JPH0376146A - 液晶ポリマー組成物から作られたパッケージ - Google Patents

液晶ポリマー組成物から作られたパッケージ

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JPH0376146A
JPH0376146A JP2148817A JP14881790A JPH0376146A JP H0376146 A JPH0376146 A JP H0376146A JP 2148817 A JP2148817 A JP 2148817A JP 14881790 A JP14881790 A JP 14881790A JP H0376146 A JPH0376146 A JP H0376146A
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liquid crystal
carrier
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crystal polymer
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JP2148817A
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Hubertus Marie Claessens
フベルタス マリー クレッセンズ
Ernst Nicks Frederick
フレデリック エルンスト ニックス
Johannes Albert J M Kingma
ヨハネス アルベルト ヨセフス マリア キングマ
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Stamicarbon BV
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    • HELECTRICITY
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    • C08G69/44Polyester-amides
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、キャリヤー(carrier)およびカプセ
ル封じ要素(encapsulating eleme
nt)からなり、カプセル封じ要素が液晶ポリマー組成
物から作られている、集積回路のためのパッケージ(p
ackage)に関する。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)この
ようなパッケージは、ヨーロッパ特許出願第13531
0号から公知である。この特許明細書には、キャリヤー
の上に置かれた集積回路の回りに、液晶ポリマー組成物
のカプセル封じ要素を施与することにより得られたパッ
ケージについて記載されている。
集積回路を適切にカプセル封じするために、組成物中の
液晶ポリマーの分子量は限定されなければならない。妥
当な加工特性を得るためには、液晶ポリマー組成物の粘
度を低く保持するのに低分子量であることが必要である
。低分子量であることの不都合は、最終的に得られるパ
ッケージの機械的特性が不十分であることである。
本発明の目的は、カプセル封じ要素が液晶ポリマー組成
物からできていて、最適な機械的特性を有し、およびパ
ッケージ成形の際にキャリヤー上のワイヤーを損傷する
危険が最小であるパッケージを提供することである。
(課題を解決するための手段) この目的は、カプセル封じ要素が、集積回路を収容する
ための開口部(opening)を備えたキャリヤーの
まわりに成形された液晶ポリマー組成物からなり、ポリ
マー組成物中の液晶ポリマーが最大8.5 g/10分
の圧力−フローインデックス(pressure fl
ow 1ndex、 P F I )を有していること
において達成された。
本発明により得られるパッケージは、機械的特性が著し
く改善されたので、集積回路を収容するのに非常に適し
ていることが見出された。カプセル封じ要素の成形中に
リードフレーム(l eadflame)の汚染が起こ
らないこともまた見出された。
本発明のパッケージ′は、連続プロセスで作られるのに
非常に適している。
集積回路のための予備成形されたパッケージ、いわゆる
予備形成されたパッケージが、それ自体公知であること
に注意すべきである。予備形成されたパッケージとは、
集積回路を収容するための開口部を有していて、その開
口部がシーラーで封止されることができるキャリヤー(
リードフレーム)に施与されたカプセル封じ要素からな
るパッケージである。カプセル封じ要素は、キャリヤー
として働く予備形成された金属ストリップ(strip
)に施与される。この金属ストリップは最大で数■の厚
さを有し、例えば銅または鉄/ニッケル合金でできてい
る。流布していて市販の入手し得る予備成形パッケージ
のカプセル封じ要素は、セラミックスまたは熱硬化性材
料でできている。
本発明のパッケージは、熱硬化性材料でできているカプ
セル封じ要素を備えたパッケージよりも、より高い温度
に対する耐性を有する。その結果、本発明のパッケージ
は、それ自体公知の種々のはんだ付は手法を用いてうま
く対処することができる。例えば、赤外または気相はん
だ付は法を用いて、パッケージをプリンティングボード
(printing board)に付ける。
本発明のパッケージは、セラミック材料でできているカ
プセル封じ要素を有するパッケージより低いα放射(α
−emission)を示すことがまた見出された。よ
り低いα放射のためにソフトエラー発生(soft−e
rror generation)の危険は減じられ、
故に集積回路の性能はより良くなる。第2の不都合は、
セラミック材料が高温で焼結されなければならないこと
であり、このことはキャリヤーの酸化(腐食)をもたら
す。焼結は不連続の工程であるので、セラミックパッケ
ージは、連続製造工程で作られることができない。第3
の不都合は、セラミック材料のもろさであり、これは機
械的特性の低下をもたらす。
液晶ポリマー組成物はそれ自体公知である。−般に、サ
ーモトロピック液晶ポリマー組成物は、硬い芳香族単位
を有するポリマーからなる。例えば:酸素基およびカル
ボキシル基を有する単位、2個の酸素基を有する単位、
および2個のカルボキシル基を有する単位である。
一般に、酸素基およびカルボキシル基を有する単位は、
式      O 1 O−R−C−0 (式中、Rは少なくとも1個の芳香環を有する)を有す
る。例えば: ポリマー組成物中のポリマーは、好ましくは式(Ia)
を有するオキシベンゾイル単位を含む。
これらの単位はヒドロキシ安息香酸またはその誘導体か
ら得られる。パラ置換およびメタ置換された単位のいず
れも使用できる。好ましくは、単位(Ia)がパラ置換
されている。芳香環においては、1個以上の水素原子が
、1〜4個の炭素原子を有するアルキルもしくはアルコ
キシ基、ハロゲン、例えば塩素、臭素およびフッ素、お
よび/または所望により置換されていることができるフ
ェニル基によって置換されることができる。
2個の酸素基を有する単位は通常、 式0−R−0を有する。次に例を挙げる:リ ポリマー組成物中のポリマーはまた、上記した単位の混
合物も含むことができる。本発明によるポリマーは、好
ましくはジオキシフェニル(na)および/またはビフ
エノキシ(nb)基を、さらに特には式(n b)を有
するビフェノキシ基を含む。最後に記載した化合物は、
p、 p−ビフェノールから得ることができる。芳香環
においてはまた、1個以上の水素原子がアルキルおよび
/またはアルコキシ基、ハロゲンおよび/またはそれ自
身置換され得るフェニル基によって置換されることがで
きる。
2個のカルボキシル基を有する芳香族単位は、芳香族ジ
カルボン酸または対応するエステルから得ることができ
、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、2,6−ナフタ
レンジカルボン酸、2,7−ナフタレンジカルボン酸、
ビ安息香酸、4.4”−ジカルボキシルジフェニルスル
ホン、4.4′−ジカルボキシジフェニルエタン、4.
4’−ジカルボキシジフェニルスルフィド、4.4”−
ジカルボキシジフェニルエーテル、4.4−  ジカル
ボキシジフェニルメタン、4.4゛−ジカルボキシジフ
ェノキシエタン、2,2−ビス(4−カルボキシフェニ
ル)プロパンである。
2個のカルボキシル基を有する芳香族単位は、好ましく
はテレフタル酸、イソフタル酸および/またはそれらの
誘導体から得られた。芳香環においては、1個以上の水
素原子がアルキルおよび/またはアルコキシ基、ハロゲ
ンおよび/またはフェニル基により置換されていてもよ
く、最後に述べたフェニル基はまた置換されていてもよ
い。
2個のカルボキシル基を有する単位は、好ましくは非置
換のテレフタル酸および/またはイソフタル酸から得ら
れる。
ポリマー組成物の所望の特性に応じて、ポリマー組成物
中のポリマーはまた、アミン含有単位を含むことができ
、これはとりわけ、当分野で公知の物質、例えばp−ア
ミノ安息香酸、p−アミノフェノール、p−N−メチル
アミノフェノール、p−フェニレン−ジアミン、N−メ
チル−p−フェニレンジアミン、N、N−ジメチル−p
−フェニレン−ジアミン、m−アミノフェノール、4−
アミノ−1−ナフトール、4−アミノ−4′−ヒドロキ
シジ−フェニル、4−アミノ−4′−ヒドロキシジフェ
ニルエーテル、4−アミノ−4′−ヒドロキシジフェニ
ルメタン、4−アミノ−4′−ヒドロキシジフェニルエ
タン、4−アミノ−4′−ヒドロキシジフェニルスルホ
ン、4−アミノ−4′−ヒドロキシジフェニルスルフィ
ド、4.4”−ジアミノジフェニルスルフィド、4.4
−  ジアミノジフェニルスルホン、2,5−ジアミノ
トルエン、4.4=−エチレンジフエニルジアミン、4
.4”−ジアミノジ−フェノキシエタン、4.4”−ジ
アミノジフェニルメタン、4.4′−ジアミノジフェニ
ルエーテルから得ることができる。
好ましくは、ポリマー組成物中のポリマーは、式Ia、
nbを有する単位からなり、およびテレフタル酸および
/またはイソフタル酸から得られる。このポリマーは最
大8.5g/10分の平均圧カフローインデックス(P
FI)値を有する。このPFI値は、加工性のための尺
度であり、レオメータ−を用いて一定の圧力下で測定さ
れる。
PFI値は好ましくは、最大で7.5グラム/10分で
ある。
液晶ポリマーは、無水酢酸を用いたアセチル化の後、あ
る時間商められた温度下で、使用すべきモノマーを反応
させることにより製造される。重合反応は、不活性雰囲
気中、例えば窒素中で、150〜350℃で、所望の重
合度を有する重縮合物が得られるまで行う。重合反応中
に、形成される酢酸および過剰の無水酢酸を留去する。
重合度は、例えば末端基の量を測定することにより、ま
たはアセチル化において放出された酢酸の量に適合する
、蒸留後に得られる酢酸の量から決定できる。
縮合またはエステル化を触媒の存在下で行うことは可能
であるが、厳密には必要ない。触媒は塩の形であり、例
えば酢酸リチウム、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、酢
酸マグネシウム、安息香酸カルシウム、マグネシウムア
セチルアセトネート、亜鉛アセチルアセトネート、酢酸
亜鉛、亜鉛ブチレート、ジルコニウムプロピレート、ジ
ブチルチン ジアセテート、ナトリウムフェノラートで
ある。触媒は、使用するモノマーの総重量に対して、1
重量%までの量で添加する。
本発明のパッケージは好ましくは、パラヒドロキシ安息
香酸から得られる単位20〜70重量%、ビフェノール
および/またはヒドロキノンから得られる単位5〜50
重量%、イソフタル酸および/またはテレフタル酸から
得られる単位5〜50重量%、および1種以上のフィラ
ー1〜60重量%を含むポリマー組成物から作られる。
本発明のパッケージは好ましくは、1種以上のフィラー
10〜50重量%を含むポリマー組成物から構成される
。フィラーは好ましくは、シリカ、α−石英、アルミナ
、炭素、溶融シリカ、カオリン、タルクム、ウオラスト
ナイトおよび/またはこれらの組合せからなる群より選
択される。さらに特には、フィラーはシリカ、α−石英
、炭素、アルミナおよび/または溶融シリカである。
カプセル封じ要素が上記したポリマー組成物からできて
いる本発明のパッケージは、高温耐性を有し、よって通
常のはんだ付は法において生じる高温に対して抵抗性が
ある。
本発明のパッケージは好ましくは、射出成形またはトラ
ンスファー成形法によって製造される。
さらに特には射出成形によって製造される。
シーラー(sealer)は好ましくは、パッケージの
カプセル封じ要素の製造に使用したのと同様の液晶ポリ
マー組成物から作られる。しかしながら、シーラーを異
なる材料から作ることができる。この目的のために特に
適しているのは、シリコーン樹脂、金属または石英であ
る。
シーラーは、それ自体公知の接着系を用いてパッケージ
に施与することができる。好ましくはにかわ付けおよび
溶接法が挙げられる。これらの手法により、パッケージ
を気密に封止することができる。気密封止により集積回
路の寿命を延ばすことができる。
本発明の範囲は、キャリヤーに付けられ、かつカプセル
封じ要素中にカプセル封じされた集積回路からなる電子
部品であり、この部品は、カプセル封じ要素が、パラヒ
ドロキシ安息香酸から得られる単位20〜70重量%、
ヒドロキノンおよび/またはビフェノールから得られる
単位5〜50重量%、イソフタル酸および/またはテレ
フタル酸から得られる単位5〜50重量%、°およびフ
ィラー10〜50重量%を含む液晶ポリマー組成物から
得られ、ポリマー組成物中の液晶ポリマーが最大8.5
g/10分のPFIを有し、この液晶ポリマー組成物が
キャリヤーの上に予め成形されて、集積回路を収容する
ための開口部を備えたカプセル封じ要素を形成し、その
うえで、集積回路がカプセル封じ要素中のキャリヤーに
付けられ、そして開口部がシーラーで封止されているこ
とを特徴とする。
本発明は特に、いわゆるカスタムICのためのパッケー
ジに適している。
本発明のパッケージは、記載された実施態様に限定され
ず、キャリヤーの両側に1つ以上の集積回路を収容する
ための開口部を備えたパッケージをも含む。
キャリヤーを有さないパッケージとすることもでき、こ
のパッケージはめつきまたはスパッタリング法によって
それに施与された導電路(conducting pa
th)を有するカプセル封じ要素だけからなる。
(実施例) 本発明を以下の実施例によってさらに説明するが、それ
に限定されることはない。
実施例I 撹拌機、窒素導入管および還流冷却管を備えた鋼製の反
応容器に、無水酢酸8.5Kgを仕込んだ。
これに、p−ヒドロキシ安息香酸32モル、テレフタル
酸16モル、p、p−ビフェノール16モルおよび酢酸
亜鉛10グラムを添加した。
懸濁液を115℃に加熱し、そしてこの温度に1〜3時
間(還流しながら)保持した。次いで、温度を46℃/
時間で315℃に上げて、そして所望の転化率が達成さ
れるまで(92%)、この温度に保持した。
室温まで冷却した後、得られたポリマーを粉砕し、後縮
合しく350℃で12時間)、モして示差走査熱量計(
D S C)を用いて特性を調べた。
融点は401℃であった。平均PFI値は6.3g71
0分であり、これはゲットフェルト(G6ttfert
)2000レオメータ−で測定した。レオメータ−の設
定は、T : 410℃、圧力100バールであった。
使用したフィラーは、以下の特性を有するシリカであっ
た: 重量平均粒子径:13μm1 90%(m/m)の粒子が、粒子径〈30μmを有する
、細孔容積 0.5 am3/ g、 比表面積 0.75rd/g0 シリカをできるだけ均一に液晶ポリマー中に分散させた
。ポリマーのシリカ含量は50%(m/m)であった。
分散のために、30mmの軸径を有するワーナー(Ve
rnet) &フレイプラー(Pfleiderer)
反転2軸押出機を使用した。ポリマーおよびシリカは、
第1供給口に供給した。シリンダー温度は390℃に、
および速度は25ORPM?こ設定した。コンパウンド
した材料はシアー造粒機(Scheer granul
ator)を使用して粒状化した。
ポリマー組成物の流動挙動は、22anの軸径を有する
アールブルグ オールラウンダー(ArburgA 1
1 rounder)射出成形機(220−90−35
0)で、スパイラルフロー試験(spiral flo
w test)によって測定した。フロースパイラル(
flow 5piral)の長さは40anであった。
流動方向への線膨脹率は、81)I)m/℃より低く、
それに垂直な方向への線膨脹率は40ppm/℃より低
かった。
ポリマー組成物から作られたフィルムゲート成形品(6
5X65X1.6 mm3)は、曲げ弾性率(A S 
TM  D790 )およびアイゾツト(I S。
180、厚さ1.6mm)について特性を調べた:曲げ
弾性率//    : 18.800 N/ mm2;
曲げ弾性率、垂直方向: 220ON/ mm2;アイ
ゾツト//    :23KJ/ボ;アイゾツト、垂直
方向:  7KJ/rd。
ポリマー組成物からキャリヤー上のカプセル封じ要素を
製造し、キャリヤーは鉄/ニッケル合金の32ピン、デ
ュアルインライン(dua1〜in−1ine)のリー
ドフレームを使用した。これらのリードフレームは、長
さ223.5mm 、幅49.2mmおよび厚さ0、2
5mmのストリップの形状で入手可能であった。
各ストリップは10個のリードフレームを含む。これら
のリードフレーム上のグイパッド(die pad)は
長さ13.6mmおよび幅8.8mmであった。
カプセル封じ要素は射出成形によって製造した。
この目的のために、アールブルグ オールラウンダー射
出成形機220−90−350型を使用した。
射出成形金型は2つのキャビティを有し、これらのキャ
ビティは中央供給口を経て満たされた。
各キャビティは長さ約40.5mm、幅約13.1mm
および厚さ約4mmであった。
リードフレームが金型中で正しい位置に維持されるよう
に、リードフレームのストリップはガイドピンによって
金型に置かれた。キャビティ中では、約3°の抜き勾配
(draft angle)を設けた。
さらに金型の中に、長さ17.5mm、幅11.0mm
および高さ1.9mmの立上り(elevation)
を各キャビティの中央の閉鎖側に設けた。
カプセル封じ要素の射出成形について、行った加工条件
は以下の通りであったニ ジリンダ−温度:390℃ 金型温度   :150℃ 射出圧力   :960バール 後圧力    =480バール 後圧力時間  =10  秒 冷却時間   :10  秒 速度     : 250 RPM 0上記した金型を
使用した射出成形工程において、リードフレームおよび
カプセル封じ要素からなるパッケージが形成され、この
パッケージは、本実施例で記載したポリマー組成物によ
り一方の側で気密的に封止された。
カプセル封じ要素のキャリヤーへの結合は著しく良く、
キャリヤーの汚染はなかった。接続ピンを備えたトラン
ジスタに接続するワイヤーは壊れたり曲がったりしなか
った。
実施例■ 撹拌機、窒素導入管および還流冷却管を備えた鋼製の反
応容器に、無水酢酸8.5Kgを仕込んだ。
これに、p−ヒドロキシ安息香酸32モル、テレフタル
酸12モル、p、p−ビフェノール8モル、イソフタル
酸4モル、ヒドロキノン8モルおよび酢酸亜鉛10グラ
ムを添加した。
この懸濁液を155℃に加熱し、そしてこの温度に1〜
3時間(還流しながら)保持した。
次いで、温度を46℃/時間で250℃に上げて、さら
に、所望の転化率が達成されるまでこの温度に保持した
室温まで冷却した後、得られたポリマーを粉砕し、後縮
合しく290℃で12時間)、モして示差走査熱量計(
D S C)を用いて特性を調べた。
融点は315℃であった。PFI値は7.1 g/10
分(325℃、100バール)であった。
60℃の温度でのペンタフルオロフェノール中0.1重
量%のポリマー溶液を使用して、ポリマーの対数粘度(
inherent viscosity) (di/g
)を次式にしたがって決定した: 1、V、=  1 n(rel) / cここで、C=
温溶液濃度(g /di)およびrel =相対粘度で
ある。
■、■、値は5.0 dl/gであった。
使用したフィラーは、以下の特性を有する、米国のシー
イー ミネラルズ、コンパッション エンジニアリング
 インコーホレーテッド(C−EMinerals、 
Combustion Engineering In
c、、U、S、A、)から入手したElmin EL 
44  (商標、溶融シリカ)であった: 重量平均粒子径 約9.5μm1 一99%(m/m)の粒子径〈40μm1−嵩密度 0
.65 g/ am3 −比表面積 1.6rd/g。
シリカをできるだけ均一にポリマー組成物中に分散させ
た。ポリマーのシリカ含量は50%(m/m)であった
。分散のために、30陥の軸径を有するワーナー&フレ
イプラー反転2軸押出機を使用した。ポリマーおよびシ
リカは、第1供給口に供給した。
シリンダー温度は320℃に、および速度は250RP
Mに設定した。コンパウンドした材料はシアー造粒機を
使用して粒状化した。
流動方向への線膨脹率は、8 ppm/’Cより低く、
それに垂直な方向への線膨脹率は40ppm/℃より低
かった。
ポリマー組成物からキャリヤー上のカプセル封じ要素を
製造し、キャリヤーは、長さ221mm 、幅31mm
および厚さ0.25mmの、40ピン、銅−PLCCの
リードフレーム(プラスチック リーデツドチップ キ
ャリヤー(Plastic Leaded ChipC
arrier))を使用した。各ストリップは8個のリ
ードフレームを含んでいた(第1図を見よ)。
これらのリードフレーム上のダイパッドは長さおよび幅
が7.7mmであった。
カプセル封じ要素は射出成形によって製造した。
この目的のために、アールブルグ オールラウンダー射
出成形機(220−90−350)を使用した。
射出成形金型は2つのキャビティを有し、これらのキャ
ビティは中央供給口を経て満たされた。
各キャビティは長さ16.3mm、幅16.3mmおよ
び厚さ4mmであった。
リードフレームが金型中で正しい位置に維持されるよう
に、リードフレームのストリップはガイドピンによって
金型に置かれた。キャビティ中では、約3°の抜き勾配
を設けた。さらに金型の中に、長さ10.7mm、幅1
0.7mmおよび高さ約1.9mmの立上りを各キャビ
ティの中央の閉鎖側に設けた。
カプセル封じ要素の射出成形については、以下の加工条
件で行ったニ ジリンダ−温度:330℃ 金型温度   :150℃ 射出圧力   :960バール 後圧力    :480バール 後圧力時間  :lO秒 冷却時間   =10  秒 速度     : 250 RPV 0上記した金型を
使用した射出成形工程において、カプセル封じ要素がリ
ードフレーム上に得られ、得られたパッケージは、本実
施例で記載したポリマー組成物により一方の側で気密的
に被覆された。
得られたパッケージの結果は、実施例Iのパッケージの
ものと同様であった。
比較例A 実施例Iと同様に行ったが、ポリマー組成物は、325
℃で6時間の後縮合を行った。
融点は375℃であった。平均PFI値(40℃、10
0バール)は9.7g/10分であった。
フィルムゲート成形品の特性決定により、曲げ弾性率は
平行方向で6100N/mm2および垂直方向で220
ON/mm2であった。成形品はアイゾツトが測定でき
ないほど脆かった。
その結果、このポリマーはパッケージの製造に使用する
のに適さなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例■で使用した8個のリードフレームを
含むストリップである。 手続肴行正書(方式〉 平成2年9月1日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、キャリヤーおよびカプセル封じ要素からなり、カプ
    セル封じ要素が液晶ポリマー組成物から作られている、
    集積回路のためのパッケージにおいて、カプセル封じ要
    素が、集積回路を収容するための開口部を備えたキャリ
    ヤーのまわりに成形された液晶ポリマー組成物からなり
    、ポリマー組成物中の液晶ポリマーが、最大8.5g/
    10分の圧力−フローインデックスを有することを特徴
    とするパッケージ。 2、液晶ポリマー組成物が、射出成形によって予め成形
    されてカプセル封じ要素を形成していることを特徴とす
    る請求項1記載のパッケージ。 3、液晶ポリマー組成物が、パラヒドロキシ安息香酸か
    ら得られる単位20〜70重量%、ビフェノールおよび
    /またはヒドロキノンから得られる単位5〜50重量%
    、テレフタル酸および/またはイソフタル酸から得られ
    る単位5〜50重量%、および1種以上のフィラー1〜
    60重量%からなることを特徴とする請求項1〜2のい
    ずれか1項に記載のパッケージ。 4、ポリマー組成物が、10〜50重量%のフィラーを
    含むことを特徴とする請求項3に記載のパッケージ。 5、フィラーが、シリカ、石英、アルミナ、溶融シリカ
    および/または炭素の組合せであることを特徴とする請
    求項3〜4のいずれか1項に記載のパッケージ。 6、ポリマー組成物中の液晶ポリマーが、7.5g/1
    0分の最大圧力−フローインデックス値を有することを
    特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載のパッケ
    ージ。 7、請求項1〜6のいずれか1項に記載の予め成形され
    たカプセル封じ要素の開口部を封止するためのシーラー
    であって、シーラーが液晶ポリマー組成物から作られた
    ものであるシーラー。 8、キャリヤーに付けられ、かつカプセル封じ要素に囲
    まれている集積回路からなる電子部品において、 カプセル封じ要素が、パラヒドロキシ安息香酸から得ら
    れる単位20〜70重量%、ヒドロキノンおよび/また
    はビフェノールから得られる単位5〜50重量%、イソ
    フタル酸および/またはテレフタル酸から得られる単位
    5〜50重量%、およびフィラー10〜50重量%から
    なる液晶ポリマー組成物から得られ、 ポリマー組成物中の液晶ポリマーが最大8.5g/10
    分の圧力−フローインデックスを有し、この液晶ポリマ
    ー組成物がキャリヤーの上に予め成形されて、集積回路
    を収容するための開口部を備えたカプセル封じ要素を形
    成し、そのうえで、集積回路がカプセル封じ要素中のキ
    ャリヤーに付けられ、かつ開口部がシーラーで封止され
    ていることを特徴とする電子部品。
JP2148817A 1989-06-08 1990-06-08 液晶ポリマー組成物から作られたパッケージ Pending JPH0376146A (ja)

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NL8901457A NL8901457A (nl) 1989-06-08 1989-06-08 Behuizing vervaardigd uit vloeibaar kristallijne polymeersamenstelling.
NL8901457 1989-06-08

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JP2148817A Pending JPH0376146A (ja) 1989-06-08 1990-06-08 液晶ポリマー組成物から作られたパッケージ

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JP (1) JPH0376146A (ja)
KR (1) KR910001948A (ja)
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NL (1) NL8901457A (ja)

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NL8901457A (nl) 1991-01-02
KR910001948A (ko) 1991-01-31
EP0401935A1 (en) 1990-12-12
DE4040113A1 (de) 1992-06-17

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