JPH0376061A - 光ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は光ディスク装置におけるトラックジャンプ方
式に関するものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の光ディスク装置を示すブロック図であり
、１は光ディスク、２は光ピックアップ。

３は光ピックアップ駆動用モータ、４はトラッキングエ
ラー（ＴＥ）検出回路、５はトラッキングに所定数のト
ラックをジャンプし、光ピックアップ２を目標トラック
１０へ向けてアクセスさせるクジャンブ回路６からパル
ス列状の加速電圧を光ピックアップ駆動用モータ３に印
加する。この加速電圧によって光ピックアップ２が移動
を開始し、ＴＥ検出回路４から発生するトランキングエ
ラー信号は、各トラックを横断する毎にＳ字状に変動し
てトラッククロス信号となる。このトラッククロス信号
を制御回路７でカウントすることによって、光ピックア
ップの移動量を知ることが出来るが制御回路７にはマイ
クロプロセッサを使用しているので、周波数の高いトラ
ッククロス信号をマイクロプロセッサで直接カウントす
るのは困難である。そこでカウント信号発生回路８では
、分周回路等を用いて一定数のトラッククロス信号を計
数する毎にレベルが反転するような、カウント信号を発
生し、制御回路７へ出力する。ここでは例えば５０ケの
トラッククロス信号毎にカウント信号が反転するように
する。この様なカウント信号を計数してジャンプすべき
残りのトラック数を逐次演算し、ジャンプすべき残りの
トラック数が一定値Ｎになると、制御回路７はトラック
ジャンプ回路６からこの残りトラック数Ｎを横切るのに
必要な一定時間だけパルス列状の減速電圧を出力する。

この減速の為の壷仄間は、この時間が終了すると光ピッ
クアップ２の速度がゼロとなる様に定めておくので、こ
の一定時間が終了するとピックアップ２は目標トラック
ｌＯに達すると共にその速度がゼロとなる。そこで制御
回路７はトラックサーボ回路５をオン状態にして、トラ
ックサーボの引き込みを行い、トラックジャンプを終了
する。

〔発明が解決しようとする課題〕

この様に従来技術は、第４図に示す様に目標トラック１
０へ向けてトラックジャンプを行う際、光ピンクアンプ
駆動用モータを制御して、加速を行いその後減速を行う
が、この減速電圧を印加する時刻１１は、上述の如く残
りのジャンプ数が一定値Ｎになったときであり、その印
加時間も一定であるために、減速直前における光ピック
アップ２の速度■に、特性１２，１３．１４の速度Ｖａ
。

Ｖｂ、Ｖｃの如くばらつきがある場合は、減速期間終了
後の移動速度もそのままばらつき、目標とするトラック
１０上での移動速度は図示の如くゼロとならない。また
、この為光ピックアップの速度が充分に落ちないうちに
、あるいは逆走を始めてからトラッキングとスライドの
サーボをオンにしてしまうこととなり、サーボが安定せ
ず場合によってはサーボ不能となるという問題点があっ
た。

そこで本発明は、光ピツクアンプ速度のばらつきの影響
を受けることなく、トラックジャンプを行えるトラック
ジャンプ装置を提供することを目的としてなされたもの
である。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による光ディスク装置は、光ピックアップがディ
スクの半径方向に移動する移動速度を検出する手段と、
該移動速度で移動中の光ピックアップが所定加速度で減
速し始めてから停止するまでの間に横断する推定トラッ
ク数を演算する手段と、光ピツクアンプが横断したトラ
ック数の積算値と目標位置までに横断すべき全トラック
数との差より残りのトラック数を逐次演算する手段と、
上記推定トラック数と上記残りのトラック数とを比較し
てこれらが一致すると上記光ピンクアンプを上記所定加
速度で減速する手段とを有することを特徴とするもので
ある。

〔作用〕

従って、減速を開始した場合に停止するまでの移動トラ
ック数をそのときのピックアップ速度に基づいて常時准
定すると共に、その時点がら目標トラックまでの残りト
ラック数を算出し、これらが等しくなった時点で減速を
開始するので、正しく目標トラックで停止させることが
出来る。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を図により説明する。第前述の様
にトラックを横切る毎にトランキングエラー信号がＳカ
ーブを描きトラッククロス信号を生ずるので、これを前
記カウント信号発生回路８に加え、ここから出力される
カウント信号のパルス幅ｔを求め、現在の光ピックアッ
プの速度を次式によって計算する。

Ｖ：光ピックアップの速度 Ｐ：光ディスクのトラックピッチ Ｘ：カウント信号の反転に要するトラッククロス信号の
数（５０ケ） ｔ：カウント信号の反転に要する時間（秒）この様に求
められた速度Ｖで移動中の光ピックアップ２か゛一定加
速度ａで減速を始めた場合、この光ピックアップ２が止
まるまでに時間Ｔを要したものとすると、 ａ＝− （２） となる。又この間の移動距離ｌは下式の様に求めること
ができる。

従って（２）、　（３）式より となる。この減速期間中に光ピックアップ２が横切るト
ラック数Ｎは下式の様になる。

ｚ 制御回路７は、トラックジャンプ動作中常時上記トラッ
ク数Ｎを算出すると共に、残りのトラックピックアップ
２が減速を開始するようにトラックジャンプ回路６を制
御する。この場合、上述の様に光ピックアップ２が停止
するまでに横切るトラックの数Ｎは減速を開始する時点
で算出した残りトラック数と一致するので、光ピツクア
ンプ２が停止したとき減速を終了してトランキングとス
ライドのサーボをオンにすれば、ピックアップ２は正し
く目標トラックに追従する。

第１図を用いて制御回路７の動作を説明する。

トラックジャンプを開始する為、制御回路はまずジャン
プの方向とジャンプすべきトラック数を読み取る（Ｓｌ
）。次に、光ピックアップ２のトラッキングとスライド
のサーボをＯＦＦにして（Ｓ２）、光ピックアップ２に
加速電圧を印加する（Ｓ３）。光ピックアップが動き始
めたなら、カウント信号発生回路８より出力されるカウ
ント信号より（１）式を用いて光ピックアップの速度Ｖ
を計）ＥＬ　（Ｓ　４）　、この光ピンクアンプの速度
■で減速を開始した場合、光ピツクアンプが止まるまで
に横切るトラック数Ｎを（５）式により計算する（Ｓ５
〉。一方これまでジャンプしたトラック数と目標トラッ
ク１０までのトラック数との差から残りのトラック数を
も算出し、光ピックアップが止まるまでに横切るトラッ
ク数Ｎと比較し、等しくなったならば光ピックアップが
減速するようにトラックジャンプ回路６を制御して減速
電圧を印加する（Ｓ７）。減速後も制御回ｖＩ７は光ピ
ックアップの速度を（１）式により計算しくＳ８）、速
度がゼロもしくは十分に小さくなったならば（Ｓ９〉減
速を終了し、トランキングとスライドのサーボをＯＮす
る（ＳＩＯ）。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明によれば光ディ
スク装置でトラックジャンプを行う場合、光ピックアッ
プの速度に変化が生じても、その速度に影響を受けるこ
となくトラックジャンプを安定して行わせることが出来
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の制御回路を説明するためのフローチャ
ート、第２図はその動作説明に供する線に供する線図で
ある。 ２・・・光ピックアップ ３・・・光ピックアップ駆動用モータ ４・・・トランキングエラー検出回路 ５・・・トラックサーボ回路 ６・・・トラックジャンプ回路 ７・・・制御回路 第 ３ 国 トケ・ング肴文 手続す巾正書（自発ン 特許ＩＰ長官 Ｍ松 敏 殿 発明の名称 光ディスク装置 補正をする者 事件との関係

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 光ピックアップがディスクの半径方向に移動する移動速
   度を検出する手段と、該移動速度で移動中の光ピックア
   ップが所定加速度で減速し始めてから停止するまでの間
   に横断する推定トラック数を演算する手段と、光ピック
   アップが横断したトラック数の積算値と目標位置までに
   横断すべき全トラック数との差より残りのトラック数を
   逐次演算する手段と、上記推定トラック数と上記残りの
   トラック数とを比較してこれらが一致すると上記光ピッ
   クアップを上記所定加速度で減速する手段とを有するこ
   とを特徴とする光ディスク装置。