JP2506291Y2 - 前後輪操舵車の後輪操舵装置 - Google Patents

前後輪操舵車の後輪操舵装置

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JP2506291Y2 JP8259089U JP8259089U JP2506291Y2 JP 2506291 Y2 JP2506291 Y2 JP 2506291Y2 JP 8259089 U JP8259089 U JP 8259089U JP 8259089 U JP8259089 U JP 8259089U JP 2506291 Y2 JP2506291 Y2 JP 2506291Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、両端にて各後輪を接続したリレーロッドを
駆動するパワーシリンダに対し、作動油を給排すること
によって後輪を操舵する前後輪操舵車の後輪操舵装置に
係り、特にハウジングに揺動可能に支持されたレバーを
介して前記パワーシリンダに接続された倣いバルブの作
用により前記作動油の給排を制御するようにした後輪操
舵装置に関する。
[従来の技術] 従来、この種の装置は、例えば特開平1−119478号公
報に示されるように、ピンをレバーの揺動方向と平行に
なるようにハウジングに組み付けるとともに、該ピンの
側部外周上の一点にてレバーの揺動中心を回転可能に接
続して、レバーをハウジングに揺動可能に支持するよう
にしている。かかる場合、ピンのハジングに対する組み
付けにおいては、ピンとバウジングの間にナット部材を
介装するとともに、同ナット部材の内周上及び外周上に
リード又はねじ方向の異なるねじ部をそれぞれ設けて、
同外周上ねじ部にてナット部材をハウジングに螺着し、
かつ同内周上ねじ部にてナット部材にピンを螺着させる
ようにしている。そして、各部材の組み付け後、ピンの
回転を禁止した状態でナット部材を回転させることによ
り、ハウジングに対するピンの軸線方向位置を微量だけ
変位させるとともに、これに伴ってレバーの揺動中心を
揺動方向へ微量だけ変位させ、倣いバルブとレバーのハ
ウジングに対する係合位置関係を微調整できるようにし
ている。
[考案が解決しようとする課題] しかるに、上記従来の装置にあっては、倣いバルブと
レバーとの係合位置関係を微調整するために、前述のよ
うに、ピンの回転を禁止した状態でナット部材を回転さ
せると、該ナット部材の回転によりピンも連れ回りする
ことが多く、前記微調整のための作業効率が悪かった。
また、前記作業後、ロックナットで前記ナット部材をハ
ウジングに確実に固定するようにしているが、該ロック
ナットの締み付け時にもピン及び前記ナット部材が連れ
回りし易く、総合的な組立作業効率が悪かった。
本発明は上記問題点に対処するためになされたもの
で、その目的は組立作業効率に優れた前後輪操舵車の後
輪操舵装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成上の特徴
は、ハウジングに軸線方向に変位可能に支持されるとと
もに両端にて各後輪を操舵可能に連結してなり軸線方向
の変位に応じて後輪を操舵するリレーロッドと、前記ハ
ウジング内に設けられ作動油の給排に応じて前記リレー
ロッドを軸線方向へ駆動するパワーシリンダと、前記ハ
ウジングにそれぞれ変位可能に組み付けられた第1及び
第2弁部材からなり各弁部材の相対的な変位に応じて前
記パワーシリンダに対する作動油の給排を制御する倣い
バルブと、前記ハウジングに支点にて揺動可能に支持さ
れるとともに前記リレーロッド及び第2弁部材に前記支
点とはそれぞれ異なる箇所にて係合してなり同リレーロ
ッド及び第2弁部材の変位に応じて同支点を中心に揺動
するレバーと、前記ハウジングに前記レバーの揺動方向
と直交するように延設されて螺着されるととともに同レ
バーを前記支点にて回転可能に支持するピンとを備え、
前記倣いバルブの第1弁部材を駆動制御して油圧倣い作
用により後輪を操舵する前後輪操舵車の後輪操舵装置に
おいて、前記ピンの先端面に同ピンの軸線に対して偏心
しかつ前記レバーを前記支点にて回転可能に支持する突
起部を設けるとともに、前記ピンの中間部外周面両側に
それぞれ張り出した一対の張出部を設け、一対のネジを
先端にて前記両張出部にそれぞれ当接するように前記ハ
ウジングに螺着したことにある。
[考案の作用] 上記のように構成した本考案においては、各部品の組
み付け後、一対のねじをそれぞれ進退させると、一方の
ねじの先端がピンに設けた張出部を押圧するので、ピン
はその軸線回りに回転する。かかる場合、レバーを回転
可能に支持している突起部の軸線は前記ピンの軸線に対
して偏心しているので、同レバーの揺動中心はピンの軸
線に直交する方向、すなわちレバーの揺動方向に微量だ
け変位し、レバーと倣いバルブのハウジングに対する係
合位置関係を簡単に微調整できる。また、該微調整後、
ピンを例えばロックナットでハウジングに堅固に固定す
るような場合でも、ピンは一対のねじにより回転が禁止
されているので、ロックナットの締め付け時にピンが連
れ回りするようなこともない。
[考案の効果] 上記作用説明から明かなように、本考案によれば、レ
バーと倣いバルブのハウジングに対する係合位置関係が
簡単に調整できるとともに、ロックナットによりピンを
ハウジングに堅固に固定するような場合でも、ピンが連
れ回りすることがないので、当該後輪操舵装置の組み付
け作業効率が向上する。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明すると、
第3図は前記実施例に係る前後輪操舵車の全体を概略的
に示している。この前後輪操舵車は左右前輪FW1.FW2を
操舵する前輪操舵装置Aと、左右後輪RW1,RW2を左右前
輪FW1,FW2の操舵に連動して操舵する後輪操舵装置Bと
を備えている。
前輪操舵装置Aは軸方向に変位して左右前輪FW1,FW2
を操舵するラックバー11を有する。ラックバー11はピニ
オンギヤ12、下側操舵軸13a、ベベルギヤ14及び上側操
舵軸13bを介して操舵バンドル15に接続されるととも
に、その両端に固定したラックエンド16a,16bに揺動可
能に接続された左右タイロッド17a,17b及び同タイロッ
ド17a,17bに回転可能に接続された左右ナックルアーム1
8a,18bを介して左右前輪FW1,FW2を連結している。下側
操舵軸13aの中間には四方弁からなる制御バルブ21が組
付けられ、同バルブ21は下側操舵軸13aに作用する操舵
トルクに応じて油圧ポンプ22から分流弁23及び導管P1を
介したパワーシリンダ24への作動油の供給と、同シリン
ダ24から導管P2を介したリザーバ25への作動油の排出と
を制御する。なお、油圧ポンプ22はエンジン26により駆
動されるようになっている。パワーシリンダ24は作動油
の給排に応じてラックバー11を軸方向に駆動して、左右
前輪FW1,FW2の操舵を助勢する。
後輪操舵装置Bは、第3図及び第4図に示すように、
軸方向に変位して左右後輪RW1,RW2を操舵するリレーロ
ッド31を有する。リレーロッド31は車体に支持された第
1ハウジング32に軸線方向に変位可能に支持されてお
り、その両端にて、上記前輪操舵装置Aの場合と同様、
左右タイロッド33a,33b及び左右ナックルアーム34a,34b
を介して左右後輪RW1,RW2を連結している。
第1ハウジング32内にはリレーロッド31を軸方向へ駆
動するためのパワーシリンダ35が形成されており、パワ
ーシリンダ35はリレーロッド31に固定したピストン35a
により液密的に区画された左右油室35b,35cを有し、各
油室35b,35cに対する作動油の給排に応じてリレーロッ
ド31を軸方向に駆動する。パワーシリンダ35の右油室35
c内にはリレーロッド31を貫通させてなる中立復帰用の
スプリング36が組み込まれており、同スプリング36は左
右リテーナ37a,37bとの協動によりリレーロッド31を中
立位置に付勢するようになっている。
第1ハウジング32の上部に形成した第2ハウジング41
内には、パワーシリンダ35とともに油圧倣い機構を構成
するスプールバルブ42が設けられている。このスプール
バルブ42は第2ハウジング41内に軸方向に液密的かつ摺
動可能に収容されたバルブスリーブ42aと同スリーブ42a
内に軸方向に摺動可能に収容されたバルブスプール42b
とからなり、バルブスリーブ42aとバルブスプール42bと
の相対的な変位に応じてパワーシリンダ35に対する作動
油の給排を制御するとともに、バルブスリーブ42aにて
レバー43を介してリレーロッド31に連結されている。
レバー43の上端部は、第4図及び第5図に示すよう
に、軸線方向がレバー43の揺動方向(バルブスリーブ42
a及びリレーロッド31の変位方向)と直交するように第
2ハウジング41に組み付けられたピン44により、回転可
能に支持されている。第1図及び第2図に示すように、
ピン44の一端部外周上には雄ねじ部44aが形成され、同
雄ねじ部44aにはナット部材45が螺着されている。ナッ
ト部材45の外周上にも雄ねじ部45aが形成され、同雄ね
じ部45aは第2ハウジング41に設けたねじ孔41aに螺着さ
れている。さらに、ナット部材45の雄ねじ部45aにはロ
ックナット46が螺着され、同部材45が第2ハウジング41
に堅固に固定されるようになっている。
ピン44の他端面には円柱状の突起部44bが一体形成さ
れ、同突起部44bはレバー43に形成した貫通孔43aを貫通
するようにして同レバー43を回転可能に支持している。
かかる場合、突起部44bの軸線L2はピン44の軸線L1に対
して偏心しており、また同軸線L2はレバー43の揺動中心
となる。また、第2ハウジング41には、ねじ47が突起部
44bに対向するように螺着されており、レバー43が同突
起部44bから抜け落ちないようになっている。
ピン44の中間部には外周側面から張り出した半月部44
cが一体形成されており、同半月部44cの両平面部により
一対の張出部44c1,44c2が形成されている。これらの張
出部44c1,44c2にはねじピン51,52の先端が当接してお
り、同各ねじピン51,52はピン44に直交するように第2
ハウジング41に螺着され、かつロックナット53,54によ
り堅固に固定されるようになっている。
レバー43の中間部には外周を球面状に形成した凸部43
bが設けられるとともに、同凸部43bはバルブスリーブ42
aの先端部に形成した孔42a1内に傾動かつ摺動可能に嵌
合されている。レバー43の下端にはピン55が固着されて
おり、同ピン55はリレーロッド31の外周上に固定された
断面コ字状の環状部材56の溝56a内に摺動可能に嵌合さ
れている。
また、スプールバルブ42は、第3図及び第4図に示す
ように、前記作動油の給排制御のために、供給ポート42
c、排出ポート42d及び流入出ポート42e,42fを備えてい
る。供給ポート42cは導管P3を介して分流弁23に接続さ
れ、排出ポート42dは導管P4を介してリザーバ25に接続
されている。流入出ポート42e,42fは導管P5,P6を介して
パワーシリンダ35の左右油室35b,35cにそれぞれ連通し
ている。
スプールバルブ42のバルブスプール42bは連結ロッド5
7及びカムプレート58により軸方向に駆動されるように
なっている。
連結ロッド57は第2ハウジング41に軸方向に変位可能
に支持されるとともに、第4図及び第6図に示すよう
に、その一端に設けた長孔57aに、バルブスプール42bに
圧入嵌合したフローティングピン61を隙間嵌合させてい
る。これにより、バルブスプール42bと連結ロッド57の
軸線に直交する2方向への若干量の変位が許容されて、
同スプール42bと同ロッド57の組み付け誤差が吸収でき
る。
一方、連結ロッド57の他端にはピン62が設けられ、同
ピン62はカムプレート58の下面に形成したカム溝58aに
ボールベヤリング63を介して係合している。カム溝58a
は渦巻状に形成されており、ピン62及びボールベヤリン
グ63が基準位置にある状態から、カムプレート58が左右
に回転すると、連結ロッド57は基準位置を中心に軸方向
両側に変位するようになっている。このカムプレート58
は一体形成した回転軸58bを備えており、同軸58bの両端
にてボールベヤリング64,65を介して第2ハウジング41
及び同ハウジング41に固定した蓋部材66に回転可能に支
持されている。
また、カムプレート58上には同プレート58を中立位置
に付勢する渦巻スプリング67が設けられている。この渦
巻スプリング67は、その内端にて回転軸58b側に係合
し、かつその外端にて第2ハウジング41側に係合するよ
うに、プレロードの付与された状態で組み付けられてい
る。
カムプレート58の外周側面には上下一対の溝が形成さ
れ、同溝には一対のケーブル71,72がそれぞれ巻き付け
られるとともに、同ケーブル71,72は各後端にてカムプ
レート58に固定されている。これらのケーブル71,72は
左右前輪FW1,FW2の操舵に連動してカムプレート58を回
動させるもので、第2ハウジング41から外部へ引き出さ
れるとともに車両前方に延設されて、それらの各前端は
前輪操舵装置Aのラックエンド16a,16bに接続されてい
る。
上記のように構成した後輪操舵装置Bの組立において
は、バルブスリーブ42aとバルブスプール42bとの相対的
位置関係を精度よく設定する必要があるが、この設定は
レバー43の揺動中心を変更することにより行われる。か
かる場合、各部品の仮り組み付け後、ねじピン51,52を
第2ハウジング41に対してそれぞれ進退させることによ
り、ピン44をその軸線L1回りに回転させる。これによ
り、前記軸線L1に対して偏心して設けられている突起部
44bは同軸線L1回りに回転するので、該突起部44bの軸線
L2すなわちレバー43の揺動中心は、レバー43の揺動方向
すなわちバルブスリーブ42aの変位方向に若干量変位す
る。このようにバルブスリーブ42aの変位を利用してバ
ルブスリーブ42aとバルブスプール42bとの位置関係の設
定終了後、ロックナット53,54を回転させてねじピン51,
52を第2ハウジング41に堅固に固定し、ねじ47をピン44
の突起部44bの先端に当接させ、かつロックナット46を
締め込んでピン44及びナット部材45を第2ハウジング41
に堅固に固定する。
次に、上記のように構成した実施例の動作を説明す
る。操舵ハンドル15が回動されると、該操舵ハンドル15
の回動は上側操舵軸13b、ベベルギヤ14、下側操舵軸13a
及びピニオンギヤ12を介してラックバー11に伝達され、
同バー11は軸線方向に変位して左右前輪FW1,FW2が操舵
ハンドル15の回動に応じて操舵される。また、かかる左
右前輪FW1,FW2の操舵においては、制御バルブ21が、下
側操舵軸13aに作用する操舵トルクに応じて、パワーシ
リンダ24に対する油圧ポンプ22から分流弁23を介した作
動油の給排を制御するので、パワーシリンダ24はラック
バー11を軸線方向に押圧することにより前記左右前輪FW
1,FW2の操舵を助勢する。
かかる左右前輪FW1,FW2の操舵に伴うラックバー11の
変位はケーブル71,72を介してカムプレート58へ伝達さ
れ、同プレート58は渦巻きばね67の付勢力に抗して回転
する。このカムプレート58の回転により、ピン62はカム
溝58a内を径方向へ移動し、連結ロッド57及びバルブス
プール42bは軸線方向へ、カムプレート58の回転すなわ
ち左右前輪FW1,FW2の操舵量に応じて変位する。かかる
場合、スプールバルブ42は、バルブスリーブ42aとバル
ブスプール42bの相対的変位に応じて、分流弁23を介し
た油圧ポンプ22からの作動油のパワーシリンダ35に対す
る給排を制御し、同シリンダ35がスプリング36の付勢力
に抗してリレーロッド31を軸線方向へ変位させるので、
左右後輪RW1,RW2が操舵される。
一方、前記リレーロッド31の変位により、レバー43の
下端部は環状部材56の溝56aの内側壁によって同ロッド3
1の変位方向に押圧され、同レバー43はピン44回りに揺
動して、バルブスリーブ42aを同レバー43の凸部43bにて
前記方向へ押圧するので、バルブスリーブ42aも同方向
へ変位する。そして、バルブスリーブ42aとバルブスプ
ール42bとの相対的変位がなくなると、パワーシリンダ3
5に対する作動油の給排制御が停止され、リレーロッド3
1の変位が停止される結果、左右後輪RW1,RW2の前記操舵
も停止する。これにより、左右後輪RW1,RW2は、カムプ
レート52の回転量すなわち左右前輪FW1,FW2の操舵量に
応じて操舵されることになる。なお、かかる左右後輪RW
1,RW2の操舵制御においては、左右前輪FW1,FW2が右(又
は左)方向へ操舵された場合には、リレーロッド31が第
3図にて右(又は左)方向へ駆動されるように、カム58
の回転方向、カム溝58aの形状、スプールバルブ44のパ
ワーシリンダ35に対する作動油の給排状態等が設定され
るようになっており、左右後輪RW1,RW2は左右前輪FW1,F
W2の操舵量の増加に従って増加しかつ同前輪FW1,FW2に
対して逆相に操舵される。
かかる説明からも明かなように、上記実施例によれ
ば、ねじピン51,52の回動により、レバー43の揺動中を
揺動方向へ変位させてバルブスリーブ42aの位置を簡単
に微調整できるので、当該後輪操舵制御装置Bの組立作
業効率が良好になる。また、かかる微調整によるスプー
ルバルブ42の調整の結果、前記左右後輪RW1,RW2の操舵
制御も精度よく行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る後輪操舵装置内に設け
たレバーの揺動中心の調整機構部を示す拡大断面図、第
2図は第1図のII−II線に沿って見た端面図、第3図は
前記後輪操舵装置を備えた前後輪操舵車の全体概略図、
第4図は前記後輪操舵装置の縦断面図、第5図は第4図
のV−V線に沿って見た断面図、第6図は第4図のバル
ブスプールと連結シャフトの連結機構部を示す拡大平面
図である。 符号の説明 A……前輪操舵装置、B……後輪操舵装置、FW1,FW2…
…前輪、RW1,RW2……後輪、11……ラックバー、15……
操舵ハンドル、31……リレーロッド、32,41……ハウジ
ング、35……パワーシリンダ、42……スプールバルブ、
43……レバー、44……ピン、44a……ねじ部、44b……突
起部、44c……半月部、44c1,44c2……張出部、51,52…
…ねじピン、57……連結ロッド、58……カムプレート、
71,72……ケーブル。
フロントページの続き (72)考案者 加藤 廉享 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田 工機株式会社内 (72)考案者 鈴木 啓之 愛知県刈谷市朝日町1丁目1番地 豊田 工機株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−17978(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハウジングに軸線方向に変位可能に支持さ
    れるとともに両端にて各後輪を操舵可能に連結してなり
    軸線方向の変位に応じて後輪を操舵するリレーロッド
    と、前記ハウジング内に設けられ作動油の給排に応じて
    前記リレーロッドを軸線方向へ駆動するパワーシリンダ
    と、前記ハウジングにそれぞれ変位可能に組み付けられ
    た第1及び第2弁部材からなり各弁部材の相対的な変位
    に応じて前記パワーシリンダに対する作動油の給排を制
    御する倣いバルブと、前記ハウジングに支点にて揺動可
    能に支持されるとともに前記リレーロッド及び第2弁部
    材に前記支点とはそれぞれ異なる箇所にて係合してなり
    同リレーロッド及び第2弁部材の変位に応じて同支点を
    中心に揺動するレバーと、前記ハウジングに前記レバー
    の揺動方向と直交するように延設されて螺着されるとと
    もに同レバーを前記支点にて回転可能に支持するピンと
    を備え、前記倣いバルブの第1弁部材を駆動制御して油
    圧倣い作用により後輪を操舵する前後輪操舵車の後輪操
    舵装置において、前記ピンの先端面に同ピンの軸線に対
    して偏心しかつ前記レバーを前記支点にて回転可能に支
    持する突起部を設けるとともに、前記ピンの中間部外周
    面両側にそれぞれ張り出した一対の張出部を設け、一対
    のねじを先端にて前記両張出部にそれぞれ当接するよう
    に前記ハウジングに螺着したことを特徴とする前後輪操
    舵車の後輪操舵装置。
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