JPH0376505B2 - - Google Patents

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JPH0376505B2
JPH0376505B2 JP58035811A JP3581183A JPH0376505B2 JP H0376505 B2 JPH0376505 B2 JP H0376505B2 JP 58035811 A JP58035811 A JP 58035811A JP 3581183 A JP3581183 A JP 3581183A JP H0376505 B2 JPH0376505 B2 JP H0376505B2
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Hideo Wada
Fumio Goto
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Publication of JPH0376505B2 publication Critical patent/JPH0376505B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F13/00Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
    • G06F13/14Handling requests for interconnection or transfer
    • G06F13/16Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus
    • G06F13/18Handling requests for interconnection or transfer for access to memory bus based on priority control

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  • Physics & Mathematics (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は計算機システムの記憶制御方式に関
し、詳しくは、中央処理装置などから出されるア
クセス要求の順序性を保証して、該アクセス要求
を主記憶装置に送出する制御方式の改良に関す
る。
〔従来技術〕 計算機システムの主要部は、第1図に示すよう
に、中央処理装置10、複数(仮に2つとする)
の他プロセツサ11,12、記憶制御装置30、
主記憶装置40を備え、主記憶装置40は、それ
ぞれ独立にアクセスできる複数の(ここでは仮に
8つとする)記憶単位(その単位をポートと呼
ぶ)401〜407からなる。本発明は、このう
ちの記憶制御装置30にかゝわるものである。
従来の記憶制御装置の概略構成を第2図に示
す。第2図において、300,301,302は
アクセス要求スタツク装置である。300は中央
処理装置10から発行されたアクセス要求をスタ
ツクするもので、300−1は「書きこみ」要求
専用、300−2は「読みだし」要求専用であ
る。301,302は他のプロセツサ11,12
からのアクセス要求をスタツクする。前記アクセ
ス要求スタツク装置300,301,302は、
スタツクしたアクセス要求を、そのアドレス情報
に応じてアクセス要求優先順位決定装置310〜
317のうちいずれかに送出する。アクセス要求
優先順位決定装置310〜317は、各々、主記
憶装置40の記憶単位400〜407に対応して
おり、各アクセス要求スタツク装置から受けとつ
たアクセス要求の中から1つを選び、対応する記
憶単位へ送出する。
仮にアクセス要求スタツク装置300−1から
送出されるアクセス要求について考える。該アク
セス要求は、そのアドレス情報によつてアクセス
要求優先順位決定装置310に送出されたと仮定
する。そして、優先順位決定論理4で上記アクセ
ス要求が選ばれたとする。アクセス要求優先順位
決定装置310は、上記アクセス要求を記憶単位
400へ送出するとともに、アクセス要求スタツ
ク装置300−1へ、該スタツク装置からのアク
セス要求が選ばれたことを示す信号5を送出す
る。アクセス要求スタツク装置300−1は、信
号5を受けとると、制御部1Bは次のアクセス要
求をスタツク1Aから選び、アクセス要求優先順
位決定装置へ送出する。
第3図にアクセス要求スタツク装置300−
1,300−2の詳細を示す。装置300−1は
複数個(こゝでは仮に4つとする)の書込み専用
スタツク1Aを持ち、装置300−2は1個の読
出し専用スタツク2Aを持つ。このように書きこ
み専用スタツクの数のほうが読みだし専用スタツ
クの数より多い理由は、読みだしはバツフア記憶
から行なうことができるので主記憶装置はアクセ
スしなくてすむ場合が多いが、書きこみは必ず主
記憶装置に書きこまなくてはいけないため、書き
こみのほうが読みだしより頻度が多いからであ
る。
両装置300−1,300−2とも、中央処理
装置10から受け取つたアクセス要求をアクセス
要求優先順位決定装置310〜317の対応する
装置に発行するが、ここで、中央処理装置10か
ら発行されるアクセス要求の順序と、該要求が主
記憶装置40へ発行される順序は同じでなくては
いけない。この順序性保証を以下のようにして行
なう。仮に、中央処理装置10から「書きこみ要
求」が2つ続けて発行されたあと、「読みだし要
求」が発行され、そのあと、「書きこみ要求」が
2つ続けて発行されるとする。最初の「書きこ
み」要求は、スタツク1−1A,1−2Aに順に
セツトされる。次に「読みだし」要求が発行さ
れ、スタツク2Aにセツトされると、制御部2B
は、制御部1Bに「読みだし」要求が来たことを
知らせる。制御部1Bは、この時点で、スタツク
中にあるアクセス要求にフラグを立て(第3図中
では、「P」の印で示してある)、制御部2Bに未
処理のアクセス要求がスタツク1A中にあること
を知らせる。これにより、制御部2Bはスタツク
2A中のアクセス要求の送出を止める。一方、制
御部1Bは、まず、スタツク1−1A中のアクセ
ス要求を送出する。このアクセス要求が、アクセ
ス要求優先順位決定装置310で選ばれて。主記
憶装置へ送出されると、信号5が「書きこみ」要
求が処理されたことを伝える。信号5を受けとつ
た制御部1Bは、次にスタツク1−2Aにあるア
クセス要求を送出する。前述と同様に、信号5が
「書きこみ」要求が処理されたことを伝えると、
この時点でスタツク1A中には、フラグ(P)付
きのアクセス要求はなくなる。なお、この間、後
続の「書きこみ」アクセス要求が中央処理装置1
0から発行されるかもしれない。その時は、該ア
クセス要求は、スタツク1−3A,1−4Aに順
に入れ、フラグは立てず、該アクセス要求の発行
は止めておく。スタツク1A中に、フラグ付きア
クセス要求がなくなると、制御部1Bは制御部2
Bに、先行「書きこみ」命令終了を告げる。制御
部2Bは、スタツク2A中の「読みだし」要求を
送出する。ただし、「読みだし」要求が、後述す
る「単一読みだし」であるか、「ブロツク転送」
であるかによつて、アクセス要求をアクセス要求
優先順位決定装置へ送出する回数は異なる。「読
み出し」要求が主記憶装置40へ送出し終わつた
ことを、信号5が制御部2Bに伝えると、制御部
2Bは、制御部1Bに「読みだし」要求終了を伝
える。これにより、制御部1Bはスタツク1−3
A,1−4A中のアクセス要求を、順に(スタツ
ク1−1A,1−2A中のアクセス要求送出と同
じ手順で)送出する。
以上のように、従来の記憶制御方式は、「書き
こみ」要求のスタツク装置と「読みだし」要求の
スタツク装置を別々に持ち、両スタツク装置間で
信号を授受してアクセス要求の順序制御を行なう
ため、以下の欠点を有していた。
(1) 「書きこみ」要求のスタツクと「読みだし」
要求のスタツクを、別々の装置中に設けるの
で、ハードウエア量が多くなる。
(2) 2つのアクセス要求スタツク装置間の信号の
授受のためのオーバーヘツドが大きくなり、ア
クセス要求の処理効率が低下し、ハードウエア
量も大きくなる。
(3) スタツクされたアクセス要求にフラグを立て
る処理の時間が余分である。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、従来、中央処理装置から発行
される「書きこみ」要求と「読み出し」要求を
別々の装置にスタツクし、両装置間の信号の授受
によつてアクセス要求の順序性を保証したアクセ
ス要求の発行を行なうために大きかつたオーバー
ヘツドとハードウエア量を低減することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、中央処理装置から発行される「書き
こみ」要求、「読み出し」要求とも、同一のスタ
ツクに格納するようにしたものである。そして、
ブロツク転送を実行していることを示す制御ラツ
チ群、ブロツク転送時にアクセス要求を発行する
回数を制御するカウンタ、ブロツク転送時にカウ
ントアツプしたアドレスをセツトするラツチ、送
出したアクセス要求の個数を記憶させておくラツ
チを設け、前記ラツチ群とカウンタを用いて、ス
タツクに入つた順にアクセス要求を処理し、ブロ
ツク転送中は、次のスタツクのアクセス要求が送
出されないように制御することによつて、アクセ
ス要求の順序性を保証することを特徴とする。
〔発明の実施例〕
本発明による記憶制御装置30の概略は第4図
に示す。中央処理装置10、他プロセツサ11、
他プロセツサ12に対応してアクセス要求スタツ
ク装置300,301,302がある。たとえ
ば、中央処理装置10はアクセス要求スタツク装
置300にアクセス要求を送出する。アクセス要
求スタツク装置300を例にとると、該装置は受
けとつたアクセス要求をスタツク300Aに格納
し、1つずつ取り出してアドレス情報をデコード
し、対応するアクセス要求優先順位決定装置31
0〜317のうちのいずれかに、そのアクセス要
求を送出する。アクセス要求優先順位決定装置3
10〜317は各々、第1図に示す主記憶装置4
0の記憶単位400〜407に対応する。すなわ
ち、仮にアクセス要求が記憶単位400に対する
ものであれば、アクセス要求優先順位決定装置3
10に送出する。アクセス要求優先順位決定装置
310は、各アクセス要求スタツク装置300,
301,302から送られてきたアクセス要求の
優先順位をとつて、どれか1つのアクセス要求を
選び、そのアクセス要求を記憶単位400に送出
する。そして、アクセス要求がアクセス要求スタ
ツク装置300から送出されたものであれば、信
号300Bを装置300へ送出する。本発明の特
徴はアクセス要求スタツク300の構成にある。
第5図は、アクセス要求スタツク装置300の
本発明による一実施例を示す。こゝで、本計算機
システムのタイミングはT0,T1の2相があり、
T0のタイミングパルスの間にT1のタイミングパ
ルスが入るとする。第5図中、縦に同じ列に並ん
でいるラツチは同一タイミングでセツトされる。
次に、中央処理装置10から送出されてくるア
クセス要求について説明する。中央処理装置10
から送出されてくるアクセス要求は、有効ビツ
ト、アドレス、制御情報である。本システムで
は、アクセスの単位は8バイト単位であるとして
いるので、アドレスの下3ビツトは無視され、そ
の上位の3ビツトをポートアドレス、それより上
位のアドレスを上位アドレスと呼ぶ。アクセス要
求には、「書きこみ」、「読みだし」の2種類があ
るが、「読みだし」はさらに「単一読みだし」、
「ブロツク転送」の2種類にわけられる。「書きこ
み」、「単一読みだし」はアドレスの示している8
バイトを書きこみ、もしくは読みだしするのであ
るが、「ブロツク転送」はアクセス要求のアドレ
スから始まる64バイトを読みだすものである。
以下、第5図を説明する。中央処理装置10か
らアクセス要求が送出されてくると、該アクセス
要求は、スタツク3000〜3004のうちのい
ずれかにセツトされる。どのスタツクにセツトさ
れるかは、インポインタ3023によつて示され
る。インポインタ3023は、次にアクセス要求
を格納すべきスタツクの番号を指示し、1つのア
クセス要求がスタツクされると値を1増加させ
る。したがつて、アクセス要求は、スタツク30
00,3001,……の順にスタツクされてい
く。一方、スタツク3000〜3004のうち、
アウトポインタ3024で指示されたスタツクの
内容が、ラツチ3005,3006,3007,
3008にセツトされる。アウトポインタ302
4は、処理するアクセス要求の入つているスタツ
クの番号を指示し、1つのアクセス要求が処理さ
れると、値を1増加させる。したがつて、アクセ
ス要求は、スタツク3000,3001,……の
順に処理されていく。ラツチ3005,300
6,3007にはそれぞれアクセス要求の有効ビ
ツト、上位アドレス、制御情報が入る。ラツチ3
008には、アクセス要求が「ブロツク転送」で
あると「1」がはいる。ラツチ3014には、ア
クセス要求のポートアドレスまたはラツチ301
3の値がはいる。どちらがはいるかは、ラツチ3
016の値で決まる。ラツチ3015にはラツチ
3014の値に1を加えた値がはいる。ラツチ3
016は、ブロツク転送時にアクセス要求を発行
する回数を制御するカウンタであり、ラツチ30
17から1を減じた値がはいる。ラツチ3009
はラツチ3008のデイレーラツチである。ラツ
チ3010は、スタツク中の「ブロツク転送」指
示とラツチ3009の値の否定の論理積をラツチ
するものであるので、ブロツク転送が開始された
時に1クロツク「1」になる。ラツチ3011
は、ブロツク転送を行なつていることを示すラツ
チで、ブロツク転送が実行されている間「1」に
なつている。
アクセス要求優先順位決定装置310,31
2,314,316(つまり偶数記憶単位)から
アクセス要求が該当記憶単位(ポート)に送出さ
れたことが知らされると、ラツチ3018が
「1」になる。同様に、奇数記憶単位からアクセ
ス要求送出が知らされると、ラツチ3019が
「1」になる。ラツチ3020は,アクセス要求
優先順位決定装置にいくつアクセス要求を送出し
ているかを示すラツチであり、ラツチ3021
は、ラツチ3020のデイレーラツチである。ラ
ツチ3018,3019,3021の値を用い
て、アクセス要求を送出する論理を行うのが30
26である。この論理回路3026からアクセス
要求送出信号3030が発行されると、ラツチ3
014中のポートアドレスに対応するポートに論
理回路3027によつてアクセス要求が送出され
る。ここで、ラツチ3005中の有効ビツトが
「1」でないと論理回路3027からアクセス要
求は送出されない。同様に、アクセス要求送出信
号3030が発行されると、ラツチ3015中の
ポートアドレスに対応するポートに、論理回路3
028によつてアクセス要求が送出される。ここ
で、ラツチ3005中の有効ビツトが「1」、か
つ、信号3029(つまり、ブロツク転送実行
中)が「1」でないと、論理回路3028からア
クセス要求は送出されない。
第6図に第5図中のラツチのセツト条件、リセ
ツト条件、及びラツチ3016の入力、ラツチ3
014の値、さらに信号3030の値を表にして
示す。
第7図は、アクセス要求スタツク装置300
に、中央処理装置から「書きこみ」、「読みだしで
ブロツク転送」、「書きこみ」の順にアクセス要求
が送出された場合のタイムチヤートを示す。ここ
で、アクセス要求は、中央処理装置の構造上、1
クロツクピツチでくることはない。以下、第6図
の説明も兼ねて、第5図の動作の説明を行なう。
第7図で、T0相に属する時刻は、T00,T01
……とし、T1相に属する時刻はT10,T11,……
とする。また、仮に最初の「書きこみ」アドレス
はポート7(記憶単位407)に、次の「読みだ
し(ブロツク転送)」はポート0(記憶単位40
0)に、次の「書きこみ」はポート0に対応して
いるとする。
最初の書きこみ要求が受けとられた時刻T00
で、インポインタ3023は「0」であるので、
スタツク3000に該要求がセツトされ、ラツチ
3022には「1」がセツトされる。時刻T02
は読みだし(ブロツク転送)要求が、時刻T04
は書きこみ要求が受けとられるた、該要求は同様
の手順でスタツク3001,3002にセツトさ
れる。
アウトポインタ3024は、時刻T00で「0」
であるので、スタツク3000の内容が選ばれ、
その内容が、ラツチ3005〜3008に時刻
T10ではいる。時刻T00でラツチ3016は「0」
であるので、ラツチ3014には、スタツク30
00の内容、つまり7(ポート7に対するアクセ
ス要求だから)が時刻T10ではいる。時刻T10で、
ラツチ3012は「0」だから、信号3030は
「1」になり、論理回路3027により、ポート
7にアクセス要求が発行される。なお、ラツチ3
006,3007の内容は、全ポートに送出され
ている。時刻T10でラツチ3017,3008は
「0」、信号3030は「1」であるので、スタツ
ク3000は時刻T01でリセツトされ、ラツチ3
005が時刻T11で0になるので、信号3030
は「0」となり、次のアクセス要求は送出されな
い。
上記のように、時刻T10でアクセス要求を1つ
送出したから、ラツチ3020は、時刻T01で1
になる。前記アクセス要求はブロツク転送ではな
いので、信号3029は「0」である。
時刻T10で信号3030が「1」であるので、
アウトポインタ3024は時刻T01で「1」に更
新される。時刻T02でスタツク装置3001に読
みだし(ブロツク転送)要求がはいるので、これ
がアウトポインタ3024によつて選ばれ、時刻
T12でラツチ3005〜3008にその内容がは
いる。ここで、本システムにおいては、アクセス
要求をアクセス要求優先順位決定装置に送出して
から、他リクエスタやバンクの競合がなければ、
2クロツク目にアクセス要求が記憶装置へ送出さ
れたことを示す信号が返つてくる。したがつて、
この場合は、装置317から信号が来て、時刻
T12でラツチ3019が「1」になる。ラツチ3
021=1、ラツチ3019=1、ラツチ300
5=1の条件が、時刻T12で成立するから、アク
セス要求が送出される(信号3030が「1」に
なる)が、ここで、該アクセス要求がブロツク転
送であるので、ラツチ3010が時刻T12
「1」になり、信号3029が「1」になるので、
論理回路3027,3028の両方が作動し、ア
クセス要求が2つ発行される。時刻T02でラツチ
3016は「0」であるので、ラツチ3014、
スタツク3001からの値「0」がはいり、ラツ
チ3015には「1」がはいる。したがつて、論
理回路3027,3028により、それぞれ、ポ
ート0,1にアクセス要求が送出される。ここ
で、アクセス要求が1つ主記憶装置へ送出され、
又、2つアクセス要求優先順位決定装置へ送出さ
れたので、時刻T03は、ラツチ3020は「2」
になる。時刻T12より信号3029は「1」にな
るので、今回は、アクセス要求が発行されても、
アウトポインタ3024は更新されない。したが
つて、引き続きスタツク3001中のアクセス要
求を実行する。時刻T12で、ラツチ3010が
「1」になり、ラツチ3008=1、ラツチ30
30=1であるので、ラツチ3016には、時刻
T03で初期値「3」がセツトされる。同時に、ラ
ツチ3013には、ラツチ3014の値+2で
「2」がセツトされる。時刻T12で送出したアク
セス要求が主記憶装置へ送出されたことを示す信
号がT14で受けとられる(すなわち、ラツチ30
18,3019=1)と、この時点でラツチ30
21=2であるから、信号3030は「1」にな
り、アクセス要求が送出される。時刻T04で、ラ
ツチ3016の値は「3」であるので、ラツチ3
014には、時刻T14ではラツチ3013の値
「2」が入り、ラツチ3015には+1した「3」
がはいる。信号3029は時刻T14では「1」で
あるので、論理回路3027,3028とも作動
し、ラツチ3014,3015の値により、ポー
ト2,3にアクセス要求が送出される。時刻T14
では、信号3010が「0」であるので、時刻
T05でラツチ3016には、ラツチ3017の値
−1の「2」がはいる。ラツチ3013には、時
刻T05で、ラツチ3014の値+2の「4」がは
いる。信号3029=1であるので、アウトポイ
ンタ3024は更新されず、ブロツク転送が継続
される。
このように、アクセス要求が、となりあうポー
トに2つ送出するとともに、ブロツク転送カウン
タラツチ3016の値を1減じ、ポートアドレス
ラツチ3013を+2してカウントアツプする動
作を繰り返してブロツク転送を実行する。
時刻T18でブロツク転送最後のアクセス要求を
ポート6、ポート7に送出する。この時点で、ラ
ツチ3017=1、信号3030=1であるの
で、スタツク3001が時刻T09でリセツトされ
る。アウトポインタ3024はスタツク3001
をさしたままであるので、アウトポインタ302
4が更新されるまで、アクセス要求は送出されな
い。時刻T18で送出したアクセス要求が主記憶装
置に送出されたことを示す信号が、時刻T1Aで
受け取られると、ラツチ3012=1、ラツチ3
017=0、ラツチ3021=2であるので、ア
ウトポインタ3024が時刻T0Bで更新され、
次のアクセス要求の開始となり、ラツチ3011
がリセツトされ、ブロツク転送処理が終了とな
る。
時刻T0Bで、アウトポインタ3024が「2」
になつたので、スタツク3002中の「書きこ
み」要求は、時刻T1Bでラツチ3005〜30
08にセツトされ、最初の「書きこみ」要求が送
出されたのと同じ動作で、アクセス要求優先順位
決定装置に、時刻T1Bで送出される。
本実施例によれば、中央処理装置から送出され
る「読みだし」要求、「書きこみ」要求とも同じ
スタツクに格納して、スタツクに入つた順に、ア
クセス要求優先順位決定装置に送出するため、従
来の方式の欠点であつた装置間の信号授受のため
のオーバーヘツドとハードウエアを低減できる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本発明によれば
次のような効果が得られる。
(1) 従来の方式では、「書きこみ」要求専用のス
タツク装置と、「読みだし」要求専用のスタツ
ク装置の2装置が必要であつたが、本発明で
は、「書きこみ」要求、「読みだし」要求とも同
一のスタツクに格納するので、スタツク装置が
1つですむ。
(2) 従来の方式では、上記の2スタツク装置間で
信号を授受して、アクセス要求間の順序制御を
行なつていたが、本発明では、スタツクに格納
された順に、アクセス要求優先順位決定装置に
送出し、ブロツク転送中は次のスタツク内のア
クセス要求が送出されないように制御すること
によつて順序性を保証するため、従来方式のよ
うな装置間の信号授受のためのオーバヘツド、
ハードウエアが低減できる。
(3) 本発明によれば、「書きこみ」、「読みだし」
の両要求がスタツク中に混在している時も、ス
タツク中のアクセス要求に、従来方式のように
フラグを立てる処理をしなくてすむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の対象となる計算機システムの
主要部のブロツク図、第2図は従来の記憶制御方
式の構成例を示す図、第3図は第2図中のアクセ
ス要求スタツク装置の構成例を示す図、第4図は
本発明による記憶制御方式の概略を示す図、第5
図は本発明の一実施例の詳細構成図、第6図は第
5図中のラツチ群の動作条件を示す図、第7図は
第5図の動作例を示すタイミング図である。 10……中央処理装置、11,12……他プロ
セツサ、30……記憶制御装置、40……主記憶
装置、400〜407……記憶単位、300,3
01,302……アクセス要求スタツク装置、3
00A……スタツク、310〜317……アクセ
ス要求優先順位決定装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 独立にアクセス可能な複数の記憶単位で構成
    される記憶装置に対して、中央処理装置等のアク
    セス要求元から出されるアクセス要求を解読し、
    当該アクセス要求を目的の記憶単位に送出する記
    憶制御方式において、1つのスタツクを有するア
    クセス要求スタツク装置を備え、該装置は、前記
    アクセス要求元から出される読み出し要求、書き
    込み要求とも前記スタツクに要求順に格納し、該
    スタツクに入つた順にアクセス要求を解読し、該
    解読したアクセス要求を目的の記憶単位に送出す
    ると共に、ブロツク転送のアクセス要求の場合に
    は、ブロツク転送が終了するまでスタツクからの
    次のアクセス要求の目的の記憶単位への送出を抑
    止するようにしたことを特徴とする記憶制御方
    式。
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JPS6191740A (ja) * 1984-10-12 1986-05-09 Fujitsu Ltd メモリ・アクセス制御方式
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