JPH0376445A - ディジタル多重化装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、データ信号、音声信号、ファクシミリ信号
をディジタル伝送するためのディジタル多重化装置に関
するものである。

［従来の技術］ 第５図は従来のファクシミリ伝送用ディジタル多重化装
置の構成を示すブロック図であり、図において、１，５
はそれぞれＧ３タイプおよび０４タイプのファクシミリ
（以下ＦＡＸという）端末、２は電話端末で、Ｇ４ＦＡ
Ｘ端末５はＧ４ＦＡＸインターフェイス回路６を介して
、Ｇ３ＦＡＸ端末１はＧ３ＦＡＸインターフェイス回路
７を介して、また、電話端末２は構内交換機（以下ＰＢ
Ｘという）３および音声インターフェイス回路８を介し
て、それぞれディジタル多重化装置１２内の内部バス１
０に接続されている。そして、ディジタル多重化装置１
２は、前述したインターフェイス回路６〜８および内部
バス１０と、多重化インターフェイス回路４とから構成
されている。多重化インターフェイス回路４は、各イン
ターフェイス回路６〜８からのデータを多重化して出力
したり、外部からの受信データを各インターフェイス回
路６〜８に振り分けたりする機能を有している。

次に動作について説明する。ディジタル多重化装置１２
は、Ｇ４ＦＡＸ端末５．Ｇ３ＦＡＸ端末１およびＰＢＸ
３からのＦＡＸ信号および音声信号を、それぞれのイン
ターフェイス回路６〜８を通して多重化装置１１２内の
内部バス１ｏに送出し、多重化インターフェイス回路４
により多重化してから外部の伝送路へ送出している。

この場合、Ｇ４ＦＡＸ端末５とＧ３ＦＡＸ端末１とでは
インターフェイスが異なるため、第５図に示すように、
多重化装置１２内には個々にインターフェイス回路６，
７を設けて内部バス１０との間の信号授受を行なってい
る。

また、ＰＢＸ３からはアナログ信号の受渡を行なうため
、多重化装置１２では、別に音声インターフェイス回路
８を設け、このインターフェイス回路８により内部バス
１０との間の信号授受が行なわれているが、音声インタ
ーフェイス回路８が、Ａ　Ｄ　Ｐ　ＣＭ　（Ａｄａｐｔ
ｉｖｅ　Ｐｕ１ｓｅ　Ｃｏｄｅ　Ｍｏｄｕｌａｔｉｏｎ
）改良タイプのように０３ＦＡＸ信号を伝送できるもの
であれば、Ｇ３ＦＡＸインターフェイス回路７は特に設
けないで、音声信号と０３ＦＡＸ信号とを同一の音声イ
ンターフェイス回路８により伝送することもできる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来のディジタル多重化装置は以上のように構成されて
いるので、ディジタル技術を用いた音声信号の圧縮回路
をそなえた音声インターフェイス回路８によっては、Ｇ
３ＦＡＸ信号を伝送することができないため、第５図に
示すように、各々異なる端末（符号１，２．５）をディ
ジタル多重化装置１２に接続するために、その装置１２
内にそれぞれ別個のインターフェイス回路６〜８を設け
る必要があり、構成の複雑化、コスト高を招く要因にな
っていた。

この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、同一の伝送路、インターフェイス回路で音声や
ＦＡＸ信号をすべて伝送できるようにして、装置の簡素
化、低コスト化を実現したディジタル多重化装置を得る
ことを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係るディジタル多重化装置は、データ信号、
音声信号およびＦＡＸ信号のいずれを伝送するかを識別
・検出する検出手段と、該検出手段による検出結果に基
づいて伝送すべき前記信号を同一の伝送チャネルへ出力
するように切り替える切替手段とをそなえたものである
。

［作　　　用］ この発明におけるディジタル多重化装置では、検出手段
により、データ信号、音声信号およびＦＡＸ信号のいず
れが伝送されるかがモニタされ。

そのモニタ結果に応じ切替手段による切替が行なわれて
、データ信号、ＦＡＸ信号および音声信号の同一チャネ
ル内での切替使用が可能になる。

［発明の実施例コ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。

まず、本実施例の装置が適用されるシステムの全体構成
について第２図により説明する。第２図において、従来
と同様に、ｌは０３ＦＡＸ端末、２は電話端末、３はＰ
ＢＸ、４は多重化インターフェイス回路である。また、
１１はデータ信号と音声信号とＦＡＸ信号とを切り替え
て伝送するためのインターフェイス回路、１２はディジ
タル多重化装置である。

そして、本発明の特徴的な部分であるディジタル多重化
袋［１２のインターフェイス回路１１について、第１図
により詳細に説明する。第１図において、１０１はＡ／
Ｄ変換器、１０２はＤ／Ａ変換器、１０３は音声圧縮符
号化回路、１０４は音声圧縮復号化回路、１０５はアナ
ログ変調器、１０６はアナログ復調器、１０７はスタッ
フ同期符号化回路、１０８はスタッフ同期復号化回路、
１０９はデータレシーバ、１１０はデータドライバ、１
ｌｌａ、１ｌｌｂはディジタルスイッチ（切替手段）、
１１２はアナログスイッチ、１１３はＦＡＸ／データ／
音声送信検出器（検出手段）、１１４はＦＡＸ／データ
／音声受信検出器である。

ここで、ＦＡＸ／データ／音声送信検出器１１３は、Ｆ
ＡＸ信号特有の信号（例えば３００８ＰＳト一ン信号）
等をモニタしてデータ信号、音声信号およびファクシミ
リ信号のいずれを伝送するかを識別・検出するもので、
その検出結果に基づいて伝送すべき信号を同一の伝送チ
ャネルへ出力するようにディジタルスイッチ１１１ａが
切り替られるようになっている。信号受信時には、ＦＡ
Ｘ／データ／音声受信検出器１１４およびディジタルス
イッチ１ｌｌｂにより同様の機能が得られるようになっ
ている。

また、スタッフ同期符号化回路１０７およびスタッフ同
期復号化回路１０８は、ディジタル多重化装置１２に従
属同期していないＦＡＸ端末工の信号を多重化装置工２
の内部バス１０に接続するために付加されたものである
。

次に１本実施例の装置の動作について説明する。

第１図において、アナログ入力端子から入力されてくる
送信音声信号は、Ａ／Ｄ変換器１０１゜音声圧縮符号化
回路１０３を通じて例えば９．６゜１６　、６２ｋｂ／
ｓのいずれかの速度に変換される。

受信時には、受信音声信号は、音声圧縮復号化回路１０
４．Ｄ／Ａ変換器１０２を通じてアナログ信号に復調さ
れる。

ＦＡＸ信号を伝送する場合には、既知のＦＡＸ特有の信
号がＦＡＸ間で受渡されるため、その信号が、ＦＡＸ／
データ／音声送信検出器１工３゜ＦＡＸ／データ／音声
受信検出器１１４のモニタ回路にてＦＡＸ信号であるこ
とを検出し、その検出結果に従って、ディジタルスイッ
チ１ｌｌａ。

１１１ｂにより伝送路を自動的にＦＡＸ伝送回路側に切
り替える。また、データ信号の場合も同様に、データ入
力端子から入力された信号を検出し、データのみを通す
回路にスイッチ１１１ａにて切り替える。ただし、この
場合、データをすべてモニタすることは現実的ではなく
誤動作のおそれもあるため、検出・伝送可能な手順のみ
サポートすることを条件としている。

このように、本実施例の装置によれば、ＦＡＸ／データ
／音声送信検出器１１３．ＦＡＸ／データ／音声受信検
出器１１４により、データ信号。

音声信号およびＦＡＸ信号のいずれが伝送されるかがモ
ニタされるとともに、ＦＡＸ信号を伝送する時にはＦＡ
Ｘ用ＭＯＤＥＭ１０５，１０６によりＦＡＸ信号をアナ
ログ０デイジタルの変換が行なわれる一方、音声信号を
伝送する時には音声用のＡ／Ｄ変換器１０１．Ｄ／Ａ変
換器１０２および音声圧縮符号化回路１０３．音声圧縮
復号化回路１０４によりアナログ０デイジタルの変換が
行なわれた後、上述した検出器１１３，１１４のモニタ
結果に応じディジタルスイッチ１ｌｌａ、１１１ｂによ
る切替が行なわれて、データ信号、ＦＡＸ信号および音
声信号の同一チャネル内での切替使用が可能になる。従
って、同一の伝送路、インターフェイス回路１１でデー
タ信号、音声信号やＦＡＸ信号をすべて伝送でき、装置
の簡素化。

低コスト化が実現されるのである。

なお、上記実施例では、第２図に示すように、インター
フェイス回路１１により音声信号とＦＡＸ信号とのみを
伝送する場合について説明したが、第３図に示すように
、インターフェイス回路１工に代えて０４ＦＡＸのイン
ターフェイスを追加したインターフェイス回路１３をそ
なえ、Ｇ４　ＦＡＸ端末５からのＦＡＸ信号を伝送でき
るようにしてもよい、また、第４図に示すように、イン
ターフェイス回路１１に代えてデータインターフェイス
を追加したインターフェイス回路１４をそなえ、データ
端末９からのデータ信号を伝送できるようにしてもよい
。

［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、検出手段により、デ
ータ信号、音声信号およびＦＡＸ信号のいずれが伝送さ
れるかをモニタし、そのモニタ結果に応じ切替手段によ
る切替を行ない、データ信号、ＦＡＸ信号および音声信
号を同一伝送チャネル内で伝送できるように構成したの
で、装置を大幅に簡素化かつ低コスト化できる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるディジタル多重化装
置の要部を示すブロック図、第２図は本実施例の装置が
適用されるシステムの全体構成を示すブロック図、第３
，４図はいずれもこの発明の他の実施例を示すブロック
図、第５図は従来のディジタル多重化装置の構成を示す
ブロック図である。 図において、１−０３ＦＡＸ端末、２−電話端末、４−
多重化インターフェイス回路、５−Ｇ４ＦＡＸ端末、９
−データ端末、１１・−インターフェイス回路、工２−
ディジタル多重化装置、１３゜１４−インターフェイス
回路、１ｌｌａ、１１１ｂ−一・ディジタルスイッチ（
切替手段）、１１３−ＦＡＸ／データ／音声送信検出器
（検出手段）、１１４−ＦＡＸ／データ／音声受信検出
器（検出手−段）。 なお、図中、同一の符号は同一、又は相当部分を示して
いる。 第３図 ２ ／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. データ信号、音声信号、ファクシミリ信号をディジタル
   伝送するディジタル多重化装置において、前記のデータ
   信号、音声信号およびファクシミリ信号のいずれを伝送
   するかを識別・検出する検出手段と、該検出手段による
   検出結果に基づいて伝送すべき前記信号を同一の伝送チ
   ャネルへ出力するように切り替える切替手段とがそなえ
   られたことを特徴とするディジタル多重化装置。