JPH02131957A - 露光装置 - Google Patents

露光装置

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JPH02131957A
JPH02131957A JP63287422A JP28742288A JPH02131957A JP H02131957 A JPH02131957 A JP H02131957A JP 63287422 A JP63287422 A JP 63287422A JP 28742288 A JP28742288 A JP 28742288A JP H02131957 A JPH02131957 A JP H02131957A
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light
scanning
sub
mirror
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JP63287422A
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English (en)
Inventor
Kanji Nagashima
完司 永島
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ラスクスキャン方式の露光装置に関し、詳し
くは、主走査を行う光偏向器の面倒れおよび/または記
録材料の搬送むらによって生じるラスク間隔のずれを補
正することのできる露光装置に関する。
く従来の技術〉 テレビジョン受像管などで行われている走査方式である
ラスクスキャン方式が、文字等画像や絵、写真、映像な
どの画像を最終的に、例えば、紙やフィルムなどの記録
材料上に可視像として得る画像記録装置の露光装置に用
いられている. このラスクスキャン方式は、テレビス
キャン方式とも呼ばれ、画面を順次一次元方向に、例え
ば、左から右へ主走査するとともにこの主走査方向と略
直交する方向、例えば、上から下へ副走査して行く走査
方式である。
従来、このラスクスキャン方式を用いる画像記録装置に
おいては、半導体レーザ(LD)などの固体レーザ、ガ
スレーザおよび液体レーザのようなレーザ光源、発光ダ
イオード(LED)などの発光素子、この他、水銀灯、
キセノンランプ、ナトリウムランプなどの光源を用いて
おり、このような光源から射出される光ビームに画像情
報を担持させ、ポリゴンミラーやガルバノメータミラー
などの光偏向器により一次元的に偏向して主走査すると
ともに感光体や感光材料などの記録材料を前記主走査方
向と略直交する方向に副走査搬送手段により搬送して副
走査し二次元的に露光して、最終的に紙やフィルムなど
に二次元可視像を得ている。
従って、前記記録材料上には光偏向器の偏向による主走
査線が副走査方向に一定間隔で多数平行に画成され、所
定間隔の縞模様のラスクが形成される. く発明が解決しようとする課題〉 ところで、ポリゴンミラーやガルバノメータミラーなど
の光偏向器を主走査用として用い、記録材料の搬送を副
走査とする画像露光装置などのように1ライン(1行)
の書き込みタイミングを変えることが困難な画像露光装
置では、前記光偏向器に面倒れが存在し、面倒れ補正が
完全でない場合や記録材料の搬送にむらが存在する場合
には、光ビームの結像位置がずれて、ラスク間隔に不揃
いが生じる. 例えば、第4図に示すように、ラスクの間隔が不揃いに
なると、ラスクの間隔が接近しているところは濃く見え
、ラスクの間隔が離れているところは薄く見えることに
なる. 従って、このようにラスク間隔にビッチむら(
不揃い)が存在する露光画像を可視像とした時に、画像
に濃度むらが発生し、可視再生画像の画質を著しく損な
うことになっていた。 例えば、ラスク間隔を1/16
mmとするとき、ポリゴンミラーの面数を8面とすると
、面倒れ補正が完全でないと0.5mmピッチのむらが
出る. この0.5mmの濃度むらは記録材料上で最も
目立ち、画買上大きな問題となる。 また、さらに、前
記光偏向器の反射面の反射率にむらがある場合は、主走
査線そのものに濃度の不揃いが発生し、ラスク間隔の不
揃いと相まって、再生画像に濃度むらを発生しやすい. ところで、上述したラスク間隔(主走査線の間1m)の
不揃いや主走査線の濃度の不揃いあるいはその合成があ
る一定量を超えると再生画像上で濃度むらとして認識さ
れることになる。
従って、従来は、これらの濃度むらをなくすためにラス
ク間隔の不揃いや濃度の不揃いを一定量以下に抑えるよ
うに、ポリゴンミラーやガルバノメータミラーなどの光
偏向器の加工精度や動作精度や組み立て精度を上げたり
、面倒れ補正のための光学系の精度を上げて補正量を増
したり、記録材料搬送系特に副走査搬送手段の送り精度
を向上させるといった精度向上手段が採られていた。
ところで、ラスク間隔に不揃いが存在する場合、ポリゴ
ンミラーやガルバノメータミラーなどの光偏向器の回転
や記録材料の搬送を制御して、例えば、次のラスク書込
位置まで記録材料が搬送されていない場合は、光偏向器
の回転を停止し、逆に、記録材料は次のラスク書込位置
まで搬送されているのに光偏向器が遅れている時は搬送
を停止するなどの書込タイミングを可変にすることも考
えられるが、この方法は、ラスク間隔を一定にするより
も複雑でかつ高価な制御系を必要とし、実現は困難であ
る。
このような光偏向器や副走査搬送手段の精度向上には限
界があるばかりか、精度を向上さけるためには高価な装
置や部品等を使う必要があり、コストを大幅にアップさ
せていた。 また、低コストの装置を目指す場合には、
この様な方法を用いるには限界があった。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解消し、光偏
向器による光ビームの主走査と記録材料の搬送による副
走査とを用いるラスクスキャン方式で二次元的に露光す
る際に、特別な精度の高価な光{扁向器や副走査搬送手
段を用いる必要がなく、前記光偏向器の面倒れおよび/
または前記記録材料の送りむらから生じるラスク間隔(
主走査線の間隔)の不揃いを少なくとも1組の複数の光
源の光ビームの強度を調整することにより補正すること
のできる露光装置を提供するものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記目的を達成するために、本発明は、記録材料上に光
ビームを一次元方向に順次照射して主走査を行うと共に
、この主走査方向と略直交する方向に前記記録材料を搬
送して副走査を行い、前記記録材料を二次元的に露光す
る露光装置であって、 前記照射用光ビームを主走査方向に近接して設けられた
複数の光源からなる1組の光源の少なくとも1組と、前
記光ビームを一次元方向に偏向する光偏向器と、前記記
録材料を副走査搬送する副走査搬送手段と、前記光偏向
器の面倒れ量を検出する手段および/または前記副走査
搬送手段の搬送速度むらによる前記記録材料の搬送位置
ずれを検出する手段と、前記検出手段により検出された
前記面倒れ量および/または前記検出手段により検出さ
れた記録材料の搬送位置ずれに基づいて、前記記録材料
上に画成された主走査線の前記副走査方向の位置ずれを
補正するように前記組をなす複数の光源の発光タイミン
グと光ビーム強度の調整を行う制御手段とを有すること
を特徴とする露光装置を提供するものである。
以下に、本発明に係る露光装置を添付の図面に示す好適
実施例に基づいて詳細に説明する.第1図は、本発明の
露光装置の一実施例の制御系のフローを含む斜視説明図
である.本発明の露光装置はモノクロ画像露光装置であ
ってもカラー画像露光装置であってもよいが、本実施例
で代表的にモノクロ画像露光装置について説明する。
同図に示すように、本発明の画像露光装置10は、基本
的に、本発明の特徴とする部分の1つである光源部12
と、ポリゴンミラ−16と、副走査搬送手段18と、本
発明の特徴とする部分の1つであって画像の露光制御を
行なう制御部20とを有し、光学系を構成する光源部1
2と、ポリゴンミラ−16とは図示しない定盤上にi置
されている。
光源部12は、本発明の露光装置10の特徴とする部分
の1つであり、近接して配設された2つのレーザダイオ
ード(LD)22aおよび22bと、それぞれその駆動
(原(ドライバ)24aおよび24bと、LD22aお
よび22bからそれぞれ射出された光ビーム26aおよ
び26bのビーム径を調整するコリメータレンズ28a
および28bと、光ビーム28aおよび26bをポリゴ
ンミラ−16の鏡面16aに向けて反射する反射ミラー
32とで構成される. 光ビーム26aおよび26bは
ある角度をもって反射ミラー32のほぼ同一位置に入射
する. ポリゴンミラ−16は、光ビーム26aおよび26bを
一次元方向に偏向するための光偏向器であって、複数の
鏡面16aを有する。 第1図に示す例では8面の鏡面
からなる。 ポリゴンミラ−16はモータなどの駆動源
34により一定速度で回転される。 駆動源34にはポ
リゴンミラ−16の回転を制御するためのエンコーダ3
5が取り付けられている. 本発明では、このエンコー
ダ35の情報を用いて、走査露光に用いられているポリ
ゴンミラ−16の鏡面16aが8面あるうちのどの鏡面
であるかを検知lノ、ポリゴンミラ−16の鏡面16a
の面倒れ量を検出する。 本発明では、光偏向器として
ポリゴンミラ−16を用いたけれども、光ビームを一次
元方向に偏向することができる光偏向器であれば何を用
いてもよく、例えば、回転ミラーを使うものや、回動ミ
ラーを揺勤して用いるガルバノメータミラーなどを用い
ることができる。
ポリゴンミラ−16で一次元方向に偏向された光ビーム
26aおよび26bが27aから27bまで偏向され、
偏向された光ビーム27a〜27bはfθレンズなどの
走査レンズ36を透過し、長尺の反射ミラー38で反射
され、立ち下げられて、副走査搬送手段18により搬送
される記録材料40上に1本の主走査線42を形成する
ように光学系が構成される。
ここで、主走査線42は光ビーム26aおよび26bが
主走査方向にわずかに離れて結像し、かつ記録材料40
が搬送され1いるため、相対的に光ビーム26aおよび
26bは副走査方向にわずかにずれて結像し、1木のラ
スクを画成する. この時、走査レンズ36はポリゴンミラー16で偏向さ
れた光ビーム27a〜27bを記録材料40面上に収束
させる。
副走査搬送手段18は、記録材料40を主走査方向すな
わち、主走査線42と略直交する副走査方向に搬送する
ものであればいかなるものでもよく、記録材料40の形
態に応じて適宜最適なものを用いてよい。 例えば、記
録材料が感光体ドラムである場合、あるいはシート状感
光材料などであってもドラムに巻回されて用いられる場
合は、感光体ドラムあるいはドラムそのものが副走査搬
送手段18を構成する。 また、記録材料がシート状感
光材料である場合は、ベルトコンベアあるいは第1図に
示すように二組のローラ対により構成することができる
第1図に示す副走査搬送手段18は、二組の口−ラ対4
4aと44bおよび46aと46bにより構成され、シ
ート状の記録材料40を扶持搬送する。 二組のローラ
対のそれぞれ下側のローラ44aおよび46aの一方の
側には同期ベルト48が懸架され、ローラ44aの他方
の側に取り付けられた駆動源50により同期駆動され、
記録材料40を一定速度で搬送する。
もちろん、ローラ44aおよび46aの径が等しければ
、これらのローラ44aおよび46aは等速回転する。
駆動源50は、第1図に示すように、副走査搬送手段1
8を構成する二組のローラ対のローラ44aに取り付け
られているが、この例に限定されず、いずれのローラに
取り付けてもよいし、またこれらのローラに直結せず、
ベルト、チェーン、歯車等の伝動手段を介して二組の口
−ラ対を駆動するようにしてもよい。 ローラ44aの
同期ベルト48側にはローラ44aの回転速度すなわち
記録材料40の搬送速度を検出するためのロータリーエ
ンコーダ52が取り付けられる.  ロータリーエンコ
ーダ52を取り付ける位買は、駆動側のローラ44aま
たは46aが好ましいが、第1図に示す例に限定されず
、二組のローラ対のいずれのローラの軸端でもよいし、
駆動源50の軸端に取り付けてもよい。
本発明においてロータリーエンコーダ52は、副走査衆
送手段18の搬送速度むらすなわちローラ44a,46
aの回転速度むらに起因する記録材料40の搬送位置ず
れを検出するための搬送位置ずれ検出手段を構成する。
 ここで、搬送位置ずれ検出手段は、副走査搬送手段1
8を構成する二組のローラ対のいずれかに取り付けられ
たロータリーエンコーダ52に限定されるわけではなく
、もともとモータなどの駆動源に内蔵されているロータ
リーエンコーダなどを用いてもよい。
制御部20は本発明の最も特徴とする部分であって、第
1図に示すように走査位置ずれ、すなわち、光ビーム2
6aおよび26bの中心位置のずれおよびこの走査位置
ずれを補正するための2つのLD22aと22bの発光
強度バランスさらに必要であれば書き込み濃度補正量を
演算するマイクロプロセッサ(以下μPという)54と
、ポリゴンミラ−16の各鏡面16aの面倒れ量情報を
予め記憶しておくROM56およびポリゴンミラ−16
の各鏡面16aの反射率情報を記憶してお<ROM58
と、今回書き込む主走査線上のラスクの濃度情報を記憶
してお<RAM60と、RAM60からの今回書込濃度
情報をμP54からの強度バランス情報に従って、さら
に必要があれば濃度補正をも加味して、LD22aおよ
びLD22bの発光強度電気信号を出力する発光強度調
整千段62とから構成される。
μP54は、搬送位置ずれ検出手段を構成するロータリ
ーエンコーダ52からの記録材料40の搬送速度情報を
受けて搬送位置ずれを検出し、さらにポリゴンミラ−1
6の駆動源34のエンコーダ35からの使用鏡面の情報
に基づいてROM56から使用鏡面の面倒れ量を読み込
んで、直前のラスクと今回書き込まれるラスクの間隔を
算出し、すなわち今回のラスクの走査位置ずれ、すなわ
ち、光ビーム26aおよび26bの中心位置のずれを算
出する.この中心位置のずれから各LD22aおよび2
2bがそれぞれ射出する光ビーム26aおよび26bの
位置ずれも算出される。 この光ビーム26aおよび2
6bの中心位置ずれまたは光ビーム26a、26bの位
置ずれから、ラスクを書き込む光ビーム26aおよび2
8bの中心位置ずれの分だけ逆に光ビーム26aおよび
26bの中心位置を戻すように光ビーム26aおよび2
6bの強度分布すなわちLD22aおよび22bの発光
強度のバランスの調整量を決定する。 さらに必要があ
ればROM58からのポリゴンミラ−16の使用鏡面の
反射率情報に基づいて、今回書き込むべきラスクの濃度
補正量を決定する。
発光強度調整手段62においてはμP54で決定された
LD22aおよび22bの発光強度バランスの調整量に
合うように、さらに前記濃度補正量も加味されて、RA
M60から読み込まれた今回の書込濃度に基づいて、L
D22aの発光強度電気信号が出力され、LD22bに
は、LD22aよりもわずかに遅れて発光強度電気信号
が出力され、それぞれ各ドライバ24aおよび24bに
伝送される。 この時、LD22bから出る光ビームは
LD22’aから出る光ビームより時間的にわずかに遅
れて同一位置に結像する. このわずかな時間に記録材
料40は、ある量移動するので、相対的に2つのビーム
は、副走査方向にずれた位置に結像する。
本発明に係る露光装置において行われる各光源の光ビー
ム強度調整を第2図を参照して説明する。 第2図(a
)に示すように直前のラスク位置6 4 iと今回書き
込むラスク位置64jと次回書き込むラスク位置64k
とが等間隔である場合には、LD22aおよび22bの
強度バランス調整を各ラスク毎に行う必要がない。
例えば、各ラスクの画像1度が同じであれば、ラスタ位
胃64i、64j、64kでの光ビーム26aおよび2
6bの合成露光強度分布65i,65j,65kは同じ
になる.ところで、本発明においては、ラスク位置での
露光強度分布は複数の光源から射出される光ビームが記
録材料上のそのラスク位置で形成する記録材料40の移
動を考慮した各光ビーム26aおよび26bのビーム強
度分布の和となる。 第1図に示すように2つのLD2
2aおよび22bを用いる場合には、第2図(b)に示
すように、それぞれLD22aおよび22bから射出さ
れた光ビーム26aおよび26bが記録材料40上のラ
スタ位置64iでそれぞれ形成するビーム強度分布65
iaおよび65ibを合成することにより、ラスク位置
64iでの合成ビーム強度分布65iとなる.直前のラ
スタ位fil 6 4 iはずれがなく正しい位置であ
ったとすると、合成ビーム強度分布65iの中心位置が
ラスク位置64iと一致すれば、両ビーム強度分布6 
5 ! a % 6 5 ibの形状はどのようなもの
でもよいが、第2図(b)に示すように等しくしておく
のが好ましい. こうすれば、合成ビーム強度分布65
iの中心位置641(すなわちラスク位置)は2つの光
ビーム26a,26bのビーム強度分布65ia,65
idの中心位置64iaと64fdの中心とすることが
できる。 本発明においては、2つの光ビーム26a,
26bの中心結像位置65ia、65ibが相対的に記
録材料の搬送方向に所定間隔ずれるように記録材料40
の搬送速度を考慮して、光ビーム26aおよび26bが
ポリゴンミラ−16にある角度を持って入射するように
LD22a,22b1コリメータレンズ28a,28b
を配設するのが好ましい。 ここで、記録材料上での2
つの光ビーム26a,22bの結像位置であるビーム強
度分布65ta,65ibの中心位置64ia、64i
bの間隔dは露光装置の光学系や搬送系およびラスク間
隔などにより適宜定めればよいが、ラスク間隔J!(ラ
スタ位置84iと64jとの間隔)の約10%程度とす
るのが好ましい。
例えば、第1図に示す露光装置において、ラスタ間隔を
1/16mm(約60μm)とすると、相対的な2つの
ビーム結像位置間隔dは6μmとすることができる。
また、本発明のように複数の光ビームで1本のラスクを
露光する場合には、1本のビームで露光する場合よりも
それぞれのビームを絞っておく必要がある。  これは
、ビームを絞っておかないと合成ビーム強度分布を1本
のビームで露光する際のビーム強度分布と一致させるこ
とができず、露光エネルギが変ってしまい、再生画像の
濃度が変化するので好ましくない. 例えば、第2図(
b)に示すように、ビーム強度分布65iを2つビーム
強度分布65ia,65ibを合成する場合のビーム2
6a,26bのビームは1本のビームで形成する場合の
ビームよりも絞ったものであればいかなるものでもよい
が50〜70%とするのが好ましい.次に、今回書き込
む際に、光学系のずれ(光偏向器の面倒れ)や搬送系の
ずれに起因して光ビーム26a,26bが形成するビー
ム強度分布67a、67bの中心位置66aと66bが
ずれると、ビーム強度分布8 7 a, 6 7 bの
バランスを調整しなければ合成ビーム強度分布67の中
心位置66がずれる。 すなわち、今回書き込むラスク
位置がその中心位置66となるので、第2図(b)では
矢印方向(右側)にずれのない正しいラスタ位置64j
からσだけずれてしまう。
そこで、本発明においては、このずれ量σを光学系のポ
リゴンミラ−16の使用鏡面16aの面倒れ量や副走査
搬送手段18の搬送位置ずれから算出できるので、μp
54により決定されたLD22aおよび22bの発光強
度バランスの調整を行い、光ビーム22a、22bのビ
ーム強度のバランスを変えて、第2図(C)に示すよう
に、2つのビーム強度分布68aおよび68bのバラン
スを変えて、すなわちビーム強度分布68aを増加させ
ビーム強度分布68bを減少させて、新しい合成ビーム
強度分布69を形成させ、その中心位置を左側にずれ量
aの分だけ移動させて、正しいラスク位置64jに一致
させる。 このとき、第2図(C)に示す合成ビーム強
度分布69と第2図(b)にしすめ合成ビーム強度分布
68のプロフィルが変らないように、LD22aおよび
22bの発光強度のバランスを調整する必要がある。 
この両ビーム強度分布68、69のプロフィルが異なる
と、再生画像の濃度が変化し゜〔シまうので好ましくな
い。
第1図に示す露光装置において、標準状態をLD22a
,22bから射出される各ビーム26a,26bの出力
を0.005445m W、各ビーム26aと26bの
主走査方向の結像中心位置間隔を31.5μm1ビーム
径を70X90μm、発色濃度を中央でo.aooとし
、この漂準状態から各LD22aと22bとの発光強度
バランスを変えて露光を行った。  この時、各ビーム
26aおよび28bとの相対的な副走査方向の結像中心
位置間隔dは6μmであった。 その結果は以下のよう
になった.ここで、合成ビーム強度分布の中心位置移動
量は第2図において、左側に移動させる場合を十とした
. この場合±3μmの範囲で合成ビーム強度分布の中心位
置を移動させることができた。 いずれの場合もm準状
態との濃度差は全体についてo.ooos以下で、濃度
の変化は目視では認識できな力じた。
以上のように、本発明においては、ラスク位置ずれ、あ
るいはラスクすなわち、主走査線のずれに応じて、複数
の光源の光ビームの強度のバランス調整により前記ラス
ク間隔の調整を行うが、その調整量は、複数の光源の設
置位置、光源の種類と数、複数の光源からの光ビームの
結像位置とその間隔とビーム径等により適宜決定すれば
よい。
本発明において用いられる光源としては、通常露光装置
として用いられる光源であれば何でもよいが、例えば、
LD(レーザタイオード),LED (発光ダイオード
)などの発光素子を始めとして、ガスレーザ、液体レー
ザ、半導体レーザ、固体レーザなとのレーザ光源、この
他、水銀灯、キセノンランプ、ナトリウムランプ、ハロ
ゲンランプなどの光源が挙げられるが、近接した位置に
配設でき、ビーム径も細くでき、ビーム出力の調整も比
較的容易であるので特にLDが好ましい. 第1図に示す例では、1本のラスクを形成する合成ビー
ム強度分布を、光源として2つのLD22aおよび22
bを用いて、これらの光源から射出される2つの光ビー
ム26aおよび26bから合成しているけれども、本発
明はこれに限定されるわけではなく、近接した位置に配
置でき、近接した位置に結像できれば用いる光源の数は
いくらでもよい。 例えば、3つの光源を用い、1つは
主露光光源とし、残りの2つ光源を補助光源として、合
成ビーム強度分布を形成することもできる。
第1図に示す例では、μP54で複数の光源の発光強度
バランスを決定し、発光強度調整手段62で各光源の発
光強度および発光タイミングを決定するよう構成したけ
れども、μP54で発光強度および発光タイミング調整
も行ない直接各光源の発光強度および発光タイミングを
決定するよう構成して発光強度調整手段62を設けなく
てもよい。
R O M 5 6には、画像露光装置10に組み込ま
れた状態で、ポリゴンミラ−16の鏡面の面倒れ補正量
が予め計測ざれて記憶される.ROM58には、同様に
、画像露光装置10に組み込まれた状態で、計測された
反射率が予め記憶される。
ここで、使用鏡面を検知するポリゴンミラ−16のエン
コーダ35と各鏡面の面倒れ量を予め記憶しているRO
M56とはポリゴンミラー16の鏡面16aの面倒れ量
を検出する手段を構成する。
第1図に示す例では使用鏡面検知手段としてポリゴンミ
ラ−16のエンコーダ35を用いたけれども、本発明は
これに限定されるわけではなく、例えば、第3a図に示
すように直接ポリゴンミラ−16の特定の面を検知する
直接手段や第3b図に示すようにポリゴンミラ−16と
同軸回転する回転板の所定の位置を検知する間接手段を
用いることができる。 この他、ポリゴンミラ−16の
使用鏡面を検知できる手段であればいかなる手段を用い
てもよい。
第3a図においては、使用鏡面検知手段70はボリゴン
ミラ−16の所定の鏡面16gの上面の所定の位置に設
けられたあるいは貼着された被検知部71と、被検知部
71においてパルスを発生するピックアップ72とで構
成され、直接鏡面を検知するが、同図の場合は8面の鏡
面からなるが、検出鏡面16gの2つ後の鏡面を使用鏡
面16aとして検知する。 もちろん、図中の使用鏡面
16aの上面に被検知部71を設け、直接検知してもよ
い。 ここで、ビックアップ72としては、電磁ビック
アップ、発光受光素子からなるフォトセンサー静電ピッ
クアップ等を用いることができる。
電磁ピックアップを用いる場合の被検知部71は、ポリ
ゴンミラ−16の上面の検知される所定の部分が磁性材
料であれば、非磁性材料、逆に前記上面が非磁性材料で
あれば、磁性材料とすればよい。 さらに、フォトセン
サーの場合は被検知部71とポリゴンミラ−16の上面
の所定部分とを光の反射率とが異なるように構成すれば
よい。 この他、種々の非接触式のビックアップを用い
ることができる。
第3b図においては、使用鏡面検知手段74は、間接的
に使用鏡面を検出する手段であって、ポリゴンミラ−1
6と同軸で回転する回転円板75と回転円板75の所定
の位置に開けられたスリット76と回転円板75を介し
てスリット76の上下に設けられた発光素子77aと受
光素子77bとから構成される. スリット76の位置
は、図中の使用鏡面16aに相当する位置であっても、
使用鏡面16aとの位置関係がはっきりしていれば、い
ずれの位置に設けてもよい。
本発明においては、第1図に示す記録材料の第1行目の
書き込みあるいは始めの何行目かの書き込みの1つに使
用される面が検出できればよく、第3a図および第3b
図に示すように検知する鏡面位置は1ケ所でよいが、本
発明はこれに限定されるわけではなく、複数の鏡面位置
を検知できるように構成してよい。 もちろん、第1行
目の書き込みに使用される面がどのような場合にも確実
に検知されるように、すべての鏡面を検知するように構
成してもよい。
第1図に示す例では、ポリゴンミラ−16の面倒れ量検
出手段と副走査搬送手段18による記録材料40の搬送
位置ずれ検出手段の両方を備えているが、面倒れ量が小
さかったり、あるいは副走査搬送手段18の搬送精度が
高く搬送位置ずれが小さい場合には、走査位置ずれの原
因となる側だけ検出するように構成してもよい。
さらに第1図に示す例では、ポリゴンミラー16の使用
鏡面の反射率情報をも考慮して濃度補正を行い、(発光
強度)を調整しているが、反射率による補正を行わなく
てもよい。
以上、本発明に係る露光装置を第1図に示すモノクロ露
光装置を代表例として説明したが、木発明はこれに限定
されるわけではなく、カラー画像を露光するカラー露光
装置であってもよい。
本発明のカラー露光装置においては、3色または4色の
光源が必要であるが、それぞれもしくはむらの目立つい
くつかの色の1色について、合成ビーム強度分布を形成
するために複数の光源を用い、合成ビーム強度分布の中
心位置を移動させることができるように構成すれば良い
。 この時、それぞれの色の合成ビーム強度分布を形成
する光源の数や配W(結像させる位置も含めて)は各色
とも同じにするのが好ましい。 また、3色または4色
の合成ビーム強度分布は反射ミラーやダイクロツクミラ
ーなとを用いて、1木化されるが、合成ビーム強度分布
の中心位置は各色で一致する必要があるので、各色の複
数の光源の中心位置は対応する位置にある各色の光源ご
とに一致させるように構成する必要がある。
本発明のカラー露光装置は光源とそのドライバおよび1
木化するためのミラーと各色の濃度を決め、露光量を決
定する部分を除き、例えば、第1図に示すモノクロ露光
装置と同様の構成とすることができる。
また、本発明においては、上述の画像露光装置を適用す
ることのでぎる画像記録装置に応じて適宜変形すること
ができる。 また、このような画像記録装置は、カラー
もしくはモノクロ複写装置であっても画像読取部を有さ
す、種々の画像処理装置、例えば、コンピュータ、ビデ
オ、光ディスクからの画像であっても適合する画像処理
装置により処理されたカラーもしくはモノクロ画像情報
を受けてカラーもしくはモノクロ画像を記録するカラー
もしくはモノクロプリンターであってもよい。  また
、使用する記録材料としては、前述したように感光体ド
ラムやカラーあるいはモノクロ感光材料のいずれであっ
てもよい. このため、本発明を適用可能な画像記録装
置は、カラーあるいはモノクロのいずれであってもよい
が例えば、本出願人の出願に係る特願昭63−241 
552号に開示された画像記録装置を始めとして、電子
写真式画像記録装置、銀塩写真式画像記録装置、感熱転
写式画像記録装置、インクジェット画像記録装置、レー
ザプリンタ、レーザ複写装置、ビデオプリンタ、ビデオ
複写装置、この他種々の感光材料、例えば感光感圧性感
光材料、感光性樹脂材料などを用いる画像記録装置等を
挙げることができる。
本発明に係る露光装置は基本的には以上のように構成さ
れるが、本発明はこれに限定されるわけではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設
計の変更が可能なことは勿論である。
く発明の効果〉 以上、詳述したように、本発明の露光装置によれば、露
光光学系のポリゴンミラーやガルバノメータミラーなど
の光偏向器の面倒れ量および/または記録材料の搬送系
の搬送速度むらによる搬送位置ずれを検出し、前記面倒
れ量および/または搬送位置ずれから予想される主走査
線すなわちラスクの走査位置ずれを算出して、モノクロ
画像では1本の光ビームをカラー画像では3色の光ビー
ムそれぞれについて前記記録材料上の主走査方向に近接
した位置に結像する複数の光源の発光タイミングと発光
強度バランスを調整することにより、前記複数の光源か
らの合成光ビームの中心位置を前記走査位置ずれの分だ
け穆動させることができるので、高価な高加工精度や高
組立精度の光学系や搬送系を用いなくても前記走査位置
ずれを容易になくすことができ、前記走査位置ずれに起
因する濃度むらのない画質のよいモノクロあるいはカラ
ー再生画像を得ることができる。
また、本発明の露光装置は、感光体や感光材料などの記
録材料を搬送して2次元的に走査露光して、再生画像を
得る画像記録装置であればいかなる画像記録装置にも適
用可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る露光装置の一実施例れる発光強
度調整により主走査線上に画成されるラスクの位置およ
び露光強度を示す説明図である。 第3a図および第3b図は、本発明の画像露光装置に用
いられるポリゴンミラーの使用鏡面を検知する手段のそ
れぞれ一実施例の斜視図である. 第4図は、従来の画像露光装置により画成されたラスク
を示す説明図である. 符号の説明 10・・・画像露光装置、 12・・・光源部、 14・・・面倒れ補正光学系、 16・・・ポリゴンミラー 16a,16g・・・鏡面、 18・・・副走査搬送手段、 20・・・制御部、 22a、2 2 b−・・レーザダイオード(LD)、
24a、24b・・・駆動源(ドライバ)、26a、2
 6 b ・・・光ビーム、27a,27b−光ビーム
、 28a,28b・・・コリメータレンズ、32・・・反
射ミラー 34・・・駆il]源、 35・・・エンコーダ、 36・・・走査レンズ、 38・・・反射ミラー 40・・・記録材料、 42・・・主走査線(ラスク)、 44a、44b,46a.46b−o−ラ、48・・・
ベルト、 50・・・駆動源、 52・・・ロータリーエンコーダ、 54・・・マイクロプロセッサ(μp)、56、5 8
−R O M、 60・・・RAM, 62・・・(発光強度)調整手段、 64i  、 64j,  64k,  66・・・合
成ビーム強度分布の中心位置 (ラスク位置)、 64ia,64ib,66a,66b ・・・光ビームの中心位置、 65i,65j,65k,67、69 ・・・合成ビーム強度分布、 65ia,65ib,67a,67b,68a,68b
・・・光ビームの中心位置、70、74・・・使用鏡面
検出手段、 71・・・被検出部、 72・・・ビックアップ、 75・・・回転円板、 76・・・スリット、 77a・・・発光素子、 77b・・・受光素子 特許出願人 富士写真フイルム株式会社ノ′(゛叉 66a 643 66b FIG,4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録材料上に光ビームを一次元方向に順次照射し
    て主走査を行うと共に、この主走査方向と略直交する方
    向に前記記録材料を搬送して副走査を行い、前記記録材
    料を二次元的に露光する露光装置であって、 前記照射用光ビームを主走査方向に近接して設けられた
    複数の光源からなる1組の光源の少なくとも1組と、前
    記光ビームを一次元方向に偏向する光偏向器と、前記記
    録材料を副走査搬送する副走査搬送手段と、前記光偏向
    器の面倒れ量を検出する手段および/または前記副走査
    搬送手段の搬送速度むらによる前記記録材料の搬送位置
    ずれを検出する手段と、前記検出手段により検出された
    前記面倒れ量および/または前記検出手段により検出さ
    れた記録材料の搬送位置ずれに基づいて、前記記録材料
    上に画成された主走査線の前記副走査方向の位置ずれを
    補正するように前記組をなす複数の光源の発光タイミン
    グと光ビーム強度の調整を行う制御手段とを有すること
    を特徴とする露光装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012096470A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012096470A (ja) * 2010-11-02 2012-05-24 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法

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