JPH0376804B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0376804B2 JPH0376804B2 JP60177283A JP17728385A JPH0376804B2 JP H0376804 B2 JPH0376804 B2 JP H0376804B2 JP 60177283 A JP60177283 A JP 60177283A JP 17728385 A JP17728385 A JP 17728385A JP H0376804 B2 JPH0376804 B2 JP H0376804B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- molding
- gate pin
- gate
- filling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 28
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 25
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 15
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 15
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 14
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 14
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
1 発明の目的
本発明は、充填物を収容した合成樹脂材の成形
方法およびその装置に関するものである。
方法およびその装置に関するものである。
従来、合成樹脂材の射出成形によつて製品を製
作する場合に、その成形工程中にその成形品の内
部に必要な充填物などを収容して一体に成形する
ことは技術的に困難なことであつた。そこで、本
発明はこのような技術的課題を解決した画期的な
方法と装置を提供することを目的とするものであ
る。
作する場合に、その成形工程中にその成形品の内
部に必要な充填物などを収容して一体に成形する
ことは技術的に困難なことであつた。そこで、本
発明はこのような技術的課題を解決した画期的な
方法と装置を提供することを目的とするものであ
る。
2 発明の構成
まず本発明の装置の図面の実施例に基いて説明
する。
する。
1は上型、2は下型、3はこの上下両型1,2
によつて形成される成形部、4は上型1側に設け
たバルブゲート本体で、この本体のランナー部5
にはゲートピン6が上下摺動するように設置され
る。7はこのゲートピン6の先端部近くの周囲に
設けたゲートで、このゲートに連通して先端周囲
には間隙部8を設ける。9は前記上型1のゲート
ピン6に対向して下型2側に設置した挿入型で、
この挿入型はシリンダ10によつて上下摺動する
ようになる。11はこの挿入型9の上端部に設け
た凹部で、この凹部には成形時に挿入すべき充填
物aを載置する。
によつて形成される成形部、4は上型1側に設け
たバルブゲート本体で、この本体のランナー部5
にはゲートピン6が上下摺動するように設置され
る。7はこのゲートピン6の先端部近くの周囲に
設けたゲートで、このゲートに連通して先端周囲
には間隙部8を設ける。9は前記上型1のゲート
ピン6に対向して下型2側に設置した挿入型で、
この挿入型はシリンダ10によつて上下摺動する
ようになる。11はこの挿入型9の上端部に設け
た凹部で、この凹部には成形時に挿入すべき充填
物aを載置する。
次に、本発明の成形方法を工程順に図面に基い
て説明する。
て説明する。
第1に、上下両金型1,2を合わせて成形部3
をつくつた後、上方からゲートピン6を成形部3
の所定個所まで移動せしめ、また下方から凹部1
1に任意の充填物aを載置した挿入型9を移動せ
しめてその上端を前記ゲートピン6の先端と一致
させて停止する。(第1図参照) 第2に、上方のバルブゲート本体4のランナー
部5からゲートピン6のゲート7に合成樹脂材を
送つて、成形部3内にこれを射出する。すると、
合成樹脂材bは成形部3内に供給されるようにな
る。(第2図参照) 第3に、ゲートピン6を再び上方に移動して、
その先端を成形部3から外に出す。これによつて
成形部3内の合成樹脂材bが流れて前記充填物a
と一体化するようになる。
をつくつた後、上方からゲートピン6を成形部3
の所定個所まで移動せしめ、また下方から凹部1
1に任意の充填物aを載置した挿入型9を移動せ
しめてその上端を前記ゲートピン6の先端と一致
させて停止する。(第1図参照) 第2に、上方のバルブゲート本体4のランナー
部5からゲートピン6のゲート7に合成樹脂材を
送つて、成形部3内にこれを射出する。すると、
合成樹脂材bは成形部3内に供給されるようにな
る。(第2図参照) 第3に、ゲートピン6を再び上方に移動して、
その先端を成形部3から外に出す。これによつて
成形部3内の合成樹脂材bが流れて前記充填物a
と一体化するようになる。
そこで、次に挿入型9を再び下方に移動する。
すると、挿入型9の凹部11内の充填物aは、前
記成形部3内の合成樹脂材b内に残されたままに
なり、挿入型9のみが成形部3から外に出る。
すると、挿入型9の凹部11内の充填物aは、前
記成形部3内の合成樹脂材b内に残されたままに
なり、挿入型9のみが成形部3から外に出る。
したがつて、成形部3内は挿入型9が位置した
部分が空間として残ろうとするが、合成樹脂材b
はいまだ流動状態にあるから直ちにその空間部分
を埋めてしまう。しかし、成形部3内の合成樹脂
材は不足するので、再びバルブゲート本体4のラ
ンナー部5から材料を送り、これをゲート7およ
びその下方の間隙部8を通して成形部3内に射出
する。これによつて、成形部3においては、内部
に充填物aを挿入収容した合成樹脂材bが成形さ
れるようになる。(以上につき、第3図参照) なお、材料の二次射出によつて成形部3全体に
材料が充満したときは、その一部が成形部の底面
の一部を形成している挿入型9の凹部11にも行
きわたつて突起部cができるようになるが、この
突起部分は上下両型1,2を離間して成形品を取
り出した後に切り取ればよい。
部分が空間として残ろうとするが、合成樹脂材b
はいまだ流動状態にあるから直ちにその空間部分
を埋めてしまう。しかし、成形部3内の合成樹脂
材は不足するので、再びバルブゲート本体4のラ
ンナー部5から材料を送り、これをゲート7およ
びその下方の間隙部8を通して成形部3内に射出
する。これによつて、成形部3においては、内部
に充填物aを挿入収容した合成樹脂材bが成形さ
れるようになる。(以上につき、第3図参照) なお、材料の二次射出によつて成形部3全体に
材料が充満したときは、その一部が成形部の底面
の一部を形成している挿入型9の凹部11にも行
きわたつて突起部cができるようになるが、この
突起部分は上下両型1,2を離間して成形品を取
り出した後に切り取ればよい。
3 発明の効果
本発明はこのような方法および装置であるた
め、射出された合成樹脂材の流れに対し充填物が
常に流れの中央にあるから、充填物をゲートピン
で固定したとき充填物の片寄りを最小限に抑える
ことができ、したがつて充填物は合成樹脂材に完
全にかつ確実に包囲された状態の中に配置されて
成形されるようになり、また製品の成形時におい
てその内部に収容すべき補強物や充填物を外部に
露呈せずに確実に成形することができるようにな
り、製品の外観質を向上せしめることができ、そ
の収容物が金属の場合でもその発錆を防止するこ
とができ、製品の耐久年数を高めることができ、
これによつて成形コストの低下を実現することが
できるようになり、従来困難であつた成形方法と
装置を提供することができるものとして、その効
果は多大である。
め、射出された合成樹脂材の流れに対し充填物が
常に流れの中央にあるから、充填物をゲートピン
で固定したとき充填物の片寄りを最小限に抑える
ことができ、したがつて充填物は合成樹脂材に完
全にかつ確実に包囲された状態の中に配置されて
成形されるようになり、また製品の成形時におい
てその内部に収容すべき補強物や充填物を外部に
露呈せずに確実に成形することができるようにな
り、製品の外観質を向上せしめることができ、そ
の収容物が金属の場合でもその発錆を防止するこ
とができ、製品の耐久年数を高めることができ、
これによつて成形コストの低下を実現することが
できるようになり、従来困難であつた成形方法と
装置を提供することができるものとして、その効
果は多大である。
図面は本発明の実施例を示し、第1図乃至第3
図は各作用時の要部の正断面図である。
図は各作用時の要部の正断面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上下両型を合わせて成形部を形成した後、上
型からゲートピンを成形部の中央個所に移動せし
めるとともに下型から上端凹部に充填物を載置し
た挿入型を移動せしめてこの充填物の上面部を前
記ゲートピンの先端部で固定し、前記ゲートピン
の周囲のランナー部及びゲートから前記成形部に
合成樹脂材料を射出供給し、しかる後にゲートピ
ンを上方に移動するとともに前記挿入型を充填物
を成形部内に残したまま下方に移動し、同時に成
形部内に圧縮されていた前記材料を膨張させて充
填物を包囲するようにして成る充填物を収容した
合成樹脂材の成形方法。 2 上型に設けたバルブゲート本体に形成したラ
ンナー部及びこのランナー部内を上下動するゲー
トピンを設け、上型からゲートピンを成形部の中
央個所に移動せしめるとともに下型から上端凹部
に充填物を載置した挿入型を移動して充填物の上
面部をゲートピンの先端部で固定し、ゲートピン
の周囲のランナー部及びゲートから成形部に合成
樹脂材料を射出供給し、ゲートピンに対向する下
型に上端部に凹部を設けた挿入型を上下動し得る
ように設けるとともに挿入型の先端部がゲートピ
ンの先端に対し上下両型で形成する成形部内にお
いて接離するように設けて成る充填物を収容した
合成樹脂材の成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17728385A JPS6237116A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 充填物を収容した合成樹脂材の成形方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17728385A JPS6237116A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 充填物を収容した合成樹脂材の成形方法およびその装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6237116A JPS6237116A (ja) | 1987-02-18 |
JPH0376804B2 true JPH0376804B2 (ja) | 1991-12-06 |
Family
ID=16028323
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17728385A Granted JPS6237116A (ja) | 1985-08-12 | 1985-08-12 | 充填物を収容した合成樹脂材の成形方法およびその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6237116A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55102519U (ja) * | 1979-01-13 | 1980-07-17 | ||
JPS5777547A (en) * | 1981-09-08 | 1982-05-14 | Daifuku Co Ltd | Holding device of position of reinforcement to be sealed in formed body |
-
1985
- 1985-08-12 JP JP17728385A patent/JPS6237116A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55102519U (ja) * | 1979-01-13 | 1980-07-17 | ||
JPS5777547A (en) * | 1981-09-08 | 1982-05-14 | Daifuku Co Ltd | Holding device of position of reinforcement to be sealed in formed body |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6237116A (ja) | 1987-02-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR910009231B1 (ko) | 사출성형된 슬라이드 파스너 슬라이더의 제조방법. | |
JPS62244609A (ja) | ブ−ツを製造するための射出成形型 | |
JPH0376804B2 (ja) | ||
US3763300A (en) | Method of encapsulating articles | |
US2252090A (en) | Means and method of forming separable fastener stringers | |
KR19980018186A (ko) | 사출성형용 금형 | |
EP0923444A3 (en) | Sealing ejectorpin | |
JP3920991B2 (ja) | 圧縮成形用金型 | |
JPS5881137A (ja) | 合成樹脂製品の成形方法 | |
US4144303A (en) | Method and apparatus for molding a composite plastic article | |
JPH0336005B2 (ja) | ||
JPS6164414A (ja) | インサ−ト成形品の製造方法 | |
JP2652254B2 (ja) | ステアリングホイールの製造方法 | |
JPS57197140A (en) | Manufacture of step | |
JPH0723223Y2 (ja) | ガス圧入成形用金型 | |
JPS6130819Y2 (ja) | ||
JP2827334B2 (ja) | インサート成形方法 | |
JP3745350B2 (ja) | 射出成形用金型及び射出成形方法 | |
JPS6420109A (en) | Two-color molding method | |
JP3473791B2 (ja) | 金属部品に樹脂部品が一体成形された製品の製造方法および製造装置 | |
JPH0159089B2 (ja) | ||
JP3729484B2 (ja) | ブーツの射出成形方法 | |
JPH031239Y2 (ja) | ||
JPH08183042A (ja) | 発泡成形用芯材および発泡成形品の製造方法 | |
JP2003103578A (ja) | 射出成形用金型 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |