JPH0375783A - 熱磁気記録装置 - Google Patents

熱磁気記録装置

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Publication number
JPH0375783A
JPH0375783A JP21137789A JP21137789A JPH0375783A JP H0375783 A JPH0375783 A JP H0375783A JP 21137789 A JP21137789 A JP 21137789A JP 21137789 A JP21137789 A JP 21137789A JP H0375783 A JPH0375783 A JP H0375783A
Authority
JP
Japan
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recording medium
thermomagnetic
layer
thermomagnetic recording
recording layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP21137789A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Takeda
竹田 高幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP21137789A priority Critical patent/JPH0375783A/ja
Publication of JPH0375783A publication Critical patent/JPH0375783A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気記録媒体上に形成した磁気潜像を磁性ト
ナーで現像して記録を得る磁気写真(マグネトグラフィ
)において、選択的加熱により磁気潜像を形成する熱磁
気記録装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、加熱による磁性の変化を利用して磁気潜像を形成
することができることはよく知られている0強磁性体は
温度により保持力と残留磁気が変化し、キュリー温度(
キュリー点)でゼロになる性質を有しているため、交番
する磁化パターンを記録した磁気記録媒体をキュリー点
以上に加熱して加熱部の残留磁気を消失させることによ
り、あるいは−様に磁化させた磁気記録媒体をキュリー
点近傍かそれ以上に加熱するとともに外部磁界を作用さ
せて加熱部のみを磁化反転させて磁気潜像を形成するこ
とができる。
また、加熱部の残留磁気を消失させる場合、加熱される
のは背景部であり、一般に背景部は画像部に比べ広範な
面積を有しているので、背景部を全面加熱するのに過大
なエネルギを必要とする。
一方、画像部を加熱し、加熱部のみ磁化反転させて磁気
潜像を形成する場合は、画像内部の磁化が連続して画像
部の輪郭部のみに磁気吸引力が発生し、トナーで現像す
る際にいわゆる中抜は画像を生しやすい。
そのため、サーマルヘッドの熱磁気記録媒体を介した反
対側に、予め磁化した磁気記録媒体で被覆したバックア
ッププレートを用意し、磁気記録媒体の磁化を熱残留磁
気効果によって熱磁気記録媒体に熱転写させる方法が提
供されている(特開昭58−111071号公報参照)
(発明が解決しようとする課M) しかしながら、上記構成の熱磁気記録装置においては、
熱残留磁気効果による磁化の転写は、熱磁気記録媒体の
磁性体がキュリー点以下に温度降下していく過程で進行
するため、予め磁化したバックアッププレートの磁化パ
ターンを熱磁気記録媒体に転写させる場合、熱磁気記録
媒体とバックアッププレートの位置関係が時間が経過す
ると共に少しずつズしていく、また加熱部の中央部と周
辺部では温度差があるためバックアッププレートの磁化
が転写される時期が異なり、熱磁気記録媒体を高速で駆
動して記録しようとすると、熱転写される磁化が乱れ十
分な磁気吸引力を発揮することができずにトナーによる
現象が困難となる。
本発明は、上記従来の熱磁気記録装置の問題点を解決し
て、熱磁気記録媒体を高速で駆動して記録した場合でも
熱転写される磁化が乱れることがなく、十分な磁気吸引
力を発揮することが可能な熱磁気記録装置を提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の熱磁気記録装置においては、熱磁
気記録媒体を選択的に加熱して磁気潜像を記録する熱磁
気記録装置において、比較的低温のキュリー点を有する
熱磁気記録層を有する熱磁気記録媒体と、比較的高温の
キュリー点を有するとともに、熱磁気記録媒体の送りピ
ッチの1#I(Mは2以上の整数〉の波長の交互磁化パ
ターンを記録したマスター磁気記録層を有するマスター
磁気記録媒体が対向して設けられていて、両者は駆動手
段により等速で駆動される。
そして、上記熱磁気記録媒体を画像信号に応じて選択的
に加熱するための熱入力手段があって、マスター磁気記
録層の交互磁化パターンと熱入力手段の動作タイミング
を同期させるための手段が設けられる。
(作用) 本発明によれば、上記のように熱磁気記録装置において
、比較的低温のキュリー点を有する熱磁気記録層を有す
る熱磁気記録媒体と、比較的高温のキュリー点を有する
とともに、熱磁気記録媒体の送りピッチの1/M(If
は2以上の整数)の波長の交互磁化パターンを記録した
マスター磁気記録層を有するマスター磁気記録媒体を設
けており、また、熱磁気記録媒体を画像信号に応じて選
択的に加熱するための熱入力手段と、マスター磁気記録
層の交互磁化パターンと熱入力手段の動作タイミングを
同期させるための手段と、熱磁気記録媒体とマスター磁
気記録層とを等速で駆動するための駆動手段とを設ける
ようにしている。
したがって、第1図に示すように、熱磁気記録媒体10
をプラテンローラ20によって回転駆動し、サーマルヘ
ッド30の発熱素子31を画像信号によって選択的に発
熱させると、上記熱磁気記録12の発熱素子31に当接
した領域のみが加熱される。そして、温度降下時の熱残
留磁気効果によってマスター磁気記録層23の交互磁化
パターンが転写される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す熱磁気記録装置の構成図
である。
図において、熱磁気記録媒体10は耐熱性のベースフィ
ルム11に熱磁気記録層12を塗布して構成され、プラ
テンローラ20に巻回され矢印の方向に送られる、該プ
ラテンローラ20はマスター磁気記録媒体を構威し、金
属製の芯21の周囲にゴム22を底形し、かつその最外
周にマスター磁気記録層23を塗布したものである。
サーマルヘッド30は発熱素子31をアレイ状に形成し
たものであり、熱磁気記録層10を介してプラテンロー
ラ20に押圧されている。 4Gはサーマルヘッド30
の位置を微調整するためのヘッド位置調整手段であって
、フレームに固定されたプレート41と調整ネジ42か
らなり、サーマルヘッド30の左右に配置される。50
は熱磁気記録層12の磁化を消去するための直流磁化手
段であり、サーマルヘッド30の後方に配置されている
上記熱磁気記録層12は比較的低温のキュリー点を有し
ていて、例えばCrys磁性体を高分子樹脂中に分散し
て塗布したものであり、マスター磁気記録層23はキュ
リー点の高い7−PI!1103又はメタル磁性体等を
高分子樹脂中に分散して塗布したものである。
マスター磁気記録層23には熱磁気記録媒体10の送り
ピッチの1/M(1’lは2以上の整数)で予め交互磁
化パターンが形成される。
すなわち、サーマルヘッド30が主・副走査共に16本
/■の分解能を有する場合、熱磁気記録媒体lOは62
.5μ−のピッチで搬送されることになるので、マスタ
ー磁気記録層23の交互磁化パターンは(62,5/M
) μ−の波長となる。
マスター磁気記録層23への書込みはロータリーエンコ
ーダを用いて制御するとよい0例えば、プラテンローラ
20の直径が19.89鵬−の場合は、1周を2000
分割することによってマスター磁気記録層23に波長3
1.25μ−の交互磁化パターンを書き込むことができ
る。
上記熱磁気記録媒体10はプラテンローラ20を図示し
ないモータで回転することにより駆動される。
そして、熱磁気記録層12は、直流磁化手段50により
それ以前に記録されていた磁化パターンが消去され、一
方向に直流磁化される。
続いて、上記熱磁気記録媒体10はプラテンローラ20
と当接する位置に進むが、該当接箇所でサーマルヘッド
30の発熱素子31を画体信号に対応して選択的に発熱
させると、熱磁気記録層12の該発熱素子31に当接し
た領域のみが加熱され、温度降下時の熱残留磁気効果に
よってマスター磁気記録層23の交互磁化パターンが転
写される。
上記の熱転写記録過程において、マスター磁気記録層2
3の交互磁化パターンに同期して発熱素子31を制御し
て発熱させると、熱磁気記録層12には各画素ごとに波
長の等しい複数個の交互磁化パターンが転写される。
マスター磁気記録層23の交互磁化パターンと発熱素子
31の発熱タイミングが同期させられるため、特に細線
部を記録する場合において常に均一な交互磁化パターン
を転写し、磁気潜体による現像時のトナー吸引力を安定
させることができる。
マスター磁気記録層23の交互磁化パターンと発熱素子
31の発熱タイミングの同期は、ヘッド位置調整手段4
0の調整ネジ42を回してサーマルヘッド30を前後に
移動させ、予めマスター磁気記録層23の交互磁化パタ
ーンと発熱素子31の相対位置関係を微調整しておき、
プラテンローラ20を駆動するパルスモータの駆動信号
と発熱タイミングを同期させることにまり達成される。
マスター磁気記録層23の交互磁化パターンと発熱素子
31の相対位置関係を予め微調整するために、プラテン
ローラ20を移動させたり回転させることもできる。
また、第2図に示すように磁気ヘッドあるいは磁気抵抗
素子などからなる磁気検出手段60を用い、マスター磁
気記録層23の交互磁化パターンを検出して、発熱素子
31の発熱タイミングを制御することによって同期させ
ることも可能である。
さらに、1947分の発熱素子31をm分割して発熱さ
せる場合に、送りピッチの1/mでマスター磁気記録層
23の交互磁化パターンを形成しておくことにより、常
に発熱素子31と交互磁化パターンを同期させることが
できる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように本発明によれば、熱磁気記
録装置において、比較的低温のキュリー点を有する熱磁
気記録層を有する熱磁気記録媒体と、比較的高温のキュ
リー点を有するとともに、熱磁気記録媒体の送りピッチ
の1/M (Mは2以上の整数)の波長の交互磁化パタ
ーンを記録したマスター磁気記録層を有するマスター磁
気記録媒体を設けており、また、熱磁気記録媒体を画体
信号に応じて選択的に加熱するための熱入力手段と、マ
スター磁気記録層の交互磁化パターンと熱入力手段の動
作タイミングを同期させるための手段と、熱磁気記録媒
体とマスター磁気記録層とを等速で駆動するための駆動
手段とを設けるようにしているので、次に述べるような
効果を奏する。
(1)熱磁気記録層とマスター磁気記録層が等速で駆動
されるため、熱残留磁気効果により磁化を熱転写する過
程において、その位置関係がズレることなく鮮明な磁気
潜像を形成することができる。
(2)  マスター磁気記録層の交互磁化パターンは熱
磁気記録媒体の送りピッチの1/Mであり、がっ交互磁
化パターンに同期して熱磁気記録層を加熱するため、熱
転写される磁化パターンが細線部、黒ベタ部にかかわら
ず均一となり安定した磁気吸引力を発揮することができ
る。
したがって、高速で鮮明な記録をすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す熱磁気記録装置の構成図
、第2図は本発明の他の実施例を示す熱磁気記録装置の
#lI威図である。 10・・・熱磁気記録媒体、11・・・ベースフィルム
、12・・・熱磁気記録層、20・・・プラテンローラ
、21・・・芯、22・・・コム、23・・・マスター
磁気記録層、3o・・・サーマルヘッド、31・・・発
熱素子、40・・・ヘッド位置調整手段、50・・・直
流磁化手段、6o・・・磁気検出手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 熱磁気記録媒体を選択的に加熱して磁気潜像を記録する
    熱磁気記録装置において、 (a)比較的低温のキュリー点を有する熱磁気記録層を
    有する熱磁気記録媒体と、 (b)比較的高温のキュリー点を有するとともに、該熱
    磁気記録媒体の送りピッチの1/M(Mは2以上の整数
    )の波長の交互磁化パターンを記録したマスター磁気記
    録層を有するマスター磁気記録媒体と、 (c)上記熱磁気記録媒体を画像信号に応じて選択的に
    加熱するための熱入力手段と、 (d)上記マスター磁気記録層の交互磁化パターンと熱
    入力手段の動作タイミングを同期させるための手段と、 (e)上記熱磁気記録媒体とマスター磁気記録層とを等
    速で駆動するための駆動手段を設けたことを特徴とする
    熱磁気記録装置。
JP21137789A 1989-08-18 1989-08-18 熱磁気記録装置 Pending JPH0375783A (ja)

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JP21137789A JPH0375783A (ja) 1989-08-18 1989-08-18 熱磁気記録装置

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JPH0375783A true JPH0375783A (ja) 1991-03-29

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ID=16604955

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JP21137789A Pending JPH0375783A (ja) 1989-08-18 1989-08-18 熱磁気記録装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103855906A (zh) * 2012-12-06 2014-06-11 台达电子工业股份有限公司 热磁发电机

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103855906A (zh) * 2012-12-06 2014-06-11 台达电子工业股份有限公司 热磁发电机

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