JPH0374471A - カルボシアニン染料 - Google Patents

カルボシアニン染料

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JPH0374471A
JPH0374471A JP1209313A JP20931389A JPH0374471A JP H0374471 A JPH0374471 A JP H0374471A JP 1209313 A JP1209313 A JP 1209313A JP 20931389 A JP20931389 A JP 20931389A JP H0374471 A JPH0374471 A JP H0374471A
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JP
Japan
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groups
compound
phenyl
group
methanol
Prior art date
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Pending
Application number
JP1209313A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Inagaki
由夫 稲垣
Toshiaki Kubo
利昭 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1209313A priority Critical patent/JPH0374471A/ja
Publication of JPH0374471A publication Critical patent/JPH0374471A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発Ij1は新規な染料に関する。
(従来の技術) ビaWりン環を末端助色団とするカルボシアニン染料が
米国特許Wcコ、j7/、771号に開示されている。
しかし、ピロコリン環の6員環部分匝置換基を有するカ
ルボシアニン染料の具体例は弁筺でに例が無かった。し
たがって吸収波長域の調節あるいは種々の溶媒への溶解
度の調節、樹脂との混和性の改良、染色性の改良などの
実用上の諸問題に対処することができなかった。
(本発明の解決しようとする課題) 本発明の課題はピロコリン環を有するカルボシアニン染
料を実用に供する際に生じる、色相、溶解性等の改良の
要求を満足し得る種々の性質を有する一連のカルボシア
ニン染料を提供することである。
(課題を解決するための手段) 本発明の課Nは、ピロコリン環の6員環部分に置換基を
有する下記一般式(1)で表わされるカルボシアニン染
料によって達成された。
一般式(I) 〔式中、X は陰イオンを表わし、Yは水素原子、アル
キル基、アラルキル基、又はフェニル基ヲ表わし、R1
s R2は互いに独立にアルキル基、アラルキル基、又
はフェニル基を表わし、R’AないしR6は水素原子又
は置換基を表わす、ただしR3ないしR6のうち少なく
と%、1つは水素原子ではたい、〕 一般式(I)において、X で表わされる陰イオンの例
としては、(J−1Br−I−aと(Dハライドイオン
、ナフタレンジスルホネート、パラトルエンスルホン酸
イオン、トリフルオロメタンスルホン酸イオンなどのス
ルホン酸イオン、エチル硫酸イオンなどのアルキル硫酸
イオン、シュク酸イオンなどのカルボキシレートイオン
、α04−1B F 4 ”” s P F 6−1H
S Q 4−1H2PO4−あるいは(ビスベンゼン−
1,1−ジチオラト)ニッケル陰イオンなどの錯陰イオ
ンが挙げられる。
411に好喧しい陰イオンとしてはニー、cto4−、
パラトルエンスルホネート、トリフルオロメタンスルホ
ネート、BF4−1PF6″′″が挙げられる。
一般式(1)においてYで表わされる基の例としては水
素原子、メチル、エチル、シクロヘキシA417)低級
フルΦル基、ベンジル、p−エチルベンジル、7エネチ
ル、p−クロロベンジル、m−メト午クジベンジルのア
ラルキル基、フェニル、m−りacIフェニル、p−ブ
チルフェニル、p−メトキシフエエル等の置換又は無置
換のフェニル基が挙げられる。Yとして特に好ましいも
のは、水素原子、メチル基、ベンジル基、フェニル基テ
ある。
R1及びIt2で表わされる基の例としては、メチル、
エチル、イングチル等の低級アルキル基、7エ二ル、ぴ
−スルホフェニル、j−7−k)アζドフェニル、−−
メトキシフェニル、3−りc1aフェニル、φ−ブチル
7エ二ル等の置換もシくハ無置換のフェニル基、ベンジ
ル、m−/ CI C1ベンジル、p−イソプロピルベ
ンジル等の置換又は無置換のベンジル基が挙げられる。
%に好ましいもノハ、メチル、フェニル、メトキシ置換
7エ二ル、低級アルキル置換フェニル、PcIル置換7
エ二ルである。
R3ないしR6で表わされる基の例としては水素原子の
他に、メチル、エチル、イングチル、トリフルオロメチ
ル、コーメトキシエチルなどの低級アルキル基、ベンジ
ル、m門りaaベンジル、p−ブチルベンジルなどの置
換もしくは無置換のベンジル基、フェニル、p−メト今
ジフェニルなどの置換もしくは無置換の7エ二ル基、シ
トキシ、インシトキシ、コーエチルへキシルオキシ、メ
トキシエトキシなどのアルコキシ基、フェノキシ、p−
クロロフェノキシなどのフェノキシ基、エチ)wfオ、
7エ二ルチオなどのチオエーテル基、エタンスルホニル
、ベンゼンスルホニルなどのスルホニル基、ジメチルア
ミノ、アセチルアミノ、ベンゼンスルホニルアミノなど
の置換アミノ基、Fsα、Br、Iなどのハロゲン原子
、カルボキシ、カルバモイル、スルファモイル、エトキ
シカルボエルなどのカルボン酸から導かれる基などが挙
げられる。
R3ないしR6として特に好ましい基は低級アルキル基
、7エ二ル基、アルコキシ基、フェノキシ基、チオエー
テル基、置換アミノ基であり、安定性が高くなるという
点でアルキル基、フェニル基、アルコキシ基、が最を好
ましい。R3ないしR6で表わされる基のうち水素原子
でないものの数はl又は2であることが好ましく、特に
R4、R5、もしくはR6のうち1つもしくは2つが水
素原子でないものが好ましい。
以下に本発明の一般式(1)で表わされる化合物の具体
例を示すが、本発明の範囲はこれらのみにて限定される
ものではない。
ハ IO。
lコ。
lり。
43゜ J7゜ J←。
λ6゜ 本発明の一般式(I)で表わされる化合物はW 、 L
 @Mo5by著”Heterocyc口c Syst
emswith BRIDGEHEAD NlTR0G
EN ATOMSPart  one’  In、te
rscience Publisherslり41ある
いは米国特許第2,140F、412号、同2.J//
、222号、同J 、 77/ 、 77I号、同J 
、 6JJ 、012号、同J 、706゜lり3号、
特開昭62−227423号、同6ぴ−ぴりttz号等
に開示された方法を参考にして合成することができる。
以下に本発明の一般式(I)で表わされる化合物の合成
法について、合成例を挙げて説明する。
合成例1 化合物1及びJ7C)合成 !、j−ジメチルー2−7エ二ルピCIコリン1zii
t−エタノールX0O−に溶解した後、l、3゜3−ト
リメトキシプロパン17−を加えた。この溶液に濃塩酸
/Jdt−滴下したvkIj分間にわたり加熱還流した
。反応液を氷冷し生じた結晶t−F取し、エタノールで
洗って化合物J7の粗結晶コテ9を得た。この結晶、2
0gにメタノール1QO加え少量の不溶物を濾過した後
、過塩素酸テトラゾチルアンモニウムAO9f1001
1jのメタノールに溶かして加えた。生じた結晶tF取
し、メタノールで洗浄して77gの化合物J′を得た。
融点 200°C以上 合成例2 化合物3、l、及び70合合戚、6−ジメチ
ル−2−7工二ルピC!フリン6gをエタノ−ルナ0−
に溶かした後、t、S、Z−トリメトキシプロパン17
と濃塩酸$11jとを加え、ir分間べわたって加熱還
流した。反応液を氷冷し生じた結晶tF取しメタノール
で洗って化合物7t−得た。
化合物7の結晶!IにメタノールJr01df加え不溶
物を戸遇した後退塩素酸テトラブチルアンモニウム!9
をメタノール10−に溶かして加え、生じた結晶を炉取
しメタノールで洗浄して、φ。
コIの化合物3′を得た。
融点 soo’c以上 化合物7の結晶1t−メタノール1QO−に溶解シ、へ
Φサフルオロリン酸の60%水溶液a−を滴下した。生
じた結晶’kP取し、メタノールで洗浄してr、Jgの
化合物ダを得た。
融点 1000C以上 合成例3 化合物lの合成 j 、 j−シIfルー2−フェニルピロコリン6゜6
JJ%2−メチル、/、/、I、!−テトラエトキシプ
ロー宿ン夢、!!I、パラトルエンスルホン酸l水和物
j、09f100−の酢酸エチルに溶かし10分間加熱
還流した。放冷後生じた酢酸エチルに不溶の油状物を、
酢酸エチルで洗った後メタノール1QOgに溶解し、こ
れ匝過塩素酸テトラブチルアンモニウムz、opをメタ
ノール10OILIに溶かして加えた。析出した結晶t
−F取し、メタノールとクロロホルムの混合溶媒から再
結晶して1.3gの化合物!を得た。
融点 ate−,2yo oc。
合成例4 化合物r及びりの台底 !−エチルー3−メチルー1−フェニルピロコリン亭7
9をエタノール5tO−に溶解した後、/、J、J−ト
リメトキシ−l−プロパンスターを加えた。この溶液に
濃塩酸29M1t−滴下した後、70分間加熱還流した
。約200−の溶媒を減圧留去した後酢酸エチル200
−を加え、生じた化合物tの結晶tP取した。この結晶
をメタノール21に溶解し、少量の不溶物t−p遇した
後、過塩素酸テトラブチルアンモ二りムjt09f2j
OWL1のメタノールに溶解して加えた。生じた結晶t
F取しメタノールで洗浄してtopの化合物ft−得た
。  融点 zoo’c以上 合成例5 化合物/J及び260合或 3.7−ジメチル−1−7工二ルピcIコリン!g、エ
タノール!0ynl、及び/、j、!−トリメトキシー
I−プロパン37−からなる溶液に濃塩酸3.ダーを滴
下した後1時間4co分にわたり加熱還流した0反応液
を氷冷し、生じた結晶を戸数し、エタノールで洗浄して
i、ygの化合物26を得た。この結晶t−220−の
メタノールに溶解し、不溶物tp遇した後、過塩素酸テ
トラブチルアンモニウムjlit−メタノール10−に
溶かして加えた。生じた結晶を戸数し、メタノールで洗
浄した後乾燥して化合物/Ji得た。
収量 j 、 / 、9.融点 、2t!−2tr”C
(発明の効果) 本発明の新規な染料は、布、紙、樹脂などの着色く用い
られるほか、写真感光材料における分光増感剤あるいは
分光特性改良用フィルターとして、あるいは細胞染色に
よる生体物質の研究や、病態の診断、あるいは医薬品農
薬として生体機能の調節に利用することもできる。
4?に、本発明の新規な染料は、有機溶剤溶液にしてガ
ラス板、樹脂基板、繊維、織布等に塗布染色し易いε同
時に退色しくくいという、従来の類似色素に比べて優れ
た効果を発揮する。
実施例 化合物2.3、!、7.2%す、/J、Jj。
λ7各20呼をそれぞれコーの2.2.3.1−テトラ
フルオロ−7−プロパノールに溶かしガラス板にスピン
コードした。コーの2.2.3.3−テトラフルオロ−
I−プロパノールに化合物3f10■と化合物Pを10
■を加えて溶かした後、ガラス板にスピンフートした。
いずれの場合にも青色の色ガラスフィルターが得られた
−万比較例として本発明の範囲外の化合物(A)及び(
B)t″用いて同様の操作を行なったところ、化合物(
A)の場合には上記の実施例と同様に青色の色ガラスフ
ィルターが得られたが、化合物(B)の場合には、染料
がほとんど溶解しなかったため、色ガラスフィルターを
得ることができなかった。
次に上記の操作□よって得た色ガラスフィルターを、r
oac、湿度rotso状態に72時間静置し、色の変
化を比較した。その結果化合物(A)を用いた色ガラス
フィルターは完全に退色したが、本発明の化合物を用い
た色ガラスフィルターはいずれも肉眼で認め得るほどの
色の変化を示さなかった。したがって本発明の新規染料
は有機溶剤への溶解性と竪牢性に優れているここがわか
る。
比較化合物(人):下式においてXがαのもの、比較化
合物(B):下式においてXがcto4のもの。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I )で表わされるカルボシアニン
    染料。 一般式( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、X^−は陰イオンを表わし、Yは水素原子、ア
    ルキル基、アラルキル基、又はフェニル基を表わし、R
    _1、R_2は互いに独立にアルキル基、アラルキル基
    、又はフエニル基を表わし、R_3ないしR_6は水素
    原子又は置換基を表わす。ただしR_3ないしR_6の
    うち少なくとも1つは水素原子ではない。〕
  2. (2)一般式( I )のR_3ないしR_6で表わされ
    る置換基が置換もしくは無置換のベンジル基、フェニル
    基、アルコキシ基、チオエーテル基、スルホニル基、及
    び置換されたアミノ基、及び低級アルキル基、及びハロ
    ゲン原子及びカルボン酸から導かれる基から選ばれるも
    のであることを特徴とする請求項(1)記載のカルボシ
    アニン染料。
JP1209313A 1989-08-11 1989-08-11 カルボシアニン染料 Pending JPH0374471A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8716429B2 (en) 2007-01-31 2014-05-06 Dow Global Technologies Llc Polyester coil coating formulation

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6449685A (en) * 1987-08-20 1989-02-27 Fuji Photo Film Co Ltd Optical information recording medium

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