JPH0374896B2 - - Google Patents
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- JPH0374896B2 JPH0374896B2 JP60125147A JP12514785A JPH0374896B2 JP H0374896 B2 JPH0374896 B2 JP H0374896B2 JP 60125147 A JP60125147 A JP 60125147A JP 12514785 A JP12514785 A JP 12514785A JP H0374896 B2 JPH0374896 B2 JP H0374896B2
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- NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N (2s)-2-[[4-[2-(2,4-diaminoquinazolin-6-yl)ethyl]benzoyl]amino]-4-methylidenepentanedioic acid Chemical compound C1=CC2=NC(N)=NC(N)=C2C=C1CCC1=CC=C(C(=O)N[C@@H](CC(=C)C(O)=O)C(O)=O)C=C1 NAWXUBYGYWOOIX-SFHVURJKSA-N 0.000 description 2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/92—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2948/00—Indexing scheme relating to extrusion moulding
- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
- B29C2948/92009—Measured parameter
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- B29C2948/92152—Thickness
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C2948/92609—Dimensions
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
- B29C48/07—Flat, e.g. panels
- B29C48/08—Flat, e.g. panels flexible, e.g. films
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の属する技術分野〕
この発明は、Tダイを使用した押出成形機によ
つて成形するプラスチツクシートもしくはフイル
ム(以下単にシートという)の幅方向における厚
さを制御する方法に関するものである。
つて成形するプラスチツクシートもしくはフイル
ム(以下単にシートという)の幅方向における厚
さを制御する方法に関するものである。
一般に、この種のシートにおける平均厚さ制御
方法として、シートの送出方向(Machine
Direction)に対する厚さ制御(MD制御という)
と、シートの幅方向(Cross Direction)に対す
る厚さ制御(CDプロフアイル制御という)とが
知られている。そして、これらMD制御とCDプ
ロフアイル制御とはセンサ(走査式厚さ計)を使
用して同時に行われる。
方法として、シートの送出方向(Machine
Direction)に対する厚さ制御(MD制御という)
と、シートの幅方向(Cross Direction)に対す
る厚さ制御(CDプロフアイル制御という)とが
知られている。そして、これらMD制御とCDプ
ロフアイル制御とはセンサ(走査式厚さ計)を使
用して同時に行われる。
この種のシートの成形プロセスにおいて、金型
(一般にTダイという)吐出口から成形ロール間
で、所謂ネツクイン現象が生じ、シート幅はTダ
イのリツプ幅より狭くなることが知られている。
このネツクイン現象は、プラスチツク材料の粘弾
性によつて生じるもので、ネツクイン量もしくは
流線パターンは、材料の種類および成形条件〔例
えば、樹脂温度、ドロー比(=引取速度/流出速
度)、エアギヤツプ、ロール温度等〕によつて
種々変化する。
(一般にTダイという)吐出口から成形ロール間
で、所謂ネツクイン現象が生じ、シート幅はTダ
イのリツプ幅より狭くなることが知られている。
このネツクイン現象は、プラスチツク材料の粘弾
性によつて生じるもので、ネツクイン量もしくは
流線パターンは、材料の種類および成形条件〔例
えば、樹脂温度、ドロー比(=引取速度/流出速
度)、エアギヤツプ、ロール温度等〕によつて
種々変化する。
しかるに、従来よりプラスチツクシート等の押
出成形機において、シートの幅方向の厚さむらを
調整し得るよう構成したTダイとして、ダイの間
隙調整を可動リツプにより行うよう構成したもの
が知られている。例えば、特開昭58−78726号公
報に開示されており、その概略構造は第6図に示
す通りである。参照符号10は固定リツプ、11
はリツプ間〓、12はダイボルト、13は可動リ
ツプをそれぞれ示す。この種の可動リツプ方式に
よるTダイは、固定リツプと可動リツプを対向さ
せて、これらのリツプによつて形成される間隙に
よつて押出成形されるプラスチツクシートの厚さ
が規定され、前記可動リツプには幅方向に複数個
のダイボルトが設けられ、これらのダイボルトを
可動側ダイのスライド面に沿つてそれぞれ移動さ
せることにより、リツプ間隙を調整するよう構成
される。そこで、このようなTダイのリツプ間隙
を適正に調整するため、測定ヘツドを押出成形さ
れるプラスチツクシートの幅方向に往復移動させ
て厚さを計測する走査式厚さ計を使用し、前記ダ
イボルトをサーボモータ等により操作してTダイ
のリツプ間隙を適正な位置に設定する自動プロフ
アイル制御システムが採用されている。
出成形機において、シートの幅方向の厚さむらを
調整し得るよう構成したTダイとして、ダイの間
隙調整を可動リツプにより行うよう構成したもの
が知られている。例えば、特開昭58−78726号公
報に開示されており、その概略構造は第6図に示
す通りである。参照符号10は固定リツプ、11
はリツプ間〓、12はダイボルト、13は可動リ
ツプをそれぞれ示す。この種の可動リツプ方式に
よるTダイは、固定リツプと可動リツプを対向さ
せて、これらのリツプによつて形成される間隙に
よつて押出成形されるプラスチツクシートの厚さ
が規定され、前記可動リツプには幅方向に複数個
のダイボルトが設けられ、これらのダイボルトを
可動側ダイのスライド面に沿つてそれぞれ移動さ
せることにより、リツプ間隙を調整するよう構成
される。そこで、このようなTダイのリツプ間隙
を適正に調整するため、測定ヘツドを押出成形さ
れるプラスチツクシートの幅方向に往復移動させ
て厚さを計測する走査式厚さ計を使用し、前記ダ
イボルトをサーボモータ等により操作してTダイ
のリツプ間隙を適正な位置に設定する自動プロフ
アイル制御システムが採用されている。
ところで、この種の自動プロフアイル制御シス
テムにおいて、ダイボルト調整による高精度のシ
ートを成形するためには、プロフアイル測定デー
タ上に対応するダイボルト位置を正しく割付け
(設定)する必要がある。しかしながら、頻繁に
変化するネツクインに容易に適応でき、簡便かつ
精度のよいダイボルトの設定方法は未だ確立され
ていない。このため、通常は一定のダイボルト割
付けパターンを全ての条件に適用させたり、人為
的な熟練と経験とにより定めているのが実状であ
る。また、何本かのダイボルトを試験的に操作し
て厚さの変化を厚さ計で測定し、対応関係を精密
に定めようとする試みもなされているが、操作が
煩雑であるばかりでなく多くの時間と手間を要す
るため実用的ではない。
テムにおいて、ダイボルト調整による高精度のシ
ートを成形するためには、プロフアイル測定デー
タ上に対応するダイボルト位置を正しく割付け
(設定)する必要がある。しかしながら、頻繁に
変化するネツクインに容易に適応でき、簡便かつ
精度のよいダイボルトの設定方法は未だ確立され
ていない。このため、通常は一定のダイボルト割
付けパターンを全ての条件に適用させたり、人為
的な熟練と経験とにより定めているのが実状であ
る。また、何本かのダイボルトを試験的に操作し
て厚さの変化を厚さ計で測定し、対応関係を精密
に定めようとする試みもなされているが、操作が
煩雑であるばかりでなく多くの時間と手間を要す
るため実用的ではない。
このような観点から、本発明者等は、前記ネツ
クイン現象について繰返し綿密な計測と分析とを
行い、次のような一般的特性を解明することがで
きた。
クイン現象について繰返し綿密な計測と分析とを
行い、次のような一般的特性を解明することがで
きた。
(1) ネツクインによるシート幅の縮み量は、両側
が著しく大きく、内側になるに従つて漸減し、
特定の位置より内側では実用上無視できる程小
さくなること。
が著しく大きく、内側になるに従つて漸減し、
特定の位置より内側では実用上無視できる程小
さくなること。
(2) 比較的大きなシート幅の縮みを生じる範囲幅
は、ネツクイン量に略比例関係にあり、大抵の
場合リツプ部座標でネツクイン量の2〜6倍程
度であること。
は、ネツクイン量に略比例関係にあり、大抵の
場合リツプ部座標でネツクイン量の2〜6倍程
度であること。
(3) プロフアイル制御上最も重要なことは、シー
ト両端の一定幅部分であり、この範囲での対応
関係を適正に設定しておけば、相当良品質の製
品が得られること。
ト両端の一定幅部分であり、この範囲での対応
関係を適正に設定しておけば、相当良品質の製
品が得られること。
以上の特性に基づき、シート厚さの測定ピツチ
と、ダイボルトの設定ピツチとの対応関係で所要
の理論的なアルゴリズムを導出することにより前
記問題点を解決することができる。
と、ダイボルトの設定ピツチとの対応関係で所要
の理論的なアルゴリズムを導出することにより前
記問題点を解決することができる。
本発明の目的は、プロフアイル制御に関し、必
要最少限の情報によつて、厚さ計のプロフアイル
上に対応するダイボルト位置を精度よく、しかも
簡便に割付け設定することができるプラスチツク
シート等のプロフアイル制御方法を提供するにあ
る。
要最少限の情報によつて、厚さ計のプロフアイル
上に対応するダイボルト位置を精度よく、しかも
簡便に割付け設定することができるプラスチツク
シート等のプロフアイル制御方法を提供するにあ
る。
本発明に係るプラスチツクシート等のプロフア
イル制御方法は、連続的に押出成形されるプラス
チツクシート等に対しその幅方向に厚さ計の測定
ヘツドを往復移動させて前記シート等のプロフア
イルを計測して厚さ制御を行うプラスチツクシー
ト等のプロフアイル制御方法において、 前記シート等のネツクイン量B(片側)を計測
すると共に前記シート等のネツクイン影響部分を
設定し、 このネツクイン影響部分における押出成形機の
金型に設けたダイボルト間ピツチPiと対応するシ
ートの厚さ測定位置におけるシート上のピツチai
との関係をネツクイン比に基づく、 ai=Pi/4B(Xi+1+Xi) の一般式で求め、 この一般式に従つて、前記厚さ計による測定プ
ロフアイルデータに対応するダイボルト位置Xiの
割付け設定を行うことを特徴とする。
イル制御方法は、連続的に押出成形されるプラス
チツクシート等に対しその幅方向に厚さ計の測定
ヘツドを往復移動させて前記シート等のプロフア
イルを計測して厚さ制御を行うプラスチツクシー
ト等のプロフアイル制御方法において、 前記シート等のネツクイン量B(片側)を計測
すると共に前記シート等のネツクイン影響部分を
設定し、 このネツクイン影響部分における押出成形機の
金型に設けたダイボルト間ピツチPiと対応するシ
ートの厚さ測定位置におけるシート上のピツチai
との関係をネツクイン比に基づく、 ai=Pi/4B(Xi+1+Xi) の一般式で求め、 この一般式に従つて、前記厚さ計による測定プ
ロフアイルデータに対応するダイボルト位置Xiの
割付け設定を行うことを特徴とする。
次に、本発明に係るプラスチツクシート等のプ
ロフアイル制御方法の実施例につき添付図面を参
照しながら以下詳細に説明する。
ロフアイル制御方法の実施例につき添付図面を参
照しながら以下詳細に説明する。
第1図は、Tダイを使用した押出成形機によつ
て、Tダイから押出成形されるプラスチツクシー
トのモデル図である。従つて、この第1図に基づ
いて与条件と仮定とを次のように設定する。
て、Tダイから押出成形されるプラスチツクシー
トのモデル図である。従つて、この第1図に基づ
いて与条件と仮定とを次のように設定する。
与条件 B:ネツクイン量(シートの片側)
L=αB:ネツクイン影響範囲
仮 定 α=1と仮定する
∴L=B
よつて、B′=L+B=2Bとする。
次に、前記定義に基づいてネツクイン影響部分
(第2図にその拡大図を示す)の変化について検
討する。Tダイから押出成形されたシートの微小
幅dxについて考えると、厚さ測定位置ではdx′に
減衰変化する。この減衰比をネツクイン比と定義
すれば、ネツクイン比εは次式で示される。
(第2図にその拡大図を示す)の変化について検
討する。Tダイから押出成形されたシートの微小
幅dxについて考えると、厚さ測定位置ではdx′に
減衰変化する。この減衰比をネツクイン比と定義
すれば、ネツクイン比εは次式で示される。
ε=dx′/dx ……(1)
前記式(1)を変形すれば、次式が得られる。
dx′=ε・dx ……(2)
次に、前記ネツクイン比εとシート位置Xの関
係を定義する。一般に、シート中央部は、ダイボ
ルト間ピツチ=シートピツチであるからε=1と
なり、シート端部(ネツクイン影響部)に近づく
に従つてネツクイン比εは小さくなる。このネツ
クイン比εの減衰していく過程は、第2図に示さ
れるように、一定の傾きKを有する直線と考える
ことができる。
係を定義する。一般に、シート中央部は、ダイボ
ルト間ピツチ=シートピツチであるからε=1と
なり、シート端部(ネツクイン影響部)に近づく
に従つてネツクイン比εは小さくなる。このネツ
クイン比εの減衰していく過程は、第2図に示さ
れるように、一定の傾きKを有する直線と考える
ことができる。
ここで、x=2Bでε=1
x=0 でε=b(b≧0)
これよりε=Kx+bとすれば、
次式が成立する。
K=1−b/2B ……(3)
∴ε=1−b/2Bx+b ……(4)
前記式(2)に前記式(4)を代入すると次式が成立す
る。
る。
dx′=(1−b/2Bx+b)dx ……(5)
前記式(5)式をx=0からx=2Bまで積分する
と次式が得られる。
と次式が得られる。
∫2B 0dx′=〔1−b/4Bx2+bx〕2B 0
=1−b/4B4B2+2bB
=(1−b)B+2bB
=B(1+b) ……(6)
ここで、前記式(2)で仮定どうりにdx′をx=0
からx=2Bまで積分すれば、次式の通りである。
からx=2Bまで積分すれば、次式の通りである。
∫2B 0dx′=B ……(7)
前記式(6)、(7)の関係から、
B=B(1+b) ∴b=0
となる。
従つて、前記式(4)にb=0を代入すると次式が
成立する。
成立する。
ε=x/2B ……(8)
また、前記式(5)にb=0を代入すると次式が成
立する。
立する。
dx′=x/2Bdx ……(9)
次に、ネツクイン影響部におけるダイボルト間
ピツチとシートピツチのモデルを第3図に示すよ
うに設定すれば、次のような関係式が成立する。
ピツチとシートピツチのモデルを第3図に示すよ
うに設定すれば、次のような関係式が成立する。
x1=P0
x2=P0+P1
x3=P0+P1+P2
i番目のシートピツチaiは前記式(9)に基づいて
次式が成立する。
次式が成立する。
ai=∫xi+1 xidx′=1/2B∫xi+1 xixdx
=1/2B〔x2/2〕xi+1 xi
=1/4B(x2 i+1−x2 i)
=1/4B(xi+1−xi)(xi+1+xi)
(xi+1−xi=Piであるから)
∴ai=Pi/4B(xi+1+xi) ……(10)
次に、前記理論式に基づくネツクイン影響部に
おけるダイボルト間ピツチPiとシート測定位置に
おけるシートピツチaiとの関係について、第4図
および第5図に示す実際のモデルについての計算
例を示す。
おけるダイボルト間ピツチPiとシート測定位置に
おけるシートピツチaiとの関係について、第4図
および第5図に示す実際のモデルについての計算
例を示す。
1 第4図に示すモデルの計算例
ネツクインB=35mm
ネツクイン影響範囲内のダイボルトNo.
…1,2,3 ダイボルト間のピツチ …P0=15mm P1=20mm P2=20mm P′3=20mm−5mm シートピツチaiは前記式(10)に基づいて次のよ
うに求められる。
…1,2,3 ダイボルト間のピツチ …P0=15mm P1=20mm P2=20mm P′3=20mm−5mm シートピツチaiは前記式(10)に基づいて次のよ
うに求められる。
ai=Pi/4B(xi+1+xi)
a0=15/4×35×(0+15)=1.607mm
a1=20/4×35×(15+35)=7.143mm
a2=20/4×35×(35+55)=12.857mm
a3=15/4×35×(55+70)=13.393mm
仍つて、
3
〓i=0
ai=a0+a1+a2+a3=35mm ……(11)
但し、シートピツチP3は次の通りである。
P3=a3+5mm=18.393mm ……(12)
従つて、上記式(11)、(12)の結果から、前述した
関係式(1)〜(10)が精度の高いものであることが理
解される。
関係式(1)〜(10)が精度の高いものであることが理
解される。
2 第5図に示すモデルの計算例
ネツクインB=50mm
ネツクイン影響範囲内のダイボルトNo.
…1,2,3,4,5 ダイボルト間のピツチ…P0=15mm P1=20mm P2=20mm P3=20mm P4=20mm P′5=20mm−15mm シートピツチaiは前記式(10)に基づいて次のよ
うに求められる。
…1,2,3,4,5 ダイボルト間のピツチ…P0=15mm P1=20mm P2=20mm P3=20mm P4=20mm P′5=20mm−15mm シートピツチaiは前記式(10)に基づいて次のよ
うに求められる。
ai=Pi/4B(xi+1+xi)
a0=15/4×50×(0+15)=1.125mm
a1=20/4×50×(15+35)=5mm
a2=20/4×50×(35+55)=9mm
a3=20/4×50×(55+75)=13mm
a4=20/4×50×(55+95)=17mm
a5=5/4×50×(95+100)=4.875mm
仍つて、
5
〓i=0
ai=a0+a1+a2+a3+a4+a5=50mm
……(11′)
但し、シートピツチP5は次の通りである。
P5=a5+15mm=19.875mm ……(12′)
従つて、上記式(11′)、(12′)の結果からも、
前述した関係式(1)〜(10)が精度の高いものであるこ
とが理解される。
前述した関係式(1)〜(10)が精度の高いものであるこ
とが理解される。
前述した計算例から明らかなように、本発明に
おいて、Tダイから押出成形されるプラスチツク
シートのネツクイン現象を伴うプロフアイル制御
に際し、ネツクイン現象の影響範囲内のシート幅
測定を行うことにより、ダイボルト位置との関係
に基づくネツクイン比εのパターンを演算により
高精度に算出することができるので、対応ボルト
位置の割付け位置設定も適正となり精度の高い自
動プロフアイル制御を実現することができる。
おいて、Tダイから押出成形されるプラスチツク
シートのネツクイン現象を伴うプロフアイル制御
に際し、ネツクイン現象の影響範囲内のシート幅
測定を行うことにより、ダイボルト位置との関係
に基づくネツクイン比εのパターンを演算により
高精度に算出することができるので、対応ボルト
位置の割付け位置設定も適正となり精度の高い自
動プロフアイル制御を実現することができる。
前述した実施例から明らかなように、本発明に
よれば、計測されたプロフアイルデータ上に対応
するダイボルト位置の割付け設定を、簡便かつ高
精度に達成することができるため、この種プラス
チツクシート等の押出成形における凡ゆる成形条
件についてのプロフアイル制御性能を向上させる
ことができる。
よれば、計測されたプロフアイルデータ上に対応
するダイボルト位置の割付け設定を、簡便かつ高
精度に達成することができるため、この種プラス
チツクシート等の押出成形における凡ゆる成形条
件についてのプロフアイル制御性能を向上させる
ことができる。
以上、本発明の好適な実施例について説明した
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において
種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
が、本発明の精神を逸脱しない範囲内において
種々の設計変更をなし得ることは勿論である。
第1図は本発明に係るプラスチツクシート等の
プロフアイル制御を行うための押出成形機のTダ
イから押出成形されるプラスチツクシートのモデ
ル図、第2図は第1図に示すプラスチツクシート
のネツクイン影響部分の拡大モデル図、第3図は
第2図に示すプラスチツクシートのネツクイン影
響部分におけるダイボルト間ピツチと測定位置に
おけるシートピツチとの関係を示す解析モデル
図、第4図および第5図はそれぞれネツクイン量
の異なる場合における第3図と同様の解析モデル
図、第6図はTダイの従来例を示す概略構造図で
ある。
プロフアイル制御を行うための押出成形機のTダ
イから押出成形されるプラスチツクシートのモデ
ル図、第2図は第1図に示すプラスチツクシート
のネツクイン影響部分の拡大モデル図、第3図は
第2図に示すプラスチツクシートのネツクイン影
響部分におけるダイボルト間ピツチと測定位置に
おけるシートピツチとの関係を示す解析モデル
図、第4図および第5図はそれぞれネツクイン量
の異なる場合における第3図と同様の解析モデル
図、第6図はTダイの従来例を示す概略構造図で
ある。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続的に押出成形されるプラスチツクシート
等に対しその幅方向に厚さ計の測定ヘツドを往復
移動させて前記シート等のプロフアイルを計測し
て厚さ制御を行うプラスチツクシート等のプロフ
アイル制御方法において、 前記シート等のネツクイン量B(片側)を計測
すると共に前記シート等のネツクイン影響部分を
設定し、 このネツクイン影響部分における押出成形機の
金型に設けたダイボルト間ピツチPiと対応するシ
ートの厚さ測定位置におけるシート上のピツチai
との関係をネツクイン比に基づく、 ai=Pi/4B(Xi+1+Xi) の一般式で求め、 この一般式に従つて、前記厚さ計による測定プ
ロフアイルデータに対応するダイボルト位置Xiの
割付け設定を行うことを特徴とするプラスチツク
シート等のプロフアイル制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60125147A JPS61284417A (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | プラスチツクシ−ト等のプロフアイル制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60125147A JPS61284417A (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | プラスチツクシ−ト等のプロフアイル制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61284417A JPS61284417A (ja) | 1986-12-15 |
JPH0374896B2 true JPH0374896B2 (ja) | 1991-11-28 |
Family
ID=14903027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60125147A Granted JPS61284417A (ja) | 1985-06-11 | 1985-06-11 | プラスチツクシ−ト等のプロフアイル制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61284417A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110421823A (zh) * | 2017-05-28 | 2019-11-08 | 浙江凯利新材料股份有限公司 | 一种螺栓自定位方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010167584A (ja) * | 2009-01-20 | 2010-08-05 | Japan Steel Works Ltd:The | フィルムへのマーキング方法およびマーキング装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878726A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-12 | Toshiba Mach Co Ltd | 口金隙間調整方法 |
-
1985
- 1985-06-11 JP JP60125147A patent/JPS61284417A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878726A (ja) * | 1981-11-05 | 1983-05-12 | Toshiba Mach Co Ltd | 口金隙間調整方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110421823A (zh) * | 2017-05-28 | 2019-11-08 | 浙江凯利新材料股份有限公司 | 一种螺栓自定位方法 |
CN110421823B (zh) * | 2017-05-28 | 2022-01-28 | 浙江凯诚新材料有限公司 | 一种螺栓自定位方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61284417A (ja) | 1986-12-15 |
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