JPH06197198A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH06197198A
JPH06197198A JP4343771A JP34377192A JPH06197198A JP H06197198 A JPH06197198 A JP H06197198A JP 4343771 A JP4343771 A JP 4343771A JP 34377192 A JP34377192 A JP 34377192A JP H06197198 A JPH06197198 A JP H06197198A
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light beams
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、複数の光ビームを同時に走査して
画像を出力する画像記録装置で濃度ムラを低減して高品
位な中間調画像を得ることを目的とする。 【構成】 この発明は、画像信号を閾値マトリクス29
と2値化回路28で比較してその比較結果によりLD変
調回路30で半導体レーザアレイ30を駆動することに
よって複数の光ビームを変調し、この変調した複数の光
ビームを回転多面鏡により一括して走査し、この回転多
面鏡からの複数の光ビームにより中間調の画像を再現す
る画像記録装置において、閾値マトリクス29の副走査
方向のサイズまたは繰り返し周期nと,前記光ビームの
数Mと,前記回転多面鏡の反射面数Nとの関係をn/
(N×M)が1以上の整数になるように設定したもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中間調の画像を再現する
画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術とレーザ走査技術とを組み
合わせたレーザプリンタ等の画像記録装置は、普通紙が
使用でき、高速で高品質な画像が得られるので、急速に
コンピュータの出力装置やデジタル複写機に用いられて
普及している。一般的なレーザプリンタは、回転多面鏡
を用いたレーザ走査光学系が設けられ、画像信号に応じ
て変調されたレーザ光を回転多面鏡により偏向してドラ
ム状の感光体を走査露光することで感光体上に静電潜像
を形成し、この静電潜像をトナーで現像した後に記録紙
に転写定着して出力画像を得ている。
【0003】図2はレーザプリンタに用いられるレーザ
光学系の一例を示す。半導体レーザからなる光源11が
変調回路により画像信号に応じて駆動され、この半導体
レーザ11からのレーザビームがレンズ12を介して回
転多面鏡13により偏向される。回転多面鏡13からの
レーザビームはfθレンズからなる結像レンズ14によ
りドラム状の感光体15上に微小な光スポットとして結
像される。この光スポットは回転多面鏡13と感光体1
5の回転により感光体15を走査露光し、画像の静電潜
像を形成する。また、受光素子(同期検知素子)16が
走査線上の走査開始側の画像領域外に配置されて結像レ
ンズ14からのレーザビームを検知し、この受光素子1
6からの受光信号に基づいて主走査方向の画像書き込み
開始位置が制御される。
【0004】このようなレーザ走査光学系を有する画像
記録装置において、中間調の画像をデジタル的に再現す
るために、画像信号を閾値マトリクスと比較して画像の
濃淡をドットの面積、すなわち閾値マトリクス内の記録
画素数に変換する面積階調方式である擬似中間調再現方
式が一般に用いられている。
【0005】この擬似中間調再現方式は、例えば、画像
の1画素あるいは一定領域内の複数画素の濃淡を、中心
から外側に向かって漸次増加する閾値を有する閾値マト
リクスと比較し、閾値マトリクスの閾値より高い濃度部
分を黒として出力するようにしている。従って、画像の
濃淡は面積(率)の大小として再現される(擬似的に網
点を形成する)。次に、説明を簡単にするため、1画素
の画像信号を複数のドットで再現する場合を例にあげて
説明する。
【0006】図3は4×4の閾値マトリクスの1例を示
すものであり、この閾値マトリクスと6つの反射面を有
する回転多面鏡を用いて擬似中間調再現方式により12
階調目の濃度を有する画像を模式的に表現したものを図
4に示す。図4において、横軸は回転多面鏡によりレー
ザビームが走査される方向、すなわち主走査方向であ
り、縦軸は感光体が回転・移動する方向、すなわち副走
査方向(主走査方向と垂直な方向)を示し、左端に書か
れた数字1〜6はレーザビームの走査を行う回転多面鏡
の反射面の番号を示している。
【0007】この場合、回転多面鏡の反射面倒れ誤差に
よりウォブル(回転多面鏡の反射面倒れ誤差、空気ゆら
ぎ等による副走査方向への画像のずれ)が発生すると、
十字型のパターンの副走査方向の長さが変動する。通
常、回転多面鏡の反射面倒れは回転多面鏡の1回転を周
期とする正弦波状の変動となるので、再現画像には副走
査方向に12走査線を周期とする濃度ムラ(バンディン
グ)が生じ、画像品質が著しく劣化する。ここで、濃度
ムラの周期の12走査線は副走査方向の閾値マトリクス
のサイズ4と回転多面鏡の反射面の面数6の最小公倍数
に相当する。
【0008】このような濃度ムラを低減するために、レ
ーザ走査光学系において、コリメートレンズと回転多面
鏡との間に可変角プリズムを配設してその角度を電歪素
子(ピエゾ素子)で変化させることにより、光源から射
出されてコリメートレンズで平行光とされたレーザビー
ムを偏向し、記録面上での走査ピッチの変化を補正する
ようにした走査光学装置が特開昭63ー313113号
公報に記載されている。
【0009】一方、レーザプリンタにおいては、近年の
高速化の要求に対してレーザダイオードアレイ等を用い
て複数のレーザビームを同時に走査するマルチビーム走
査方式がある。レーザプリンタにおいて、1分間にA4
サイズの画像を100枚出力するような光学系を実現す
るためには、感光体の速度V0は500mm/sec程度とな
り、また、1本のレーザビームのみを回転多面鏡で走査
する1ビーム走査方式では回転多面鏡の回転数R(rpm)
は以下の式で与えられる。
【0010】 R(rpm)=V0×DPI×60/(25.4×N)・・・・・(1) ここに、V0は感光体の速度(mm/sec)、DPIは1イン
チ当りの記録密度で、一般的には300〜400であ
り、Nは回転多面鏡の反射面数で、一般的には5〜10
である。
【0011】(1)式にV0=500、DPI=300を代
入すると、Rは59055(rpm)にもなる。回転多面鏡
はこのような高い回転数では回転軸を支える軸受として
従来のボールベアリングを使用できず、流体軸受,磁気
軸受等の特殊な軸受が必要となってコストアップにな
る。また、光源であるレーザ(半導体レーザ)の変調周
波数が高くなり、レーザ制御回路およびホストマシンか
らレーザ側へのデータ転送の高速化が必要になってコス
トアップになる。しかし、マルチビーム走査方式で複数
のレーザビームを一括して走査することによりレーザビ
ームの本数をM本とした場合は回転多面鏡の回転数およ
びレーザの変調周波数を1/Mとすることができ、大幅
なコストダウンを計ることができる。
【0012】特開昭59ー112763号公報には、そ
の一例として、複数個の半導体レーザからなる半導体レ
ーザアレイを光源とし、個々の半導体レーザからの出射
ビームの断面形状が隣接する点を記録媒体上に結像する
光学系、個々の半導体レーザを独立駆動する駆動回路を
有し、複数個の半導体レーザからのレーザビームを一括
して走査するレーザ情報記録装置が記載されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記走査光学装置で
は、コリメートレンズと回転多面鏡との間に可変角プリ
ズムを配設してその角度を電歪素子で変化させることに
より、光源から射出されてコリメートレンズで平行光と
されたレーザビームを偏向し、記録面上での走査ピッチ
の変化を補正するので、レーザビームに対して可変角プ
リズムの角度を非常に精度良く高速に制御する必要があ
り、その制御系が複雑になるという欠点を有する。
【0014】また、通常の1ビーム走査方式ではレーザ
ビームが回転多面鏡の反射面に副走査断面において垂直
に入射するが、マルチビーム走査方式ではレーザビーム
が回転多面鏡の反射面に対してわずかに角度をもって入
射する。すなわち、一般的には、図5に示すように同時
に走査される複数本のレーザビームのうちで端の方のレ
ーザビームほど(fθレンズの光軸から離れるほど)走
査線の湾曲が大きくなる。従って、このようなレーザ走
査光学系を用いて画像記録を行った場合、走査線の副走
査方向の走査位置ずれはレーザビームの本数Mを周期と
して変動する。この走査位置ずれも、やはり記録媒体
(感光体)上では露光ムラとなり、画像上では中間調画
像における濃度ムラとなって顕在化する。さらに、マル
チビーム走査方式では上述した回転多面鏡の反射面倒れ
による走査位置ずれの周期をM倍にする作用があり、従
って、回転多面鏡の反射面倒れによる濃度変動が1ビー
ム走査方式より低周波のものとなり、視覚的に目立つよ
うになる。
【0015】本発明は、上記欠点を改善し、複数の光ビ
ームを同時に走査して画像を出力する画像記録装置であ
って濃度ムラを低減できて高品位な中間調画像を得るこ
とができる構成簡単な画像記録装置を提供することを目
的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、画像信号を閾値マトリクス
と比較してその比較結果により複数の光ビームを変調
し、この変調した複数の光ビームを回転多面鏡により一
括して走査し、この回転多面鏡からの複数の光ビームに
より中間調の画像を再現する画像記録装置において、前
記閾値マトリクスの副走査方向のサイズまたは繰り返し
周期nと,前記光ビームの数Mと,前記回転多面鏡の反
射面数Nとの関係をn/(N×M)が1以上の整数にな
るように設定したものである。
【0017】請求項2記載の発明は、画像信号を閾値マ
トリクスと比較してその比較結果により複数の光ビーム
を変調し、この変調した複数の光ビームを回転多面鏡に
より一括して走査し、この回転多面鏡からの複数の光ビ
ームにより中間調の画像を再現する画像記録装置におい
て、前記閾値マトリクスの副走査方向のサイズまたは繰
り返し周期nと,前記光ビームの数Mと,前記回転多面
鏡の反射面数Nとの関係を(N×M)/nが2以上の整
数になるように設定したものである。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項2記載の画
像形成装置において、n/Mを1以上の整数に設定した
ものである。
【0019】請求項4記載の発明は、画像信号を閾値マ
トリクスと比較してその比較結果により複数の光ビーム
を変調し、この変調した複数の光ビームを回転多面鏡に
より一括して走査し、この回転多面鏡からの複数の光ビ
ームにより中間調の画像を再現する画像記録装置におい
て、前記閾値マトリクスの副走査方向のサイズまたは繰
り返し周期nと,前記回転多面鏡の反射面数Nとの関係
をN/nが2になるように設定し、かつ、前記回転多面
鏡の回転位置を検知する検知手段と、この検知手段の検
知信号により前記回転反射鏡の反射面のうち面倒れ誤差
が小さい相対する2つの反射面を中間調画像の網点中心
部に対応付ける対応付け手段とを備えたものである。
【0020】請求項5記載の発明は、画像信号を閾値マ
トリクスと比較してその比較結果により複数の光ビーム
を変調し、この変調した複数の光ビームを回転多面鏡に
より一括して走査し、この回転多面鏡からの複数の光ビ
ームにより中間調の画像を再現する画像記録装置におい
て、前記閾値マトリクスの副走査方向のサイズまたは繰
り返し周期nと,前記光ビームの数Mと,前記回転多面
鏡の反射面数Nとの関係を(N×M)/n=2に設定
し、かつ、前記回転多面鏡の回転位置を検知する検知手
段と、この検知手段の検知信号により前記回転反射鏡の
反射面のうち面倒れ誤差が小さい2つの反射面を中間調
画像の網点中心部に対応付ける対応付け手段とを備えた
ものである。
【0021】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
画像記録装置において、n/Mを1以上の整数に設定し
たものである。
【0022】
【作用】請求項1記載の発明では、閾値マトリクスの副
走査方向のサイズまたは繰り返し周期nと,光ビームの
数Mと,回転多面鏡の反射面数Nとの関係をn/(N×
M)が1以上の整数になるように設定してある。このた
め、回転多面鏡の面倒れによる走査線のピッチ変動で画
素面積が変動することがなく、副走査方向に濃度ムラの
ない均一な濃度の中間調画像が得られ、かつ簡単な構成
となる。また、閾値マトリクスの副走査方向のサイズま
たは繰り返し周期nが必然的に複数本の光ビームの回転
多面鏡による走査に起因する走査線曲がりによる走査線
のピッチ変動の周期Mの整数倍となり、走査線曲がりに
よる走査線のピッチ変動によって副走査方向の濃度ムラ
が発生することがない。
【0023】請求項2記載の発明では、閾値マトリクス
の副走査方向のサイズまたは繰り返し周期nと,光ビー
ムの数Mと,回転多面鏡の反射面数Nとの関係を(N×
M)/nが2以上の整数になるように設定してある。こ
のため、回転多面鏡の面倒れによる低周波の濃度変動が
起こらず、濃度変動の目立たない高品位な中間調画像が
得られる。
【0024】請求項3記載の発明では、請求項2記載の
画像形成装置において、n/Mを1以上の整数に設定し
てある。このため、走査線曲がりによる走査線のピッチ
変動によって副走査方向の濃度ムラが発生することがな
い。
【0025】請求項4記載の発明では、閾値マトリクス
の副走査方向のサイズまたは繰り返し周期nと,前記回
転多面鏡の反射面数Nとの関係をN/nが2になるよう
に設定してあり、回転多面鏡の回転位置が検知手段によ
り検知される。この検知手段の検知信号により対応付け
手段が回転反射鏡の反射面のうち面倒れ誤差が小さい相
対する2つの反射面を中間調画像の網点中心部に対応付
ける。従って、回転多面鏡の面倒れによる走査線のピッ
チ変動によって発生する濃度ムラが良好に低減され、副
走査方向の濃度ムラの少ない高品位の中間調画像が得ら
れる。また、閾値マトリクスの副走査方向のサイズまた
は繰り返し周期nが必然的に複数本の光ビームの回転多
面鏡による走査に起因する走査線曲がりによる走査線の
ピッチ変動の周期Mの整数倍となり、走査線曲がりによ
る走査線のピッチ変動によって副走査方向の濃度ムラが
発生することがない。
【0026】請求項5記載の発明では、閾値マトリクス
の副走査方向のサイズまたは繰り返し周期nと,光ビー
ムの数Mと,回転多面鏡の反射面数Nとの関係を(N×
M)/n=2に設定してあり、回転多面鏡の回転位置が
検知手段により検知される。この検知手段の検知信号に
より対応付け手段が回転反射鏡の反射面のうち面倒れ誤
差が小さい2つの反射面を中間調画像の網点中心部に対
応付ける。従って、回転反射鏡の面倒れによる走査線の
ピッチ変動によって発生する濃度ムラが良好に低減さ
れ、副走査方向の濃度ムラのない高品位の中間調画像が
得られる。
【0027】請求項6記載の発明では、請求項5記載の
画像記録装置において、n/Mを1以上の整数に設定し
てある。このため、走査線曲がりによる走査線ピッチ変
動によって発生する副走査方向の濃度ムラが発生しな
い。
【0028】
【実施例】図6〜図8はレーザ走査光学系の一例の一部
を示す。この例はマルチビーム走査方式であり、光源と
しての半導体レーザアレイ21において副走査方向にわ
ずかに離れた複数の発光点から出射される複数本のレー
ザビームはコリメートレンズ22によりそれぞれ略平行
光とされ、シリンダレンズ23により回転多面鏡24の
反射面近傍に副走査方向において絞り込まれる。コリメ
ートレンズ22,シリンダレンズ23の光軸上にあるレ
ーザビームは回転多面鏡24の反射面24aへ副走査方
向に垂直に入射し、他のレーザビームはそれよりわずか
に傾いた角度で回転多面鏡24の反射面に入射する。
【0029】回転多面鏡24は回転によりシリンダレン
ズ23からのレーザビームを偏向走査し、回転多面鏡2
4からのレーザビームはfθレンズからなる結像レンズ
25により感光体からなる記録媒体26上に微小な光ス
ポットとして、かつ、各光スポットが副走査方向におい
て記録密度に応じた所定のピッチとなるように結像され
て静電潜像が記録媒体26上に形成される。記録媒体2
6はモータにより駆動されて副走査方向に回転移動す
る。
【0030】結像レンズ25は主走査方向と副走査方向
とで焦点距離が異なるアナモフィックfθレンズであっ
て、副走査方向において回転多面鏡24の反射面と記録
媒体26が幾何学的に略共役となるようにされ、回転多
面鏡24の各反射面の回転軸に対する角度誤差(反射面
の倒れ)による走査位置ずれに起因する走査線のピッチ
変動を低減する働きをする。しかし、この幾何学的な共
役関係は完全なものとすることはできないので、結像レ
ンズ25の補正により走査線のピッチ変動を完全になく
すことはできない。なお、シリンダレンズ23は記録媒
体26上での副走査方向のレーザビーム径を制御する働
きを持つ。また、受光素子(同期検知素子)27は走査
線上の走査開始側の画像領域外に設置されて結像レンズ
25からのレーザビームを検出し、受光素子27からの
出力信号が同期信号として出力されてこの同期信号に基
づいて主走査方向の画像書き込み開始位置が制御され
る。
【0031】回転多面鏡24は図9に示すようにレーザ
ビームを偏向走査するポリゴンミラー31と、これを回
転させるスキャナモータ32により構成され、回転多面
鏡24の反射面の倒れはポリゴンミラー31の反射面3
1aの基準面31bに対する直角度のバラツキとスキャ
ナモータ32のロータ上のポリゴンミラー取付面32c
のスラスト方向の触れによって発生する。この回転多面
鏡24の反射面の倒れの2つの要因はそれぞれ加工誤差
によるものがほとんどで(例えばポリゴンミラー加工時
のポリゴンミラー31の内径の中心軸と加工軸とのクリ
アランスによる倒れ、スキャナモータ32のロータを旋
盤で加工する際のチャッキングにおける傾きなどで)、
回転多面鏡24の反射面の倒れは回転多面鏡24の1回
転を周期とする正弦波状となる。図10は6つの反射面
を有する回転多面鏡の反射面の倒れを模式的に表したも
のである。
【0032】本発明の第1の実施例は、請求項1記載の
発明の実施例であり、上記レーザ走査光学系において半
導体レーザアレイ21を2つの半導体レーザからなる半
導体レーザアレイとし、かつ、回転多面鏡24の反射面
を4面としたものを用いている。以下、この第1の実施
例について説明する。
【0033】図1に示すように入力された画像信号は2
値化回路28により閾値マトリクス29と比較されて2
値化されることにより、画像の濃淡がドットの面積、す
なわち閾値マトリクス29内の記録画素数に変換され
る。LD変調回路30は2値化回路28からの画像信号
により上記同期信号に基づいたタイミングで半導体レー
ザアレイ21の各半導体レーザを駆動制御し、これらの
半導体レーザから画像信号で強度変調されたレーザビー
ムが射出されて記録媒体26上に画像の静電潜像が形成
される。この記録媒体26上の静電潜像は図示しない
が、現像装置によりトナーで現像されて転写装置により
記録紙に転写された後に定着装置で定着されて出力画像
が得られる。
【0034】図11は閾値マトリクス29の構成を示
し、図12及び図13は記録媒体26に露光すべき本来
の画像の濃度レベル(画像信号)と,記録媒体26の露
光パターンの例を示す。第1の実施例では、光源21か
ら射出されるレーザビームの本数Mが2本、回転多面鏡
の反射面数Nが4、閾値マトリクス29のサイズが8
(主走査方向)×8(副走査方向)であり、画像の濃度
レベルに応じて記録媒体26上における網点内の(黒)
ドット数、すなわち網点面積が設定される。回転多面鏡
24は各反射面で2本のレーザビームを同時に走査する
ので、回転多面鏡24の反射面倒れによる副走査方向の
走査位置ずれの周期はN×M=4×2=8(走査線)の
周期となる。従って、回転多面鏡24の反射面倒れによ
る副走査方向の走査位置ずれの周期と副走査方向の閾値
マトリクス29のサイズが同一となり、各網点が走査線
のピッチずれによって受ける影響が同一となる。
【0035】具体的には図14に示すように副走査方向
の走査位置ずれは回転多面鏡24の番号2の反射面で+
側になり、回転多面鏡24の番号4の反射面で+側にな
る。これにより、図12に示すような画像の十字型パタ
ーン(ここでは12階調目のパターン)が図13に示す
ように副走査方向に変形するが、各十字型パターンが同
一の変形をする。従って、回転多面鏡24の反射面倒れ
による走査線のピッチ変動によって同一濃度レベルにお
ける各網点間で網点面積(網点形状も)の変動がなく、
均一な濃度の出力画像が得られる。
【0036】また、第1の実施例ではM=2,N=4で
閾値マトリクスの副走査方向のサイズまたは繰り返し周
期nをn=8としたが、M=2,N=4の場合にn=1
6,24,・・・(n/(N×M)=2,3,・・・)
としても第1の実施例と同様な効果が得られることは明
らかである。すなわち、これらの場合にも、nが回転多
面鏡24の反射面倒れによる副走査方向の走査位置ずれ
の周期の整数倍となり、回転多面鏡24の反射面倒れに
よる走査位置ずれによって各網点間で網点面積が変動し
ない。また、M=2,N=4の場合に限らず、n/(N
×M)=整数(1以上の整数)の条件を満たせば同様な
効果が得られる。
【0037】さらに、n/(N×M)=整数(1以上の
整数)の場合、n/Mも必然的に整数となる。すなわ
ち、副走査方向の閾値マトリクスのサイズnがレーザビ
ーム数Mの整数倍となり、走査線曲がりによる副走査方
向の走査位置ずれによつて同一濃度レベルにおける各網
点間で網点面積が(網点形状も)変動することがない。
従って、回転多面鏡24の反射面倒れ及び走査線曲がり
による濃度ムラのない極めて高品位の中間画像を得るこ
とができる。また、複数本のレーザビームを回転多面鏡
24により同時に偏向走査するので、通常の1ビーム走
査方式のものに比べて著しく記録速度を向上させること
ができる。
【0038】次に本発明の第2の実施例について説明す
る。この第2の実施例は、請求項2記載の発明の実施例
であり、上記第1の実施例において、(N×M)/n=
整数(2以上の整数)、すなわち、レーザビーム数M×
回転多面鏡の反射面数Nを閾値マトリクスの副走査方向
のサイズまたは繰り返し周期nの整数倍に設定した。従
って、前述のようにM=1の1ビーム走査方式ではnと
Nの最小公倍数の走査線を周期とする出力画像の濃度ム
ラが発生するが、M≧2のマルチビーム走査方式では回
転多面鏡の反射面倒れ誤差による走査位置ずれの周期は
N×Mの走査線の周期となる。このため、通常は、回転
多面鏡の反射面倒れ誤差により引き起こされる濃度ムラ
は、N×Mとnの最小公倍数(>N×M)の走査線を周
期とする低周波の濃度ムラとなり、これは視覚上非常に
目立つものとなる。しかし、第2の実施例では、(N×
M)/n=整数(2以上の整数)に設定したので、N×
Mとnの最小公倍数をN×Mとすることができ、回転多
面鏡の反射面倒れ誤差により引き起こされる濃度ムラの
周期がN×Mの走査線の周期となって低周波の濃度ムラ
が発生することがない。
【0039】第2の実施例では、具体的には第1の実施
例において、閾値マトリクス29として図15に示すよ
うに3(主走査方向)×3(副走査方向)の閾値マトリ
クスを用い、かつ回転多面鏡24としてが6つの反射面
数を有するものを用いてn=3,N=6とした。レーザ
ビーム数Mは2であるから、(N×M)/n=4とな
り、(N×M)/n=整数(2以上の整数)の条件を満
たしている。回転多面鏡24の反射面倒れにより図10
に示すような副走査方向の走査位置ずれが生じ、これは
回転多面鏡24の番号2,3の反射面で+側に生じて回
転多面鏡24の番号5,6の反射面で−側に生ずる。そ
して、画像の十字型パターン(ここでは5階調目のパタ
ーン)は走査位置ずれがない場合には図16に示すよう
になるが、上記走査位置ずれにより図17に示すように
副走査方向に変形する。この変形は12走査線を周期と
するもので、画像の濃度ムラの周期も12走査線の周期
となり、低周波の濃度ムラが発生することがない。これ
に対して例えば5×5の閾値マトリクスを用いてn=5
とした場合にはN×M=12とn=5の最小公倍数60
の走査線を周期としする低周波で視覚的に目立つ濃度ム
ラが発生する。
【0040】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。この第3の実施例は請求項3記載の発明の実施例
であり、上記第2の実施例において、(N×M)/n=
整数(2以上の整数)、すなわち、レーザビーム数M×
回転多面鏡の反射面数Nを閾値マトリクスの副走査方向
のサイズまたは繰り返し周期nの整数倍に設定し、か
つ、n/Mを1以上の整数に設定したものである。した
がって、(N×M)/n=整数(2以上の整数)に設定
したことにより第2の実施例と同様に回転多面鏡24の
反射面倒れにより低周波の濃度ムラが発生することがな
い。
【0041】また、n/Mを1以上の整数に設定したの
で、マルチビーム走査方式による走査線曲がりで副走査
方向の濃度ムラが発生しない。すなわち、マルチビーム
走査方式による走査線曲がりによって走査位置ずれが発
生するが、その周期はM本の走査線の周期である。従っ
て、副走査方向の閾値マトリクスのサイズnをMの整数
倍(1以上の整数)とすることにより、画像の各網点は
走査線曲がりによる走査位置ずれの影響を整数回ずつ受
けることになり、各網点間でその面積が(形状も)変動
せず、均一な中間調画像を得ることができる。
【0042】第3の実施例では、具体的には上記第2の
実施例において、閾値マトリクス29として図18に示
すように4(主走査方向)×4(副走査方向)の閾値マ
トリクスを用いるようにしたものであり、n=4,N=
6,M=2で、(N×M)/n=3,n/M=2となっ
て(N×M)/n=整数(2以上の整数)及びn/M=
整数(1以上の整数)の条件を満たしている。
【0043】十字型の画像パターン(12階調目)は走
査位置ずれがない場合には図19に示すように変形が生
じないが、回転多面鏡24の反射面倒れにより図10に
示すように副走査方向の走査位置ずれが生ずて十字型の
画像パターン(12階調目)が図20に示すように変形
する。この変形は12走査線を周期とするもので、濃度
ムラの周期も12走査線の周期となって低周波の濃度ム
ラが発生しない。
【0044】また、2本のレーザビームを回転多面鏡2
4で同時に走査することによる図22に示すような走査
線曲がりによって図23に示すように走査位置ずれが生
ずる。すなわち、走査線間隔の最小となる位置(主走査
方向における画像の中央部)を基準として2本のレーザ
ビームの間の副走査方向の距離を設定した場合、画像の
両端部において走査位置ずれは2走査線を1周期として
交互に+方向と−方向に発生する。しかし、図21に示
すようにその走査位置ずれにより各網点間でその面積が
変動することがなく、走査曲がりによる濃度ムラが発生
しない。なお、閾値マトリクスの副走査方向の繰り返し
周期nとは副走査方向における網点中心間距離のことで
ある。
【0045】次に、本発明の第4の実施例について説明
する。この第4の実施例は、請求項4記載の発明の実施
例であり、上記第1の実施例において、図24に示すよ
うに回転多面鏡24として6つの反射面数を有するもの
が用いられてN=6とされ、反射型センサからなる回転
位置センサ33はポゴンミラー31上に付けられたマー
クを検出することにより回転多面鏡24の回転位置を検
出する。この回転位置センサ33は反射型センサに限ら
ず回転多面鏡24の回転位置、すなわち、走査に使用さ
れる反射面24aを検出するものであればよく、スキャ
ナモータ32側に取り付けられていてもよい。
【0046】図10に示すように回転多面鏡24の反射
面倒れは回転多面鏡24の1回転を周期とした正弦波に
近いものとなる。従って、偶数の面数を有する回転多面
鏡24においては、倒れの小さい反射面が2つ存在し、
この2つの反射面は互いに向き合った(相対した)反射
面となる。この2つの反射面は番号1,4の反射面に相
当する。
【0047】図25は中間調画像を再現するための閾値
マトリクス29の例を示す。この閾値マトリクス29は
3(主走査方向)×3(副走査方向)の閾値マトリクス
であり、ドット集中型の構成になっている。副走査方向
の閾値マトリクス29のサイズnは回転多面鏡24の反
射面数または繰り返し周期Nの半分に設定されており
(N/n=2)、回転多面鏡24の番号1,4の反射面
によるレーザビームの走査により閾値マトリクス29の
2行目に対応する画像が形成され、すなわち、網点の中
心部が形成される。従って、網点の中心部を回転多面鏡
24における倒れによる走査位置ずれの小さい反射面の
レーザビーム走査により形成するので、画像において回
転多面鏡24の反射面倒れ誤差による濃度ムラを低減す
ることができる。
【0048】図26〜28は3(主走査方向)×3(副
走査方向)の閾値マトリクスを用いた場合の1階調目の
網点パターン(点線)を模式的に示す。図26は回転多
面鏡24の反射面倒れがない場合であり、図27は回転
多面鏡24の反射面倒れがあり、かつ、回転多面鏡24
の倒れの小さい反射面で網点の中心部を形成した場合
(第4の実施例の場合)であり、図27は回転多面鏡2
4の倒れの大きい反射面で網点の中心部を形成した場合
である。この図26〜28から明らかなように図28の
場合は網点中心の間隔が変動するので、12走査線の周
期で濃度ムラが顕著に現れる。図27に示すように第4
の実施例では網点中心の間隔の変動が小さいので、12
走査線の周期の濃度ムラがさほど目立たない。
【0049】図44〜46は同様に3(主走査方向)×
3(副走査方向)の閾値マトリクスを用いた場合の5階
調目の網点パターン(点線)を模式的に示す。この5階
調目の出力画像は1階調目の出力画像と同様である。な
お、第4の実施例において、実際の露光条件で得られる
濃度分布をシミュレーションによって求め、これを周波
数分析したところ、副走査方向における12走査線の周
期の濃度ムラが黒(白)ベタを除く全ての階調(1〜
8)で半分以下に低減した。
【0050】回転多面鏡24の反射面数Nが偶数で、副
走査方向の閾値マトリクスのサイズまたは繰り返し周期
nが回転多面鏡24の反射面数Nの半分であれば、網点
の中心部を回転多面鏡24の反射面倒れ誤差による走査
位置ずれの小さい反射面のレーザビーム走査で形成する
ことにより同様な効果が得られる。
【0051】次に、第4の実施例において、実際に回転
多面鏡24の倒れ誤差の小さい反射面と,網点の中心部
とを対応付ける手段について説明する。図47及び図4
8に示すように入力された画像信号は2値化回路34に
より閾値マトリクス29と比較されて2値化されること
により、画像の濃淡がドットの面積、すなわち閾値マト
リクス29内の記録画素数に変換される。LD変調回路
30は2値化回路34からの画像信号により半導体レー
ザアレイ21の各半導体レーザを駆動制御し、これらの
半導体レーザから画像信号で強度変調されたレーザビー
ムが射出されて記録媒体26上に画像の静電潜像が形成
される。この記録媒体26上の静電潜像は図示しない
が、現像装置によりトナーで現像されて転写装置により
記録紙に転写された後に定着装置で定着されて出力画像
が得られる。
【0052】この時、面選択回路35は回転位置センサ
33からの回転位置検出信号と同期検出素子27からの
同期信号により回転多面鏡24のレーザビーム偏向走査
に用いられる反射面24aを、回転多面鏡24の倒れ誤
差の小さい反射面と網点の中心部とが対応して走査線の
位置ずれによる濃度ムラが低減されるように選択して面
選択信号を発生し、この面選択信号に合わせて2値化回
路34が画像信号の2値化を行う。従って、回転多面鏡
24の倒れ誤差の小さい反射面と網点の中心部とが対応
して走査線の位置ずれによる濃度ムラが低減されること
になる。この場合、予めポリゴンミラー33の反射面倒
れを測定しておき、その測定データに基づいてポリゴン
ミラー33にマーク(回転位置センサ33で検出される
マーク)を付けておけばよい。また、回転位置センサ3
3の代りに回転多面鏡24の反射面倒れを検出するため
の検出手段を同期検知素子27と一体的にまたは別体と
して設置し、この検出手段からの信号と同期検出素子2
7からの同期信号により回転多面鏡24のレーザビーム
偏向走査に用いられる反射面24aを走査線の位置ずれ
による濃度ムラが低減されるように選択して面選択信号
を発生するようにしてもよい。
【0053】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。この第5の実施例は請求項5記載の発明の実施例
であり、上記第4の実施例において、ビーム数Mと回転
他面鏡24の反射面数Nの積が偶数に設定され、すなわ
ち、NとMのいずれか一方又は両方が偶数に設定され
(Nが奇数に設定することも可能であり)、かつ、M×
Nの半分が閾値マトリクス29の副走査方向のサイズま
たは繰り返し周期nに等しく設定されている。
【0054】具体的には回転多面鏡24は5つの反射面
を有するものが用いられ、閾値マトリクス29として図
29に示すように5(主走査方向)×5(副走査方向)
の閾値マトリクスが用いられている。すなわち、N=
5,n=5,M=2であり、M×N/2=n=2であ
る。回転多面鏡24の反射面倒れにより図30に示すよ
うな副走査方向の走査位置ずれが生ずる。この副走査方
向の走査位置ずれ(反射面の倒れ)は回転多面鏡24の
番号1の反射面で最小となり、回転多面鏡24の番号
3,4の反射面で次に小さくなり、回転多面鏡24の番
号2,5の反射面で最大となる。この場合、面選択回路
35は回転位置センサ33からの回転位置検出信号と同
期検出素子27からの同期信号により回転多面鏡24の
レーザビーム偏向走査に用いられる反射面24aを、回
転多面鏡24の番号1の反射面と,番号3もしくは4の
反射面とによるレーザビームの走査で網点中心部が形成
されるように選択して面選択信号を発生し、この面選択
信号に合わせて2値化回路34が画像信号の2値化を行
う。従って、回転多面鏡24の倒れ誤差の小さい反射面
と網点の中心部とが対応して走査線の位置ずれによる濃
度ムラが低減されることになる。
【0055】図31〜33は5(主走査方向)×5(副
走査方向)の閾値マトリクスを用いた場合の5階調目の
網点パターン(点線)を模式的に示す。図31は回転多
面鏡24の反射面倒れがない時の網点パターンであり、
図32は回転多面鏡24の倒れの小さい反射面で網点の
中心部を形成した時(第5の実施例の場合)の網点パタ
ーンであり、図33は回転多面鏡24の倒れの大きい反
射面で網点の中心部を形成した時の網点パターンであ
る。この図31〜33から明らかなように図33の場合
は網点中心の間隔が変動するので、10走査線の周期で
濃度ムラが顕著に現れる。図32に示すように第5の実
施例では網点中心の間隔の変動が小さいので、10走査
線の周期の濃度ムラがさほど目立たない。
【0056】また、本発明の第6の実施例では、上記第
5の実施例において、回転多面鏡24として6つの反射
面を有するものが用いられ、閾値マトリクス29の副走
査方向のサイズまたは繰り返し周期nが6とされて図3
5に示すような6(主走査方向)×6(副走査方向)の
閾値マトリクスが用いられている。この第6の実施例で
は、回転多面鏡24の反射面倒れにより図34に示すよ
うな副走査方向の走査位置ずれが生ずる。この副走査方
向の走査位置ずれ(反射面の倒れ)は回転多面鏡24の
番号1,4の反射面で最小となる。この場合、面選択回
路35は回転位置センサ33からの回転位置検出信号と
同期検出素子27からの同期信号により回転多面鏡24
のレーザビーム偏向走査に用いられる反射面24aを、
回転多面鏡24の番号1,4の反射面によるレーザビー
ムの走査で網点中心部が形成されるように選択して面選
択信号を発生し、この面選択信号に合わせて2値化回路
34が画像信号の2値化を行う。従って、回転多面鏡2
4の倒れ誤差の小さい反射面と網点の中心部とが対応し
て走査線の位置ずれによる濃度ムラが低減されることに
なる。
【0057】図36〜38は6(主走査方向)×6(副
走査方向)の閾値マトリクスを用いた場合の12階調目
の網点パターン(点線)を模式的に示す。図36は回転
多面鏡24の反射面倒れがない時の網点パターンであ
り、図37は回転多面鏡24の倒れの小さい番号1,4
の反射面で網点の中心部を形成した時(第6の実施例の
場合)の網点パターンであり、図38は回転多面鏡24
の倒れの大きい反射面で網点の中心部を形成した時の網
点パターンである。この図36〜38から明らかなよう
に図38の場合は網点中心の間隔が変動するので、12
走査線の周期で濃度ムラが顕著に現れる。図37に示す
ように第6の実施例では網点中心の間隔の変動が小さい
ので、12走査線の周期の濃度ムラがさほど目立たな
い。
【0058】請求項5記載の発明は、(N×M)/n=
2に設定するもので、回転多射鏡24の反射面数Nを6
に限るものではなく、また、ビーム数nも2に限らな
い。例えばN:M:nは4:2:4,4:3:6,4:
4:8,5:2:5,5:4:10,5:8:20,
6:2:6,6:3:9,6:4:12などに設定する
ことができる。そして、面選択回路35は回転位置セン
サ33からの回転位置検出信号と同期検出素子27から
の同期信号により回転多面鏡24のレーザビーム偏向走
査に用いられる反射面24aを、回転多面鏡24の倒れ
誤差の小さい反射面と網点の中心部とが対応して走査線
の位置ずれによる濃度ムラが低減されるように選択して
面選択信号を発生し、この面選択信号に合わせて2値化
回路34が画像信号の2値化を行う。このため、回転多
面鏡24の倒れ誤差の小さい反射面と網点の中心部とが
対応して走査線の位置ずれによる濃度ムラが低減される
ことになる。
【0059】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。この第7の実施例は、請求項6記載の発明の実施
例であり、(N×M)/n=2に設定され、かつ、n/
Mが1以上の整数に設定される。具体的には、この第7
の実施例では、上記第4の実施例において、閾値マトリ
クス29として6(主走査方向)×6(副走査方向)の
閾値マトリクスが用いられ、N=6,n=6,M=2で
あってM×N/2=n=6である。この第7の実施例で
は第6の実施例と同様に図36〜図38に示すように回
転多面鏡24の反射面倒れによる濃度ムラを良好に低減
することができる。
【0060】さらに、第7の実施例では、n/Mが整数
3に設定されているので、走査線曲がりによる走査位置
ずれによって濃度ムラが発生しない。すなわち、回転多
面鏡24の反射面で2本のレーザビームを一括して同時
に走査することにより図40に模式的に示すように走査
線曲がりが発生して図41に示すように走査位置ずれが
発生するが、図39に示すように各網点が走査線曲がり
による走査位置ずれによって同一の変動を受けるので、
走査線曲がりに起因した濃度ムラが発生することはな
い。
【0061】また、第7の実施例において、半導体レー
ザアレイ21として3本のレーザビームを発生するもの
を用いてLD変調回路30が2値化回路34からの画像
信号により半導体レーザアレイ21の各半導体レーザを
駆動制御するようにし、かつ、閾値マトリクス29とし
て9(主走査方向)×9(副走査方向)の閾値マトリク
スを用いてM×N/2=n=9、n/M=3とすること
もできる。請求項6記載の発明は、(N×M)/n=
2、n/M=整数(1以上の整数)に設定するもので、
回転多射鏡24の反射面数Nを6に限るものではなく、
また、ビーム数nも2,3に限らない。
【0062】上記実施例ではスクリーン角が0の場合で
あるが、本発明はスクリーン角が存在する場合にも適用
することができる。例えば、図42はスクリーン角が4
5度で32階調の中間調画像を擬似的に得ることができ
る閾値マトリクスの例を示し、図43に示すような画像
(32階調目)が得られる。
【0063】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、画像信号を閾値マトリクスと比較してその比較結果
により複数の光ビームを変調し、この変調した複数の光
ビームを回転多面鏡により一括して走査し、この回転多
面鏡からの複数の光ビームにより中間調の画像を再現す
る画像記録装置において、前記閾値マトリクスの副走査
方向のサイズまたは繰り返し周期nと,前記光ビームの
数Mと,前記回転多面鏡の反射面数Nとの関係をn/
(N×M)が1以上の整数になるように設定したので、
回転多面鏡の面倒れによる走査線のピッチ変動で画素面
積が変動することがなく、副走査方向に濃度ムラのない
均一な濃度の中間調画像が得られ、かつ簡単な構成とな
る。また、閾値マトリクスの副走査方向のサイズまたは
繰り返し周期nが必然的に複数本の光ビームの回転多面
鏡による走査に起因する走査線曲がりによる走査線のピ
ッチ変動の周期Mの整数倍となり、走査線曲がりによる
走査線のピッチ変動によって副走査方向の濃度ムラが発
生することがない。
【0064】請求項2記載の発明によれば、画像信号を
閾値マトリクスと比較してその比較結果により複数の光
ビームを変調し、この変調した複数の光ビームを回転多
面鏡により一括して走査し、この回転多面鏡からの複数
の光ビームにより中間調の画像を再現する画像記録装置
において、前記閾値マトリクスの副走査方向のサイズま
たは繰り返し周期nと,前記光ビームの数Mと,前記回
転多面鏡の反射面数Nとの関係を(N×M)/nが2以
上の整数になるように設定したので、回転多面鏡の面倒
れによる低周波の濃度変動が起こらず、濃度変動の目立
たない高品位な中間調画像が得られる。
【0065】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の画像形成装置において、n/Mを1以上の整数に設
定したので、走査線曲がりによる走査線のピッチ変動に
よって副走査方向の濃度ムラが発生することがない。
【0066】請求項4記載の発明によれば、画像信号を
閾値マトリクスと比較してその比較結果により複数の光
ビームを変調し、この変調した複数の光ビームを回転多
面鏡により一括して走査し、この回転多面鏡からの複数
の光ビームにより中間調の画像を再現する画像記録装置
において、前記閾値マトリクスの副走査方向のサイズま
たは繰り返し周期nと,前記回転多面鏡の反射面数Nと
の関係をN/nが2になるように設定し、かつ、前記回
転多面鏡の回転位置を検知する検知手段と、この検知手
段の検知信号により前記回転反射鏡の反射面のうち面倒
れ誤差が小さい相対する2つの反射面を中間調画像の網
点中心部に対応付ける対応付け手段とを備えたので、回
転多面鏡の面倒れによる走査線のピッチ変動によって発
生する濃度ムラが良好に低減され、副走査方向の濃度ム
ラの少ない高品位の中間調画像が得られる。また、閾値
マトリクスの副走査方向のサイズまたは繰り返し周期n
が必然的に複数本の光ビームの回転多面鏡による走査に
起因する走査線曲がりによる走査線のピッチ変動の周期
Mの整数倍となり、走査線曲がりによる走査線のピッチ
変動によって副走査方向の濃度ムラが発生することがな
い。
【0067】請求項5記載の発明によれば、画像信号を
閾値マトリクスと比較してその比較結果により複数の光
ビームを変調し、この変調した複数の光ビームを回転多
面鏡により一括して走査し、この回転多面鏡からの複数
の光ビームにより中間調の画像を再現する画像記録装置
において、前記閾値マトリクスの副走査方向のサイズま
たは繰り返し周期nと,前記光ビームの数Mと,前記回
転多面鏡の反射面数Nとの関係を(N×M)/n=2に
設定し、かつ、前記回転多面鏡の回転位置を検知する検
知手段と、この検知手段の検知信号により前記回転反射
鏡の反射面のうち面倒れ誤差が小さい2つの反射面を中
間調画像の網点中心部に対応付ける対応付け手段とを備
えたので、回転反射鏡の面倒れによる走査線のピッチ変
動によって発生する濃度ムラが良好に低減され、副走査
方向の濃度ムラのない高品位の中間調画像が得られる。
【0068】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の画像記録装置において、n/Mを1以上の整数に設
定したので、走査線曲がりによる走査線ピッチ変動によ
って発生する副走査方向の濃度ムラが発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の回路部を示すブロック
図である。
【図2】レーザ走査光学系の一例を示す斜視図である。
【図3】閾値マトリクスの一例を示す図である。
【図4】擬似中間再現方式により表現される12階調目
濃度の画像を模式的に示す図である。
【図5】マルチビーム走査方式による走査線曲がりの例
を模式的に示す図である。
【図6】レーザ走査光学系の例を示す正面図である。
【図7】同レーザ走査光学系を示す平面図である。
【図8】同レーザ走査光学系の一部を示す背面図であ
る。
【図9】上記第1の実施例の回転多面鏡を示す斜視図で
ある。
【図10】回転多面鏡の反射面倒れの一例を模式的に示
す図である。
【図11】閾値マトリクスの他の例を示す図である。
【図12】本来の露光パターンの一例を示す図である。
【図13】回転多面鏡の反射面倒れがある場合の露光パ
ターンの一例を示す図である。
【図14】回転多面鏡の反射面倒れの他の例を模式的に
示す図である。
【図15】本発明の第2の実施例の閾値マトリクスを示
す図である。
【図16】回転多面鏡の反射面倒れがない場合の露光パ
ターンの例を示す図である。
【図17】回転多面鏡の反射面倒れがある場合の露光パ
ターンの例を示す図である。
【図18】本発明の第3の実施例の閾値マトリクスを示
す図である。
【図19】回転多面鏡の反射面倒れがない場合の露光パ
ターンの例を示す図である。
【図20】回転多面鏡の反射面倒れがある場合の露光パ
ターンの例を示す図である。
【図21】走査線曲がりがある場合の露光パターンの例
を示す図である。
【図22】2ビーム走査方式による走査線曲がりの例を
模式的に示す図である。
【図23】走査線曲がりによる走査位置ずれの例を模式
的に示す図である。
【図24】マルチビーム走査方式による走査線曲がりの
例を模式的に示す図である。
【図25】本発明の第4の実施例の閾値マトリクスを示
す図である。
【図26】回転多面鏡の反射面倒れがない場合の露光パ
ターンの例を示す図である。
【図27】回転多面鏡の反射面倒れがあり、かつ、回転
多面鏡の倒れの小さい反射面で網点の中心部を形成した
場合の露光パターンの例を示す図である。
【図28】回転多面鏡の倒れの大きい反射面で網点の中
心部を形成した場合の露光パターンの例を示す図であ
る。
【図29】本発明の第5の実施例の閾値マトリクスを示
す図である。
【図30】同第5の実施例における回転多面鏡の反射面
倒れを示す図である。
【図31】回転多面鏡の反射面倒れがない場合の露光パ
ターンの例を示す図である。
【図32】回転多面鏡の反射面倒れがあり、かつ、回転
多面鏡の倒れの小さい反射面で網点の中心部を形成した
場合の露光パターンの例を示す図である。
【図33】回転多面鏡の倒れの大きい反射面で網点の中
心部を形成した場合の露光パターンの例を示す図であ
る。
【図34】回転多面鏡の反射面倒れの例を示す図であ
る。
【図35】閾値マトリクスの例を示す図である。
【図36】回転多面鏡の反射面倒れがない場合の露光パ
ターンの例を示す図である。
【図37】回転多面鏡の反射面倒れがあり、かつ、回転
多面鏡の倒れの小さい反射面で網点の中心部を形成した
場合の露光パターンの例を示す図である。
【図38】回転多面鏡の倒れの大きい反射面で網点の中
心部を形成した場合の露光パターンの例を示す図であ
る。
【図39】走査線曲がりがある場合の露光パターンの例
を示す図である。
【図40】2ビーム走査方式による走査線曲がりの例を
模式的に示す図である。
【図41】走査線曲がりによる走査位置ずれの例を示す
図である。
【図42】スクリーン角45度の閾値マトリクスの例を
示す図である。
【図43】露光パターンの例を示す図である。
【図44】回転多面鏡の反射面倒れがない場合の露光パ
ターンの例を示す図である。
【図45】回転多面鏡の反射面倒れがあり、かつ、回転
多面鏡の倒れの小さい反射面で網点の中心部を形成した
場合の露光パターンの例を示す図である。
【図46】回転多面鏡の倒れの大きい反射面で網点の中
心部を形成した場合の露光パターンの例を示す図であ
る。
【図47】上記第4の実施例の回路部を示すブロック図
である。
【図48】上記第4の実施例のタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
21 半導体レーザアレイ 24 回転多面鏡 28,34 2値化回路 29 閾値マトリクス 30 LD変調回路 33 回転位置センサ 35 面選択回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像信号を閾値マトリクスと比較してその
    比較結果により複数の光ビームを変調し、この変調した
    複数の光ビームを回転多面鏡により一括して走査し、こ
    の回転多面鏡からの複数の光ビームにより中間調の画像
    を再現する画像記録装置において、前記閾値マトリクス
    の副走査方向のサイズまたは繰り返し周期nと,前記光
    ビームの数Mと,前記回転多面鏡の反射面数Nとの関係
    をn/(N×M)が1以上の整数になるように設定した
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】画像信号を閾値マトリクスと比較してその
    比較結果により複数の光ビームを変調し、この変調した
    複数の光ビームを回転多面鏡により一括して走査し、こ
    の回転多面鏡からの複数の光ビームにより中間調の画像
    を再現する画像記録装置において、前記閾値マトリクス
    の副走査方向のサイズまたは繰り返し周期nと,前記光
    ビームの数Mと,前記回転多面鏡の反射面数Nとの関係
    を(N×M)/nが2以上の整数になるように設定した
    ことを特徴とする画像記録装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の画像形成装置において、n
    /Mを1以上の整数に設定したことを特徴とする画像記
    録装置。
  4. 【請求項4】画像信号を閾値マトリクスと比較してその
    比較結果により複数の光ビームを変調し、この変調した
    複数の光ビームを回転多面鏡により一括して走査し、こ
    の回転多面鏡からの複数の光ビームにより中間調の画像
    を再現する画像記録装置において、前記閾値マトリクス
    の副走査方向のサイズまたは繰り返し周期nと,前記回
    転多面鏡の反射面数Nとの関係をN/nが2になるよう
    に設定し、かつ、前記回転多面鏡の回転位置を検知する
    検知手段と、この検知手段の検知信号により前記回転反
    射鏡の反射面のうち面倒れ誤差が小さい相対する2つの
    反射面を中間調画像の網点中心部に対応付ける対応付け
    手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。
  5. 【請求項5】画像信号を閾値マトリクスと比較してその
    比較結果により複数の光ビームを変調し、この変調した
    複数の光ビームを回転多面鏡により一括して走査し、こ
    の回転多面鏡からの複数の光ビームにより中間調の画像
    を再現する画像記録装置において、前記閾値マトリクス
    の副走査方向のサイズまたは繰り返し周期nと,前記光
    ビームの数Mと,前記回転多面鏡の反射面数Nとの関係
    を(N×M)/n=2に設定し、かつ、前記回転多面鏡
    の回転位置を検知する検知手段と、この検知手段の検知
    信号により前記回転反射鏡の反射面のうち面倒れ誤差が
    小さい2つの反射面を中間調画像の網点中心部に対応付
    ける対応付け手段とを備えたことを特徴とする画像記録
    装置。
  6. 【請求項6】請求項5記載の画像記録装置において、n
    /Mを1以上の整数に設定したことを特徴とする画像記
    録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007015355A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Sharp Corp 画像形成装置
JP2007206269A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Kyocera Mita Corp ビーム走査装置及び画像形成装置

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