JPH0376126B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0376126B2 JPH0376126B2 JP11750388A JP11750388A JPH0376126B2 JP H0376126 B2 JPH0376126 B2 JP H0376126B2 JP 11750388 A JP11750388 A JP 11750388A JP 11750388 A JP11750388 A JP 11750388A JP H0376126 B2 JPH0376126 B2 JP H0376126B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillow
- parting line
- outer skin
- blow molding
- end surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 claims description 11
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、浴槽内で使用される浴槽用枕の製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
浴槽用枕の内部中空の枕外皮1は第5図に示す
ように、筒状に押し出したパリソン8を割金型
3,3間に挟んでパソリン8内に空気を吹き込む
ブロー成形で形成される。しかしながら割金型
3,3を有するブロー成形にあつては割金型3,
3を合致させた境界線であるパーテイングライン
が枕外皮1の外面にパーテイングライン跡4とし
て線状に形成されることになる。このパーテイン
グライン跡4のうち枕外皮1の外周面に形成され
るものは、パーテイングライン跡4が枕外皮1の
背面や下面にくるように割金型3を設計すること
によつてパーテイングライン跡4で枕外皮1の外
観が損なわれることはないが、パーテイングライ
ン跡4のうち枕外皮1の両側端面に形成されるも
のは外部に露出することが避けられない。
ように、筒状に押し出したパリソン8を割金型
3,3間に挟んでパソリン8内に空気を吹き込む
ブロー成形で形成される。しかしながら割金型
3,3を有するブロー成形にあつては割金型3,
3を合致させた境界線であるパーテイングライン
が枕外皮1の外面にパーテイングライン跡4とし
て線状に形成されることになる。このパーテイン
グライン跡4のうち枕外皮1の外周面に形成され
るものは、パーテイングライン跡4が枕外皮1の
背面や下面にくるように割金型3を設計すること
によつてパーテイングライン跡4で枕外皮1の外
観が損なわれることはないが、パーテイングライ
ン跡4のうち枕外皮1の両側端面に形成されるも
のは外部に露出することが避けられない。
そこで従来は、この枕外皮1の側端面のパーテ
イングライン跡4を隠すために枕外皮1の側端面
にカバーなどを取り付けるようにしており、部品
点数が増加してコストアツプになるという問題が
あつた。
イングライン跡4を隠すために枕外皮1の側端面
にカバーなどを取り付けるようにしており、部品
点数が増加してコストアツプになるという問題が
あつた。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであ
り、カバーなどの別部材を必要とすることなくパ
ーテイングライン跡で外観が損なわれることを防
止することができ、加えてパーテイングライン跡
におけるバリの除去が容易になるようにすること
を目的とするものである。
り、カバーなどの別部材を必要とすることなくパ
ーテイングライン跡で外観が損なわれることを防
止することができ、加えてパーテイングライン跡
におけるバリの除去が容易になるようにすること
を目的とするものである。
本発明に係る浴槽用枕の製造方法は、内部中空
の枕外皮1の両側端面に突出端面の外周が角張つ
た突台部2を外側方へ突出して形成した浴槽用枕
をブロー成形で製造するにあたつて、パーテイン
グラインが枕外皮1の突台部2の端面外周縁の少
なくとも一部と一致する割金型3を用いてブロー
成形することを特徴とするものである。
の枕外皮1の両側端面に突出端面の外周が角張つ
た突台部2を外側方へ突出して形成した浴槽用枕
をブロー成形で製造するにあたつて、パーテイン
グラインが枕外皮1の突台部2の端面外周縁の少
なくとも一部と一致する割金型3を用いてブロー
成形することを特徴とするものである。
本発明にあつては、割金型3のパーテイングラ
インを枕外皮1の突台部2の端面外周縁の少なく
とも一部と一致させることによつて、パーテイン
グライン跡4を突台部2の外周縁に擬制させるこ
とができ、またパーテイングライン跡4に生じる
バリは突台部2の突出によつて枕外皮1の側端面
と段差を有して突出させることができる。
インを枕外皮1の突台部2の端面外周縁の少なく
とも一部と一致させることによつて、パーテイン
グライン跡4を突台部2の外周縁に擬制させるこ
とができ、またパーテイングライン跡4に生じる
バリは突台部2の突出によつて枕外皮1の側端面
と段差を有して突出させることができる。
以下本発明を実施例によつて詳述する。
枕外皮1はポリエチレンなど軟質樹脂をブロー
成形することにより内部中空に形成されるもので
あり、第1図a,bに示すようにその両側端面に
は突台部2が突出形成されるようにしてある。突
台部2の突出端面の外周は角張るように形成され
るものである。枕外皮1をブロー成形するにあた
つては、ブロー成形の割金型3のパーテイングラ
インの一部が突台部2の端面の外周縁5の一部を
通るように設計した割金型3を用いるものであ
り、従つて割金型3のパーテイングラインにより
形成されるパーテイングライン跡4は第1図aの
点線で示すように枕外皮1の側端面にて形成され
ることになり、パーテイングライン跡4が突台部
2の端面の角張つた外周縁5の一部と一致するこ
とになる(図では作図の便宜上外周縁5よりパー
テイングライン跡4を若干ずらせてある。以下の
図でも同じ。)。このように線として枕外皮1の側
端面にあらわれるパーテイングライン跡4を突台
部2の端面の角張つた外周縁5と一致させること
により、パーテイングライン跡4を外周縁5に擬
制してパーテイングライン跡4が目立たないよう
にすることができるのである。また、パーテイン
グライン跡4は枕外皮1の側端面より突出した突
台部2の外周角部に形成されるため、パーテイン
グライン跡4のバリ7は第2図に示すように枕外
皮1の側端面と段差を生じて突出するように生じ
ることになり、カツターなどを斜めにして簡単な
作業できれいに除去できることになる。このよう
に形成した枕外皮1は内部を中空のまま、もしく
は内部に軟質発泡ウレタンなどの発泡樹脂を充填
し、枕外皮1に第1図aのように吸盤6などを取
り付けて吸盤6を浴槽内に吸着させることにより
浴槽用枕として使用に供されるものである。
成形することにより内部中空に形成されるもので
あり、第1図a,bに示すようにその両側端面に
は突台部2が突出形成されるようにしてある。突
台部2の突出端面の外周は角張るように形成され
るものである。枕外皮1をブロー成形するにあた
つては、ブロー成形の割金型3のパーテイングラ
インの一部が突台部2の端面の外周縁5の一部を
通るように設計した割金型3を用いるものであ
り、従つて割金型3のパーテイングラインにより
形成されるパーテイングライン跡4は第1図aの
点線で示すように枕外皮1の側端面にて形成され
ることになり、パーテイングライン跡4が突台部
2の端面の角張つた外周縁5の一部と一致するこ
とになる(図では作図の便宜上外周縁5よりパー
テイングライン跡4を若干ずらせてある。以下の
図でも同じ。)。このように線として枕外皮1の側
端面にあらわれるパーテイングライン跡4を突台
部2の端面の角張つた外周縁5と一致させること
により、パーテイングライン跡4を外周縁5に擬
制してパーテイングライン跡4が目立たないよう
にすることができるのである。また、パーテイン
グライン跡4は枕外皮1の側端面より突出した突
台部2の外周角部に形成されるため、パーテイン
グライン跡4のバリ7は第2図に示すように枕外
皮1の側端面と段差を生じて突出するように生じ
ることになり、カツターなどを斜めにして簡単な
作業できれいに除去できることになる。このよう
に形成した枕外皮1は内部を中空のまま、もしく
は内部に軟質発泡ウレタンなどの発泡樹脂を充填
し、枕外皮1に第1図aのように吸盤6などを取
り付けて吸盤6を浴槽内に吸着させることにより
浴槽用枕として使用に供されるものである。
第3図a,bは本発明の他の実施例を示すもの
で、突台部2を複数段設けると共に一つの突台部
2の外周線の全周をパーテイングライン跡4と一
致させるようにしたものであり、また第4図a,
bの実施例は突台部2を枕外皮1の側端面の片寄
つた位置に設け、突台部2の外周縁5の全長をパ
ーテイングライン跡4と一致させるようにしたも
のである。
で、突台部2を複数段設けると共に一つの突台部
2の外周線の全周をパーテイングライン跡4と一
致させるようにしたものであり、また第4図a,
bの実施例は突台部2を枕外皮1の側端面の片寄
つた位置に設け、突台部2の外周縁5の全長をパ
ーテイングライン跡4と一致させるようにしたも
のである。
上述のように本発明にあつては、パーテイング
ラインが枕外皮の突台部の端面外周縁の少なくと
も一部と一致する割金型を用いてブロー成形する
ようにしたので、パーテイングライン跡が突台部
の外周縁に擬制されて目立たなくすることがで
き、このパーテイングライン跡を隠すためのカバ
ーなどを用いる必要がなくコストダウンを図るこ
とができるものであり、しかもパーテイングライ
ン跡に生じるバリは突台部の突出によつて枕外皮
の側端面と段差を有して突出して生じることにな
り、平面上に生じるバリに比してバリの除去作業
を容易におこなうことができるものである。
ラインが枕外皮の突台部の端面外周縁の少なくと
も一部と一致する割金型を用いてブロー成形する
ようにしたので、パーテイングライン跡が突台部
の外周縁に擬制されて目立たなくすることがで
き、このパーテイングライン跡を隠すためのカバ
ーなどを用いる必要がなくコストダウンを図るこ
とができるものであり、しかもパーテイングライ
ン跡に生じるバリは突台部の突出によつて枕外皮
の側端面と段差を有して突出して生じることにな
り、平面上に生じるバリに比してバリの除去作業
を容易におこなうことができるものである。
第1図a,bは本発明によつて製造される浴槽
用枕の一実施例の側面図と一部省略正面図、第2
図は同上の一部の拡大断面図、第3図a,b、第
4図a,bはそれぞれ本発明によつて製造される
浴槽用枕の他の実施例の側面図と一部省略正面
図、第5図はブロー成形を示す概略断面図であ
る。 1は枕外皮、2は突台部、3は割金型、4はパ
ーテイングライン跡、5は突台部の外周縁であ
る。
用枕の一実施例の側面図と一部省略正面図、第2
図は同上の一部の拡大断面図、第3図a,b、第
4図a,bはそれぞれ本発明によつて製造される
浴槽用枕の他の実施例の側面図と一部省略正面
図、第5図はブロー成形を示す概略断面図であ
る。 1は枕外皮、2は突台部、3は割金型、4はパ
ーテイングライン跡、5は突台部の外周縁であ
る。
Claims (1)
- 1 内部中空の枕外皮の両側端面に突出端面の外
周が角張つた突台部を外側方へ突出して形成した
浴槽用枕をブロー成形で製造するにあたつて、パ
ーテイングラインが枕外皮の突台部の端面外周縁
の少なくとも一部と一致する割金型を用いてブロ
ー成形することを特徴とする浴槽用枕の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11750388A JPS6415015A (en) | 1988-05-14 | 1988-05-14 | Production of pillow for bathtub |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11750388A JPS6415015A (en) | 1988-05-14 | 1988-05-14 | Production of pillow for bathtub |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6415015A JPS6415015A (en) | 1989-01-19 |
JPH0376126B2 true JPH0376126B2 (ja) | 1991-12-04 |
Family
ID=14713359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11750388A Granted JPS6415015A (en) | 1988-05-14 | 1988-05-14 | Production of pillow for bathtub |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6415015A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013037541A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Tokai Rika Co Ltd | 操作装置 |
-
1988
- 1988-05-14 JP JP11750388A patent/JPS6415015A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013037541A (ja) * | 2011-08-08 | 2013-02-21 | Tokai Rika Co Ltd | 操作装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6415015A (en) | 1989-01-19 |
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