JPH0473697B2 - - Google Patents
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- JPH0473697B2 JPH0473697B2 JP62151070A JP15107087A JPH0473697B2 JP H0473697 B2 JPH0473697 B2 JP H0473697B2 JP 62151070 A JP62151070 A JP 62151070A JP 15107087 A JP15107087 A JP 15107087A JP H0473697 B2 JPH0473697 B2 JP H0473697B2
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- JP
- Japan
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- pattern
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/92—Measuring, controlling or regulating
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2948/00—Indexing scheme relating to extrusion moulding
- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
- B29C2948/92009—Measured parameter
- B29C2948/92114—Dimensions
- B29C2948/92152—Thickness
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29C2948/92323—Location or phase of measurement
- B29C2948/92428—Calibration, after-treatment, or cooling zone
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、熱可塑性フイルムの延伸制御方法に
関するものであり、詳しくは一定の厚みの延伸フ
イルムを得る目的をもつて押出し口金の隙間の制
御を確実な位置関係で実施可能なように改良され
た制御方法に関するものである。
関するものであり、詳しくは一定の厚みの延伸フ
イルムを得る目的をもつて押出し口金の隙間の制
御を確実な位置関係で実施可能なように改良され
た制御方法に関するものである。
熱可塑性フイルムたとえばポリエチレンテレフ
タレートフイルムは、延伸成形機の口金より原料
樹脂を溶融押出して未延伸フイルムを得、これを
適宜の厚みにまで延伸処理する工程を得て製造さ
れる。
タレートフイルムは、延伸成形機の口金より原料
樹脂を溶融押出して未延伸フイルムを得、これを
適宜の厚みにまで延伸処理する工程を得て製造さ
れる。
このようにして得られるフイルムの厚みは、品
質上重要であつて、一般には延伸フイルムの厚み
を幅方向の全体にわたつて測定し、その結果にも
とづいて押出し口金の隙間を制御する方法によつ
て一定の厚みの延伸フイルムを得るようにしてい
る。
質上重要であつて、一般には延伸フイルムの厚み
を幅方向の全体にわたつて測定し、その結果にも
とづいて押出し口金の隙間を制御する方法によつ
て一定の厚みの延伸フイルムを得るようにしてい
る。
このような制御方法は、延伸フイルム上の厚み
の増減を必要とする部分と、これに対応する口金
部分の位置関係をどのようにして把握するかが重
要である。延伸後のフイルムは、延伸前に比較す
ると横方向に2倍以上も延伸されるために、前記
の対応する位置関係を把握、決定することは容易
ではない。
の増減を必要とする部分と、これに対応する口金
部分の位置関係をどのようにして把握するかが重
要である。延伸後のフイルムは、延伸前に比較す
ると横方向に2倍以上も延伸されるために、前記
の対応する位置関係を把握、決定することは容易
ではない。
従来、この対応関係を決定する方法としてマー
キング法が知られている。それは未延伸フイルム
上にフエルトペン等にて印をつけ、この印が延伸
後のフイルム上のどの位置に現われるかによつて
決定する方法である。
キング法が知られている。それは未延伸フイルム
上にフエルトペン等にて印をつけ、この印が延伸
後のフイルム上のどの位置に現われるかによつて
決定する方法である。
しかしながらこのマーキング法では、印を付け
たフイルムは、スクラツプになり、かつローム等
装置が汚れると云う欠点があつた。また細かな制
御は不可能であつた。
たフイルムは、スクラツプになり、かつローム等
装置が汚れると云う欠点があつた。また細かな制
御は不可能であつた。
本発明が解決しようとする問題点は、上記の従
来方法の欠点を解消した方法即ち、フイルムの一
部をスクラツプにしたり装置を汚したりする印を
フイルムに付けることなしにフィルム上の位置を
正確に対応付けて厚みを精密に調整し得る熱可塑
性フイルムの延伸制御方法を提供することにあ
る。
来方法の欠点を解消した方法即ち、フイルムの一
部をスクラツプにしたり装置を汚したりする印を
フイルムに付けることなしにフィルム上の位置を
正確に対応付けて厚みを精密に調整し得る熱可塑
性フイルムの延伸制御方法を提供することにあ
る。
本発明の熱可塑性フイルムの延伸制御方法は、
上記の問題点を解決するために次の()〜
()の各処理(手段)を行なうことによつて一
定の厚みの延伸フイルムが得られるように制御を
行なうものである。
上記の問題点を解決するために次の()〜
()の各処理(手段)を行なうことによつて一
定の厚みの延伸フイルムが得られるように制御を
行なうものである。
() 未延伸フイルムおよび延伸フイルムの厚み
をフイルムの幅方向全体に亘つて測定し、凹凸
を有する曲線パターンよりなる未延伸フイルム
の厚み分布と、凹凸を有する直線状パターンよ
りなる延伸フイルムの厚み分布を得る手段。
をフイルムの幅方向全体に亘つて測定し、凹凸
を有する曲線パターンよりなる未延伸フイルム
の厚み分布と、凹凸を有する直線状パターンよ
りなる延伸フイルムの厚み分布を得る手段。
() 各厚み分布を一定の任意間隔の分割区に分
割する手段。
割する手段。
() 未延伸フイルムの厚み分布の各分割区にお
いて夫々の凹凸を有する曲線状のパターンの曲
線を直線にて近似させ、これによつて得られた
直線を水平方向の基準線とした凹凸のパターン
を得る手段。
いて夫々の凹凸を有する曲線状のパターンの曲
線を直線にて近似させ、これによつて得られた
直線を水平方向の基準線とした凹凸のパターン
を得る手段。
() 上記のようにして得られた未延伸フイルム
の水平基準線パターンと延伸フイルムの直線パ
ターンとを対応する分割区毎に比較し、延伸フ
イルムの凹凸を未延伸フイルムの水平基準線上
の凹凸に対応させる手段。
の水平基準線パターンと延伸フイルムの直線パ
ターンとを対応する分割区毎に比較し、延伸フ
イルムの凹凸を未延伸フイルムの水平基準線上
の凹凸に対応させる手段。
() 対応した未延伸フイルムの水平基準線上の
凹凸の変化に対応させて口金部の間隔を増減さ
せて延伸フイルムの凹凸を減少させる手段。
凹凸の変化に対応させて口金部の間隔を増減さ
せて延伸フイルムの凹凸を減少させる手段。
本発明の制御方法は以上の各手段に沿つて処理
を行なうことにより、未延伸フイルムと延伸後の
フイルムとを正確な位置関係で対応付けた上での
精密なフイルムの厚みのコントロールが、フイル
ムに印をつけることなしに行なうことが出来る。
を行なうことにより、未延伸フイルムと延伸後の
フイルムとを正確な位置関係で対応付けた上での
精密なフイルムの厚みのコントロールが、フイル
ムに印をつけることなしに行なうことが出来る。
本発明の熱可塑性フイルムの延伸制御方法の実
施例を図面にしたがつて説明する。
施例を図面にしたがつて説明する。
第1図は、本発明の実施例の制御方法を実施す
るにあたつて用いられるフイルム延伸装置ならび
に厚み制御のための装置の構成を示すものであつ
て、1は延伸成形機の口金、2は口金1の隙間1
aを調整するボルト、3はボルト2を自動制御に
より回転させる装置、4は未延伸フイルムの厚み
を求める第1の厚み測定装置、5は長さ方向の延
伸装置、6は幅方向の延伸装置、7は延伸後のフ
イルムの厚みを求める第2の厚み測定装置、8は
厚み測定データーをもとに演算処理して制御出力
を出す計算機、9は厚み監視用のCRT装置であ
る。
るにあたつて用いられるフイルム延伸装置ならび
に厚み制御のための装置の構成を示すものであつ
て、1は延伸成形機の口金、2は口金1の隙間1
aを調整するボルト、3はボルト2を自動制御に
より回転させる装置、4は未延伸フイルムの厚み
を求める第1の厚み測定装置、5は長さ方向の延
伸装置、6は幅方向の延伸装置、7は延伸後のフ
イルムの厚みを求める第2の厚み測定装置、8は
厚み測定データーをもとに演算処理して制御出力
を出す計算機、9は厚み監視用のCRT装置であ
る。
このような装置において、原料樹脂は、図示し
てない溶融部から押出し口金1に供給され、該口
金1の隙間1aよりフイルムとして取出される。
口金1の隙間1aの開閉状態は、ボルト2を回転
させることによつて調整される。したがつてこの
ボルト2の回転によつてフイルムの厚みが調整さ
れる。又このボルト2は、計算機8の操作出力信
号により回転装置の駆動により回転される。つま
りこれによつて計算機8の指示通りに口金1の隙
間が調整されフイルムの厚みが調整される。それ
は、未延伸のフイルムの厚さが第1の厚み測定装
置4により測定されその値が計算機8に入力さ
れ、一方延伸後のフイルムの厚みが他の第2の厚
み測定装置7によつて測定されその値が同様に計
算機8に入力され、次に述べる方法によつて両者
が対応され比較され、これにもとづいてボルト2
が調整されて厚みが制御される。即ち未延伸フイ
ルムの厚さを第1の厚み測定装置4により幅方向
に等間隔(たとえば5mmピツチ)に数百点測定
し、その時に得られた厚みの折線グラフを示すと
第2図イに符号11にて示すようなパターンが得
られる。以下これをAパターンと呼ぶこととす
る。このAパターンで、第2図イに示すものは山
形(中央部が厚くなつたもの)であるが、生産銘
柄等によつて様々に異なつており、谷形(中央部
が薄くなつたもの)やその他の様々な形状のもの
がある。
てない溶融部から押出し口金1に供給され、該口
金1の隙間1aよりフイルムとして取出される。
口金1の隙間1aの開閉状態は、ボルト2を回転
させることによつて調整される。したがつてこの
ボルト2の回転によつてフイルムの厚みが調整さ
れる。又このボルト2は、計算機8の操作出力信
号により回転装置の駆動により回転される。つま
りこれによつて計算機8の指示通りに口金1の隙
間が調整されフイルムの厚みが調整される。それ
は、未延伸のフイルムの厚さが第1の厚み測定装
置4により測定されその値が計算機8に入力さ
れ、一方延伸後のフイルムの厚みが他の第2の厚
み測定装置7によつて測定されその値が同様に計
算機8に入力され、次に述べる方法によつて両者
が対応され比較され、これにもとづいてボルト2
が調整されて厚みが制御される。即ち未延伸フイ
ルムの厚さを第1の厚み測定装置4により幅方向
に等間隔(たとえば5mmピツチ)に数百点測定
し、その時に得られた厚みの折線グラフを示すと
第2図イに符号11にて示すようなパターンが得
られる。以下これをAパターンと呼ぶこととす
る。このAパターンで、第2図イに示すものは山
形(中央部が厚くなつたもの)であるが、生産銘
柄等によつて様々に異なつており、谷形(中央部
が薄くなつたもの)やその他の様々な形状のもの
がある。
この未延伸フイルムは、第1図の長さ方向の延
伸装置5によつて長手方向に延伸されさらに第1
図の幅方向の延伸装置6によつて横方向に延伸さ
れる。
伸装置5によつて長手方向に延伸されさらに第1
図の幅方向の延伸装置6によつて横方向に延伸さ
れる。
このようにして延伸された後のフイルムは、第
2の厚み測定装置7によつて幅方向に等間隔(例
えば10mmピツチ)に数百点測定する。これによつ
て得られる厚みの折れ線グラフは例えば第2図ハ
に符号12に示すようなパターンとなる。これを
以後Bパターンと呼ぶこととする。
2の厚み測定装置7によつて幅方向に等間隔(例
えば10mmピツチ)に数百点測定する。これによつ
て得られる厚みの折れ線グラフは例えば第2図ハ
に符号12に示すようなパターンとなる。これを
以後Bパターンと呼ぶこととする。
この延伸前パターンと延伸後のパターンつまり
AパターンとBパターンを対応させBパターンの
偏差が小さくなるようにボルト2を回転させて延
伸成形機の口金の隙間を調整してフイルムの厚み
を調整する。これを順次繰返すことによつてフイ
ルムの厚みの制御が行なわれる。このフイルムの
処理内容の概略を示したのが第3図である。
AパターンとBパターンを対応させBパターンの
偏差が小さくなるようにボルト2を回転させて延
伸成形機の口金の隙間を調整してフイルムの厚み
を調整する。これを順次繰返すことによつてフイ
ルムの厚みの制御が行なわれる。このフイルムの
処理内容の概略を示したのが第3図である。
以上のようにしてAパターンとBパターンとを
夫々の区分毎にその凹凸を対応付けて調整を行な
う場合、例えば第2図イに示すように山形の場
合、左右両端は勾配が大きいため対応付けが困難
である。
夫々の区分毎にその凹凸を対応付けて調整を行な
う場合、例えば第2図イに示すように山形の場
合、左右両端は勾配が大きいため対応付けが困難
である。
次にこのような場合の対応付けと調整について
述べる。
述べる。
(1) まずBパターン12の幅方向の拡大縮小率お
よび左右の移動量を少しずつ変化させながら数
10個の相関を次のようにして求める。
よび左右の移動量を少しずつ変化させながら数
10個の相関を次のようにして求める。
() Bパターンを幅方向に拡大縮小し左右に
移動させる。
移動させる。
() Bパターン12の測定値がその真上のA
パターン11の測定値に対応したとする。こ
の時にもしAパターン上に測定値がない場合
は、その左右の二つの測定値から直線補間に
よりBパターンに対応するAパターンの値を
求める。
パターン11の測定値に対応したとする。こ
の時にもしAパターン上に測定値がない場合
は、その左右の二つの測定値から直線補間に
よりBパターンに対応するAパターンの値を
求める。
() AパターンとBパターンを夫々一定の任
意間隔で分割する。ここでは製品取りサイズ
ごとに区切るのが一般的である。
意間隔で分割する。ここでは製品取りサイズ
ごとに区切るのが一般的である。
() Aパターンの各分割区において、該曲線
を直線近似し、得られた直線15を水平基準
線とする凹凸分布パターン13(以後Cパタ
ーンと呼ぶ)を得る。尚図示したものは直線
近似として最小自乗近似を採用した。
を直線近似し、得られた直線15を水平基準
線とする凹凸分布パターン13(以後Cパタ
ーンと呼ぶ)を得る。尚図示したものは直線
近似として最小自乗近似を採用した。
() 上記のBパターンとCパターンの製品取
りサイズ14の合計の区分の対応する測定値
の相関係数を求める。
りサイズ14の合計の区分の対応する測定値
の相関係数を求める。
(2) 以上(1)に示すようにして求めた数10個の相関
係数のうち最大のものを探し、その時の幅方向
拡大縮小率と左右移動量でBパターンを幅方向
に拡大縮小し又左右に移動させてBパターンと
Aパターンを対応させて調整を行なえばよい。
係数のうち最大のものを探し、その時の幅方向
拡大縮小率と左右移動量でBパターンを幅方向
に拡大縮小し又左右に移動させてBパターンと
Aパターンを対応させて調整を行なえばよい。
上記の処理をフローチヤートとして示したのが
第4図である。
第4図である。
この第4図では、Bパターンの横方向の拡大縮
小率iが0.9〜1.1までを0.1毎に又Bパターンの横
方向の移動が−50〜50の範囲で10mm毎に移動させ
て行う場合を示している。つまりi=0.9、J=
−50:i=0.9、J=−40:……のように夫々相
関係数SiJを求めてそのうちの最大のものを求め
その時のi^とJ^によつてAパターンとBパターンを
対応させることを示している。
小率iが0.9〜1.1までを0.1毎に又Bパターンの横
方向の移動が−50〜50の範囲で10mm毎に移動させ
て行う場合を示している。つまりi=0.9、J=
−50:i=0.9、J=−40:……のように夫々相
関係数SiJを求めてそのうちの最大のものを求め
その時のi^とJ^によつてAパターンとBパターンを
対応させることを示している。
本発明の熱可塑性フイルムの延伸制御方法によ
れば、従来のマーキング方法のようにフイルムに
印をつける必要がなくしたがつてフイルムの一部
を無駄にすることがなく又装置を汚すことがない
ばかりか、正確な位置関係の対応が出来、精密な
厚みのコントロールが可能である。
れば、従来のマーキング方法のようにフイルムに
印をつける必要がなくしたがつてフイルムの一部
を無駄にすることがなく又装置を汚すことがない
ばかりか、正確な位置関係の対応が出来、精密な
厚みのコントロールが可能である。
第1図は本発明の制御方法を採用した装置の一
例を示す斜視図、第2図は延伸前後のフイルムの
厚みを表わしたパターンを示す図、第3図は本発
明の制御方法の概要を示すブロツク図、第4図は
本発明の制御方法における延伸前後の厚みパター
ンの対応付けの手段のフローチヤートである。 1……成形機の口金、2……隙間調整用ボル
ト、3……ボルト回転装置、4……第1の厚み測
定装置、5……長さ方向延伸装置、6……幅方向
延伸装置、7……第2の厚み測定装置。
例を示す斜視図、第2図は延伸前後のフイルムの
厚みを表わしたパターンを示す図、第3図は本発
明の制御方法の概要を示すブロツク図、第4図は
本発明の制御方法における延伸前後の厚みパター
ンの対応付けの手段のフローチヤートである。 1……成形機の口金、2……隙間調整用ボル
ト、3……ボルト回転装置、4……第1の厚み測
定装置、5……長さ方向延伸装置、6……幅方向
延伸装置、7……第2の厚み測定装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 熱可塑性樹脂を口金より溶融押出しして得た
未延伸フイルムを延伸処理する工程において、未
延伸フイルムおよび延伸フイルムの厚みをフイル
ムの幅方向全体に亘つて測定し凹凸を有する曲線
状のパターンよりなる未延伸フイルムの厚み分布
と凹凸を有する直線状のパターンよりなる延伸フ
イルムの厚み分布とを得る手段と、 求められた各厚み分布を一定の任意間隔の分割
区に分割する手段と、 前記分割区のうち未延伸フイルムの厚み分布の
各分割区において曲線状のパターンを直線状に近
似して得られた直線を水平基準とした凹凸分布パ
ターンを求める手段と、 未延伸フイルムの前記水平基準線上の凹凸の分
布パターンと上記延伸フイルムの直線状の凹凸パ
ターンとを夫々対応する分割区毎に比較して両凹
凸を対応させる手段と、 対応した未延伸フイルムの水平基準線上の凹凸
に対応する厚みの変化に応じて口金部の間隔を増
減して延伸フイルムの凹凸を減少させる手段とを
有することを特徴とする熱可塑性フイルムの延伸
制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62151070A JPS63315221A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 熱可塑性フイルムの延伸制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62151070A JPS63315221A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 熱可塑性フイルムの延伸制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63315221A JPS63315221A (ja) | 1988-12-22 |
JPH0473697B2 true JPH0473697B2 (ja) | 1992-11-24 |
Family
ID=15510651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62151070A Granted JPS63315221A (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 | 熱可塑性フイルムの延伸制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63315221A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3858101B2 (ja) * | 1997-05-01 | 2006-12-13 | 東セロ株式会社 | 延伸フィルム製造設備、及び製造方法 |
JP4581237B2 (ja) * | 2000-12-07 | 2010-11-17 | 東レ株式会社 | シートの製造方法 |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP62151070A patent/JPS63315221A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63315221A (ja) | 1988-12-22 |
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