JPH0375718A - 画像走査記録装置 - Google Patents

画像走査記録装置

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JPH0375718A
JPH0375718A JP1212781A JP21278189A JPH0375718A JP H0375718 A JPH0375718 A JP H0375718A JP 1212781 A JP1212781 A JP 1212781A JP 21278189 A JP21278189 A JP 21278189A JP H0375718 A JPH0375718 A JP H0375718A
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mirror
rasters
scanning
image
polygon mirror
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JP1212781A
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English (en)
Inventor
Kanji Nagashima
完司 永島
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0375718A publication Critical patent/JPH0375718A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ラスタスキャン方式の画像走査記録装置に関
し、詳しくは、主走査を行う回転多面鏡の面倒れおよび
/またはその面間反射率のむらなどによって生じる濃度
むらを打ち消すことのできる画像走査記録装置に関する
〈従来の技術〉 テレビジョン受像管などで行われている走査方式である
ラスタスキャン方式が、文字等線画像や絵、写真、映像
などの画像を最終的に例えば、紙やフィルムなどの記録
材料上に可視像として得る画像走査記録装置の画像露光
装置に用いられている。 このラスタスキャン方式は、
テレビ等の撮像装置に用いられているため、テレビスキ
ャン方式とも呼ばれ、画面を順次−次元方向に、例えば
、水平走査用光偏向器により左から右へ主走査するとと
もに垂直走査用光偏内器により上から下へ副走査して行
く走査方式である。
このように、従来の撮像装置においては、2つの光偏向
器を用いていた。 このため、撮像装置において、1つ
の回転多面鏡の反射面をその回転軸に対して、わずかに
傾けて反射偏向ビームが各反射面で1走査行ずつ異なる
よう社装置することにより、主走査と副走査とを1つで
行うことができる回転多面鏡が特開昭52−436号お
よび同60−171866号に開示されている。
一方、このラスタスキャン方式を用いる画像記録装置に
おいては、半導体レーザ(LD)などの固体レーザ、ガ
スレーザおよび液体レーザのようなレーザ光源、発光ダ
イオード(LED)などの発光素子、この他、水銀灯、
キセノンランプ、ナトリウムランプなどの光源を用い、
このような光源から射出される光ビームに画像情報を担
持させ、回転多面鏡(ポリゴンミラー)やガルバノメー
タミラーなどの光偏向器により一次元的に偏向して主走
査するとともに感光体や感光材料などの記録材料を前記
主走査方向と略直交する方向に副走査搬送手段により搬
送して副走査し二次元的に露光して、最終的に紙やフィ
ルムなどに二次元可視像を得ている。
従って、前記記録材料上には光偏向器の偏向による主走
査線が副走査方向に一定間隔で多数平行に画成され、所
定間隔の縞模様のラスタが形成される。
ところで、ポリゴンミラーやガルバノメータセラーなど
の光偏向器を2つ用いる従来の撮像装置、特開昭52−
436号および同60−171866号に開示された互
いに異なる角度に傾斜した反射面を有する1つの回転多
面鏡を用いて、連続的にラスタを書き込む撮像装置およ
び、前記光偏向器を主走査用として用い、記録材料の搬
送を副走査とする画像露光装置では、前記光偏向器に面
倒れが存在するため、光ビームの結像位置がずれて、ラ
スタ間隔に不揃いが生じる。
例えば、ラスタの間隔が不揃いになると、ラスタの間隔
が接近しているところは濃く見え、ラスタの間隔が離れ
ているところは薄く見えることになる。 従って、この
ようにラスタ間隔にピッチむら(不揃い)が存在する露
光画像を可視像とした時に、画像に濃度むらが発生し、
可視再生画像の画質を著しく損なうことになっていた。
 例えば、ラスタ間隔を1 / 16 m mとすると
き、ポリゴンよラーの面数を8面とすると、面倒れが存
在すると0.5mmピッチのむらが出る。 この0.5
mm程度の濃度むらは記録材料上で目立ちやすく、画質
上大きな問題となる。 また、さらC5前記光偏向器の
反射面の反射率にむらがある場合は、主走査線そのもの
に濃度の不揃いが発生し、ラスタ間隔の不揃いと相まっ
て、再生画像に濃度むらを発生しやすい。
ところで、上述したラスタ間隔(主走査線の間隔)の不
揃いや主走査線の濃度の不揃いあるいはその合成がある
一定量を超えると再生画像上で濃度むらとして認識され
ることになる。
従って、従来は、これらの濃度むらをなくすためにラス
タ間隔の不揃いや濃度の不揃いを一定量以下に抑えるよ
うに、面倒れ補正のための光学系を用いて面倒れの補正
を行ったり、ポリゴンくラーやガルバノメータミラーな
どの光偏向器の加工精度や動作精度や組み立て精度を上
げたり、記録材料の送り精度を向上させるといった手段
が採られていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、濃度むらをなくすために、面倒れ補正光学系
を用いる従来の装置では、光学系を構成するシリンドリ
カルレンズやシリンドリカルミラーは高価であり、装置
構成全体のコストアップとなってしまっていた。 また
、面倒れ補正光学系によっても、回転多面鏡などの光偏
向器の面倒れを完全に補正できないこともあり、濃度む
らの低減には限界があった。 さらに、回転多面鏡の面
間反射率の違いによる濃度むらは面倒れ補正光学系では
補正できないという問題もあった。
また、光偏向器や副走査搬送手段の精度向上には限界が
あるばかりか、精度を向上させるkめには高価な装置や
部品等を使う必要があり、コストを大幅にアップさせて
いた。 また、低コストの装置を目指す場合には、この
様な方法を用いるには限界があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、回転
多面鏡による光ビームの主走査と記録材料の搬送による
副走査とを用いるラスタスキャン方式で二次元的に記録
する際に、回転多面鏡の面倒れを補正するための光学系
を用いる必要がなく、また、特別に高精度の回転多面鏡
を用いる必要がなく、前記回転多面鏡の面倒れおよび/
またはその面間反射率むらから生じるラスタ間隔(主走
査線の間隔)に不揃いなどによる濃度むらが存在しても
、ラスタの書き込み順序を不連続にし、回転多面鏡の同
じ偏向鏡面によるラスタ露光走査を連続させるようにす
ることにより、見かけ上回転多面鏡の1回転の走査周期
を長くして濃度むらを認識されないようにすることので
きる画像走査記録装置を提供するものである。
く課題を解決するための手段〉 本発明者は、主走査に回転多面鏡を用い、副走査に記録
材料の搬送(1次元移動、回転移動)を用いるラスター
スキャン方式の画像記録装置において、前記回転多面鏡
の面倒れや面間反射率のむら等に起因する再生画像上の
濃度むらを低下させるため、種々検討を行った結果、以
下の知見を得て本発明に至ったものである。
第3図に示すように、画像上に存在する濃度変動ΔDが
すべて人間の目に濃度むらとして視認されるわけではな
く、濃度むらとして視認される濃度変動の限界値が存在
するが、その限界値も一様ではなく、人間の視覚上濃度
変動の波長(空間周期)や空間周波数に依存する。
すなわち、人間の視覚は、ある波長範囲すなわち空間周
波数範囲で極めて臨界的であり、波長0.5〜10mm
ピッチの範囲、すなわち、空間周波数2〜0 、 11
1 Lne/mtaの範囲では、ΔDO001以下の濃
度変動でも濃度むらとして認識するが、この範囲より高
い空間周波数(目の分解能より小)あるいは低い空間周
波数では、人間の視覚は濃度むらに対して鈍感になる。
このため、濃度変動の空間周波数を上記範囲より大また
は小とすることにより濃度むらを視覚上目立たなくする
ことができる。
従って、各反射鏡面がその回転軸に対して互いに異なる
回転多面鏡を用い、定速搬送される記録材料上に記録さ
れるラスタの書き込み順序を不連続とし、連続する所定
数のラスタを同一の反射鏡面による偏向光ビームで形成
することにより、見かけ上のポリゴン1回転の面倒れに
よる濃度変動の空間周波数を低くすなわち波長(空間周
期)を長くすることで、面倒れや面間反射率の差に起因
する濃度むらの視認性を低下させ、濃度むらを目立たな
いものとし、認識されないものとすることができる。
すなわち、本発明は、光源と、該光源から射出される光
ビームを一次元方向に偏向する回転多面鏡と、この回転
多面鏡により偏向された光ビームにより主走査露光され
る記録材料を前記主走査方向と略直交する方向に副走査
移動させる副走査手段とを備える画像走査記録装置にお
いて、 前記回転多面鏡の各反射面にその回転軸に対してそれぞ
れ互いに異なった所定角度傾斜をっけ、前記記録材料上
に画成されるラスタの書き込み順序を不連続にしたこと
を特徴とする画像走査記録装置を提供するものである。
前記ラスタの不連続書き込みで画成される同一反射鏡面
による所定数の連続ラスタの本数nは、前記回転多面鏡
の面数をM1記録材料上のラスタピッチをp Ilm 
/11 ineとするときn・M−P>10 を満足するものであるのが好ましい。
また、前記光源はレーザ光源であるのが好ましい。
〈発明の作用〉 本発明の画像走査露光装置は、光源から射出される光ビ
ームを一次元方向に偏向する回転多面鏡の各鏡面をその
回転軸に対して互いに異なる角度で取り付けて、偏向光
ビーム社よる記録材料へのラスタの書き込みを飛び飛び
に不連続にし、前記記録材料の搬送を書記回転多面鏡1
回転当り1ピツチとして、不連続ラスタ走査露光を繰り
返すことにより、所定長さの記録材料全面に1書き込み
単位のラスタ走査露光を行う。 その長さが1ページも
しくは1枚に満たない場合は、本発明装置は、次のラス
タ位置に前記記録材料を搬送するまで前記光源の発光も
しくは前記回転多面鏡の回転を停止してラスタ走査露光
を中止し、前述の次のラスタ位置から前記所定長さのラ
スタ露光を行う。 本発明装置は、このようにして1ペ
ージもしくは1枚分の記録材料を露光した後、所定の処
理装置により可視再生画像とする。
こうして得られた再生画像は、前記回転多面鏡の同じ鏡
面によって書き込まれるラスタが多数連続するので、高
価な面倒れ補正光学系による補正を行わなくても、見か
け上、前記回転多面鏡1回転の空間周期を長くできるの
で、前記回転多面鏡の面倒れや面間反射率の差によるラ
スタピッチむらに起因する濃度むらの視認性を低下させ
、目立たないものとすることができる。
〈実施態様〉 以下に、本発明に係る画像走査記録装置を添付の図面に
示す好適実施例社基づいて詳細に説明する。
第1図は、本発明の画像走査記録装置の一実施例の制御
系のフローを含む斜視説明図である。
同図に示すように、本発明の画像走査記録装置10は、
基本的に、光源部12と、ポリゴンミラー14と、走査
レンズ(fθレレン)16と、副走査搬送手段18と、
本発明の画像走査記録装置の不連続ラスク書き込みを制
御する制御部20と図示しないが、露光済記録材料を処
理する処理装置とを有し、光学系を構成する光源部12
と、ポリゴンミラー14と、fθレレン16とは図示し
ない定盤上に載置されている。
光源部12は、レーザ22と、そのドライバ24と、レ
ーザ22から射出されたレーザビーム26を整形するコ
リメータレンズ28から構成され、コリメータレンズ2
8により整形されたレーザビーム26はポリゴンよクー
14の鏡面14aを指向する。
ポリゴンミラー14は、本発明の最も特徴とする部分の
1つであって、レーザビーム26を一次元方向に偏向す
るものであるが、複数の鏡面を有し、この複数の鏡面が
ポリゴンミラー14、回転軸30に対して互い社異なる
角度で取り付けられているもので、駆動源32により所
定速度で回転駆動されるも゛のである。
第1図に示す例では8面の鏡面14a、14b、  1
4 c、 ・・・・・・、  14 hからなる。 こ
の8面の鏡面の取り付は角度は、互いに異なっているた
め、第2図に示すようC5ポリゴンミラー14の回転じ
よって形成されるラスタは飛び飛びとなり、ラスタの書
き込み順序は不連続となる。
すなわち、第2図に示すように、この8面のポリゴンミ
ラー14のはじめの1回転によってラスタa 1 、 
b 1 、 c 1 、 ・・・・・・、 h 1の8
本のラスタが書き込まれる。 次の2回転目には、この
間に副走査搬送手段18により記録材料Aが搬送されて
いるため、それぞれラスタat。
bt、ct、−−−・−、htから1ピツチ(pa1m
/fline)のみ離れた位置にラスタa2.b2゜c
2.・・・・・・、h2、次の3回転目には、ラスタa
 3. b 3. c 3. ・・・・・・、 h 3
が書き込まれ、n回転目にラスタa n、 b n、 
c n、 ・・・・・・hnが書き込まれて、所定長さ
(8npmm)の領域に所定ピッチ(p mm /IL
 ine )のラスタが8n本書き込まれたことになる
。 さらに記録が続く場合は、次の1回転目の最初の鏡
面によるラスタa1が書き込まれて、上述の書き込み手
順をくり返す。
ここで、ポリゴンミラー14の1回転において隣り合う
1組のラスタを書き込む2つの鏡面の回転軸30に対す
る傾き角の差をΔαとし、fθレレン16の影響を考慮
した鏡面から記録材料A上の主走査線までの距離をfL
rmtsとし、同回転で書き込まれる隣り合う1組のラ
スタの間隔をsmmとすると、 Δα= s / 2 It s=n ・ pmmより Δα=nap/2℃ となる。 従って、例えば、第1図に示すポリゴンミラ
ー14の鏡面14aがラスタa1.14bがbl、・・
・・・・14hがhlをそれぞれ書き込むとすると、鏡
面14aの回転軸30に対する傾き角をα、とすると、
鏡面14bの傾き角はαb=α、−Δα、鏡面14cの
傾き角はα。=α、−Δα=α、−2Δα、以下衣の鏡
面の傾き角を順次Δαだけ小さくしてゆけばよい。 従
って、第8面である鏡面14hの傾き角は、αh=α1
−7Δαとすればよい。
各鏡面の傾き角は上述のように順次減少するものに限定
されず、ラスタの書き込みの順序に応じて、順次増加さ
せてもよいし、上述の関係を満たすものであれば全くラ
ンダムであってもよい。 傾き角の配置をランダムにす
ると、ラスタの書き込みの順序が複雑になるので、順次
増大または減少させる配置とするのがよい。
上述のようなポリゴンミラー14を用いることにより、
記録材料A上に同じ鏡面によるラスタをn本連続させる
ことができるので、見かけ上、ポリゴンミラー14の1
回転での空間周期を8・n−pawと長くでき、すなわ
ちポリボーンミラー14の回転によって生じる濃度変動
の周期すなわち波長を長くし、第3図に示す人間の視覚
上の濃度むらの視認性が低下する左側に位置させること
ができる。
例えば、第3図に示す濃度変動ΔDが許容できる限界を
0.01とするとき、この0.01の濃度変動が濃度む
らとして視認されないためには、濃度変動の空間周期す
なわち波長が10+nm /11 ineよりも大もし
くは0 、 1 mm /IL ineより小であれば
よいが、本発明では前記空間周期を10 mm /IL
 ine以下とすればよい、 従って、8面のポリゴン
ミラー14を用いる場合、 10く8・n−p とすればよい。
本発明においては、ポリゴンミラーの鏡面は8面に限定
されるものではなく、何面であってもよいので、その面
数をM面とすると、10<M−n−p を満足するnだけ、同じ鏡面によるラスタを連続させる
のが好ましい。
走査レンズであるfθレレン16は、ポリゴンミラー1
6で偏向された光ビーム26a〜26bを記録材料Aの
主走査線上の各走査位置で均一のビーム径となるように
収束させるものである。 こうして均一なラスタが記録
材料A上に書き込まれる。
副走査搬送手段18は、記録材料Aを主走査方向すなわ
ち、主走査線と略直交する副走査方向に搬送するもので
あればいかなるものでもよく、記録材料Aの形態に応じ
て適宜最適なものを用いてよい。 例えば、記録材料が
感光体ドラムである場合、あるいはシート状感光材料な
どであってもドラムに巻回されて用いられる場合は、感
光体ドラムあるいはドラムそのものが副走査搬送手段A
を構成する。 また、記録材料がシート状感光材料であ
る場合は、ベルトコンベアあるいは第1図に示すように
二組のローラ対により構成することができる。
第1図に示す副走査搬送手段18は、二組のローラ対3
4aと34bおよび36aと36bにより構成され、シ
ート状の記録材料Aを挟持搬送する。 二組のローラ対
のそれぞれ下側のローラ34aおよび36aの一方の側
には同期ベルト38が懸架され、ローラ34aの他方の
側に取り付けられた駆動源40社より同期駆動され、記
録材料Aを一定速度で搬送する。 もちろん、ローラ3
4aおよび36aの径が等しければ、これらのローラ3
4aおよび36aは等速回転する。
駆動源40は、第1図に示すように、副走査搬送手段1
8を構成する二組のローラ対のローラ34aに取り付け
られているが、この例に限定されず、いずれのローラに
取り付けてもよいし、またこれらのローラに直結せず、
ベルト、チェーン、歯車等の伝動手段を介して二組のロ
ーラ対を駆動するようにしてもよい。
また、駆動源40には、図示しないがロータリーエンコ
ーダなどの回転制御手段などを有しているのが好ましい
、 m動源40がロータリーエンコーダを有していない
場合には、ローラ34a、34b、36a、36bのい
ずれかにロータリーエンコーダを取り付け、駆動源40
の回転を制御するのが好ましい。
本発明においては、副走査搬送手段18は、ポリゴンミ
ラー1回転で1ピツチすなわちpawだけ記録材料Aが
移動する速度で記録材料Aを搬送する。
制御部20は、レーザ22の駆動源24、ポリゴンミラ
ー14の駆動源32および副走査搬送手段18の駆動源
40に接続される。 そして制御部20は、ポリゴンよ
ジー14の回転による記録材料Aへのラスタの書き込み
順序が不連続であっても、光源であるレーザ22が書き
込まれるラスタに必要な画像情報信号によって変調され
たレーザビーム26を発光できるように、駆動源24を
制御ル、レーザ22の発光タイミングおよびラスタ画像
信号を制御することが必要である。 また制御部20は
、ポリゴンミラー14の回転速度および副走査搬送速度
とレーザ22の発光タイミングとを制御することも必要
である。 制御部20による制御は、駆動源32および
40からの回転速度データを受けて、レーザ22の駆動
源24を制御するものであってもよいし、これらの駆動
源を同時に制御するものであってもよい。
制御部20は、ラスタの書き込み順序、例えば第2図に
示すように、al、bl、・・・・・・hl、a 2.
  b 2.  ・・・・・・、  h 2・・・・・
・a n。
bn、・−・・・・、hnに応じて、各画像位置に対応
する画像信号を選択して、各ラスタに応じた画像信号に
変調されたレーザビーム26を射出させるようにレーザ
22の駆動源24を制御する必要があるので、少くとも
1つの書き込み単位となる8n(またはM−n)木のラ
スク分の画像情報あるいは1ペ一ジ分の画像情報を記憶
するメモリを有しているのが好ましい、 また、書き込
み中の副走査搬送手段18による感光材料Aの搬送は、
ポリゴンくジー14の1回転に対し1ピツチの速度であ
る。
これに対し、上述の1つの書き込み単位才なわち8n本
のラスタの書き込みが終了した後は、次のラスタの書き
込み位置すなわち、第2図におけるa 1の位置が81
の位置まで記録材料Aが搬送される間は、ラスタの書き
込みは中止される。 ラスク書き込みの中止は、レーザ
22の発光を停止させることで行うのが好ましいが、ポ
リゴンよジー14の回転を停止させることで行ってもよ
い。 このラスク書き込みを中止している間の副走査搬
送手段18による搬送速度は、ポリゴンミラー1回転に
1ピツチでなくてもよい。
こうして、1ページあるいは1枚分の走査露光が行われ
ると、露光済記録材料Aは図示しない処理装置により処
理されて再生可視像が得られる。
第1図に示す例では、光源として1つのレーザ22を用
いているけれども、本発明はこれに限定されるわけでは
なく、例えば、カラー用記録材料に3木もしくは4本の
光源からの光ビームを照射してカラー発色を行う場合に
も適用される、 この場合には、前記3本もしくは4本
の光ビームを回転多面鏡に入射させる前は予めダイクロ
ツク主う− 全反射ミラーなどを用いて1本化しておく
のが好ましい。
また、本発明においては、同じ鏡面による反射・偏向で
書き込まれた連続する多数、例えば8本のラスタを回転
多面鏡の例えばn回転により書き込みを行うが、複数の
光源、例えば、2つ、3つ・・・・・・またはn個の光
源から射出される複数の光ビームを同じ鏡面により反射
偏向して、少ない回数の回転、例えば2回転、1回転で
行うように構成してもよい。
本発明に用いられる光源は、記録材料をラスタースキャ
ンできるものであればどのようなものでもよいが、レー
ザ光源が好ましい。 例えば、代表的にArレーザ、H
e−Neレーザ、CO2レーザなどのガスレーザ、固体
レーザ、半導体レーザ(LD)などの各種レーザ、さら
に発光ダイオード(LED)などの発光素子などが挙げ
られる。
本発明に係る画像走査記録装置を第1図に示す画像走査
記録装置を代表例として説明したが、本発明はこれに限
定されるわけではなく、傾斜鏡面を有する回転多面鏡に
よる不連続ラスタースキャンを行って、同一鏡面による
ラスターを複数本連続させることのできる画像走査記録
装置であればどのようなものにも適用でき、また、必要
に応じて適宜変形することができる。 また、このよう
な画像走査記録装置は、カラーもしくはモノクロ複写装
置であっても画像読取部を有さす、種々の画像処理装置
、例えば、コンピーユータ、ビデオ、光ディスクからの
画像であっても適合する画像処理装置により処理された
カラーもしくはモノクロ画像情報を受けてカラーもしく
はモノクロ画像を記録するカラーもしくはモノクロプリ
ンターであってもよい、 また、使用する記録材料とし
ては、前述したように感光体ドラムやカラーあるいはモ
ノクロ感光材料のいずれであってもよい。 このため、
本発明の画像走査記録装置は、走査露光(ラスタースキ
ャン)方式のカラーあるいはモノクロのいずれであって
もよいが例えば、本出願人の出願に係る特願昭63−2
41552号に開示された画像記録装置を始めとして、
電子写真式画像記録装置、銀塩写真式画像記録装置、感
熱転写式画像記録装置、インクジェット画像記録装置、
レーザプリンタ、レーザ複写装置、ビデオプリンタ、ビ
デオ複写装置、この他種々の感光材料、例えば感光感圧
性感光材料、感光性樹脂材料などを用いる画像走査記録
装置等を挙げることができる。
本発明に係る画像走査記録装置は基本的には以上のよう
に構成されるが、本発明はこれに限定されるわけではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良
並びに設計の変更が可能なことは勿論である。
〈発明の効果〉 以上、詳述したように、本発明によれば、その回転軸に
対して互いに異なる傾斜を有する回転多面鏡を用いて、
記録材料に不連続にラスタを書き込み、前記回転多面鏡
の同じ鏡面によるラスタを多数連続させることにより、
見かけ上前記回転多面鏡1回転の周期を長くすることが
できるので、従来、通常の回転多面鏡を用いる画像走査
記録装置に必要であった高価な面倒れ補正光学系を用い
なくても、前記回転多面鏡の面倒れによるラスタの位置
ずれや面間反射率の際に起因する濃度むらを低減し、か
つ前記濃度むらの視認性を低下させて、目立たないもの
にすることができる。
すなわち、本発明では、同一鏡面によるラスタが連続す
るので回転多面鏡の鏡面による濃度むらはその間で存在
せず、鏡面が切り換わるラスタの周期は長いので人間の
視覚特性上これに起因する濃度むらを視認しにくい。
また、本発明によれば、高価な面倒れ補正光学系を用い
る必要がないので、また、特別に高精度の光学系や副走
査搬送手段あるいは回転多面鏡を用いる必要がないので
低コストの装置とすることができる。
従って、本発明の画像走査記録装置を用いることにより
、回転多面鏡の面倒れによるラスタの位置ずれおよび面
間反射率の差に起因する濃度むらを打ち消し、見えない
ようにすることができるので、低コストで容易に濃度む
らのない画質のよい再生画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る画像走査記録装置の一実施例の
制御系を含む斜視説明図である。 第2図は、本発明の画像走査記録装置により画成された
ラスタの書き込み順序を示す説明図である。 第3図は、人間の視覚特性上濃度むらを視認する濃度変
動と波長(および空間周波数)との関係を示すグラフで
ある。 符号の説明 10・・・画像走査露光装置、 12・・・光源部、 14・・・ポリゴンミラー(回転多面鏡)、14a、1
4b、14c、=14h ・・・鏡面、 16・・・走査(fθ)レンズ、 20・・−IIJ a1部、 22・・・レーザ、 24・・・ドライバ(駆動源)、 26.26a、26b=レーザビーム、28・・・コリ
メータレンズ、 30・・・回転軸、 32.40・・・駆動源、 34a、34b、36a136b・−ローラ、38・・
・同期ベルト、 A・・・記録材料 FIG、2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光源と、該光源から射出される光ビームを一次元
    方向に偏向する回転多面鏡と、この回転多面鏡により偏
    向された光ビームにより主走査露光される記録材料を前
    記主走査方向と略直交する方向に副走査移動させる副走
    査手段とを備える画像走査記録装置において、 前記回転多面鏡の各反射面にその回転軸に対してそれぞ
    れ互いに異なった所定角度傾斜をつけ、前記記録材料上
    に画成されるラスタの書き込み順序を不連続にしたこと
    を特徴とする画像走査記録装置。
JP1212781A 1989-08-18 1989-08-18 画像走査記録装置 Pending JPH0375718A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015180956A (ja) * 2013-04-11 2015-10-15 コニカミノルタ株式会社 走査光学系及びレーダー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015180956A (ja) * 2013-04-11 2015-10-15 コニカミノルタ株式会社 走査光学系及びレーダー

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