JPH0375081B2 - - Google Patents
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- JPH0375081B2 JPH0375081B2 JP62270960A JP27096087A JPH0375081B2 JP H0375081 B2 JPH0375081 B2 JP H0375081B2 JP 62270960 A JP62270960 A JP 62270960A JP 27096087 A JP27096087 A JP 27096087A JP H0375081 B2 JPH0375081 B2 JP H0375081B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/201—Filters for transverse electromagnetic waves
- H01P1/205—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities
- H01P1/2053—Comb or interdigital filters; Cascaded coaxial cavities the coaxial cavity resonators being disposed parall to each other
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/213—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies
- H01P1/2136—Frequency-selective devices, e.g. filters combining or separating two or more different frequencies using comb or interdigital filters; using cascaded coaxial cavities
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、無線通信機器において、希望波を選
択的に取り出し、不要波を除去する誘電体共振器
を用いた誘電体帯域フイルタに関する。
択的に取り出し、不要波を除去する誘電体共振器
を用いた誘電体帯域フイルタに関する。
従来、無線通信機器の高周波帯域フイルタを複
数組み合わせたアンテナ共用器として、第11図
に示すように複数の誘電体共振器を一体成形した
多段の帯域フイルタが用いられている。この形の
帯域フイルタは小形ではあるが、次のような問題
点がある。
数組み合わせたアンテナ共用器として、第11図
に示すように複数の誘電体共振器を一体成形した
多段の帯域フイルタが用いられている。この形の
帯域フイルタは小形ではあるが、次のような問題
点がある。
誘電体ブロツクの焼成による寸法の歪のため
共振器の周波数調整が不可欠であるが、この周
波数調整を目的として、第11図に示すように
共振器開放面にホツト側及び接地側の銀あるい
は銅電極13,14を設け、ホツト側あるいは
接地側の電極部分をレーザ、サンドブラスト、
ダイヤモンドカツター等を用い、剥離してい
る。しかし、レーザトリミング装置は高価であ
る。サンドブラストによる方法は、電極の厚み
によつてトリミング時間を変える必要があり、
作業が一定とならず、精度の高いトリミングに
は向かない。ダイヤモンドカツターによる方法
は、トリミングした電極の金属により、刃に目
づまりを起こし、煩雑にメンテナンスが必要で
ある。
共振器の周波数調整が不可欠であるが、この周
波数調整を目的として、第11図に示すように
共振器開放面にホツト側及び接地側の銀あるい
は銅電極13,14を設け、ホツト側あるいは
接地側の電極部分をレーザ、サンドブラスト、
ダイヤモンドカツター等を用い、剥離してい
る。しかし、レーザトリミング装置は高価であ
る。サンドブラストによる方法は、電極の厚み
によつてトリミング時間を変える必要があり、
作業が一定とならず、精度の高いトリミングに
は向かない。ダイヤモンドカツターによる方法
は、トリミングした電極の金属により、刃に目
づまりを起こし、煩雑にメンテナンスが必要で
ある。
またフイルタの帯域幅を決定する共振器間の
結合を決める方法として、第12図aに示すよ
うに共振器間の距離Pを変える方法、第12図
bに示すように共振器間に共振器開放面より切
り込み15を設ける方法、第12図c示のよう
に共振器間の共振器側面にスロツト16を設け
る方法、第12図d示のように共振器間にメタ
ライズされていない穴17を設ける方法があ
る。しかし、いずれも成形型の変更、調整を伴
い、開発工期がかかる。
結合を決める方法として、第12図aに示すよ
うに共振器間の距離Pを変える方法、第12図
bに示すように共振器間に共振器開放面より切
り込み15を設ける方法、第12図c示のよう
に共振器間の共振器側面にスロツト16を設け
る方法、第12図d示のように共振器間にメタ
ライズされていない穴17を設ける方法があ
る。しかし、いずれも成形型の変更、調整を伴
い、開発工期がかかる。
上記の問題点を解決するひとつの方法として、
第13図に示す単独の共振器18を複数個用い、
結合基板19を用いる方法がある。この方法で
は、ケーシングした場合の周波数のずれ、結合関
係のずれを少なくするため、共振器18と結合基
板19の間に一定の隙間が必要である。結合基板
19の存在及びこの隙間の必要性は、結局フイル
タの寸法を大きくし、上記の一体成形型帯域フイ
ルタ並の小形化を望むことはできない。
第13図に示す単独の共振器18を複数個用い、
結合基板19を用いる方法がある。この方法で
は、ケーシングした場合の周波数のずれ、結合関
係のずれを少なくするため、共振器18と結合基
板19の間に一定の隙間が必要である。結合基板
19の存在及びこの隙間の必要性は、結局フイル
タの寸法を大きくし、上記の一体成形型帯域フイ
ルタ並の小形化を望むことはできない。
本発明フイルタは上記の問題点を解決するた
め、第1図及び第3図示のように共振器開放面に
1つの共振用中心導体穴10と1つ以上のメタラ
イズされていない結合穴2を設けて誘電体共振器
1を構成し、この誘電体共振器1を複数個、接地
側面を接触させて複数段に配置せしめ、隣接する
誘電体共振器1の1つの結合穴2同志を結合金属
片4で結合すると共に、初段、終段の誘電体共振
器1の穴にそれぞれ入出力整合ピン3を挿設して
なる構成としたものである。
め、第1図及び第3図示のように共振器開放面に
1つの共振用中心導体穴10と1つ以上のメタラ
イズされていない結合穴2を設けて誘電体共振器
1を構成し、この誘電体共振器1を複数個、接地
側面を接触させて複数段に配置せしめ、隣接する
誘電体共振器1の1つの結合穴2同志を結合金属
片4で結合すると共に、初段、終段の誘電体共振
器1の穴にそれぞれ入出力整合ピン3を挿設して
なる構成としたものである。
このような構成にすることにより共振器開放面
を研磨して希望周波数に合わせることができ、ま
た、初段、終段の誘電体共振器1の穴に挿入され
る入出力整合ピン3と結合金属片4の寸法(長
さ)を決定することにより結合量を合わせること
ができる。
を研磨して希望周波数に合わせることができ、ま
た、初段、終段の誘電体共振器1の穴に挿入され
る入出力整合ピン3と結合金属片4の寸法(長
さ)を決定することにより結合量を合わせること
ができる。
以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
る。
第1図a,bはそれぞれ本発明フイルタの第1
実施例を示す斜視図及びその断面図、第2図a,
bはそれぞれ本発明に使用される誘電体共振器の
一例を示す斜視図及びその断面図である。
実施例を示す斜視図及びその断面図、第2図a,
bはそれぞれ本発明に使用される誘電体共振器の
一例を示す斜視図及びその断面図である。
この第1実施例は、共振器開放面に1つの共振
用中心導体穴10と2つのメタライズされていな
い結合穴2を設けて同軸型誘電体共振器1を構成
する(第2図参照)。この共振器1を3個、接地
側面を接触させて3段に配置し、隣接する誘電体
共振器1の1つの結合穴2同志を結合金属片4で
結合すると共に、初段、終段の誘電体共振器1の
他の結合穴2にそれぞれ入出力整合ピン3を挿設
した構成になつている。
用中心導体穴10と2つのメタライズされていな
い結合穴2を設けて同軸型誘電体共振器1を構成
する(第2図参照)。この共振器1を3個、接地
側面を接触させて3段に配置し、隣接する誘電体
共振器1の1つの結合穴2同志を結合金属片4で
結合すると共に、初段、終段の誘電体共振器1の
他の結合穴2にそれぞれ入出力整合ピン3を挿設
した構成になつている。
第3図a,bはそれぞれ本発明フイルタの第2
実施例を示す斜視図及びその断面図である。
実施例を示す斜視図及びその断面図である。
この第2実施例は、共振器開放面に1つの共振
用中心導体穴10と1つ以上のメタライズされて
いない結合穴2を設けて同軸型誘電体共振器1を
構成する(第2図参照)。この共振器1を3個、
接地側面を接触させて3段に配置し、隣接する誘
電体共振器1の1つの結合穴2同志を結合金属片
4で結合すると共に、初段、終段の誘電体共振器
1の共振用中心導体穴10に嵌合された合成樹脂
絶縁筒7にそれぞれ入出力整合ピン3を圧入挿設
した構成になつている。この場合、初段と終段の
共振器1には1つの結合穴2が設けられており、
中段の共振器1には2つの結合穴2が設けられて
いる(第3図参照)。
用中心導体穴10と1つ以上のメタライズされて
いない結合穴2を設けて同軸型誘電体共振器1を
構成する(第2図参照)。この共振器1を3個、
接地側面を接触させて3段に配置し、隣接する誘
電体共振器1の1つの結合穴2同志を結合金属片
4で結合すると共に、初段、終段の誘電体共振器
1の共振用中心導体穴10に嵌合された合成樹脂
絶縁筒7にそれぞれ入出力整合ピン3を圧入挿設
した構成になつている。この場合、初段と終段の
共振器1には1つの結合穴2が設けられており、
中段の共振器1には2つの結合穴2が設けられて
いる(第3図参照)。
結合穴2は中心導体穴10と同様に共振器底面
まで貫通していてもよい。この結合穴2は誘電体
成形時に外形及び中心導体穴10と共に一括成形
されるため、穴を付加したことによるコストの上
昇はない。
まで貫通していてもよい。この結合穴2は誘電体
成形時に外形及び中心導体穴10と共に一括成形
されるため、穴を付加したことによるコストの上
昇はない。
上記の第1、第2実施例によるフイルタの等価
回路は第4図a示のようになり、より一般的な集
中定数の等価回路は第4図b示のようになり、容
量結合による帯域フイルタを構成している。
回路は第4図a示のようになり、より一般的な集
中定数の等価回路は第4図b示のようになり、容
量結合による帯域フイルタを構成している。
第1図の第1実施例の場合には入出力整合ピン
3及び結合金属片4の結合穴2への固定、第3図
の第2実施例においては結合金属片4の結合穴2
への固定は、合成樹脂接着剤による接着により、
あるいは第5図示のように入出力整合ピン3に合
成樹脂5をコーテイングし、結合金属片4にも同
様にコーテイングし、これを結合穴2に圧入する
ことにより行つている。
3及び結合金属片4の結合穴2への固定、第3図
の第2実施例においては結合金属片4の結合穴2
への固定は、合成樹脂接着剤による接着により、
あるいは第5図示のように入出力整合ピン3に合
成樹脂5をコーテイングし、結合金属片4にも同
様にコーテイングし、これを結合穴2に圧入する
ことにより行つている。
本発明によるフイルタを多種多様な特性仕様に
基づき開発する場合は、まず、要求仕様に基づ
き、共振器単独の周波数を算出し、共振器開放面
を研磨により求める周波数に合わせる。次に結合
穴2に挿入される入出力整合ピン3、結合金属片
4の寸法を決め、結合量を合わせる。この場合、
第19図に示した従来の結合基板を用いる方法で
あると、結合パターンに不可否的に発生するフレ
ンジング容量のため、同調周波数が大きくずれ、
再度共振器周波数のトリミングが必要となるが、
本発明の場合は、共振器開放面の状態に変化がな
いため、再トリミングの回数を格段に少なくでき
る。
基づき開発する場合は、まず、要求仕様に基づ
き、共振器単独の周波数を算出し、共振器開放面
を研磨により求める周波数に合わせる。次に結合
穴2に挿入される入出力整合ピン3、結合金属片
4の寸法を決め、結合量を合わせる。この場合、
第19図に示した従来の結合基板を用いる方法で
あると、結合パターンに不可否的に発生するフレ
ンジング容量のため、同調周波数が大きくずれ、
再度共振器周波数のトリミングが必要となるが、
本発明の場合は、共振器開放面の状態に変化がな
いため、再トリミングの回数を格段に少なくでき
る。
また、第18図に示される方法と違い、共振器
1の成形型を変える必要がないため、開発工期は
比較にならないほど短縮される。さらに、結合金
属片4の開放面からの高さは、10mm角共振器を用
いた場合でも1mm程度であり、第18図に示され
る方法と同等の小形化が可能である。
1の成形型を変える必要がないため、開発工期は
比較にならないほど短縮される。さらに、結合金
属片4の開放面からの高さは、10mm角共振器を用
いた場合でも1mm程度であり、第18図に示され
る方法と同等の小形化が可能である。
このように誘電体共振器1を用い、開発工期の
短い小形の帯域フイルタを実現できる。
短い小形の帯域フイルタを実現できる。
第6図は2つの共振器を用いて帯域フイルタを
構成した場合の第3実施例を示し、この第3実施
例は、入出力整合ピン3と結合金属片4を一体に
プレス加工により製造された第8図示の金属板6
を用い、2つの共振器1の1つの結合穴2と他の
結合穴2にそれぞれ金属板6の結合金属片4と入
出力整合ピン3を挿入した後、カツターにより斜
線部分を切断して構成した帯域フイルタである。
構成した場合の第3実施例を示し、この第3実施
例は、入出力整合ピン3と結合金属片4を一体に
プレス加工により製造された第8図示の金属板6
を用い、2つの共振器1の1つの結合穴2と他の
結合穴2にそれぞれ金属板6の結合金属片4と入
出力整合ピン3を挿入した後、カツターにより斜
線部分を切断して構成した帯域フイルタである。
第7図は2つの共振器を用いて帯域フイルタを
構成した場合の第4実施例を示し、この第4実施
例は、入出力整合ピン3と結合金属片4を一体に
プレス加工により製造された第8図示の金属板6
を用い、2つの共振器1の1つの結合穴2と絶縁
筒7にそれぞれ金属板6の結合金属片4と入出力
整合ピン3を挿入した後、カツターにより斜線部
分を切断して構成した帯域フイルタである。
構成した場合の第4実施例を示し、この第4実施
例は、入出力整合ピン3と結合金属片4を一体に
プレス加工により製造された第8図示の金属板6
を用い、2つの共振器1の1つの結合穴2と絶縁
筒7にそれぞれ金属板6の結合金属片4と入出力
整合ピン3を挿入した後、カツターにより斜線部
分を切断して構成した帯域フイルタである。
この第3、第4実施例では結合量の安定化とロ
ーコスト化を図ることができ、量産性が向上する
ことになる。
ーコスト化を図ることができ、量産性が向上する
ことになる。
第9図a〜cは多数の、例えば5つの共振器を
用い、その配置と結合を変えて構成した第5実施
例を示す。第10図a〜cは多数の、例えば5つ
の共振器を用い、その配置と結合を変えて構成し
た第6実施例を示す。このように本発明は多数の
共振器の配置を自由に選択構成できる大きな特徴
があり、無線機器の部品配置上の自由度を大きく
することができる。このことは、スペースを有効
に利用することができ、ひいては無線機器の小形
化に寄与することになる。
用い、その配置と結合を変えて構成した第5実施
例を示す。第10図a〜cは多数の、例えば5つ
の共振器を用い、その配置と結合を変えて構成し
た第6実施例を示す。このように本発明は多数の
共振器の配置を自由に選択構成できる大きな特徴
があり、無線機器の部品配置上の自由度を大きく
することができる。このことは、スペースを有効
に利用することができ、ひいては無線機器の小形
化に寄与することになる。
上述のように本発明によれば、共振器開放面に
1つの共振用中心導体穴10と1つ以上のメタラ
イズされていない結合穴2を設けて誘電体共振器
1を構成し、この誘電体共振器1を複数個、接地
側面を接触させて複数段に配置せしめ、隣接する
誘電体共振器1の1つの結合穴2同志を結合金属
片4で結合すると共に、初段、終段の誘電体共振
器1の穴にそれぞれ入出力整合ピン3を挿設して
なるので、.共振器1の成形型を変える必要が
ないため開発工期を大幅に短縮でき、型投資コス
トを低減できると共に、多品種少量生産にも対応
できる。.結合金属片4の開放面からの高さを
低くできるから、一体成形型帯域フイルタ並に小
形化できる。.共振器単独で周波数のトリミン
グを行い、帯域フイルタを構成した場合、周波数
のずれが少ないため、再トリミングの回数を格段
に少なくでき、トリミングコストの低減と量産し
た際の歩留りの向上を図ることができる。.帯
域フイルタを構成した際の共振器の配置を自由に
選択構成できるため、無線機器の小形化に寄与す
ることができる。
1つの共振用中心導体穴10と1つ以上のメタラ
イズされていない結合穴2を設けて誘電体共振器
1を構成し、この誘電体共振器1を複数個、接地
側面を接触させて複数段に配置せしめ、隣接する
誘電体共振器1の1つの結合穴2同志を結合金属
片4で結合すると共に、初段、終段の誘電体共振
器1の穴にそれぞれ入出力整合ピン3を挿設して
なるので、.共振器1の成形型を変える必要が
ないため開発工期を大幅に短縮でき、型投資コス
トを低減できると共に、多品種少量生産にも対応
できる。.結合金属片4の開放面からの高さを
低くできるから、一体成形型帯域フイルタ並に小
形化できる。.共振器単独で周波数のトリミン
グを行い、帯域フイルタを構成した場合、周波数
のずれが少ないため、再トリミングの回数を格段
に少なくでき、トリミングコストの低減と量産し
た際の歩留りの向上を図ることができる。.帯
域フイルタを構成した際の共振器の配置を自由に
選択構成できるため、無線機器の小形化に寄与す
ることができる。
第1図a,bはそれぞれ本発明フイルタの第1
実施例を示す斜視図及びその断面図、第2図a,
bはそれぞれ本発明に使用される誘電体共振器の
一例を示す斜視図及びその断面図、第3図a,b
はそれぞれ本発明フイルタの第2実施例を示す斜
視図及びその断面図、第4図a,bはそれぞれ第
1図及び第3図の第1、第2実施例の等価回路及
び一般的な集中定数の等価回路、第5図は入出力
整合ピンに合成樹脂をコーテイングした場合の断
面図、第6図及び第7図は2つの共振器を用いて
帯域フイルタを構成した場合の第3、第4実施例
を示す斜視図、第8図は第6図及び第7図の第
3、第4実施例に使用する金属板の一例を示す
図、第9図及び第10図a〜cは多数の共振器を
用い、その配置と結合を変えて構成した場合の第
5、第6実施例を示す平面図、第11図は従来の
一体成形型帯域フイルタの一例を示す斜視図、第
12図a〜dは従来の一体成形型帯域フイルタに
おいて結合をコントロールする方法として実現さ
れている各種例の斜視図、第13図は共振器と結
合基板を用いて構成した従来の帯域フイルタの斜
視図である。 1……誘電体共振器、2……結合穴、3……入
出力整合ピン、4……結合金属片、10……共振
用中心導体穴。
実施例を示す斜視図及びその断面図、第2図a,
bはそれぞれ本発明に使用される誘電体共振器の
一例を示す斜視図及びその断面図、第3図a,b
はそれぞれ本発明フイルタの第2実施例を示す斜
視図及びその断面図、第4図a,bはそれぞれ第
1図及び第3図の第1、第2実施例の等価回路及
び一般的な集中定数の等価回路、第5図は入出力
整合ピンに合成樹脂をコーテイングした場合の断
面図、第6図及び第7図は2つの共振器を用いて
帯域フイルタを構成した場合の第3、第4実施例
を示す斜視図、第8図は第6図及び第7図の第
3、第4実施例に使用する金属板の一例を示す
図、第9図及び第10図a〜cは多数の共振器を
用い、その配置と結合を変えて構成した場合の第
5、第6実施例を示す平面図、第11図は従来の
一体成形型帯域フイルタの一例を示す斜視図、第
12図a〜dは従来の一体成形型帯域フイルタに
おいて結合をコントロールする方法として実現さ
れている各種例の斜視図、第13図は共振器と結
合基板を用いて構成した従来の帯域フイルタの斜
視図である。 1……誘電体共振器、2……結合穴、3……入
出力整合ピン、4……結合金属片、10……共振
用中心導体穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 共振器開放面に1つの共振用中心導体穴10
と1つ以上のメタライズされていない結合穴2を
設けて誘電体共振器1を構成し、この誘電体共振
器1を複数個、接地側面を接触させて複数段に配
置せしめ、隣接する誘電体共振器1の1つの結合
穴2同志を結合金属片4で結合すると共に、初
段、終段の誘電体共振器1の穴にそれぞれ入出力
整合ピン3を挿設してなる誘電体帯域フイルタ。 2 初段、終段の誘電体共振器1の穴は他の結合
穴2であつてこれらの結合穴2にそれぞれ入出力
整合ピン3を挿設してなる特許請求の範囲第1項
記載の誘電体帯域フイルタ。 3 初段、終段の誘電体共振器1の穴は共振用中
心導体穴10であつてこれらの中心導体穴10に
それぞれ入出力整合ピン3を絶縁して挿設してな
る特許請求の範囲第1項記載の誘電体帯域フイル
タ。
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JP62270960A JPH01112801A (ja) | 1987-10-26 | 1987-10-26 | 誘電体帯域フィルタ |
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