JPH0375029A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
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- JPH0375029A JPH0375029A JP21117189A JP21117189A JPH0375029A JP H0375029 A JPH0375029 A JP H0375029A JP 21117189 A JP21117189 A JP 21117189A JP 21117189 A JP21117189 A JP 21117189A JP H0375029 A JPH0375029 A JP H0375029A
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Landscapes
- Electric Suction Cleaners (AREA)
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、電気掃除機に係り、とくに、清浄度の高い排
気ができる排気フィルタを備えた電気掃除機に関する。
気ができる排気フィルタを備えた電気掃除機に関する。
(従来の技術)
従来、掃除機本体内の集塵部のフィルタにより捕捉され
なかった排気風中の微細塵埃を捕集するために、ガラス
繊維などからなりひだ状すなわちアコーディオン状に折
り畳んだ高密度のフィルタ部材を略矩形状の保持枠内に
保持してなる高性能排気フィルタを、掃除機本体内にお
ける電動送風機の正圧側すなわち排気側に配設した電気
掃除機が知られている。そして、従来のこの種の電気掃
除機においては、第8図に示すように、略コ字形状の一
対の枠部材1,1を結合して略矩形状の保持枠2を構成
しており、この保持枠2の内面に全周に渡って塗布した
接着剤により、保持枠2とフィルタ部材3の周囲との間
の気密性を保持するとともに、両者を固定する構造が採
られていた。
なかった排気風中の微細塵埃を捕集するために、ガラス
繊維などからなりひだ状すなわちアコーディオン状に折
り畳んだ高密度のフィルタ部材を略矩形状の保持枠内に
保持してなる高性能排気フィルタを、掃除機本体内にお
ける電動送風機の正圧側すなわち排気側に配設した電気
掃除機が知られている。そして、従来のこの種の電気掃
除機においては、第8図に示すように、略コ字形状の一
対の枠部材1,1を結合して略矩形状の保持枠2を構成
しており、この保持枠2の内面に全周に渡って塗布した
接着剤により、保持枠2とフィルタ部材3の周囲との間
の気密性を保持するとともに、両者を固定する構造が採
られていた。
そして、組立にあたっては、まず、各枠部材1゜1の内
面にほぼ全体的に接着剤を塗布し、ついで、一方の枠部
材1内にフィルタ部材3を嵌合して接着し、ついで、こ
のフィルタ部材3に他方の枠部材1を嵌合して接着する
とともに、両枠部材1゜1の爪部4および爪受は部5を
係合させて接着することにより、これら両枠部材1,1
を結合し、さらに気密性を向上させるために、枠部材1
. 1の端縁部とフィルタ部材3の端縁部との間に接着
剤を注入するなどしていた。
面にほぼ全体的に接着剤を塗布し、ついで、一方の枠部
材1内にフィルタ部材3を嵌合して接着し、ついで、こ
のフィルタ部材3に他方の枠部材1を嵌合して接着する
とともに、両枠部材1゜1の爪部4および爪受は部5を
係合させて接着することにより、これら両枠部材1,1
を結合し、さらに気密性を向上させるために、枠部材1
. 1の端縁部とフィルタ部材3の端縁部との間に接着
剤を注入するなどしていた。
(発明が解決しようとする課題)
しかし、この従来の構造では、フィルタ部材3を気密に
保持する保持枠2を一対の枠部材1゜1を結合して形成
していたため、組立工数が多くなり、コストがかさんで
いた。また、掃除時に枠部材1,1同志の係合部より空
気漏れが生じたり、組立時にフィルタ部材3が損傷した
りするなどの品質上の問題が生じていた。
保持する保持枠2を一対の枠部材1゜1を結合して形成
していたため、組立工数が多くなり、コストがかさんで
いた。また、掃除時に枠部材1,1同志の係合部より空
気漏れが生じたり、組立時にフィルタ部材3が損傷した
りするなどの品質上の問題が生じていた。
本発明の目的は、上述のような問題点を解決して、高性
能排気フィルタの組立が容易で安価にでき、組立時にフ
ィルタ部材が損傷するようなことがないとともに、気密
性を確実に保持でき排気風がフィルタ部材を確実に通る
電気掃除機を提供することである。
能排気フィルタの組立が容易で安価にでき、組立時にフ
ィルタ部材が損傷するようなことがないとともに、気密
性を確実に保持でき排気風がフィルタ部材を確実に通る
電気掃除機を提供することである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するために、電動送風機を内
蔵する電動送風機収納部と、この電動送風機収納部の負
圧側に位置して形成されかつ吸込口から吸込んだ塵埃を
捕集する集塵フィルタを設けた集塵部と、前記電動送風
機収納部の排気側と外方に連通した排気部との間に位置
し微細塵を捕集する排気フィルタを装着する排気フィル
タ装着部とを有する掃除機本体を備えた電気掃除機にお
いて、前記排気フィルタは、ひだ状に折り畳まれたフィ
ルタ部材と、このフィルタ部材におけるひだの延びる方
向の両側面にそれぞれ熱融着などにより気密に固着され
たシート状シール体と、前記フィルタ部材が内部の収納
部に嵌合収納された保持枠とからなるものとし、また、
前記シート状シール体は、前記フィルタ部材よりも長く
してこのフィルタ部材から両端部をそれぞれ突出させ、
さらに、前記保持枠は、一体成形の筒状で、前記フィル
タ部材の一端面に当接される押え部を一端面に有すると
ともに、前記フィルタ部材が通過可能な大きさの大開口
部を他端面に有するものとし、一方、前記保持枠内の四
隅に、前記大開口部へ抜け前記両シート状シール体の両
端部がそれぞれ挿入される凹溝状の呼込み部を形成する
とともに、前記保持枠の大開口部の面積をこの保持枠内
における前記フィルタ部材の収納部の断面積よりも大き
くして、この収納部と前記大開口部との間に全周に渡っ
て面取り部を形成し、前記保持枠の面取り部とこの保持
枠内の収納部に収納された前記フィルタ部材の周縁部と
の間に全周に渡って気密性を保持する接着剤などからな
るシール材を設けたものである。
蔵する電動送風機収納部と、この電動送風機収納部の負
圧側に位置して形成されかつ吸込口から吸込んだ塵埃を
捕集する集塵フィルタを設けた集塵部と、前記電動送風
機収納部の排気側と外方に連通した排気部との間に位置
し微細塵を捕集する排気フィルタを装着する排気フィル
タ装着部とを有する掃除機本体を備えた電気掃除機にお
いて、前記排気フィルタは、ひだ状に折り畳まれたフィ
ルタ部材と、このフィルタ部材におけるひだの延びる方
向の両側面にそれぞれ熱融着などにより気密に固着され
たシート状シール体と、前記フィルタ部材が内部の収納
部に嵌合収納された保持枠とからなるものとし、また、
前記シート状シール体は、前記フィルタ部材よりも長く
してこのフィルタ部材から両端部をそれぞれ突出させ、
さらに、前記保持枠は、一体成形の筒状で、前記フィル
タ部材の一端面に当接される押え部を一端面に有すると
ともに、前記フィルタ部材が通過可能な大きさの大開口
部を他端面に有するものとし、一方、前記保持枠内の四
隅に、前記大開口部へ抜け前記両シート状シール体の両
端部がそれぞれ挿入される凹溝状の呼込み部を形成する
とともに、前記保持枠の大開口部の面積をこの保持枠内
における前記フィルタ部材の収納部の断面積よりも大き
くして、この収納部と前記大開口部との間に全周に渡っ
て面取り部を形成し、前記保持枠の面取り部とこの保持
枠内の収納部に収納された前記フィルタ部材の周縁部と
の間に全周に渡って気密性を保持する接着剤などからな
るシール材を設けたものである。
(作用)
本発明の電気掃除機では、排気フィルタの組立時、まず
、ひだ状に折り畳まれたフィルタ部材におけるひだの延
びる方向の両側面にそれぞれシート状シール体を熱融着
などにより気密に固着するが、このとき、フィルタ部材
よりも長い両シート状シール体の両端部がフィルタ部材
からそれぞれ突出するようにする。ついで、一体成形の
筒状の保持枠内の収納部に大開口部を介してフィルタ部
材を嵌合収納するが、このとき、大開口部とこの大開口
部よりも断面積の小さい収納部との間に全周に渡る面取
り部があることにより、フィルタ部材が円滑に嵌合され
るとともに、保持枠内の四隅の凹溝状の呼込み部に両シ
ート状シール体の両端部がそれぞれ挿入されて、フィル
タ部材が保持枠に対して位置決めされる。また、この状
態で、フィルタ部材の一端面が保持枠の一端面の押え部
に当接される。ついで、保持枠の面取り部とフィルタ部
材の周縁部との間に全周に渡ってシール材を塗布するな
どして設けるが、このとき、面取り部によりシール材が
案内されることにより、このシール材は、確実に保持枠
とシート状シール体を含めたフィルタ部材とに跨がって
塗布されることになる。この状態で、保持枠とフィルタ
部材の周囲との間の気密性が保持されるが、とくにフィ
ルタ部材におけるひだの延びる方向の両側面においては
、シート状シール体によってひだ間の隙間が埋まってい
ることにより、大開口部側にのみシール材が設けられて
いても、気密性が保持される。
、ひだ状に折り畳まれたフィルタ部材におけるひだの延
びる方向の両側面にそれぞれシート状シール体を熱融着
などにより気密に固着するが、このとき、フィルタ部材
よりも長い両シート状シール体の両端部がフィルタ部材
からそれぞれ突出するようにする。ついで、一体成形の
筒状の保持枠内の収納部に大開口部を介してフィルタ部
材を嵌合収納するが、このとき、大開口部とこの大開口
部よりも断面積の小さい収納部との間に全周に渡る面取
り部があることにより、フィルタ部材が円滑に嵌合され
るとともに、保持枠内の四隅の凹溝状の呼込み部に両シ
ート状シール体の両端部がそれぞれ挿入されて、フィル
タ部材が保持枠に対して位置決めされる。また、この状
態で、フィルタ部材の一端面が保持枠の一端面の押え部
に当接される。ついで、保持枠の面取り部とフィルタ部
材の周縁部との間に全周に渡ってシール材を塗布するな
どして設けるが、このとき、面取り部によりシール材が
案内されることにより、このシール材は、確実に保持枠
とシート状シール体を含めたフィルタ部材とに跨がって
塗布されることになる。この状態で、保持枠とフィルタ
部材の周囲との間の気密性が保持されるが、とくにフィ
ルタ部材におけるひだの延びる方向の両側面においては
、シート状シール体によってひだ間の隙間が埋まってい
ることにより、大開口部側にのみシール材が設けられて
いても、気密性が保持される。
(実施例)
以下、本発明の電気掃除機の一実施例の構成を第1図な
いし第7図に基づいて説明する。
いし第7図に基づいて説明する。
第1図において、11は掃除機本体で、電動送風機12
を内蔵する電動送風機収納部13と、この電動送風機収
納部I3の負圧倒に位置して形成されかつ紙製の集塵フ
ィルタ14を着脱自在に装着する集塵部15と、前記電
動送風機収納部13の正圧倒すなわち排気側に連通して
形成された排気室16とを有している。そして、この掃
除機本体11の前部には、前記集塵部15を開閉する集
塵部蓋体17が開閉自在に設けられており、この集塵部
蓋体17に、前記集塵部i5に連通開口され図示しない
ホースの接続管を着脱自在かつ回転自在に接続する吸込
口18が形成されている。この集塵部蓋体17の内側に
臨ませて前記掃除機本体11には、袋状の前記集塵フィ
ルタ14の口板部19を着脱自在に保持しこの集塵フィ
ルタ14の口板部19を前記吸込口18に気密に接続す
る保持部材2Gが設けられている。また、前記吸込口1
8には、ホースの接続管を接続しないときにこの吸込口
18を閉塞するシャッタ21が開閉自在に設けられてい
る。また、この掃除機本体11の集塵部15と前記電動
送風機収納部13との間には仕切り部22が設けられて
おり、この仕切り部22には格子状の通気部24が形成
されている。そして、この仕切り部22には通気部24
に臨ませてサブ集塵フィルタ25が集塵部15側に位置
して着脱自在に設けられており、このサブ集塵フィルタ
2Sによって前記集塵フィルタ14から漏出した塵埃を
捕捉するようになっている。
を内蔵する電動送風機収納部13と、この電動送風機収
納部I3の負圧倒に位置して形成されかつ紙製の集塵フ
ィルタ14を着脱自在に装着する集塵部15と、前記電
動送風機収納部13の正圧倒すなわち排気側に連通して
形成された排気室16とを有している。そして、この掃
除機本体11の前部には、前記集塵部15を開閉する集
塵部蓋体17が開閉自在に設けられており、この集塵部
蓋体17に、前記集塵部i5に連通開口され図示しない
ホースの接続管を着脱自在かつ回転自在に接続する吸込
口18が形成されている。この集塵部蓋体17の内側に
臨ませて前記掃除機本体11には、袋状の前記集塵フィ
ルタ14の口板部19を着脱自在に保持しこの集塵フィ
ルタ14の口板部19を前記吸込口18に気密に接続す
る保持部材2Gが設けられている。また、前記吸込口1
8には、ホースの接続管を接続しないときにこの吸込口
18を閉塞するシャッタ21が開閉自在に設けられてい
る。また、この掃除機本体11の集塵部15と前記電動
送風機収納部13との間には仕切り部22が設けられて
おり、この仕切り部22には格子状の通気部24が形成
されている。そして、この仕切り部22には通気部24
に臨ませてサブ集塵フィルタ25が集塵部15側に位置
して着脱自在に設けられており、このサブ集塵フィルタ
2Sによって前記集塵フィルタ14から漏出した塵埃を
捕捉するようになっている。
また、前記電動掃除機本体11の電動送風機収納部13
に収納された電動送風機12の吸込側の周縁は、この電
動送風機収納部13の前部に形成された仕切り壁26の
通気孔部27の周囲にバッキング28を介して気密に当
接されている。また、この電動送風機12の後部は支持
壁29にバッキング30を介して支持されている。そし
て、この電動送風機収納部13の後部には前記排気室1
6が前記支持壁29の図示しない通気部から連通形成さ
れている。
に収納された電動送風機12の吸込側の周縁は、この電
動送風機収納部13の前部に形成された仕切り壁26の
通気孔部27の周囲にバッキング28を介して気密に当
接されている。また、この電動送風機12の後部は支持
壁29にバッキング30を介して支持されている。そし
て、この電動送風機収納部13の後部には前記排気室1
6が前記支持壁29の図示しない通気部から連通形成さ
れている。
前記排気室16には、上部に排気部蓋体31の開放によ
り開口される開口部32が形成された箱状の排気フィル
タ装着部33が形成されている。そして、この排気フィ
ルタ装着部33の前面壁部34と後面壁部35には格子
状の通気部36.37が形成されている。
り開口される開口部32が形成された箱状の排気フィル
タ装着部33が形成されている。そして、この排気フィ
ルタ装着部33の前面壁部34と後面壁部35には格子
状の通気部36.37が形成されている。
41は前記排気フィルタ装着部33内に着脱自在に装着
される排気フィルタで、この排気フィルタ41は、第2
図ないし第5図にも示すように、フィルタ部材42と、
このフィルタ部材42が内部に気密的にかつ固定的に嵌
合収納された保持枠43となどからなっている。
される排気フィルタで、この排気フィルタ41は、第2
図ないし第5図にも示すように、フィルタ部材42と、
このフィルタ部材42が内部に気密的にかつ固定的に嵌
合収納された保持枠43となどからなっている。
前記フィルタ部材42は高密度高効率のフィルタ部材で
、極細のガラス繊維を主成分とするとともに銅などの金
属繊維を混合して成型したシート状体がひだ状にすなわ
ちアコーディオン状に折り畳まれて全体として直方体状
に形成されている。
、極細のガラス繊維を主成分とするとともに銅などの金
属繊維を混合して成型したシート状体がひだ状にすなわ
ちアコーディオン状に折り畳まれて全体として直方体状
に形成されている。
また、前記フィルタ部材42の両面すなわち上流側と下
流側とには、このフィルタ部材42のひだのピッチを保
持するための合成樹脂などからなる複数対のセパレータ
44が熱融着などにより固着されている。そして、前記
セパレータ44は、第6図に示すように、前記フィルタ
部材42のひだに沿ってひだ状に折り込まれており、こ
のフィルタ部材42のひだと直交する方向へ延びその上
縁から下縁まで連続している。なお、前記セパレータ4
4は、図示のように、フィルタ部材42の左右方向中間
部のみに設けるほか、このフィルタ部材42の左右両側
縁にも設けてもよい。
流側とには、このフィルタ部材42のひだのピッチを保
持するための合成樹脂などからなる複数対のセパレータ
44が熱融着などにより固着されている。そして、前記
セパレータ44は、第6図に示すように、前記フィルタ
部材42のひだに沿ってひだ状に折り込まれており、こ
のフィルタ部材42のひだと直交する方向へ延びその上
縁から下縁まで連続している。なお、前記セパレータ4
4は、図示のように、フィルタ部材42の左右方向中間
部のみに設けるほか、このフィルタ部材42の左右両側
縁にも設けてもよい。
さらに、前記フィルタ部材42におけるひだの延びる方
向の両側面すなわち左右両側面には、それぞれシート状
シール体45が気密に固着されている。これによって、
前記フィルタ部材42の左右両側面においてひだ間の隙
間が埋まっている。なお、前記シート状シール体45は
、たとえば、ポリアミド系合成樹脂などからなっており
、ホットメルトによりフィルタ部材42に熱融着されて
いる。また、前記シート状シール体45は、自動切断加
工されるが、前後方向の幅がフィルタ部材42の前後方
向の幅とほぼ等しくなっているとともに、上下方向の長
さLがフィルタ部材42の上下方向の長さlよりも若干
長くなっている(L>A’)。そして、前記両シート状
シール体45は、上下両端部が前記フィルタ部材42の
4つの角部からそれぞれたとえば約2恥程度突出してい
る。
向の両側面すなわち左右両側面には、それぞれシート状
シール体45が気密に固着されている。これによって、
前記フィルタ部材42の左右両側面においてひだ間の隙
間が埋まっている。なお、前記シート状シール体45は
、たとえば、ポリアミド系合成樹脂などからなっており
、ホットメルトによりフィルタ部材42に熱融着されて
いる。また、前記シート状シール体45は、自動切断加
工されるが、前後方向の幅がフィルタ部材42の前後方
向の幅とほぼ等しくなっているとともに、上下方向の長
さLがフィルタ部材42の上下方向の長さlよりも若干
長くなっている(L>A’)。そして、前記両シート状
シール体45は、上下両端部が前記フィルタ部材42の
4つの角部からそれぞれたとえば約2恥程度突出してい
る。
また、前記保持枠43は、合成樹脂などにより一体戊形
されており、短い矩形角筒状に形成されている。そして
、この保持枠43は、前記フィルタ部材42が嵌合され
る大きさの収納部51を内部に有しているとともに、前
端面は全体が開口されて前記フィルタ部材42が通過可
能な大開口部52になっている。前記収納部51の前後
方向の幅は、前記フィルタ部材42の前後方向の幅とほ
ぼ等しくなっている。また、前記保持枠43の後端面の
周縁部には内方へ屈曲した押え部53が形成されており
、この押え部53の内側が前記フィルタ部材42の正面
形状より小さい小開口部54になっている。さらに、前
記保持枠43内の四隅すなわち上下の内面の左右両側縁
部には、前後方向へ延び大開口部52へ抜ける凹溝状の
呼込み部55がそれぞれ形成されている。
されており、短い矩形角筒状に形成されている。そして
、この保持枠43は、前記フィルタ部材42が嵌合され
る大きさの収納部51を内部に有しているとともに、前
端面は全体が開口されて前記フィルタ部材42が通過可
能な大開口部52になっている。前記収納部51の前後
方向の幅は、前記フィルタ部材42の前後方向の幅とほ
ぼ等しくなっている。また、前記保持枠43の後端面の
周縁部には内方へ屈曲した押え部53が形成されており
、この押え部53の内側が前記フィルタ部材42の正面
形状より小さい小開口部54になっている。さらに、前
記保持枠43内の四隅すなわち上下の内面の左右両側縁
部には、前後方向へ延び大開口部52へ抜ける凹溝状の
呼込み部55がそれぞれ形成されている。
これら呼込み部55の深さは、前記両シート状シール体
45の上下両端部のフィルタ部材42からの突出量(L
−1/2)とほぼ等しくなっている。また、前記大開口
部52の面積は前記収納部51の横断面積よりも大きく
なっているが、この収納部51と大開口部52との間に
位置して保持枠43の内周面には、前方へ面した傾斜面
からなる面取り部56が全周に渡って形成されている。
45の上下両端部のフィルタ部材42からの突出量(L
−1/2)とほぼ等しくなっている。また、前記大開口
部52の面積は前記収納部51の横断面積よりも大きく
なっているが、この収納部51と大開口部52との間に
位置して保持枠43の内周面には、前方へ面した傾斜面
からなる面取り部56が全周に渡って形成されている。
なお、前記保持枠43の外周面には、シールバッキング
57が全周に渡り巻回されて気密に固定されている。
57が全周に渡り巻回されて気密に固定されている。
そして、前記保持枠43内にフィルタ部材42が嵌合さ
れて、このフィルタ部材42の後端面周縁部に前記押え
部53が後方より当接されており、前記保持枠43にお
ける大開口部45側の面取り部56と前記シート状シー
ル体45を含めたフィルタ部材42の前端面周縁部との
間に、たとえば熱可塑性ポリアミド樹脂系接着剤などか
らなるシール材58が全周に渡って塗布され、これらフ
ィルタ部材42と保持枠43とが接着されているととも
に、両者の間の気密性が保持されている。なお、前記フ
ィルタ部材42の左右両側縁部においてはシート状シー
ル体45にシール材58が掛かっている。
れて、このフィルタ部材42の後端面周縁部に前記押え
部53が後方より当接されており、前記保持枠43にお
ける大開口部45側の面取り部56と前記シート状シー
ル体45を含めたフィルタ部材42の前端面周縁部との
間に、たとえば熱可塑性ポリアミド樹脂系接着剤などか
らなるシール材58が全周に渡って塗布され、これらフ
ィルタ部材42と保持枠43とが接着されているととも
に、両者の間の気密性が保持されている。なお、前記フ
ィルタ部材42の左右両側縁部においてはシート状シー
ル体45にシール材58が掛かっている。
前記排気部蓋体31は、前記開口部32を気密に閉塞す
るものであるが、これとともに、前記排気フィルタ41
のシールバッキング57に圧接されることにより、この
シールバッキング57を排気フィルタ装着部33の内面
に気密に圧接させ、排気フィルタ41の全周面をシール
バッキング57により気密に接触保持させるものである
。
るものであるが、これとともに、前記排気フィルタ41
のシールバッキング57に圧接されることにより、この
シールバッキング57を排気フィルタ装着部33の内面
に気密に圧接させ、排気フィルタ41の全周面をシール
バッキング57により気密に接触保持させるものである
。
また、第1図に示すように、前記掃除機本体11の電動
送風機収納部13の上部および排気室16の上部に位置
して、収納部蓋体61により開閉される付属品収納空間
62が形成されており、この付属品収納空間62の底部
の一部を前記排気部蓋体31により形成するように、こ
の排気部蓋体31が付属品収納空間62に配設されてい
る。そして、この付属品収納空間62には床ブラシ、つ
る口などの付属品63が収納されるようになっている。
送風機収納部13の上部および排気室16の上部に位置
して、収納部蓋体61により開閉される付属品収納空間
62が形成されており、この付属品収納空間62の底部
の一部を前記排気部蓋体31により形成するように、こ
の排気部蓋体31が付属品収納空間62に配設されてい
る。そして、この付属品収納空間62には床ブラシ、つ
る口などの付属品63が収納されるようになっている。
さらに、前記排気室16の後部の前記掃除機本体11の
後面には、前記排気室16と外方とに連通した格子状の
排気部66が形成され、この排気部66の後側に開閉自
在に排気蓋体67が設けられ、この排気蓋体67には格
子状の通気部68が形成されている。
後面には、前記排気室16と外方とに連通した格子状の
排気部66が形成され、この排気部66の後側に開閉自
在に排気蓋体67が設けられ、この排気蓋体67には格
子状の通気部68が形成されている。
そして、この排気蓋体67の内面には、脱臭、消臭性な
どを有するサブ排気フィルタ69が着脱自在に添着され
ている。なお、前記排気蓋体67は、前記掃除機本体1
1の後面下部に軸70により回動自在に軸支されている
。
どを有するサブ排気フィルタ69が着脱自在に添着され
ている。なお、前記排気蓋体67は、前記掃除機本体1
1の後面下部に軸70により回動自在に軸支されている
。
つぎに、この実施例の作用を説明する。
まず、排気フィルタ41の組立方法について説明する。
まず、第3図に示すように、フィルタ部材42の左右両
側面にそれぞれシート状シール体45を熱融着などによ
り気密に固着する。このとき、両シート状シール体45
の上下両端部がフィルタ部材42からそれぞれ突出する
ようにする。
側面にそれぞれシート状シール体45を熱融着などによ
り気密に固着する。このとき、両シート状シール体45
の上下両端部がフィルタ部材42からそれぞれ突出する
ようにする。
つぎに、保持枠43内の収納部51に大開口部52を通
過させてフィルタ部材42を嵌合、収納する。
過させてフィルタ部材42を嵌合、収納する。
このとき、保持枠43内の大開口部52側に面取り部5
6があることにより、フィルタ部材42が円滑に嵌合さ
れる。また、保持枠43内の各呼込み部55に両シート
状シール体45の両端部がそれぞれ挿入されて、フィル
タ部材42が保持枠43に対して確実に位置決めされる
。なお、この状態で、フィルタ部材42の後端面周縁部
が保持枠43の押え部53に当接される。
6があることにより、フィルタ部材42が円滑に嵌合さ
れる。また、保持枠43内の各呼込み部55に両シート
状シール体45の両端部がそれぞれ挿入されて、フィル
タ部材42が保持枠43に対して確実に位置決めされる
。なお、この状態で、フィルタ部材42の後端面周縁部
が保持枠43の押え部53に当接される。
つぎに、第7図に示すように、大開口部52側を上側に
した保持枠43の内周面の面取り部56とシート状シー
ル体45を含めたフィルタ部材42の前端面周縁部との
間に、全周に渡ってシール材58を注射器76から注入
するなどして塗布する。こうして、フィルタ部材42と
保持枠43とを気密に接着する。
した保持枠43の内周面の面取り部56とシート状シー
ル体45を含めたフィルタ部材42の前端面周縁部との
間に、全周に渡ってシール材58を注射器76から注入
するなどして塗布する。こうして、フィルタ部材42と
保持枠43とを気密に接着する。
ところで、かりに面取り部56がなかったとすると、シ
ール材58がフィルタ部材42の前端面に対して垂直な
保持枠43の内周面に付かずに、フィルタ部材42の前
端面周縁部のみに付くおそれがあるが、これを防止する
ために、シール材58をあまり大量に付けると、フィル
タ部材42の多くの部分にシール材58が掛かってしま
い、通気性が悪くなるおそれがある。しかしながら、上
記構成によれば、保持枠43に面取り部56があるので
、この面取り部56ニシール材58を塗布するようにす
れば、このシール材58をあまり大量にしなくても、そ
の流動性により、面取り部56の傾斜によってシール材
58が案内されて、このシール材58が保持枠43の面
取り部56とフィルタ部材42の前端面周縁部との間の
角部全体に確実に行き渡り、これら両者に確実に跨がっ
て塗布されることになる。
ール材58がフィルタ部材42の前端面に対して垂直な
保持枠43の内周面に付かずに、フィルタ部材42の前
端面周縁部のみに付くおそれがあるが、これを防止する
ために、シール材58をあまり大量に付けると、フィル
タ部材42の多くの部分にシール材58が掛かってしま
い、通気性が悪くなるおそれがある。しかしながら、上
記構成によれば、保持枠43に面取り部56があるので
、この面取り部56ニシール材58を塗布するようにす
れば、このシール材58をあまり大量にしなくても、そ
の流動性により、面取り部56の傾斜によってシール材
58が案内されて、このシール材58が保持枠43の面
取り部56とフィルタ部材42の前端面周縁部との間の
角部全体に確実に行き渡り、これら両者に確実に跨がっ
て塗布されることになる。
なお、とくにフィルタ部材42におけるひだの延びる方
向の左右両側面においては、ひだ間の隙間がシート状シ
ール体45によって埋まっていることにより、大開口部
52側にのみシール材58が設けられていても、気密性
が保持される。しかも、シート状シール体45の両端部
がフィルタ部材42から突出しているので、気密性の保
持がより確実なものになり、掃除時に保持枠43とフィ
ルタ部材42との間から空気漏れが生じるおそれがない
。
向の左右両側面においては、ひだ間の隙間がシート状シ
ール体45によって埋まっていることにより、大開口部
52側にのみシール材58が設けられていても、気密性
が保持される。しかも、シート状シール体45の両端部
がフィルタ部材42から突出しているので、気密性の保
持がより確実なものになり、掃除時に保持枠43とフィ
ルタ部材42との間から空気漏れが生じるおそれがない
。
掃除機本体11に排気フィルタ41を装着するときは、
まず収納部蓋体61を開くとともに、排気部蓋体31を
外して開口部32を開き、排気フィルタ41を排気フィ
ルタ装着部33に挿入する。その際、排気フィルタ41
はシール材58のある方を電動送風機12側すなわち排
気室I6内における上流側に向ける。
まず収納部蓋体61を開くとともに、排気部蓋体31を
外して開口部32を開き、排気フィルタ41を排気フィ
ルタ装着部33に挿入する。その際、排気フィルタ41
はシール材58のある方を電動送風機12側すなわち排
気室I6内における上流側に向ける。
つぎに、排気部蓋体31により排気室16の開口部32
を密閉すると、この排気部蓋体31が排気フィルタ41
のシールバッキング57に圧接されるとともに、このシ
ールバッキング57が排気フィルタ装着部33の内面に
圧接され、この排気フィルタ41の全周縁がシールバッ
キング57により気密に接触保持され、この排気フィル
タ41の電動送風機収納部13側の上流側と排気室16
の下流側とが一個のシールバッキング57により気密に
仕切られる。さらに、収納部蓋体61を閉じる。
を密閉すると、この排気部蓋体31が排気フィルタ41
のシールバッキング57に圧接されるとともに、このシ
ールバッキング57が排気フィルタ装着部33の内面に
圧接され、この排気フィルタ41の全周縁がシールバッ
キング57により気密に接触保持され、この排気フィル
タ41の電動送風機収納部13側の上流側と排気室16
の下流側とが一個のシールバッキング57により気密に
仕切られる。さらに、収納部蓋体61を閉じる。
掃除にあたっては、集塵部蓋体17を開き、保持部材2
0に集塵フィルタ14の口板部19を装着した後、蓋体
17を閉じて、集塵フィルタ14の口部を吸込口18に
気密に接続し、この吸込口18のシャッタ21を開いて
、吸込ホースの接続管を接続し、さらに、この接続管に
接続されている吸込ホースに延長管および吸込口体など
を接続する。
0に集塵フィルタ14の口板部19を装着した後、蓋体
17を閉じて、集塵フィルタ14の口部を吸込口18に
気密に接続し、この吸込口18のシャッタ21を開いて
、吸込ホースの接続管を接続し、さらに、この接続管に
接続されている吸込ホースに延長管および吸込口体など
を接続する。
この状態で、電動送風機12を駆動すると、吸込口体か
ら空気とともに吸込まれ延長管、ホースおよび吸込口1
8を介して集塵部15に流入された塵埃は集塵フィルタ
14により捕集され、この集塵フィルタ14により濾過
された空気は、さらにサブ集塵フィルタ25により濾過
される。これら集塵フィルタ14.25では1μm以上
の粗塵および細塵が捕集される。ついで、サブ集塵フィ
ルタ25を通過した空気は、電動送風機12の吸込側に
吸込まれ、電動送風機12の吐出側から排気室16に排
気され4、この排気室16において排気空気は高性能排
気フィルタ41によりさらに濾過される。ここで、集塵
フィルタ14.25により捕集されなかった排気空気に
含まれている微細塵が0.3μmDOP捕集効率99.
97%以上捕捉され、さらに、排気空気はサブ排気フィ
ルタ69を通過して脱臭または芳香など消臭されて、排
気蓋体67の通気部68から清浄な排気空気となって掃
除機本体11外へ排出される。
ら空気とともに吸込まれ延長管、ホースおよび吸込口1
8を介して集塵部15に流入された塵埃は集塵フィルタ
14により捕集され、この集塵フィルタ14により濾過
された空気は、さらにサブ集塵フィルタ25により濾過
される。これら集塵フィルタ14.25では1μm以上
の粗塵および細塵が捕集される。ついで、サブ集塵フィ
ルタ25を通過した空気は、電動送風機12の吸込側に
吸込まれ、電動送風機12の吐出側から排気室16に排
気され4、この排気室16において排気空気は高性能排
気フィルタ41によりさらに濾過される。ここで、集塵
フィルタ14.25により捕集されなかった排気空気に
含まれている微細塵が0.3μmDOP捕集効率99.
97%以上捕捉され、さらに、排気空気はサブ排気フィ
ルタ69を通過して脱臭または芳香など消臭されて、排
気蓋体67の通気部68から清浄な排気空気となって掃
除機本体11外へ排出される。
上記構成によれば、排気フィルタ41の高密度のフィル
タ部材42を保持する保持枠43を一体成形品としたの
で、組立性が向上し、コストダウンできる。また、組立
時フィルタ部材42に無理な力が加わることがないので
、このフィルタ部材42の破損を防止できる。さらに、
一対の枠部材を結合して保持枠を構成した場合のように
枠部材の係合部から空気が漏れることもない。
タ部材42を保持する保持枠43を一体成形品としたの
で、組立性が向上し、コストダウンできる。また、組立
時フィルタ部材42に無理な力が加わることがないので
、このフィルタ部材42の破損を防止できる。さらに、
一対の枠部材を結合して保持枠を構成した場合のように
枠部材の係合部から空気が漏れることもない。
また、フィルタ部材42におけるひだの延びる方向の両
側面にシート状シート体45を接着したので、フィルタ
部材42の保形性が向上し、その強度が向上する。これ
とともに、シート状シール体45があることにより、大
開口部52側の一方向からシール材58を塗布するのみ
で、保持枠43およびフィルタ部材42間の気密性を容
易かつ確実に保つことができる。さらに、シート状シー
ル体45の長さをその両端部がフィルタ部材42から突
出する長さにしたので、気密性をより確実なものとする
ことができる。
側面にシート状シート体45を接着したので、フィルタ
部材42の保形性が向上し、その強度が向上する。これ
とともに、シート状シール体45があることにより、大
開口部52側の一方向からシール材58を塗布するのみ
で、保持枠43およびフィルタ部材42間の気密性を容
易かつ確実に保つことができる。さらに、シート状シー
ル体45の長さをその両端部がフィルタ部材42から突
出する長さにしたので、気密性をより確実なものとする
ことができる。
また、シート状シール体45の両端部が挿入されて位置
決めされる呼込み部55を保持枠43に設けたので、組
立作業性が向上するとともに、排気フィルタ41の品質
が安定化する。
決めされる呼込み部55を保持枠43に設けたので、組
立作業性が向上するとともに、排気フィルタ41の品質
が安定化する。
さらに、保持枠43の内周面大開口部52側に面取り部
56を設けたので、シール材58の注入が容易かつ確実
に行なえ、よりいっそう組立作業性が向上するとともに
、排気フィルタ41の品質が安定化する。すなわち、面
取り部56によりシール材58の注入性が向上し、シー
ル材58の充填が不十分であることに起因する小さな隙
間からの空気漏れの発生をも確実に防止できる。したが
って、掃除時には、確実に排気風がフィルタ部材42を
通るようになり、清浄な排気が得られる。
56を設けたので、シール材58の注入が容易かつ確実
に行なえ、よりいっそう組立作業性が向上するとともに
、排気フィルタ41の品質が安定化する。すなわち、面
取り部56によりシール材58の注入性が向上し、シー
ル材58の充填が不十分であることに起因する小さな隙
間からの空気漏れの発生をも確実に防止できる。したが
って、掃除時には、確実に排気風がフィルタ部材42を
通るようになり、清浄な排気が得られる。
本発明によれば、排気フィルタのひだ状のフィルタ部材
におけるひだの延びる方向の両側面にシート状シール体
を気密に固着し、フィルタ部材が嵌合収納される収納部
を内部に有する保持枠を、フィルタ部材の一端面に当接
される押え部を一端面に有しフィルタ部材が通過可能な
大開口部を他端面に有する筒状の一体成形品とし、大開
口部側で保持枠とこの保持枠内に嵌合されたフィルタ部
材の周縁部との間に全周に渡ってシール材を設けたので
、フィルタ部材の強度が向上し、また、排気フィルタの
組立が容易になり、組立時におけるフィルタ部材の破損
を防止でき、フィルタ部材と保持枠との間の気密性を容
易に保持できるとともに、保持枠を一対の枠部材により
構成した場合のように枠部材の保合部から空気が漏れる
ことがない。また、シート状シール体をフィルタ部材よ
りも長くして、このフィルタ部材からシート状シール体
−の両端部をそれぞれ突出させるとともに、保持枠内の
四隅に大開口部へ抜け両シート状シール体の両端部がそ
れぞれ挿入される凹溝状の呼込み部を形成したので、組
立時に保持枠に対してフィルタ部材が位置決めされるこ
とにより、組立作業性が向上するとともに、保持枠およ
びフィルタ部材間の気密性の保持もより確実にできる。
におけるひだの延びる方向の両側面にシート状シール体
を気密に固着し、フィルタ部材が嵌合収納される収納部
を内部に有する保持枠を、フィルタ部材の一端面に当接
される押え部を一端面に有しフィルタ部材が通過可能な
大開口部を他端面に有する筒状の一体成形品とし、大開
口部側で保持枠とこの保持枠内に嵌合されたフィルタ部
材の周縁部との間に全周に渡ってシール材を設けたので
、フィルタ部材の強度が向上し、また、排気フィルタの
組立が容易になり、組立時におけるフィルタ部材の破損
を防止でき、フィルタ部材と保持枠との間の気密性を容
易に保持できるとともに、保持枠を一対の枠部材により
構成した場合のように枠部材の保合部から空気が漏れる
ことがない。また、シート状シール体をフィルタ部材よ
りも長くして、このフィルタ部材からシート状シール体
−の両端部をそれぞれ突出させるとともに、保持枠内の
四隅に大開口部へ抜け両シート状シール体の両端部がそ
れぞれ挿入される凹溝状の呼込み部を形成したので、組
立時に保持枠に対してフィルタ部材が位置決めされるこ
とにより、組立作業性が向上するとともに、保持枠およ
びフィルタ部材間の気密性の保持もより確実にできる。
°さらに、保持枠の大開口部の面積をこの保持枠内の収
納部の断面積よりも大きくして、この収納部と大開口部
との間に全周に渡って面取り部を形威し、この面取り部
に接着剤などの前記シール材を設けたので、保持枠内へ
のフィルタ部材の嵌合が容易になり、また、これら両者
間にシール材を容易かつ確実に設けることができ、保持
枠およびフィルタ部材間の気密性の保持をよりいっそう
確実なものとすることができる。こうして、組立が容易
で安価にでき、確実に清浄な排気が得られる品質の安定
した排気フィルタを提供することができる。
納部の断面積よりも大きくして、この収納部と大開口部
との間に全周に渡って面取り部を形威し、この面取り部
に接着剤などの前記シール材を設けたので、保持枠内へ
のフィルタ部材の嵌合が容易になり、また、これら両者
間にシール材を容易かつ確実に設けることができ、保持
枠およびフィルタ部材間の気密性の保持をよりいっそう
確実なものとすることができる。こうして、組立が容易
で安価にでき、確実に清浄な排気が得られる品質の安定
した排気フィルタを提供することができる。
第1図は本発明の電気掃除機の一実施例を示す縦断面図
、第2図は同上排気フィルタの分解斜視図、第3図は同
上シート状シール体を固着したフィルタ部材の斜視図、
第4図は同上排気フィルタの正面図、第5図は同上排気
フィルタの縦断面図、第6図は同上フィルタ部材の一部
の拡大斜視図、第7図は同上シール材の塗布作業を示す
斜視図、第8図は従来の電気掃除機の排気フィルタの一
例を示す分解斜視図である。 11・・掃除機本体、12・・電動送風機、13・・電
動送風機収納部、14・・集塵フィルタ、15・・集塵
部、18・・吸込口、25・・サブ集塵フィルタ、33
・・排気フィルタ装着部、41・・排気フィルタ、42
・・フィルタ部材、43・・保持枠、45・・シート状
シール体、51・・収納部、52・・大開口部、53・
・押え部、55・・呼込み部、56・・面取り部、58
・・シール材、66・・排気部。 量ヒ
、第2図は同上排気フィルタの分解斜視図、第3図は同
上シート状シール体を固着したフィルタ部材の斜視図、
第4図は同上排気フィルタの正面図、第5図は同上排気
フィルタの縦断面図、第6図は同上フィルタ部材の一部
の拡大斜視図、第7図は同上シール材の塗布作業を示す
斜視図、第8図は従来の電気掃除機の排気フィルタの一
例を示す分解斜視図である。 11・・掃除機本体、12・・電動送風機、13・・電
動送風機収納部、14・・集塵フィルタ、15・・集塵
部、18・・吸込口、25・・サブ集塵フィルタ、33
・・排気フィルタ装着部、41・・排気フィルタ、42
・・フィルタ部材、43・・保持枠、45・・シート状
シール体、51・・収納部、52・・大開口部、53・
・押え部、55・・呼込み部、56・・面取り部、58
・・シール材、66・・排気部。 量ヒ
Claims (1)
- (1)電動送風機を内蔵する電動送風機収納部と、この
電動送風機収納部の負圧側に位置して形成されかつ吸込
口から吸込んだ塵埃を捕集する集塵フィルタを設けた集
塵部と、前記電動送風機収納部の排気側と外方に連通し
た排気部との間に位置し微細塵を捕集する排気フィルタ
を装着する排気フィルタ装着部とを有する掃除機本体を
備え、前記排気フィルタは、ひだ状に折り畳まれたフィ
ルタ部材と、このフィルタ部材におけるひだの延びる方
向の両側面にそれぞれ気密に固着されたシート状シール
体と、前記フィルタ部材が内部の収納部に嵌合収納され
た保持枠とからなり、前記シート状シール体は、前記フ
ィルタ部材よりも長くしてこのフィルタ部材から両端部
をそれぞれ突出させ、 前記保持枠は、一体成形の筒状で、前記フィルタ部材の
一端面に当接される押え部を一端面に有するとともに、
前記フィルタ部材が通過可能な大きさの大開口部を他端
面に有し、前記保持枠内の四隅に、前記大開口部へ抜け
前記両シート状シール体の両端部がそれぞれ挿入される
凹溝状の呼込み部を形成するとともに、前記保持枠の大
開口部の面積をこの保持枠内における前記フィルタ部材
の収納部の断面積よりも大きくして、この収納部と前記
大開口部との間に全周に渡って面取り部を形成し、 前記保持枠の面取り部とこの保持枠内の収納部に収納さ
れた前記フィルタ部材の周縁部との間に全周に渡って気
密性を保持するシール材を設けた ことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1211171A JPH088902B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1211171A JPH088902B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0375029A true JPH0375029A (ja) | 1991-03-29 |
JPH088902B2 JPH088902B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=16601587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1211171A Expired - Fee Related JPH088902B2 (ja) | 1989-08-16 | 1989-08-16 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH088902B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50133663A (ja) * | 1974-04-10 | 1975-10-23 |
-
1989
- 1989-08-16 JP JP1211171A patent/JPH088902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50133663A (ja) * | 1974-04-10 | 1975-10-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH088902B2 (ja) | 1996-01-31 |
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