JPH0377020B2 - - Google Patents
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- JPH0377020B2 JPH0377020B2 JP62052754A JP5275487A JPH0377020B2 JP H0377020 B2 JPH0377020 B2 JP H0377020B2 JP 62052754 A JP62052754 A JP 62052754A JP 5275487 A JP5275487 A JP 5275487A JP H0377020 B2 JPH0377020 B2 JP H0377020B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22C—FOUNDRY MOULDING
- B22C7/00—Patterns; Manufacture thereof so far as not provided for in other classes
- B22C7/02—Lost patterns
- B22C7/023—Patterns made from expanded plastic materials
- B22C7/026—Patterns made from expanded plastic materials by assembling preformed parts
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
その発明は鋳物の鋳造に用いる、消失性模型の
接着方法と、接着装置に関するものである。
接着方法と、接着装置に関するものである。
［従来の技術］
従来、上記消失性模型の複雑な形状のものは、
普通二つ割り等に形成し、これをホツトメルト接
着剤により接着させて用いる。
普通二つ割り等に形成し、これをホツトメルト接
着剤により接着させて用いる。
［発明が解決しようとする問題点］
上記の接着の場合、通常一方の模型を溶融した
ホツトメルト接着剤に部分的に侵漬して取り出
し、次に他方の模型と合致させて接着する。この
場合、正確な合致に手間どつていると、接着剤が
急速に冷却、固化してしまい、接着できない。こ
のため、作業は熟練を要し、面倒であつた。
ホツトメルト接着剤に部分的に侵漬して取り出
し、次に他方の模型と合致させて接着する。この
場合、正確な合致に手間どつていると、接着剤が
急速に冷却、固化してしまい、接着できない。こ
のため、作業は熟練を要し、面倒であつた。
この発明はこのような問題を解決するためにな
されたもので、その目的は熟練を要せずにきわめ
て容易に作業ができる、消失性模型の接着方法
と、接着装置を提供することである。
されたもので、その目的は熟練を要せずにきわめ
て容易に作業ができる、消失性模型の接着方法
と、接着装置を提供することである。
［問題点を解決するための手段］
この発明について述べると、まず方法について
は、複数の発泡合成樹脂製の模型部材１６，１７
の、対応して合わされた各種接着剤１８，１９の
間に、高周波交番磁界により発熱させられる発熱
材２２を含むホツトメルト接着剤２１により形成
される接着シート２０を挟み、前記各模型部材１
６，１７をシリコンゴム製の圧接部材１１を用い
て、同圧接部材１１の弾性により圧接せしめ、該
圧接中に上記圧接部材１１の外部から、高周波交
番磁界を作用させて前記発熱材２２を発熱させ、
前記ホツトメルト接着剤２１を溶解させて接着さ
せることを特徴とする消失性模型の接着方法であ
る。
は、複数の発泡合成樹脂製の模型部材１６，１７
の、対応して合わされた各種接着剤１８，１９の
間に、高周波交番磁界により発熱させられる発熱
材２２を含むホツトメルト接着剤２１により形成
される接着シート２０を挟み、前記各模型部材１
６，１７をシリコンゴム製の圧接部材１１を用い
て、同圧接部材１１の弾性により圧接せしめ、該
圧接中に上記圧接部材１１の外部から、高周波交
番磁界を作用させて前記発熱材２２を発熱させ、
前記ホツトメルト接着剤２１を溶解させて接着さ
せることを特徴とする消失性模型の接着方法であ
る。
次に、接着装置について述べると、それは、高
周波交番磁界により発熱させられる発熱材２２を
含有したホツトメルト接着剤２１により形成され
た接着シート２０と、模型部材１６，１７を弾性
により互いに圧接させるシリコンゴム製の圧接部
材１１と、該圧接部材１１の外部に設けられた高
周波加熱装置３から成ることを特徴とする消失性
模型の接着装置である。
周波交番磁界により発熱させられる発熱材２２を
含有したホツトメルト接着剤２１により形成され
た接着シート２０と、模型部材１６，１７を弾性
により互いに圧接させるシリコンゴム製の圧接部
材１１と、該圧接部材１１の外部に設けられた高
周波加熱装置３から成ることを特徴とする消失性
模型の接着装置である。
［実施例］
第１図において、１はプレス装置の基板、２は
加圧板であり、この両者１，２はそれぞれ高周波
加熱装置３の磁界形成用のコイル４，５が内蔵さ
れている。６は導線を示す。７は合成樹脂、一例
として塩化ビニール樹脂製のフレームであり、第
一フレーム８、第二フレーム９から成つている。
１０は両者８，９間の間隙を示す。そしてこのフ
レーム７中にはシリコンゴム製の圧接部材１１が
設けられており、同部材１１は第一圧接部材１
２、第二圧接部材１３から成つている。
加圧板であり、この両者１，２はそれぞれ高周波
加熱装置３の磁界形成用のコイル４，５が内蔵さ
れている。６は導線を示す。７は合成樹脂、一例
として塩化ビニール樹脂製のフレームであり、第
一フレーム８、第二フレーム９から成つている。
１０は両者８，９間の間隙を示す。そしてこのフ
レーム７中にはシリコンゴム製の圧接部材１１が
設けられており、同部材１１は第一圧接部材１
２、第二圧接部材１３から成つている。
又１４はバキユーム通路であり、同通路１４は
図示しない吸引及び吹き出しのできるポンプに接
続されている。１５は消失性模型であり、発泡ポ
リスチレンにより形成されており、模型部材１
６，１７から成つている。１８，１９は、それぞ
れ接着部である。
図示しない吸引及び吹き出しのできるポンプに接
続されている。１５は消失性模型であり、発泡ポ
リスチレンにより形成されており、模型部材１
６，１７から成つている。１８，１９は、それぞ
れ接着部である。
次に２０は接着シートであり、同シート２０は
第２図に示すようにシート状に形成され、その厚
さは一例として１mmである。同図において２１は
ホツトメルト接着剤、２２は高周波加熱装置３の
誘導加熱により発熱する物質で、一例として350
メツシユの鉄の粉末である。なおこの物質は高周
波の磁界により、ヒステリシス損、又は渦電流損
により発熱する物質であり、強磁性体の粉末又は
同シート、同穴あきシート、又は同金網等であ
り、鋳造製品が鉄の場合、これに溶解されて害を
およぼさない鉄を用いる。なお、とも材であれば
更によい。
第２図に示すようにシート状に形成され、その厚
さは一例として１mmである。同図において２１は
ホツトメルト接着剤、２２は高周波加熱装置３の
誘導加熱により発熱する物質で、一例として350
メツシユの鉄の粉末である。なおこの物質は高周
波の磁界により、ヒステリシス損、又は渦電流損
により発熱する物質であり、強磁性体の粉末又は
同シート、同穴あきシート、又は同金網等であ
り、鋳造製品が鉄の場合、これに溶解されて害を
およぼさない鉄を用いる。なお、とも材であれば
更によい。
又渦電流損によるものでもよく、非鉄金属の粉
末、同シート、同穴あきシート、同金網等を用い
てもよい。又強磁性体であつても渦電流損を起こ
していることは勿論である。又製品がアルミニウ
ム等の場合、アルミニウムの粉末等を用いる。２
３は基材としての紙を示す。なお前記接着シート
２０はシート状のものに限らず、液状のものを少
なくともどちらか一方に塗布したものでも差支え
はない。
末、同シート、同穴あきシート、同金網等を用い
てもよい。又強磁性体であつても渦電流損を起こ
していることは勿論である。又製品がアルミニウ
ム等の場合、アルミニウムの粉末等を用いる。２
３は基材としての紙を示す。なお前記接着シート
２０はシート状のものに限らず、液状のものを少
なくともどちらか一方に塗布したものでも差支え
はない。
そして前記接着シート２０は予めプレスによ
り、前記接着部１８の平面形状に合わせて打抜か
れている。２４はリブを示す。
り、前記接着部１８の平面形状に合わせて打抜か
れている。２４はリブを示す。
このように形成した装置において高周波加熱装
置３を作動させると、基板１及び加圧板２中のコ
イル４，５により、高周波の交番磁界が形成され
る。この場合、一例として同加熱装置３は
25KW、800KHzで、0.5秒程度、図示しないタイ
マで作動させる。尚、それは最大でも２秒程度で
ある。これにより前記鉄粉はヒステリシス損、渦
電流損により発熱し、接着シート２０は溶解す
る。そうすると予め加圧されているプレスの加圧
板２が模型部材１６，１７を加圧して接着させ
る。この場合、前記フレーム７の間隙１０は、前
記溶解により閉じられる。
置３を作動させると、基板１及び加圧板２中のコ
イル４，５により、高周波の交番磁界が形成され
る。この場合、一例として同加熱装置３は
25KW、800KHzで、0.5秒程度、図示しないタイ
マで作動させる。尚、それは最大でも２秒程度で
ある。これにより前記鉄粉はヒステリシス損、渦
電流損により発熱し、接着シート２０は溶解す
る。そうすると予め加圧されているプレスの加圧
板２が模型部材１６，１７を加圧して接着させ
る。この場合、前記フレーム７の間隙１０は、前
記溶解により閉じられる。
そして、上記接着の場合についてみると、ホツ
トメルト接着剤は各種のものがあるが、一般に、
ほぼ100℃以上の温度、通常150℃前後で溶解させ
られるようになつており、このような温度におい
ては一般のゴムは弾性を失い、前記模型部材１
６，１７を圧接させ続けることはできないが、こ
の発明においてはシリコンゴムを用いたことによ
り、ホツトメルト接着剤の溶解温度においても弾
性を失わずに前記模型部材１６，１７を圧接させ
続けることができる。そして次に前記高周波加熱
装置３の作動を停止せしめることにより前記接着
シート２０は冷却、固化するので接着が行われ
る。
トメルト接着剤は各種のものがあるが、一般に、
ほぼ100℃以上の温度、通常150℃前後で溶解させ
られるようになつており、このような温度におい
ては一般のゴムは弾性を失い、前記模型部材１
６，１７を圧接させ続けることはできないが、こ
の発明においてはシリコンゴムを用いたことによ
り、ホツトメルト接着剤の溶解温度においても弾
性を失わずに前記模型部材１６，１７を圧接させ
続けることができる。そして次に前記高周波加熱
装置３の作動を停止せしめることにより前記接着
シート２０は冷却、固化するので接着が行われ
る。
なお、ホツトメルト接着剤が接着部１８，１９
からはみ出した場合、そこに圧接させられている
シリコンゴム製の圧接部剤１１により自動的にう
すく伸ばされる。
からはみ出した場合、そこに圧接させられている
シリコンゴム製の圧接部剤１１により自動的にう
すく伸ばされる。
そしてバキユーム通路１４から図示しないポン
プにより吸引しつつ、第一フレーム８を第二フレ
ーム９から離し去り、次にバキユーム通路１４か
らエアを吹き出して、接着された消失性模型１５
を取り出すのである。
プにより吸引しつつ、第一フレーム８を第二フレ
ーム９から離し去り、次にバキユーム通路１４か
らエアを吹き出して、接着された消失性模型１５
を取り出すのである。
［発明の効果］
この発明は前記のように構成され、前記模型部
材１６，１７はシリコンゴム製の圧接部材１１，
１３により、その弾性により圧接させられるか
ら、その接着部１８，１９間にホツトメルト接着
剤による接着シート２０が挟まれ、その溶解によ
る接着が行われても、通常のゴムであれば上記ホ
ツトメルト接着剤の溶解温度（一般に150℃前後）
においては弾性が消失してしまい、圧接させ続け
ることができないものであるが、シリコンゴム製
の圧接部材を用いたことにより、上記溶解温度で
も弾性を失わないから、その温度内でも模型部材
を圧接させ続けることができ、従つて接着させる
ことができる。なおシリコンゴム製の圧接部材は
高周波交番磁界を透過させ、従つてそれにより発
熱させられることもない。
材１６，１７はシリコンゴム製の圧接部材１１，
１３により、その弾性により圧接させられるか
ら、その接着部１８，１９間にホツトメルト接着
剤による接着シート２０が挟まれ、その溶解によ
る接着が行われても、通常のゴムであれば上記ホ
ツトメルト接着剤の溶解温度（一般に150℃前後）
においては弾性が消失してしまい、圧接させ続け
ることができないものであるが、シリコンゴム製
の圧接部材を用いたことにより、上記溶解温度で
も弾性を失わないから、その温度内でも模型部材
を圧接させ続けることができ、従つて接着させる
ことができる。なおシリコンゴム製の圧接部材は
高周波交番磁界を透過させ、従つてそれにより発
熱させられることもない。
このため熟練を要することなく、きわめて容易
に模型部材を接着させることができる。
に模型部材を接着させることができる。
第１図はこの発明の実施例を示し、消失性模型
の接着の方法及び接着装置の概略を示す図、第２
図は同方法に用いられる接着剤のシートの部分の
拡大断面図である。 ３……高周波加熱装置、６……接着シート、１
１……圧接部材、１６……模型部材、１７……模
型部材、１８……接着部、１９……接着部、２０
……接着シート、２１……ホツトメルト接着剤、
２２……高周波交番磁界により発熱させられる発
熱材。
の接着の方法及び接着装置の概略を示す図、第２
図は同方法に用いられる接着剤のシートの部分の
拡大断面図である。 ３……高周波加熱装置、６……接着シート、１
１……圧接部材、１６……模型部材、１７……模
型部材、１８……接着部、１９……接着部、２０
……接着シート、２１……ホツトメルト接着剤、
２２……高周波交番磁界により発熱させられる発
熱材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 複数の発泡合成樹脂製の模型部材１６，１７
の、対応して合わされた各接着部１８，１９の間
に、高周波交番磁界により発熱させられる発熱材
２２を含むホツトメルト接着剤２１により形成さ
れる接着シート２０を挟み、前記各模型部材１
６，１７をシリコンゴム製の圧接部材１１を用い
て、同圧接部材１１の弾性により圧接せしめ、該
圧接中に上記圧接部材１１の外部から、高周波交
番磁界を作用させて前記発熱材２２を発熱させ、
前記ホツトメルト接着剤２１を溶解させて接着さ
せることを特徴とする消失性模型の接着方法。 ２ 高周波交番磁界により発熱させられる発熱材
２２を含有したホツトメルト接着剤２１により形
成された接着シート２０と、模型部材１６，１７
を弾性により互いに圧接させるシリコンゴム製の
圧接部材１１と、該圧接部材１１の外部に設けら
れた高周波加熱装置３から成ることを特徴とする
消失性模型の接着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62052754A JPS63220945A (ja) | 1987-03-07 | 1987-03-07 | 消失性模型の接着方法及び接着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62052754A JPS63220945A (ja) | 1987-03-07 | 1987-03-07 | 消失性模型の接着方法及び接着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63220945A JPS63220945A (ja) | 1988-09-14 |
| JPH0377020B2 true JPH0377020B2 (ja) | 1991-12-09 |
Family
ID=12923679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62052754A Granted JPS63220945A (ja) | 1987-03-07 | 1987-03-07 | 消失性模型の接着方法及び接着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63220945A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103878305B (zh) * | 2012-12-20 | 2016-04-20 | 中航商用航空发动机有限责任公司 | 蜡模制造装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5639144A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-14 | Hitachi Ltd | Production of investment casting pattern |
| JPS58174474A (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-13 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 熱接着剤 |
| JPS59191541A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-30 | Toyota Motor Corp | 鋳造用消失性模型の製作方法 |
| JPS62292236A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-18 | Mitsubishi Motors Corp | 消失模型鋳造用消失模型の製造方法 |
-
1987
- 1987-03-07 JP JP62052754A patent/JPS63220945A/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5639144A (en) * | 1979-09-10 | 1981-04-14 | Hitachi Ltd | Production of investment casting pattern |
| JPS58174474A (ja) * | 1982-04-07 | 1983-10-13 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 熱接着剤 |
| JPS59191541A (ja) * | 1983-04-15 | 1984-10-30 | Toyota Motor Corp | 鋳造用消失性模型の製作方法 |
| JPS62292236A (ja) * | 1986-06-13 | 1987-12-18 | Mitsubishi Motors Corp | 消失模型鋳造用消失模型の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63220945A (ja) | 1988-09-14 |
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