JPH0374289A - 四輪操舵装置 - Google Patents
四輪操舵装置Info
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- JPH0374289A JPH0374289A JP2141026A JP14102690A JPH0374289A JP H0374289 A JPH0374289 A JP H0374289A JP 2141026 A JP2141026 A JP 2141026A JP 14102690 A JP14102690 A JP 14102690A JP H0374289 A JPH0374289 A JP H0374289A
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- wheel steering
- rear wheel
- front wheel
- steering angle
- rotation
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- Pending
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 17
- 230000002427 irreversible effect Effects 0.000 claims description 11
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 abstract description 26
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 abstract description 24
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 2
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- 210000004072 lung Anatomy 0.000 description 1
Landscapes
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、伝達装置を介して前輪舵取り装置と後輪舵取
り装置を連動して、後輪を前輪の操舵角に応じて操舵す
るようにした四輪操舵装置に関する。
り装置を連動して、後輪を前輪の操舵角に応じて操舵す
るようにした四輪操舵装置に関する。
(従来の技術)
この種の四輪操舵装置としては、例えば実開昭60−1
52578号公報があり、前後の舵取り装置を連動する
操作ケーブルは屈曲が可能であるので各部分を比較的自
由に配置することができる。
52578号公報があり、前後の舵取り装置を連動する
操作ケーブルは屈曲が可能であるので各部分を比較的自
由に配置することができる。
またロータリーサーボ弁とパワーシリングよりなる後輪
動力舵取り装置を設け、ロータリーサーボ弁の入力軸を
操作ケーブルとプーリを介して前輪舵取り装置に連結し
、後輪を操舵するようにしたものもある。
動力舵取り装置を設け、ロータリーサーボ弁の入力軸を
操作ケーブルとプーリを介して前輪舵取り装置に連結し
、後輪を操舵するようにしたものもある。
四輪操舵装置においては、前輪操舵角に対する後輪操舵
角の特性を、例えば第6図に示す如く、後輪操舵角は、
前輪操舵角が小さい間はOに保持されると共に前輪操舵
角が大となれば前輪操舵角に応じて増大した方が好まし
い。この操舵特性を出す機構を後輪動力舵取り装置に設
けたものにおいては、例えば第14図及び第15図に示
す如く、プーリを一体に設けた入力軸1の回転軸線01
と出力軸の回転軸線02を偏心させ、出力軸の前側に同
軸的に連結した従動回転部材2に偏心して設けた従動子
4を、入力軸1に直径方向に形成され従動子4の径より
も大きい幅の係合溝3に係合させている。
角の特性を、例えば第6図に示す如く、後輪操舵角は、
前輪操舵角が小さい間はOに保持されると共に前輪操舵
角が大となれば前輪操舵角に応じて増大した方が好まし
い。この操舵特性を出す機構を後輪動力舵取り装置に設
けたものにおいては、例えば第14図及び第15図に示
す如く、プーリを一体に設けた入力軸1の回転軸線01
と出力軸の回転軸線02を偏心させ、出力軸の前側に同
軸的に連結した従動回転部材2に偏心して設けた従動子
4を、入力軸1に直径方向に形成され従動子4の径より
も大きい幅の係合溝3に係合させている。
(発明が解決しようとする課題)
上述したものは、中立付近においては前輪の操舵にもか
)わらず後輪が操舵されないように従動子と係合溝の間
に相当大きい〃夕を設けており、前輪操舵中立状態にお
いて地面側から後輪を転舵させようとする逆入力が加わ
った場合、この逆入力が後輪舵取り装置の中立戻しばね
により定まる所定値以上になると、従動子4が係合溝3
に当接するまでは出力軸が自由に回動するので、逆入力
に対する後輪の剛性を高めるには、前記中立戻しばわの
ばわ力をアップさせる必要がある。中立戻しばねのばね
力をアップさせると後輪動力舵取り装置のパワーシリン
グの出力をアップさせる必要がある。
)わらず後輪が操舵されないように従動子と係合溝の間
に相当大きい〃夕を設けており、前輪操舵中立状態にお
いて地面側から後輪を転舵させようとする逆入力が加わ
った場合、この逆入力が後輪舵取り装置の中立戻しばね
により定まる所定値以上になると、従動子4が係合溝3
に当接するまでは出力軸が自由に回動するので、逆入力
に対する後輪の剛性を高めるには、前記中立戻しばわの
ばわ力をアップさせる必要がある。中立戻しばねのばね
力をアップさせると後輪動力舵取り装置のパワーシリン
グの出力をアップさせる必要がある。
本発明は、前輪操舵角が小さい間は後輪操舵角がOに保
持されると共にそれ以後は後輪操舵角が前輪操舵角の増
大に応じて増大する特性が得られ、しかも中立戻しばね
のばね力をアップさせなくても、逆入力に対する後輪の
剛性を高めることを目的とする。
持されると共にそれ以後は後輪操舵角が前輪操舵角の増
大に応じて増大する特性が得られ、しかも中立戻しばね
のばね力をアップさせなくても、逆入力に対する後輪の
剛性を高めることを目的とする。
(課題を解決するための手段)
このために、本発明による四輪操舵装置は、第1図〜第
13図に例示する如く、前輪を操舵する前輪舵取り装置
10と、後輪を操舵する後輪舵取り装置20を備え、こ
の後輪舵取り装置は伝達装置を介して前記後輪舵取り装
置10の作動が伝達される入力軸31と、この入力軸に
連結されて後輪を前輪と連動して操舵する出力軸51を
備えでなる四輪操舵装置において、前記入力軸31と出
力軸51の間に設けられて前輪操舵角が所定値以下のと
きは後輪操舵角をOに保持すると共に所定値以上となれ
ば後輪操舵角を前輪操舵角の増大に応じて増大させる特
性の操舵特性付与機構30と、3− この操舵特性付与機構に関連して設けられて前輪操舵角
が前記所定値以下のときは前記出力軸51の回動を阻止
する非可逆回転伝達機構Mを備えたことを特徴とするも
のである。
13図に例示する如く、前輪を操舵する前輪舵取り装置
10と、後輪を操舵する後輪舵取り装置20を備え、こ
の後輪舵取り装置は伝達装置を介して前記後輪舵取り装
置10の作動が伝達される入力軸31と、この入力軸に
連結されて後輪を前輪と連動して操舵する出力軸51を
備えでなる四輪操舵装置において、前記入力軸31と出
力軸51の間に設けられて前輪操舵角が所定値以下のと
きは後輪操舵角をOに保持すると共に所定値以上となれ
ば後輪操舵角を前輪操舵角の増大に応じて増大させる特
性の操舵特性付与機構30と、3− この操舵特性付与機構に関連して設けられて前輪操舵角
が前記所定値以下のときは前記出力軸51の回動を阻止
する非可逆回転伝達機構Mを備えたことを特徴とするも
のである。
(作用)
操舵特性付与機構30は、前輪操舵角が所定値以下すな
わち前輪操舵中立位置付近のときは後輪操舵角がOに保
持され、前輪操舵角が所定値以上となれば後輪操舵角が
前輪操舵角の増大に応じて増大するように後輪舵取り装
置20を作動させる。
わち前輪操舵中立位置付近のときは後輪操舵角がOに保
持され、前輪操舵角が所定値以上となれば後輪操舵角が
前輪操舵角の増大に応じて増大するように後輪舵取り装
置20を作動させる。
前輪操舵中立位置付近においでは、出力軸51は非可逆
回転伝達機構Mに上り回動が阻止されるので、後輪を転
舵させようとする逆入力はこれにより受は止められる。
回転伝達機構Mに上り回動が阻止されるので、後輪を転
舵させようとする逆入力はこれにより受は止められる。
(発明の効果)
上述の如く、本発明によれば、前輪操舵角が小さい間は
後輪操舵角がOに保持されると共にそれ以後は後輪操舵
角が前輪操舵角の増大に応じて増大する特性が得られ、
しがも前輪操舵中立状態近において地面から後輪に作用
する逆入力は、非可4− 逆回転伝達機構により受は止められるため、後輪の逆入
力剛性がアップする。
後輪操舵角がOに保持されると共にそれ以後は後輪操舵
角が前輪操舵角の増大に応じて増大する特性が得られ、
しがも前輪操舵中立状態近において地面から後輪に作用
する逆入力は、非可4− 逆回転伝達機構により受は止められるため、後輪の逆入
力剛性がアップする。
(実施例)
先ず第1図〜第6図に示す#1実施例の説明をする。
第2図に示す如く、本実施例においては、前輪及び後輪
舵取り装置10.20としてそれぞれ動力舵取り装置を
使用している。自動車のエンジン63により駆動される
供給ポンプ60によりリザーバ62から吸入されて送り
出された所定量の作動流体は、分流弁61により所定比
率で分流されて、その一方は前輪動力舵取り装置10に
供給され、他方は後輪動力舵取り装置20に供給され、
使用後の作動流体はリザーバ62に戻される。
舵取り装置10.20としてそれぞれ動力舵取り装置を
使用している。自動車のエンジン63により駆動される
供給ポンプ60によりリザーバ62から吸入されて送り
出された所定量の作動流体は、分流弁61により所定比
率で分流されて、その一方は前輪動力舵取り装置10に
供給され、他方は後輪動力舵取り装置20に供給され、
使用後の作動流体はリザーバ62に戻される。
前輪動力舵取り装置10は、操舵ハンドル15の回転を
前輪作動ロッド13の往復動に変換するラックピニオン
機構12に伝達するハンドル軸16の途中に設けた公知
のロータリータイプの前輪サーボ弁11と、前輪作動ロ
ッド13に設けた前輪パワーシリング14を主要な構成
部材としている。前輪サーボ弁11は操舵ハンドル1o
がら入力されたハンドルトルクに応じて作動し、分流弁
61を介して供給ポンプ6oから前輪パワーシリンダ1
4の左右の作動室に供給される作動流体の給徘を制御し
、これにより増幅された操舵力が前輪作動ロッド13に
出力され、その両端に設けたタイロッド17及びナック
ルアーム18を介して左右の前輪1つを操舵するように
なっている。
前輪作動ロッド13の往復動に変換するラックピニオン
機構12に伝達するハンドル軸16の途中に設けた公知
のロータリータイプの前輪サーボ弁11と、前輪作動ロ
ッド13に設けた前輪パワーシリング14を主要な構成
部材としている。前輪サーボ弁11は操舵ハンドル1o
がら入力されたハンドルトルクに応じて作動し、分流弁
61を介して供給ポンプ6oから前輪パワーシリンダ1
4の左右の作動室に供給される作動流体の給徘を制御し
、これにより増幅された操舵力が前輪作動ロッド13に
出力され、その両端に設けたタイロッド17及びナック
ルアーム18を介して左右の前輪1つを操舵するように
なっている。
後輪動力舵取り装置2oは、第1図及び第2図に示す如
く、ロータリータイプの後輪サーボ弁50と後輪パワー
シリンダ24を備え、更に従動回転部材33、出方回転
部材49、操舵特性付与機構30及びアシスト遅れ回i
l!fi構4oを備えている。操舵特性付与機構3oの
入力軸31及び後輪サーボ弁50の出力軸51は軸受を
介して後輪側ハウソング21(第1図参照)内に、共通
の回転軸線0回りに相対回動可能にがっ軸方向に開をお
いて支持され、またその他の部材50,24,30゜3
3.40,49も後輪側ハウジング21内に設けられて
いる。中間部にケーブル長さ調整装置66を設けた一対
の操作ケーブル65a、65bはインナワイヤ及びアウ
タチューブよりなり、各インチワイヤの一端は前輪作動
ロッド13の両端部に設けた突起にそれぞれ連結され、
各インナワイヤの他端は入力軸31のプーリ31aに巻
き付けられ、前輪作動ロッド13の往復動に応じてプー
リ31aを回動するようになっている。図示は省略した
が各操作ケーブル65a、65bのアウタチューブの両
端はそれぞれ前輪動力舵取り装置1oのハウジング(図
示省略)及び後輪側ハウジング21に取り付けられてい
る。なお、各操作ケーブル65a、65bはこのような
アウタチューブを備えず、車体に設けた複数の中間プー
リ (図示省略)を通して前輪作動ロッド13の各突起
とプーリ31aの間に張設するようにしてもよい。
く、ロータリータイプの後輪サーボ弁50と後輪パワー
シリンダ24を備え、更に従動回転部材33、出方回転
部材49、操舵特性付与機構30及びアシスト遅れ回i
l!fi構4oを備えている。操舵特性付与機構3oの
入力軸31及び後輪サーボ弁50の出力軸51は軸受を
介して後輪側ハウソング21(第1図参照)内に、共通
の回転軸線0回りに相対回動可能にがっ軸方向に開をお
いて支持され、またその他の部材50,24,30゜3
3.40,49も後輪側ハウジング21内に設けられて
いる。中間部にケーブル長さ調整装置66を設けた一対
の操作ケーブル65a、65bはインナワイヤ及びアウ
タチューブよりなり、各インチワイヤの一端は前輪作動
ロッド13の両端部に設けた突起にそれぞれ連結され、
各インナワイヤの他端は入力軸31のプーリ31aに巻
き付けられ、前輪作動ロッド13の往復動に応じてプー
リ31aを回動するようになっている。図示は省略した
が各操作ケーブル65a、65bのアウタチューブの両
端はそれぞれ前輪動力舵取り装置1oのハウジング(図
示省略)及び後輪側ハウジング21に取り付けられてい
る。なお、各操作ケーブル65a、65bはこのような
アウタチューブを備えず、車体に設けた複数の中間プー
リ (図示省略)を通して前輪作動ロッド13の各突起
とプーリ31aの間に張設するようにしてもよい。
操舵特性付与機構30は、後輪側ハウジング21の前端
部内に設けられている。第1図及び第3図に示す如く、
この$1実施例では操舵特性付与機構30の入力@31
の後側にはキー及び締付ねじを介して駆動7ランジ部材
32が同軸的に固定7 され、出力軸51の前側には後述する後輪サーボ弁50
及びアシスト遅れ回避桟構40を介して同軸的に、駆動
7ランノ部材32と対向する従動回転部材33が連結さ
れている。駆動7ランノ部材32後端の7ランノ部は一
部が半径方向に突出しており、この偏心部位に入力軸3
1の回転軸線Oと平行な枢支ピン37を介してリンク3
4の一端部が揺動可能に支持されている。このリンク3
4の他端部には枢支ピン37と平行な支持ビン36が軸
方向両側に突出して固定され、支持ビン36の両端部に
はローラ状の一対の従動子35a、35bが、互いに同
軸的に整列してかつそれぞれ回転自在に設けられている
。後輪側ハウジング21には回転軸線Oと直交する板状
の固定部材21aが設けられ、この固定部材21aの中
心部には駆動7ランジ部材32を回転自在に貫通させる
孔が設けられている。この固定部材21aの前記従動回
転部材33と対向する面には、主として第3図に示す如
く、回転軸#IOから半径方向外向きに延びる第1溝部
38aと、この回転軸#ioを中心とす8− る円弧状の第3溝部38cと、この第1溝部38aの内
端と第3溝部38cの両端を連結する対称的な一対の第
2溝部38bよりなるカム溝38が形成されている。各
溝部38a〜38eは同一幅であり、本実施例において
は各第2溝部38bは真直状であってその中、心線はb
l 点において第1溝部38aの中心線と交差し、0
1 点において第3溝部38cの中心線と接している。
部内に設けられている。第1図及び第3図に示す如く、
この$1実施例では操舵特性付与機構30の入力@31
の後側にはキー及び締付ねじを介して駆動7ランジ部材
32が同軸的に固定7 され、出力軸51の前側には後述する後輪サーボ弁50
及びアシスト遅れ回避桟構40を介して同軸的に、駆動
7ランノ部材32と対向する従動回転部材33が連結さ
れている。駆動7ランノ部材32後端の7ランノ部は一
部が半径方向に突出しており、この偏心部位に入力軸3
1の回転軸線Oと平行な枢支ピン37を介してリンク3
4の一端部が揺動可能に支持されている。このリンク3
4の他端部には枢支ピン37と平行な支持ビン36が軸
方向両側に突出して固定され、支持ビン36の両端部に
はローラ状の一対の従動子35a、35bが、互いに同
軸的に整列してかつそれぞれ回転自在に設けられている
。後輪側ハウジング21には回転軸線Oと直交する板状
の固定部材21aが設けられ、この固定部材21aの中
心部には駆動7ランジ部材32を回転自在に貫通させる
孔が設けられている。この固定部材21aの前記従動回
転部材33と対向する面には、主として第3図に示す如
く、回転軸#IOから半径方向外向きに延びる第1溝部
38aと、この回転軸#ioを中心とす8− る円弧状の第3溝部38cと、この第1溝部38aの内
端と第3溝部38cの両端を連結する対称的な一対の第
2溝部38bよりなるカム溝38が形成されている。各
溝部38a〜38eは同一幅であり、本実施例において
は各第2溝部38bは真直状であってその中、心線はb
l 点において第1溝部38aの中心線と交差し、0
1 点において第3溝部38cの中心線と接している。
一方の従動子35aはカム溝38内に実質的なガタなし
に係合されている。また、従動回転部材33の前記固定
部材21aと対向する面には、半径方向に沿って延びる
係合溝39が形成され、他方の従動子35bはこの係合
溝39内に実質的なガタなしに係合されている。
に係合されている。また、従動回転部材33の前記固定
部材21aと対向する面には、半径方向に沿って延びる
係合溝39が形成され、他方の従動子35bはこの係合
溝39内に実質的なガタなしに係合されている。
固定部材21aに形成された第1溝部38a1従動回転
部材33に形成された係合溝39及びリンク34に支持
された一対の従動子35a、35bが、前輪操舵中立状
態付近において入力軸31の回動は許容するが後輪側か
らの逆入力により出力軸51、作動軸52及び従動回転
部材33が回動することを阻止する非可逆回転伝達機構
Mを構成している。
部材33に形成された係合溝39及びリンク34に支持
された一対の従動子35a、35bが、前輪操舵中立状
態付近において入力軸31の回動は許容するが後輪側か
らの逆入力により出力軸51、作動軸52及び従動回転
部材33が回動することを阻止する非可逆回転伝達機構
Mを構成している。
前輪操舵中立状態においては、駆動7ランジ部材32に
設けた枢支ビン37の中心は第1溝部38aの方向と一
致した82点にあり、従動子35aは第1溝部38a内
に最も深く入り込んでその中心はal 点にあり、リン
ク34はAで示す位置にある(何れも第3図参照)。こ
の状態では、従動回転部材33は、ガタなしに係合溝3
9に係合する係合子35bと、ガタなしに第1溝部38
aに係合する従動子35aを介して、固定部材21aに
回動不能に係合されているので、従動回転部材33を回
転させようとする逆入力が出力軸51側から加わっても
従動回転部材33が回転することはない。
設けた枢支ビン37の中心は第1溝部38aの方向と一
致した82点にあり、従動子35aは第1溝部38a内
に最も深く入り込んでその中心はal 点にあり、リン
ク34はAで示す位置にある(何れも第3図参照)。こ
の状態では、従動回転部材33は、ガタなしに係合溝3
9に係合する係合子35bと、ガタなしに第1溝部38
aに係合する従動子35aを介して、固定部材21aに
回動不能に係合されているので、従動回転部材33を回
転させようとする逆入力が出力軸51側から加わっても
従動回転部材33が回転することはない。
上記中立状態から前輪19が操舵され、前輪操舵角に応
じて駆動7ランノ部材32が回転するにつれて、従動子
35aは第1溝部38a内を第2溝部38bに向かって
移動し、その中心は81 点からbl 点に達する。こ
の状態においては枢支ビン37の中心はl)2 点に達
し、リンク34はBで示す位置となる。従動子35aの
中心が81点とし1 点の間にある以上の間は、回転軸
線Oを中心とする従動子35aの中心の回転角は0であ
り、従動子35aに対し同軸的に整列して設けた他方の
従動子35bと半径方向の係合溝39を介して係合した
従動回転部材33は、従動子35aの中心と同様回転軸
線0回りに回転しない。従ってこの開における入力軸3
1と従動回転部材33の間の回転角の特性は、第6図の
a点と1〕点の間で示す特性となる。
じて駆動7ランノ部材32が回転するにつれて、従動子
35aは第1溝部38a内を第2溝部38bに向かって
移動し、その中心は81 点からbl 点に達する。こ
の状態においては枢支ビン37の中心はl)2 点に達
し、リンク34はBで示す位置となる。従動子35aの
中心が81点とし1 点の間にある以上の間は、回転軸
線Oを中心とする従動子35aの中心の回転角は0であ
り、従動子35aに対し同軸的に整列して設けた他方の
従動子35bと半径方向の係合溝39を介して係合した
従動回転部材33は、従動子35aの中心と同様回転軸
線0回りに回転しない。従ってこの開における入力軸3
1と従動回転部材33の間の回転角の特性は、第6図の
a点と1〕点の間で示す特性となる。
前輪19が更に操舵され、駆動7ランノ部材32が更に
回転すれば従動子35aは第2溝部38b内を第3溝部
38cに向かって移動し、その中心は01 点に達する
。この状態においては枢支ビン37の中心は02 点に
達し、リンク34はCで示す位置となる。従動子35a
の中心がbl 点と01 点の間にある以上の間は
、回転軸#ioを中心とする従動子35aの中心の回転
角は加速度的に増加し、従動回転部材33の回転角も加
速度的に11 増加して、入力軸31と従動回転部材33の間の回転角
の特性は、第6図のb点とC点の間で示す特性となる。
回転すれば従動子35aは第2溝部38b内を第3溝部
38cに向かって移動し、その中心は01 点に達する
。この状態においては枢支ビン37の中心は02 点に
達し、リンク34はCで示す位置となる。従動子35a
の中心がbl 点と01 点の間にある以上の間は
、回転軸#ioを中心とする従動子35aの中心の回転
角は加速度的に増加し、従動回転部材33の回転角も加
速度的に11 増加して、入力軸31と従動回転部材33の間の回転角
の特性は、第6図のb点とC点の間で示す特性となる。
駆動7ランジ部材32が更に回転すれば従動子35aは
第3溝部38c内を移動し、この状態においては従動回
転部材33は駆動7ランノ部材32と一体的に回転する
ので、入力軸31と従動回転部材33の間の回転角の特
性は、第6図のC点より先に示す如く直線的となる。す
なわち第6図に示す如く、従動回転部材33の回転角は
入力軸31の回転角が小さい間はOに保持されるが、そ
れ以後は入力軸31の回転角の増大に応じて増大するよ
うになる。なお、本実施例においては、枢支ビン37の
中心の回転半径を第3溝部38cの中心線の半径と一致
させたが、この半径は異ならせてもよい。
第3溝部38c内を移動し、この状態においては従動回
転部材33は駆動7ランノ部材32と一体的に回転する
ので、入力軸31と従動回転部材33の間の回転角の特
性は、第6図のC点より先に示す如く直線的となる。す
なわち第6図に示す如く、従動回転部材33の回転角は
入力軸31の回転角が小さい間はOに保持されるが、そ
れ以後は入力軸31の回転角の増大に応じて増大するよ
うになる。なお、本実施例においては、枢支ビン37の
中心の回転半径を第3溝部38cの中心線の半径と一致
させたが、この半径は異ならせてもよい。
アシスト遅れ回避機構40は、前記従動回転部材33と
出力回転部材49の間に設けられ、第1図、第4図及び
第5図に示す如く、両回転部材33.4つの開に此等と
同軸的に回転自在に後輪側ハウジング21に支持された
中間回転部材42と、12− この中間回転部材42と従動及び出力回転部材33.4
つの間にそれぞれ設けられた第1及び第2渦巻ばf24
3,45を主要な構成部材としている。
出力回転部材49の間に設けられ、第1図、第4図及び
第5図に示す如く、両回転部材33.4つの開に此等と
同軸的に回転自在に後輪側ハウジング21に支持された
中間回転部材42と、12− この中間回転部材42と従動及び出力回転部材33.4
つの間にそれぞれ設けられた第1及び第2渦巻ばf24
3,45を主要な構成部材としている。
#1渦巻ばね43は、従動回転部材33に同軸的に回動
自在に支持した第1係合ボス44に巻回され、従動及び
中間回転部材33.42の間にトルクが加っていない状
態においては、第1渦巻ばね43には初期トルクが与え
られてその両端がそれぞれ両回転部材33.42の一部
に同時に係合している。すなわち、第1図及び第4図に
示す如く、第1渦巻ばね43の内端43aは第1保合ボ
ス44に係合すると共にこの第1保合ボス44の前後端
の各突起44a及び44bはそれぞれ同時に従動回転部
材33に固定したビン33aと中間回転部材42に形成
した内方突起42bに時計回転方向から係合している。
自在に支持した第1係合ボス44に巻回され、従動及び
中間回転部材33.42の間にトルクが加っていない状
態においては、第1渦巻ばね43には初期トルクが与え
られてその両端がそれぞれ両回転部材33.42の一部
に同時に係合している。すなわち、第1図及び第4図に
示す如く、第1渦巻ばね43の内端43aは第1保合ボ
ス44に係合すると共にこの第1保合ボス44の前後端
の各突起44a及び44bはそれぞれ同時に従動回転部
材33に固定したビン33aと中間回転部材42に形成
した内方突起42bに時計回転方向から係合している。
また、外端43bは両回転部材33.42の各外周部に
形成した突起33b及び42aに逆時計回転方向から同
時に係合している。
形成した突起33b及び42aに逆時計回転方向から同
時に係合している。
同様に、第1図及び第5図に示す如く、中間及び出力回
転部材42.49の間にトルクが加っていない状態にお
いて、初期トルクが与えられた第2渦巻ばf245の内
端45aは出力回転部材49に回動自在に支持された第
2係合ボス46の突起46a、46bを介して各回転部
材42及び49に形成した内方突起42c及び49bに
時計回転方向から同時に係合しており、また外@45b
は両回転部材42.49の各外周部に形成した突起42
d及び49aに逆時計回転方向から同時に係合している
。第1及び第2渦巻ばh43,4.5の特性及び初期ト
ルクは同一である。
転部材42.49の間にトルクが加っていない状態にお
いて、初期トルクが与えられた第2渦巻ばf245の内
端45aは出力回転部材49に回動自在に支持された第
2係合ボス46の突起46a、46bを介して各回転部
材42及び49に形成した内方突起42c及び49bに
時計回転方向から同時に係合しており、また外@45b
は両回転部材42.49の各外周部に形成した突起42
d及び49aに逆時計回転方向から同時に係合している
。第1及び第2渦巻ばh43,4.5の特性及び初期ト
ルクは同一である。
この上うな構成のアシスト遅れ回避機構40によれば、
従動及び出力回転部材33.49の間の伝達トルクが各
渦巻ばわ43.45の初期トルク以下の場合には、従動
回転部材33の回転はそのま)出力回転部材49に伝達
されるが、伝達トルクが初期トルクを越えればアシスト
遅れ回避機構40が作動し、すなわち各渦巻ばh43.
45が撓んで従動回転部材33の回転は出力回転部材4
9に伝達されなくなる。
従動及び出力回転部材33.49の間の伝達トルクが各
渦巻ばわ43.45の初期トルク以下の場合には、従動
回転部材33の回転はそのま)出力回転部材49に伝達
されるが、伝達トルクが初期トルクを越えればアシスト
遅れ回避機構40が作動し、すなわち各渦巻ばh43.
45が撓んで従動回転部材33の回転は出力回転部材4
9に伝達されなくなる。
後輪パワーシリング24は、第2図に示す如く、ffl
?& IIIハウジング21に形成されたシリング2
5と、このシリング25内に液密に嵌挿されてその内部
を左右の作動室に分離するピストン26よりなり、後輪
作動ロッド23はピストン26に固定されてその両端は
シリング25の両端部から液密にかつ摺動自在に突出し
ている。ピストン26の両側面とシリング25の両端内
面の間には後輪作動ロッド23を図示の中立位置に復帰
させる一対の戻しぽね26aが設けられ、後輪作動ロッ
ド23の両端はタイロッド27及びナックルアーム28
を介して後輪29を操舵するようになっている。
?& IIIハウジング21に形成されたシリング2
5と、このシリング25内に液密に嵌挿されてその内部
を左右の作動室に分離するピストン26よりなり、後輪
作動ロッド23はピストン26に固定されてその両端は
シリング25の両端部から液密にかつ摺動自在に突出し
ている。ピストン26の両側面とシリング25の両端内
面の間には後輪作動ロッド23を図示の中立位置に復帰
させる一対の戻しぽね26aが設けられ、後輪作動ロッ
ド23の両端はタイロッド27及びナックルアーム28
を介して後輪29を操舵するようになっている。
ロータリータイプの後輪サーボ弁50は、主として第1
図に示す如く、アシスト遅れ回避機構40と同軸的に後
輪側ハウジング21内に設けられている。後輪サーボ弁
50の出力851と中空の作動軸52は互いに同軸的に
相対回動可能に後輪側ハウジング21により支持されて
トーションバー56により連結されている。出力軸51
の後部に形成したピニオン22は後輪作動ロッド23に
=15 形成したラック23aと噛合しており、作動軸52の前
端にスプライン結合された連結部材57はビン57aを
介して出力回転部材49と連結している。作動軸52の
一部には後輪サーボ弁50のロータ弁部材53が形成さ
れ、後輪サーボ弁5゜のスリーブ弁部材54は内外周が
それぞれロータ弁部材53の外周及び後輪側ハウジング
21の内周に回動可能に嵌合され、ビン55を介して出
力軸51に連結されている。この両弁部材53,54に
よりオーブンセンタ形の4ポート紋り切換弁が形成され
、作動軸52に加わる入力トルクが0でロータ弁部材5
3とスリーブ弁部材54の相対回動角が0の場合は、分
流弁61を介して供給ポンプ60から入力ポー)50a
に供給された作動流体をそのよ)排出ボー)50bがら
リザーバ62に排出する。しかしながら、作動軸52に
加わる入力トルクが増大して両弁部材53.54の間に
相対回動が生ずれば、その向き及び相対回動角に応じて
入力ポー)50aに供給された作動流体を2つの分配ポ
ー)50c、50dの何れが一方よ6 リパワーシリンダ24の一方の作動室に導入し、他方の
作動室内の作動流体を他方の分配ボートより排出ボート
50bを経てリザーバ62に排出して、後輪29への操
舵力を増幅するようになっている。
図に示す如く、アシスト遅れ回避機構40と同軸的に後
輪側ハウジング21内に設けられている。後輪サーボ弁
50の出力851と中空の作動軸52は互いに同軸的に
相対回動可能に後輪側ハウジング21により支持されて
トーションバー56により連結されている。出力軸51
の後部に形成したピニオン22は後輪作動ロッド23に
=15 形成したラック23aと噛合しており、作動軸52の前
端にスプライン結合された連結部材57はビン57aを
介して出力回転部材49と連結している。作動軸52の
一部には後輪サーボ弁50のロータ弁部材53が形成さ
れ、後輪サーボ弁5゜のスリーブ弁部材54は内外周が
それぞれロータ弁部材53の外周及び後輪側ハウジング
21の内周に回動可能に嵌合され、ビン55を介して出
力軸51に連結されている。この両弁部材53,54に
よりオーブンセンタ形の4ポート紋り切換弁が形成され
、作動軸52に加わる入力トルクが0でロータ弁部材5
3とスリーブ弁部材54の相対回動角が0の場合は、分
流弁61を介して供給ポンプ60から入力ポー)50a
に供給された作動流体をそのよ)排出ボー)50bがら
リザーバ62に排出する。しかしながら、作動軸52に
加わる入力トルクが増大して両弁部材53.54の間に
相対回動が生ずれば、その向き及び相対回動角に応じて
入力ポー)50aに供給された作動流体を2つの分配ポ
ー)50c、50dの何れが一方よ6 リパワーシリンダ24の一方の作動室に導入し、他方の
作動室内の作動流体を他方の分配ボートより排出ボート
50bを経てリザーバ62に排出して、後輪29への操
舵力を増幅するようになっている。
次に上記第1実施例の全体的作動につき説明する。操舵
ハンドル15を第2図の矢印に示す如く右回りに回転す
れば、前輪動力舵取り装置10は前述の如く作動して前
輪作動ロッド13は矢印の如く右向きに移動し、タイロ
ッド17及びナックルアーム18を介して左右の前輪1
9を右向きに操舵する。これと同時に操作ケーブル65
a、65bのインナワイヤは矢印に示す向きに移動して
後輪動力舵取り装置20のプーリ31a及び入力軸31
を、前輪19の操舵に応じて後から見て逆時計回転方向
に回転する。操舵ハンドル15を矢印と反対に左回りに
回転すれば、各部分は上記と逆向きに作動して前輪19
は左向きに操舵され、プーリ31a及び入力軸31は後
から見て時計回転方向に回転される。
ハンドル15を第2図の矢印に示す如く右回りに回転す
れば、前輪動力舵取り装置10は前述の如く作動して前
輪作動ロッド13は矢印の如く右向きに移動し、タイロ
ッド17及びナックルアーム18を介して左右の前輪1
9を右向きに操舵する。これと同時に操作ケーブル65
a、65bのインナワイヤは矢印に示す向きに移動して
後輪動力舵取り装置20のプーリ31a及び入力軸31
を、前輪19の操舵に応じて後から見て逆時計回転方向
に回転する。操舵ハンドル15を矢印と反対に左回りに
回転すれば、各部分は上記と逆向きに作動して前輪19
は左向きに操舵され、プーリ31a及び入力軸31は後
から見て時計回転方向に回転される。
入力軸31が何れの向きに回転された場合でも、従動回
転部材33は、前述の如く、入力軸31の回転角が小さ
い間は回転せず、それ以後は入力軸31の回転に応じて
同方向に回転する。正常な状態においては、従動回転部
材33と出力回転部材49の間の伝達トルクは小さいの
でアシスト遅れ回避機構40は作動せず、従動回転部材
33の回転はそのま)出力回転部材49に伝達されて後
輪サーボ弁50を作動させる。操舵中立状態から前輪1
9を右向きに操舵して入力軸31を後から見て逆時計回
転方向に回転すれば、操舵特性付与機構30及びアシス
ト遅れ回避機構40を経て後輪サーボ弁50の作動軸5
2及び出力軸51も逆時計回転方向に回転し、ラック2
3a及びビニオン22を介して後輪作動ロッド23を矢
印に示す如く右向きに移動する。またこの際に作#J軸
52に入力される作動トルクに応じて後輪サーボ弁50
が作動し、一方の分配ポート50Cからの作動流体が後
輪パワーシリング24の左側の作動室に供給されて後輪
作動ロッド23に生ずる右向きの操舵力は増幅される。
転部材33は、前述の如く、入力軸31の回転角が小さ
い間は回転せず、それ以後は入力軸31の回転に応じて
同方向に回転する。正常な状態においては、従動回転部
材33と出力回転部材49の間の伝達トルクは小さいの
でアシスト遅れ回避機構40は作動せず、従動回転部材
33の回転はそのま)出力回転部材49に伝達されて後
輪サーボ弁50を作動させる。操舵中立状態から前輪1
9を右向きに操舵して入力軸31を後から見て逆時計回
転方向に回転すれば、操舵特性付与機構30及びアシス
ト遅れ回避機構40を経て後輪サーボ弁50の作動軸5
2及び出力軸51も逆時計回転方向に回転し、ラック2
3a及びビニオン22を介して後輪作動ロッド23を矢
印に示す如く右向きに移動する。またこの際に作#J軸
52に入力される作動トルクに応じて後輪サーボ弁50
が作動し、一方の分配ポート50Cからの作動流体が後
輪パワーシリング24の左側の作動室に供給されて後輪
作動ロッド23に生ずる右向きの操舵力は増幅される。
そして後輪作動ロッド23の両端に設けたタイロッド2
7及びナックルアーム28を介して左右の後輪29は、
前輪19の右向きの操舵に応じて左向きに操舵される。
7及びナックルアーム28を介して左右の後輪29は、
前輪19の右向きの操舵に応じて左向きに操舵される。
後輪サーボ弁50の作動に伴い、作動軸52と出力軸5
1は作動トルクに比例して相対回動するが、その相対回
動角は僅かであるので、前輪19の操舵角に対する後輪
2つの操舵角の特性は、従動回転部材33の回転角と同
じく、第6図に示す通りの特性となる。また、前輪1つ
を左向きに操舵すれば、各部分は上記と逆向きに作動し
て後輪29は右向きに操舵される。すなわち後輪29は
前輪19の操舵に応じて第6図の特性に示す如く、逆相
に操舵される。
1は作動トルクに比例して相対回動するが、その相対回
動角は僅かであるので、前輪19の操舵角に対する後輪
2つの操舵角の特性は、従動回転部材33の回転角と同
じく、第6図に示す通りの特性となる。また、前輪1つ
を左向きに操舵すれば、各部分は上記と逆向きに作動し
て後輪29は右向きに操舵される。すなわち後輪29は
前輪19の操舵に応じて第6図の特性に示す如く、逆相
に操舵される。
前輪19の操舵角をOとして直進している状態において
、地面側から後輪29を転舵しようとする大きな逆入力
が加われば、後輪作動ロッド23が移動して後輪29が
転舵されようとする。これにより出力軸51が回転され
ようとするが、正常な状態においては作動しないアシス
ト遅れ回避機9 構40を介して作動軸52に連結された従動回転部材3
3は、前述の如く非可逆回転伝達機構Mを介して後輪側
ハウジング21に対し回転しないように係合されている
ので後輪サーボ弁50が作動し、これにより後輪パワー
シリング24に前記逆入力に対抗するアシスト力が生じ
る。従って、直進走行時に地面から後輪29に作用する
逆入力は、戻しばね26aと後輪パワーシリング24で
受は止められるため、戻しばね26aのばね力をアップ
させる必要がない。
、地面側から後輪29を転舵しようとする大きな逆入力
が加われば、後輪作動ロッド23が移動して後輪29が
転舵されようとする。これにより出力軸51が回転され
ようとするが、正常な状態においては作動しないアシス
ト遅れ回避機9 構40を介して作動軸52に連結された従動回転部材3
3は、前述の如く非可逆回転伝達機構Mを介して後輪側
ハウジング21に対し回転しないように係合されている
ので後輪サーボ弁50が作動し、これにより後輪パワー
シリング24に前記逆入力に対抗するアシスト力が生じ
る。従って、直進走行時に地面から後輪29に作用する
逆入力は、戻しばね26aと後輪パワーシリング24で
受は止められるため、戻しばね26aのばね力をアップ
させる必要がない。
なお、後輪29が溝等に脱輪してその操舵が阻止された
状態においては出力軸51の回動も阻止されるので、操
舵ハンドル15の回転角を増大すれば出力軸51と作動
軸52の間のストッパがすぐに当接して作動軸52の回
転も阻止されるようになる。この状態において操舵ハン
ドル15の回転角をそれ以上に増大させれば従動回転部
材33はそれ以上回転するが、この回転は第1及び第2
渦巻ばね43,45の撓みにより吸収され、従ってこの
両渦巻きばね43,45のばh力による以0 上の無理な力が各操作ケーブル65a、65bのインナ
ワイヤに加わることはない。従って各インナワイヤが伸
びたり破損したりするおそれはない。
状態においては出力軸51の回動も阻止されるので、操
舵ハンドル15の回転角を増大すれば出力軸51と作動
軸52の間のストッパがすぐに当接して作動軸52の回
転も阻止されるようになる。この状態において操舵ハン
ドル15の回転角をそれ以上に増大させれば従動回転部
材33はそれ以上回転するが、この回転は第1及び第2
渦巻ばね43,45の撓みにより吸収され、従ってこの
両渦巻きばね43,45のばh力による以0 上の無理な力が各操作ケーブル65a、65bのインナ
ワイヤに加わることはない。従って各インナワイヤが伸
びたり破損したりするおそれはない。
両渦巻ばね43,45の初期トルクは、上記作動に差し
支えがない範囲においてなるべく大となるように設定し
ておく。
支えがない範囲においてなるべく大となるように設定し
ておく。
上記実施例においては、カム溝38の第1溝部38aは
円弧状の第3溝部38cの延長部よりも外側に半径方向
外向きに延びるように形成したが、この第1溝部は第3
溝部38cの延長部よりも内側に半径方向内向きに延び
るように形成してもよい。なお、第3溝部38cも、上
記実施例の如く回転軸#ioを中心とする円弧状とする
代りにそれに近似した形状としてもよく、また第2rt
It部38bも真直状とする代りに適当な曲線状として
もよ1、%。
円弧状の第3溝部38cの延長部よりも外側に半径方向
外向きに延びるように形成したが、この第1溝部は第3
溝部38cの延長部よりも内側に半径方向内向きに延び
るように形成してもよい。なお、第3溝部38cも、上
記実施例の如く回転軸#ioを中心とする円弧状とする
代りにそれに近似した形状としてもよく、また第2rt
It部38bも真直状とする代りに適当な曲線状として
もよ1、%。
次に第7図〜#9図に示す第2実施例の説明をする。こ
の第2実施例も前輪動力舵取り装置10及び後輪動力舵
取り装置20を備えており、後輪動力舵取り装置20に
設けた操舵特性付与機構30及び非可逆回転伝達機構M
のみが第1実施例と相違している。以下においては、主
としてこの相違点につき説明する。
の第2実施例も前輪動力舵取り装置10及び後輪動力舵
取り装置20を備えており、後輪動力舵取り装置20に
設けた操舵特性付与機構30及び非可逆回転伝達機構M
のみが第1実施例と相違している。以下においては、主
としてこの相違点につき説明する。
第7図に示す如く、後輪側ハウジング21には、操舵特
性付与機構30の入力軸21の回転軸線Oと直交するハ
ツト状の固定部材133が固定され、入力軸131の後
側にキー及び締付ねじを介して同軸的に固定された駆動
回転部材132は、固定部材133中夫の孔を通って後
方に突出し、その後端には半径方向全周に延びる7ラン
ジ部132aが形成されでいる。操舵特性付与機構30
の従動回転部材134は、7ランジ部132aを間にお
いて固定部材133と対向して入力軸131と同軸的に
回転可能に後輪側ハウジング21に支持され、アシスト
遅れ回避機構40及び後輪サーボ弁50を介して出力軸
51の前側に連結されている。
性付与機構30の入力軸21の回転軸線Oと直交するハ
ツト状の固定部材133が固定され、入力軸131の後
側にキー及び締付ねじを介して同軸的に固定された駆動
回転部材132は、固定部材133中夫の孔を通って後
方に突出し、その後端には半径方向全周に延びる7ラン
ジ部132aが形成されでいる。操舵特性付与機構30
の従動回転部材134は、7ランジ部132aを間にお
いて固定部材133と対向して入力軸131と同軸的に
回転可能に後輪側ハウジング21に支持され、アシスト
遅れ回避機構40及び後輪サーボ弁50を介して出力軸
51の前側に連結されている。
7ランジ部132aには、全厚にわ辷り駆動カム溝13
5が円周方向に沿って形成されている。
5が円周方向に沿って形成されている。
この駆動カム溝135は、第8図に示す如く、定幅で中
央部位から左右に角度αの範囲に形r&されて回動軸線
Oを中心とする円弧状の中央溝部135aと、その両端
から円周方向外向きにそれぞれ角度βの範囲で延びる一
対の外側溝部135b。
央部位から左右に角度αの範囲に形r&されて回動軸線
Oを中心とする円弧状の中央溝部135aと、その両端
から円周方向外向きにそれぞれ角度βの範囲で延びる一
対の外側溝部135b。
135cよりなり、各外側溝部135b、135cの形
状は、円周方向外向きに離れるにつれて回転軸線Oから
の半径方向位置が、一方の外側溝部135bに関しては
次第に増大し、他方の外側溝部135cに関してはこれ
と丁度対称的に減少するようになっている。また固定部
材133の7ランジ部132aと対向する面には、固定
カム溝136が円周方向に沿って形成されている。この
固定カム溝136も一定幅で、中央部から左右に角度γ
の間に形成された第1溝部136aと、その両端から円
周方向外向きに角度δの範囲で延びるそれぞれ回転軸線
Oを中心とする大径及び小径の円弧状の第2及び第3溝
部136b、136cよりなり、第1溝部136aは中
央部から円周方同各向きに離れるにつれて回転軸線Oか
らの半径方向位置が丁度対称的に増減するようになって
いる。従23 動回転部材134の7ランジ部132aと対向する面に
は、半径方向に延びる一定幅の保合溝137が形成され
ている。連動ビン138は、中央部が駆動カム溝135
内に隙間なしに移動可能に係合されると共に7ランジ部
132aの両面に摺動自在に当接する7ランジ及びワッ
シャにより回転軸線○と平行に保持され、その前後端部
はそれぞれ固定カム溝136及び係合溝137に隙間な
しに移動可能に係合されている。
状は、円周方向外向きに離れるにつれて回転軸線Oから
の半径方向位置が、一方の外側溝部135bに関しては
次第に増大し、他方の外側溝部135cに関してはこれ
と丁度対称的に減少するようになっている。また固定部
材133の7ランジ部132aと対向する面には、固定
カム溝136が円周方向に沿って形成されている。この
固定カム溝136も一定幅で、中央部から左右に角度γ
の間に形成された第1溝部136aと、その両端から円
周方向外向きに角度δの範囲で延びるそれぞれ回転軸線
Oを中心とする大径及び小径の円弧状の第2及び第3溝
部136b、136cよりなり、第1溝部136aは中
央部から円周方同各向きに離れるにつれて回転軸線Oか
らの半径方向位置が丁度対称的に増減するようになって
いる。従23 動回転部材134の7ランジ部132aと対向する面に
は、半径方向に延びる一定幅の保合溝137が形成され
ている。連動ビン138は、中央部が駆動カム溝135
内に隙間なしに移動可能に係合されると共に7ランジ部
132aの両面に摺動自在に当接する7ランジ及びワッ
シャにより回転軸線○と平行に保持され、その前後端部
はそれぞれ固定カム溝136及び係合溝137に隙間な
しに移動可能に係合されている。
固定カム溝136が固定された固定部材133、従動回
転部材134に形成された係合溝137、駆動カム溝1
35が形成された7ランジ部132a及び駆動カム溝1
35に移動可能に設けられた連動ビン138が、前輪操
舵中立状態付近において入力軸131の回動は許容する
が後輪側からの逆入力により出力軸51、作動軸52及
び従動回転部材134が回動することを阻止する非可逆
回転伝達機構MをWI戊している。
転部材134に形成された係合溝137、駆動カム溝1
35が形成された7ランジ部132a及び駆動カム溝1
35に移動可能に設けられた連動ビン138が、前輪操
舵中立状態付近において入力軸131の回動は許容する
が後輪側からの逆入力により出力軸51、作動軸52及
び従動回転部材134が回動することを阻止する非可逆
回転伝達機構MをWI戊している。
前輪操舵中立状態においては、第8図(a)に示す如く
、駆動カム溝135と固定カム溝136は24− それぞれの中央部において互いに交差している。
、駆動カム溝135と固定カム溝136は24− それぞれの中央部において互いに交差している。
連動ビン138はこの両カム溝135,136と同時に
隙間なく係合しているので、固定部材133に対して移
動することはない。従って半径方向の係合溝137を介
して連動ビン138に係合された従動回転部材134は
、これを回転させようとする逆入力が加っても、回転が
阻止される。
隙間なく係合しているので、固定部材133に対して移
動することはない。従って半径方向の係合溝137を介
して連動ビン138に係合された従動回転部材134は
、これを回転させようとする逆入力が加っても、回転が
阻止される。
第8図(a)に示す中立状態から前輪19が操舵され、
前輪操舵角に応じて駆動回転部材132が回転するにつ
れて、連動ビン138は中央溝部135a内を移動し、
中央溝部135aの一端に達して第8図(b)に示す状
態となる。中央溝部135aは回転軸線Oを中心とする
円弧であるので、以上の間は両カム溝135.136の
交差位置は前輪操舵中立状態から移動せず、従って、連
動ビン138は移動することなく固定カム溝136の第
1溝部136aの中央部に停止したままである。
前輪操舵角に応じて駆動回転部材132が回転するにつ
れて、連動ビン138は中央溝部135a内を移動し、
中央溝部135aの一端に達して第8図(b)に示す状
態となる。中央溝部135aは回転軸線Oを中心とする
円弧であるので、以上の間は両カム溝135.136の
交差位置は前輪操舵中立状態から移動せず、従って、連
動ビン138は移動することなく固定カム溝136の第
1溝部136aの中央部に停止したままである。
従って、この間においては、第9図のa点とb点の間の
特性に示す如く、入力軸131が回転しても従動回転部
材134は回転しない。
特性に示す如く、入力軸131が回転しても従動回転部
材134は回転しない。
前輪19が更に操舵され、駆動回転部材132が更に回
転すれば連動ビン138は一方の外側溝部1351)内
に入って移動し、外側溝部13511の最先端に達して
第8図(e)に示す状態となる。
転すれば連動ビン138は一方の外側溝部1351)内
に入って移動し、外側溝部13511の最先端に達して
第8図(e)に示す状態となる。
この開においては両カム溝135.136の交差位置は
半径外方に移動すると共に固定カム溝136の第1溝部
136aに沿って円周方向にも移動し、連動ピン138
もこの交差位置と共に移動する。従ってこの間において
は、連動ピン138と係合した従動回転部材134は、
第9図のb点とC点の開の特性に示す如く、入力軸13
1の回転に応じてそれより遅い速度で同方向に回転する
。
半径外方に移動すると共に固定カム溝136の第1溝部
136aに沿って円周方向にも移動し、連動ピン138
もこの交差位置と共に移動する。従ってこの間において
は、連動ピン138と係合した従動回転部材134は、
第9図のb点とC点の開の特性に示す如く、入力軸13
1の回転に応じてそれより遅い速度で同方向に回転する
。
駆動回転部材132が更に回転すれば、連動ビン138
は一方の外側溝部135bの最先端に係合された状態で
駆動回転部材132と共に回転し、円弧状の第2溝部1
36b内を移動して第8図(d)に示す状態となる。こ
の間においては従動回転部材134は、第8図のC点よ
りも先の特性に示す如く、入力軸131と一体的に回転
する。
は一方の外側溝部135bの最先端に係合された状態で
駆動回転部材132と共に回転し、円弧状の第2溝部1
36b内を移動して第8図(d)に示す状態となる。こ
の間においては従動回転部材134は、第8図のC点よ
りも先の特性に示す如く、入力軸131と一体的に回転
する。
以上は駆動回転部材132が第8図において逆時計回転
方向に回転した場合の説明であるが、駆動回転部材13
2が時計回転方向に回転した場合も各部分は同様に作動
する。すなわち従動回転部材134は、第9図に示す如
く、入力軸131の回転角が小さい間は回転しないが、
それ以後は入力軸131の回転角に応じて同方向に回転
し、両回転方向における特性は対称的である。この特性
は、各カム溝135,136及び係合溝137の形状を
変えることにより所望の通りに変えることができる。
方向に回転した場合の説明であるが、駆動回転部材13
2が時計回転方向に回転した場合も各部分は同様に作動
する。すなわち従動回転部材134は、第9図に示す如
く、入力軸131の回転角が小さい間は回転しないが、
それ以後は入力軸131の回転角に応じて同方向に回転
し、両回転方向における特性は対称的である。この特性
は、各カム溝135,136及び係合溝137の形状を
変えることにより所望の通りに変えることができる。
アシスト遅れ回避機構40、後輪パワーシリング24及
び後輪サーボ弁50の構成及び作動は前記第1実施例と
同様であるので、同一部分に同一符号を付して示すのみ
とし、詳細な説明は省略する。
び後輪サーボ弁50の構成及び作動は前記第1実施例と
同様であるので、同一部分に同一符号を付して示すのみ
とし、詳細な説明は省略する。
次にこの第2実施例の全体的作動につき説明する。操舵
ハンドルを右回りに回転すれば、第1実施例と同様に前
輪動力舵取り装置10は左右の前輪19を右向きに操舵
し、操作ケーブル65a、65bを介して後輪動力舵取
り装置20のプーリ17− 31a及び入力軸131を、後から見て逆時計回転方向
に回転する。操舵ハンドル15を左回りに回転すれば、
各部分は上記と逆向きに作動して前輪19は左向きに操
舵され、プーリ131a及び入力軸131は後から見て
時計回転方向に回転される。 入力軸131が何れの向
きに回転された場合でも、従動回転部材134は、前述
の如く、入力軸131の回転角が小さい間は回転せず、
それ以後は入力軸131の回転に応じて同方向に回転す
る。そして前記第1実施例と同様、正常な状態において
は、後輪2つは、後輪動力舵取り装置20によりアシス
ト力が与えられて、第9図の特性に示す如く前輪19の
操舵に応じて逆相に操舵される。
ハンドルを右回りに回転すれば、第1実施例と同様に前
輪動力舵取り装置10は左右の前輪19を右向きに操舵
し、操作ケーブル65a、65bを介して後輪動力舵取
り装置20のプーリ17− 31a及び入力軸131を、後から見て逆時計回転方向
に回転する。操舵ハンドル15を左回りに回転すれば、
各部分は上記と逆向きに作動して前輪19は左向きに操
舵され、プーリ131a及び入力軸131は後から見て
時計回転方向に回転される。 入力軸131が何れの向
きに回転された場合でも、従動回転部材134は、前述
の如く、入力軸131の回転角が小さい間は回転せず、
それ以後は入力軸131の回転に応じて同方向に回転す
る。そして前記第1実施例と同様、正常な状態において
は、後輪2つは、後輪動力舵取り装置20によりアシス
ト力が与えられて、第9図の特性に示す如く前輪19の
操舵に応じて逆相に操舵される。
前輪19の操舵角を0として直進しでいる状態において
、地面側から後輪29を転舵しようとする大きな逆入力
が加われば、後輪作動ロッド23が移動して後輪29が
転舵されようとする。これにより出力軸51が回転され
ようとするが、正常な状態においては作動しないアシス
ト遅れ回避機28− 構40を介して作動軸52に連結された従動回転部材1
34は、前述の如く非可逆回転伝達機構Mにより回転が
阻止されているので後輪サーボ弁50が作動し、これに
より後輪パワーシリング24に前記逆入力に対抗するア
シスト力が生じる。
、地面側から後輪29を転舵しようとする大きな逆入力
が加われば、後輪作動ロッド23が移動して後輪29が
転舵されようとする。これにより出力軸51が回転され
ようとするが、正常な状態においては作動しないアシス
ト遅れ回避機28− 構40を介して作動軸52に連結された従動回転部材1
34は、前述の如く非可逆回転伝達機構Mにより回転が
阻止されているので後輪サーボ弁50が作動し、これに
より後輪パワーシリング24に前記逆入力に対抗するア
シスト力が生じる。
従って、直進走行時に地面から後輪29に作用する逆入
力は、戻しばね26aと後輪パワーシリング24で受け
とめられるため、戻しぼわ26aのばね力をアップさせ
る必要がない。
力は、戻しばね26aと後輪パワーシリング24で受け
とめられるため、戻しぼわ26aのばね力をアップさせ
る必要がない。
なお、後輪29が溝等に脱輪してその操舵が阻止された
状態においては出力軸51の回動も阻止されるが、アシ
スト遅れ回避機構40が第1実施例と同様に作動するの
で、両渦巻きばわ43,45のばわ力による以上の無理
な力が各操作ケーブル65a、65bのインナワイヤに
加わることはない。従って各インナワイヤが伸びたり破
損したりするおそれはない。
状態においては出力軸51の回動も阻止されるが、アシ
スト遅れ回避機構40が第1実施例と同様に作動するの
で、両渦巻きばわ43,45のばわ力による以上の無理
な力が各操作ケーブル65a、65bのインナワイヤに
加わることはない。従って各インナワイヤが伸びたり破
損したりするおそれはない。
次に第10図〜第13図に示す第3実施例の説明をする
。この第3実施例も前輪動力舵取り装置10及び後輪動
力舵取り装置20を備えており、後輪舵取り装置20に
設けた操舵特性伺与槻構30及び非可逆回転伝達機構M
のみが第1及び第2実施例と相違している。以下におい
ては、主としてこの相違点につき説明する。
。この第3実施例も前輪動力舵取り装置10及び後輪動
力舵取り装置20を備えており、後輪舵取り装置20に
設けた操舵特性伺与槻構30及び非可逆回転伝達機構M
のみが第1及び第2実施例と相違している。以下におい
ては、主としてこの相違点につき説明する。
第10図及び第11図に示す如く、操舵特性付与機構3
0の入力軸231の後端面231bと対向して設けた従
動回転部材235は、出カ#J51と共通の回転軸MO
2回りに回転自在に後輪側ハウジング21内に支持され
、アシスト遅れ回避機構40及び後輪サーボ弁5oを介
して出力軸51に連結されている。この回転軸線02は
入力軸231の回転軸線01に対し距離Aだけ偏心して
おり、従動回転部材235には、前記距離Aよりも大な
る距離Bだけ回転軸l502から偏心した位置に、回転
軸#102と平行に前側に突出して固定された支持ビン
238とその突出部に回転自在に支持されたローラ23
7よりなる従動子236が設けられている。
0の入力軸231の後端面231bと対向して設けた従
動回転部材235は、出カ#J51と共通の回転軸MO
2回りに回転自在に後輪側ハウジング21内に支持され
、アシスト遅れ回避機構40及び後輪サーボ弁5oを介
して出力軸51に連結されている。この回転軸線02は
入力軸231の回転軸線01に対し距離Aだけ偏心して
おり、従動回転部材235には、前記距離Aよりも大な
る距離Bだけ回転軸l502から偏心した位置に、回転
軸#102と平行に前側に突出して固定された支持ビン
238とその突出部に回転自在に支持されたローラ23
7よりなる従動子236が設けられている。
また入力軸231の後端面2311)には、第11図及
び第12図に示す如く、中央溝部233と一対の外側溝
部234よりなる案内溝232が形成され、従動子23
6はこの案内溝232の外周面232aと内肩面232
bの間に移動可能に係合されている。中央溝部233の
外周面233aは入力軸231の回転軸線01を中心と
する円弧状であって従動子236のローラ237外周面
の回転軸線02から最も離れた部分236aと保合可能
であり、中央溝部233の内肩面233bはローラ23
7の外周面との間に多少の隙間が設けである。各外側溝
部234は、第11図に示す如く回転軸線01がら略半
径方向に延びて逆へ字状に対称的に配置され、それぞれ
中央側の第1部分234aと外側の第2部分234 +
3によりく字状に形成されている。各外側溝部234は
略一定幅で、その両肩面の間に従動子236のローラ2
37外周面は実質的な隙間なしに保合可能である。
び第12図に示す如く、中央溝部233と一対の外側溝
部234よりなる案内溝232が形成され、従動子23
6はこの案内溝232の外周面232aと内肩面232
bの間に移動可能に係合されている。中央溝部233の
外周面233aは入力軸231の回転軸線01を中心と
する円弧状であって従動子236のローラ237外周面
の回転軸線02から最も離れた部分236aと保合可能
であり、中央溝部233の内肩面233bはローラ23
7の外周面との間に多少の隙間が設けである。各外側溝
部234は、第11図に示す如く回転軸線01がら略半
径方向に延びて逆へ字状に対称的に配置され、それぞれ
中央側の第1部分234aと外側の第2部分234 +
3によりく字状に形成されている。各外側溝部234は
略一定幅で、その両肩面の間に従動子236のローラ2
37外周面は実質的な隙間なしに保合可能である。
入力軸231に形成された外周面233a及び従動回転
部材235に設けられた従動子236が、前輪操舵中立
状態付近において入力軸231の回動は許容するが後輪
側からの逆入力により出力軸31〜 51、作動軸52及び従動回転部材235が回動するこ
とを阻止する非可逆回転伝達fi!Mを構成している。
部材235に設けられた従動子236が、前輪操舵中立
状態付近において入力軸231の回動は許容するが後輪
側からの逆入力により出力軸31〜 51、作動軸52及び従動回転部材235が回動するこ
とを阻止する非可逆回転伝達fi!Mを構成している。
前輪操舵中立状態においては、第11図及び第12図に
示す如く、従動子236は中央溝部233の丁度中央に
位置して、その外周面の回転軸線02からの′R離隔部
分236aにおいて外周面233aと係合している。円
弧状の外周面233aの中心は入力軸231の中心軸a
Olと一致しているので、この状態から入力軸231が
回転することは自由である。しかし、従動子236が設
けられた従動回転部材235の回転軸#1I02は回転
軸#XO1よりも外周面233aがら離れているので、
回転軸線02を中心とする従動子236の最離隔部分2
36aの軌跡Cは第12図に示す如く外周面233aか
ら入力軸231の内部内に入り込んでくさび状の干渉部
Aを生ずる。この干渉部Aが存在するので、この状態に
おいては、従動回転部材235を回転させようとする逆
入力が出力軸51側から加わっても従動回転部材235
の回32− 転は阻止される。
示す如く、従動子236は中央溝部233の丁度中央に
位置して、その外周面の回転軸線02からの′R離隔部
分236aにおいて外周面233aと係合している。円
弧状の外周面233aの中心は入力軸231の中心軸a
Olと一致しているので、この状態から入力軸231が
回転することは自由である。しかし、従動子236が設
けられた従動回転部材235の回転軸#1I02は回転
軸#XO1よりも外周面233aがら離れているので、
回転軸線02を中心とする従動子236の最離隔部分2
36aの軌跡Cは第12図に示す如く外周面233aか
ら入力軸231の内部内に入り込んでくさび状の干渉部
Aを生ずる。この干渉部Aが存在するので、この状態に
おいては、従動回転部材235を回転させようとする逆
入力が出力軸51側から加わっても従動回転部材235
の回32− 転は阻止される。
上記中立状態から前輪19が操舵され、前輪操舵角に応
じて入力軸231が回転軸線01を中心として回転する
につれて、従動子236は中央溝部233内を一方向に
移動し、外周面233aから外れて二点鎖線236Aで
示す内肩面232bと係合する位置に達する。この間に
おいては、従動子236には従動回転部材235を回転
軸線02回りに回転させようとする力は与えられない。
じて入力軸231が回転軸線01を中心として回転する
につれて、従動子236は中央溝部233内を一方向に
移動し、外周面233aから外れて二点鎖線236Aで
示す内肩面232bと係合する位置に達する。この間に
おいては、従動子236には従動回転部材235を回転
軸線02回りに回転させようとする力は与えられない。
従ってこの間においては、第13図のa点とb点の間の
特性に示す如く、入力軸231が回転しても従動回転部
材235は回転しない。
特性に示す如く、入力軸231が回転しても従動回転部
材235は回転しない。
前輪19が更に操舵され、入力軸231が更に回転すれ
ば従動子236は外側溝部234の第1部分234a内
に入って外向きに移動し、次いで第2部分234+)内
に入って外向きに移動する。
ば従動子236は外側溝部234の第1部分234a内
に入って外向きに移動し、次いで第2部分234+)内
に入って外向きに移動する。
この間においては、従動子236は係合溝232の内肩
面232bにより押されて、従動回転部材235は回転
@fi02を中心として入力軸231と同じ向きに回転
する。入力軸231の回転に伴う従動回転部材235の
回転角は、従動子236が外側溝部234の第1部分2
34a内にある間は、第13図のb点と0点の間の特性
に示す如く次第に増大し、また従動子236が第2部分
234b内に入れば、第13図の0点より先の特性に示
す如く、更に大きな割合で増大する。すなわち第13図
に示す如く、従動回転部材235の回転角は入力軸23
1の回転角が小さい間はOに保持されるが、それ以後は
入力軸231の回転角の増大に応じて増大するようにな
る。なお、第13図のb点より先の特性は、外側溝部2
34の形状を変えることにより所望の特性とすることが
できる。
面232bにより押されて、従動回転部材235は回転
@fi02を中心として入力軸231と同じ向きに回転
する。入力軸231の回転に伴う従動回転部材235の
回転角は、従動子236が外側溝部234の第1部分2
34a内にある間は、第13図のb点と0点の間の特性
に示す如く次第に増大し、また従動子236が第2部分
234b内に入れば、第13図の0点より先の特性に示
す如く、更に大きな割合で増大する。すなわち第13図
に示す如く、従動回転部材235の回転角は入力軸23
1の回転角が小さい間はOに保持されるが、それ以後は
入力軸231の回転角の増大に応じて増大するようにな
る。なお、第13図のb点より先の特性は、外側溝部2
34の形状を変えることにより所望の特性とすることが
できる。
またこの間においては、従動子236は外側溝部234
内に実質的に隙間なく係合されているので、入力軸23
1と従動回転部材235は〃夕なしに確実に連結されて
いる。
内に実質的に隙間なく係合されているので、入力軸23
1と従動回転部材235は〃夕なしに確実に連結されて
いる。
次にこの第3実施例の全体的作動につき説明する。操舵
ハンドルを右回りに回転すれば、第1及び第2実施例と
同様に前輪動力舵取り装置10は左右の前輪1つを右向
きに操舵し、操作ケーブル65a、65bを介して後輪
動力舵取り装置20のブー’) 231 a及び入力軸
231を、後から見て逆時計回転方向に回転する。操舵
ハンドル15を左回りに回転すれば、各部分は上記と逆
向きに作動して前輪19は左向きに操舵され、プーリ2
31a及び入力軸231は後から見て時計回転方向に回
転される。
ハンドルを右回りに回転すれば、第1及び第2実施例と
同様に前輪動力舵取り装置10は左右の前輪1つを右向
きに操舵し、操作ケーブル65a、65bを介して後輪
動力舵取り装置20のブー’) 231 a及び入力軸
231を、後から見て逆時計回転方向に回転する。操舵
ハンドル15を左回りに回転すれば、各部分は上記と逆
向きに作動して前輪19は左向きに操舵され、プーリ2
31a及び入力軸231は後から見て時計回転方向に回
転される。
入力軸231が何れの向きに回転された場合でも、従動
回転部材233は、前述の如く、入力軸231の回転角
が小さい間は回転せず、それ以後は入力軸231の回転
に応じて同方向に回転する。
回転部材233は、前述の如く、入力軸231の回転角
が小さい間は回転せず、それ以後は入力軸231の回転
に応じて同方向に回転する。
そして前記第1及び第2実施例と同様、正常な状態にお
いては、後輪29は後輪動力舵取り装置20によりアシ
ストが与えられて、第13図の特性に示す如く前輪19
の操舵に応じて逆相に操舵される。
いては、後輪29は後輪動力舵取り装置20によりアシ
ストが与えられて、第13図の特性に示す如く前輪19
の操舵に応じて逆相に操舵される。
前輪19の操舵角をOとして直進している状態において
、地面側から後輪29を転舵しようとする大きな逆入力
が加われば、後輪作動ロッド23が移動して後輪29が
転舵されようとする。これ−35= により出力軸51が回転されようとするが、正常な状態
においては作動しないアシスト遅れ回避機構40を介し
て作動軸52に連結された従動回転部材235は、前述
の如く非可逆回転伝達機構Mにより回転が阻止されてい
るので後輪サーボ弁50が作動し、これにより後輪パワ
ーシリング24に前記逆入力に対抗するアシスト力が生
じる。
、地面側から後輪29を転舵しようとする大きな逆入力
が加われば、後輪作動ロッド23が移動して後輪29が
転舵されようとする。これ−35= により出力軸51が回転されようとするが、正常な状態
においては作動しないアシスト遅れ回避機構40を介し
て作動軸52に連結された従動回転部材235は、前述
の如く非可逆回転伝達機構Mにより回転が阻止されてい
るので後輪サーボ弁50が作動し、これにより後輪パワ
ーシリング24に前記逆入力に対抗するアシスト力が生
じる。
従って、直進走行時に地面から後輪29に作用する逆入
力は、戻しばね26aと後輪パワーシリング24で受は
止められるため、戻しぼね26aのばわ力をアップさせ
る必要がない。
力は、戻しばね26aと後輪パワーシリング24で受は
止められるため、戻しぼね26aのばわ力をアップさせ
る必要がない。
なお、後輪29が溝等に脱輪してその操舵が阻止された
状態においては出力軸51の回動も阻止されるが、アシ
スト遅れ回避機構40が第1及び第2実施例と同様に作
動するので、両渦巻きばわ43.45のばわ力による以
上の無理な力が各操作ケーブル65a、65bのインナ
ワイヤに加わることはない。従って各インナワイヤが伸
びたり破損したりするおそれはない。
状態においては出力軸51の回動も阻止されるが、アシ
スト遅れ回避機構40が第1及び第2実施例と同様に作
動するので、両渦巻きばわ43.45のばわ力による以
上の無理な力が各操作ケーブル65a、65bのインナ
ワイヤに加わることはない。従って各インナワイヤが伸
びたり破損したりするおそれはない。
なお、上記各実施例においては、後輪29は前36−
輪19と逆相に操舵するようにしたが、前後輪動力舵取
り装置10.20の間に正相逆相切換機構を設け、前輪
操舵角または車速等に応じて前後輪間の操舵特性を変え
るようにしでもよい。更に本発明は動力舵取り装置によ
らない前後輪舵取り装置を用いて実施することもできる
。
り装置10.20の間に正相逆相切換機構を設け、前輪
操舵角または車速等に応じて前後輪間の操舵特性を変え
るようにしでもよい。更に本発明は動力舵取り装置によ
らない前後輪舵取り装置を用いて実施することもできる
。
第1図〜第6図は本発明による四輪操舵装置の第1実施
例を示し、第1図は要部の縦断面図、第2図は全体の概
略平面図、第3図は第1図のm−■断面図、第4図は第
1図のIV−IY断面図、第5図は第1図の■−■断面
図、第6図は作動特性を示す図である。第7図〜第9図
は本発明による四輪操舵装置の第2実施例を示し、第7
図は要部の縦断面図、第8図は代表的各作動状態におけ
る後側から見た各カム溝と保合溝と連動ピンの関係を示
す図、第9図は作動特性を示す図である。第10図〜第
13図は本発明による四輪操舵装置の第3実施例を示し
、第10図は要部の縦断面図、第11図は第10図のX
l−XI断面図、第12図は案内溝の中央溝部付近を示
す詳細図、第13図は作動特性を示す図である。第14
図及び第15図は従来の操舵特性付与機構の一例を示し
、第14図は縦断面図、第15図は第14図のXS’−
XV断面図である。 符 号 の 説 明 10・・・前輪舵取り装置(前輪動力舵取り装置)、2
0・・・後輪舵取り装置(後輪動力舵取り装置)、30
・・・操舵特性付与機構、31,1.31,231・・
・入力軸、51・・・出力軸、65a、65b・・・伝
達装置(操作ケーブル)、M・・・非可逆回転伝達機構
。
例を示し、第1図は要部の縦断面図、第2図は全体の概
略平面図、第3図は第1図のm−■断面図、第4図は第
1図のIV−IY断面図、第5図は第1図の■−■断面
図、第6図は作動特性を示す図である。第7図〜第9図
は本発明による四輪操舵装置の第2実施例を示し、第7
図は要部の縦断面図、第8図は代表的各作動状態におけ
る後側から見た各カム溝と保合溝と連動ピンの関係を示
す図、第9図は作動特性を示す図である。第10図〜第
13図は本発明による四輪操舵装置の第3実施例を示し
、第10図は要部の縦断面図、第11図は第10図のX
l−XI断面図、第12図は案内溝の中央溝部付近を示
す詳細図、第13図は作動特性を示す図である。第14
図及び第15図は従来の操舵特性付与機構の一例を示し
、第14図は縦断面図、第15図は第14図のXS’−
XV断面図である。 符 号 の 説 明 10・・・前輪舵取り装置(前輪動力舵取り装置)、2
0・・・後輪舵取り装置(後輪動力舵取り装置)、30
・・・操舵特性付与機構、31,1.31,231・・
・入力軸、51・・・出力軸、65a、65b・・・伝
達装置(操作ケーブル)、M・・・非可逆回転伝達機構
。
Claims (1)
- 前輪を操舵する前輪舵取り装置と、後輪を操舵する後輪
舵取り装置を備え、この後輪舵取り装置は伝達装置を介
して前記前輪舵取り装置の作動が伝達される入力軸と、
この入力軸に連結されて後輪を前輪と連動して操舵する
出力軸を備えてなる四輪操舵装置において、前記入力軸
と出力軸の間に設けられて前輪操舵角が所定値以下のと
きは後輪操舵角を0に保持すると共に所定値以上となれ
ば後輪操舵角を前輪操舵角の増大に応じて増大させる特
性の操舵特性付与機構と、この操舵特性付与機構に関連
して設けられて前輪操舵角が前記所定値以下のときは前
記出力軸の回動を阻止する非可逆回転伝達機構を備えた
ことを特徴とする四輪操舵装置。
Applications Claiming Priority (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13797989 | 1989-05-31 | ||
JP1-137980 | 1989-05-31 | ||
JP1-137982 | 1989-05-31 | ||
JP13798289 | 1989-05-31 | ||
JP13798089 | 1989-05-31 | ||
JP1-137979 | 1989-05-31 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0374289A true JPH0374289A (ja) | 1991-03-28 |
Family
ID=27317570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2141026A Pending JPH0374289A (ja) | 1989-05-31 | 1990-05-30 | 四輪操舵装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0374289A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008220333A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Nissei Reiki Kk | ミックスバルブ及びミックスバルブを備えた冷菓製造装置 |
-
1990
- 1990-05-30 JP JP2141026A patent/JPH0374289A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008220333A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Nissei Reiki Kk | ミックスバルブ及びミックスバルブを備えた冷菓製造装置 |
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