つている。
従つて、油圧装置の作動状態に於いては、シユ
ー37の摺接面63aが、油楔を形成するように
して油膜上を走行することとなり、その潤滑性能
が改善される。
ー37の摺接面63aが、油楔を形成するように
して油膜上を走行することとなり、その潤滑性能
が改善される。
第4図は本発明の第2の実施例を示すもので、
本実施例の場合シユー37がリテーナ65と斜板
35との間に挾持されつつシユー37が斜板35
の摺接面上を走行する。また、シユー37の外周
部は斜板35の側及びリテーナ65の側にそれぞ
れ薄肉化された外周部37b,37cを有し、し
かもシユー37のリテーナ65を臨む面及び斜板
35を臨む面の両面に、シユー37よりも熱膨脹
率の大きい板材63,64が積層されている。本
実施例の場合も、油圧装置の作動状態に於いて
は、シユー37に積層された板材63,64によ
り形成された、リテーナ65及び斜板35に対す
る摺接面がいずれも凸形状となるため、前記と同
様に好適な油楔を形成することが出来る。しかも
この場合には、各外周部37b,37cがリテー
ナ65に線当りする心配が皆無となる。
本実施例の場合シユー37がリテーナ65と斜板
35との間に挾持されつつシユー37が斜板35
の摺接面上を走行する。また、シユー37の外周
部は斜板35の側及びリテーナ65の側にそれぞ
れ薄肉化された外周部37b,37cを有し、し
かもシユー37のリテーナ65を臨む面及び斜板
35を臨む面の両面に、シユー37よりも熱膨脹
率の大きい板材63,64が積層されている。本
実施例の場合も、油圧装置の作動状態に於いて
は、シユー37に積層された板材63,64によ
り形成された、リテーナ65及び斜板35に対す
る摺接面がいずれも凸形状となるため、前記と同
様に好適な油楔を形成することが出来る。しかも
この場合には、各外周部37b,37cがリテー
ナ65に線当りする心配が皆無となる。
第5図は本発明の第3の実施例を示すもので、
第2図及び第3図に示した第1の実施例とほぼ同
様であるが、シユー37の薄肉化された外周部3
7aの一部に円環溝37dが周設され、外周部3
7aの変形容易さを一層増大してある。
第2図及び第3図に示した第1の実施例とほぼ同
様であるが、シユー37の薄肉化された外周部3
7aの一部に円環溝37dが周設され、外周部3
7aの変形容易さを一層増大してある。
<発明の効果>
このように本発明によれば、何ら加工工程を煩
雑化することなく油楔の形成に有利な形状が得ら
れることから、シユーと斜板との間の摩擦が低減
され、同部分の耐久性が改善されるとともに、油
圧装置の効率を向上することが出来、その効果は
極めて大である。
雑化することなく油楔の形成に有利な形状が得ら
れることから、シユーと斜板との間の摩擦が低減
され、同部分の耐久性が改善されるとともに、油
圧装置の効率を向上することが出来、その効果は
極めて大である。
第1図は本発明が適用された油圧式無段変速機
の縦断面図である。第2図は第1図のシユーの部
分を詳細に示す拡大図である。第3図は、油圧装
置が作動中の温度条件下にある第2図のシユーの
一部を詳細に示す拡大部分図である。第4図及び
第5図は、それぞれ本発明に基づくシユー構造の
異なる実施例を示す第2図と同様の図である。 P……油圧ポンプ、M……油圧モータ、S1…
…チエンジサーボモータ、S2……油圧回路断続
用サーボモータ、C1……カム機構、1……ミツ
シヨンケース、1a,1b……ケース半体、2…
…入力軸、3……スプライン部、4……ポンプシ
リンダ、5……シリンダ孔、6……ポンププラン
ジヤ、7……フライホイール、8……モータシリ
ンダ、8a……第1の部分、8b……第2の部
分、8c……第3の部分、8d……第4の部分、
9……シリンダ孔、10……モータプランジヤ、
11a,11b……支軸、12……玉軸受、13
……ニードル軸受、14……押え板、15……ボ
ルト、16……歯車、17……ポンプ斜板、18
……ポンプシユー、19……有底孔、20……連
接桿、21a,21b……ボールジヨイント、2
2……ニードル軸受、23……段部、24……押
えリング、25……ばね保持体、26……ばね、
27……スプライン部、28……クラウンギヤ、
29……傘歯車、30……ニードル軸受、31…
…油圧ポケツト、32,33,34……油孔、3
5……モータ斜板、36……トラニオン軸、37
a〜37c……外周部、37d……円環溝、37
……モータシユー、37e……段部、38……ボ
ールジヨイント、38a……通孔、39……油
室、40……分配盤、41a,41b……ボル
ト、42,43……ニードル軸受、44……固定
軸、45……分配環、46……中空部、46a…
…内側油室、46b……外側油室、47……吐出
ポート、48……吸入ポート、49……連結ポー
ト、50……ピストンロツド、51……連結部
材、52……パイトロツト弁、53……ストツ
パ、53a……ボルト、54a,54b……短絡
ポート、55……クラツチ弁、56……ニードル
軸受、57……パイロツト弁、58……シユー、
59……エンドカバー、60……支承面、61…
…通孔、62……油圧ポケツト、63,64……
板状、65……リテーナ。
の縦断面図である。第2図は第1図のシユーの部
分を詳細に示す拡大図である。第3図は、油圧装
置が作動中の温度条件下にある第2図のシユーの
一部を詳細に示す拡大部分図である。第4図及び
第5図は、それぞれ本発明に基づくシユー構造の
異なる実施例を示す第2図と同様の図である。 P……油圧ポンプ、M……油圧モータ、S1…
…チエンジサーボモータ、S2……油圧回路断続
用サーボモータ、C1……カム機構、1……ミツ
シヨンケース、1a,1b……ケース半体、2…
…入力軸、3……スプライン部、4……ポンプシ
リンダ、5……シリンダ孔、6……ポンププラン
ジヤ、7……フライホイール、8……モータシリ
ンダ、8a……第1の部分、8b……第2の部
分、8c……第3の部分、8d……第4の部分、
9……シリンダ孔、10……モータプランジヤ、
11a,11b……支軸、12……玉軸受、13
……ニードル軸受、14……押え板、15……ボ
ルト、16……歯車、17……ポンプ斜板、18
……ポンプシユー、19……有底孔、20……連
接桿、21a,21b……ボールジヨイント、2
2……ニードル軸受、23……段部、24……押
えリング、25……ばね保持体、26……ばね、
27……スプライン部、28……クラウンギヤ、
29……傘歯車、30……ニードル軸受、31…
…油圧ポケツト、32,33,34……油孔、3
5……モータ斜板、36……トラニオン軸、37
a〜37c……外周部、37d……円環溝、37
……モータシユー、37e……段部、38……ボ
ールジヨイント、38a……通孔、39……油
室、40……分配盤、41a,41b……ボル
ト、42,43……ニードル軸受、44……固定
軸、45……分配環、46……中空部、46a…
…内側油室、46b……外側油室、47……吐出
ポート、48……吸入ポート、49……連結ポー
ト、50……ピストンロツド、51……連結部
材、52……パイトロツト弁、53……ストツ
パ、53a……ボルト、54a,54b……短絡
ポート、55……クラツチ弁、56……ニードル
軸受、57……パイロツト弁、58……シユー、
59……エンドカバー、60……支承面、61…
…通孔、62……油圧ポケツト、63,64……
板状、65……リテーナ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ケースに回転自在に支持されるとともに環状
に配設された複数の軸線方向シリンダを有するシ
リンダブロツクと、前記各シリンダに受容された
プランジヤと、リテーナにて保持されたシユーを
介して前記プランジヤの遊端に摺接するように前
記ケースにより支持された斜板とを有し、前記斜
板の傾斜角に応じて前記プランジヤの前記シリン
ダに対する出没ストロークを定めるようにした斜
板式油圧装置のためのシユー構造であつて、 前記シユーの前記斜板に対する摺接面が、該シ
ユーの対応面に積層された該シユーの部材よりも
大きな熱膨脹係数を有する部材により形成され、
当該油圧装置の作動時の温度下にあつては前記摺
接面が凸面の成すようにするとともに、前記斜板
と摺接する側の外周部と前記リテーナとの間にス
ペーサ手段が設けられるようにしたことを特徴と
する斜板式油圧装置のためのシユー構造。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61296244A JPS63150475A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 斜板式油圧装置に於けるシユ−構造 |
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JP61296244A JPS63150475A (ja) | 1986-12-12 | 1986-12-12 | 斜板式油圧装置に於けるシユ−構造 |
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JPS63150475A JPS63150475A (ja) | 1988-06-23 |
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- 1987-12-14 US US07/132,192 patent/US4893548A/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-12-14 EP EP87310990A patent/EP0274251B1/en not_active Expired
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